JPH09314604A - 射出成形機のノズルアタッチメント - Google Patents

射出成形機のノズルアタッチメント

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JPH09314604A
JPH09314604A JP15330896A JP15330896A JPH09314604A JP H09314604 A JPH09314604 A JP H09314604A JP 15330896 A JP15330896 A JP 15330896A JP 15330896 A JP15330896 A JP 15330896A JP H09314604 A JPH09314604 A JP H09314604A
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JP
Japan
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nozzle
injection
molding machine
injection molding
main body
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JP15330896A
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English (en)
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Seiji Urano
省二 浦野
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Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出装置のノズル軸が型締装置の金型の軸芯
に対して水平方向に所定角度をもって配設された射出成
形機のためのノズルアタッチメントを提供する。 【解決手段】 固定盤への取付部10と、前記取付部に
保持され、所定角度をもって配設された射出装置のノズ
ル先端が圧接する注入部25およびその樹脂通路27が
形成されたヘッド本体部20と、前記ヘッド本体部の樹
脂通路と連通しかつ型締装置の金型のスプルー孔に圧接
するノズル先端部32を有するノズル部30とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は射出成形機のノズ
ルアタッチメントに関し、特には射出装置のノズル軸が
型締装置の金型の軸芯に対して水平方向に所定角度をも
って配設された射出成形機のためのノズルアタッチメン
トに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図1に示すように、単一の型締装
置Bの金型Cに対して2つの射出装置A1、A2からそ
れぞれ異なった樹脂材料を同時に射出していわゆる2色
成形品Mを得ることが行われている。このような射出成
形機にあっては、2つの注入孔S1,S2をもった特殊
な金型Cが用いられ、該注入孔S1,S2に対応して、
射出装置A1,A2のノズル軸a1,a2は型締装置B
の金型Cの軸芯bに対して水平方向に所定角度b1,b
2(例えば15度)をもって配設される。
【0003】このような構成よりなる射出成形機におい
て、図2に図示のように、通常の(つまり単色の)金型
Dを使用して射出成形をしようとする場合、前記のよう
に射出装置A1,A2のノズル軸a1,a2が角度をも
って配設されているので、そのままではこれらの射出装
置A1,A2のノズルが金型Dのスプル孔S3と接触で
きない。
【0004】また、図3に示すように、単一の射出装置
A3を2つの型締装置B1,B2に対して交互に旋回し
て順次射出成形を行おうとする場合にも、射出装置A3
のノズル軸a3,a4が角度をもつことになるので、そ
のままでは型締装置B1,B2の金型E1,E2のスプ
ル孔と接触できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上のように、射出装置のノズル軸が型締装置の金型の軸
芯に対して水平方向に所定角度をもって配設された射出
成形機のためのノズルアタッチメントを提供しようとす
るもので、この発明によって、多色成形と単色成形との
切替使用あるいは単一の射出装置による旋回使用など、
この種射出成形機の使用範囲を多用化ないしは拡大化す
ることができる装置を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
射出装置のノズル軸が型締装置の金型の軸芯に対して水
平方向に所定角度をもって配設された射出成形機のため
の装置であって、固定盤への取付部と、前記取付部に保
持され、前記所定角度をもって配設された射出装置のノ
ズル先端が圧接する注入部およびその樹脂通路が形成さ
れたヘッド本体部と、前記ヘッド本体部の樹脂通路と連
通しかつ前記型締装置の金型のスプルー孔に圧接するノ
ズル先端部を有するノズル部とからなることを特徴とす
る射出成形機のノズルアタッチメントに係る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1は2色成形を行う射出成形機の
要部を示す横断面図、図2は図1の成形機を用いて単色
成形を行う状態を示す要部の横断面図、図3は1基の射
出装置によって2つの型締装置に対して交互に旋回して
成形を行う状態を示す要部の横断面図、図4はこの発明
のノズルアタッチメントの一例を示す要部の拡大横断面
図、図5は図4の矢印5側から見た正面図、図6はこの
発明のノズルアタッチメントの他の例を示す要部の拡大
横断面図、図7は図6の矢印7側から見たヘッド本体部
の正面図である。
【0008】この発明の射出成形機のノズルアタッチメ
ントは、図2ないし図3に破線符号Nで示したように、
射出装置A1,A2,A3のノズル軸a1,a2,a3
(a4)が型締装置B,B1,B2の金型D,E1,E
2の軸芯b,e1,e2に対して水平方向に所定角度を
もって配設された射出成形機のために、当該射出装置A
1,A2,A3と型締装置B,B1,B2との間に介設
される装置である。
【0009】図4および図5に従って、この発明のノズ
ルアタッチメントNの実施例を説明すると、この装置
は、取付部10とヘッド本体部20とノズル部30とか
らなる。取付部10は本装置を型締装置の固定盤Sに取
り付ける部分であって、この実施例では、固定盤Sと金
型Qとの間の空所に挟着されるフランジ部11を含む。
符号12は取付孔、13はボルトである。なお、この例
では、ヘッド本体部20の前後位置調節が可能なよう
に、前記フランジ部11にキー溝16を有する突部15
が一体に延設してある。
【0010】ヘッド本体部20は前記取付部10に保持
される。この実施例では、ヘッド本体部20は、図のよ
うに、前記取付部10の突部15の両側に設けられたキ
ー溝16,16を摺動するキー部材22,22を有する
ブラケット部21を介して、該取付部10に対して前後
位置調節可能なスライダ機構によって保持されている。
この取付部10に形成されたキー溝16,16と該キー
溝に沿って摺動するヘッド本体部20のキー部材22と
からなるスライダ機構によって、ヘッド本体部20は水
平方向に平行移動してその前後位置が調節される。符号
23はブラケット部21に形成された放熱のための切欠
窓であり、符号24は断熱部材である。
【0011】また、ヘッド本体部20には射出装置のノ
ズル先端Tが圧接する注入部25およびその樹脂通路2
7が形成されている。注入部25は、所定角度をもって
配設された射出装置のノズル先端Tが圧接することがで
きるように、所定角度の傾斜状に形成される。なお、図
4中に破線で示したように、2機の射出装置を使用する
場合には、ヘッド本体部20の対応する位置に他のノズ
ル先端が圧接する注入部25aおよび樹脂通路27aが
設けられる。
【0012】ノズル部30は前記ヘッド本体部20を介
して注入された樹脂材料を固定盤Sに装着された金型Q
のスプルー孔Hに導入する部分で、前記ヘッド本体部2
0の樹脂通路27(および27a)と連通するノズル通
路31を有し、かつその先端に前記スプルー孔Hに圧接
するノズル先端部32を有する。図4の符号35はノズ
ルチップを表す。
【0013】このノズル部30は、前記ヘッド本体部2
0に交換自在に取り付けられていることが好ましい。金
型Qの種類に応じた形状、長さサイズのノズル部を選択
して使用できるからである。この例では、ノズル部30
後端にねじ部33を刻設してヘッド本体部20のねじ孔
29に螺着するようになっている。なお、この場合にお
いて、ヘッド本体部20のねじ孔29を深く形成して、
ノズル部30の該ねじ孔29に対するねじ込み深さを調
節して、ノズル部30の長さ位置の調節をできるように
してもよい。
【0014】図6および図7はこの発明の他の実施例に
係る。この実施例はヘッド本体部50にリンク機構部7
0を含む例である。すなわち、取付部40は取付フラン
ジ41および取付ネジ42によって固定盤Sに取り付け
られ、該取付フランジ41には前後方向に水平なキー溝
部43と外側へ傾斜する傾斜状のキー溝部44が形成さ
れている。そして、このキー溝部43および44を介し
てヘッド本体部50が前後調節自在に保持される。
【0015】この例では、ヘッド本体部50は本体ブロ
ック51および注入ブロック52を有していて、本体ブ
ロック51には前記水平キー溝43,43を摺動する前
側ブラケット53,53、注入ブロック52には前記傾
斜キー溝部44(44a)を摺動する後側ブラケット5
4(54a)が形成されている。そして、本体ブロック
51と注入ブロック52とはリンクアーム71を介して
リンク結合されている。このように、ヘッド本体部50
にリンク機構部70を設けることによって、傾斜状のキ
ー溝部44に沿って該ヘッド本体部50を前後動するこ
とができる。
【0016】注入ブロック52には所定角度をもった射
出装置のノズル先端Tが圧接することができる注入部5
5が設けられている。この注入部55は、図7の破線で
示すように、注入ブロック52の通路56Aからリンク
アーム71内の通路56Bを経て本体ブロック51の通
路56Cからなる樹脂通路56と連通している。
【0017】なお、前記と同様に、2機の射出装置を使
用する場合には、他のノズル先端を圧接するための注入
ブロック52aおよびリンクアーム71aが本体ブロッ
ク51にリンク結合される。符号54aは傾斜キー溝部
44aを摺動する後側ブラケット、55aは注入部、5
6aは樹脂通路である。
【0018】ノズル部60は、前記した例と同様に、ヘ
ッド本体部50の樹脂通路56と連通するノズル通路6
1を有し、かつその先端に金型Qのスプルー孔に圧接す
るノズル先端部62を有する。
【0019】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、多色成形等のために射出装置のノズル軸が型締
装置の金型の軸芯に対して水平方向に所定角度をもって
配設された射出成形機においても、射出装置をそのまま
にした状態で、通常の金型装置を用いて成形することが
できるようになる。従って、この発明のノズルアタッチ
メントによって、多色成形と単色成形との切替使用ある
いは単一の射出装置による旋回使用など、この種射出成
形機の使用範囲を多用化ないしは拡大化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2色成形を行う射出成形機の要部を示す横断面
図である。
【図2】図1の成形機を用いて単色成形を行う状態を示
す要部の横断面図である。
【図3】1基の射出装置によって2つの型締装置に対し
て交互に旋回して成形を行う状態を示す要部の横断面で
ある。
【図4】この発明のノズルアタッチメントの一例を示す
要部の拡大横断面図である。
【図5】図4の矢印5側から見た正面図である。
【図6】この発明のノズルアタッチメントの他の例を示
す要部の拡大横断面図である。
【図7】図6の矢印7側から見たヘッド本体部の正面図
である。
【符号の説明】 10 取付部 20 ヘッド本体部 25 注入部 26 樹脂通路 30 ノズル部 31 樹脂通路 32 ノズル先端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出装置のノズル軸が型締装置の金型の
    軸芯に対して水平方向に所定角度をもって配設された射
    出成形機のための装置であって、 固定盤への取付部と、 前記取付部に保持され、前記所定角度をもって配設され
    た射出装置のノズル先端が圧接する注入部およびその樹
    脂通路が形成されたヘッド本体部と、 前記ヘッド本体部の樹脂通路と連通しかつ前記型締装置
    の金型のスプルー孔に圧接するノズル先端部を有するノ
    ズル部とからなることを特徴とする射出成形機のノズル
    アタッチメント。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ヘッド本体部の
    前後位置の調節が可能な機構を備えた射出成形機のノズ
    ルアタッチメント。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記前後位置調節機
    構が取付部に形成されたキー溝と該キー溝に沿って摺動
    するヘッド本体部のキー部材とからなるスライダ機構で
    ある射出成形機のノズルアタッチメント。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記ノズル部がヘッド本体部に交換自在に取り付けられ
    ている射出成形機のノズルアタッチメント。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記ヘッド本体部に
    リンク機構部を含む射出成形機のノズルアタッチメン
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記ヘッド本体部の注入部が2機の射出装置のために2
    ケ所形成された射出成形機のノズルアタッチメント。
JP15330896A 1996-05-23 1996-05-23 射出成形機のノズルアタッチメント Pending JPH09314604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508078A (ja) * 2003-10-16 2007-04-05 パリ ゲーエムベーハー シュペツィアリステン フューア エフェクティブ インハレツィオーン ノズルネブライザを有する吸入療法装置
JP2021146527A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 宇部興産機械株式会社 射出ノズル芯合わせ治具及び芯合わせ方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007508078A (ja) * 2003-10-16 2007-04-05 パリ ゲーエムベーハー シュペツィアリステン フューア エフェクティブ インハレツィオーン ノズルネブライザを有する吸入療法装置
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