JPH09314746A - 薄膜被覆を施した透明基材 - Google Patents
薄膜被覆を施した透明基材Info
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Abstract
を含む透明基材、特にガラス基材を提供する。 【解決手段】 本発明の透明基材(1)は、フッ化アル
ミニウム又は酸フッ化アルミニウムAlx Oy Fz (こ
の式のy≧0)を含有するAフィルムを少なくとも一つ
含む被覆(6)を含む。
Description
ラス基材であって、干渉スケールの厚さを有しそして当
該基材に例えば熱的、光学的又は電気的性質をもたらす
特定の性質を与えるように設計される1以上の薄膜から
構成された被覆を備えている基材に関する。
を、特にグレージング(glazing)を製造するた
めに、使用することにも、またそれらを得る方法にも関
する。
組成と性質がいろいろの膜(フィルム)の積重体からな
る。それらは、もっとも普通には、例えば金属酸化物も
しくは窒化物もしくは酸窒化物タイプの、誘電性膜であ
り、及び/又は伝導性膜、例えば銀のような金属のもし
くはドープされた金属酸化物の膜である。光学的理由か
ら、多くの場合においてこれらの被覆は屈折率を注意深
く選ばれた膜を含む。
性膜が交互に連続したものから通常なる、反射防止被覆
と称されるタイプの被覆が知られている。透明基材上に
付着させると、このタイプの被覆はこの基材の光反射率
を低下させ、従ってその光透過率を上昇させる機能をも
つ。それゆえ、このように被覆された基材はその透過光
/反射光比が上昇して、これはその背後にある対象物の
可視性を向上させる。そのとき、それは多くの用途にお
いて、例えば鑑賞者の背後に置かれたライトにより照ら
された絵画を保護するため、あるいはショーウインドー
の一部を構成又は形成して、内部の照明が外部の照明に
比べて弱い場合にも、ショーウインドー内に入れられて
いるものをよりはっきりと見分けるために使用すること
ができ、あるいは室内調度で、又はコンピュータスクリ
ーンの前面に配置された防眩スクリーンとして使用する
ことができる。
基づいて測定あるいは評価することができる。第一は、
もちろん、光学的な基準である。「良好」な反射防止被
覆は標準の透明ガラス基材の光の反射率を所定の値ま
で、例えば2%、あるいは1%以下まで、低下させるこ
とができるべきであると考えることができる。同様に、
この被覆は基材にとって申し分ない測色値を、特に反射
におけるそれを、例えば被覆なしの基材のそれに非常に
近い極めて中性のものを、保持することが重要であるこ
とがある。想定される用途に応じて、ほかの基準が、特
に被覆の化学的及び/又は機械的な耐久性、用いられる
材料の経費、製造時間、及びその製造に用いられる技術
が、考慮に入れられることもある。
は、そのほかのものにおけるように、屈折率が低い材
料、例えば1.65未満の屈折率の材料の膜を製造する
ことが可能でなくてはならない。
る。屈折率が約1.38のフッ化マグネシウムMgF2
を挙げることができ、そしてそれは真空蒸着タイプの手
法により薄膜の形で堆積させることができる。これは、
小さな表面、例えば眼鏡あるいはレンズの表面への堆積
にとって信頼できるものであるが、もっと大きな表面へ
の、例えばグレージングへの堆積が必要とされる場合に
は、費用がかかり且つ複雑になる。
を挙げることもできる。この物質は陰極スパッタリング
の手法を使って堆積させることができ、この手法は窓ガ
ラスのタイプの大きな表面への堆積に完全に適してい
る。ところが、酸素の存在下での反応性スパッタリング
によりSiO2 を堆積させることはそれほど容易ではな
い。ケイ素ターゲットに別の元素、特にホウ素又はアル
ミニウム、をドープすることが必要であるという事実に
加えて、この手法を使用する場合のSiO2 膜の堆積速
度は遅く、そして堆積条件は時として安定させるのと制
御するのが難しい。
は、これらの欠点を、特に経費、使用の容易さ及び/又
は効率の点から申し分のない製造方法で、高品質の薄膜
の形にして工業的規模で堆積(成長)させることができ
る、低屈折率の新しいタイプの物質を探すことにより克
服することである。
少なくとも一つに1以上の薄膜の被覆を含む透明基材、
特にガラス基材、である。この被覆は、フッ化アルミニ
ウム又は酸フッ化アルミニウムAlx Oy Fz (ここで
はy≧0)を含有している膜を少なくとも一つ含み、こ
の膜は以下において、慣例によりそして便宜のために、
「Aフィルム」なる用語で表される。この物質には、主
としてその製造法の点で、現実にいくつかの利点があ
り、すなわちフッ化アルミニウムあるいは酸フッ化アル
ミニウムは実際のところ、陰極スパッタリングタイプの
真空技術を使い、任意的に磁場に支援される陰極スパタ
ッリングを使用して、薄膜で堆積させることができる。
ッタリング技術は大変有益なものであり、すなわちそれ
は同じ生産ラインでの次々の堆積により複雑な薄膜積重
体を量産するのを可能にし、また幅広く変わる基材寸
法、特に大きな寸法に対して適合させることができ、そ
れゆえ建築あるいは自動車産業向けの窓ガラス用の被覆
を製造するのに完全に適している。
ムを堆積させるために用いることに問題が伴うことはな
く、すなわち、ドープしなくてはならない低導電率のケ
イ素ターゲットを使用する酸化ケイ素の堆積と対比し
て、この場合にはアルミニウム製の標準的な金属ターゲ
ットが用いられる(「標準的な」という用語は、回転す
る円筒状のターゲットに対して、ターゲットのための平
坦な幾何学的形状を意味しようとするものであるが、回
転する円筒状のターゲットも明らかに使用することがで
きる)。この場合、例えば酸素といったような酸化性ガ
スと、フッ素化されたガスとを含む反応性雰囲気中で、
標準の直流電源を用いてAフィルムを堆積させる。こう
して製造される堆積物は、大変に再現性がよく、且つ制
御するのが容易である。更に、このタイプの膜の堆積速
度はスパッタリングにより堆積させるSiO2 膜のそれ
よりはるかに速く、且つ、それを被覆の、より詳しく言
えばグレージング用のものの、量産に関連する短い製造
時間の要件と完全に合致させるのに十分速い。
のAフィルムは、その光学的性質の点でも有利である。
純粋な酸化アルミニウムAl2 O3 の屈折率は約1.6
5である。酸フッ化物を得るためフッ素を導入すること
により、あるいはフッ化物を得るため酸素をフッ素で完
全に置換することによっても、膜の屈折率を制御した様
式で低下させることができる。と言うのは、膜の屈折率
はそのフッ素含有量が増加するにつれて低下するからで
ある。堆積条件を適合させることにより、特に、陰極ス
パッタリング堆積雰囲気中の酸化性ガスに関してフッ素
化したガスの量を変更することにより、酸化性ガスの不
存在下での完全なフッ素の飽和に至るまで、フッ素レベ
ルが可変のAフィルムを得ることができ、そのフィルム
の屈折率は広い値の範囲内で非常に精密に設定すること
ができる。例えば、Aフィルムの屈折率は1.63未満
になるように選ばれ、好ましくは1.60と1.32の
間、特に1.35と1.45の間になるように選ばれ
る。屈折率の選定に関するこの柔軟性は、Aフィルムを
非常に有益なものにする。と言うのは、それは、所定の
薄膜積重体の中で果たそうとする光学的役割が変わると
ともに変化するものとして適合させることができるから
である。Alx Oy Fz の式においては、3x=2y+
zの式が満足され、yは0より大きいかそれと等しくて
よいものと理解される。
量は、膜中のF/Al原子比が0.1と3.0の間、特
に0.10と2.50の間、好ましくは0.16と2.
45の間になるように都合よく選ぶことができる。同様
に、O/F比はそれが0と10の間、特に0.1と10
の間、好ましくは0.15と9の間になるように調節す
ることができる。
酸素、フッ素及びアルミニウム以外の元素を考えること
もできる。これは、特に、好ましくは次の群、すなわち
酸化ケイ素SiO2 、酸化スズSnO2 、酸化ニッケル
NiOの群に属する、酸化物又は酸化物の混合物を包含
することができる。
1.9であるので、それらを膜に加えることは、そのフ
ッ素含有量を不適当な比率で増加させることなしにその
フッ素含有量につれて変わるものとして、膜の屈折率を
調節する追加の手段となることができる。それらは更
に、膜の機械的又は化学的耐久性によい影響を及ぼすこ
とができ、そしてそれはAフィルムがその一部を形成す
る膜積重体において一番外側の膜である場合に、それゆ
え、実際のところ、それが例えば機械的摩滅とか、腐食
性の化学製品あるいは好ましくない気象条件とかの攻撃
に直接さらされかねない場合に、重要であることが分か
ろう。
ムの化学的耐久性の向上を、特にそれの湿分に対する耐
性の上昇をもたらす。Aフィルムは、有利には、フッ化
アルミニウム又は酸フッ化アルミニウム/酸化ケイ素の
混合物を含む。この場合、0.05〜1.00の、好ま
しくは0.06〜0.10のSi/Al原子比、0.2
〜10の、好ましくは0.25〜8.70のO/F原子
比、そして0.1〜2.5の、好ましくは0.18〜
2.40のF/Al原子比を選ぶのが好ましい。
ムは赤外線及び/又は太陽放射線の範囲に反射特性のあ
る薄膜積重体の、特に二つの誘電性被覆の間に配置され
た、銀タイプの、少なくとも一つの金属膜を含む積重体
の、一部を形成する。その低い屈折率のために、それ
は、ヨーロッパ特許第0745569号明細書に記載さ
れたように基材と積重体との間に配置される、基材より
低屈折率の中間膜として働くのに特によく適している。
ば、Aフィルムは交互に並んだ高屈折率と低屈折率の誘
電性膜を含む反射防止被覆の一部を形成し、積重体の低
屈折率膜のうちの少なくとも一つがAフィルムからな
る。これは、反射防止被覆の最後の膜でもよく、あるい
はその全ての低屈折率膜でもよい。
いう用語は1.65と1.32の間、特に1.60未満
の屈折率を意味しようとし、「高屈折率」という用語は
少なくとも1.80の、特に1.9と2.45の間の屈
折率を意味しようとするものである。
折率膜として使用することは、実際に全く有利であり、
このタイプの被覆で通常使用されるシリカ膜の代わりに
用いることができる。この場合、二つの別の選択をする
ことが可能である。すなわち、Aフィルムは、シリカの
屈折率に近い、すなわち1.45に近い屈折率を持つよ
うに選ばれたフッ素レベルを持ち、この場合には、一つ
の材料が陰極スパッタリングにより堆積するのがより容
易であるが光学的には反射防止積重体において同等であ
る別の材料で「置換」されており、あるいは、Aフィル
ムはシリカより実質的に低い、詳しく言えば1.40未
満の、例えば1.37〜1.38程度の屈折率を持つよ
うに選ばれ、この場合には可能性のある高屈折率の材料
をはるかに幅広く選定するのが可能である。反射防止被
覆の性能を評価する方法をおおまかに検討すると、その
ような被覆がそれを支持する基材の光反射率の値を低下
させる能力は、積重体を形成する高屈折率膜と低屈折率
膜の屈折率差に、より詳しく言えばその最後の高屈折率
と低屈折率の二つの膜の屈折率差に、関連づけられると
言うことができる。これまでは、酸化チタンタイプの、
高屈折率膜、すなわち少なくとも2.25の屈折率を有
するものを、低屈折率のシリカ膜と組み合わせることが
慣例であった。屈折率がより低い材料がシリカより好ま
しくなると直ちに、使用される高屈折率の膜が、反射防
止被覆の光学的性能を犠牲とせずに、相対的により低い
屈折率の、例えば単純に少なくとも1.9〜2.2の、
材料の膜であることが容認可能になる。
少なくとも一つ含む反射防止被覆は、少なくとも2.2
5という、現実に非常に高い屈折率の、例えば酸化ニオ
ブNb2 O5 、酸化ジルコニウムZrO2 、酸化チタン
TiO2 、酸化ビスマスBi 2 O3 又は酸化セリウムC
eO2 といった高屈折率膜を使用してもよい。しかし、
それにもかかわらず、それよりわずかに低い屈折率を持
つ、詳しく言えば1.90〜2.20程度の屈折率を持
つ高屈折率膜、例えば酸化タングステンWO3、酸化ス
ズSnO2 、酸化亜鉛ZnO、窒化アルミニウムAl
N、窒化ケイ素Si3 N4 又は酸化タンタルTa2 O5
を、使用することが可能である。このタイプの材料を使
っても、高屈折率膜と低屈折率膜との間には少なくとも
0.5の、とりわけ約0.8の、屈折率差を実際に維持
することができる。例えば、高屈折率膜としてNb2 O
5 又はTiO2 よりもむしろWO3 又はSnO2 を使用
することが、特に後者の膜は前者よりも陰極スパタッリ
ング堆積速度がはるかに大きいことから、工業的に有益
であることもある。
も屈折率が低いAフィルムを使用することは、光学の見
地から、より詳しく言うと反射の測色上の見かけの見地
から、二つの追加の利点を提供し、被覆した基材の反射
の残留色がより中性になり、そして被覆した基材を観測
する入射角の関数としての色の変動がはるかに少なくな
ることが認められる。
明による反射防止被覆は、高屈折率膜と低屈折率膜との
並びを二つだけ含んでもよい。四つの膜は、事実上、顕
著な反射防止効果を得るのに十分であろう。
ば次のタイプの積重体でよい。
2 O3 又はTiO2 膜と都合よく交換することもでき
る。
は高屈折率膜と低屈折率膜との並びを二つではなく三つ
含むことができる。この場合、反射防止効果は一層大き
くなることができ、且つより中性の反射残留色と組み合
わせることができるが、積重体を製造するのはやや長く
なり、そしてわずかに費用がかかる。
率膜と低屈折率膜の第一の並び(「第一の並び」という
用語は被覆を支持する基材の表面に一番近い並び(組)
を表すのに使用される)を、1.65〜1.80という
中間の屈折率を持つ単一の膜と取り替える。このタイプ
の中間屈折率膜は高屈折率膜/低屈折率膜の並びの光学
的効果と同様の光学的効果を有し、そして積重体の膜の
総数を減らす利点を持つ。
重体のいわゆる高屈折率膜のうちの少なくとも一つ、特
に二番目の並びにおける膜は、高屈折率の「総合(ov
erall)」膜でよく、「総合」という用語はそれが
実際上複数の、特に2又は3の、高屈折率膜の重ね合わ
せであることを表す。光学の見地からは、この「総合」
膜は、大まかに言えば、それを形成している種々の膜の
屈折率の中間の屈折率を持つ単一膜の役割を果たす。
が可能である。
料の、詳しくはドープされた金属酸化物タイプの、例え
ばスズをドープされた酸化インジウムITOのようなも
のの、膜を積重体に取り入れることで、追加の静電気防
止機能を与えることができる。
ましくは、基材の表面のおのおのをこのタイプの反射防
止積重体で被覆する。
光反射率の値RL は最大で2%の値まで、特に最大で1
%あるいは最大で0.5%の値まで低下する。これは、
反射の美的及び快い測色上の外観をもたらし、詳しく言
うと薄い青又は青緑の色合いをもたらし、そしてそれは
(L* ,a* ,b* )測色系で、a* について絶対値で
最大3.5そしてb* について絶対値で最大1.5の負
のa* 値とb* 値とによって表される。
くとも一つの膜のほかに、所定の熱的性質を持つ、詳し
く言えば日光防護(sun−protection)特
性あるいは低放射率を持つ、例えば銀もしくはアルミニ
ウムといった、金属タイプの、あるいはドープされた金
属酸化物タイプの、例えばフッ素をドープされた酸化ス
ズSnO2 :Fもしくはスズをドープされた酸化インジ
ウムITOの、膜を少なくとも一つ含む被覆である。
か、積層されているか、あるいは1以上の中間ガス層を
有する多重式であるかに関係なく、被覆された基材を取
り入れたグレージングである。
装窓ガラスとして、あるいは絵画といったような対象物
を保護するためのガラスとして、ショーウインドーや、
例えばカウンターもしくは冷凍陳列ウィンドーといった
ガラスをはめた備品として、あるいは自動車の窓ガラ
ス、例えば積層フロントガラスとして、鏡、コンピュー
タ用の防眩スクリーン、もしくは装飾ガラスとして、使
用することができる。
む被覆を備えた透明基材、特にガラス基材を製造するた
めの方法である。一つの方法は、真空技術を利用して、
特に磁場に支援される陰極スパッタリングによって、全
ての膜を連続して次々に堆積させるものである。例え
ば、酸素の存在下での金属の反応性スパッタリングによ
り酸化物の膜を堆積させ、窒素の存在下で窒化物の膜を
堆積させ、そしてアルミニウムを含有しているターゲッ
トからの反応性スパッタリングにより、フッ化物を得る
ためにはフッ素化したガスの存在下で、また酸フッ化物
を得るためにはフッ素化したガスと例えば酸素のような
酸化性ガスの存在下で、Aフィルムを堆積させることが
可能である。
膜の一部は真空を使用する別の技術により、あるいは、
特に被覆を支持する基材と直接接する積重体の第一の膜
(又は最初の二つ)は、この基材がガラス製である場合
には、熱分解タイプの技術により、堆積させることを妨
げられない。
に関しては制限を設けず、従ってそれはガラス製でもプ
ラスチック製でもよい。
参照して、以下に掲げる限定しない例から必然的に明ら
かになろう。
くとも一つ使用する反射防止積重体で覆われた基材の断
面を非常に模式的に表している(明瞭にするため、基材
と膜の厚さの相対的な比率は考慮されていない)。実際
には、基材の表面のおのおのに同一の積重体が備えられ
るが、簡単にするため単一の積重体だけが表示されてい
る。下記の例を通じて、基材の表面のそれぞれで被覆を
使用した。
陰極スパッタリングにより連続して薄膜の堆積を行った
ことを指摘すべきである。
ゴバン・ビトラージュにより販売されている、厚さが3
〜6mm、特に4mmの、Planiluxタイプの透
明なシリカ−ソーダ−石灰基材である。
高屈折率の薄膜2、4と低屈折率の薄膜3、5が交互に
並んだものを含む四つの膜の積重体6で被覆したガラス
基材1を表している。
では酸化ニオブを、膜2では酸化スズを用いて実施し
た。
された四つの膜の被覆を使用する(これらの膜のナノメ
ートルで表した幾何学的厚みはそれらのおのおのの下に
指示されている)。
れぞれスズターゲット、ドープされたケイ素ターゲット
及びニオブターゲットから得られる。
素とCF4 の存在化でアルミニウムターゲットから得ら
れる(CF4 と一緒にしてあるいはその代わりに、ほか
のフッ素化されたガス、例えばC2 F6 を使用してもよ
い)。CF4 レベルを調節して屈折率が約1.37の膜
を得る。被覆した基材で測定した、光源D65に基づく光
の反射率RL は0.80%である。(L* ,a* ,
b* )測色系による反射光のa* (R) とb* (R) の値
は、それぞれ約−3と−1である。Aフィルムの堆積速
度はシリカ膜3のそれよりはるかに大きい。
ての例において同じ表し方をする)で、今回は二つのA
フィルムを使用する四つの膜の被覆を使用する。
Aフィルムの屈折率は約1.37である。被覆した基材
のRL 値は0.96%であり、a* とb* の値はそれぞ
れ約−3と−1である。
が、図において番号5をつけた「外側」のAフィルム
は、今回は屈折率を約1.42とする条件下で堆積さ
せ、他方のフィルムの屈折率はやはり約1.37であ
る。
に得られ、従ってこの膜は式AlxOy Fz に対応して
いる。
粋なアルミニウム製ではなく、低ケイ素含有量のアルミ
ニウム−ケイ素合金製のターゲットを使って得られる。
従って、この膜は式Alx Oy Fz Sit に対応してい
る。並びの順番は次のとおりである。
り、a* とb* の値はそれぞれ約−3と−1である。
テンを、そして膜2で酸化スズを用いて実施した。膜は
前のとおりに製作し、酸化タングステンは酸素の存在下
での金属タングステンターゲットの反応性スパッタリン
グにより堆積させる。
する。
7であり、二番目のものは約1.42である。それらは
例3におけるように得られる。被覆した基材のRL 値は
約0.33%であり、反射光のa* とb* の値はそれぞ
れ約−3と−1である。
する。
例3におけるようにAl/Si金属合金ターゲットから
得られる。被覆した基材のRL 値は約0.35%であ
り、a * とb* の値はそれぞれ約−3と−1である。
て膜2について酸化スズを用いた一つの例を実施した。
する。
であり、例1におけるように得られる。被覆した基材の
RL 値は約0.90%であり、a* とb* の値はやはり
それぞれ約−3と−1である。
も一つのAフィルムを含む反射防止被覆を、実際のとこ
ろ高屈折率酸化物膜4が2又は3の高屈折率酸化物膜の
重なり合ったものからなる「総合」膜となるように設計
する。
えた積重体を使用する。
7であり、二番目のAフィルム(5)の屈折率は約1.4
2である。それらは例3におけるようにして得られる。
り、反射光のa* とb* の値はそれぞれ約−3と−1で
ある。
TiO2 又はBi2 O3 膜を用いることも可能である。
えた積重体を使用する。
1.37であり、例4におけるように得られる。
り、反射光のa* とb* の値はそれぞれ約−3.1と−
1.2である。
/Nb2 O5 〕の代わりに〔Bi2O3 /SnO2 /B
i2 O3 〕又は〔TiO2 /SnO2 /TiO2 〕を使
用してもよい。
を用いた反射防止膜を使って、比較例を実施した。ま
た、本発明による最後の例を、最初の高屈折率膜と低屈
折率膜(2、3)の並びを中間屈折率膜(7)と取り替
えた反射防止膜を使って実施した。
つ積重体を使用する。
トから酸素の存在下での反応性スパッタリングにより得
られる。Aフィルム(5) は例4におけるとおりに得られ
る。
り、反射光のa* とb* の値はそれぞれ約−3.1と−
1.1である。
取り替えて同じ並びの順番を使用することから、例1に
匹敵する。従って積重体は次のとおりである。
る。
とができる。すなわち、反射防止積重体にAタイプの膜
を取り入れるのは有利であり、シリカ膜よりもこれらの
フッ素化した膜を使用することにより製造サイクル時間
を非常に大幅に減少させることができる。
えば光学的性質の見地から少しも欠点を伴わず、屈折率
が調節可能なAフィルムは、非常に低い、少なくともシ
リカ膜と同じほど低い、RL の値を得るのを可能にす
る。それらはまた、非常に薄い緑−青の反射の外観を得
るのを可能にし、この色合いは現在大変に望ましいもの
である。
測色の結果を得るために、各膜の厚みを、より詳しく言
うとAフィルムの厚みを、選択した。これらの膜の厚み
を、特に反射光のわずかに異なる測色の結果を得ること
を目的として、特に指示された厚みに関して±20%だ
け変更することは、本発明の範囲から逸脱しないであろ
うということは明らかである。
を追加して含有しているフッ素化したアルミナから作ら
れた「外側」Aフィルムを使用することは、二つの利点
をもたらし、すなわちこれは膜の屈折率のより細かい調
節を可能にし、そしてシリカだけから又はフッ素化した
アルミナだけからなる膜と比べて膜の化学的な耐性を増
加させる。
により損傷を被る)又は内部に面する(摩擦を受ける清
掃により損傷を被る)窓ガラスに基材を取り入れる場合
に有益である。
明された。酸フッ化アルミニウムとシリカの混合物から
なり、屈折率が1.42、そして厚さが100nmであ
る、本発明によるAフィルムを、ガラス基材の上に直接
堆積させた。この基材を、研磨材をエラストマーに埋め
込んだ砥石車を使用して行ういわゆるテーバー(Tab
er)摩耗試験にかけた。この機械は、米国の会社Ta
ber Instrument Corporatio
n製である。それはモデル174の「標準摩耗試験機」
であり、砥石車は500gを負荷されるCS10Fタイ
プのものである。光源D65を基にした光の透過率T
L と、曇り(blurring)レベルF(拡散光透過
率)を、開始時に測定し、次いで150回転後、350
回転後、及び650回転後に測定した。結果を下記の表
に示す。
認められる。
Claims (21)
- 【請求項1】 1以上の薄膜の被覆(6)を表面の少な
くとも一つに含む透明基材(1)、特にガラス基材、で
あって、当該被覆がフッ化アルミニウム又は酸フッ化ア
ルミニウムAlx Oy Fz (この式のy≧0)を含有す
るAフィルムを少なくとも一つ含むことを特徴とする透
明基材。 - 【請求項2】 前記Aフィルムの屈折率が1.63未
満、特に1.60と1.32の間、好ましくは1.45
と1.35の間であることを特徴とする、請求項1記載
の基材。 - 【請求項3】 前記AフィルムにおけるF/Al原子比
が0.10〜3、特に0.10〜2.50、好ましくは
0.16〜2.45であることを特徴とする、請求項1
又は2記載の基材。 - 【請求項4】 前記AフィルムにおけるO/F原子比が
0〜10、特に0.1〜10、好ましくは0.15〜9
であることを特徴とする、請求項1から3までの一つに
記載の基材。 - 【請求項5】 前記Aフィルムが、酸フッ化アルミニウ
ムのほかに、少なくとも一つのほかの化合物を、特に酸
化ケイ素SiO2 、酸化スズTiO2 、酸化ニッケルN
iOの群に属する酸化物又は酸化物の混合物の形でもっ
て、含むことを特徴とする、請求項1又は2記載の基
材。 - 【請求項6】 前記Aフィルムがフッ化アルミニウム又
は酸フッ化アルミニウムと酸化ケイ素との混合物、特に
Si/Al原子比が0.05〜1.00、好ましくは
0.06〜0.10、O/F原子比が0.2〜10、好
ましくは0.25〜8.70、F/Al原子比が0.1
〜2.5、好ましくは0.18〜2.40である混合物
を含むことを特徴とする、請求項5記載の基材。 - 【請求項7】 前記Aフィルムが、陰極スパッタリング
技術により、特にそれが酸フッ化アルミニウムを含む場
合には酸素とフッ素化したガスとの存在下での反応性陰
極スパッタリングにより、また特にそれがフッ化アルミ
ニウムを含む場合にはフッ素化したガスの存在下での反
応性陰極スパッタリングにより、堆積させられているこ
とを特徴とする、請求項1から6までの一つに記載の基
材。 - 【請求項8】 前記被覆(6)が高屈折率の誘電性膜
(2、4)と低屈折率の誘電性膜(3、5)が交互に並
んだものを含む反射防止被覆であり、当該低屈折率の膜
(3、5)のうちの少なくとも一方がAフィルムからな
ることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一
つに記載の基材。 - 【請求項9】 前記反射防止被覆(6)の最後の膜
(5)がAフィルムであることを特徴とする、請求項8
記載の基材。 - 【請求項10】 前記反射防止被覆(6)における全部
の低屈折率膜(3、5)がAフィルムであることを特徴
とする、請求項8又は9記載の基材。 - 【請求項11】 前記高屈折率膜(2、4)の屈折率
が、少なくとも1.80、特に、例えば酸化タングステ
ンWO3 、酸化スズSnO2 、酸化亜鉛ZnO、窒化ア
ルミニウムAlN、窒化ケイ素Si3 N4 、酸化タンタ
ルTa2 O5 といったように、1.90〜2.20であ
り、あるいは、例えば酸化ニオブNb2O5 、酸化チタ
ンTiO2 、酸化ビスマスBi2 O3 、酸化ジルコニウ
ムZrO 2 、酸化セリウムCeO2 といったように、少
なくとも2.25であることを特徴とする、請求項8か
ら10までの一つに記載の基材。 - 【請求項12】 高屈折率と低屈折率の二つの隣合う膜
の、特に最後の二つの膜の、屈折率の差が少なくとも
0.5、特に約0.8であることを特徴とする、請求項
8から11までの一つに記載の基材。 - 【請求項13】 前記反射防止被覆(6)が、SnO2
/SiO2 /Nb2O5 (又はSnO2 又はWO3 又は
Bi2 O3 又はTiO2 )/Aフィルム積重体、あるい
はSnO2 /Aフィルム/Nb2 O5 (又はSnO2 又
はWO3 又はBi2 O3 又はTiO2 )/Aフィルム積
重体を含むことを特徴とする、請求項8から12までの
一つに記載の基材。 - 【請求項14】 高屈折率膜と低屈折率膜の最初の並び
(2、3)が1.65〜1.80という中間の屈折率を
有する単一の膜(7)で置き換えられていることを特徴
とする、請求項8から12までの一つに記載の基材。 - 【請求項15】 高屈折率膜と低屈折率膜の二番目の並
び(4、5)が、複数の高屈折率膜の、特に2又は3の
膜の、重なり合ったもの、特に少なくとも一つは酸化ニ
オブ、酸化ビスマス又は酸化タングステン膜であるも
の、から構成された高屈折率の「総合」膜(4)を含む
ことを特徴とする、請求項8から12までの一つ又は請
求項14記載の基材。 - 【請求項16】 前記反射防止被覆(6)が、ドープさ
れた金属酸化物タイプの、例えばスズをドープした酸化
インジウムITOの、伝導性材料の膜を備えた静電気防
止被覆でもあることを特徴とする、請求項8から15ま
での一つに記載の基材。 - 【請求項17】 表面のおのおのに反射防止被覆(6)
を含むことを特徴とする、請求項8から15までの一つ
に記載の基材。 - 【請求項18】 最高で2%、特に最高で1%又は最高
で0.6%の視感反射率RL と、青又は青−緑色の反射
光、特に絶対値で最高が3.5の負のa* 値と絶対値で
最高が1.5である負のb* 値を持つものとを有するこ
とを特徴とする、請求項8から17までの一つに記載の
基材。 - 【請求項19】 前記被覆が熱的性質を持つ膜を、特
に、銀もしくはアルミニウムタイプ、又はSnO2 :F
もしくはスズをドープされた酸化インジウムITOタイ
プのドープされた金属酸化物タイプの、低放射率膜を含
むことを特徴とする、請求項1から7までの一つに記載
の基材。 - 【請求項20】 請求項1から19までの一つに記載の
基材を取り入れていることを特徴とする、一体式グレー
ジング、積層グレージング、又は中間ガス層を有する多
重グレージング。 - 【請求項21】 建築物の内装もしくは外装窓ガラス、
自動車窓ガラス、例えば絵画といったような対象物を保
護するためのグレージング、ショーウインドーあるいは
カウンター、コンピュータ用の防眩スクリーン、鏡の製
造への、請求項1から19までの一つに記載された基材
又は請求項20記載のグレージングの利用。
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