JPH09313390A - シャワーヘッド - Google Patents
シャワーヘッドInfo
- Publication number
- JPH09313390A JPH09313390A JP8163806A JP16380696A JPH09313390A JP H09313390 A JPH09313390 A JP H09313390A JP 8163806 A JP8163806 A JP 8163806A JP 16380696 A JP16380696 A JP 16380696A JP H09313390 A JPH09313390 A JP H09313390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- switch
- water discharge
- shower head
- water stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B15/00—Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
- B05B15/60—Arrangements for mounting, supporting or holding spraying apparatus
- B05B15/62—Arrangements for supporting spraying apparatus, e.g. suction cups
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手元で吐水,止水の切り替えを行なえるシャ
ワーヘッドの提供を目的とする。 【構成】 吐水,止水を切り替えるスライド式スイッチ
25,26,27,20がシャワーヘッドのグリップ部
19に設けられている。
ワーヘッドの提供を目的とする。 【構成】 吐水,止水を切り替えるスライド式スイッチ
25,26,27,20がシャワーヘッドのグリップ部
19に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吐水,止水を切り替
えることのできるシャワーヘッドに関するものである。
えることのできるシャワーヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、シャワーヘッドから
の吐水及び止水の切り替えは、水栓本体側で切り替える
ように構成されており、使い勝手が悪いという問題点が
あった。
の吐水及び止水の切り替えは、水栓本体側で切り替える
ように構成されており、使い勝手が悪いという問題点が
あった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、手元側で吐水,止水を
切り替えることのできるシャワーヘッドを提供せんこと
を目的とし、その第1の要旨は、吐水,止水を切り替え
るスライド式スイッチが設けられていることである。ま
た、第2の要旨は、吐水状態とさせる吐水側スイッチ
と、止水状態とさせる止水側スイッチの形状が異なるこ
とである。また、第3の要旨は、吐水状態とさせる吐水
側スイッチと、止水状態とさせる止水側スイッチの色が
異なることである。また、第4の要旨は、前記スライド
式スイッチは、吐水状態とさせる吐水側スイッチと、止
水状態とさせる止水側スイッチをそれぞれ左右の端部に
備えたスライド軸が左右にスライド移動可能に配設され
ているとともに、前記吐水側スイッチまたは前記止水側
スイッチの何れかが押された時には他方側のスイッチが
外方へ突出するように構成されていることである。ま
た、第5の要旨は、吐水,止水を切り替えるスイッチ
が、グリップ部の上部部位あるいはヘッド部の下部部位
に設けられていることである。また、第6の要旨は、前
記スライド式スイッチを構成するスライド軸には、スラ
イド移動することにより弁を押圧するカムが形成されて
いることである。また、第7の要旨は、前記弁には、前
記カムに当接するボールが設けられていることである。
また、第8の要旨は、前記スライド式スイッチは、移動
により通路を開閉するスプール軸を有するスプール式で
構成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、手元側で吐水,止水を
切り替えることのできるシャワーヘッドを提供せんこと
を目的とし、その第1の要旨は、吐水,止水を切り替え
るスライド式スイッチが設けられていることである。ま
た、第2の要旨は、吐水状態とさせる吐水側スイッチ
と、止水状態とさせる止水側スイッチの形状が異なるこ
とである。また、第3の要旨は、吐水状態とさせる吐水
側スイッチと、止水状態とさせる止水側スイッチの色が
異なることである。また、第4の要旨は、前記スライド
式スイッチは、吐水状態とさせる吐水側スイッチと、止
水状態とさせる止水側スイッチをそれぞれ左右の端部に
備えたスライド軸が左右にスライド移動可能に配設され
ているとともに、前記吐水側スイッチまたは前記止水側
スイッチの何れかが押された時には他方側のスイッチが
外方へ突出するように構成されていることである。ま
た、第5の要旨は、吐水,止水を切り替えるスイッチ
が、グリップ部の上部部位あるいはヘッド部の下部部位
に設けられていることである。また、第6の要旨は、前
記スライド式スイッチを構成するスライド軸には、スラ
イド移動することにより弁を押圧するカムが形成されて
いることである。また、第7の要旨は、前記弁には、前
記カムに当接するボールが設けられていることである。
また、第8の要旨は、前記スライド式スイッチは、移動
により通路を開閉するスプール軸を有するスプール式で
構成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、水栓本体2の内部には切替弁7を
内装したメインバルブ部Mが形成されており、切替弁7
の下端には定流量弁8が取り付けられている。また、水
栓本体2のカウンター1上には切替ハンドル3が突出さ
れており、この切替ハンドル3を回動操作させることに
より、前記メインバルブMの止水と、シャワーヘッド6
側または吐水金具側への吐水の切替えが行なえるように
構成されている。
する。図1において、水栓本体2の内部には切替弁7を
内装したメインバルブ部Mが形成されており、切替弁7
の下端には定流量弁8が取り付けられている。また、水
栓本体2のカウンター1上には切替ハンドル3が突出さ
れており、この切替ハンドル3を回動操作させることに
より、前記メインバルブMの止水と、シャワーヘッド6
側または吐水金具側への吐水の切替えが行なえるように
構成されている。
【0005】この水栓本体2の下部にはクリップリング
9を介して止水バルブユニット10が連結されており、
止水バルブユニット10内には、圧力室S内の水を抜く
ことにより開弁し、圧力室S内に水が溜まると閉弁する
ダイヤフラム弁11が内装され、また、その下流側には
減圧弁12が設けられ、減圧弁12により例えば1.5
kgf/cm2 程度に減圧されるように構成されており、さら
に減圧弁12の下流側には圧力室水路14を介し安全弁
13が連通状に設けられており、この安全弁13は例え
ば3kgf/cm2 程度で開弁するように構成されている。
9を介して止水バルブユニット10が連結されており、
止水バルブユニット10内には、圧力室S内の水を抜く
ことにより開弁し、圧力室S内に水が溜まると閉弁する
ダイヤフラム弁11が内装され、また、その下流側には
減圧弁12が設けられ、減圧弁12により例えば1.5
kgf/cm2 程度に減圧されるように構成されており、さら
に減圧弁12の下流側には圧力室水路14を介し安全弁
13が連通状に設けられており、この安全弁13は例え
ば3kgf/cm2 程度で開弁するように構成されている。
【0006】このように止水バルブユニット10内には
ダイヤフラム弁11と減圧弁12と安全弁13が内装さ
れたものとなっており、止水バルブユニット10にはク
リップリング17を介しシャワーホース15が連結さ
れ、このシャワーホース15の他端は前記シャワーヘッ
ド6に連結されたものとなっている。前記水栓本体2か
ら離れたカウンター1の位置には締付ナット5を介し支
持台座4が固設されており、この支持台座4内にシャワ
ーヘッド6の下端の継手ナット部21が差し込まれて、
シャワーヘッド6が支持台座4に保持されるように構成
されており、シャワーヘッド6は、手で握ることのでき
るグリップ部19と、その上端のヘッド部18で構成さ
れており、グリップ部19内の上部部位に起動弁20が
内装されたものとなっている。
ダイヤフラム弁11と減圧弁12と安全弁13が内装さ
れたものとなっており、止水バルブユニット10にはク
リップリング17を介しシャワーホース15が連結さ
れ、このシャワーホース15の他端は前記シャワーヘッ
ド6に連結されたものとなっている。前記水栓本体2か
ら離れたカウンター1の位置には締付ナット5を介し支
持台座4が固設されており、この支持台座4内にシャワ
ーヘッド6の下端の継手ナット部21が差し込まれて、
シャワーヘッド6が支持台座4に保持されるように構成
されており、シャワーヘッド6は、手で握ることのでき
るグリップ部19と、その上端のヘッド部18で構成さ
れており、グリップ部19内の上部部位に起動弁20が
内装されたものとなっている。
【0007】図2は、この起動弁20周辺を図1に対し
90°異なる角度の断面で拡大して示したものであり、
図2において、起動弁20は、前記グリップ部19内の
流路R1に設けられたケース体23内に上下動可能に設
けられたものであり、このケース体23内には止水室S
2が形成されている。起動弁20の上端にはボール24
が設けられており、このボール24が、左右方向にスラ
イド可能に設けられたスライド軸25に形成されたカム
25aに当接状態で配置されている。スライド軸25の
図示左端には止水スイッチ26が設けられ、また、スラ
イド軸25の図示右端には吐水スイッチ27が設けられ
ている。
90°異なる角度の断面で拡大して示したものであり、
図2において、起動弁20は、前記グリップ部19内の
流路R1に設けられたケース体23内に上下動可能に設
けられたものであり、このケース体23内には止水室S
2が形成されている。起動弁20の上端にはボール24
が設けられており、このボール24が、左右方向にスラ
イド可能に設けられたスライド軸25に形成されたカム
25aに当接状態で配置されている。スライド軸25の
図示左端には止水スイッチ26が設けられ、また、スラ
イド軸25の図示右端には吐水スイッチ27が設けられ
ている。
【0008】なお、前記ケース体23には細管チューブ
22が連結されており、この細管チューブ22内は圧力
通路R2となっており、細管チューブ22は前記シャワ
ーホース15内を挿通されて、その上流端は細管チュー
ブ接続金具29に接続されて、前記安全弁13に連通さ
れている。
22が連結されており、この細管チューブ22内は圧力
通路R2となっており、細管チューブ22は前記シャワ
ーホース15内を挿通されて、その上流端は細管チュー
ブ接続金具29に接続されて、前記安全弁13に連通さ
れている。
【0009】次に、作用を説明すると、前記水栓本体2
の切替弁7がシャワーヘッド6側に切り替えられた状態
で、図2に示すように、前記シャワーヘッド6の止水ス
イッチ26が押されている状態では、起動弁20がスラ
イド軸25に形成されたカム25a内に嵌まり込んで、
起動弁20はケース体23に当接して閉止され、止水室
S2内には圧力水が充満し、止水室S2と圧力室Sは細
管チューブ22内に形成されている圧力水通路R2で連
通されているため、止水バルブユニット10側のダイヤ
フラム弁11の圧力室Sにも水が充満して、ダイヤフラ
ム弁11は止水バルブユニット10の座部10dに当接
して流路R1を閉止した状態となっており、この状態で
はシャワーヘッド6のヘッド部18からシャワー水は噴
出されない状態となっている。
の切替弁7がシャワーヘッド6側に切り替えられた状態
で、図2に示すように、前記シャワーヘッド6の止水ス
イッチ26が押されている状態では、起動弁20がスラ
イド軸25に形成されたカム25a内に嵌まり込んで、
起動弁20はケース体23に当接して閉止され、止水室
S2内には圧力水が充満し、止水室S2と圧力室Sは細
管チューブ22内に形成されている圧力水通路R2で連
通されているため、止水バルブユニット10側のダイヤ
フラム弁11の圧力室Sにも水が充満して、ダイヤフラ
ム弁11は止水バルブユニット10の座部10dに当接
して流路R1を閉止した状態となっており、この状態で
はシャワーヘッド6のヘッド部18からシャワー水は噴
出されない状態となっている。
【0010】この状態から図3に示すように、シャワー
ヘッド6側で使用者が吐水スイッチ27を押すと、スラ
イド軸25が図示左側へ移動し、カム25aが前記ボー
ル24を下方側へ押圧して、起動弁20が図示下方へ移
動してケース体23との間に隙間が形成され、この隙間
を通り止水室S2内の水がケース体23に形成されてい
る逃がし口23aから流路R1内に逃がされて、これに
より圧力水通路R2の水が抜け、同時に止水バルブユニ
ット10内の圧力室Sの水が抜けて、これにより流路R
1の水圧によりダイヤフラム弁11は図示右側へ移動し
て、ダイヤフラム弁11は座部10dから離れ、これに
より流路R1が開かれて、流路R1を通り湯水がシャワ
ーヘッド6のヘッド部18から噴出されるものである。
ヘッド6側で使用者が吐水スイッチ27を押すと、スラ
イド軸25が図示左側へ移動し、カム25aが前記ボー
ル24を下方側へ押圧して、起動弁20が図示下方へ移
動してケース体23との間に隙間が形成され、この隙間
を通り止水室S2内の水がケース体23に形成されてい
る逃がし口23aから流路R1内に逃がされて、これに
より圧力水通路R2の水が抜け、同時に止水バルブユニ
ット10内の圧力室Sの水が抜けて、これにより流路R
1の水圧によりダイヤフラム弁11は図示右側へ移動し
て、ダイヤフラム弁11は座部10dから離れ、これに
より流路R1が開かれて、流路R1を通り湯水がシャワ
ーヘッド6のヘッド部18から噴出されるものである。
【0011】また、使用者が再び前記止水スイッチ26
を押せば、起動弁20が閉止されて、再び止水室S2と
圧力室Sに水が密閉されてダイヤフラム弁11が図示左
側へ移動して座部10dに当接し、流路R1を閉止させ
てヘッド部18からのシャワー水の吐水を停止させるこ
とができるものである。
を押せば、起動弁20が閉止されて、再び止水室S2と
圧力室Sに水が密閉されてダイヤフラム弁11が図示左
側へ移動して座部10dに当接し、流路R1を閉止させ
てヘッド部18からのシャワー水の吐水を停止させるこ
とができるものである。
【0012】本例では前述した如く、シャワーヘッド6
のグリップ部19を手で持ちながらグリップ部19の上
部部位に設けられている止水スイッチ26または吐水ス
イッチ27を指で押して操作することができ、操作性が
良好なものとなり、シャワーヘッド6の手元側で吐水,
止水の切り替えを行なうことができ、特に老人等の入浴
時等に介護者は手元でシャワーヘッド6からの吐水,止
水を切り替えてシャワーヘッド6を使用することがで
き、老人等の介護が極めて容易なものとなり、使用勝手
が良好となる。
のグリップ部19を手で持ちながらグリップ部19の上
部部位に設けられている止水スイッチ26または吐水ス
イッチ27を指で押して操作することができ、操作性が
良好なものとなり、シャワーヘッド6の手元側で吐水,
止水の切り替えを行なうことができ、特に老人等の入浴
時等に介護者は手元でシャワーヘッド6からの吐水,止
水を切り替えてシャワーヘッド6を使用することがで
き、老人等の介護が極めて容易なものとなり、使用勝手
が良好となる。
【0013】また、スライド軸25は左右にスライド移
動できるため操作が容易であり、しかもスライド軸25
にはカム25aが形成されているため、このカム25a
により良好に起動弁20を上下動させることができ、し
かもボール24が介在されているため動きがスムーズと
なり、ボール24によりカム25aの負荷が少なく耐久
性が向上され、しかもカム25aにより吐水,止水の切
り替え時の節度感を持たせることができる。
動できるため操作が容易であり、しかもスライド軸25
にはカム25aが形成されているため、このカム25a
により良好に起動弁20を上下動させることができ、し
かもボール24が介在されているため動きがスムーズと
なり、ボール24によりカム25aの負荷が少なく耐久
性が向上され、しかもカム25aにより吐水,止水の切
り替え時の節度感を持たせることができる。
【0014】即ち、図6の要部拡大図で示すように、前
記スライド軸25に形成されているカム25aは、止水
スイッチ26が押されている止水状態の時にボール24
が嵌め込み状に係合される止水時係止カム部aと、前記
吐水スイッチ27が押されて吐水状態となった時にボー
ル24が嵌め込み状となり係止される止水時係止カム部
bで構成され、止水時係止カム部aと吐水時係止カム部
b間には押圧部cが連続的に形成されており、吐水スイ
ッチ27を押した時にはこの押圧部cがボール24を下
方側へ押圧し起動弁20を下方側に移動させて、起動弁
20とケース体23間に隙間Yを形成させることがで
き、この隙間Yを通り圧力水通路R2内の圧力水が逃が
し口23aから流路R1内に逃がされて、前述した如く
ダイヤフラム弁11が開き、シャワーヘッドのヘッド部
18から吐水が行なわれるのである。この吐水状態にお
いて、ボール24は吐水時係止カム部b内に保持される
ためスライド軸25が移動することがない。このように
止水時係止カム部aと吐水時係止カム部bを形成させる
ことにより、スライド軸25の移動操作時における節度
感が良好に得られるものである。
記スライド軸25に形成されているカム25aは、止水
スイッチ26が押されている止水状態の時にボール24
が嵌め込み状に係合される止水時係止カム部aと、前記
吐水スイッチ27が押されて吐水状態となった時にボー
ル24が嵌め込み状となり係止される止水時係止カム部
bで構成され、止水時係止カム部aと吐水時係止カム部
b間には押圧部cが連続的に形成されており、吐水スイ
ッチ27を押した時にはこの押圧部cがボール24を下
方側へ押圧し起動弁20を下方側に移動させて、起動弁
20とケース体23間に隙間Yを形成させることがで
き、この隙間Yを通り圧力水通路R2内の圧力水が逃が
し口23aから流路R1内に逃がされて、前述した如く
ダイヤフラム弁11が開き、シャワーヘッドのヘッド部
18から吐水が行なわれるのである。この吐水状態にお
いて、ボール24は吐水時係止カム部b内に保持される
ためスライド軸25が移動することがない。このように
止水時係止カム部aと吐水時係止カム部bを形成させる
ことにより、スライド軸25の移動操作時における節度
感が良好に得られるものである。
【0015】なお、本例では、前記止水スイッチ26と
前記吐水スイッチ27の形状が異なるように形成されて
おり、誤って違うスイッチを押すことのないように構成
されている。即ち、図4に概略図で示すように、止水ス
イッチ26に対し吐水スイッチ27の先端には突出状に
突起部27aが形成されており、この突起部27aによ
り吐水側のスイッチであることを容易に視認することが
でき、誤作動を防止することができるものである。な
お、本例では、突起部27aを吐水スイッチ27に形成
したものを例示したが、他の形状であっても良く、要
は、止水スイッチ26と吐水スイッチ27が確実に判別
できるものであれば良い。即ち、図5の概略図で示すよ
うに、吐水スイッチ27の色と止水スイッチ26の色を
異なる色で形成しておけば、同様に視認性が向上し、誤
作動を防ぐことができるものである。
前記吐水スイッチ27の形状が異なるように形成されて
おり、誤って違うスイッチを押すことのないように構成
されている。即ち、図4に概略図で示すように、止水ス
イッチ26に対し吐水スイッチ27の先端には突出状に
突起部27aが形成されており、この突起部27aによ
り吐水側のスイッチであることを容易に視認することが
でき、誤作動を防止することができるものである。な
お、本例では、突起部27aを吐水スイッチ27に形成
したものを例示したが、他の形状であっても良く、要
は、止水スイッチ26と吐水スイッチ27が確実に判別
できるものであれば良い。即ち、図5の概略図で示すよ
うに、吐水スイッチ27の色と止水スイッチ26の色を
異なる色で形成しておけば、同様に視認性が向上し、誤
作動を防ぐことができるものである。
【0016】なお、本例では、スライド軸25を用いた
スライド式のものを例示したが、前記止水スイッチ26
及び吐水スイッチ27は押ボタン式のスイッチであって
も良く、さらに図7に示すようなスプール式のスイッチ
で構成することもできる。即ち、図7においては、グリ
ップ部19の上部部位に、下受部41と上受部43をパ
ッキンを介し水密状に内装させておき、この下受部41
と上受部43間にスプール軸40を左右方向に移動可能
に内装させ、スプール軸40の図示左端に止水スイッチ
26を設け、また、右端に突起27aを有する吐水スイ
ッチ27を設けたものであり、スプール軸40の中央部
には凹み状に小径の凹部40aが形成されており、前記
下受部41及び上受部43には、異なる位置にそれぞれ
下通路41aと上通路43aが形成されており、また、
下受部41から垂下状に差込部42が形成されて、この
差込部42が前記細管チューブ22に差し込まれて圧力
水通路R2と前記下通路41aを連通させており、この
ような構成において、図7の状態では、上通路43aと
下通路41aはスプール軸40で遮断されて閉じられた
状態となっており、この図7の状態から吐水スイッチ2
7を押すと、スプール軸40が図示左側へ移動されるこ
とにより、凹部40aが上通路43aと下通路41aを
連通させることとなり、この状態では圧力水通路R2内
の水が下通路41aから凹部40aを通り上通路43a
に逃がされて、圧力水は流路R1内に逃がされることと
なり、この状態で前記ダイヤフラム弁11が開かれてシ
ャワーヘッド6から吐水が行なわれるものである。この
ようなスプール式のスライド式スイッチを用いても操作
性が良好なものとなり、グリップ部19を手で握りなが
ら容易に止水スイッチ26または吐水スイッチ27を指
で押さえて操作することができるものである。
スライド式のものを例示したが、前記止水スイッチ26
及び吐水スイッチ27は押ボタン式のスイッチであって
も良く、さらに図7に示すようなスプール式のスイッチ
で構成することもできる。即ち、図7においては、グリ
ップ部19の上部部位に、下受部41と上受部43をパ
ッキンを介し水密状に内装させておき、この下受部41
と上受部43間にスプール軸40を左右方向に移動可能
に内装させ、スプール軸40の図示左端に止水スイッチ
26を設け、また、右端に突起27aを有する吐水スイ
ッチ27を設けたものであり、スプール軸40の中央部
には凹み状に小径の凹部40aが形成されており、前記
下受部41及び上受部43には、異なる位置にそれぞれ
下通路41aと上通路43aが形成されており、また、
下受部41から垂下状に差込部42が形成されて、この
差込部42が前記細管チューブ22に差し込まれて圧力
水通路R2と前記下通路41aを連通させており、この
ような構成において、図7の状態では、上通路43aと
下通路41aはスプール軸40で遮断されて閉じられた
状態となっており、この図7の状態から吐水スイッチ2
7を押すと、スプール軸40が図示左側へ移動されるこ
とにより、凹部40aが上通路43aと下通路41aを
連通させることとなり、この状態では圧力水通路R2内
の水が下通路41aから凹部40aを通り上通路43a
に逃がされて、圧力水は流路R1内に逃がされることと
なり、この状態で前記ダイヤフラム弁11が開かれてシ
ャワーヘッド6から吐水が行なわれるものである。この
ようなスプール式のスライド式スイッチを用いても操作
性が良好なものとなり、グリップ部19を手で握りなが
ら容易に止水スイッチ26または吐水スイッチ27を指
で押さえて操作することができるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明のシャワーヘッドには、吐水,止
水を切り替えるスライド式スイッチが設けられているこ
とにより、シャワーヘッドの手元側で吐水,止水の切り
替えを行なうことができ、従来のように逐一、水栓本体
側の切替スイッチを操作する必要がなく、シャワーヘッ
ドの使用勝手が極めて良好なものとなる。また、吐水状
態とさせる吐水側スイッチと、止水状態とさせる止水側
スイッチの形状が異なるように構成したことにより、吐
水側のスイッチであるか止水側のスイッチであるかを視
認し易くなり、誤作動が防がれて、操作性が極めて良好
なものとなる。
水を切り替えるスライド式スイッチが設けられているこ
とにより、シャワーヘッドの手元側で吐水,止水の切り
替えを行なうことができ、従来のように逐一、水栓本体
側の切替スイッチを操作する必要がなく、シャワーヘッ
ドの使用勝手が極めて良好なものとなる。また、吐水状
態とさせる吐水側スイッチと、止水状態とさせる止水側
スイッチの形状が異なるように構成したことにより、吐
水側のスイッチであるか止水側のスイッチであるかを視
認し易くなり、誤作動が防がれて、操作性が極めて良好
なものとなる。
【0018】また、吐水状態とさせる吐水側スイッチ
と、止水状態とさせる止水側スイッチの色が異なるよう
に構成したことにより、誤作動が防止されて操作性が良
好なものとなる。また、前記スライド式スイッチは、吐
水状態とさせる吐水側スイッチと、止水状態とさせる止
水側スイッチをそれぞれ左右の端部に備えたスライド軸
が左右にスライド移動可能に配設されているとともに、
前記吐水側スイッチまたは前記止水側スイッチの何れか
が押された時には他方側のスイッチが外方へ突出するよ
うに構成されていることにより、吐水側または止水側の
何れかのスイッチが外側より容易に視認できるため、誤
作動がなくなり、また、操作性が良好なものとなる。ま
た、吐水,止水を切り替えるスイッチが、グリップ部の
上部部位あるいはヘッド部の下部部位に設けられている
ことにより、グリップ部を手で握った状態でスイッチを
指で押さえて吐水または止水の操作をすることができ、
操作性が極めて良好なものとなる。
と、止水状態とさせる止水側スイッチの色が異なるよう
に構成したことにより、誤作動が防止されて操作性が良
好なものとなる。また、前記スライド式スイッチは、吐
水状態とさせる吐水側スイッチと、止水状態とさせる止
水側スイッチをそれぞれ左右の端部に備えたスライド軸
が左右にスライド移動可能に配設されているとともに、
前記吐水側スイッチまたは前記止水側スイッチの何れか
が押された時には他方側のスイッチが外方へ突出するよ
うに構成されていることにより、吐水側または止水側の
何れかのスイッチが外側より容易に視認できるため、誤
作動がなくなり、また、操作性が良好なものとなる。ま
た、吐水,止水を切り替えるスイッチが、グリップ部の
上部部位あるいはヘッド部の下部部位に設けられている
ことにより、グリップ部を手で握った状態でスイッチを
指で押さえて吐水または止水の操作をすることができ、
操作性が極めて良好なものとなる。
【0019】また、前記スライド式スイッチを構成する
スライド軸には、スライド移動することにより弁を押圧
するカムが形成されていることにより、軽い操作で切り
替えを行なうことができ、切り替え時における節度感が
得られ、操作性が良好なものとなり、また、部品点数が
少なくコストを低減させることができる効果を有する。
また、前記弁には、前記カムに当接するボールが設けら
れていることにより、ボールがカムに当接するためにカ
ムの耐久性が向上し、操作が軽く、より操作性が良好化
する。また、前記スライド式スイッチは、移動により通
路を開閉するスプール軸を有するスプール式で構成され
ていることにより、部品点数を少なくしてコストを低減
させて形成することができ、操作性が良好化する効果を
有する。
スライド軸には、スライド移動することにより弁を押圧
するカムが形成されていることにより、軽い操作で切り
替えを行なうことができ、切り替え時における節度感が
得られ、操作性が良好なものとなり、また、部品点数が
少なくコストを低減させることができる効果を有する。
また、前記弁には、前記カムに当接するボールが設けら
れていることにより、ボールがカムに当接するためにカ
ムの耐久性が向上し、操作が軽く、より操作性が良好化
する。また、前記スライド式スイッチは、移動により通
路を開閉するスプール軸を有するスプール式で構成され
ていることにより、部品点数を少なくしてコストを低減
させて形成することができ、操作性が良好化する効果を
有する。
【図1】シャワーヘッドと水栓本体側の全体構成図であ
る。
る。
【図2】止水状態における断面構成図である。
【図3】吐水状態における断面構成図である。
【図4】止水スイッチ及び吐水スイッチの概略構成図で
ある。
ある。
【図5】異なる色に形成した止水スイッチと吐水スイッ
チの概略構成図である。
チの概略構成図である。
【図6】スライド軸に形成されたカムの作用を説明する
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図7】スプール式のスライドスイッチの断面構成図で
ある。
ある。
1 カウンター 2 水栓本体 3 切替ハンドル 6 シャワーヘッド 7 切替弁 10 止水バルブユニット 11 ダイヤフラム弁 12 減圧弁 13 安全弁 15 シャワーホース 18 ヘッド部 19 グリップ部 20 起動弁 22 細管チューブ 23 ケース体 23a 逃がし口 25 スライド軸 25a カム a 止水時係止カム部 b 吐水時係止カム部 c 押圧部 26 止水スイッチ 27 吐水スイッチ 27a 突起部 40 スプール軸 40a 凹部 41 下受部 41a 下通路 42 差込部 43 上受部 43a 上通路 Y 隙間 S 圧力室 R1 流路 R2 圧力水通路
Claims (8)
- 【請求項1】 吐水,止水を切り替えるスライド式スイ
ッチが設けられていることを特徴とするシャワーヘッ
ド。 - 【請求項2】 吐水状態とさせる吐水側スイッチと、止
水状態とさせる止水側スイッチの形状が異なることを特
徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。 - 【請求項3】 吐水状態とさせる吐水側スイッチと、止
水状態とさせる止水側スイッチの色が異なることを特徴
とする請求項1に記載のシャワーヘッド。 - 【請求項4】 前記スライド式スイッチは、吐水状態と
させる吐水側スイッチと、止水状態とさせる止水側スイ
ッチをそれぞれ左右の端部に備えたスライド軸が左右に
スライド移動可能に配設されているとともに、前記吐水
側スイッチまたは前記止水側スイッチの何れかが押され
た時には他方側のスイッチが外方へ突出するように構成
されていることを特徴とする請求項1に記載のシャワー
ヘッド。 - 【請求項5】 吐水,止水を切り替えるスイッチが、グ
リップ部の上部部位あるいはヘッド部の下部部位に設け
られていることを特徴とするシャワーヘッド。 - 【請求項6】 前記スライド式スイッチを構成するスラ
イド軸には、スライド移動することにより弁を押圧する
カムが形成されていることを特徴とする請求項4に記載
のシャワーヘッド。 - 【請求項7】 前記弁には、前記カムに当接するボール
が設けられている請求項6に記載のシャワーヘッド。 - 【請求項8】 前記スライド式スイッチは、移動により
通路を開閉するスプール軸を有するスプール式で構成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163806A JPH09313390A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | シャワーヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163806A JPH09313390A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | シャワーヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313390A true JPH09313390A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15781068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8163806A Pending JPH09313390A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | シャワーヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09313390A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101990468A (zh) * | 2008-03-20 | 2011-03-23 | 汉斯格罗股份公司 | 喷淋头 |
CN109357039A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-19 | 广东金恩卫浴实业有限公司 | 一种带分水功能的水龙头 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP8163806A patent/JPH09313390A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101990468A (zh) * | 2008-03-20 | 2011-03-23 | 汉斯格罗股份公司 | 喷淋头 |
CN109357039A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-19 | 广东金恩卫浴实业有限公司 | 一种带分水功能的水龙头 |
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