JPH09312909A - 電力用配電盤のインターロック方式 - Google Patents

電力用配電盤のインターロック方式

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JPH09312909A
JPH09312909A JP8125258A JP12525896A JPH09312909A JP H09312909 A JPH09312909 A JP H09312909A JP 8125258 A JP8125258 A JP 8125258A JP 12525896 A JP12525896 A JP 12525896A JP H09312909 A JPH09312909 A JP H09312909A
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JP
Japan
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primary
transformer
circuit
board
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP8125258A
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English (en)
Inventor
Junichi Hotta
淳一 堀田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH09312909A publication Critical patent/JPH09312909A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次、二次間の連動制御回路の故障といった
不測の事態での感電事故を防止できる電力用配電盤のイ
ンターロック方式を提供すること。 【解決手段】 並行運転の変圧器を各々の変圧器盤に収
納し、一次側に一次盤を、二次側に二次盤を設置する。
一次盤には一次遮断器52T11、52T12を、二次盤に
は二次遮断器52T21、52T22及び母線連絡遮断器5
2Bを収納する。各配電盤は並行運転を実行する接続関
係とする。そして、一方の一次、二次遮断器52T11
52T21の共に「切」状態(「入」状態信号をNOT回
路13、14で否定)を相応する変圧器盤の開扉許容
(ドアロック解除)条件とする。一方の一次遮断器52
11の「入」状態、または一方の二次遮断器52T21
周辺の遮断器52T12、52T22、52Bの「入」状態
(AND回路21の条件成立)をドアロック条件(OR
回路20の条件)とする。他方も同様とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧充電部が無電
圧状態であることを条件に扉の開閉を許容する電力用配
電盤のインターロック方式に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、配電盤においては、不用意
に扉を開けた時に内部の高圧充電部に触れることのない
よう、鎖錠あるいはインターロックを施している。
【0003】図4に2バンクの変圧器を並行運転する場
合の各配電盤の配置及び接続関係を示す。図中、1Aは
No.1変圧器Tr1を収納したNo.1変圧器盤、1
BはNo.2変圧器Tr2を収納したNo.2変圧器
盤、2は変圧器一次盤、3は変圧器二次盤、4は交流電
源である。変圧器一次盤2にはNo.1一次遮断器52
11及びNo.2一次遮断器52T12を、変圧器二次盤
3にはNo.1二次遮断器52T21、No.2二次遮断
器52T22及び母線連絡遮断器52Bをそれぞれ収納し
ている。各配電盤1〜3と電源4は、No.1、No.
2変圧器Tr1、Tr2の並行運転を実行する接続となっ
ている。
【0004】通常は、一次遮断器52T11、52T12
二次遮断器52T21、52T22及び母線連絡遮断器52
Bは「入」状態となっており、No.1、No.2変圧
器Tr1、Tr2の並行運転が行われている。単独運転と
する場合には、変圧器一次盤2のNo.1一次遮断器5
2T11あるいはNo.2一次遮断器52T12を「切」状
態にする。これに連動して変圧器二次盤3の二次遮断器
52T21あるいは52T22も「切」状態になる。同時
に、No.1変圧器盤1AあるいはNo.2変圧器盤1
Bのドアロックが解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】並行運転から単独運転
に移行する場合は、休止側変圧器、例えばNo.1変圧
器Tr1の一次遮断器52T11を「切」状態にすると、
連動して二次遮断器52T21も「切」状態になり、N
o.1変圧器盤1Aの高圧充電部は無電圧状態となるの
で、扉を開けて点検などを行えるが、一次、二次遮断器
間の連動制御回路の故障により連動遮断動作が行われな
い場合には、矢印aで示すように回り込みが生じてN
o.1変圧器盤1A内の高圧充電部の課電状態が継続さ
れることになる。この場合、一次遮断器52T11
「切」状態であるため、No.1変圧器盤1Aのドアロ
ックは解除されており、扉を開けて点検などの作業を行
おうとすると、活線に触れる恐れがある。いわゆる、感
電事故の危険性がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、少なくとも自己回路の一次、二次遮断器の「切」状
態を開扉許容条件とすることにより、不測の感電事故を
防止できる電力用配電盤のインターロック方式を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、並行運転する
複数バンクの変圧器とその周辺の開閉機器を収納する集
合配置の電力用配電盤において、少なくとも自己回路の
一次、二次遮断器が「切」状態であることを相応する変
圧器盤の開扉許容条件とすることを特徴とするものであ
り、運転台数低減時に一次、二次間の連動制御回路にお
ける故障といった不測の事態が生じても、内部の高圧充
電部が課電状態にある場合には変圧器盤のドアロック状
態を確実に維持することができ、不測の感電事故を防止
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明の一実施形態
を示す。図1はNo.1変圧器盤に対するインターロッ
クの論理記号方式の回路図、図2はNo.2変圧器盤に
対するインターロックの論理記号方式の回路図、図3は
変圧器二次盤に対するインターロックの論理記号方式の
回路図で、(a)はドアロック解除、(b)はドアロッ
クONの場合である。各配電盤の配置及び接続関係は従
来例(図4)と同じであり、同一符号を用いて説明す
る。
【0009】No.1変圧器盤1Aに対するインターロ
ックは、ドアロック解除に関しては図1(a)のように
No.1一次遮断器52T11「入」の検出要素11−1
とNo.1二次遮断器52T21「入」の検出要素12−
1の各検出信号を後続のNOT回路13、14を介して
AND回路15の入力とし、その出力をドアロック解除
の制御要素16に与える。また、ドアロックONに関し
ては図1(b)のようにNo.1一次遮断器52T
11「入」の検出要素11−1´、No.2一次遮断器5
2T12「入」の検出要素17−1、No.2二次遮断器
52T22「入」の検出要素18−1、母線連絡遮断器5
2B「入」の検出要素19−1及びNo.1二次遮断器
52T21「入」の検出要素12−1´の各検出信号を用
い、No.1一次遮断器52T11「入」の検出要素11
−1´の検出信号をOR回路20の一方の入力とし、他
の検出要素の検出信号をAND回路21の入力とする。
そして、AND回路21の出力をOR回路20の他方の
入力とし、OR出力をドアロックONの制御要素22に
与える。
【0010】No.2変圧器盤1Bに対するインターロ
ックは、ドアロック解除に関しては図2(a)のように
No.2一次遮断器52T12「入」の検出要素17−2
とNo.2二次遮断器52T22「入」の検出要素18−
2の各検出信号を後続のNOT回路23、24を介して
AND回路25の入力とし、その出力をドアロック解除
の制御要素26に与える。また、ドアロックONに関し
ては図2(b)のようにNo.2一次遮断器52T
12「入」の検出要素17−2´、No.1一次遮断器5
2T11「入」の検出要素11−2、No.1二次遮断器
52T21「入」の検出要素12−2、母線連絡遮断器5
2B「入」の検出要素19−2及びNo.2二次遮断器
52T22「入」の検出要素18−2´の各検出信号を用
い、No.2一次遮断器52T12「入」の検出要素17
−2´の検出信号をOR回路27の一方の入力とし、他
の検出要素の検出信号をAND回路28の入力とする。
そして、AND回路28の出力をOR回路27の他方の
入力とし、OR出力をドアロックONの制御要素29に
与える。
【0011】変圧器二次盤3に対するインターロック
は、ドアロック解除に関しては図3(a)のようにN
o.1一次遮断器52T11「入」の検出要素11−3と
No.2一次遮断器52T12「入」の検出要素17−3
の各検出信号を後続のNOT回路30、31を介してA
ND回路32の入力とし、その出力をドアロック解除の
制御要素33に与える。また、ドアロックONに関して
は図3(b)のようにNo.1一次遮断器52T
11「入」の検出要素11−3´とNo.2一次遮断器5
2T12「入」の検出要素17−3´の検出信号をOR回
路34の入力とし、OR出力をドアロックONの制御要
素35に与える。
【0012】次に、動作について述べる。例えば、並行
運転からNo.2変圧器Tr2の単独運転に移行する場
合には、No.1一次遮断器52T11を「切」状態にす
る。この時、No.1二次遮断器52T21も連動し、
「切」状態となる。No.1回路の一次、二次遮断器5
2T11、52T21が「切」状態になると、NOT回路1
3、14の出力が“1”となり、AND回路15の出力
も“1”となる。これがドアロック解除の制御要素16
に与えられて、No.1変圧器盤1Aのドアロックが解
除される。
【0013】もし、連動制御回路に故障が生じて一次、
二次遮断器52T11、52T21の連動が行われない場合
には、二次遮断器52T21の「入」状態が継続する。こ
の時は、AND回路15の条件が成立せず、No.1変
圧器盤1Aのドアロックが維持される。このため、一次
遮断器52T11の「切」操作でNo.1変圧器盤1A内
の高圧充電部が無電圧状態になったと思い込み、No.
1変圧器盤1Aの扉を開けて点検を行おうとしても、扉
はロック状態にあり、扉を開くことはできない。即ち、
No.1変圧器盤1Aの扉開閉の二重のインターロック
となり、不測の感電事故が未然に防止される。
【0014】上記説明はNo.1変圧器盤1Aに対する
インターロックについてであるが、No.2変圧器盤1
Bに対しても同様である。また、変圧器二次盤3に対す
るインターロックの場合は、遮断器「入」の検出要素は
一次側のみで足りる。
【0015】なお、遮断器「入」の検出要素は、同じ検
出対象のものは共用できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、少なくと
も変圧器の一次、二次遮断器の「切」状態を当該回路の
変圧器盤の開扉許容条件としたので、内部の高圧充電部
が無電圧状態の時のみ扉を開けることができるようにな
り、一次、二次間の連動制御回路の故障といった不測の
事態が生じた場合に、多分に感電事故の恐れのある点検
作業を開始するといった危険性を確実に回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すNo.1変圧器盤に
対するインターロックの論理記号方式の回路図で、
(a)はドアロック解除の場合、(b)はドアロックO
Nの場合。
【図2】本発明の一実施形態を示すNo.2変圧器盤に
対するインターロックの論理記号方式の回路図で、
(a)はドアロック解除の場合、(b)はドアロックO
Nの場合。
【図3】本発明の一実施形態を示す変圧器二次盤に対す
るインターロックの論理記号方式の回路図で、(a)は
ドアロック解除の場合、(b)はドアロックONの場
合。
【図4】2バンクの変圧器を並行運転する場合の各配電
盤の配置及び接続関係を示す単線接続図。
【符号の説明】
1A…No.1変圧器盤 1B…No.2変圧器盤 2…変圧器一次盤 3…変圧器二次盤 11−1〜11−3´…No.1一次遮断器52T
11「入」の検出要素 12−1〜12−2…No.1二次遮断器52T
21「入」の検出要素 13、14、23、24、30、31…NOT回路 15、21、25、28、32…AND回路 16、26、33…ドアロック解除の制御要素 17−1〜17−3´…No.2一次遮断器52T
12「入」の検出要素 18−1〜18−2´…No.2二次遮断器52T
22「入」の検出要素 19−1、19−2…母線連絡遮断器52B「入」の検
出要素 20、27、34…OR回路 22、29、35…ドアロックONの制御要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行運転する複数バンクの変圧器とその
    周辺の開閉機器を収納する集合配置の電力用配電盤にお
    いて、少なくとも自己回路の一次、二次遮断器が「切」
    状態であることを相応する変圧器盤の開扉許容条件とす
    ることを特徴とする電力用配電盤のインターロック方
    式。
JP8125258A 1996-05-21 1996-05-21 電力用配電盤のインターロック方式 Pending JPH09312909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8125258A JPH09312909A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 電力用配電盤のインターロック方式

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JP8125258A JPH09312909A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 電力用配電盤のインターロック方式

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JPH09312909A true JPH09312909A (ja) 1997-12-02

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JP8125258A Pending JPH09312909A (ja) 1996-05-21 1996-05-21 電力用配電盤のインターロック方式

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012222977A (ja) * 2011-04-11 2012-11-12 Nissin Electric Co Ltd 移動用変圧器装置
CN105184923A (zh) * 2015-08-21 2015-12-23 国网天津市电力公司 一种可实现防走空操作的防误闭锁系统与高压带电显示装置

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Effective date: 20050628

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051025