JPH1141718A - 多系統受電配電盤 - Google Patents

多系統受電配電盤

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JPH1141718A
JPH1141718A JP19351197A JP19351197A JPH1141718A JP H1141718 A JPH1141718 A JP H1141718A JP 19351197 A JP19351197 A JP 19351197A JP 19351197 A JP19351197 A JP 19351197A JP H1141718 A JPH1141718 A JP H1141718A
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power
bus
load
power receiving
breakers
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JP19351197A
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Yoshimi Yabushita
佳美 藪下
Yukihide Moriyama
幸秀 守山
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の電源系統別の受電遮断器間にインターロ
ックを施すと共に負荷フィーダ母線を分割可能にして、
プラント停止中の作業用設備に対して十分な電源供給を
容易とする多系統受電配電盤を提供する。 【解決手段】請求項1記載の多系統受電配電盤1は、メ
ンテナンス用機器等の作業用設備に対して複数系統の電
源から電力供給をする多系統受電配電盤において、各入
力電源系統ごとに介挿した受電遮断器3a,3bと接続
して一系統以上の負荷用遮断器5a〜5dを接続した負
荷フィーダ母線4a,4b相互を母線分割用遮断器9a
で接断可能に接続すると共に、前記複数の受電遮断器3
a,3b及び母線分割用遮断器9aの作動を規制するイ
ンターロック制御装置11を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば原子力発電
プラント等の各種プラントにおけるメンテナンス用機器
である作業用設備に動力電源を供給する受電配電盤に係
り、特に複数の電源供給源から多数の作業用設備に対し
て十分に電力を供給することを可能とした多系統受電配
電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に原子力発電プラント等の各種プラ
ントで使用されるクレーン等のメンテナンス機器である
作業用設備に対する電力源としては、電源系統の低圧閉
鎖配電盤に接続された受電配電盤(あるいは分電盤、切
替盤)があり、この受電配電盤を経由して多数の作業用
設備である負荷に対する電力供給が行われている。
【0003】これら作業用設備であるメンテナンス機器
については、常時通電する必要はなく、主にプラント建
設途上の作業時や、定期検査等でプラント停止中の各部
点検にのみ使用される負荷が多い。しかしながらプラン
ト停止中には、これら作業用設備に対する受電配電盤に
電力を供給する低圧閉鎖配電盤についても点検対象とな
り、この点検作業を行う際には当該低圧閉鎖配電盤の電
源系統を停電させることがある。
【0004】このために、プラント停止中であっても前
記メンテナンス機器に対しては、常時電力の供給ができ
るように、一部の低圧閉鎖配電盤においては冗長化され
ていて、2系統以上で複数系統の低圧閉鎖配電盤から電
力供給を受けると共に、受電配電盤側でこれを切り替え
ることにより、作業用設備である負荷に常時、電力供給
が行えるようしている。
【0005】例えば図4の系統構成図に示すように、2
系統から入力が可能とした受電配電盤1では、区分の異
なる2系統の低圧閉鎖配電盤2a,2bと、受電配電盤
1内で2つの受電遮断器3a,3bを介して一つの負荷
フィーダ母線4で接続している。この負荷フィーダ母線
4からは、3つの負荷用遮断器5a〜5cが分岐されて
いて、それぞれ作業用設備である負荷6a〜6cが接続
されている。
【0006】ここで受電配電盤1においては、前記2つ
の受電遮断器3a,3bの内でいずれか一つを閉じるこ
とにより、低圧閉鎖配電盤2aあるいは低圧閉鎖配電盤
2bのいずれかから、負荷フィーダ母線4に対して充電
が行われる。また、前記負荷6a〜6cに対する電力供
給は、必要に応じて所定の負荷用遮断器5a〜5cを投
入する。
【0007】なお、冗長化のために2系統の低圧閉鎖配
電盤2a,2bからの電力供給を可能としていることか
ら、負荷フィーダ母線4が同時に2系統の電源から充電
される混電を防止するために、前記受電遮断器3a,3
bの相互間には、同時投入を阻止するレバーやリンク機
構等によるメカニカルインターロック7が設けられてい
る。
【0008】このメカニカルインターロック7により、
例えば受電遮断器3aが投入状態で、一方の系統の低圧
閉鎖配電盤2aで負荷フィーダ母線4を充電中に、他方
の受電遮断器3bが投入操作されても、受電遮断器3b
が閉じることなく、他の系統の低圧閉鎖配電盤2bが負
荷フィーダ母線4に接続されることのないようにされて
いる。
【0009】なお、入力電源系統である前記低圧閉鎖配
電盤2a,2bの切替えは、現在投入中の受電遮断器3
aを遮断した後に、他方の受電遮断器3bを投入するこ
とにより行われる。また、負荷側における受電について
は受電配電盤の種類によって異なるが、受電配電盤1に
て操作をするものと、負荷6a〜6cである作業用設備
の近傍に設置された図示しない現場操作箱によって操作
できるものとがある。
【0010】なお、図4に示す2系統の受電配電盤1は
特殊な例であるが、受電遮断器3a,3bの単体容量は
それぞれ 600kVAであるのに対して、負荷6a,6c
の容量はそれぞれ 200kVAで、負荷6bの容量は 400
kVAとされていることから、合計容量が 800kVAと
なっている。
【0011】従って、容量 600kVAの受電遮断器3
a、あるいは受電遮断器3aの一系統から負荷フィーダ
母線4を充電している状況では、全負荷6a〜6c( 8
00kVA)に対して十分な動力電力を供給することは、
受電遮断器3a,3bにおいて過負荷となることから、
全負荷用遮断器5a〜5cを同時に投入状態にすること
はできない。
【0012】このために、通常使用時には3つの負荷6
a〜6cを2つずつ(A),(B)2組の受電形態に編
成して運用しており、従って、(A)の負荷6a,6b
( 600kVA)が受電する時には、(B)の負荷6c
( 200kVA)を受電させないようにする等、3つの負
荷6a〜6cの内、常に2つを必要に応じて組合わせて
使い分ける(負荷用遮断器5a〜5cの内で2つだけ閉
じる)。
【0013】また、前記受電遮断器3a,3bに過負荷
によるトリップ機能を設けて、受電容量(ここでは 600
kVA)以上の負荷が加わった際には、これを即座に検
知して受電遮断器3aあるいは受電遮断器3bを瞬時に
トリップさせることにより、上流の低圧閉鎖配電盤2
a,2b等に悪影響が及ばないようにする措置が必要と
なる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の特殊な例も含め
てメンテナンス機器の作業用設備における受電配電盤1
については、プラント内の各部に点在してその設置数が
多いことから、プラントにおける様々な合理化を推進す
る上で運転中だけでなく、プラント停止中のように電力
源の使用が限定される期間においても、十分に配慮して
電力供給の信頼性と作業性を向上する必要がある。
【0015】しかし、前記プラントの建設時及び定期検
査時といった、限定的に作業用設備等の特定負荷に対す
る電源需要が高まる時期は、プラント内の電源が容量的
に余裕があるにも係わらず、前記受電配電盤1において
は冗長化された系統構成による容量制限により十分な受
電ができず、例えば負荷6cが残存する。これにより、
各作業用設備の運転に際しては、その都度、作業干渉及
び作業停滞が発生するという支障があった。
【0016】なお、この場合に前記残存した負荷6cに
対しては、仮設電源により給電する手段があるが、この
仮設電源を直接に負荷6cに接続する施工には、長距離
のケーブル布設と撤去及びこれらの手配業務等が生じ
て、給電のための作業が増大する不具合があった。
【0017】また、このような受電配電盤では、負荷に
対する受電操作が必要となった時(現場操作箱等がない
負荷)には、その操作の都度に当該受電配電盤まで運転
員が赴くこととなる。しかし、これら多数の受電配電盤
は前記したように、プラント内の各所に点在している作
業用設備の近傍にあり、使用頻度の少ない作業用設備の
使用に対しても、電源系統の切替や受電切替操作の作業
が必要なことから運転員の負担が増大する問題もある。
【0018】さらに、電源系統の切替をする受電遮断器
3a,3bや、負荷回路切替のための負荷用遮断器5a
〜5cの開閉操作に際しては、他の作業用設備を使用中
の作業員との調整が必要となり、当然、運転員単独の判
断を行うことができないために、作業準備に時間及び労
力を必要とする不具合があった。
【0019】本発明の目的とするところは、複数の電源
系統別の受電遮断器間にインターロックを施すと共に負
荷フィーダ母線を分割可能にして、プラント停止中の作
業用設備に対して十分な電源供給を容易とする多系統受
電配電盤を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明に係る多系統受電配電盤は、メンテ
ナンス用機器等の作業用設備に対して複数系統の電源か
ら電力供給をする多系統受電配電盤において、各入力電
源系統ごとに介挿した受電遮断器と接続して一系統以上
の負荷用遮断器を接続した負荷フィーダ母線相互を母線
分割用遮断器で接断可能に接続すると共に、前記複数の
受電遮断器及び母線分割用遮断器の作動を規制するイン
ターロック制御装置を設けたことを特徴とする。
【0021】プラント建設時あるいは定期検査時のよう
なプラント停止中の限定期間で、メンテナンス等のため
の作業用設備における過渡的に電力需要が高まる時期に
は、作業用設備の電源である受電配電盤において、母線
分割用遮断器を開いて各負荷フィーダ母線を分割する。
【0022】これにより、各負荷フィーダ母線に対して
それぞれの受電遮断器を介して対応する電源系統から充
電が行われることから、全電源系統により作業用設備の
全負荷への電力供給が可能となる。なお、プラント運転
中は、母線分割用遮断器を閉じて各負荷フィーダ母線を
電気的に連結し、一つの電源系統から充電することによ
り、他の電源系統による冗長化が行われる。
【0023】請求項2記載の発明に係る多系統受電配電
盤は、請求項1において、インターロック制御装置が、
母線分割用遮断器を挟んだ両側の負荷フィーダ母線に接
続された受電遮断器に対する同時投入の阻止及び解除の
インターロックと、このインターロックを前記母線分割
用遮断器の開閉と連係して作動させることを特徴とす
る。
【0024】母線分割用遮断器を挟んだ両側の受電遮断
器同志は、母線分割用遮断器が閉じている場合は相互間
のインターロックにより、同時投入が阻止されて母線分
割用遮断器により電気的に連結した負荷フィーダ母線に
おける混電を防止する。また、母線分割用遮断器を開く
ことにより負荷フィーダ母線は分割されると共に、前記
同時投入阻止のインターロックが解除されて、各負荷フ
ィーダ母線ごとに別個の電源系統からの充電が可能にな
る。
【0025】請求項3記載の発明に係る多系統受電配電
盤は、請求項1において、インターロック制御装置が、
各母線分割用遮断器を挟んだ両側の負荷フィーダ母線に
接続された受電遮断器で隣接する受電遮断器の同時投入
の阻止及び解除のインターロックと、この複数組みのイ
ンターロックをそれぞれ対応する前記母線分割用遮断器
の開閉と連係して作動させることを特徴とする。
【0026】母線分割用遮断器を挟んだ両側の受電遮断
器同志は、母線分割用遮断器が閉じている場合は相互間
のインターロックにより、同時投入が阻止されて母線分
割用遮断器により電気的に連結した負荷フィーダ母線に
おける混電を防止する。また、母線分割用遮断器を開く
ことにより、その両側の負荷フィーダ母線は分割される
と共に、開いた母線分割用遮断器に係る前記インターロ
ックにおける同時投入阻止が解除されて、前記両側の負
荷フィーダ母線ごとに別個の電源系統からの充電が可能
になる。
【0027】なお、前記各受電遮断器は、それぞれ両側
の受電遮断器同志とインターロックされていることか
ら、両側のインターロックで同時投入阻止が解除されな
いと閉じることができないので、負荷フィーダ母線の分
割状態に応じて別個の電源系統からの充電と共に、混電
防止が行われる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。なお、上記した従来技術と同じ
構成部分については同一符号を付して詳細な説明は省略
する。第1実施の形態は請求項1及び請求項2に係り、
図1の系統構成図により2系統受電の例を示す。
【0029】多系統受電配電盤8は、冗長化のために2
系統による電力供給を可能としていることから、区分の
異なる2系統の低圧閉鎖配電盤2a,2bと接続した単
体容量 600kVAの2つの受電遮断器3a,3bと、こ
の受電遮断器3a,3bに接続した2つの負荷フィーダ
母線4a,4bが設けられている。
【0030】一方の負荷フィーダ母線4aからは2つの
負荷用遮断器5a,5bが、また他方の負荷フィーダ母
線4bからは2つの負荷用遮断器5c,5dが分岐され
ていると共に、前記負荷フィーダ母線4aと負荷フィー
ダ母線4bとは、互いを電気的に連結及び分割可能とす
る母線分割用遮断器9aを介して接続している。さら
に、前記受電遮断器3a,3bとの間には、それぞれの
補助接点等からの受電遮断器3a,3b動作信号、及び
操作コイル等による回路で、同時投入の阻止あるいは許
可をするインターロック10を構築する。
【0031】また、このインターロック10に併せて、前
記母線分割用遮断器9aとの間で母線分割用遮断器9a
が閉じている時は、受電遮断器3a,3bの同時投入を
阻止し、母線分割用遮断器9aが開の時には前記受電遮
断器3a,3bの同時投入を可能とするロジックのイン
ターロック制御装置11を設けた構成としている(請求項
2)。
【0032】ここで、前記負荷用遮断器5a〜5dに
は、作業用設備である負荷で、例えば負荷容量 200kV
Aの負荷6a、 400kVAの負荷6b、 200kVAの負
荷6c、 400kVAの負荷6dが接続されていて、この
内で前記負荷フィーダ母線4aに対応する負荷6a,6
bを(A)、負荷フィーダ母線4bに対応する負荷6
c,6dを(B)として2組の受電形態を編成している
(請求項1)。
【0033】なお、前記インターロック制御装置11で
は、受電遮断器3a,3b間に形成する同時投入を阻止
する部分を、必要に応じて解除可能な構造とすることで
メカニカルインターロックとすることも可能であり、例
えば、上記した従来のメカニカルインターロック7を改
造することにより、流用して前記インターロック制御装
置11を簡易化することができる。
【0034】次に、上記構成による作用について説明す
る。先ず、例えば原子力発電プラントの通常運転中は、
メンテナンス機器等の作業用設備についは、全てを同時
に運転することは極めて少ない。従って、予め母線分割
用遮断器9aが投入された状態の多系統受電配電盤8に
おいては、負荷フィーダ母線4a,4bは電気的に連結
されると共に、前記インターロック10及びインターロッ
ク制御装置11により、2つの受電遮断器3a,3bの同
時投入が阻止される。
【0035】ここで、例えば受電遮断器3aを投入する
ことにより、低圧閉鎖配電盤2aから負荷フィーダ母線
4a,4bに対する充電が行われるが、この時には受電
遮断器3bの投入が阻止される。これにより、低圧閉鎖
配電盤2bが低圧閉鎖配電盤2aに対する予備電源とし
て確保して冗長化されると共に、低圧閉鎖配電盤2bか
らは充電されないので、電気的に連結された負荷フィー
ダ母線4a,4bにおける混電が防止される。
【0036】次に前記負荷6a〜6dに電力供給をする
ためは、運転員が所定の作業用設備について、しかも受
電遮断器3aの容量( 600kVA)を越えない範囲で、
負荷用遮断器5a〜5dを選択して投入する。例えば、
(A)の負荷6aと6bか、(B)の6cと6d、また
は(A),(B)の6aと6c、6aと6d、6bと6
c。なお、(A),(B)の負荷6bと6dの組み合わ
せは、負荷容量が 800kVAとなり受電遮断器3aの容
量を超過するために不可である。
【0037】また、多系統受電配電盤8においては、2
系統で冗長化されていているため、低圧閉鎖配電盤2
a,2bのいずれかより電力を供給することが可能であ
ることから、若しも前記低圧閉鎖配電盤2aの系統に不
具合が生じた場合には、当該受電遮断器3aを開くこと
により、前記インターロック制御装置11により他方の受
電遮断器3bが投入可能となる。
【0038】従って、受電遮断器3aを開いた後に、受
電遮断器3bの投入操作をすることにより、前記低圧閉
鎖配電盤2aの代わりに、別系統の低圧閉鎖配電盤2b
から負荷フィーダ母線4a,4bに対して充電が行わ
れ、引き続き前記作業用設備に対する電力供給されるこ
とから、当該作業を支障なく継続することができる。
【0039】さらに、予め前記受電遮断器3a,3bに
過負荷トリップ機能を設けておくことにより、誤って余
分の負荷用遮断器が追加投入されたり、何等かの理由で
作業用設備の負荷が増して、受電遮断器3aの受電容量
(ここでは 600kVA)を越えた際には、受電遮断器3
aが瞬時にトリップして、低圧閉鎖配電盤2a,2b等
に悪影響を及ぼすことが防止できる。
【0040】次に、プラント建設時あるいは定期検査等
でプラント停止中の限定された期間においては、メンテ
ナンス機器等の作業用設備が同時運転される要求が多
い、この際には前記母線分割用遮断器9aを開くと、前
記負荷フィーダ母線4a,4bは2つの別系統に分割さ
れる。これにより、前記インターロック制御装置11にお
いては、2つの受電遮断器3a,3bの同時投入を阻止
するインターロック10が解除されて、受電遮断器3a,
3bの同時投入を可能にする。
【0041】運転員はプラント停止中の作業内容に応じ
て、受電遮断器3a,3bを共に投入すると、低圧閉鎖
配電盤2aからは負荷フィーダ母線4aに、また低圧閉
鎖配電盤2bからは負荷フィーダ母線4bに充電が行わ
れるが、負荷フィーダ母線4a,4bは母線分割用遮断
器9aにより電気的に分割されていて、それぞれが別系
統であることから混電による不具合は生じない。
【0042】さらに運転員は、必要に応じて所定の作業
用設備に対する負荷用遮断器5a〜5dを選択して投入
するが、前記2つの負荷フィーダ母線4a,4bには、
2つの低圧閉鎖配電盤2a,2bから、それぞれ受電遮
断器3a,3bの容量(各 600kVA)の電力供給が可
能となる。
【0043】従って、負荷フィーダ母線4aから(A)
の負荷用遮断器5a,5bを介して、また負荷フィーダ
母線4bからは、(B)の負荷用遮断器5c,5dを介
して、作業用設備である全負荷6a〜6dに対して、全
負荷容量1200kVAの電力を供給することができる。
【0044】これにより、プラント停止中の限定期間に
おいては、冗長化による2つの電源系統の全てを活用し
て、プラント運転時の2倍の電源容量を確保することが
できる。このために、負荷6a〜6dを使い分けること
が不要となり、多くの作業用設備を同時に運転すること
が可能となることから、作業干渉及び作業停滞の発生が
低減して作業効率が向上する。
【0045】なお、このプラント停止中における作業用
設備への電力供給に際しても、負荷6a〜6dが少ない
場合には、上記通常運転中と同様に2つの電源系統の冗
長化を活用することで、信頼性の高い電源による電力供
給をすることができる。また、ここで冗長化を解除すれ
ば、一方の低圧閉鎖配電盤2aから負荷フィーダ母線4
a,4bに充電を行っている際には、他方の電源系統を
停電させて低圧閉鎖配電盤2bの点検作業を実施するこ
とが可能である。
【0046】さらに、上記した原子力発電プラントの通
常運転中においても、必要に応じてそれぞれの電源系統
の健全性に留意しながら、前記プラント停止中と同様に
母線分割用遮断器9aを開いて冗長化を解除することに
より、2倍の電源容量を確保して多くの作業用設備につ
いて運転することができる。
【0047】即ち、多系統受電配電盤8においては、通
常運転時でも負荷フィーダ母線4a,4bにおける母線
分割が行えることから、作業用設備である負荷6a〜6
dへ供給する電源容量に余裕ができる。これにより、現
状における多系統受電配電盤8の構成において、作業用
設備である負荷をできる限り同一の多系統受電配電盤8
に集約させることが可能となり、従ってプラント内にお
ける受電配電盤数を削減することができる。
【0048】また、多系統受電配電盤における構成で、
前記別系統の負荷フィーダ母線4a,4bについては、
従来の負荷フィーダ母線4を分断し、相互間に母線分割
用遮断器9aを介挿した簡易なものであり、これを電気
的に連結するには母線分割用遮断器9aを通電状態に保
持する。このために、負荷フィーダ母線4a,4bの分
割が必要でない場合であっても、母線分割用遮断器9a
を撤去せずに、多系統受電配電盤8内に収容しておくこ
とができるので、多系統受電配電盤8の標準化が容易に
可能である。
【0049】第2実施の形態は請求項1及び請求項3に
係り、多系統として4系統を例とする。また、上記第1
実施の形態と同様の構成部分については、その構成と作
用について詳細な説明を省略する。図2の系統構成図に
示すように多系統受電配電盤12は、冗長化等により複数
系統からの電力供給を可能とするために、区分の異なる
入力電源系統である4系統の低圧閉鎖配電盤2a〜2d
と接続した受電遮断器3a〜3dを設けている。
【0050】この受電遮断器3a〜3dは、それぞれ負
荷フィーダ母線4a〜4dと接続されていて、この負荷
フィーダ母線4a〜4dには、それぞれ負荷用遮断器5
a〜5dが接続され、さらに作業用設備である負荷6a
〜6dが接続している。また、前記負荷フィーダ母線4
a〜4dは隣接する負荷フィーダ母線4a〜4dとの相
互間に、電気的に連結及び分割をする母線分割用遮断器
9a〜9cが接続されている。
【0051】なお、前記複数の受電遮断器3a〜3dと
の間で、受電遮断器3aと3bとの間にはインターロッ
ク10a、受電遮断器3bと3cとの間にはインターロッ
ク10b、受電遮断器3cと3dの間にはインターロック
10cのように、隣接する相互間にそれぞれの補助接点等
からの受電遮断器3a〜3dの動作信号、及び操作コイ
ル等による、同時投入の阻止あるいは許可が可能なイン
ターロック10a〜10cを構築する。
【0052】さらに、このインターロック10a〜10cに
併せて、前記母線分割用遮断器9a〜9cとの間で、母
線分割用遮断器9a〜9cが閉じている時は、それぞれ
の母線分割用遮断器9a〜9cと対応して隣接する受電
遮断器3a〜3dの操作を阻止する。
【0053】また、母線分割用遮断器9a〜9cが開の
時には、それぞれ対応した隣接する前記受電遮断器3a
〜3dの操作を可能とするようなインターロックで、母
線分割用遮断器9a〜9cの補助接点等からの母線分割
用遮断器9a〜9cの動作信号、及び操作コイル等によ
る回路の、インターロック制御装置13を設けて構成する
(請求項1)。
【0054】即ち、このインターロック制御装置13にお
けるロジックは、図3のロジック構成図で、(a)の負
荷フィーダ母線4a,4b等、(b)の負荷フィーダ母
線4b,4c等、(c)の負荷フィーダ母線4c,4d
等について構築している。
【0055】図3(a)では隣接する受電遮断器3a,
3bの両方が開の場合にのみ、負荷フィーダ母線4a,
4b間に接続された母線分割用遮断器9aの開閉操作可
能とする。また、前記母線分割用遮断器9aの開閉操作
可能と、母線分割用遮断器9aの開を条件として、受電
遮断器3a,3b間のインターロック10aで同時投入阻
止を解除して、受電遮断器3a,3bの同時投入を可能
とする。
【0056】なお、前記母線分割用遮断器9aの開閉操
作可能と、母線分割用遮断器9aの閉を条件として、前
記受電遮断器3a,3b間のインターロック10aで同時
投入阻止を成立させて、受電遮断器3a,3bの同時投
入を阻止する。さらに、図3(b),(c)において
も、インターロック作動の対象が、それぞれ、受電遮断
器3b,3cと母線分割用遮断器9b、及び受電遮断器
3c,3dと母線分割用遮断器9cとなる。
【0057】これにより、各負荷フィーダ母線4a〜4
cで、それぞれの両側にある互いに隣接した受電遮断器
3a〜3dが共に開状態である場合にのみ、母線分割用
遮断器9a〜9cの開閉操作を可能として、このように
母線分割用遮断器9a〜9cの状態で、インターロック
10a〜10cによる受電遮断器3a〜3dの同時投入阻止
を作動させるか、解除させるかの判定をする(請求項
3)。
【0058】なお、母線分割用遮断器9a〜9cを投入
可能として、負荷フィーダ母線4a〜4cの分割を解除
する時には、両側の受電遮断器3a〜3dを開いた後で
あることから、負荷フィーダ母線4a〜4cにおいて混
電が発生せず安全な操作が行われる。
【0059】次に、上記構成による作用について説明す
る。多系統受電配電盤12においては、異なる4系統の低
圧閉鎖配電盤2a〜2dから電力供給を受ける負荷フィ
ーダ母線4a〜4dを、母線分割用遮断器9a〜9cに
より前記電源系統数だけ分割を可能としている。従っ
て、この4系統による多系統受電配電盤12の場合には、
上記第1実施の形態に示した多系統受電配電盤8よりも
複雑な構造となるが、基本的な考え方は同じである。
【0060】なお、この4系統による多系統受電配電盤
12においても、母線分割用遮断器9a〜9cの各種開閉
組み合わせによる負荷フィーダ母線4a〜4dの分割形
態により、種々の運用方法があるが、次の(1)〜
(4)のような1系統乃至4系統受電の例を示す。ここ
で、受電遮断器3a〜3dの容量と負荷6a〜6dの負
荷容量は、説明の便宜上いずれも同一容量とする。
【0061】(1)1系統受電としては、先ず、全受電
遮断器3a〜3dが開の条件において、母線分割用遮断
器9a〜9cを閉じることにより、全負荷フィーダ母線
4a〜4dが電気的に連結される。これにより、受電遮
断器3a,3b、受電遮断器3b,3c、受電遮断器3
c,3d間は互いに同時投入阻止のインターロック10a
〜10cが成立するので、受電遮断器3a〜3dはいずれ
か一つしか閉じることができない。
【0062】従って、低圧閉鎖配電盤2aより給電する
場合には、受電遮断器3aを投入することにより負荷フ
ィーダ母線4a〜4cは、低圧閉鎖配電盤2aにより充
電される。
【0063】ここで、運転員は負荷6a〜6dに対応す
る負荷用遮断器5a〜5dの内の一つを閉じることによ
り、該当する作業用設備である負荷6a〜6dの一つに
対して十分な電力を供給することができる。また、受電
遮断器3aの容量と負荷6a〜6dの負荷容量を勘案す
ることにより、適宜複数の負荷用遮断器5a〜5dを閉
じて、これに対応する負荷6a〜6dに対して電力を供
給することも可能である。
【0064】なお、この際に低圧閉鎖配電盤2b〜2d
は、低圧閉鎖配電盤2aを冗長化するものであることか
ら、低圧閉鎖配電盤2aにおいて不具合が生じた場合に
は、何時でも受電遮断器3aを開いてインターロック10
a〜10cの同時投入阻止を解除した後に、受電遮断器3
b〜3dのいずれかを投入する。
【0065】これにより、低圧閉鎖配電盤2aに代わっ
て、低圧閉鎖配電盤2b〜2dのいずれか一つから、前
記負荷フィーダ母線4a〜4cを介して、作業用設備で
ある負荷6a〜6dに対して極めて高い信頼性で電力供
給が行えるので、プラントの通常運転時には最適であ
る。また、プラント停止時においても、前記低圧閉鎖配
電盤2b〜2dは低圧閉鎖配電盤2aを冗長化するもの
であることから、適宜順番に停電させて低圧閉鎖配電盤
2b〜2dの点検を実施することが容易に可能である。
【0066】(2)2系統受電については、先ず、全受
電遮断器3a〜3dが開の条件において、例えば2つの
母線分割用遮断器9a,9cを閉じることにより、負荷
フィーダ母線4aと4d、及び負荷フィーダ母線4cと
4dとが、互いに電気的に連結されると共に、受電遮断
器3aと3b、及び受電遮断器3cと3dは、それぞれ
インターロック10a,10cにより同時投入が阻止され
る。
【0067】次に、例えば受電遮断器3a,3cを閉じ
ると、負荷フィーダ母線4a,4bには低圧閉鎖配電盤
2aから、また、負荷フィーダ母線4c,4dには低圧
閉鎖配電盤2cから充電される。これにより、受電遮断
器3a,3cの容量を勘案して適宜負荷用遮断器5a,
5bあるいは負荷用遮断器5c,5dを閉じることによ
り、作業用設備である負荷6a,6bあるいは負荷6
c,6dに対し、前記1系統受電の場合に比べて2倍の
電源系統から電力供給が行われるので、電源容量が増大
される。
【0068】なお、この際に低圧閉鎖配電盤2b,2d
は、それぞれ低圧閉鎖配電盤2a,2cを冗長化してい
ることから、必要に応じて何時でも受電遮断器3a,3
cを開いてインターロック10a〜10cの同時投入阻止を
解除した後に、受電遮断器3b,3dのいずれかを投入
することができる。
【0069】この結果、低圧閉鎖配電盤2b,2dのい
ずれかから前記負荷フィーダ母線4a,4b、及び負荷
フィーダ母線4c,4dを介して、作業用設備である負
荷6a,6b、及び6c,6dに対し、高い信頼性で電
力供給が行えるので、プラントの運転時と共に、プラン
ト停止時にも適している。
【0070】(3)3系統受電については、先ず、全受
電遮断器3a〜3dが開の条件において、母線分割用遮
断器9a,9bを開き、母線分割用遮断器9cを閉じる
ことで、インターロック10a,10bの同時投入阻止は解
除され、インターロック10cの同時投入阻止は成立す
る。
【0071】従って、負荷フィーダ母線4a〜4cはそ
れぞれ分割され、負荷フィーダ母線4cと4bは電気的
に連結する。ここで受電遮断器3a〜3cを閉じると前
記負荷フィーダ母線4a,4b,4c〜4dは、それぞ
れ別系統で低圧閉鎖配電盤2a,2b,2cより充電さ
れ、受電遮断器3dの投入は阻止される。これにより、
各負荷フィーダ母線4a〜4dは、それぞれ別個の系統
の受電遮断器3a〜3dから受電遮断器3a〜3dを介
して充電されるので、各負荷フィーダ母線4a〜4dで
は混電は生じない。
【0072】さらに、負荷用遮断器5a,5bと5c又
は5dを閉じることにより、3つの別系統から作業用設
備である負荷6a〜6dに対して、前記1系統受電の場
合に比べて、3倍の電源容量となる3系統の電源から電
力供給が行われることから、電源容量が増大されてプラ
ント停止時の作業用設備の運転に適する。
【0073】なお、この際に低圧閉鎖配電盤2dは、低
圧閉鎖配電盤2cの冗長化をするものであることから、
必要に応じて何時でも受電遮断器3cを開いて、インタ
ーロック10cの同時投入阻止を解除した後に受電遮断器
3dを投入して、低圧閉鎖配電盤2cの代わりに低圧閉
鎖配電盤2dより給電させることができる。また、プラ
ント停止時には、受電遮断器3dを開くことにより、負
荷6a〜6dに影響を与えずに、低圧閉鎖配電盤2dを
停電させて低圧閉鎖配電盤2dの点検を実施することが
できる。
【0074】さらに、負荷6a〜6dの選択状況によっ
ては、この3系統受電の形態でありながら、そのうち2
系統から給電することにより、負荷フィーダ母線4a〜
4d中に未充電範囲を選択することができるので、前記
負荷6a〜6dの電源を確保しつつ、前記未充電範囲の
負荷フィーダ母線について、点検を行うことが可能であ
る。
【0075】(4)4系統受電については、先ず、全受
電遮断器3a〜3dが開の条件において、全母線分割用
遮断器9a〜9cを開くことにより、各負荷フィーダ母
線4a〜4dはそれぞれ電気的に分割され、各インター
ロック10a〜10cの同時投入阻止が解除される。
【0076】次いで、全受電遮断器3a〜3dを閉じる
と各負荷フィーダ母線4a〜4dは、それぞれ別系統の
低圧閉鎖配電盤2a〜2dから充電されるので、適宜負
荷用遮断器5a〜5dを閉じることにより、作業用設備
である負荷6a〜6dに対して電力供給が行われる。ま
た、この際に4系統の電源はいずれも冗長化されていな
いが、負荷6a〜6dに対して全4系統の電源より十分
な電力供給が行われるので、前記1系統受電の場合に比
べて、4倍に電源容量が増大されて、プラント停止時の
作業用設備の運転が効率良く行える。
【0077】なお、上記図2における負荷6a〜6dに
ついては、いずれも各負荷フィーダ母線4a〜4dに対
して、一つずつ接続したものを示しているが、少なくて
も対応する負荷フィーダ母線4a〜4dに接続された受
電遮断器3a〜3dの容量の範囲内であれば、複数の負
荷を接続することが可能である。
【0078】また、勿論多系統として4系統に限定され
ず、複数系統からの受電により、冗長化による信頼性の
向上と共に、プラント停止時の電源容量の増大化と、プ
ラント内の作業用設備における電源を効率良く使用する
ことで、使用頻度の少ない受電配電盤における負荷を母
線分割可能な多系統受電配電盤内に移設し、この集約化
により受電配電盤面数を削減させることができる。
【0079】
【発明の効果】以上本発明によれば、プラントにおける
メンテナンス機器等の作業用設備に対して、プラント運
転の通常期間では複数系統電源による冗長化で信頼性の
高い電源供給が可能である。また、プラント建設時や定
期検査時の停止中で、作業用設備における電源需要が一
時的に高まる限定期間においては、多系統電源を有効に
利用して作業用設備の運転を高効率で行うことができ
る。
【0080】さらに、前記多系統受電配電盤における複
数系統電源の有効利用から、作業用設備のための電源を
同一多系統受電配電盤に集中して、プラント内の受電配
電盤数を削減して設備の合理化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態の多系統受電配電
盤の系統構成図。
【図2】本発明に係る第2実施の形態の多系統受電配電
盤の系統構成図。
【図3】本発明に係る第2実施の形態のインターロック
制御装置のロジック構成図。
【図4】従来の多系統受電配電盤の系統構成図。
【符号の説明】
1,8,12…多系統受電配電盤、2a〜2d…低圧閉鎖
配電盤、3a〜3d…受電遮断器、4,4a〜4d…負
荷フィーダ母線、5a〜5d…負荷用遮断器、6a〜6
d…負荷、7…メカニカルインターロック、9a〜9c
…母線分割用遮断器、10,10a〜10c…インターロッ
ク、11,13…インターロック制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンス用機器等の作業用設備に対
    して複数系統の電源から電力供給をする多系統受電配電
    盤において、各入力電源系統ごとに介挿した受電遮断器
    と接続して一系統以上の負荷用遮断器を接続した負荷フ
    ィーダ母線相互を母線分割用遮断器で接断可能に接続す
    ると共に、前記複数の受電遮断器及び母線分割用遮断器
    の作動を規制するインターロック制御装置を設けたこと
    を特徴とする多系統受電配電盤。
  2. 【請求項2】 前記多系統受電配電盤におけるインター
    ロック制御装置が、母線分割用遮断器を挟んだ両側の負
    荷フィーダ母線に接続された受電遮断器に対する同時投
    入の阻止及び解除のインターロックと、このインターロ
    ックを前記母線分割用遮断器の開閉と連係して作動させ
    ることを特徴とする請求項1記載の多系統受電配電盤。
  3. 【請求項3】 前記多系統受電配電盤におけるインター
    ロック制御装置が、各母線分割用遮断器を挟んだ両側の
    負荷フィーダ母線に接続された受電遮断器で隣接する受
    電遮断器の同時投入の阻止及び解除のインターロック
    と、この複数組みのインターロックをそれぞれ対応する
    前記母線分割用遮断器の開閉と連係して作動させること
    を特徴とする請求項1記載の多系統受電配電盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100411272C (zh) * 2004-10-15 2008-08-13 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 高压线路中引入第二路电力线进行无中断切换的方法
JP2009520455A (ja) * 2005-12-20 2009-05-21 ブラッドレー・リートン・ロス 個別に絶縁可能な複数の機能ゾーンを有する配電システム
CN112713651A (zh) * 2020-12-22 2021-04-27 广东电网有限责任公司广州供电局 一种临时用电安全监测系统及方法

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