JPH09315656A - シート材処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート材処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH09315656A
JPH09315656A JP8139336A JP13933696A JPH09315656A JP H09315656 A JPH09315656 A JP H09315656A JP 8139336 A JP8139336 A JP 8139336A JP 13933696 A JP13933696 A JP 13933696A JP H09315656 A JPH09315656 A JP H09315656A
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JP
Japan
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sheet material
bundle
sheet
stacking
stacking means
Prior art date
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JP8139336A
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English (en)
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Wataru Kawada
渡 川田
Masaaki Sato
正昭 佐藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタックトレイ上に収容されたシート材束
を、取り出し易くしたシート材処理装置を実現する。 【解決手段】 搬送グリッパ12により搬送されるシー
ト材束をスタックトレイ116に重ねて収容し、スタッ
クトレイに対するシート材搬送方向とは異なる移送方向
にシート材束を引き出す。スタックトレイの所定位置
に、移送方向と略平行の凹部又は凸部からなるガイド部
116bを設ける。これにより、シート材束を綴じ針で
綴じた場合であっても、綴じ針がスタックトレイに引っ
かかることがなく、シート材束を容易に取り出すことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材処理装置
に係り、詳細には、例えば、シート材出力装置としての
画像形成装置から1枚ずつ順次排出されるシート材を、
複数の積載手段に分配した後、綴じ止め等の後処理を選
択的に行なって、スタック手段にスタックするシート材
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置で画像形成して出力される
シート材を処理する装置として、出力されるシート材を
複数の積載手段に分類した後、積載手段のシート材束を
必要に応じて綴じ手段により綴じ処理し、このシート材
束をシート材搬送手段としての搬送グリッパによりスタ
ック手段に重ねて収納するものが案出されている。
【0003】このシート材処理装置において、スタッカ
内のスタックトレイの表面には、収容されるシート材束
のズレを防止しながらガイドする複数のリブが設けられ
ており、このリブはシート束搬送方向に沿う方向のみ設
けられていた。
【0004】また、シート材をスタックトレイ上で搬送
する搬送グリッパの移送量は、シート材束の長さに係ら
ず一定量であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシート材処理装置では、スタックトレイの表面のリブ
は、シート束搬送方向に沿う方向のみ設けられていたた
め、スタックトレイから束を取り出す方向が、例えば、
シート束搬送方向に対して直角方向であるとき、シート
材束が綴じ止め(ステイプル)されている場合には、綴
じ針足がリブに引っかかって、シート材束をスタックト
レイから取り出しにくい虞れがあった。
【0006】また、前記シート材処理装置では、搬送グ
リッパの移動量がシートサイズの長さにかかわらず、シ
ートサイズに対して一定の量であることにより、搬送グ
リッパに挟持されていないシート材束端部が、スタック
トレイ上に落下してもなお動くため、既積載のシート材
束をひきずりズラす欠点があった。
【0007】また、搬送グリッパの移動距離が長いと、
機械全体の横幅が大きくなり、かつ、搬送グリッパは何
回も往復するため、移動距離が長い分だけ動作時間が増
すという欠点があった。
【0008】本発明の目的は、スタック手段上に収容さ
れたシート材束を取り出し易くしたシート材処理装置を
提供することである。
【0009】また、本発明の別の目的は、スタック手段
上へのシート材束の積載性を向上させ、かつ、シート材
搬送手段の移動量を少なくして、装置の小型化及びシー
ト材束収容性の向上を図ったシート材処理装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述事情に鑑み
なされたものであって、本発明の主な解決手段を示す
と、請求項1に係る発明は、シート材又はシート材束を
重ねて収容可能なスタック手段と、該スタック手段に対
してシート材又はシート材束を搬送して搬入させるシー
ト材搬送手段と、を有し、該シート材搬送手段のシート
材搬送方向とは異なる向きにシート材又はシート材束を
移送して取り出し可能にしたシート材処理装置におい
て、前記スタック手段の所定位置に、シート材移送方向
と略平行に少なくとも1つの凹部又は凸部からなるガイ
ド部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る発明は、前記スタック手段
の所定位置に、シート材搬送方向と略平行に少なくとも
1つの凹部又は凸部からなるガイド部を設けたことを特
徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、シート材を綴じ止
めする綴じ手段と、シート材束を重ねて収容可能なスタ
ック手段と、前記綴じ手段により綴じ止めされたシート
材束を前記スタック手段へ搬送するシート材搬送手段
と、を有し、該シート材搬送手段のシート材搬送方向と
は異なる向きにスタック手段上のシート材束を移送して
取り出し可能にしたシート材処理装置において、前記ス
タック手段の所定位置に、シート材移送方向と略平行に
少なくとも1つの凹部又は凸部からなるガイド部を設け
たことを特徴とする。
【0013】請求項4に係る発明は、前記ガイド部の前
記スタック手段上の位置は、前記スタック手段上のシー
ト材束の綴じ針の位置近傍であることを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明は、前記スタック手段
の所定位置に、シート材搬送方向と略平行に少なくとも
1つの凹部又は凸部からなるガイド部を設けたことを特
徴とする。
【0015】請求項6に係る発明は、前記ガイド部の凹
部の深さ及び幅ならびに凸部の高さは、前記綴じ針の太
さよりも大であることを特徴とする。
【0016】請求項7に係る発明は、排出されるシート
材を積載可能な積載手段と、該積載手段上のシート材束
を搬送するシート材搬送手段と、該シート材搬送手段に
より搬送されるシート材束を重ねて収容可能なスタック
手段と、を有するシート材処理装置において、前記シー
ト材束の長さに応じて、前記スタック手段上における前
記シート材搬送手段によるシート材束の移送量を制御す
る制御手段を有することを特徴とする。
【0017】請求項8に係る発明は、前記シート材搬送
手段は、シート材束のシート材搬送方向の下流端を保持
し前記スタック手段のシート材面に対し所定の高さでシ
ート材束を搬送可能であり、かつ、前記シート材搬送手
段は、前記スタック手段上のシート材束のシート材搬送
方向の下流端部よりも、シート材束長さに応じた所定距
離だけ上流側のリリース位置において前記シート材束を
リリースすることを特徴とする。
【0018】請求項9に係る発明は、前記シート材搬送
手段は、シート材束のシート材搬送方向の上流端を挟持
するグリッパであることを特徴とする。
【0019】[作用]以上構成に基づき、シート材又は
シート材束をスタック手段は、シート材搬送手段により
搬送されて、スタック手段上に収容される。この収容さ
れたシート材又はシート材束を、スタック手段から移送
方向に引き出す場合、スタック手段には移送方向と略平
行のガイド部を設けたことで、シート材又はシート材束
は、上記ガイド部にガイドされて容易に移送方向に取り
出すことができる。
【0020】また、スタック手段へ搬送されるシート材
束が、綴じ手段により綴じ止めされている場合には、綴
じ針がガイド部に沿って、例えば、ガイド部を構成する
リブ間に沿って移送方向に取り出されることで、綴じ針
がスタック手段に設けられたガイド部に引っかかった
り、あるいは、スタック手段に引っかかったりすること
なく、綴じ止めしたシート材束をスタック手段から取り
出すことができる。
【0021】また、積載手段上のシート材束をシート材
搬送手段によりスタック手段へ搬送して収容する場合、
シート材束の長さに応じて、スタック手段におけるシー
ト材搬送手段の移動量を制御することで、シート材束が
既積載のシート材束をズラすことがなくて、シート材束
をスタック手段に適正に収容でき、シート材束の積載性
を向上させることができる。
【0022】また、シート材搬送手段は、スタック手段
上の既積載のシート材束の下流端部に対して、所定距離
だけ上流側にあるリリース位置で、シート材束をリリー
スして落下させており、このリリース位置をシート材束
の長さに応じて制御し、例えば、長いシート材束のリリ
ース位置を、短いシート材束のリリース位置よりも上流
側に位置するように制御することで、シート材束が既積
載のシート材束をズラすことがなくて、シート材束をス
タック手段に適正に収容することができる。
【0023】そして、長いシート材束のリリース位置
が、シート材搬送方向の上流側に位置することでシート
材搬送手段の移動量が小さくなって、シート材搬送方向
と同一方向である装置本体の横幅が小型化でき、また、
シート材搬送手段の往復動の距離が短縮することで、シ
ート材処理装置のシート材束の収容性、すなわち、シー
ト材処理装置にシート材束を出力するシート出力装置の
出力効率を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施の形態〉図1は、電子写真複写機(画像形
成装置)200を示したものである。
【0025】電子写真複写機200は、シート材出力装
置としての複写機本体201と、複写接本体上部に配設
された原稿自動送り装置202と複写機本体201のシ
ートSを排出する側に配設されたシート材処理装置20
3とから構成されている。またシート材処理装置203
は折り装置204とステイプル/スタック装置205と
からなる。
【0026】原稿自動送り装置202の原稿載置台20
6に載置された原稿207は下側から順に分離されて、
複写機本体201のプラテンガラス208上にパス20
9を経て給送され、複写機本体201の光学系210に
読み取られ読みとり終了後プラテンガラス207からパ
ス211を経て原稿載置台205上の最上面に排出され
る。シートSはデッキ212から給紙されて画像形成部
213で画像形成され、定着部214により定着され
て、一般には折り装置204を素通りしてステイプル/
スタック装置205のシート搬入口215に搬送される
ようになっている。
【0027】ここで、本機たる複写機200の作像プロ
セスは公知に属するものであるからここでの説明は行な
わない。ステイプル/スタック装置205は、図1,図
2に示すように、上下に2分割されたビンモジュールB
1、B2を有し、各ビンモジュールは、複数のビンB1
1〜B1n、B21〜B2n(図ではn=6)で構成さ
れている。各ビンモジュールは独立してビン間隔、ビン
位置を変化させて、各ビンをシート受け入れ位置やシー
ト束排出位置に移動させることができる。
【0028】シート搬入口215では上方向への第1搬
送パス1と下方向への第2搬送パス2を切り換える図示
せぬソレノイドSL3で駆動される。デフレクタ3によ
りシートの進行方向が決定される。更に第1搬送パス1
は図示せぬソレノイドSL4で駆動されるデフレクタ4
により、ノンソートトレイ5への搬出パス6と上モジュ
ールB1ヘパス7に分岐する。一方、第2搬送パス2は
そのまま下モジュールB2へのパスとなる。したがっ
て、各ローラ対8a〜8pに関して、ノンソートトレイ
ヘは8a、8b、8c、上モジュールヘは8a、8b、
8d〜8g、下モジュールヘは8a、8h〜8pの各ロ
ーラ対によって搬送される。また、ステイプル/スタッ
カ装置105は、上モジュールヘのパスを下モジュール
ヘのパスにはさまれた空間にグリップ/ステイプルユニ
ット9を有し、各ビン上の束を先出しグリッパ10によ
り図1、図2の右方向に搬送し、ステイプラ(綴じ手
段)11で選択的にステイプルした後、束先端を搬送グ
リッパ(シート材搬送手段)12で挟持してさらに右方
向へ搬送する。同様に、上モジュールヘのパスと下モジ
ュールヘのパスとにはさまれた空間において、グリップ
/ステイプルユニット9の下方にはスタックユニット1
3が待機し、搬送グリッパ12で搬送した束を収納す
る。
【0029】また、ステイプラ11の右端部とスタック
ユニット13の左端部は、図2に示すように、左右方向
でほぼオーバーラップしている(図2の幅115の領
域)。
【0030】上モジュールのビンB11〜B16にシー
ト束が満たされた後で、図1、図2の破線で示す位置
に、グリップ/ステイプルユニット9を移動させてビン
からシート束をとり出している間に、下モジュールのビ
ンB21〜B26にシートを搬送し、ビンB11〜B1
6から束取り出し終了後、又、下モジユールビンB21
〜B26への搬送終了後、今度は図1、図2の実線の位
置で下モジュールからの束取り出しを行なう。この動作
を操り返すことで、スタックユニットが満載になるまで
迎続してコピーを継続できる。
【0031】以上、概略構成を示したが、以下各部の詳
細な構成について説明する。
【0032】なお、折り装置204に関しては、特開昭
61−232372号公報、特開昭62−59002号
公報等で開示されている折り装置と同様であるので特に
説明は行なわない。
【0033】グリップ/ステイプルユニット9について
説明する(図3、図4)図3は上視図、図4は正面図で
ある。
【0034】全体構成は、ユニット前側板50、ユニッ
ト後側板51間にガイドステイ52、53、右ステイ5
4を渡した枠体であり、奥側左右に2ケずつ計4ケの昇
降コロ55がカシメられている。下側のガイドステイ5
3の奥側には、シート束搬送時にガイドする部材53a
が取りつけられている。4つのコロは本体側に固定され
た2本のレール内にガイドされ、レール56に一体に切
られたラックと、枠体横方向に貫通した軸57の両端に
設けられたピニオンギア58とがかみ合い、ギアに昇降
モータM4からの駆動を伝達されて、枠体全体が上下に
昇降可能となっている。
【0035】枠体内には、3つの移動体が配設されてい
る。先出しグリッパ10は、図3の矢印D方向に移動可
能に構成されており、ビン上のシート束Sの手前基準側
の右端近傍をグリップしてシート束を右方に引き出す。
先出グリッバ10の右端からシート束Sの先端までの距
離14は、引き出し完了時のステイプラ11の左端から
シート束S先端までの距離15より長く設定されてい
る。ステイプラ11は、図の矢印E方向に移動可能でシ
ート幅とオーバーラップしない手前や奥の退避位置や、
シート束の先端部の任意の位置に移動できる。
【0036】搬送グリッパ12は、図3の矢印F方向に
移動可能であると共に、その前後側板59、60全体を
含めて、図の矢印G方向にも移動可能に構成されてい
る。矢印F方向で、シート束のサイズに応じてシート幅
の略中央位置をグリップし、矢印G方向に搬送してビン
上から完全にシート束を引き出して、後述するスタッカ
に搬送する。矢印F方向の移動は、上述した様にサイズ
に対応して移動する他に、スタッカ上での仕分けの目的
でも用いられる。すなわち、スタッカヘの束搬送時、矢
印G方向の搬送量はシート束サイズによるが、F方向へ
の搬送量を変化させることで、同サイズのシート束の仕
分けを行なったり、異なるジョブ間の仕分けを行なった
りすることができる。搬送グリッパ12の奥行き寸法1
6は、ステイプラ11がシー卜束Sに対し動作している
位置においてもシート束Sの先端が挟持できるような寸
法に設定されている。
【0037】以下、グリップ/ステイプルユニット9内
の各移動体10、11、12について詳細に説明する。
【0038】まず、束を挟持するグリップ部について説
明するが、これは先出しグリッパ10及び搬送グリッバ
12に共通の構成である(図5)。
【0039】側板62、62に3本の軸63、64、6
5が支持されている。軸65には上グリッパ66と下グ
リッパ67が配設されており、軸63に固設された下グ
リッパカム68と軸64に固設された上グリッパカム6
9の矢印方向の回動により、それぞれ矢印H、矢印I方
向の揺動を繰り返す(実線と破線図)。又、ばね部材7
0は下グリッパ67のカム部67aを下グリッパカム6
8に付勢し、ばね部材下1は上グリッパ66のカム部6
6aを上グリッパカム69に付勢し、上グリッパと下グ
リッパの当接圧が略一定になる様に制御している。上記
上/下のグリッパのカムは不図示のモータM5(先出し
グリッパ挟持)、M6(搬送グリッパ挟持)にて駆動さ
れる。
【0040】なお、先出しグリッパ10と搬送グリッパ
12は、上述した様に基本構成は同様であるが、挟持圧
やグリッパの幅、最大開口量等の条件はそれぞれの使用
条件に合わせて最適に設定して構わない。例えば、本実
施例の場合、先出しグリッパは、スベース上、巾を小さ
く押えるが基準側のみ挟持する為、束ズレ防止の為に挟
持圧を高めに設定したり、開口量もビン間に進入すべく
押え気味にする。一方、搬送グリッパ12はシート束セ
ンタを挟持可能なので圧を低めに設定する等が可能であ
る。その他、シートのカール量、坪量、折りの有無、枚
数等によって一般的に設定することも可能である。
【0041】次に、先出しリッパ10の駆動構成につい
で述べる(図6,図7)。図は上視図、図7は正面図で
ある。
【0042】先出しグリッパに手前側面には、溝つきの
コロ72がカシメられており、グリップ/ステイプルユ
ニットのユニット前側板50に設けられた長穴50aに
係合している。長穴50aはステイプラに近い図7の右
方は略水平にあけられているが、ビンに近い図7の左方
はビンの傾斜に合わせた角度をもった長穴になってい
る。2つのコロの軸の先端部は、結合板金73でつなが
れており、板金には、ピン部材74が取りついている。
一方、ユニット前側板50の手前側には、先出しモータ
M7が取りつけられており、駆動軸先端には揺動アーム
76が固着されている。揺動アームの他端は長穴76a
が形成されており、長穴に上記ビン部材74の先端部が
係合する。先出しモータM7の駆動により、揺動アーム
76が図6、図7の実線位位置、2点鎖線位置間を往復
動する。これにより、先出しグリッパ10は、ユニット
前側板50の長穴に沿って傾斜位置でシート束をつか
み、水平位置まで搬送し、水平位置でシート束を離し
て、再び傾斜位置に戻る動きを行なう。
【0043】次に、搬送グリッパl2の駆動構成を説明
する(図8、図9)。図8は上視図、図9は正断面図で
ある。
【0044】まず、図8、9の左右方向、シート束搬送
方向の駆動について説明する。
【0045】搬送グリッパ12は、その下方にて2本の
軸77、78に支持されている。軸の一方77はボール
ねじで構成され、もう一方78は通常の軸で構成されて
いる。軸77の両端は、前後側板間(前側板は省略、後
側板60)に回転可能に軸受支持され、軸78の両端は
完全に固定されている。各側板には、ガイドコロ79が
シメられており、コロ79はユニット側板51にあけら
れた長穴51aに沿って左右方向に動ける。搬送グリッ
パ左右移動モータM8は、ユニット側板51にとりつけ
られており、モータプーリ80、ベルト81、プーリ8
2を介して貫通軸83に駆動を伝達する。貫通軸83上
には、駆動用プーリ84が手前、奥1ヶずつとりつけら
れ、それぞれ対向する従動プーリ85との間にベルト8
06がかけられている。ベルト806の一部分を規制部
材87で後側板60上に固着することにより、モータM
8の駆動が搬送グリッパ12に伝わり、左右方向の移動
が可能となる。
【0046】次に、図8の上下方向、シート束搬送と直
交する方向の駆動について説明する。
【0047】後側板60上に、搬送グリッパ前後進モー
タM9が基台88を介してとりつけられている。モータ
プーリ89、ベルト90、プーリ91を介してモータM
9の駆動がボールねじ軸77に伝達される。搬送グリッ
パ12のボールねじ軸77と係合している部分にも同様
のねじが切られているため、ボールねじ軸が回転するこ
とで、搬送グリッパ12は前後進可能となる。
【0048】搬送グリッパ12の位置は、ホームポジシ
ョン検知及びモータの回転量を検知することで決定され
る。左右方向は、規制部材87の上方の突起87aを、
ホームポジションセンサS7で検知し、モータM8のエ
ンコーダ92を読み取るセンサS8で移動量を検知し
て、後述の位置で停止させる。
【0049】一方、前後進も、ホームポジションセンサ
S9で搬送グリッパの一部を検知し、モータM9のエン
コーダ93を読み取るセンサSl0で移動量を検知し
て、所定の位置で停止させる。
【0050】次に、ステイプラ11の前後進の駆動につ
いて説明する(図10、図11)。図10は左視図、図
11は上視図である。
【0051】図10において、ステイプラ11は基台9
4上に固定されている。基台94の上方には、スライダ
ー95が取り付けられている。スライダー95には2本
の軸を通す為の軸受部が4ケ所に設けられており、軸9
6、97の2本の軸をユニット前後側板50、51間に
固定することにより、ステイプラ11を2軸で吊り下げ
支持する。ユニット後側板51側には、モータ基台98
をとりつけ、ステイプラ前後進モータMl0が固定して
ある。モータギア99、モータプーリ100、従動プー
リ101及び両プーリ間に渡されたベルト102により
駆動が伝達され、規制部材103によってベルト102
をスライダ95に固着し、ベルトの駆助をステイプラ1
1のユニットに伝える。これにより、ステイプルユニッ
トは図22の矢印J方向に移動可能となる。ステイプラ
11は、手前側の退避位置11a、奥側の退避位置11
bの間なら任意の位置に停止可能である。位置設定は、
手前の位置センサS11又は奥の位置センサS12によ
る検知から、モータM10のエンコーダ104をセンサ
S13で読み取ることにより決定される。
【0052】次に、スタックユニット13の構成につい
て説明する(図12、図13、図14)。図12は上視
図、図13はスタックフレーム部の正面図、図14は左
視図である。
【0053】まず、図12において、スタックユニット
13の外枠となるスタックフレーム105は4つの部分
から構成されている。まず、後側板105a、次に左側
板105b、右側板105c、底板105dである。こ
の外枠の左右の側板105b、105cの奥側外面には
昇降コロ106がそれぞれ2ヶずつ、計4ヶとりつけら
れており、本体に固定されたレール107にガイドされ
ている。なお、このレール107は、図で示したグリッ
プ/ステイプルユニット9のレール56と同一部材で共
存化してもかまわない。
【0054】図12、図14において、左右側板105
b、105cの奥側の曲げ部には、固定板によりチェー
ン109が固定されており、左右のチエーン109はそ
れぞれ上下のスプロケット110、111間に渡されて
いる。下のスプロケットは、貫通軸112でつながって
おり、本体側に固定されたスタックフレーム昇降モータ
M11の駆動を、ギア113、114で貫通軸112に
伝達して、フレームを昇降させる。フレームの停止位置
としては、通常は、図2に示したグリップ/ステイプル
ユニット9の2つの停止位置(上方の破線部と下方の実
線部)に対応した2つの停止位置の他に、後述するスタ
ッカトレイ引き出し位置及びスタッカ制限枚数変更時
等、複数ヶ所に設定されている。通常、ホームポジショ
ンは、上モジュールに対応した位置になっている。図1
2に戻り、モータM11のエンコーダ115をセンサS
14で読み取ることで、上記フレーム105は、上記様
々なる設定位置に停止可能となる。
【0055】スタッカフレームの左側板l05bには、
スタックトレイ116上のシート束の基準壁となるスタ
ッカ基準壁117が昇降可能に支持されている他、スタ
ックトレイ116上のシート束を上方から押圧する押え
部材118も支持されている。
【0056】スタッカ基準壁117は、通常は下方に位
置しており、スタッカ制限枚数の変更時に上方に移動し
て対応する。
【0057】昇降の構成は、図12に示すように、基準
壁側に奥と手前に2ヶずつ計4ヶのコロ119を設け、
スタッカフレーム左側板l05bに固定されたレール1
20、121にガイドされて上下動可能になっている。
図示せぬ昇降用モータM12で駆動をかける。また、図
12、図13に示すように、基準壁117にはガイドコ
ロ117aが回転自在に支持されており、シート束の後
端が基準壁117の上部傾斜面117bに残らないよう
になっている。
【0058】更に、基準壁上端部には近接防止センサS
16がとりつけられており、スタックユニットと上方の
グリッパ/ステイプルユニット9との距離を検知して、
一定の距離以下に接近した時は、互いの近接方向の駆動
を停止する御御を行ない干渉防止している。また、基準
壁の側面部にはスタック高さ検知センサS17がとりつ
けられており、S17でスタック最上紙を検知して、ス
タックトレイ116の高さ等を制御している。
【0059】次に、スタックトレイ116について説明
する(図12、図15、図16、図17)。図15はス
タックトレイ部正面図、図16はスタックユニットの束
着地の正面図である。
【0060】スタックトレイ116は、上述したスタッ
クフレーム105の内部において、スタック上面を常に
保つように、徐々に下降制御を行なっている。
【0061】図12、図15において、128はレール
で、スタックフレーム105の両側板に固定されてい
る。スタックトレイ116は、スタックトレイ基台12
9に対して、アキュライド130で手前方向引き出し可
能に構成されている。スタックトレイ基台129の両端
面には、コの字形のコロ受板131がとりつき、それぞ
れコロ132が2ヶずつカシメられて、レール128で
ガイドされている。レール128の一端部には、上下方
向にラックが形成され、基台129を横方向に貫通した
軸133の両端にとりつけられたピニオンギア134と
かみ合っている。スタックトレイ昇降モータM13は、
モータ基台135によってスタックトレイ基台129に
取りつけられ、ギア136、137によって貫通軸13
3に駆動が入力される。モータM13の他端には、エン
コーダ138がとりつけられセンサS15で読み取るこ
とで、スタックトレイ116の降下量を制御している。
【0062】図12、図16において、スタックトレイ
116には、シート材束搬送方向と略平行のリブ116
aと、シート材束取り出し方向(移送方向)と略平行の
リブ116bとが設けられている。
【0063】搬送グリッパ12により束リリース位置ま
で移動されたシート材束は、図16のようにたわんで、
グリッパ12で挟持されていない端(上流端)が、スタ
ックトレイ116上に着地する。
【0064】この際、シート材束の上流端がスタックト
レイ116表面と接する範囲には、グリッパ12がシー
ト材束をリリースするとき、シート材束が基準壁117
側にすべり移動するために、スタックトレイ116の束
との摩擦抵抗を減らすため、上記スタックトレイリブ1
16aが必要になる。
【0065】また、スタックトレイ116上に収容され
た後のシート材束を取り出すには、シート材搬送方向と
は異なる方向、本実施の形態では直交する手前側(図1
6参照)に、シート材束を引き出すことになる。
【0066】この時、ステイプルの処理をシート材束に
していると、前記リブ116aにステイプル針151が
ひっかかる。このステイプル針151に対応するスタッ
クトレイ116の領域(スタックトレイのシート搬送方
向下流側)に、スタックトレイリブ116aをなくした
としても、ステイプル針151の足がスタックトレイ面
にひきずり傷をつけてしまうため、ステイプル針151
に対応するスタックトレイ116の領域には、取り出し
方向にスタックトレイリブ116bが設けられている。
【0067】スタックトレイリブ116bは、ステイプ
ル針151足よりe=5mmだけ束搬送方向上流にし、か
つ、各紙シート材サイズにあわせて配置してある。ま
た、リブ116bの高さは、ステイプル針太さより大き
い1mmである。
【0068】本実施の形態においては、スタックトレイ
上に凸形状のリブを用いたが、凹形状の溝でも上記効果
と同様の効果が得られることは明らかで、その際の溝の
深さ幅は、ステイプル針の太さ以上は必要である。
【0069】次に、搬送グリッパの束リリース位置を、
シートサイズにより説明する(図16参照)。
【0070】グリップ/ステイプルユニット9とスタッ
クユニット13は、センサS101によって上・下モジ
ュールのどちらに位置しても、常に一定の距離が保てる
ようになっている。また、この両者はステイプル/スタ
ックユニット205(図1参照)内で上・下方向に自由
に移動可能である。
【0071】複写機本体201より排出されたシート材
は、ビンモジュールB内に積載された後、さらにスタッ
クユニット13にスタックされるために、先出しグリッ
パ10がビン上の束を移動してシート材束をグリップす
る。次に、ビン端部のビン立ちを開き、搬送グリッパ1
2との受け渡し位置までシート材束を搬送する。
【0072】この際、ステイプルの指示が出ているな
ら、ステイプラ11がシート材束を綴じる。その後、搬
送グリッパ12が先出しグリッパ10との受け渡し位置
まで移動し、シート材束をグリップする。搬送グリッパ
12がシート材束をグリップすると、先出しグリッパ1
0はグリップを解除する。
【0073】シート材束Sをグリップした搬送グリッパ
12は、スタックユニット13の基準壁17を基準に、
グリップしたシート材束Sの右端部が、グリップした束
Sの紙サイズaより長さb分短い位置で止まるように制
御手段300により制御されている。すなわち、搬送グ
リッパ12は、スタックトレイ116上に既積載のシー
ト材束の下流端部からbのリリース位置で、グリップし
たシート材束をリリースする。
【0074】この長さbについて説明する。
【0075】まず、スタックトレイ116上に積載され
たシート束上面は、グリップ/ステイプルユニット9に
取り付いている紙面検知センサS100により常に一定
になっている。これにより、搬送グリッパ12からの束
の落下高さはCとなる。
【0076】この高さCにより、搬送グリッパ12がシ
ート材束をつかみ代dで挟持すると、シート材束は必ず
図16に示すようにうねる。
【0077】すなわちbは、搬送グリッパ12の束リリ
ース位置がその束の紙サイズより基準壁側で離すにもか
かわらず、シート材束左端が基準壁117に残ったりも
たれかかったりしないような量であり、これには、シー
ト材束の剛度と搬送グリッパ12の移動速度も関係して
くる。
【0078】本実施の形態においては、高さCが63m
m、搬送グリッパ12の移動速度が600mm/s、紙長
aが359mm以下においては、b=5mm、紙長aが35
9mmを越すと、b=10mmにしている。すなわち、シー
ト材束の長さは、ある所定の長さ359mmで区切られて
いる。
【0079】これは、紙長aが長くなると、シート材の
うねり大きくなり、束リリース位置も、より左側(シー
ト材搬送方向の上流側)に、すなわちbを大きく設定で
きるようになるためであり、これにより、搬送グリッパ
12の移動量が減少して、装置幅を小さくでき、搬送グ
リッパ12を有する搬送ユニットの往復にかかる時間を
短縮できる。
【0080】また、ここで、紙サイズaの区切りを35
9mmにした理由は、本実施の形態では、スタックユニッ
ト13には最大でB4(紙長364mm)であって、B4
の時の束リリース位置は、b=10mmであり、基準壁1
17からの距離で354mmになり、束リリース位置が前
記354mmを越さないようにしたための値である。
【0081】また、シート束Sの左端がスタックトレイ
上の既積載束上に落ちた後、必要以上に搬送グリッパ1
2が移動しないため、既積載束の最上紙をズラすことに
よる積載不良も、先端ストッパ150の壁の効果と重な
り低減させることができる。
【0082】この先端ストッパ150は、1束目が積載
される前に、スタッカの右端のホームポジションから左
側に移動するものであり、基準壁117からシート長よ
り若干(α)、幅広くなるような位置である。ここで
は、シート長より3mm分広げている。
【0083】なお、本実施の形態においては、スタッカ
13はビンBと並列に位置しているが、ビンの正面側も
しくは奥側に配置されていて、ビンからスタッカ13の
方向に、シート束をグリッパもしくは押し部材等で移送
する構成でも、本発明が同様に適用可能であることは勿
論である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スタック手段へシート又はシート束を搬送するシート搬
送方向と異なる移送方向にシート材又はシート材束を引
き出す場合、スタック手段には、移送方向と略平行のガ
イド部を設けてあるので、シート材又はシート材束を、
上記ガイド部によりガイドして容易に移送方向に取り出
すことができる。
【0085】また、スタック手段へ搬送されるシート材
束が、綴じ手段により綴じ止めされている場合には、綴
じ針がガイド部に沿って、例えば、ガイド部を構成する
リブ間に沿って移送方向に取り出されることで、綴じ針
がスタック手段を引っかったりすることなく、綴じ止め
したシート材束をスタック手段から取り出すことができ
る。
【0086】また、積載手段上のシート材束をシート材
搬送手段によりスタック手段へ搬送して収容する場合、
シート材束の長さに応じて、スタック手段におけるシー
ト材搬送手段の移動量を制御するようにしたので、シー
ト材束が既積載のシート材束をズラすことがなくて、シ
ート材束をスタック手段に適正に収容でき、シート材束
の積載性を向上させることができる。
【0087】また、シート材搬送手段が、スタック手段
上の既積載のシート材束の下流端部に対して、所定距離
だけ上流側にあるリリース位置で、シート材束をリリー
スして落下させてとき、このリリース位置をシート材束
の長さに応じて制御したので、例えば、長いシート材束
のリリース位置を、短いシート材束のリリース位置より
も上流側に位置するように制御することで、シート材束
が既積載のシート材束をズラすことがなくて、シート材
束をスタック手段に適正に収容することができる。
【0088】そして、長いシート材束のリリース位置
が、シート材搬送方向の上流側に位置することで、シー
ト材搬送手段の移動量が小さくなって、シート材搬送方
向と同一方向である装置本体の横幅が小型化でき、ま
た、シート材搬送手段の往復動の距離が短縮すること
で、シート材処理装置のシート材束の収容性、すなわ
ち、シート材処理装置にシート材束を出力するシート出
力装置の出力効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像形成装置の概略正面
図。
【図2】本発明の実施の形態1に係るシート材処理装置
の概略正面図。
【図3】同じくグリップ/ステイプルユニットの平面
図。
【図4】同じくグリップ/ステイプルユニットの正面
図。
【図5】同じくグリッパ部の正面図。
【図6】同じく先出しグリッパ駆動部の平面図。
【図7】同じく先出しグリッパ駆動部の側面図。
【図8】同じく搬送グリッパ駆動部の平面図。
【図9】同じく搬送グリッパ駆動部の正面図。
【図10】同じくステイプラ駆動部の左視図。
【図11】同じくステイプラ駆動部の平面図。
【図12】同じくスタックユニットの平面図。
【図13】同じくスタックユニットの正面図。
【図14】同じくスタックユニット駆動部の左視図。
【図15】同じくスタックトレイの正面図。
【図16】同じくシート材束着地及び束リリース位置を
示すようにスタックユニットの正面図。
【符号の説明】
S シート材、シート材束 B ビン(積載手段) 10 先出しグリッパ 11 ステイプラ(綴じ手段) 12 搬送グリッパ(シート材搬送手段) 13 スタックユニット 16 スタックトレイ(スタック手段) 200 画像形成装置 201 画像形成装置本体 203 シート材処理装置 300 CPU(制御手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材又はシート材束を重ねて収容可
    能なスタック手段と、該スタック手段に対してシート材
    又はシート材束を搬送して搬入させるシート材搬送手段
    と、を有し、 該シート材搬送手段のシート材搬送方向とは異なる向き
    にシート材又はシート材束を移送して取り出し可能にし
    たシート材処理装置において、 前記スタック手段の所定位置に、シート材移送方向と略
    平行に少なくとも1つの凹部又は凸部からなるガイド部
    を設けたことを特徴とするシート材処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スタック手段の所定位置に、シート
    材搬送方向と略平行に少なくとも1つの凹部又は凸部か
    らなるガイド部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のシート材処理装置。
  3. 【請求項3】 シート材を綴じ止めする綴じ手段と、シ
    ート材束を重ねて収容可能なスタック手段と、前記綴じ
    手段により綴じ止めされたシート材束を前記スタック手
    段へ搬送するシート材搬送手段と、を有し、 該シート材搬送手段のシート材搬送方向とは異なる向き
    にスタック手段上のシート材束を移送して取り出し可能
    にしたシート材処理装置において、 前記スタック手段の所定位置に、シート材移送方向と略
    平行に少なくとも1つの凹部又は凸部からなるガイド部
    を設けたことを特徴とするシート材処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部の前記スタック手段上の位
    置は、前記スタック手段上のシート材束の綴じ針の位置
    近傍であることを特徴とする請求項3に記載のシート材
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記スタック手段の所定位置に、シート
    材搬送方向と略平行に少なくとも1つの凹部又は凸部か
    らなるガイド部を設けたことを特徴とする請求項3又は
    4に記載の記載のシート材処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部の凹部の深さ及び幅ならび
    に凸部の高さは、前記綴じ針の太さよりも大であること
    を特徴とする請求項3ないし5の何れか1項記載のシー
    ト材処理装置。
  7. 【請求項7】 排出されるシート材を積載可能な積載手
    段と、該積載手段上のシート材束を搬送するシート材搬
    送手段と、該シート材搬送手段により搬送されるシート
    材束を重ねて収容可能なスタック手段と、を有するシー
    ト材処理装置において、 前記シート材束の長さに応じて、前記スタック手段上に
    おける前記シート材搬送手段によるシート材束の移送量
    を制御する制御手段を有することを特徴とするシート材
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記シート材搬送手段は、シート材束の
    シート材搬送方向の下流端を保持し前記スタック手段の
    シート材面に対し所定の高さでシート材束を搬送可能で
    あり、かつ、前記シート材搬送手段は、前記スタック手
    段上のシート材束のシート材搬送方向の下流端部より
    も、シート材束長さに応じた所定距離だけ上流側のリリ
    ース位置において前記シート材束をリリースすることを
    特徴とする請求項7に記載のシート材処理装置。
  9. 【請求項9】 前記シート材搬送手段は、シート材束の
    シート材搬送方向の上流端を挟持するグリッパであるこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載のシート材処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記シート材搬送手段のシート材束リ
    リース位置における搬送経路は、前記スタック手段のシ
    ート材ストック面と平行であることを特徴とする請求項
    8又は9に記載のシート材処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10何れか1項記載の
    シート材処理装置と、シート材に画像を形成する画像形
    成手段と、画像形成したシート材を前記シート材処理装
    置に排出する排出手段と、を有することを特徴とする画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100893964B1 (ko) * 2006-09-06 2009-04-20 캐논 가부시끼가이샤 시트 적재 장치와 화상 형성 장치

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