JPH09313957A - 籾摺選別機の操作装置 - Google Patents
籾摺選別機の操作装置Info
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- JPH09313957A JPH09313957A JP13210796A JP13210796A JPH09313957A JP H09313957 A JPH09313957 A JP H09313957A JP 13210796 A JP13210796 A JP 13210796A JP 13210796 A JP13210796 A JP 13210796A JP H09313957 A JPH09313957 A JP H09313957A
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- sorting
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- shutter
- paddy
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 従来の籾摺選別機は、籾摺選別作業にあた
り、各操作レバ−をそれぞれ別々に操作しなければなら
ず煩わしい作業を必要とする。 【解決手段】 籾ホッパ−1の下部に開口した供給口2
を開閉するシャッタ−3と、複数の揺動選別板4,
4’,4”を重ね合わせて構成した揺動選別装置5の選
別傾斜角度を変更調節する傾斜度調節装置6と、選別穀
粒を排出する仕上米流路7と混合米流路8との分岐位置
にいずれか一方の流路を選択して切り替える切替弁9と
を有する籾摺選別機において、前記シャッタ−の操作通
路10aと前記傾斜度調節装置6と前記切替弁9との操
作通路10bとを連続させて一連の操作通路10を形成
し、該操作通路10にシャッタ−1と傾斜度調節装置6
と切替弁9とを操作する単一の操作レバ−を移動自由に
設ける。
り、各操作レバ−をそれぞれ別々に操作しなければなら
ず煩わしい作業を必要とする。 【解決手段】 籾ホッパ−1の下部に開口した供給口2
を開閉するシャッタ−3と、複数の揺動選別板4,
4’,4”を重ね合わせて構成した揺動選別装置5の選
別傾斜角度を変更調節する傾斜度調節装置6と、選別穀
粒を排出する仕上米流路7と混合米流路8との分岐位置
にいずれか一方の流路を選択して切り替える切替弁9と
を有する籾摺選別機において、前記シャッタ−の操作通
路10aと前記傾斜度調節装置6と前記切替弁9との操
作通路10bとを連続させて一連の操作通路10を形成
し、該操作通路10にシャッタ−1と傾斜度調節装置6
と切替弁9とを操作する単一の操作レバ−を移動自由に
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、籾摺選別機の操作
装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から籾摺選別機は、開閉するシャッ
タ−を装備した籾ホッパ−の下方に配置して籾摺を行う
籾摺部と、籾摺部からの摺落米を風選する摺落米風選部
と、混合米を籾・玄米に分離選別する選別傾斜度を持っ
た揺動選別部と、選別穀粒を排出する仕上米流路と混合
米流路とを切り替える切替弁とから構成され、前記シャ
ッタ−はシャッタ−レバ−により、揺動選別部の選別傾
斜度は角度調節レバ−により、切替弁は切替レバ−によ
りそれぞれ単独に操作する構成であった。
タ−を装備した籾ホッパ−の下方に配置して籾摺を行う
籾摺部と、籾摺部からの摺落米を風選する摺落米風選部
と、混合米を籾・玄米に分離選別する選別傾斜度を持っ
た揺動選別部と、選別穀粒を排出する仕上米流路と混合
米流路とを切り替える切替弁とから構成され、前記シャ
ッタ−はシャッタ−レバ−により、揺動選別部の選別傾
斜度は角度調節レバ−により、切替弁は切替レバ−によ
りそれぞれ単独に操作する構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の籾摺選別機は、
上述のとおり、籾ホッパ−のシャッタ−と揺動選別部の
選別傾斜度の調節と、仕上米流路と混合米流路との分岐
部にある切替弁とは、それぞれ別々の操作レバ−を用い
て単独に操作する構成であった。したがって、オペレ−
タ−は、籾摺選別作業にあたり、各操作レバ−をそれぞ
れ別々に操作しなければならず煩わしい作業を必要とす
る課題があった。
上述のとおり、籾ホッパ−のシャッタ−と揺動選別部の
選別傾斜度の調節と、仕上米流路と混合米流路との分岐
部にある切替弁とは、それぞれ別々の操作レバ−を用い
て単独に操作する構成であった。したがって、オペレ−
タ−は、籾摺選別作業にあたり、各操作レバ−をそれぞ
れ別々に操作しなければならず煩わしい作業を必要とす
る課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術のもつ課題を解決するために、次の如き技術的手段
を講じたものである。すなわち、籾ホッパ−1の下部に
開口した供給口2を開閉するシャッタ−3と、複数の揺
動選別板4,4’,4”を重ね合わせて構成した揺動選
別装置5の選別傾斜角度を変更調節する傾斜度調節装置
6と、選別穀粒を排出する仕上米流路7と混合米流路8
との分岐位置にいずれか一方の流路を選択して切り替え
る切替弁9とを有する籾摺選別機において、前記シャッ
タ−3の操作通路10aと前記傾斜度調節装置6と前記
切替弁9との操作通路10bとを連続させて一連の操作
通路10を形成し、該操作通路10にシャッタ−1と傾
斜度調節装置6と切替弁9とを操作する単一の操作レバ
−11を移動自由に設けてなる操作装置としたものであ
る。
技術のもつ課題を解決するために、次の如き技術的手段
を講じたものである。すなわち、籾ホッパ−1の下部に
開口した供給口2を開閉するシャッタ−3と、複数の揺
動選別板4,4’,4”を重ね合わせて構成した揺動選
別装置5の選別傾斜角度を変更調節する傾斜度調節装置
6と、選別穀粒を排出する仕上米流路7と混合米流路8
との分岐位置にいずれか一方の流路を選択して切り替え
る切替弁9とを有する籾摺選別機において、前記シャッ
タ−3の操作通路10aと前記傾斜度調節装置6と前記
切替弁9との操作通路10bとを連続させて一連の操作
通路10を形成し、該操作通路10にシャッタ−1と傾
斜度調節装置6と切替弁9とを操作する単一の操作レバ
−11を移動自由に設けてなる操作装置としたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を具体的に
説明する。まず、籾摺選別機12は、図4に示すよう
に、籾摺部13と摺落米風選部14と混合米選別部15
と前記摺落米風選部14から混合米選別部15に混合米
を揚穀搬送する揚穀装置16と混合米タンク17と前記
摺落米風選部14に連通させた吸引排塵装置18とから
構成している。
説明する。まず、籾摺選別機12は、図4に示すよう
に、籾摺部13と摺落米風選部14と混合米選別部15
と前記摺落米風選部14から混合米選別部15に混合米
を揚穀搬送する揚穀装置16と混合米タンク17と前記
摺落米風選部14に連通させた吸引排塵装置18とから
構成している。
【0006】そして、籾摺部13は、籾ホッパ1の底部
に開口して設けた供給口2に開閉自由に操作ができるシ
ャッタ−3を設け、その下側に一対の籾摺ロ−ル19,
19’を軸架して構成している。つぎに、摺落米風選部
14は、選別始端側が後部低位に位置して、且つ、選別
終端側ほど順次高位になるように斜設されている選別風
路20を形成し、この選別風路20の終端側には吸引排
塵装置18を連通して設け、更に、この選別風路20の
選別始端側下部には混合米移送螺旋21を設けて構成し
ている。なお、22は粃受樋であって、上記選別風路2
0の中間下部に設けている。
に開口して設けた供給口2に開閉自由に操作ができるシ
ャッタ−3を設け、その下側に一対の籾摺ロ−ル19,
19’を軸架して構成している。つぎに、摺落米風選部
14は、選別始端側が後部低位に位置して、且つ、選別
終端側ほど順次高位になるように斜設されている選別風
路20を形成し、この選別風路20の終端側には吸引排
塵装置18を連通して設け、更に、この選別風路20の
選別始端側下部には混合米移送螺旋21を設けて構成し
ている。なお、22は粃受樋であって、上記選別風路2
0の中間下部に設けている。
【0007】23は排塵筒を示す。しかして、籾摺部1
3からの摺落米は、選別風路20の選別始端側に供給さ
れると、駆動されている吸引排塵装置18によって起風
されている吸引選別風により風選されるもので、軽い籾
殻・塵埃類は吸引排塵装置18から排塵筒23を経て機
外に排塵され、また、比較的軽い粃は粃受樋22に落下
選別され、更に、重い籾・玄米の混合米は混合米移送螺
旋21に落下選別される。
3からの摺落米は、選別風路20の選別始端側に供給さ
れると、駆動されている吸引排塵装置18によって起風
されている吸引選別風により風選されるもので、軽い籾
殻・塵埃類は吸引排塵装置18から排塵筒23を経て機
外に排塵され、また、比較的軽い粃は粃受樋22に落下
選別され、更に、重い籾・玄米の混合米は混合米移送螺
旋21に落下選別される。
【0008】そして、揚穀装置16は、駆動ベルトに汲
み上げ用のバケットを取り付けた揚穀コンベヤを内装し
て構成し、その始端部を前記混合米移送螺旋21の端部
に臨ませて設け、終端部を上方に延長して混合米タンク
17側に開口連通させて設けている。混合米タンク17
は、下部開口を下側の渡し樋24に臨ませて設け、揚穀
装置16から供給された混合米を渡し樋24に供給する
構成としている。
み上げ用のバケットを取り付けた揚穀コンベヤを内装し
て構成し、その始端部を前記混合米移送螺旋21の端部
に臨ませて設け、終端部を上方に延長して混合米タンク
17側に開口連通させて設けている。混合米タンク17
は、下部開口を下側の渡し樋24に臨ませて設け、揚穀
装置16から供給された混合米を渡し樋24に供給する
構成としている。
【0009】つぎに、混合米選別部15を構成する揺動
選別装置5は、板面に選別用の凹凸が多数設けられた複
数の揺動選別板4,4’,4”…を重ね合わせて設け、
選別傾斜角度を持たせて支架している。そして、揺動選
別装置5は、揺動選別板4,4’,4”…の高位の供給
側から低位の排出側に向かう縦方向を傾斜させて、穀粒
が流下する構成とし、また、選別方向である横方向にも
傾斜させて、一側の揺上側を高く、他側の揺下側を低く
構成し、揺動選別板4,4’,4”…の排出側を選別済
穀粒の排出部としている。そして、揺動選別板4,
4’,4”…は、横方向を機体の前後方向に沿わせた状
態で配置し、揺動ア−ム25で横方向に斜上下に往復揺
動される構成としている。
選別装置5は、板面に選別用の凹凸が多数設けられた複
数の揺動選別板4,4’,4”…を重ね合わせて設け、
選別傾斜角度を持たせて支架している。そして、揺動選
別装置5は、揺動選別板4,4’,4”…の高位の供給
側から低位の排出側に向かう縦方向を傾斜させて、穀粒
が流下する構成とし、また、選別方向である横方向にも
傾斜させて、一側の揺上側を高く、他側の揺下側を低く
構成し、揺動選別板4,4’,4”…の排出側を選別済
穀粒の排出部としている。そして、揺動選別板4,
4’,4”…は、横方向を機体の前後方向に沿わせた状
態で配置し、揺動ア−ム25で横方向に斜上下に往復揺
動される構成としている。
【0010】そして、揺動選別装置5の選別傾斜角度を
調節する傾斜度調節装置6は、図1に示すように、正逆
回転する調節モ−タ−26と、ねじ軸27と、中間部分
を枢着部28とした調節腕29と、調節ア−ム30とを
枢着連結して構成している。すなわち、調節腕29は、
一端部を調節モ−タ−26に連結したねじ軸27に螺合
して設け、他端部に調節ア−ム30の下端部を枢着連結
している。そして、調節ア−ム30は、上端部を揺動選
別装置5に枢着連結している。
調節する傾斜度調節装置6は、図1に示すように、正逆
回転する調節モ−タ−26と、ねじ軸27と、中間部分
を枢着部28とした調節腕29と、調節ア−ム30とを
枢着連結して構成している。すなわち、調節腕29は、
一端部を調節モ−タ−26に連結したねじ軸27に螺合
して設け、他端部に調節ア−ム30の下端部を枢着連結
している。そして、調節ア−ム30は、上端部を揺動選
別装置5に枢着連結している。
【0011】そして、分配ケ−ス31は、前記渡し樋2
4の終端部に連通して、各揺動選別板4,4’,4”…
の縦方向の高い供給側で、且つ、横方向の高い揺上側に
設けている供給口(図示省略)に混合米を分配しながら
供給する構成としている。そして、玄米仕切板32及び
籾仕切板33は、揺動選別板4,4’,4”…の選別穀
粒の排出側に対向して設け、揺動選別板4,4’,4”
…の横方向揺上側に偏流分布した玄米,横方向中間部に
偏流分布した混合米,横方向揺下側に偏流分布した籾
が、それぞれ玄米仕切板32及び籾仕切板33で仕切ら
れて、取り出される構成としている。
4の終端部に連通して、各揺動選別板4,4’,4”…
の縦方向の高い供給側で、且つ、横方向の高い揺上側に
設けている供給口(図示省略)に混合米を分配しながら
供給する構成としている。そして、玄米仕切板32及び
籾仕切板33は、揺動選別板4,4’,4”…の選別穀
粒の排出側に対向して設け、揺動選別板4,4’,4”
…の横方向揺上側に偏流分布した玄米,横方向中間部に
偏流分布した混合米,横方向揺下側に偏流分布した籾
が、それぞれ玄米仕切板32及び籾仕切板33で仕切ら
れて、取り出される構成としている。
【0012】そして、切替弁9は、仕上米流路7と混合
米流路8との分岐位置に切替ができるように枢着して構
成している。なお、仕上米流路7は、その終端部を仕上
米揚穀装置34に連通し、混合米流路8は、その終端部
を混合米移送螺旋21に臨ませて設けている。45は籾
流路、46は籾揚穀機を示す。そして、操作通路10
は、シャッタ−3に操作連杆35(実施例では操作ロッ
ト35aと操作ワイヤ−35bとを組み合わせている)
を介して連結した操作揺動杆36を装置した操作通路1
0aと、切替弁9に操作ワイヤ−37を介して連結した
操作揺動杆38を装置した操作通路10bとを連結して
1つの操作用の通路として構成している。なお、操作通
路10aと操作通路10bとは、図2に示すように、中
間部のニュ−トラル位置において若干横方向に変位し、
屈曲させて連通しており、上側にシャッタ−3操作用の
操作揺動杆36を位置させ、下側に切替弁9操作用の操
作揺動杆38を位置させて構成している。そして、モ−
タ−スイッチ39,39’は、前記操作通路10bの内
側において、その操作通路10bの両側に配置して左右
のものを一体に連結し、しかも、前記操作揺動杆38に
固着して移動する構成としている。このモ−タスイッチ
39,39’は、ハ−ネス40によって調節モ−タ−2
6に接続し、一方39がONされると正転し、他方3
9’がONされると逆転する構成としている。
米流路8との分岐位置に切替ができるように枢着して構
成している。なお、仕上米流路7は、その終端部を仕上
米揚穀装置34に連通し、混合米流路8は、その終端部
を混合米移送螺旋21に臨ませて設けている。45は籾
流路、46は籾揚穀機を示す。そして、操作通路10
は、シャッタ−3に操作連杆35(実施例では操作ロッ
ト35aと操作ワイヤ−35bとを組み合わせている)
を介して連結した操作揺動杆36を装置した操作通路1
0aと、切替弁9に操作ワイヤ−37を介して連結した
操作揺動杆38を装置した操作通路10bとを連結して
1つの操作用の通路として構成している。なお、操作通
路10aと操作通路10bとは、図2に示すように、中
間部のニュ−トラル位置において若干横方向に変位し、
屈曲させて連通しており、上側にシャッタ−3操作用の
操作揺動杆36を位置させ、下側に切替弁9操作用の操
作揺動杆38を位置させて構成している。そして、モ−
タ−スイッチ39,39’は、前記操作通路10bの内
側において、その操作通路10bの両側に配置して左右
のものを一体に連結し、しかも、前記操作揺動杆38に
固着して移動する構成としている。このモ−タスイッチ
39,39’は、ハ−ネス40によって調節モ−タ−2
6に接続し、一方39がONされると正転し、他方3
9’がONされると逆転する構成としている。
【0013】つぎに、操作レバ−11は、操作通路10
に内装して、基部を支点ピン41に枢着して左右方向へ
傾動操作自由とし、その支点ピン41が支持枠42と共
に横軸43に枢着されている。そして、張圧スプリング
44は、前記支持枠42に巻き付けて設け、操作レバ−
11の左右両側にあって、その操作レバ−11を操作通
路10bの通路方向の中心線上をニュ−トラル位置とし
てニュ−トラル状態を保持できるように両側から張圧す
る構成としている。
に内装して、基部を支点ピン41に枢着して左右方向へ
傾動操作自由とし、その支点ピン41が支持枠42と共
に横軸43に枢着されている。そして、張圧スプリング
44は、前記支持枠42に巻き付けて設け、操作レバ−
11の左右両側にあって、その操作レバ−11を操作通
路10bの通路方向の中心線上をニュ−トラル位置とし
てニュ−トラル状態を保持できるように両側から張圧す
る構成としている。
【0014】このようにして、操作レバ−11は、操作
通路10に沿って移動するときには横軸43を支点にし
て操作通路10aから操作通路10bを移動でき、操作
通路10aにおいては常に張圧スプリング44によっ
て、図2の左側に働く張圧力を受けており、操作通路1
0bに移動すると、常に、中心線上にあるニュ−トラル
位置に保持される構成にしている。そして、操作レバ−
11は、操作通路10aで操作揺動杆36を係止してシ
ャッタ−3の開閉操作を行い、操作通路10bでは張圧
スプリング44に抗しながら操作揺動杆38を係止して
切替弁9の切替操作を行い、モ−タ−スイッチ39,3
9’のいずれか一方側を選択して張圧スプリング44に
抗しながらON操作ができる構成としている。
通路10に沿って移動するときには横軸43を支点にし
て操作通路10aから操作通路10bを移動でき、操作
通路10aにおいては常に張圧スプリング44によっ
て、図2の左側に働く張圧力を受けており、操作通路1
0bに移動すると、常に、中心線上にあるニュ−トラル
位置に保持される構成にしている。そして、操作レバ−
11は、操作通路10aで操作揺動杆36を係止してシ
ャッタ−3の開閉操作を行い、操作通路10bでは張圧
スプリング44に抗しながら操作揺動杆38を係止して
切替弁9の切替操作を行い、モ−タ−スイッチ39,3
9’のいずれか一方側を選択して張圧スプリング44に
抗しながらON操作ができる構成としている。
【0015】別実施例1 つぎに、別の実施例を図5と図6に基づいて説明する。
籾摺機頭部のギヤケ−ス50は、左右一対の鉄板製の側
板51,51’を平行に配置し、両者の間に遊転軸52
と、主軸53と、中間軸54と、支持軸55とをそれぞ
れ軸受支持し、遊動ロ−ル軸56を遊動自由に掛け渡し
て設けている。
籾摺機頭部のギヤケ−ス50は、左右一対の鉄板製の側
板51,51’を平行に配置し、両者の間に遊転軸52
と、主軸53と、中間軸54と、支持軸55とをそれぞ
れ軸受支持し、遊動ロ−ル軸56を遊動自由に掛け渡し
て設けている。
【0016】そして、連結補強軸57は、上記両側板5
1,51’の上部において、両端部をその側板51,5
1’に溶接して固着している。更に、テンションプ−リ
−58は、その連結補強軸57の一側端部に固着した支
持腕59に軸受支持して設けている。そして、前記主軸
53は、外側に入力プ−リ−60と伝動プ−リ−61と
を軸着し、内側に籾摺ロ−ル62を軸着して構成してい
る。
1,51’の上部において、両端部をその側板51,5
1’に溶接して固着している。更に、テンションプ−リ
−58は、その連結補強軸57の一側端部に固着した支
持腕59に軸受支持して設けている。そして、前記主軸
53は、外側に入力プ−リ−60と伝動プ−リ−61と
を軸着し、内側に籾摺ロ−ル62を軸着して構成してい
る。
【0017】つぎに、前記遊転軸52は、外側に遊動プ
−リ−63を軸着し、内側には籾送りロ−ル64を軸着
して構成している。そして、遊動プ−リ−63は、前記
伝動プ−リ−61とテンションプ−リ−58とに巻回し
た伝動ベルト65に外側から伝動可能に圧接できるよう
に同一のベルトラインに配置して構成している。そし
て、遊動ロ−ル軸56は、支持軸55に支持ア−ム66
によって揺動可能に支持して設け、内側には遊動ロ−ル
67を軸着して構成している。なお、68は調節ロット
連結部である。この遊動ロ−ル67は、主軸53に軸着
している伝動ギヤ69から、2つの中間ギヤ70,71
と、更に、ロ−ルギヤ72を介して遊動ロ−ル軸56に
伝動された回転動力により駆動される構成としている。
−リ−63を軸着し、内側には籾送りロ−ル64を軸着
して構成している。そして、遊動プ−リ−63は、前記
伝動プ−リ−61とテンションプ−リ−58とに巻回し
た伝動ベルト65に外側から伝動可能に圧接できるよう
に同一のベルトラインに配置して構成している。そし
て、遊動ロ−ル軸56は、支持軸55に支持ア−ム66
によって揺動可能に支持して設け、内側には遊動ロ−ル
67を軸着して構成している。なお、68は調節ロット
連結部である。この遊動ロ−ル67は、主軸53に軸着
している伝動ギヤ69から、2つの中間ギヤ70,71
と、更に、ロ−ルギヤ72を介して遊動ロ−ル軸56に
伝動された回転動力により駆動される構成としている。
【0018】このように構成した別実施例1において、
入力プ−リ−60に回転動力を入力すると、籾摺ロ−ル
62と遊動ロ−ル67及び籾送りロ−ル64とが伝動さ
れる。 この場合、籾摺ロ−ル62は、主軸53から直
接伝動され、遊動ロ−ル67は主軸53に軸着している
伝動ギヤ69から、2つの中間ギヤ70,71、ロ−ル
ギヤ72、遊動ロ−ル軸56を介して伝動され、籾送り
ロ−ル64は、伝動プ−リ−61とテンションプ−リ−
58とに巻回した伝動ベルト65に外側から圧接した遊
動プ−リ−63によって遊転軸52に伝動された回転動
力により伝動される。
入力プ−リ−60に回転動力を入力すると、籾摺ロ−ル
62と遊動ロ−ル67及び籾送りロ−ル64とが伝動さ
れる。 この場合、籾摺ロ−ル62は、主軸53から直
接伝動され、遊動ロ−ル67は主軸53に軸着している
伝動ギヤ69から、2つの中間ギヤ70,71、ロ−ル
ギヤ72、遊動ロ−ル軸56を介して伝動され、籾送り
ロ−ル64は、伝動プ−リ−61とテンションプ−リ−
58とに巻回した伝動ベルト65に外側から圧接した遊
動プ−リ−63によって遊転軸52に伝動された回転動
力により伝動される。
【0019】このように、別実施例1は上述の作用を行
うが、ギヤケ−ス50は、左右の両側板51,51’の
間隔を連結補強軸57を介装することにより正確に位置
決めができ、しかも、強固に保持できる特徴がある。更
に、テンションプ−リ−58は、連結補強軸57を利用
して支持した構成を採用したから、構成が簡単で強固に
支持できる利点を有するものである。
うが、ギヤケ−ス50は、左右の両側板51,51’の
間隔を連結補強軸57を介装することにより正確に位置
決めができ、しかも、強固に保持できる特徴がある。更
に、テンションプ−リ−58は、連結補強軸57を利用
して支持した構成を採用したから、構成が簡単で強固に
支持できる利点を有するものである。
【0020】別実施例2 従来から、揺動選別装置は、揺動作用にともなって揺動
選別板から外部に飛散して下側の揺動機構を設けている
揺動部に落下する籾がある。この別実施例2は、上述の
ように飛散した籾を受け止めて回収し、穀粒のロスの防
止と併せて清掃の容易化を図るものである。
選別板から外部に飛散して下側の揺動機構を設けている
揺動部に落下する籾がある。この別実施例2は、上述の
ように飛散した籾を受け止めて回収し、穀粒のロスの防
止と併せて清掃の容易化を図るものである。
【0021】まず、回収板80は、図7に平面視で示す
ように、揺動選別板81の下方でその選別板の主として
籾が偏流分布する側の外縁から外側に広く拡張した状態
に配置し、しかも、図8に正面視で示すように、一側
(摺落米風選部側)に傾斜させて飛散した籾を受け止
め、流下して回収する構成としている。そして、回収板
80は、混合米樋82側の残米棚83に連通させ、回収
した籾を籾揚穀機に送り込んで再処理を行う構成として
いる。
ように、揺動選別板81の下方でその選別板の主として
籾が偏流分布する側の外縁から外側に広く拡張した状態
に配置し、しかも、図8に正面視で示すように、一側
(摺落米風選部側)に傾斜させて飛散した籾を受け止
め、流下して回収する構成としている。そして、回収板
80は、混合米樋82側の残米棚83に連通させ、回収
した籾を籾揚穀機に送り込んで再処理を行う構成として
いる。
【0022】なお、残米棚83は、籾を収集して一時貯
溜ができる構成にした場合には、作業の最終工程におい
て行う残米処理作業時に籾摺部に供給して再処理を行っ
てもよい。また、上記した回収板80によって回収した
籾は、図9,図10,図11に示すように、上面に網8
4を張設した貯溜部85に貯溜できる構成としてもよ
く、この場合も作業の最終工程において行う残米処理作
業時に処理すればよい。
溜ができる構成にした場合には、作業の最終工程におい
て行う残米処理作業時に籾摺部に供給して再処理を行っ
てもよい。また、上記した回収板80によって回収した
籾は、図9,図10,図11に示すように、上面に網8
4を張設した貯溜部85に貯溜できる構成としてもよ
く、この場合も作業の最終工程において行う残米処理作
業時に処理すればよい。
【0023】上述の貯溜部85は、仕上米流路86に隣
接した位置に設け、前記回収板80の傾斜下端部を網8
4の上側に臨ませてに設けており、87は混合米流路で
あり、88は籾流路を示す。以上述べたように、別実施
例2は、揺動選別作業にともなって揺動選別板から外側
に飛散して落下する籾を回収できるから、穀粒のロスを
極端に少なくすることが可能となり、併せて、揺動選別
装置の下側にある揺動部の清掃等のメンテナンスの回数
を少なくできる特徴がある。
接した位置に設け、前記回収板80の傾斜下端部を網8
4の上側に臨ませてに設けており、87は混合米流路で
あり、88は籾流路を示す。以上述べたように、別実施
例2は、揺動選別作業にともなって揺動選別板から外側
に飛散して落下する籾を回収できるから、穀粒のロスを
極端に少なくすることが可能となり、併せて、揺動選別
装置の下側にある揺動部の清掃等のメンテナンスの回数
を少なくできる特徴がある。
【0024】つぎに、本発明の実施例について、その作
用を説明する。まず、原動機を始動して籾摺選別機12
の回転各部を駆動し、籾ホッパ1に籾の張り込みを行
う。続いて、操作レバ−11を図3のa位置(1点鎖線
で示す)からb位置(実線で示す)に操作して操作揺動
杆36、操作連杆35を介してシャッタ−3を回動して
供給口2を開放し、籾を下方に流下する。
用を説明する。まず、原動機を始動して籾摺選別機12
の回転各部を駆動し、籾ホッパ1に籾の張り込みを行
う。続いて、操作レバ−11を図3のa位置(1点鎖線
で示す)からb位置(実線で示す)に操作して操作揺動
杆36、操作連杆35を介してシャッタ−3を回動して
供給口2を開放し、籾を下方に流下する。
【0025】すると、供給された籾は、互いに反対方向
に回転周速差を保って回転している一対の籾摺ロ−ル1
9,19’で籾摺され、摺落米となって下方の摺落米風
選部14に落下供給される。そして、摺落米は、選別風
路20において、吸引排塵装置18によって起風された
選別風を受けて選別され、軽い籾殻は選別風路20の終
端側に流れ、吸引排塵装置18,排塵筒23を経由して
機外に排塵され、また、比較的軽い粃は、粃受樋22に
落下選別され、また、重い籾・玄米の混合米は、混合米
移送螺旋21に落下選別される。
に回転周速差を保って回転している一対の籾摺ロ−ル1
9,19’で籾摺され、摺落米となって下方の摺落米風
選部14に落下供給される。そして、摺落米は、選別風
路20において、吸引排塵装置18によって起風された
選別風を受けて選別され、軽い籾殻は選別風路20の終
端側に流れ、吸引排塵装置18,排塵筒23を経由して
機外に排塵され、また、比較的軽い粃は、粃受樋22に
落下選別され、また、重い籾・玄米の混合米は、混合米
移送螺旋21に落下選別される。
【0026】ついで、混合米移送螺旋21に落下した混
合米は、一側に搬送されて揚穀装置16の下部、搬送始
端部に供給されて汲み上げられるように揚穀されて混合
米タンク17に供給される。そして、混合米は、渡し樋
24から分配ケ−ス31を経て、揺動選別板4,4’,
4”…に供給される。このようにして、揺動選別板4,
4’,4”…に供給された混合米は、揺動ア−ム25に
より横方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重
の大小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横
方向の揺上側に偏流分布を開始し、選別面上において揺
上側に玄米が揺下側に籾が中間部分に玄米と籾との混合
米がそれぞれ層状になって排出側に流動する。そのと
き、オペレ−タ−は、揺動選別板4の選別面を監視しな
がら操作レバ−11を操作通路10b内において、右側
或いは左側に張圧スプリング44に抗しながら傾倒操作
してモ−タ−スイッチ39,39’の一方をON操作す
る。すると、揺動選別装置5は、ハ−ネス40を介して
通電される調節モ−タ−26が正転又は逆転側に駆動さ
れ、連結しているねじ軸27を回転しながら螺合してい
る調節腕29を枢着部28を支点として作動させ、調節
ア−ム30を介して選別傾斜角度が変更調節される。
合米は、一側に搬送されて揚穀装置16の下部、搬送始
端部に供給されて汲み上げられるように揚穀されて混合
米タンク17に供給される。そして、混合米は、渡し樋
24から分配ケ−ス31を経て、揺動選別板4,4’,
4”…に供給される。このようにして、揺動選別板4,
4’,4”…に供給された混合米は、揺動ア−ム25に
より横方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重
の大小あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横
方向の揺上側に偏流分布を開始し、選別面上において揺
上側に玄米が揺下側に籾が中間部分に玄米と籾との混合
米がそれぞれ層状になって排出側に流動する。そのと
き、オペレ−タ−は、揺動選別板4の選別面を監視しな
がら操作レバ−11を操作通路10b内において、右側
或いは左側に張圧スプリング44に抗しながら傾倒操作
してモ−タ−スイッチ39,39’の一方をON操作す
る。すると、揺動選別装置5は、ハ−ネス40を介して
通電される調節モ−タ−26が正転又は逆転側に駆動さ
れ、連結しているねじ軸27を回転しながら螺合してい
る調節腕29を枢着部28を支点として作動させ、調節
ア−ム30を介して選別傾斜角度が変更調節される。
【0027】この場合、オペレ−タ−は、品種、乾燥度
合等に応じた選別傾斜度を選択しながら、混合米が選別
板の全面を有効に使って偏流分布するように操作する
が、例えば、水分含有率が高い穀粒の選別にあたっては
揺上側に移動しにくい傾向があるので傾斜度合いを急傾
斜側に調節する。このように、穀粒は、揺動選別装置5
によって選別された後、排出側から流下し、玄米仕切板
32と籾仕切板33で仕切られて取り出されるが、作業
開始当初の選別状態が安定するまでの間は、切替弁9で
仕上米流路7の始端開口部を閉めておき、玄米仕切板3
2の両側から流下する穀粒を全て前記混合米流路8側に
流して混合米移送螺旋21側に送り込んでいる。そし
て、玄米仕切板32と籾仕切板33は、左右に移動調節
して玄米と混合米との分岐位置及び籾と混合米との分岐
位置を選択してセットする。
合等に応じた選別傾斜度を選択しながら、混合米が選別
板の全面を有効に使って偏流分布するように操作する
が、例えば、水分含有率が高い穀粒の選別にあたっては
揺上側に移動しにくい傾向があるので傾斜度合いを急傾
斜側に調節する。このように、穀粒は、揺動選別装置5
によって選別された後、排出側から流下し、玄米仕切板
32と籾仕切板33で仕切られて取り出されるが、作業
開始当初の選別状態が安定するまでの間は、切替弁9で
仕上米流路7の始端開口部を閉めておき、玄米仕切板3
2の両側から流下する穀粒を全て前記混合米流路8側に
流して混合米移送螺旋21側に送り込んでいる。そし
て、玄米仕切板32と籾仕切板33は、左右に移動調節
して玄米と混合米との分岐位置及び籾と混合米との分岐
位置を選択してセットする。
【0028】以上のような初期作業の後、揺動選別装置
5による選別作用が安定状態に達すると、操作レバ−1
1を操作通路10b内において操作揺動杆38を係止し
て移動操作して操作ワイヤ−37を介して切替弁9を、
図1に示す仮想線の位置から実線の位置に切り替えて仕
上米流路7の始端開口部を開く。すると、玄米は、揺動
選別装置5から排出されて玄米仕切板32に仕切られて
流下し、仕上米流路7を経て、仕上米揚穀装置34に達
し揚穀されて機外に取り出される。
5による選別作用が安定状態に達すると、操作レバ−1
1を操作通路10b内において操作揺動杆38を係止し
て移動操作して操作ワイヤ−37を介して切替弁9を、
図1に示す仮想線の位置から実線の位置に切り替えて仕
上米流路7の始端開口部を開く。すると、玄米は、揺動
選別装置5から排出されて玄米仕切板32に仕切られて
流下し、仕上米流路7を経て、仕上米揚穀装置34に達
し揚穀されて機外に取り出される。
【0029】また、揺動選別板4,4’,4”…の横方
向中間部に偏流分布した混合米は、玄米仕切板32及び
籾仕切板33で仕切られて取り出され、混合米流路8,
混合米移送螺旋21,揚穀装置16,混合米タンク1
7,渡し樋24,分配ケ−ス31を経て、揺動選別板
4,4’,4”…に還元されて再選別される。また、揺
動選別板4,4’,4”…の横方向揺下側に偏流分布し
た籾は、籾仕切板33で仕切られて取り出され、籾流路
45から籾揚穀機46を経て籾ホッパ−1に還元されて
再度の籾摺がされる。
向中間部に偏流分布した混合米は、玄米仕切板32及び
籾仕切板33で仕切られて取り出され、混合米流路8,
混合米移送螺旋21,揚穀装置16,混合米タンク1
7,渡し樋24,分配ケ−ス31を経て、揺動選別板
4,4’,4”…に還元されて再選別される。また、揺
動選別板4,4’,4”…の横方向揺下側に偏流分布し
た籾は、籾仕切板33で仕切られて取り出され、籾流路
45から籾揚穀機46を経て籾ホッパ−1に還元されて
再度の籾摺がされる。
【0030】以上のように、一連の籾摺選別作業におい
て、シャッタ−3の開閉操作と、揺動選別装置5の選別
傾斜度の角度調節操作と、切替弁9の切替操作とを単一
の操作レバ−11によって連続した1つの操作通路10
を移動操作することにより行うことができるものであ
る。上述の実施例の構成によれば、操作レバ−11は、
シャッタ−3を開いて操作通路10aの終端部に達する
と張圧スプリング44によって誘導され自動的に操作通
路10bに入りニュ−トラル位置に保持される。
て、シャッタ−3の開閉操作と、揺動選別装置5の選別
傾斜度の角度調節操作と、切替弁9の切替操作とを単一
の操作レバ−11によって連続した1つの操作通路10
を移動操作することにより行うことができるものであ
る。上述の実施例の構成によれば、操作レバ−11は、
シャッタ−3を開いて操作通路10aの終端部に達する
と張圧スプリング44によって誘導され自動的に操作通
路10bに入りニュ−トラル位置に保持される。
【0031】更に、揺動選別装置5の選別傾斜度の角度
調節操作は、モ−タ−スイッチ39,39’を操作揺動
杆38に固着して操作通路10b内を移動できる構成に
したことにより、操作通路10b内においてはどの位置
においてもスイッチ操作ができる利点もある。
調節操作は、モ−タ−スイッチ39,39’を操作揺動
杆38に固着して操作通路10b内を移動できる構成に
したことにより、操作通路10b内においてはどの位置
においてもスイッチ操作ができる利点もある。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明は、籾ホッパ−1
の下部に開口した供給口2を開閉するシャッタ−3と、
複数の揺動選別板4,4’,4”を重ね合わせて構成し
た揺動選別装置5の選別傾斜角度を変更調節する傾斜度
調節装置6と、選別穀粒を排出する仕上米流路7と混合
米流路8との分岐位置にいずれか一方の流路を選択して
切り替える切替弁9とを有する籾摺選別機において、前
記シャッタ−の操作通路10aと前記傾斜度調節装置6
と前記切替弁9との操作通路10bとを連続させて一連
の操作通路10を形成し、該操作通路10にシャッタ−
1と傾斜度調節装置6と切替弁9とを操作する単一の操
作レバ−を移動自由に設けて構成したものであるから、
籾摺選別作業にあたり、従来のように煩わしい操作に悩
まされることなく、単一の操作レバ−によって各部の操
作を簡単に行うことができる特徴がある。
の下部に開口した供給口2を開閉するシャッタ−3と、
複数の揺動選別板4,4’,4”を重ね合わせて構成し
た揺動選別装置5の選別傾斜角度を変更調節する傾斜度
調節装置6と、選別穀粒を排出する仕上米流路7と混合
米流路8との分岐位置にいずれか一方の流路を選択して
切り替える切替弁9とを有する籾摺選別機において、前
記シャッタ−の操作通路10aと前記傾斜度調節装置6
と前記切替弁9との操作通路10bとを連続させて一連
の操作通路10を形成し、該操作通路10にシャッタ−
1と傾斜度調節装置6と切替弁9とを操作する単一の操
作レバ−を移動自由に設けて構成したものであるから、
籾摺選別作業にあたり、従来のように煩わしい操作に悩
まされることなく、単一の操作レバ−によって各部の操
作を簡単に行うことができる特徴がある。
【図1】本発明の実施例であって、要部の作用図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例であって、操作装置の正面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例であって、操作装置の側面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例であって、籾摺選別機の内部側
面図である。
面図である。
【図5】本発明の別実施例1であって、側面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、図5を断面した
展開図である。
展開図である。
【図7】本発明の別実施例2であって、平面図である。
【図8】本発明の別実施例2であって、正面図である。
【図9】本発明の別実施例2であって、平面図である。
【図10】本発明の別実施例2であって、正面図であ
る。
る。
【図11】本発明の別実施例2であって、斜面図であ
る。
る。
1 籾ホッパ− 2 供給口 3
シャッタ− 4,4’,4” 揺動選別板 5 揺動選別装置
6 傾斜度調節装置 7 仕上米流路 8 混合米流路 9
切替弁 10a 操作通路 10b 操作通路 10
操作通路11 操作レバ−
シャッタ− 4,4’,4” 揺動選別板 5 揺動選別装置
6 傾斜度調節装置 7 仕上米流路 8 混合米流路 9
切替弁 10a 操作通路 10b 操作通路 10
操作通路11 操作レバ−
Claims (1)
- 【請求項1】 籾ホッパ−1の下部に開口した供給口2
を開閉するシャッタ−3と、複数の揺動選別板4,
4’,4”を重ね合わせて構成した揺動選別装置5の選
別傾斜角度を変更調節する傾斜度調節装置6と、選別穀
粒を排出する仕上米流路7と混合米流路8との分岐位置
にいずれか一方の流路を選択して切り替える切替弁9と
を有する籾摺選別機において、前記シャッタ−3の操作
通路10aと前記傾斜度調節装置6と前記切替弁9との
操作通路10bとを連続させて一連の操作通路10を形
成し、該操作通路10にシャッタ−1と傾斜度調節装置
6と切替弁9とを操作する単一の操作レバ−11を移動
自由に設けてなる操作装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13210796A JPH09313957A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 籾摺選別機の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13210796A JPH09313957A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 籾摺選別機の操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313957A true JPH09313957A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15073618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13210796A Pending JPH09313957A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 籾摺選別機の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313957A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014104414A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Iseki & Co Ltd | 籾摺選別機 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP13210796A patent/JPH09313957A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014104414A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Iseki & Co Ltd | 籾摺選別機 |
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