JPH09313477A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH09313477A
JPH09313477A JP8160564A JP16056496A JPH09313477A JP H09313477 A JPH09313477 A JP H09313477A JP 8160564 A JP8160564 A JP 8160564A JP 16056496 A JP16056496 A JP 16056496A JP H09313477 A JPH09313477 A JP H09313477A
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JP
Japan
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ray
angle
exposure
tube
ray tube
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Pending
Application number
JP8160564A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirouchi
健二 廣内
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線焦点の熱移動現象に起因したX線断層像
の品位低下を抑制する。 【解決手段】 この発明のX線CT装置は、X線管1に
おける発生熱の現在残量を求める蓄熱求出部11と、X
線管1における発生熱の現在残量とX線焦点の熱移動現
象に起因する曝射角度の補正量の対応関係を記憶した補
正量記憶部12を備える。蓄熱求出部11で求められた
発生熱の現在残量に対応する曝射角度θの補正量が補正
量記憶部12から求められると、角度補正部13によっ
て、各X線検出データに対応する曝射角度が補正され
る。データ処理部8は補正された曝射角度に対応するX
線検出データに基づいて画像を再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線管とX線検
出アレイとが被検体を挟んで対向配置されるかたちで備
えた医療用ないし産業用のX線CT装置に関し、特に、
X線焦点の熱移動現象に起因するX線断層像の品位低下
を解消するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転陽極型のX線管と、X線検出
素子が多数個円弧状に配列されたX線検出アレイとを被
検体を挟んで対向配置するかたちで備えたX線CT装置
がある。このX線CT装置は、X線管およびX線検出ア
レイを対向配置状態を維持したまま被検体の体軸まわり
に回動させながら、各回動位置においてX線管からの曝
射X線を受けた被検体の透過X線をX線検出アレイより
検出して異なる曝射角度ごとにそれぞれX線検出データ
を収集する。各曝射角度におけるX線検出データにフー
リエ変換法を用いたデータ処理が施されることにより被
検体のX線断層像が再構成される。この装置によれば、
X線ファンビームの角度が大きくとれるともに、多数個
のX線検出素子で被検体の断面を広くカバーでき、短い
撮影時間でX線断層像を得ることができる。また、X線
管およびX線検出アレイの回動態様については、被検体
の体軸まわりを一周(360°回動)させるフルスキャ
ンの他、被検体の体軸まわりを半周(180°回動)さ
せるハーフスキャンも行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のX線CT装置では、X線焦点の熱移動現象が原因で
X線断層像の品位が低下するという問題がある。すなわ
ち、X線曝射が継続して行われると、温度上昇によって
回転陽極(ターゲット)が熱膨張して、X線焦点が変移
する。その結果、X線の曝射角度に誤差が生じて、フル
スキャンの再生画像は不鮮明なものとなり、また、ハー
フスキャンの再生画像は顕著な白黒の筋のあるものにな
る。
【0004】この発明は、上記問題点に鑑み、X線焦点
の熱移動現象に起因したX線断層像の品位低下を抑制す
るX線CT装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るX線CT
装置は、上記の課題を達成するために、X線管と、X線
検出素子が多数個円弧状に配列されたX線検出アレイと
を被検体を挟んで対向配置されるかたちで備えるととも
に、前記X線管およびX線検出アレイを対向配置状態を
維持したまま被検体の体軸まわりに回動させる回動手段
と、各回動位置において前記X線管からの曝射X線を受
けた被検体の透過X線をX線検出アレイより検出して異
なる曝射角度ごとにそれぞれX線検出データを収集・記
憶するデータ収集・記憶手段と、各曝射角度におけるX
線検出データにデータ処理を施して被検体のX線断層像
を再構成するデータ処理手段とを備えたX線CT装置に
おいて、前記X線管における発生熱の現在残量を求出す
る蓄熱求出手段と、前記発生熱の現在残量とX線管焦点
の熱移動現象に起因する曝射角度の補正量の対応関係を
記憶する補正量記憶手段と、前記曝射角度に対し前記補
正量に見合った補正を施す角度補正手段とを具備すると
いうものである。
【0006】
【作用】この発明のX線CT装置の作用は次のとおりで
ある。この発明のX線CT装置によるX線断層像撮影で
は、回動手段により、X線管およびX線検出アレイが対
向配置状態を維持したまま被検体の体軸まわりに回動さ
せられるとともに、データ収集・記憶手段により、各回
動位置においてX線管からの曝射X線を受けた被検体の
透過X線をX線検出アレイより検出して異なる曝射角度
ごとにそれぞれX線検出データが収集・記憶される。そ
して、データ処理手段によって、各曝射角度におけるX
線検出データにデータ処理が施されて被検体のX線断層
像が再構成される。
【0007】一方、この発明のX線CT装置では、蓄熱
求出手段により、X線CT装置のX線管における発生熱
の現在残量が求められる。また、補正量記憶手段には、
X線管における発生熱の現在残量(現在、残っている総
熱量)とX線管焦点の熱移動現象に起因する曝射角度の
補正量の対応関係が記憶されており、蓄熱求出手段によ
り求められた発生熱の現在残量に対応した曝射角度の補
正量が求められる。そして、角度補正手段によって、デ
ータ処理の対象としているX線検出データの曝射角度
に、前記補正量に見合った補正が施されて適正な曝射角
度に修正された後に、データ処理手段によって画像が再
構成される。
【0008】すなわち、発生熱の現在残量はX線管の現
在温度とよく対応している。他方、X線焦点の位置はX
線管の現在温度が何度であるかによって異なる。X線の
曝射角度は、回動手段によるX線管およびX線検出アレ
イの各回動位置と対応しているが、この曝射角度は、発
生熱の現残量が標準量(典型量)、つまりX線管の標準
温度(典型温度)の時のX線焦点の位置を基準位置とし
ている。したがって、発生熱の現在残量が標準量でない
場合は、X線焦点の位置が基準位置から外れた分だけ曝
射角度も設定値からずれて適正値でなくなる。他方、フ
ーリエ変換法などによるデータ処理のパラメータの一つ
である曝射角度が適正値でないと、データ処理が正しく
行われなくなる。この発明では、角度補正手段によっ
て、X線管焦点の熱移動現象により曝射角度が設定値か
らずれてしまった分に見合った補正量でもって曝射角度
に補正が施されるため、データ処理が適正な曝射角度に
基づいて正しく行われるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る医療用のX
線CT装置の一実施例を、図面を参照しながら詳しく説
明する。図1は、実施例のX線CT装置の要部構成をあ
らわすブロック図である。
【0010】実施例のX線CT装置は、図1に示すよう
に、回転陽極型のX線管1と、X線検出素子2aが多数
個円弧状に配列されたX線検出アレイ2とを、天板3の
上に載置された被検体Mを挟んで対向配置されるかたち
で備えている。X線管1およびX線検出アレイ2は、回
動部4により、対向配置状態を維持したまま(一体的
に)被検体Mの体軸Zまわりを回動させられてゆく。回
動部4のコントロールは操作制御部5を介して行われ
る。
【0011】X線管1は、図2(a)に示すように、管
球中に回転陽極1aと電子ビーム発生用のフィラメント
1bが配設されている。図2(a)では、X線検出アレ
イ2が紙面を貫通する方向に配列されていることにな
る。回転陽極1aの回転軸1cはベアリング1dで回転
可能に軸受けされていて、回転陽極1aは回転磁界によ
り、図2(b)の矢印Rが示す向きに高速回転する一
方、フィラメント1bから電子ビームが回転陽極1aの
周上に照射されて、X線ファンビームFがX線検出アレ
イ2の方へ放出される構成である。回転陽極1aの上の
X線放出位置がX線焦点Qである。この他、X線管1で
は、回転陽極1aを冷却するための機構(図示省略)な
ども設けられている。
【0012】なお、図1に示すように、回動に伴って変
化するX線の曝射角度θは、回動部4によって設定する
X線管1およびX線検出アレイ2の各回動位置と対応し
ている。このX線の曝射角度θは、回動部4で検出され
て操作制御部5へフィードバックされている。
【0013】また、X線焦点Qは、図3に示すように、
X線検出アレイ2の円弧状配列の中央に位置するX線検
出素子(中心チャンネル素子)2aCの中心と回転中心
Oを結ぶ中心線LAより0.25W(Wはチャンネル素
子の幅)だけ横に変位した位置にある。これは、以下の
理由による。
【0014】もし、X線管焦点が変位することなく、図
3に示す中心線LAの上の点Pにあったとすると、X線
管1とX線検出アレイ2が図3の状態にあるときにX線
検出アレイ2から得られたデータと、図3の状態から1
80°回転した時に得られたデータとが同じになる。つ
まり、X線曝射角度がθのときのX線検出データと、X
線曝射角度がθ+180度のときのX線検出データとが
同じになるので、例えばX線管1とX線検出アレイ2と
をフルスキャン(360度回転)しても、得られるX線
検出データはフーフスキャン(180度回転)の場合と
同等になってしまう。これに対して、X線焦点Qが、図
3に示すように、中心線LAより0.25Wだけ横に変
位した位置にある場合、X線管1とX線検出アレイ2が
図3の状態にある時と、図3の状態から180°回転し
た時の状態とでは、X線検出アレイ2より得られるデー
タが異なるようになり、前者の場合に比べてデータの数
が2倍に増えるので、画像の再構成の精度が高くなる。
【0015】実施例のX線CT装置は、さらにDAS
(データ収集部)6とデータメモリ7およびデータ処理
部8を備えている。各回動位置においては、高圧制御部
10により駆動されたX線管1からの曝射X線を受けた
被検体Mの透過X線がX線検出アレイ2より検出される
が、DAS6は、X線検出アレイ2より異なる曝射角度
ごとにそれぞれX線検出データを収集する一方、データ
メモリ7が各X線検出データを、それを得た時の照射角
度θと対応づけして記憶してゆく。そして、データの収
集・記憶が完了すると、データ処理部8が各曝射角度θ
におけるX線検出データにフーリエ変換法によるデータ
処理を施して被検体のX線断層像を再構成し、最終的に
はモニタ9の画面に表示したりする。
【0016】さらに、X線CT装置は、この発明の構成
上の特徴として、X線管1における発生熱の現在残量を
求出する蓄熱求出部11、発生熱の現在残量とX線焦点
の熱移動現象に起因する曝射角度の補正量の対応関係を
記憶する補正量記憶部12、および、曝射角度に対し補
正量に見合った補正を施す角度補正部13とを具備す
る。
【0017】X線管1では、X線曝射が行われる都度に
熱が発生する。発生した熱は放散されてしまうまではX
線管1(の回転陽極1a)を中心に残留するとともに残
留熱はX線管1(の回転陽極1a)の温度を上昇させ
る。そして、X線断層像の撮影中の発生熱の現在残量
は、X線管1の曝射開始までの曝射履歴やその時の曝射
条件(管電圧・管電流・スキャン時間=X線曝射時間)
などに支配される。一方、蓄熱求出部11は熱量の単位
としてX線管1の許容限度電力量を利用している。すな
わち、X線管1の最大許容電力条件(管電圧×管電流×
X線曝射時間×安全係数)を100H.U.(H.U.:ヒート
ユニット)とするH.U.を熱量の単位とする。電力量はX
線管1に与えられるエネルギー量であり、熱量として利
用することができる。なお、安全係数は例えば0.9で
ある。
【0018】そして、蓄熱求出部11は、操作制御部5
より曝射情報をデータ処理部8を介して入力して予めセ
ットされた処理手順(プログラム)に従って、現在のX
線管1のH.U.値を発生熱の現在残量として求出する。処
理手順の一例としては、今現在のH.U.値が20H.U.のと
ころに50H.U.の曝射を行えば、曝射直後は発生熱の現
在残量が約70H.U.である。そして、その後、曝射が行
われなかったら、X線管1に付随している冷却構造によ
り時間と共に70H.U.から徐々に減少してゆく。減少カ
ーブ等は予め実測して処理手順に組み込まれている。な
お、実施例の装置では、蓄熱求出部11が90H.U.を求
出すると、X線管1が危険領域にあるということで曝射
が禁止される。
【0019】また、蓄熱求出部11が求出した発生熱の
現在残量はX線管の現在温度とよく対応している。他
方、X線焦点の位置はX線管1の現在温度が何度である
かによって異なる。X線の曝射角度は、回動手段による
X線管およびX線検出アレイの各設定位置と対応してい
るが、発生熱の現残量が標準量(典型量)、つまり、X
線管の標準温度(典型温度)の時のX線管焦点の位置を
基準位置としている。具体的には、実施例の装置の場
合、50H.U.の時に、図3に示すように、X線管焦点Q
が、X線検出アレイ2の円弧状配列の中央に位置するX
線検出素子2aCの中心と回転中心Oを結ぶ中心線LA
より0.25Wだけ横に変位した位置にあるように装置
が予め調整されている。
【0020】したがって、発生熱の現残量であるH.U.値
が50H.U.からずれた場合、図2(b)に矢印Sで示す
方向にX線焦点Qの位置が変位する。X線焦点Qは、例
えば、±0.01W程度の熱移動を生じる。こうなる
と、X線焦点Qが移動した分だけ曝射角度θも設定値か
らずれて適正値でなくなる。H.U.値の変化量と曝射角度
θのずれの程度(補正量Δθ)は、予め測定して曲線化
し、図4に示すようなかたちで、補正量記憶部12に記
憶しておく。補正量Δθはプラスの場合もあれば、マイ
ナスの場合もある。
【0021】さらに、角度補正部13は、或る曝射角度
θでデータ収集を行っている時、蓄熱求出部11が求出
した発生熱の現残量であるH.U.値αに対応する補正量Δ
θを補正量記憶部12より引き出して、曝射角度θを補
正し、データ処理部8へ送出する。各曝射角度θについ
ての補正量Δθは、実際に各X線検出データを収集して
いる間に求めることになる。
【0022】今、簡単のために、(実際はもっと細かく
データを収集するが)60°置きに360°のデータ収
集を3秒スキャンで行う場合を例にとって説明する。ス
キャン開始に伴って、蓄熱求出部11がデータ収集開始
時のH.U.値とスキャンに伴う曝射情報に基づき、刻々の
H.U.値を求出する一方、求出されたH.U.値に対応する補
正量Δθ(単位:度)が補正量記憶部12より直ちに引
きだされる。そして、角度補正部13が各曝射角度θ
(単位:度)に補正を施す演算(θ+Δθ)を行う。結
果は、以下のとおりとなる。
【0023】 曝射角度 0° H.U.値α1 補正量Δθ1 補正曝射角度 0°+Δθ1 曝射角度 60° H.U.値α2 補正量Δθ2 補正曝射角度 60°+Δθ2 曝射角度 120° H.U.値α3 補正量Δθ3 補正曝射角度 120°+Δθ3 曝射角度 180° H.U.値α4 補正量Δθ4 補正曝射角度 180°+Δθ4 曝射角度 240° H.U.値α5 補正量Δθ5 補正曝射角度 240°+Δθ5 曝射角度 300° H.U.値α6 補正量Δθ6 補正曝射角度 300°+Δθ6 曝射角度 360° H.U.値α7 補正量Δθ7 補正曝射角度 360°+Δθ7 (注)H.U.値αが50H.U.であれば、Δθは0である。
【0024】勿論、データ処理部8は補正後の各曝射角
度(θ+Δθ)に従って各X線検出データにフーリエ変
換法によるデータ処理を施して被検体MのX線断層像を
再構成してゆくことになる。その結果、例えば、フルス
キャンの場合には、鮮明なX線断層像がモニタ9の画面
に表示される。また、ハーフスキャンの場合にも、モニ
タ9の画面は、曝射角度の補正がなければ、図5(a)
に示すように、継ぎ目の位置に筋Jの出たX線断層像だ
ったのが、曝射角度の補正があると、図5(b)に示す
ように、白黒の筋の殆ど消えたX線断層像画面に改善さ
れる。
【0025】この発明は上記実施例の形態に限られるこ
とはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)上記の実施例では、X線CT装置が医療用であっ
たが、この発明は、一般の産業用のX線CT装置にも適
用することが出来る。
【0026】(2)上記の実施例では、X線管1の発生
熱の現在残量をH.U.値であらわす構成であったが、発生
熱の現在残量がH.U.値以外の値であらわされるようであ
ってもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明のX線CT装置によれば、蓄熱
求出手段によりX線CT装置のX線管における発生熱の
現在残量が求出される一方、補正量記憶手段にX線管に
おける発生熱の現在残量(現在の残っている総熱量)と
X線焦点の熱移動現象に起因する曝射角度の補正量の対
応関係が記憶されているので、角度補正手段によって、
X線検出データ採取時の曝射角度に補正を施し修正する
ことが出来ることから、データ処理手段によるデータ処
理が適正な曝射角度に基づいてなされる。その結果、こ
の発明のX線CT装置によれば、X線焦点の熱移動現象
に起因した画像の品位低下が抑制され、高品位の画像を
得ることができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のX線CT装置の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施例装置のX線管とX線検出アレイの配置関
係を示す図である。
【図3】実施例装置におけるX線管焦点の位置の横方向
の変位を示す図である。
【図4】発生熱の現在残量と曝射角度の補正量の関係を
示すグラフである。
【図5】ハーフスキャンのX線断層像が映ったモニタ画
面を示す図である。
【符号の説明】
1 …X線管 1a …回転陽極 2 …X線検出アレイ 2a …X線検出素子 4 …回動部 6 …DAS(データ収集部) 7 …データメモリ 8 …データ処理部 11 …蓄熱求出部 12 …補正量記憶部 13 …角度補正部 M …被検体 θ …曝射角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管と、X線検出素子が多数個円弧状
    に配列されたX線検出アレイとを被検体を挟んで対向配
    置されるかたちで備えるとともに、前記X線管およびX
    線検出アレイを対向配置状態を維持したまま被検体の体
    軸まわりに回動させる回動手段と、各回動位置において
    前記X線管からの曝射X線を受けた被検体の透過X線を
    X線検出アレイより検出して異なる曝射角度ごとにそれ
    ぞれX線検出データを収集・記憶するデータ収集・記憶
    手段と、各曝射角度におけるX線検出データにデータ処
    理を施して被検体のX線断層像を再構成するデータ処理
    手段とを備えたX線CT装置において、前記X線管にお
    ける発生熱の現在残量を求出する蓄熱求出手段と、前記
    発生熱の現在残量とX線管焦点の熱移動現象に起因する
    曝射角度の補正量の対応関係を記憶する補正量記憶手段
    と、前記曝射角度に対し前記補正量に見合った補正を施
    す角度補正手段とを具備することを特徴とするX線CT
    装置。
JP8160564A 1996-05-31 1996-05-31 X線ct装置 Pending JPH09313477A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5815410B2 (ja) * 2009-12-02 2015-11-17 株式会社日立メディコ X線ct装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5815410B2 (ja) * 2009-12-02 2015-11-17 株式会社日立メディコ X線ct装置

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