JPH09315139A - 電気自動車用エアコン - Google Patents

電気自動車用エアコン

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JPH09315139A
JPH09315139A JP8138796A JP13879696A JPH09315139A JP H09315139 A JPH09315139 A JP H09315139A JP 8138796 A JP8138796 A JP 8138796A JP 13879696 A JP13879696 A JP 13879696A JP H09315139 A JPH09315139 A JP H09315139A
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air conditioner
battery
power consumption
fan motor
main battery
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JP8138796A
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English (en)
Inventor
Junichi Takagi
純一 高木
Nobuaki Arakawa
展昭 荒川
Akinobu Okamura
哲信 岡村
Mitsuaki Kanetsuku
光章 鐘撞
恒雄 ▲高▼木
Tsuneo Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車のバッテリ残容量が減少しても、
エアコンによる車内の快適性を損なわず、電気自動車の
走行可能距離の低下を抑えるようにする。 【解決手段】 電動コンプレッサ13は電気自動車のメ
インバッテリ1を、フアンモータ16,17はサブバッ
テリ18を夫々電源とする。メインバッテリ1の供給電
力の積算値からバッテリ残容量算出部6でメインバッテ
リ1の残容量が算出され、この残容量に応じたエアコン
の消費電力許容値が消費電力許容値変更部7で設定され
る。エアコン出力制御部8は、バッテリ電圧検出部3と
コンプレッサ直流電流検出部11の検出出力によってエ
アコンの消費電力を算出し、このエアコンの消費電力が
エアコンの消費電力許容値以上のとき、電動コンプレッ
サ13の回転数を低下させてエアコンの消費電力を低減
し、かつ室内フアンモータ16や室外フアンモータ17
の回転数を増加させて車内の快適性を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、独立型の電動コン
プレッサを搭載した電気自動車用エアコンに係り、バッ
テリの残容量に応じてエアコンの能力を制御し、車両の
走行距離を増加させるとともに、快適性が損なわれるこ
とのない電気自動車用エアコンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車用にエアコン用として
機器を装着し、車両内部の温度や湿度,風量などを制御
して快適性を考慮した工夫がなされている。この種のエ
アコンシステムの一従来例が、例えば、特開平5−32
121号公報に開示されており、これは、エアコンの消
費電力値を検出するために、直流電流検出部、またはバ
ッテリ電圧検出部、または直流電流検出部とバッテリ電
圧検出部と消費電力演算検出部とを設け、これによって
検出されたエアコンの消費電力がバッテリの残容量によ
って決まるエアコンの消費電力の許容値を上回るとき、
電動コンプレッサの回転数を低下させてエアコンの消費
電力を制限するエアコン出力制限部とエアコン消費電力
の許容値をバッテリの残容量に応じて変更する許容値変
更部を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気自動車はバッテリ
を電源として走行しているので、1回の充電で走行でき
る距離は、バッテリの容量に大きく依存し、従って、走
行中の残走行距離はバッテリの残容量に依存する。ま
た、エアコン用の電動コンプレッサもこの同じバッテリ
を電源としているため、エアコン駆動時には、一般的
に、走行距離が20〜30%低下する。
【0004】そこで、バッテリ残容量に応じてエアコン
の消費電力を制限しないと、エアコンを駆動させると、
バッテリの容量が低下してしまうため、目的地に着くま
でに電気自動車が停止して動かなくなるという問題が生
ずる。
【0005】また、エアコンの消費電力を制限すると、
電動コンプレッサの能力を低減させるため、エアコンの
冷暖房能力が低下して車内での快適性が損なわれてしま
う。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、冷
暖房能力を充分に発揮して車内の快適性を保ちながら、
車の目的地までの走行に支障をきたさないようにした電
気自動車用エアコンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電動コンプレッサの電源に電気自動車の
走行用モータの電源としてのメインバッテリを用い、該
メインバッテリから充電され、室内フアンモータや室外
フアンモータの電源に該電気自動車のライトなど電装品
用のサブバッテリを用いる電気自動車用エアコンにおい
て、該メインバッテリの電圧と出力直流電圧とから該メ
インバッテリの残容量を検出して該メインバッテリの残
容量に応じたエアコンの消費電力許容値を設定し、該電
動コンプレッサや室内フアンモータ,室外フアンモータ
などの消費電力からなるエアコンの消費電力を該消費電
力許容値と比較して、該エアコンの消費電力が該消費電
力許容値を上回るとき、該電動コンプレッサの回転数を
低減するとともに、該室内フアンモータや該室外フアン
モータの回転数を増加させる。
【0008】かかる構成により、メインバッテリの残容
量が減少するとともに、消費電力許容値が小さくなって
電動コンプレッサの回転数が小さくなり、エアコンの消
費電力が減少してメインバッテリの残容量の減少傾向が
少なくなる。これにより、この分電気自動車の残走行距
離を伸ばすことができる。そして、このように電動コン
プレッサの回転数が低下すると、エアコンの能力も低下
するが、この能力低下は室内フアンや室外フアンの回転
数の増加によって補われることになり、これにより、車
内の快適性も維持される。
【0009】本発明は、さらに、得られた上記メインバ
ッテリの残容量から、これ以降電動コンプレッサを運転
するときと運転しないときとでの電気自動車の走行可能
距離を算出して表示する。
【0010】かかる構成により、現位置から目的地まで
の距離を勘案して、ユーザはエアコンを運転してもよい
か、運転しない方がよいかを容易に判断することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は本発明による電気自動車
用エアコンの一実施形態を示すシステムブロック図であ
って、1はメインバッテリ、2は走行用モータ、3はバ
ッテリ電圧検出部、4は直流電流検出部、5は消費電力
演算部、6はバッテリ残容量算出部、7は消費電力許容
値変更部、8はエアコン出力制御部、9は室外フアンモ
ータ制御部、10は室内フアンモータ制御部、11はコ
ンプレッサ直流電流検出部、12はコンプレッサ駆動装
置、13は電動コンプレッサ、14は室内フアンモータ
駆動装置、15は室外フアンモータ駆動装置、16は室
内フアンモータ、17は室外フアンモータ、18はサブ
バッテリ、19は制御装置、20は積算電力演算部、2
1はセンサ、22はバッテリ充電装置である。
【0012】同図において、メインバッテリ1は電気自
動車の走行用モータ2の電源であるが、また、エアコン
用の電動コンプレッサ13の電源及びサブバッテリ18
の充電電源としても用いられる。制御装置19は、車内
温度センサや車外温度センサなどの各種センサ21の検
出出力信号に基づいて、電動コンプレッサ13の制御信
号や室内フアンモータ16,室外フアンモータ17を生
成し、これをコンプレッサ駆動装置12や、室外ファン
モータ制御部9,室内ファンモータ制御部10を介して
室外ファンモータ駆動装置15,室内ファンモータ駆動
装置14に夫々供給し、電動コンプレッサ13や室外フ
ァンモータ17,室内ファンモータ16を駆動する。
【0013】但し、室外ファンモータ17や室内ファン
モータ16の駆動用電源には、ライトなど電装品の電源
であるサブバッテリ18が用いられる。このサブバッテ
リ18は、サブバッテリ充電装置22により、メインバ
ッテリ1から充電される。
【0014】制御装置19においては、バッテリ電圧検
出部3によってメインバッテリ1とサブバッテリ18と
の電圧が、また、直流電流検出部4によってメインバッ
テリ1から走行用モータ2と電動コンプレッサ13とサ
ブバッテリ充電装置22とに供給される直流電流が夫々
検出され、検出された電圧と直流電流とから消費電力演
算部5により消費電力が演算される。かかる走行用モー
タ2とエアコンとの消費電力は積算電力演算部20で積
算され、この積算電力から、バッテリ残容量算出部6に
より、メインバッテリ1の残容量が算出される。
【0015】消費電力許容値変更部7は、バッテリ残容
量算出部6で算出されたメインバッテリ1の残容量に応
じて、エアコンの消費電力許容値を設定する。
【0016】エアコン出力制御部8は、コンプレッサ直
流電流検出部11で検出される電動コンプレッサ13の
直流電流とバッテリ電圧検出部3で検出されるメインバ
ッテリ1の出力電圧とから電動コンプレッサ13の現在
の消費電力を算出し、また、コンプレッサ直流電流検出
部11で検出される室内フアンモータ駆動装置14や室
外フアンモータ駆動装置15への直流電流とバッテリ電
圧検出部3で検出されるサブバッテリ18の出力電圧と
から室内フアンモータ駆動装置14,室外フアンモータ
駆動装置15や室内フアンモータ16,室外フアンモー
タ17の現在の消費電力を算出し、これら消費電力の和
(以下、これをエアコンの消費電力という)と消費電力
許容値変更部7で設定されたエアコンの消費電力許容値
とを比較し、エアコンの消費電力がエアコン消費電力許
容値を上回わるときには、電動コンプレッサ13の回転
数の上限を制御する制御信号をコンプレッサ駆動装置1
2に出力し、電動コンプレッサ13を制御する。
【0017】また、これと同時に、エアコン出力制御部
8は、運転状態によっては、電動コンプレッサ13の回
転数の制限によるエアコンの能力の低下を補うために、
室外ファンモータ制御部9,室内ファンモータ制御部1
0を介して室外ファンモータ駆動装置14,室内ファン
モータ駆動装置15に制御信号を供給し、室外ファンモ
ータ17,室内ファンモータ16の回転数を増加させる
ようにする。
【0018】ここで、図2を用いて、この制御装置19
の制御動作をさらに具体的に説明する。
【0019】図2において、ステップ201〜204
は、図1における直流電流検出部4,バッテリ電圧検出
部3,消費電力演算部5,積算電力演算部20の上記説
明した動作である。また、ステップ205〜211が図
1におけるバッテリ残容量算出部6と消費電力許容値変
更部7の動作を示すものである。
【0020】ここで、メインバッテリ1の最大使用容量
を30kWhとした場合について説明すると、バッテリ
残容量算出部6はこの30kWhから積算電力演算部2
0で得られた積算消費電力を差し引いた残りの電力をメ
インバッテリ1の残容量とし、消費電力許容値変更部7
は、バッテリ残容量算出部6で算出されたメインバッテ
リ1の残容量に応じてエアコンの消費電力許容値を4段
階に区分する。
【0021】即ち、メインバッテリ1の残容量が20k
Wh以上のときには(ステップ205)、エアコンの消
費電力許容値を最大とし(ステップ208)、電動コン
プレッサ13を最大の消費電力で駆動することができる
ようにする。メインバッテリ1の残容量が20kWh未
満で10kWh以上のときには(ステップ206)、エ
アコンの消費電力許容値を最大の1/2とし(ステップ
209)、メインバッテリの残容量が10kWhで未満
5kWh以上のときには(ステップ207)、エアコン
の消費電力許容値を最小に設定する(ステップ21
0)。さらに、メインバッテリの残容量が5kWh未満
のときには(ステップ207)、エアコンの消費電力許
容値を0にする(ステップ211)。
【0022】そこで、エアコン出力制御部8は、上記の
ように、コンプレッサ直流電流検出部11で検出される
(ステップ216)直流電流値とバッテリ電圧検出部3
で検出される出力電圧とから現在のエアコン消費電力を
算出し(ステップ217)、この消費電力とステップ2
08〜210で設定されたエアコン消費電力許容値と比
較する(ステップ218)。
【0023】そして、かかる比較により、エアコンの消
費電力許容値(最大,最大の1/2または最小)を越え
ない消費電力で運転されていることが判定されたときに
は、エアコン出力制御部8は、センサ21の検出出力に
応じて電動コンプレッサ13や室内フアンモータ16,
室外フアンモータ17を制御しながら動作させる。
【0024】また、電動コンプレッサ13や室内フアン
モータ駆動装置14,室外フアンモータ駆動装置15な
どが、エアコンの消費電力がエアコンの消費電力許容値
以上でもって運転しており(ステップ218)、かつ、
ユーザによって室内フアンの風量が“自動モード”もし
くは“省エネモード”に設定されているとき(ステップ
219)には、エアコン出力制御部8は、コンプレッサ
駆動装置12を制御して電動コンプレッサ13の回転数
を低下させ(ステップ220)、これによってエアコン
の消費電力を低減するとともに、この電動コンプレッサ
13の回転数低下によるエアコンの能力低下を、室内フ
アンモータ16と室外フアンモータ17との回転数を増
加させることにより(ステップ221)、補うようにし
ている。
【0025】ユーザによって室内フアンの風量が“自動
モード”もしくは“省エネモード”に設定されていない
ときには(ステップ219)、エアコン出力制御部8
は、コンプレッサ駆動装置12を制御して電動コンプレ
ッサ13の回転数を低下させ(ステップ222)、これ
によってエアコンの消費電力を低減するとともに、この
電動コンプレッサ13の回転数低下によるエアコンの能
力低下を、室外フアンモータ17の回転数を増加させる
ことにより(ステップ223)、補うようにしている。
【0026】そして、ステップ218で現在のエアコン
の消費電力が設定されているエアコンの消費電力許容値
を下回るようになるまで、電動コンプレッサ13の回転
数が順次低下されていき、その分室内フアンモータ16
と室外フアンモータ17との回転数あるいは室外フアン
モータ17の回転数が増加していく。
【0027】このようにして、メインバッテリ1の残容
量が20kWh以上のときには、電動コンプレッサ13
はエアコンの消費電力許容値を最大として運転されるこ
とになり、20kWh未満10kWh以上のときには、
電動コンプレッサ13は、エアコンの消費電力許容値を
この最大の1/2として、その回転数が低減されて運転
されることになり、10kWh未満5kWh以上のとき
には、電動コンプレッサ13は、エアコンの消費電力許
容値を最小として、その回転数がさらに低減されて運転
されることになる。
【0028】また、エアコンの消費電力許容値が5kW
h未満では(ステップ207)、エアコンの消費電力許
容値を0に設定して(ステップ211)、電動コンプレ
ッサ13や室外フアンモータ17を停止させ(ステップ
212,213)、さらに、ユーザによって室内ファン
モータの風量を“自動モード”あるいは“省エネモー
ド”に設定されているときには(ステップ214)、室
内フアンモータ16も停止させるようにする(ステップ
215)。
【0029】以上のようにして、電動コンプレッサ13
の回転数を低下させることにより、エアコンの消費電力
が低下してメインバッテリ1の電力消費を抑えることが
できて、この分電気自動車の走行距離を伸ばすことがで
きる。この場合、電動コンプレッサ13の回転数を低下
させた分、エアコンの能力が低下するが、室内フアンモ
ータ16や室外フアンモータ17の回転数を増加させる
ことにより、エアコンの能力低下に伴う車内の快適性の
劣化を防止することができる。
【0030】このようにして、この実施形態では、メイ
ンバッテリ1の残容量に応じて、室内の快適性を損なう
ことなく、エアコンの消費電力を低減できて、電気自動
車の走行距離を伸ばすことができる。
【0031】なお、この実施形態では、バッテリ残容量
算出部6で算出されるメインバッテリ1の残容量から、
エアコンが運転されている場合と運転されていない場合
とでの電気自動車の残走行距離を表示し、この表示をも
とに運転者がエアコンを運転するか否かを選択できるよ
うにしている。
【0032】また、メインバッテリ1の残容量をバッテ
リ電圧検出部3で検出されるメインバッテリ1の電圧だ
けから算出し、エアコンの消費電力がこのメインバッテ
リ1の残容量によって決まるエアコンの消費電力許容値
を上回った場合、エアコン出力制御部8により電動コン
プレッサ13の回転数を低下させて電動コンプレッサ1
3の消費電力を制限するとともに、室外ファンモータ制
御部15,室内ファンモータ制御部14によって室外フ
ァンモータ17,室内ファンモータ16の回転数を増加
させることとし、エアコンの消費電力許容値をバッテリ
残容量に応じて変更させるようにすることも可能であ
る。
【0033】ここで、エアコンの運転時、電動コンプレ
ッサ13の回転数を定格の70%まで低下させると、エ
アコンの能力は、図3に示すように、約73%に低下
し、また、その際のエアコンの入力は、図4に示すよう
に、3000Wから約2100Wへと約900W減少す
る。また、室外ファンモータ17の回転数を、例えば、
1.5倍まで増加させると、図7に示すように、エアコ
ンの能力は約8.5%向上する。この場合、室外ファン
モータ17の入力は、図5から約190W増加すること
になるが、結局、900−190=約710Wの省電力
効果が得られる。
【0034】また、室内フアンモータ16の場合には、
回転数を、例えば、1.5倍まで増加させると、図6に
示すように、エアコン能力は約11%向上する。この場
合の室内ファンモータ16の入力は、図5から約140
W増加することになるが、上記の電動コンプレッサ13
の回転数の低下により、900−140=約760Wだ
け省電力効果が得られることになる。
【0035】ここで、現状システムでは、エアコンの消
費電力がバッテリの残容量によって決まるエアコンの消
費電力許容量を上回るとき、電動コンプレッサの回転数
を低下させてエアコンの消費電力を制限するエアコン出
力制御部と、エアコンの消費電力許容値をメインバッテ
リ1の残容量に応じて変更する消費電力許容値変更部と
を設けているため、エアコンの能力が著しく低下してし
まう。
【0036】そこで、エアコンの能力を規定の90%に
制御する場合には、現状のシステムでは、図3,図4に
より、電動コンプレッサの回転数を約89%まで低下さ
せると、電動コンプレッサの入力は約2700Wとなっ
て約300Wの省電力化となるが、この実施形態では、
例えば、さらに、室内フアンモータ16の回転数を1.
5倍に増加させることにより、エアコンの能力が、上記
のように、約11%向上するため、電動コンプレッサ1
3の回転数を約78%まで低下させることができ、電動
コンプレッサ13の入力は約2400Wとなって約60
0Wの省電力化が達成できる。
【0037】そこで、この場合、室内フアンモータ16
の入力増加分約145Wをエアコンの消費電力に加算し
ても、エアコンの消費電力は約455W減少することに
なり、上記の現状システムと比較しても、約155Wの
省電力効果が得られることになる。
【0038】また、室外フアンモータ17の回転数を
1.5倍増加させた場合には、エアコンの能力は約8.
5%向上するため、電動コンプレッサ13の回転数を約
81%まで低下させることができ、その入力は約245
0Wと約550W低減する。そこで、このときの室外フ
アンモータの上記入力増加分約190Wを加算しても、
エアコンの消費電力は約360Wの省電力化が達成で
き、上記現状のシステムと比較して約60Wの省電力効
果が得られる。
【0039】なお、上記は定格の90%の能力で運転し
た場合であったが、定格の80%,70%の場合も同様
である。但し、図8にその一例を示すように、この実施
形態での上記効果が充分に得られるのは、エアコンの総
合入力が約1600W以上の場合である。この約160
0Wも一例であり、電動コンプレッサモータや室内フア
ンモータ,室外フアンモータ,室内熱交換器,室外熱交
換器等の大きさや形状などによって決まることはいうま
でもない。
【0040】また、室内フアンモータや室外フアンモー
タの回転数についても、上記では定格の1.5倍とした
が、本発明はこれに限るものではない。
【0041】さらに、電動コンプレッサの回転数を低下
させる場合、室内フアンモータ,室外フアンモータ夫々
の回転数を増加させ、同様に省電力化を図ることもでき
る。
【0042】なお、室内フアンモータ,室外フアンモー
タの回転数増加による能力向上は、室内熱交換器や室外
熱交換器の大きさや形状などによって異なるが、省電力
効果の向上は実現する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メインバッテリの残容量の低下とともに、電動コンプレ
ッサの回転数を低下させることにより、エアコンの消費
電力を制限するものであるから、該メインバッテリでの
エアコンに費やす電力を低減できて、その分電気自動車
の走行距離を引き延ばすことができるし、また、電動コ
ンプレッサの回転数低下とともに、サブバッテリを電源
とする室内,室外フアンの回転数を増加させるものであ
るから、電動コンプレッサの回転数低下に伴うエアコン
の能力低下を抑制することができ、室内の快適性を保ち
ながら、電気自動車の走行距離を延長することができ
る。
【0044】また、本発明によると、検出されるバッテ
リの残量からエアコンを運転したときと運転しないとき
とでの電気自動車の残り走行距離の表示を行なうもので
あるから、この表示をもとに、ユーザはエアコンの運転
をするか否かの判断を容易に行なうことができ、エアコ
ンを使用することによって電気自動車が目的地に到着す
る前に停止して動かなくなるというような事態を避ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車用エアコンの一実施形
態を示すシステムブロック図である。
【図2】図1における制御装置の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図3】電動コンプレッサの回転数に対するエアコンの
能力比率を示す特性図である。
【図4】電動コンプレッサの回転数に対するエアコンの
入力を示す特性である。
【図5】室内,外ファンモータの回転数変化率に対する
エアコンの入力を示す特性図である。
【図6】室外ファンモータの回転数増加率に対するエア
コンの能力比率を示す特性図である。
【図7】室内ファンモータの回転数増加率に対するエア
コンの能力比率を示す特性図である。
【図8】エアコンの能力に対するエアコンの総合入力を
示す特性図である。
【符号の説明】
1 メインバッテリ 2 走行用モータ 3 バッテリ電圧検出部 4 直流電流検出部 5 消費電力演算部 6 バッテリ残量演算部 7 消費電力許容値変更部 8 エアコン出力変更部 9 室外ファンモータ制御部 10 室内ファンモータ制御部 11 コンプレッサ直流電流検出部 12 コンプレッサ駆動装置 13 電動コンプレッサ 14 室内ファンモータ駆動装置 15 室外ファンモータ駆動装置 16 室内ファンモータ 17 室外ファンモータ 18 サブバッテリ 19 制御装置 20 積算電力演算部 21 センサ 22 サブバッテリ充電装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 哲信 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 鐘撞 光章 広島県広島市中区小町4番33号 中国電力 株式会社内 (72)発明者 ▲高▼木 恒雄 広島県広島市中区小町4番33号 中国電力 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車に搭載され、電動コンプレッ
    サの電源に該電気自動車の走行用モータの電源としての
    メインバッテリを用い、室内フアンモータや室外フアン
    モータの電源に該電気自動車のライトなど電装品用のサ
    ブバッテリを用い、該サブバッテリをサブバッテリ充電
    装置によって該メインバッテリから充電するようにした
    電気自動車用エアコンにおいて、 該メインバッテリと該サブバッテリの電圧を検出するバ
    ッテリ電圧検出部と、 該メインバッテリから出力される第1の直流電流を検出
    する第1の直流電流検出部と、 該メインバッテリから該電動コンプレッサの駆動装置に
    供給される第2の直流電流と、該サブバッテリから該室
    内フアンモータや該室外フアンモータの駆動装置に供給
    される第3の直流電流を検出する第2の直流電流検出部
    と、 該バッテリ電圧検出部で検出された該メインバッテリの
    電圧と該第1の直流電流検出部で検出された直流電流と
    から消費電力を算出する消費電力演算部と、 該消費電力演算部で算出された該消費電力を積算し、積
    算電力を求める積算電力演算部と、 該メインバッテリの所定の充電量と該積算電力演算部で
    求められた該積算電力とから該メインバッテリの残容量
    を算出するバッテリ残容量算出部と、 該メインバッテリの残容量に応じてエアコンの消費電力
    許容値を変更する消費電力許容値変更部と、 該バッテリ電圧検出部で検出される該メインバッテリと
    該サブバッテリの電圧と、該第2の直流電流検出部で検
    出される該第2,第3の直流電流とからエアコンの消費
    電力を算出し、該エアコンの消費電力と該消費電力許容
    値変更部で設定された該エアコンの消費電力許容値とに
    応じて該電動コンプレッサの駆動装置や該室内フアンモ
    ータや該室外フアンモータの駆動装置を制御する制御信
    号を発生するエアコン出力制御部とを設け、 該消費電力許容値変更部には、該メインバッテリの残容
    量の取り得る全範囲が複数の領域に区分されて、夫々の
    区分毎にエアコンの消費電力許容値が割り当てられてお
    り、該バッテリ残容量算出部で算出された該メインバッ
    テリの残容量が含まれる該区分に割り当てられた該エア
    コンの消費電力許容値が選択設定され、 該エアコン出力制御部は、該エアコンの消費電力と該消
    費電力許容値検出部で選択設定された該エアコンの消費
    電力許容値を上回るとき、該制御信号により、該電動コ
    ンプレッサの回転数を低下させて、該エアコンの消費電
    力を該エアコンの消費電力許容値以下となるように低減
    させるとともに、該室外フアンモータ,該室内フアンモ
    ータの少なくともいずれか一方の回転数を増加させて、
    該電動コンプレッサの回転数低下によるエアコン能力の
    低下を補うように構成したことを特徴とする電気自動車
    用エアコン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記バッテリ残容量検出手段は、前記バッテリ電圧検出
    部で検出される前記メインバッテリの電圧を前記バッテ
    リ残容量としたことを特徴とする電気自動車用エアコ
    ン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記バッテリ残容量検出部で検出されたバッテリ残容量
    から、エアコン運転を行なっている場合と行なっていな
    い場合との該電気自動車の残走行距離を求め、夫々を表
    示することを特徴とする電気自動車用エアコン。
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