JPH09315148A - 車両用サンバイザー - Google Patents

車両用サンバイザー

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JPH09315148A
JPH09315148A JP13611596A JP13611596A JPH09315148A JP H09315148 A JPH09315148 A JP H09315148A JP 13611596 A JP13611596 A JP 13611596A JP 13611596 A JP13611596 A JP 13611596A JP H09315148 A JPH09315148 A JP H09315148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
arm
guide groove
windshield
upper side
Prior art date
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Pending
Application number
JP13611596A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Nozoe
直人 野添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減を図り、かつ外観の向上を図
ることができる車両用サンバイザーを提供する。 【解決手段】 本発明は、フロントガラスの上辺天井部
に配設される車両用サンバイザーにおいて、上記天井部
3を構成するルーフパネル10の前部および側部下面側
に配設されたルーフレールパネル11,12に、フロン
トガラス2の上辺およびフロントドアガラス4の上辺に
沿ったガイド溝5,6をそれぞれ形成し、上記フロント
ガラス2の上辺に沿ったガイド溝5に第1のアーム部7
を係合し、フロントドアガラス4の上辺に沿ったガイド
溝6に第2のアーム部8を係合してサンバイザー本体9
を装着したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品点数を削減
し、外観の向上を図ることができる車両用サンバイザー
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の前部席には、図8に示すよう
に、日光を遮るためにフロントガラス50の上部側近傍
の天井部51にサンバイザー52が設けられている。サ
ンバイザー52は、図9に示すように、車室内における
天井部51の前部側隅部に、L字形に折曲げられた基端
部53aを軸支して取り付けられたアーム部53と、こ
のアーム部53に支持されたサンバイザー本体54とで
構成されている。サンバイザー本体54は、アーム部5
3(x軸)を中心として矢視方向に回動すると共に基端
部53a(y軸)を中心としてアーム部53とともに矢
視方向に回動するものである。これによって、フロント
ガラス50側からの日差しに対する遮光とフロントドア
ガラス55側からの日差しに対する遮光が図られてい
る。
【0003】このような、従来のサンバイザー52で
は、フロントドアガラス55側からの日差しに対する遮
光を行うため、サンバイザー本体54をアーム部53を
中心にフロントドアガラス55側に回動させる際に、乗
員の前方を回動させることになることから、運転時にサ
ンバイザーの操作を行うことは、運転操作の妨げになっ
ていた。
【0004】そこで、図10に示すような、フロントガ
ラス50側からフロントドアガラス55側にかけて連続
したガイド溝56を形成したL字形のレール57を天井
部51に装着し、このレール57のガイド溝56に、サ
ンバイザー本体54の両側に設けたアーム58、59を
係合させるようにしたサンバイザーが知られている(実
開昭58−14019号)。このサンバイザーによる
と、ガイド溝56に沿ってサンバイザー本体54をフロ
ントガラス50側からフロントドアガラス55側に移動
させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、天井部51にガイド溝56を形成した
L字形のレール57を装着するため、天井部51から下
方にレール57部分が飛び出し見栄えが悪かった。ま
た、レール57を設ける必要があるので、部品点数が多
くなり、コスト増となる。
【0006】本発明は上記課題を解決し、部品点数の削
減を図り、かつ外観の向上を図ることができる車両用サ
ンバイザーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フロントガラスの上辺天井部に配設される車
両用サンバイザーにおいて、上記天井部を構成するルー
フパネルの前部および側部下面側に配設されたルーフレ
ールパネルに、フロントガラスの上辺およびフロントド
アガラスの上辺に沿ったガイド溝をそれぞれ形成し、上
記フロントガラスの上辺に沿ったガイド溝に第1のアー
ム部を係合し、フロントドアガラスの上辺に沿ったガイ
ド溝に第2のアーム部を係合してサンバイザー本体を装
着したことにある。
【0008】また、本発明は、第1のアーム部を、サン
バイザー本体の上縁部に内装された軸部を中心に回動す
るように構成し、第2のアーム部を、片側側縁部に内装
された軸部を中心に回動するように構成したことにあ
る。
【0009】さらに、本発明は、アーム部の先端に、首
部に対して径の大きい球形の頭部を設け、上記ガイド溝
の端部にアーム頭部のはめ込み穴を設け、このはめ込み
穴からガイド溝に移行する間にアーム首部が通過できる
狭小部を形成したことにある。
【0010】またさらに、ガイド溝を、溝幅の広い部分
と溝幅の狭い部分を一定間隔で交互に形成したことにあ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は車室内から運転
席側のサンバイザー付近を見た概念図、図2は図1のA
−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。
【0012】図1ないし図3において、1は自動車のフ
ロントガラス2上縁部近傍の天井部3に設けられたサン
バイザーである。このサンバイザー1は、フロントガラ
ス2の上辺およびフロントドアガラス4の上辺に沿っ
て、上記天井部3に形成されたガイド溝5,6にガイド
される第1および第2のアーム部7,8と、このアーム
部7,8を介して支持されたサンバイザー本体9とで構
成されている。
【0013】上記ガイド溝5,6は、上記天井部3を構
成するルーフパネル10の前部および側部下面側に配設
されたフロントルーフレールパネル11、およびサイド
ルーフレールパネル12に、フロントガラス2の上辺お
よびフロントドアガラス4の上辺に沿って形成されてい
る。ルーフパネル10、フロントルーフレールパネル1
1、およびサイドルーフレールパネル12の室内側には
成形天井材13が設けられ、この成形天井材13の上記
ガイド溝5,6に対応する位置には、アーム部7,8を
通すスリット14,15が設けられている。
【0014】上記アーム部7,8は、図4に示すよう
に、軸部7a,8aと、この軸部7a,8aと直交する
方向に延出した首部7b,8bと、この首部7b,8b
の先端に設けられた球状の頭部7c,8cとで構成され
ている。第1のアーム部7の軸部7aは、サンバイザー
本体9の上縁部、すなわち長辺に沿って内装され、第2
のアーム部8の軸部8aは、サンバイザー本体9の片側
側縁部、すなわち短辺に沿って内装されている。そして
第1のアーム部7は、垂直面上を首部7bが軸部7aを
中心に回動するように構成され、上記第2のアーム部8
は、図5に示すように、軸部8aと直交する面上を首部
8bが軸部8aを中心に回動するように構成されてい
る。
【0015】上記フロントルーフレールパネル11に設
けられたガイド溝5の車体中央側と、サイドルーフレー
ルパネル12に設けられたガイド溝6の前寄りには、上
記アーム部7,8のはめ込み穴16が形成されている。
このはめ込み穴16からガイド溝5,6に移行する間
に、図6に示すように、アーム首部7b,8bの細い部
分が通過できる狭小部17を形成している。ガイド溝
5,6は、溝幅の広い部分aと、溝幅の狭い部分bが一
定間隔で、交互に形成されている。上記アーム部7,8
は、頭部7c,8cを、成形天井材13のスリット1
4,15を通して、はめ込み穴16に挿入し、かつ、ア
ーム首部7b,8bを狭小部17を通過させてガイド溝
5,6に配置することで、装着されている。
【0016】上記構成による車両用サンバイザーの使用
方法を運転席側のものを用いて説明する。サンバイザー
1は、アーム部7をフロントガラス2側のガイド溝5に
係合し、アーム部8をフロントドアガラス4側のガイド
溝6に係合して取り付けられている。これらアーム部
7,8は、頭部7c,8cをはめ込み穴16に挿入して
から、アーム首部7b,8bを狭小部17を通してガイ
ド溝5,6に配置して取り付けられる。
【0017】そして、フロントガラス2から入る太陽光
等の遮光を行うときには、サンバイザー本体9をフロン
トガラス2側に回動する。サンバイザー本体9は、アー
ム部7の軸部7aを中心に前方側に回動する。このと
き、アーム部8は頭部8cがアーム首部8bを中心に回
動してサンバイザー本体9の動きに追従する。次ぎに、
フロントドアガラス4から入る太陽光等の遮光を行うと
きは、図7に示すように、アーム部7をガイド溝5に沿
って車体端部側に摺動させ、アーム部8をガイド溝6に
沿って車体後方側に摺動させてサンバイザー本体9をフ
ロントドアガラス4側に移動する。このとき、サンバイ
ザー本体9は乗員の前方を避けるようにして移動する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による車両用
サンバイザーによれば次のような効果を奏することがで
きる。請求項1において、フロントガラスの上辺天井部
に配設される車両用サンバイザーにおいて、上記天井部
を構成するルーフパネルの前部および側部下面側に配設
されたルーフレールパネルに、フロントガラスの上辺お
よびフロントドアガラスの上辺に沿ったガイド溝をそれ
ぞれ形成し、上記フロントガラスの上辺に沿ったガイド
溝に第1のアーム部を係合し、フロントドアガラスの上
辺に沿ったガイド溝に第2のアーム部を係合してサンバ
イザー本体を装着したので、車室内天井部にガイド用の
レールが突出することがないことから、部品点数の削減
を図り、かつ外観の向上を図ることができる。請求項2
において、第1のアーム部を、サンバイザー本体の上縁
部に内装された軸部を中心に回動するように構成し、第
2のアーム部を、片側側縁部に内装された軸部を中心に
回動するように構成したので、サンバイザー本体を移動
させる際に乗員の妨げにならない。請求項3において、
アーム部の先端に、首部に対して径の大きい球形の頭部
を設け、上記ガイド溝の端部にアーム頭部のはめ込み穴
を設け、このはめ込み穴からガイド溝に移行する間にア
ーム首部が通過できる狭小部を形成したので、サンバイ
ザー本体を組み付けた後では、アーム部の離脱を防ぐこ
とができる。請求項4において、ガイド溝を、溝幅の広
い部分と溝幅の狭い部分を一定間隔で交互に形成したの
で、サンバイザー本体の移動を段階的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用サンバイザーの実施の態様
を示す概念斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のサンバイザーを拡大して示す斜視図であ
る。
【図5】図4のY部拡大図である。
【図6】図1のX部拡大図である。
【図7】本発明による車両用サンバイザーの軌跡を示す
概念図である。
【図8】車両用サンバイザーを示す斜視図である。
【図9】従来の車両用サンバイザーの構造を示す概念図
である。
【図10】従来の車両用サンバイザーの構造を示す概念
斜視図である。
【符号の説明】
1 サンバイザー 2 フロントガラス 3 天井部 4 フロントドアガラス 5 ガイド溝 6 ガイド溝 7 アーム部 8 アーム部 9 サンバイザー本体 10 ルーフパネル 11 フロントルーフレールパネル 12 サイドルーフレールパネル 13 成形天井材 14 スリット 15 スリット 16 はめ込み穴 17 狭小部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントガラスの上辺天井部に配設され
    る車両用サンバイザーにおいて、上記天井部を構成する
    ルーフパネルの前部および側部下面側に配設されたルー
    フレールパネルに、フロントガラスの上辺およびフロン
    トドアガラスの上辺に沿ったガイド溝をそれぞれ形成
    し、上記フロントガラスの上辺に沿ったガイド溝に第1
    のアーム部を係合し、フロントドアガラスの上辺に沿っ
    たガイド溝に第2のアーム部を係合してサンバイザー本
    体を装着したことを特徴とする車両用サンバイザー。
  2. 【請求項2】 上記第1のアーム部を、サンバイザー本
    体の上縁部に内装された軸部を中心に回動するように構
    成し、上記第2のアーム部を、片側側縁部に内装された
    軸部を中心に回動するように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の車両用サンバイザー。
  3. 【請求項3】 上記アーム部の先端に、首部に対して径
    の大きい球形の頭部を設け、上記ガイド溝の端部にアー
    ム頭部のはめ込み穴を設け、このはめ込み穴からガイド
    溝に移行する間にアーム首部が通過できる狭小部を形成
    したことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用
    サンバイザー。
  4. 【請求項4】 上記ガイド溝を、溝幅の広い部分と溝幅
    の狭い部分を一定間隔で交互に形成したことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用サンバイ
    ザー。
JP13611596A 1996-05-30 1996-05-30 車両用サンバイザー Pending JPH09315148A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13611596A JPH09315148A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 車両用サンバイザー

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Publications (1)

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JPH09315148A true JPH09315148A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15167658

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JP13611596A Pending JPH09315148A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 車両用サンバイザー

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JP (1) JPH09315148A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6863332B2 (en) 2002-09-05 2005-03-08 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Automobile sun visor
US9878602B1 (en) 2016-10-25 2018-01-30 Ford Global Technologies Llc Extended range sun visor track system

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