JP2001048204A - 把持部材とシール部材との組合せから成る容器蓋 - Google Patents
把持部材とシール部材との組合せから成る容器蓋Info
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Abstract
かわらず、比較的硬質の把持部材(4)と比較的軟質の
シール部材(6)とが確実に連結される容器蓋(2)を
提供する。 【解決手段】 把持部材は下面から垂下する連結柱(1
2)を有し、この連結柱の外周面には雄ねじ(14)が
形成されている。連結柱をシール部材の上面から強制的
にねじ込むことによって把持部材とシール部材とが連結
されている。
Description
部材と比較的軟質のシール部材との組合せから成る容器
蓋に関する。
ンデーの如き洋酒等を収容したガラス壜である容器に適
する容器蓋として、特公昭62−34618号公報に
は、ガラス又は硬質合成樹脂の如き比較的硬質の材料か
ら形成された把持部材と、発泡合成樹脂の如き比較的軟
質の材料から形成されたシール部材との組合せから成る
容器蓋が開示されている。
に図示された実施形態においては、把持部材は略直方体
形状の主部とこの主部の下面から垂下する略円柱形状の
垂下脚とを有している。シール部材は略円筒形状であ
り、把持部材の垂下脚の外周面に嵌合せしめられてい
る。上記特公昭62−34618号公報の図2に図示さ
れている実施形態においては、把持部材は円板形状であ
り、その下面には円形凹部が形成されている。シール部
材は円柱形状であり、その上部が把持部材の円形凹部内
に挿入され、接着剤によってそこに接合されている。
2−34618号公報の図1に図示されている実施形態
には、把持部材の垂下脚の所要位置にシール部材を確実
に固定するために、シール部材の上方及び下方において
垂下脚に合成樹脂製リングの如き係止リングを固定する
必要がある等に起因して、製作工程が充分に簡潔でなく
製作コストが比較的高くなる、という問題がある。一
方、上記特公昭62−34618号公報の図2に図示さ
れている実施形態には、接着剤による接合では充分な接
合強度が得られない場合が少なくなく、容器の口頸部か
ら容器蓋を離脱せしめて容器を開封する際に把持部材と
シール部材とが分離してしまう虞がある。
あり、その主たる技術的課題は、充分簡単且つ安価に製
作することができるにもかかわらず把持部材とシール部
材とが確実に連結される、新規且つ改良された把持部材
とシール部材とから成る容器蓋を提供することである。
術的課題を達成する容器蓋として、比較的硬質の把持部
材と比較的軟質のシール部材との組合せから成る容器蓋
において、該把持部材は下面から垂下する連結柱を有
し、該連結柱の外周面には雄ねじが形成されており、該
連結柱を該シール部材の上面から強制的にねじ込むこと
によって該把持部材と該シール部材とが連結されてい
る、ことを特徴とする容器蓋が提供される。
前の状態において、該シール部材は略円柱形状であるの
が好適である。該シール部材にはその上面から下方に延
びる盲穴が形成し、該穴の内径を該把持部材の該連結柱
の外周面に形成されている該雄ねじの外径よりも小さく
設定し、該連結柱を該盲穴に強制的にねじ込むことによ
って該把持部材と該シール部材とが連結されるようにな
すことができる。好適実施形態においては、該把持部材
の下面には断面が円形状である凹部が形成されており、
該凹部の内周面には周方向に間隔をおいて複数個の係止
爪が形成されており、該連結柱は該凹部の底面から垂下
しており、該把持部材と該シール部材とを連結すると該
係止爪が該シール部材の上部外周面に係止せしめられ
る。該シール部材の上部外周面には周方向に間隔をおい
て複数個の係止切欠が形成されているのが好都合であ
る。該シール部材は発泡合成樹脂から形成されているの
が好ましい。
容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照し
て、更に詳細に説明する。
て構成された容器蓋2は、比較的硬質の材料から形成さ
れた把持部材4と比較的軟質の材料から形成されたシー
ル部材6とを組み合わせて構成される。
方体形状の主部8を有する。主部8の下面には断面が円
形状である凹部10が形成されている。凹部10の底面
から下方に連結柱12が垂下せしめられている。連結柱
12の主部は円柱形状であり、その先端部は鋭い円錐形
状にせしめられている。連結柱12の主部外周面には雄
ねじ14が配設されている。この雄ねじ14は所謂逆ね
じ、即ち左回りで下方に進む左ねじであるのが好都合で
ある。図1と共に図2を参照することによって理解され
る如く、凹部10の内周面には周方向に間隔をおいて複
数個、図示の場合は8個、の係止爪16が形成されてい
るのが好適である。係止爪16の各々はラチェット爪形
態であり、比較的緩やかな傾斜面16aと比較的急激な
傾斜面16bとを有する。かような把持部材4は硬質合
成樹脂或いはガラスの如き比較的硬質の材料から形成さ
れていることが重要である。硬質合成樹脂の好適例とし
ては、高級素材感を呈するアクリル樹脂を挙げることが
できる。
施形態におけるシール部材6は略円柱形状である。シー
ル部材6の外径は、上記把持部材4に形成されている上
記凹部10の内径よりも若干小さくせしめられている。
シール部材6の下端部にはテーパが形成されていて、外
径が漸次減少する円錐台形状にせしめられている。シー
ル部材6の上端部外周面には、周方向に間隔をおいて複
数個、図示の場合は8個、の切欠18が形成されている
のが好適である。切欠18の各々は軸線方向に延びる細
長い溝でよい。かようなシール部材6は発泡合成樹脂の
如き比較的軟質の材料から形成されていることが重要で
ある。好適発泡樹脂としては、低密度ポリエチレンとエ
チレンメチルアクリレートのブレンド物から成る発泡合
成樹脂を挙げることができる。
4が形成されている把持部材4の連結柱12をシール部
材6の上端面から強制的にねじ込むことによって相互に
連結される。かような連結操作を充分容易に遂行し得る
ようになすために、所望ならば、図1に二点鎖線で示す
如く、シール部材6にその上端面から下方に延びる盲穴
20を形成することもできる。かような盲穴20の内径
は連結柱12に形成されている雄ねじ14の外径よりも
小さいことが必要である。また、所望ならば、把持部材
4の雄ねじ14の外径を下方に向かって漸次小さくする
こともできる。図3を参照することによって理解される
如く、シール部材6の上部の連結柱12が所要とおりに
ねじ込まれると、連結柱12の進入に起因してシール部
材6の上部は幾分膨出せしめられ、シール部材6の中間
部が略円錐台形状、従って容器の口頸部に挿入するのに
適した形状、にせしめられる。シール部材6の上端部は
把持部材4の凹部10内に位置せしめられ、シール部材
6の膨出せしめられた上端部外周面には、凹部10の内
周面に形成されている係止爪16が作用する。把持部材
4の連結柱12をシール部材6にねじ込む際には、シー
ル部材6の上端面外周面は若干弾性的に変形されて係止
爪16の緩やかな傾斜面16aを通過せしめられる。把
持部材4とシール部材6とを所要とおりに連結した後に
おいて、把持部材4の連結柱12をシール部材6から離
脱せしめる方向、即ち シール部材6に対して把持部材
4を図3において上方から見て時計方向に相対的に回転
せしめんとした場合には、係止爪16の急激な傾斜面1
6bがシール部材6の上端部外周面に食い込み、これに
よって把持部材4の相対的回転が効果的に阻止される。
シール部材6の上端部外周面に切欠18が形成されてい
る場合には、係止爪16が切欠18内に係止することに
よって把持部材4の相対的回転が一層効果的に阻止され
る。
成されている連結柱をシール部材にねじ込むという簡潔
な様式によって把持部材とシール部材とを連結すること
ができ、それ故に充分簡単且つ安価に製作することがで
きる。また、把持部材とシール部材との連結は充分に強
固であり、把持部材とシール部材とが偶発的に分離され
ることはない。
態を、一部を断面で示す分解正面図。
した状態で、一部を断面で示す正面部。
Claims (6)
- 【請求項1】 比較的硬質の把持部材と比較的軟質のシ
ール部材との組合せから成る容器蓋において、 該把持部材は下面から垂下する連結柱を有し、該連結柱
の外周面には雄ねじが形成されており、該連結柱を該シ
ール部材の上面から強制的にねじ込むことによって該把
持部材と該シール部材とが連結されている、ことを特徴
とする容器蓋。 - 【請求項2】 該把持部材の該連結柱を強制的にねじ込
む前の状態において、該シール部材は略円柱形状であ
る、請求項1記載の容器蓋。 - 【請求項3】 該シール部材にはその上面から下方に延
びる盲穴が形成されており、該穴の内径は該把持部材の
該連結柱の外周面に形成されている該雄ねじの外径より
も小さく、該連結柱を該盲穴に強制的にねじ込むことに
よって該把持部材と該シール部材とが連結されている、
請求項1記載の容器蓋。 - 【請求項4】 該把持部材の下面には断面が円形状であ
る凹部が形成されており、該凹部の内周面には周方向に
間隔をおいて複数個の係止爪が形成されており、該連結
柱は該凹部の底面から垂下しており、該把持部材と該シ
ール部材とを連結すると該係止爪が該シール部材の上部
外周面に係止せしめられる、請求項1から3までのいず
れかに記載の容器蓋。 - 【請求項5】 該シール部材の上部外周面には周方向に
間隔をおいて複数個の係止切欠が形成されている、請求
項4記載の容器蓋。 - 【請求項6】 該シール部材は発泡合成樹脂から形成さ
れている、請求項1から5までのいずれかに記載の容器
蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22763799A JP4349696B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 把持部材とシール部材との組合せから成る容器蓋 |
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Publications (2)
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JP4349696B2 JP4349696B2 (ja) | 2009-10-21 |
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JP (1) | JP4349696B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004034709B3 (de) * | 2004-07-17 | 2006-02-09 | Seibel Plastiko Ag | Stopfen zum Verschließen einer Flasche |
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US8714382B2 (en) | 2009-07-24 | 2014-05-06 | Tapones Escobar, S.A. | Composite interlocking stopper and method of manufacture |
RU220984U1 (ru) * | 2020-10-14 | 2023-10-12 | Общество с ограниченной ответственностью "НОРД ПАК" | Пробка для бутылки |
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-
1999
- 1999-08-11 JP JP22763799A patent/JP4349696B2/ja not_active Expired - Fee Related
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