JPH09315690A - 巻取ロール - Google Patents

巻取ロール

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Publication number
JPH09315690A
JPH09315690A JP12972296A JP12972296A JPH09315690A JP H09315690 A JPH09315690 A JP H09315690A JP 12972296 A JP12972296 A JP 12972296A JP 12972296 A JP12972296 A JP 12972296A JP H09315690 A JPH09315690 A JP H09315690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transfer film
bobbin
lead
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP12972296A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ishii
徹 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP12972296A priority Critical patent/JPH09315690A/ja
Publication of JPH09315690A publication Critical patent/JPH09315690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給側に使用される巻取ロールであって、ボ
ビンを使用しない転写フィルムの巻取ロールを提供す
る。 【解決手段】 転写フィルム3の先端に連結した厚手の
リードフィルム1により筒状体2を形成し、この筒状体
2に転写フィルムを巻き取る。供給側のボビンが不要と
なり、コストダウンを図れるとともに転写フィルムの使
用後における廃棄物の量を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱溶融転写や感
熱昇華転写などの感熱転写プリンターにおいて使用され
る帯状の転写フィルムを巻き取った巻取ロールに関する
ものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、感熱転写プリ
ンターで使用される転写フィルム(インクを塗布したフ
ィルム)は、供給側と巻取側の一対のボビンに巻かれた
状態で供給されている。また、取扱いを簡便にするた
め、転写フィルムを巻き取った一対のボビンをケースに
収納したカセットの形態としても供給されている。この
ように、転写フィルムをプリンターに供給するには、必
ず一対のボビンを必要とするが、このボビンは転写フィ
ルムの使用後に廃棄するものであるため、できればボビ
ンを使用しないことが望ましい。
【0003】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは供給側に使用さ
れる巻取ロールであって、ボビンを使用しない転写フィ
ルムの巻取ロールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の巻取ロールは、転写フィルムの先端に連結
した厚手のリードフィルムにより筒状体を形成し、この
筒状体に転写フィルムを巻き取ってなることを要旨とし
ている。そして、転写フィルムを巻き取るためとボビン
として機能させるために、リードフィルムの両サイド近
辺に長孔形状のピンホールを連続して設けておくように
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0006】図1は本発明に係る巻取ロールの一例を示
す斜視図であり、プラスチックフィルムからなるリード
フィルム1を巻き取って筒状体2としたボビンに転写フ
ィルム3が巻かれて巻取ロールが形成されている。4は
リードフィルム1を貫通する長孔形状のピンホールであ
り、巻取ロールはこのピンホール4を利用して図2に示
す状態で巻き取られて作製される。
【0007】図2において3は公知の転写フィルムで、
ポリエステルフィルムのようなプラスチックフィルムの
基材上に染料と樹脂からなる染料インク層が形成されて
いる昇華転写型転写フィルム、或いは顔料と樹脂からな
る熱溶融インク層が形成されている感熱転写フィルムで
あり、カラー用途のものはYMCの色毎のインク領域が
連続的に繰り返して基材上に設けられている。
【0008】1はこの転写フィルム3の先端に貼り付け
られた厚手のポリエステルフィルム等のプラスチックフ
ィルムからなるリードフィルムで、その厚さは転写フィ
ルム3の基材のフィルムの3〜10μmに比べ、巻き取
られてボビンとして機能するために強度を考慮して20
〜200μm程度と厚手のものが用いられている。リー
ドフィルム1と転写フィルム3とは両面粘着テープによ
り貼り付けられており、その貼付け位置は転写フィルム
3の捩れ等を考慮し、ほぼ転写フィルム3の巾に沿って
なされるのが好ましい。
【0009】リードフィルム1の巾は転写フィルム3の
巾より広く、その両サイド近辺にはリードフィルム1を
貫通する長孔形状のピンホール4が巻き取り方向に連続
的に設けられている。そして、図示のように転写フィル
ム巻取装置に対向配置された巻取ギア5のピン6にリー
ドフィルム1のピンホール4を引っかけ、この状態で巻
取ギア5を回転させることにより、まずリードフィルム
1が巻かれて筒状体2が形成され、この筒状体2をボビ
ンとしてその周囲に転写フィルム3が巻き取られる。
【0010】なお、筒状体2はリードフィルム1を1周
巻いたものでよいが、2〜3周巻いて形成するのが強度
の面から好ましく、そのためにリードフィルム1の長さ
は筒状体2の大きさと巻き取り回数を考慮して調整され
る。このように転写フィルム3を巻き取って巻取ロール
を作製した後、できた巻取ロールを巻取ギア5から外す
必要があるため、巻取ギア5のピン6は例えば図3に示
すようなメカニズムで外周面から出入り可能にしてあ
る。
【0011】こうして作製された巻取ロールは、プリン
ター内の駆動部やカセットにおいて通常の転写フィルム
供給用ボビンとして使用される。すなわち、転写フィル
ムの自由端をカセット内の巻取用ボビンに接着し、カセ
ットをプリンターに装着して印字動作が行われる。そし
て、転写フィルムの最後の部分が巻取用ボビンに巻き取
られると、供給用ボビンとして機能していたリードフィ
ルム1の筒状体2はその巻取が解けて、カセットの巻取
用ボビンに巻き取られる。なお、プリンターの駆動部
は、筒状体2に形成されているピンホール4を利用した
図3のようなギアを持つ駆動装置によることができる。
【0012】なお、リードフィルム1はその剛性が転写
フィルム3のそれよりも高いため、カセットの巻取用ボ
ビンに巻き取られることにより感熱ヘッドを損傷する恐
れがあるが、そのような場合は、リードフィルム1はそ
の筒状体2の巻取が解けた状態で、ギアを持つ駆動装置
から離れず、且つ巻取が解けたリードフィルム1が感熱
ヘッドに達しない長さに予め設定しておく必要がある。
【0013】本発明の応用として、上記のリードフィル
ム1を通常の供給用ボビンに巻き取られている転写フィ
ルムの自由端に貼りつける形態がある。このリードフィ
ルム1が貼り付けられた供給用ボビンをプリンターに装
着し、図2に示すようなピンホール4と係合するギアを
持つ駆動部にリードフィルム1のピンホール4を係合さ
せて転写フィルムを巻き取ることができる。この応用例
では、通常の巻取用ボビンが不要となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の巻取ロー
ルは、転写フィルムの先端に連結した厚手のリードフィ
ルムにより筒状体を形成し、この筒状体に転写フィルム
を巻き取ることで構成されているので、供給側のボビン
が不要となり、コストダウンを図れるとともに転写フィ
ルムの使用後における廃棄物の量を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取ロールの一例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す巻取ロールの巻取開始状態を示す斜
視図である。
【図3】巻取ギアのメカニズムを示す説明図である。
【符号の説明】
1 リードフィルム 2 筒状体 3 転写フィルム 4 ピンホール 5 巻取ギア 6 ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写フィルムの先端に連結した厚手のリ
    ードフィルムにより筒状体を形成し、この筒状体に転写
    フィルムを巻き取ってなることを特徴とする巻取ロー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記リードフィルムの両サイド近辺に長
    孔形状のピンホールを連続して設けた請求項1に記載の
    巻取ロール。
JP12972296A 1996-05-24 1996-05-24 巻取ロール Pending JPH09315690A (ja)

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JP12972296A JPH09315690A (ja) 1996-05-24 1996-05-24 巻取ロール

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JPH09315690A true JPH09315690A (ja) 1997-12-09

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JP (1) JPH09315690A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8540181B2 (en) 2009-06-24 2013-09-24 Elsner Engineering Works, Inc. Foil roll with wound stiffening core, apparatus for winding the roll and method
JP2021024116A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 サトーホールディングス株式会社 インクリボン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8540181B2 (en) 2009-06-24 2013-09-24 Elsner Engineering Works, Inc. Foil roll with wound stiffening core, apparatus for winding the roll and method
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