JPH09315450A - コルク栓キャップ - Google Patents
コルク栓キャップInfo
- Publication number
- JPH09315450A JPH09315450A JP8133622A JP13362296A JPH09315450A JP H09315450 A JPH09315450 A JP H09315450A JP 8133622 A JP8133622 A JP 8133622A JP 13362296 A JP13362296 A JP 13362296A JP H09315450 A JPH09315450 A JP H09315450A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cork stopper
- head
- hole
- inner peripheral
- leg
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D39/00—Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers
- B65D39/16—Closures arranged within necks or pouring openings or in discharge apertures, e.g. stoppers with handles or other special means facilitating manual actuation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 頭部と脚部とからなるコルク栓キャップを瓶
口部に挿入し、頭部と脚部に共通の貫通孔にコルク栓を
打栓し、脚部の下端から突き出したコルク栓の部分によ
りシールを図り、上記の頭部を把持してコルク栓キャッ
プとコルク栓とを一体に引抜くようにした場合に、コル
ク栓のコルク栓キャップに対する一体化を一層強固にし
て両者を一体に、確実に引抜けるようにすることであ
る。 【解決手段】 頭部11のテーパ状内周面の縦リブ25
の相互間に突起31を設け、その突起31をコルク栓に
食込ませることにより、強い引抜き力をコルク栓に及ぼ
し、コルク栓とコルク栓キャップとを確実に一体に引抜
けるようにした。
口部に挿入し、頭部と脚部に共通の貫通孔にコルク栓を
打栓し、脚部の下端から突き出したコルク栓の部分によ
りシールを図り、上記の頭部を把持してコルク栓キャッ
プとコルク栓とを一体に引抜くようにした場合に、コル
ク栓のコルク栓キャップに対する一体化を一層強固にし
て両者を一体に、確実に引抜けるようにすることであ
る。 【解決手段】 頭部11のテーパ状内周面の縦リブ25
の相互間に突起31を設け、その突起31をコルク栓に
食込ませることにより、強い引抜き力をコルク栓に及ぼ
し、コルク栓とコルク栓キャップとを確実に一体に引抜
けるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コルク栓を打栓
する前に予め瓶口部に挿入されるコルク栓キャップに関
し、コルク栓を打栓することにより通常の場合と同様の
シール機能を発揮させ、コルク栓を抜くときには栓抜き
を用いることなく、コルク栓と該コルク栓キャップとを
一体に抜くようにしたものである。
する前に予め瓶口部に挿入されるコルク栓キャップに関
し、コルク栓を打栓することにより通常の場合と同様の
シール機能を発揮させ、コルク栓を抜くときには栓抜き
を用いることなく、コルク栓と該コルク栓キャップとを
一体に抜くようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】コルク栓で封をしたぶどう酒入りの瓶な
どにおいて、この出願人は、そのコルク栓をスクリュー
形の栓抜きを用いることなく、両手のみで開栓できるよ
うにしたコルク栓キャップを従来から提案している(実
公平4−27836号公報、特開平4−40446号公
報参照)。その一例を図10に示す。
どにおいて、この出願人は、そのコルク栓をスクリュー
形の栓抜きを用いることなく、両手のみで開栓できるよ
うにしたコルク栓キャップを従来から提案している(実
公平4−27836号公報、特開平4−40446号公
報参照)。その一例を図10に示す。
【0003】図示のコルク栓キャップは、プラスチック
の成形品でなり、瓶口部1の内径より大きい外径を有す
る頭部2に瓶口部1の内径に適合する外径を有する脚部
3を同心状態に設け、上記頭部2と脚部3の合計長さを
コルク栓4の長さより短く形成すると共に、頭部2と脚
部3にコルク栓4が圧入される共通の貫通孔5を形成し
ている。
の成形品でなり、瓶口部1の内径より大きい外径を有す
る頭部2に瓶口部1の内径に適合する外径を有する脚部
3を同心状態に設け、上記頭部2と脚部3の合計長さを
コルク栓4の長さより短く形成すると共に、頭部2と脚
部3にコルク栓4が圧入される共通の貫通孔5を形成し
ている。
【0004】上記頭部2の部分の貫通孔5の内周面は、
上端ほど径の大きいテーパ状に形成され、頭部2から脚
部3にわたる範囲の内周面に上下方向の複数の縦リブ6
を設けている。
上端ほど径の大きいテーパ状に形成され、頭部2から脚
部3にわたる範囲の内周面に上下方向の複数の縦リブ6
を設けている。
【0005】上記構成のコルク栓キャップは、その脚部
3を瓶口部1の内径面に挿入したのち、コルク栓4を打
栓する。そうすると、脚部3の下端から下方へ突き出し
たコルク栓4の部分が瓶口部1の内周面に強く密着して
シール作用を行う。またコルク栓4を抜くときは、頭部
2を把持して引抜くと、コルク栓キャップと共にコルク
栓4を瓶口部1から抜くことができる。
3を瓶口部1の内径面に挿入したのち、コルク栓4を打
栓する。そうすると、脚部3の下端から下方へ突き出し
たコルク栓4の部分が瓶口部1の内周面に強く密着して
シール作用を行う。またコルク栓4を抜くときは、頭部
2を把持して引抜くと、コルク栓キャップと共にコルク
栓4を瓶口部1から抜くことができる。
【0006】なお、図中8は脚部3の薄肉部7に設けら
れたスリットである。
れたスリットである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のコルク栓キ
ャップを用いてコルク栓を打栓した場合、シール作用は
コルク栓4により行われると共に、内部のぶどう酒など
の液体のいわゆる呼吸作用はコルク栓4を通じて行われ
るので、これらの機能に関しては、コルク栓4のみで栓
を行う場合と変わらない。
ャップを用いてコルク栓を打栓した場合、シール作用は
コルク栓4により行われると共に、内部のぶどう酒など
の液体のいわゆる呼吸作用はコルク栓4を通じて行われ
るので、これらの機能に関しては、コルク栓4のみで栓
を行う場合と変わらない。
【0008】問題は、コルク栓キャップとコルク栓4と
の一体化の点であるが、これについても頭部2の内周面
をテーパ状に形成して引抜き時に強固に一体化されるよ
うにしている。また周方向には、縦リブ6の存在により
強い摩擦力が得られるようにしている。
の一体化の点であるが、これについても頭部2の内周面
をテーパ状に形成して引抜き時に強固に一体化されるよ
うにしている。また周方向には、縦リブ6の存在により
強い摩擦力が得られるようにしている。
【0009】しかし、引抜き方向への一体化を一層強固
にして、コルク栓キャップと共にコルク栓を引抜く際
に、両者が分離することなく、コルク栓4に強い引抜き
力を作用させることが望まれている。
にして、コルク栓キャップと共にコルク栓を引抜く際
に、両者が分離することなく、コルク栓4に強い引抜き
力を作用させることが望まれている。
【0010】そこで、この発明は、コルク栓に対しコル
ク栓キャップの部分的な食込みを一層強くすることによ
り、両者が確実に一体となって引抜かれるようにするこ
とを目的とする。
ク栓キャップの部分的な食込みを一層強くすることによ
り、両者が確実に一体となって引抜かれるようにするこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、瓶口部の内径より大きい外径を有す
る頭部に、瓶口部の内径に適合する外径を有する脚部を
同心状態に設け、上記頭部と脚部の合計長さをコルク栓
の長さより短く形成すると共に、上記頭部と脚部にコル
ク栓が圧入される貫通孔を形成し、上記頭部における貫
通孔の内周面を上端ほど径の大きいテーパ状に形成する
と共に、その頭部から脚部にわたる範囲の貫通孔内周面
に上下方向の複数の縦リブを設け、上記貫通孔に圧入し
たコルク栓の下端部を脚部下端から突き出し、その突き
出し部分を瓶口部内周面に密着させるようにしたコルク
栓キャップにおいて、上記頭部の貫通孔の内周面の縦リ
ブ相互間に周方向の横リブを設けた構成としたものであ
る。
めに、この発明は、瓶口部の内径より大きい外径を有す
る頭部に、瓶口部の内径に適合する外径を有する脚部を
同心状態に設け、上記頭部と脚部の合計長さをコルク栓
の長さより短く形成すると共に、上記頭部と脚部にコル
ク栓が圧入される貫通孔を形成し、上記頭部における貫
通孔の内周面を上端ほど径の大きいテーパ状に形成する
と共に、その頭部から脚部にわたる範囲の貫通孔内周面
に上下方向の複数の縦リブを設け、上記貫通孔に圧入し
たコルク栓の下端部を脚部下端から突き出し、その突き
出し部分を瓶口部内周面に密着させるようにしたコルク
栓キャップにおいて、上記頭部の貫通孔の内周面の縦リ
ブ相互間に周方向の横リブを設けた構成としたものであ
る。
【0012】また、上記頭部の貫通孔の内周面における
縦リブ相互間に突起を設け、上記突起の前面に横方向の
稜線を形成すると共に、その稜線から下端までの前面下
部の面を垂直面又は稜線部分が下端より外側となるテー
パ状に形成し、上記稜線から上端までの前面上部の面を
上端部分が稜線より外側となるテーパ状に形成した構成
とすることもできる。
縦リブ相互間に突起を設け、上記突起の前面に横方向の
稜線を形成すると共に、その稜線から下端までの前面下
部の面を垂直面又は稜線部分が下端より外側となるテー
パ状に形成し、上記稜線から上端までの前面上部の面を
上端部分が稜線より外側となるテーパ状に形成した構成
とすることもできる。
【0013】更に、上記頭部の内周面における上記縦リ
ブの部分に貫通孔内方へ突き出した段部を設けた構成と
することもできる。
ブの部分に貫通孔内方へ突き出した段部を設けた構成と
することもできる。
【0014】上記いずれの構成においても、コルク栓に
対する食込みが従来の場合より強くなり、コルク栓とコ
ルク栓キャップの強固な一体化が実現できる。
対する食込みが従来の場合より強くなり、コルク栓とコ
ルク栓キャップの強固な一体化が実現できる。
【0015】
【実施の形態】図1から図3に示した第1実施態様の栓
キャップは、従来と同様にプラスチックの成形品でな
り、頭部11の下端に同心状態に形成された脚部12及
び頭部11の上端に形成されたカバー部13とから成
る。
キャップは、従来と同様にプラスチックの成形品でな
り、頭部11の下端に同心状態に形成された脚部12及
び頭部11の上端に形成されたカバー部13とから成
る。
【0016】頭部11は、上端内径が下端内径より大き
いテーパ状に形成させると共に、下端部分の外径は瓶口
部14(図3参照)の内径より大きく形成され、その瓶
口部14の上端に載る。脚部12は、瓶口部14の内径
に適合する外径を有する円筒形に形成される。
いテーパ状に形成させると共に、下端部分の外径は瓶口
部14(図3参照)の内径より大きく形成され、その瓶
口部14の上端に載る。脚部12は、瓶口部14の内径
に適合する外径を有する円筒形に形成される。
【0017】上記の頭部11と脚部12には、上下方向
の貫通孔15が設けられ、頭部11における貫通孔15
の内周面は、上端ほど大径になるテーパ状に形成され
る。また、脚部12の下端部分においては、その内周面
が下端ほど大径となるテーパ状に形成され、薄肉になっ
ている。その薄肉部16の複数箇所に下端からスリット
17が形成される。各スリット17の上端に連続してV
形溝18が形成される。
の貫通孔15が設けられ、頭部11における貫通孔15
の内周面は、上端ほど大径になるテーパ状に形成され
る。また、脚部12の下端部分においては、その内周面
が下端ほど大径となるテーパ状に形成され、薄肉になっ
ている。その薄肉部16の複数箇所に下端からスリット
17が形成される。各スリット17の上端に連続してV
形溝18が形成される。
【0018】また、前記のカバー部13は頭部11の上
端から外向きのつば19を設け、そのつば19から下方
へ垂下した円筒部21を設けることにより形成される。
円筒部21の下端は脚部12の薄肉部16の上端近辺ま
で達し、瓶口部14をカバーする。また、上記円筒部2
1の外周面に滑り止め面22が形成される。
端から外向きのつば19を設け、そのつば19から下方
へ垂下した円筒部21を設けることにより形成される。
円筒部21の下端は脚部12の薄肉部16の上端近辺ま
で達し、瓶口部14をカバーする。また、上記円筒部2
1の外周面に滑り止め面22が形成される。
【0019】なお、頭部11の外径面と上記円筒部21
の内径面との間に所要間隔の補強リブ23が設けられる
(図2参照)。
の内径面との間に所要間隔の補強リブ23が設けられる
(図2参照)。
【0020】前記の頭部11と脚部12の合計長さは、
コルク栓4(図3参照)より短く形成される。また、頭
部11と脚部12との内周面には、上下方向の縦リブ2
5が周方向に所要の間隔をおいて所要数設けられる。各
縦リブ25の下端は、薄肉部16の上端にまで達する長
さであり、その断面形状は三角形である(図2(b)参
照)。
コルク栓4(図3参照)より短く形成される。また、頭
部11と脚部12との内周面には、上下方向の縦リブ2
5が周方向に所要の間隔をおいて所要数設けられる。各
縦リブ25の下端は、薄肉部16の上端にまで達する長
さであり、その断面形状は三角形である(図2(b)参
照)。
【0021】上記の頭部11の内周面において、縦リブ
25の相互間に周方向の横リブ26が設けられる。この
横リブ26の両端は縦リブ25まで達することなく、縦
リブ25との間に若干の間隙が存在する。上記横リブ2
6の断面形状は図2(a)に示すように、下面26aが
水平で上面26bが傾斜した三角形であり、その高さは
その部分における縦リブ25の高さより若干高い(図2
(b)参照)。
25の相互間に周方向の横リブ26が設けられる。この
横リブ26の両端は縦リブ25まで達することなく、縦
リブ25との間に若干の間隙が存在する。上記横リブ2
6の断面形状は図2(a)に示すように、下面26aが
水平で上面26bが傾斜した三角形であり、その高さは
その部分における縦リブ25の高さより若干高い(図2
(b)参照)。
【0022】上記構成から成る第1実施形態のコルク栓
キャップ27(図3参照)は以上のごときものであり、
これを使用する際は瓶口部14の内径面に脚部12を挿
入し、頭部11を瓶口部14上に載せた状態で、コルク
栓24を打栓する。コルク栓24は、打栓前は通常どお
り円柱形をなしているが、脚部12を通過する際に圧縮
され、脚部12から下方へ突き出した突出部分28が膨
張して瓶口部14の内径面に強く密着し、シールを図
る。このとき、瓶口部14のサイズのばらつきによっ
て、その内径が標準より大きい場合は、その膨張力によ
ってスリット17を開拡させながら膨張する。このと
き、V形溝18が裂けることもある。
キャップ27(図3参照)は以上のごときものであり、
これを使用する際は瓶口部14の内径面に脚部12を挿
入し、頭部11を瓶口部14上に載せた状態で、コルク
栓24を打栓する。コルク栓24は、打栓前は通常どお
り円柱形をなしているが、脚部12を通過する際に圧縮
され、脚部12から下方へ突き出した突出部分28が膨
張して瓶口部14の内径面に強く密着し、シールを図
る。このとき、瓶口部14のサイズのばらつきによっ
て、その内径が標準より大きい場合は、その膨張力によ
ってスリット17を開拡させながら膨張する。このと
き、V形溝18が裂けることもある。
【0023】上記のようにしてコルク栓24が打栓され
ると、コルク栓24は頭部11の内周面のテーパに沿っ
て変形すると共に、そのコルク栓24に縦リブ25と横
リブ26が食込む。
ると、コルク栓24は頭部11の内周面のテーパに沿っ
て変形すると共に、そのコルク栓24に縦リブ25と横
リブ26が食込む。
【0024】頭部11のテーパ及び横リブ26は、コル
ク栓キャップ27を上方に引抜く際に、大きな力をコル
ク栓24に与える。また、縦リブ25は、コルク栓キャ
ップ27を周方向にひねった際に、大きな力をコルク栓
24に与える。従って、コルク栓キャップ27の円筒部
21に手を掛けて強く引き抜くと、コルク栓キャップ2
7とコルク栓24とが一体に瓶口部14から外れる。
ク栓キャップ27を上方に引抜く際に、大きな力をコル
ク栓24に与える。また、縦リブ25は、コルク栓キャ
ップ27を周方向にひねった際に、大きな力をコルク栓
24に与える。従って、コルク栓キャップ27の円筒部
21に手を掛けて強く引き抜くと、コルク栓キャップ2
7とコルク栓24とが一体に瓶口部14から外れる。
【0025】第1実施形態のコルク栓キャップ27は以
上のごときものであるが、横リブ26がいわゆる逆テー
パとなるので、成形金型が複雑になる不利がある。この
ような不利を解消したのが、図4から図6に示した第2
実施形態である。
上のごときものであるが、横リブ26がいわゆる逆テー
パとなるので、成形金型が複雑になる不利がある。この
ような不利を解消したのが、図4から図6に示した第2
実施形態である。
【0026】第2実施形態の場合は、頭部11の内周面
の縦リブ25相互間に突起31を設けている。各突起3
1は、上下方向に一定の幅を有し、その前面に横方向
(水平方向)の稜線32が形成される。その稜線32か
ら下端(頭部11の下端と一致する。)までの前面下部
の面33が垂直となっており(図5(a)参照)、また
稜線32から上端までの前面上部の面34を上端部分が
稜線32より外側となるテーパ状に形成される。
の縦リブ25相互間に突起31を設けている。各突起3
1は、上下方向に一定の幅を有し、その前面に横方向
(水平方向)の稜線32が形成される。その稜線32か
ら下端(頭部11の下端と一致する。)までの前面下部
の面33が垂直となっており(図5(a)参照)、また
稜線32から上端までの前面上部の面34を上端部分が
稜線32より外側となるテーパ状に形成される。
【0027】なお、上記の前面下部の面33は、稜線3
2が下端より外側となるテーパ状であってもよい。
2が下端より外側となるテーパ状であってもよい。
【0028】上記の突起31は、逆テーパ部分がないの
で、成形金型は複雑化は避けられ、また前面上部の面3
4が、引抜き方向の強い力をコルク栓24に与える。な
お、その他の構成は、前述の第1実施形態のものと同じ
である。
で、成形金型は複雑化は避けられ、また前面上部の面3
4が、引抜き方向の強い力をコルク栓24に与える。な
お、その他の構成は、前述の第1実施形態のものと同じ
である。
【0029】次に、図7から図9に示した第3実施形態
のものは、頭部11の内周面における縦リブ25の途中
に貫通孔15の内方へ突き出した段部35を設けたもの
である。この段部35は、縦リブ25の2面の各面に形
成され、平面形状がV形となる(図8(b)参照)。こ
の段部35もコルク栓14に強い引抜き力を与える。そ
の他の構成は前述の第1実施形態のものと同じである。
のものは、頭部11の内周面における縦リブ25の途中
に貫通孔15の内方へ突き出した段部35を設けたもの
である。この段部35は、縦リブ25の2面の各面に形
成され、平面形状がV形となる(図8(b)参照)。こ
の段部35もコルク栓14に強い引抜き力を与える。そ
の他の構成は前述の第1実施形態のものと同じである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コル
ク栓キャップの頭部の内周面に、横リブ、突起、段部等
を加えることにより、コルク栓によるシール機能に何ら
の影響を与えることなく、コルク栓に加える引抜き力を
一層強くすることができるので、コルク栓とコルク栓キ
ャップとを確実に一体化した状態で瓶口部から引抜くこ
とができる。
ク栓キャップの頭部の内周面に、横リブ、突起、段部等
を加えることにより、コルク栓によるシール機能に何ら
の影響を与えることなく、コルク栓に加える引抜き力を
一層強くすることができるので、コルク栓とコルク栓キ
ャップとを確実に一体化した状態で瓶口部から引抜くこ
とができる。
【図1】第1実施形態の一部切欠斜視図
【図2】(a)同上の断面図 (b)a図のb−b線の一部省略断面図
【図3】同上の使用状態の一部拡大断面図
【図4】第2実施形態の一部切欠斜視図
【図5】(a)同上の断面図 (b)a図のb−b線の断面図
【図6】同上の使用状態の一部拡大断面図
【図7】第3実施形態の一部切欠斜視図
【図8】(a)同上の断面図 (b)a図のb−b線の断面図
【図9】同上の使用状態の一部拡大断面図
【図10】(a)従来例の断面図 (b)同上の使用状態の一断面図
11 頭部 12 脚部 13 カバー部 14 瓶口部 15 貫通孔 16 薄肉部 17 スリット 18 V形溝 19 つば 21 円筒部 22 滑り止め面 23 補強リブ 24 コルク栓 25 縦リブ 26 横リブ 26a 下面 26b 上面 27 コルク栓キャップ 28 突出部分 31 突起 32 稜線 33 前面下部の面 34 前面上部の面 35 段部
Claims (3)
- 【請求項1】 瓶口部の内径より大きい外径を有する頭
部に、瓶口部の内径に適合する外径を有する脚部を同心
状態に設け、上記頭部と脚部の合計長さをコルク栓の長
さより短く形成すると共に、上記頭部と脚部にコルク栓
が圧入される貫通孔を形成し、上記頭部における貫通孔
の内周面を上端ほど径の大きいテーパ状に形成すると共
に、その頭部から脚部にわたる範囲の貫通孔内周面に上
下方向の複数の縦リブを設け、上記貫通孔に圧入したコ
ルク栓の下端部を脚部下端から突き出し、その突き出し
部分を瓶口部内周面に密着させるようにしたコルク栓キ
ャップにおいて、上記頭部の貫通孔の内周面の縦リブ相
互間に周方向の横リブを設けたことを特徴とするコルク
栓キャップ。 - 【請求項2】 瓶口部の内径より大きい外径を有する頭
部に、瓶口部の内径に適合する外径を有する脚部を同心
状態に設け、上記頭部と脚部の合計長さをコルク栓の長
さより短く形成すると共に、上記頭部と脚部にコルク栓
が圧入される貫通孔を形成し、上記頭部における貫通孔
の内周面を上端ほど径の大きいテーパ状に形成すると共
に、その頭部から脚部にわたる範囲の貫通孔内周面に上
下方向の複数の縦リブを設け、上記貫通孔に圧入したコ
ルク栓の下端部を脚部下端から突き出し、その突き出し
部分を瓶口部内周面に密着させるようにしたコルク栓キ
ャップにおいて、上記頭部の貫通孔の内周面における縦
リブ相互間に突起を設け、上記突起の前面に横方向の稜
線を形成すると共に、その稜線から下端までの前面下部
の面を垂直面又は稜線部分が下端より外側となるテーパ
状に形成し、上記稜線から上端までの前面上部の面を上
端部分が稜線より外側となるテーパ状に形成したことを
特徴とするコルク栓キャップ。 - 【請求項3】 瓶口部の内径より大きい外径を有する頭
部に、瓶口部の内径に適合する外径を有する脚部を同心
状態に設け、上記頭部と脚部の合計長さをコルク栓の長
さより短く形成すると共に、上記頭部と脚部にコルク栓
が圧入される貫通孔を形成し、上記頭部における貫通孔
の内周面を上端ほど径の大きいテーパ状に形成すると共
に、その頭部から脚部にわたる範囲の貫通孔内周面に上
下方向の複数の縦リブを設け、上記貫通孔に圧入したコ
ルク栓の下端部を脚部下端から突き出し、その突き出し
部分を瓶口部内周面に密着させるようにしたコルク栓キ
ャップにおいて、上記頭部の内周面における上記縦リブ
の部分に貫通孔内方へ突き出した段部を設けたことを特
徴とする液体容器の栓。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133622A JPH09315450A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | コルク栓キャップ |
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