JPH09312776A - カラーイメージ処理装置 - Google Patents
カラーイメージ処理装置Info
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- JPH09312776A JPH09312776A JP8124518A JP12451896A JPH09312776A JP H09312776 A JPH09312776 A JP H09312776A JP 8124518 A JP8124518 A JP 8124518A JP 12451896 A JP12451896 A JP 12451896A JP H09312776 A JPH09312776 A JP H09312776A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラーイメージ処理において、元の画質を出
来るだけ維持しつつカラーイメージのデータ量を削減し
て、イメージ記憶に必要なメモリ量やイメージ伝送に必
要な伝送時間を減らす。 【解決手段】 カラーイメージをメモリに記憶したり他
の装置へ伝送するとき、原データであるＲＧＢデータ又
はＣＭＹデータをＹＵＶデータに色変換して、このＹＵ
Ｖデータを記憶したり伝送したりする。上記色変換処理
では、Ｕ成分とＶ成分は、Ｙ成分より低い解像度に変換
する。例えば、６００×６００ｄｐｉのカラーイメージ
を印刷したい場合、原データからＹ成分が６００×６０
０ｄｐｉ、Ｕ成分及びＶ成分がそれぞれ例えば３００×
３００ｄｐｉのＹＵＶデータを生成し、これをメモリに
格納する。その後、メモリからこれらのデータを読み出
して６００×６００ｄｐｉのＣＭＹ又はＣＭＹＫデータ
に変換し、印刷エンジンへ送る。
来るだけ維持しつつカラーイメージのデータ量を削減し
て、イメージ記憶に必要なメモリ量やイメージ伝送に必
要な伝送時間を減らす。 【解決手段】 カラーイメージをメモリに記憶したり他
の装置へ伝送するとき、原データであるＲＧＢデータ又
はＣＭＹデータをＹＵＶデータに色変換して、このＹＵ
Ｖデータを記憶したり伝送したりする。上記色変換処理
では、Ｕ成分とＶ成分は、Ｙ成分より低い解像度に変換
する。例えば、６００×６００ｄｐｉのカラーイメージ
を印刷したい場合、原データからＹ成分が６００×６０
０ｄｐｉ、Ｕ成分及びＶ成分がそれぞれ例えば３００×
３００ｄｐｉのＹＵＶデータを生成し、これをメモリに
格納する。その後、メモリからこれらのデータを読み出
して６００×６００ｄｐｉのＣＭＹ又はＣＭＹＫデータ
に変換し、印刷エンジンへ送る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカラープリンタ、カ
ラー複写機、カラープリンタ用ドライバ、カラーイメー
ジ処理アプリケーションプログラム等に関連するカラー
イメージ処理の改良技術に関する。
ラー複写機、カラープリンタ用ドライバ、カラーイメー
ジ処理アプリケーションプログラム等に関連するカラー
イメージ処理の改良技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】プリンタを例に取ると、その内部では、
印刷開始前に印刷エンジンの解像度に合せた解像度をも
ったページ全体のイメージがメモリに保持される。カラ
ープリンタでは、複数の成分色の各々のプレーン毎にイ
メージを保持するため、モノクロプリンタの数倍サイズ
のメモリを必要とする（例えば、ＲＧＢ表色系データで
は３倍、ＣＭＹＫ表色系データでは４倍）。プリンタに
限らず、カラープリンタ用ドライバやカラーイメージ処
理アプリケーションを実行するコンピュータや、カラー
イメージを伝送する通信システムや、カラー複写機など
といった種々のカラーイメージ処理装置においても同様
である。例えば、カラーイメージの伝送には、モノクロ
イメージの伝送の数倍の時間がかかる。
印刷開始前に印刷エンジンの解像度に合せた解像度をも
ったページ全体のイメージがメモリに保持される。カラ
ープリンタでは、複数の成分色の各々のプレーン毎にイ
メージを保持するため、モノクロプリンタの数倍サイズ
のメモリを必要とする（例えば、ＲＧＢ表色系データで
は３倍、ＣＭＹＫ表色系データでは４倍）。プリンタに
限らず、カラープリンタ用ドライバやカラーイメージ処
理アプリケーションを実行するコンピュータや、カラー
イメージを伝送する通信システムや、カラー複写機など
といった種々のカラーイメージ処理装置においても同様
である。例えば、カラーイメージの伝送には、モノクロ
イメージの伝送の数倍の時間がかかる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記例からわかるよう
に、カラーイメージは、同一解像度をもつモノクロイメ
ージと比較して、メモリ容量や伝送時間を３倍又は４倍
多く消費する。
に、カラーイメージは、同一解像度をもつモノクロイメ
ージと比較して、メモリ容量や伝送時間を３倍又は４倍
多く消費する。
【０００４】従って、本発明の目的は、カラーイメージ
処理において、元の画質を出来るだけ維持しつつカラー
イメージのデータ量を削減して、イメージ記憶に必要な
メモリ量やイメージ伝送に必要な伝送時間を減らすこと
にある。
処理において、元の画質を出来るだけ維持しつつカラー
イメージのデータ量を削減して、イメージ記憶に必要な
メモリ量やイメージ伝送に必要な伝送時間を減らすこと
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラーイメー
ジの原データをＹＵＶデータに変換し、その際、Ｕ成分
及びＶ成分のイメージをＹ成分のイメージより低い解像
度に変換し、そして、そのＹＵＶデータを記憶したり又
は別の装置へ伝送したりすることを特徴とする。
ジの原データをＹＵＶデータに変換し、その際、Ｕ成分
及びＶ成分のイメージをＹ成分のイメージより低い解像
度に変換し、そして、そのＹＵＶデータを記憶したり又
は別の装置へ伝送したりすることを特徴とする。
【０００６】通常、原データは、プリンタの場合はホス
トコンピュータから供給され、複写機の場合はイメージ
スキャナから供給され、また、ホストコンピュータの場
合はイメージスキャナやディスクドライブや通信回線か
ら供給されたり内部でアプリケーションが生成したりす
る。このような原データは一般にＲＧＢデータであるこ
とが多いが、ＣＭＹデータやＣＭＹＫデータであるかも
しれない。いずれにしても、本発明に従えば、この原デ
ータはＹＵＶデータに変換され、しかも、そのうちＵ成
分及びＶ成分のイメージはＹ成分のイメージより低い解
像度に変換される。例えば、Ｙ成分のイメージが６００
×６００ｄｐｉで、Ｕ成分及びＶ成分はそれぞれ３００
×３００ｄｐｉというようにである。そして、このＹＵ
Ｖデータが処理装置内のメモリやストレージに記憶され
たり、ホストコンピュータからプリンタへ、通信ネット
ワーク上のポイントからポイントへというように伝送さ
れたりする。このとき、Ｕ成分及びＶ成分の解像度が低
い分だけデータ量が少ないから、メモリやストレージの
必要容量や伝送時間が削減される。
トコンピュータから供給され、複写機の場合はイメージ
スキャナから供給され、また、ホストコンピュータの場
合はイメージスキャナやディスクドライブや通信回線か
ら供給されたり内部でアプリケーションが生成したりす
る。このような原データは一般にＲＧＢデータであるこ
とが多いが、ＣＭＹデータやＣＭＹＫデータであるかも
しれない。いずれにしても、本発明に従えば、この原デ
ータはＹＵＶデータに変換され、しかも、そのうちＵ成
分及びＶ成分のイメージはＹ成分のイメージより低い解
像度に変換される。例えば、Ｙ成分のイメージが６００
×６００ｄｐｉで、Ｕ成分及びＶ成分はそれぞれ３００
×３００ｄｐｉというようにである。そして、このＹＵ
Ｖデータが処理装置内のメモリやストレージに記憶され
たり、ホストコンピュータからプリンタへ、通信ネット
ワーク上のポイントからポイントへというように伝送さ
れたりする。このとき、Ｕ成分及びＶ成分の解像度が低
い分だけデータ量が少ないから、メモリやストレージの
必要容量や伝送時間が削減される。
【０００７】このように記憶又は伝送されたＹＵＶデー
タは、ディスプレイやプリントアウトのようにイメージ
を可視的に出力する際には、出力装置に応じてＲＧＢデ
ータ、ＣＭＹデータ、ＣＭＹＫデータなどの形式の出力
データに変換されて出力装置に供給されるであろう。そ
の場合、出力データをＹＵＶデータのＹ成分の解像度と
同じ解像度に変換しても、Ｕ成分とＶ成分の解像度が低
かったことによる出力イメージの画質低下は小さい。何
故なら、人の視覚は直線の連続性や輪郭情報には比較的
敏感であるが、色情報には比較的鈍感であるという性質
を有しており、ＹＵＶデータのうち輝度指数たるＹ成分
に人の視覚が敏感な情報が多く含まれ、色指数であるＵ
成分とＶ成分には人の視覚は鈍感であるため、Ｕ成分と
Ｖ成分のデータ量が削減されても、人の視覚的感覚への
影響が小さいからである。さらに、特にプリンタのよう
にイメージ出力の前にそのイメージデータを２値化する
装置では、その２値化処理が、Ｕ成分とＶ成分の解像度
の低いことによる画質低下を目立たなくさせる。
タは、ディスプレイやプリントアウトのようにイメージ
を可視的に出力する際には、出力装置に応じてＲＧＢデ
ータ、ＣＭＹデータ、ＣＭＹＫデータなどの形式の出力
データに変換されて出力装置に供給されるであろう。そ
の場合、出力データをＹＵＶデータのＹ成分の解像度と
同じ解像度に変換しても、Ｕ成分とＶ成分の解像度が低
かったことによる出力イメージの画質低下は小さい。何
故なら、人の視覚は直線の連続性や輪郭情報には比較的
敏感であるが、色情報には比較的鈍感であるという性質
を有しており、ＹＵＶデータのうち輝度指数たるＹ成分
に人の視覚が敏感な情報が多く含まれ、色指数であるＵ
成分とＶ成分には人の視覚は鈍感であるため、Ｕ成分と
Ｖ成分のデータ量が削減されても、人の視覚的感覚への
影響が小さいからである。さらに、特にプリンタのよう
にイメージ出力の前にそのイメージデータを２値化する
装置では、その２値化処理が、Ｕ成分とＶ成分の解像度
の低いことによる画質低下を目立たなくさせる。
【０００８】本発明は、ハードウェア回路としても具現
化できるし、また、プリンタドライバやアプリケーショ
ンプログラムのようなコンピュータプログラムによって
実現することもできる。そのようなコンピュータプログ
ラムは、ディスクのような固定的に情報を担持する記録
媒体からコンピュータに提供されても、或は、通信回線
のような流動的に情報を担持する媒体を通じてコンピュ
ータに提供されてもよい。
化できるし、また、プリンタドライバやアプリケーショ
ンプログラムのようなコンピュータプログラムによって
実現することもできる。そのようなコンピュータプログ
ラムは、ディスクのような固定的に情報を担持する記録
媒体からコンピュータに提供されても、或は、通信回線
のような流動的に情報を担持する媒体を通じてコンピュ
ータに提供されてもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態にか
るカラープリンタの全体構成を示す。
るカラープリンタの全体構成を示す。
【００１０】ホストコンピュータ１にカラープリンタ３
が接続されている。ホストコンピュータ１は、カラーイ
メージデータを含んだ印刷データ１１をプリンタ３に送
信する。
が接続されている。ホストコンピュータ１は、カラーイ
メージデータを含んだ印刷データ１１をプリンタ３に送
信する。
【００１１】プリンタ１は、メインプロセッサ５、イメ
ージメモリ７、２値化回路９及び印刷エンジン１３を備
える。メインプロセッサ５は、ホストコンピュータ１か
ら印刷データ１１を受信し、色変換処理５１、重ね合わ
せ処理５３及びバンド作成処理５５を順に実行して、そ
の結果得られたカラーイメージデータをメモリ７に書込
む。
ージメモリ７、２値化回路９及び印刷エンジン１３を備
える。メインプロセッサ５は、ホストコンピュータ１か
ら印刷データ１１を受信し、色変換処理５１、重ね合わ
せ処理５３及びバンド作成処理５５を順に実行して、そ
の結果得られたカラーイメージデータをメモリ７に書込
む。
【００１２】２値化回路９は、メモリ７からカラーイメ
ージデータを読み出して、これを例えばディザ法又は誤
差拡散法のような適当な２値化法によって２値カラーイ
メージデータに変換する。印刷エンジン１３は、その２
値カラーイメージデータを受取り、そのカラーイメージ
を用紙に印刷する。
ージデータを読み出して、これを例えばディザ法又は誤
差拡散法のような適当な２値化法によって２値カラーイ
メージデータに変換する。印刷エンジン１３は、その２
値カラーイメージデータを受取り、そのカラーイメージ
を用紙に印刷する。
【００１３】以下、プリンタ３の動作について、詳細に
説明する。ここでは、説明のために、印刷エンジン１３
の解像度は６００×６００ｄｐｉであり、また、ホスト
コンピュータ１からの印刷データ１１には、カラーイメ
ージデータとして、印刷エンジン１３の解像度と同じ６
００×６００ｄｐｉの解像度をもったＲＧＢデータが含
まれてると仮定する。
説明する。ここでは、説明のために、印刷エンジン１３
の解像度は６００×６００ｄｐｉであり、また、ホスト
コンピュータ１からの印刷データ１１には、カラーイメ
ージデータとして、印刷エンジン１３の解像度と同じ６
００×６００ｄｐｉの解像度をもったＲＧＢデータが含
まれてると仮定する。
【００１４】色変換処理５１は、ホストコンピュータ１
からのＲＧＢデータを受け取って、これをＹＵＶデータ
に変換する。ＲＧＢデータからＹＵＶデータへの変換方
法は種々あるが、簡単な一例を挙げれば、次のような線
形１次変換式を用いる方法がある。
からのＲＧＢデータを受け取って、これをＹＵＶデータ
に変換する。ＲＧＢデータからＹＵＶデータへの変換方
法は種々あるが、簡単な一例を挙げれば、次のような線
形１次変換式を用いる方法がある。
【００１５】 Ｙ＝０.２９９０・Ｒ＋０.５８７０・Ｇ＋０.１１４０・Ｂ Ｕ＝−０.１６８４・Ｒ−０.３３１６・Ｇ＋０.５０００・
Ｂ Ｖ＝０.５０００・Ｒ−０.４１８７・Ｇ＋０.０８１３・Ｂ ここに、Ｙ、Ｕ、Ｖ、Ｒ、Ｇ、Ｂは夫々の成分値を示
す。
Ｂ Ｖ＝０.５０００・Ｒ−０.４１８７・Ｇ＋０.０８１３・Ｂ ここに、Ｙ、Ｕ、Ｖ、Ｒ、Ｇ、Ｂは夫々の成分値を示
す。
【００１６】この色変換処理５１では、Ｙ成分のイメー
ジは印刷エンジン１３の解像度と同じ６００×６００ｄ
ｐｉの解像度に変換されるが、一方、ＵとＶの成分のイ
メージはいずれも、Ｙ成分より縦横それぞれ１／２の解
像度、つまり３００×３００ｄｐｉの解像度に変換され
る。従って、イメージ全体のデータ量は、元のＲＧＢデ
ータの場合、同一解像度のモノクロイメージの３倍であ
るのに対し、変換されたＹＵＶデータはモノクロデータ
の１．５倍に過ぎない。
ジは印刷エンジン１３の解像度と同じ６００×６００ｄ
ｐｉの解像度に変換されるが、一方、ＵとＶの成分のイ
メージはいずれも、Ｙ成分より縦横それぞれ１／２の解
像度、つまり３００×３００ｄｐｉの解像度に変換され
る。従って、イメージ全体のデータ量は、元のＲＧＢデ
ータの場合、同一解像度のモノクロイメージの３倍であ
るのに対し、変換されたＹＵＶデータはモノクロデータ
の１．５倍に過ぎない。
【００１７】重ね合わせ処理５３は、印刷データ１１に
カラーイメージデータ以外の文字や図形のデータが含ま
れていた場合、それら文字のフォントや図形のイメージ
もＹＵＶデータに変換して、先程変換したＹＵＶデータ
に重ね合わせるように組込む。バンド作成処理５５は、
重ね合わせ処理５３とメモリ７との間の一種のバッファ
リングであり、重ね合わせ処理５３から得られたＹＵＶ
データをあるサイズのバンド領域毎に纏め、必要があれ
ばこれを圧縮して、メモリ７に書込む。
カラーイメージデータ以外の文字や図形のデータが含ま
れていた場合、それら文字のフォントや図形のイメージ
もＹＵＶデータに変換して、先程変換したＹＵＶデータ
に重ね合わせるように組込む。バンド作成処理５５は、
重ね合わせ処理５３とメモリ７との間の一種のバッファ
リングであり、重ね合わせ処理５３から得られたＹＵＶ
データをあるサイズのバンド領域毎に纏め、必要があれ
ばこれを圧縮して、メモリ７に書込む。
【００１８】メモリ７の容量は、ＹＵＶデータが格納で
きるだけの容量、つまり、印刷エンジン１３の解像度を
もつモノクロデータを格納するのに必要な容量の１．５
倍で十分であり、それは従来技術で必要としたメモリ容
量の１／２以下である。圧縮技術を併用することによ
り、更なるメモリ容量削減が期待できる。
きるだけの容量、つまり、印刷エンジン１３の解像度を
もつモノクロデータを格納するのに必要な容量の１．５
倍で十分であり、それは従来技術で必要としたメモリ容
量の１／２以下である。圧縮技術を併用することによ
り、更なるメモリ容量削減が期待できる。
【００１９】２値化回路９は、イメージメモリ７からＹ
ＵＶデータを読み出し、これを各成分イメージがいずれ
も６００×６００ｄｐｉのＣＭＹＫデータに変換し、そ
して、このＣＭＹＫデータを印刷エンジン１３に送る。
ＹＵＶデータからＣＭＹＫデータへの変換方法は種々あ
るが、簡単な一例を挙げれば、次の変換式でＲＧＢデー
タに戻し、そして、公知のＲＧＢ表色系からＣＭＹＫ表
色系への色変換処理を利用してＣＭＹＫデータに変換す
る方法がある。
ＵＶデータを読み出し、これを各成分イメージがいずれ
も６００×６００ｄｐｉのＣＭＹＫデータに変換し、そ
して、このＣＭＹＫデータを印刷エンジン１３に送る。
ＹＵＶデータからＣＭＹＫデータへの変換方法は種々あ
るが、簡単な一例を挙げれば、次の変換式でＲＧＢデー
タに戻し、そして、公知のＲＧＢ表色系からＣＭＹＫ表
色系への色変換処理を利用してＣＭＹＫデータに変換す
る方法がある。
【００２０】Ｒ＝Ｙ＋１．４０２０・Ｖ Ｇ＝Ｙ−０．３４４１・Ｕ−０．７１３９・Ｖ Ｂ＝Ｙ＋１．７７１８・Ｕ−０．００１２・Ｖ 或は、より効率の良い変換方法として、公知のＲＧＢ表
色系からＣＭＹ表色系への色変換処理で用いられている
ような変換用ルックアップテーブルを、ＹＵＶ表色系か
らＣＭＹ表色系への変換について新たに用意し、これを
参照してダイレクトにＹＵＶデータからＣＭＹＫデータ
へ変換することもできる。
色系からＣＭＹ表色系への色変換処理で用いられている
ような変換用ルックアップテーブルを、ＹＵＶ表色系か
らＣＭＹ表色系への変換について新たに用意し、これを
参照してダイレクトにＹＵＶデータからＣＭＹＫデータ
へ変換することもできる。
【００２１】図２は、本発明の別の実施形態にかるカラ
ープリンタの全体構成である。前の実施例と異なるの
は、メインプロセッサ５の処理手順である。
ープリンタの全体構成である。前の実施例と異なるの
は、メインプロセッサ５の処理手順である。
【００２２】すなわち、メインプロセッサ５は、ホスト
コンピュータ１から印刷データ１１を受信し、その受信
データのまま重ね合わせ処理５３及びバンド作成処理５
５を順に実行する。そして、その結果得られたカラーイ
メージデータに対して色変換処理５１を施すことによっ
て原データをＹＵＶデータに変換し、メモリ７に書込
む。
コンピュータ１から印刷データ１１を受信し、その受信
データのまま重ね合わせ処理５３及びバンド作成処理５
５を順に実行する。そして、その結果得られたカラーイ
メージデータに対して色変換処理５１を施すことによっ
て原データをＹＵＶデータに変換し、メモリ７に書込
む。
【００２３】ここで、色変換処理５１を重ね合わせ処理
５３よりも後ろに持って来ているのは、重ね合わせ処理
５３は原データであるＲＧＢ表色系やＣＭＹ表色系で行
う方が演算処理が容易だからである。しかも、メモリ７
にはやはりＹＵＶデータ記憶されているのでメモリ容量
削減の目的は達成されている。
５３よりも後ろに持って来ているのは、重ね合わせ処理
５３は原データであるＲＧＢ表色系やＣＭＹ表色系で行
う方が演算処理が容易だからである。しかも、メモリ７
にはやはりＹＵＶデータ記憶されているのでメモリ容量
削減の目的は達成されている。
【００２４】以上、プリンタに適用した本発明の２つの
実施形態を説明したが、本発明は種々の変形、改良、修
正を加えた別の形態でも実施することができる。例え
ば、Ｙ成分に対して、Ｕ及びＶ成分の解像度を縦横１／
３や１／４にまで削減することも、場合によっては可能
である。また、プリンタに限らず、複写機、ファクシミ
リ機、イメージスキャナ、デジタルカメラ、プリンタド
ライバ、ディスプレイドライバ、イメージ処理アプリケ
ーション、通信アプリケーションなど、カラーイメージ
を取り扱う様々なものに本発明を適用することができ
る。
実施形態を説明したが、本発明は種々の変形、改良、修
正を加えた別の形態でも実施することができる。例え
ば、Ｙ成分に対して、Ｕ及びＶ成分の解像度を縦横１／
３や１／４にまで削減することも、場合によっては可能
である。また、プリンタに限らず、複写機、ファクシミ
リ機、イメージスキャナ、デジタルカメラ、プリンタド
ライバ、ディスプレイドライバ、イメージ処理アプリケ
ーション、通信アプリケーションなど、カラーイメージ
を取り扱う様々なものに本発明を適用することができ
る。
【図１】本発明の一実施形態にかかるプリンタの構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図２】本発明の他の実施形態にかかるプリンタの構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
３ プリンタ ５ メインプロセッサ ７ イメージメモリ ９ ２値化回路 １１ 印刷エンジン ５１ 色変換処理
Claims (8)
- 【請求項１】 カラーイメージデータを記憶し又は別の
装置へ伝送することができる装置において、 カラーイメージの原データをＹＵＶデータに変換し、そ
の際、Ｕ成分及びＶ成分のイメージをＹ成分のイメージ
より低い解像度に変換する色変換手段と、 前記ＹＵＶデータを記憶又は伝送する手段とを備えたこ
とを特徴とするカラーイメージ処理装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の装置において、前記原デ
ータがＲＧＢデータ、ＣＭＹデータ及びＣＭＹＫデータ
のいずれかであることを特徴とするカラーイメージ処理
装置。 - 【請求項３】 カラーイメージデータを記憶し又は別の
装置へ伝送するための方法において、 カラーイメージの原データをＹＵＶデータに変換し、そ
の際、Ｕ成分及びＶ成分のイメージをＹ成分のイメージ
より低い解像度に変換する色変換過程と、 前記ＹＵＶデータを記憶又は伝送する過程とを備えたこ
とを特徴とするカラーイメージ処理方法。 - 【請求項４】 カラーイメージの原データを取り込む手
段と、前記カラーイメージを可視的に出力する手段とを
備えた装置において、 前記カラーイメージの原データをＹＵＶデータに変換
し、その際、Ｕ成分及びＶ成分のイメージをＹ成分のイ
メージより低い解像度に変換する色変換手段と、 前記ＹＵＶデータを記憶するメモリと、 前記ＹＵＶデータを前記メモリから読み出し、前記出力
手段が利用できる形式の出力データに変換して前記出力
手段に供給する手段とを備えたことを特徴とするカラー
イメージ処理装置。 - 【請求項５】 請求項３記載の装置において、 前記色変換手段が、前記印刷エンジンの解像度と等しい
解像度に前記Ｙ成分のイメージを変換することを特徴と
するカラーイメージ処理装置。 - 【請求項６】 請求項４記載の装置において、前記原デ
ータがＲＧＢデータ、ＣＭＹデータ及びＣＭＹＫデータ
のいずれかであり、前記出力データがＲＧＢデータ、Ｃ
ＭＹデータ及びＣＭＹＫデータのいずれかであることを
特徴とするカラーイメージ処理装置。 - 【請求項７】 カラーイメージデータを記憶し又は別の
装置へ転送する処理をコンピュータに実行させるための
プログラムを、コンピュータへ供給するためのプログラ
ム供給媒体において、 カラーイメージの原データをＹＵＶデータに変換し、そ
の際、Ｕ成分及びＶ成分のイメージをＹ成分のイメージ
より低い解像度に変換する色変換プロセスと、 前記ＹＵＶデータを記憶又は伝送するプロセスとをコン
ピュータに実行させるための命令セットをコンピュータ
が理解可能な形式で担持したことを特徴とするプログラ
ム供給媒体。 - 【請求項８】 請求項７記載の媒体において、前記命令
セットを固定的に格納した格納媒体、及び前記命令セッ
トを流動的に担持した通信媒体のいすれかを含むことを
特徴とするプログラム供給媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124518A JPH09312776A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | カラーイメージ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124518A JPH09312776A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | カラーイメージ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09312776A true JPH09312776A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14887471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124518A Pending JPH09312776A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | カラーイメージ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09312776A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7155059B2 (en) | 1998-04-08 | 2006-12-26 | Ricoh Company, Ltd. | Color image processing apparatus and color image processing method |
| CN111145290A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-12 | 云南大学 | 一种图像彩色化方法、系统和计算机可读存储介质 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124518A patent/JPH09312776A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7155059B2 (en) | 1998-04-08 | 2006-12-26 | Ricoh Company, Ltd. | Color image processing apparatus and color image processing method |
| CN111145290A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-12 | 云南大学 | 一种图像彩色化方法、系统和计算机可读存储介质 |
| CN111145290B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-09-20 | 云南大学 | 一种图像彩色化方法、系统和计算机可读存储介质 |
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