JPH11164131A - 網掛け処理装置 - Google Patents

網掛け処理装置

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JPH11164131A
JPH11164131A JP9344404A JP34440497A JPH11164131A JP H11164131 A JPH11164131 A JP H11164131A JP 9344404 A JP9344404 A JP 9344404A JP 34440497 A JP34440497 A JP 34440497A JP H11164131 A JPH11164131 A JP H11164131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1ページ画像の中に網掛け処理済みの画像部
品と、網掛け処理されていない画像部品とが混在してい
るときに、網掛け処理済みの画像部品の2値ビットマッ
プデータを利用して、1ページ分の画像の記録用2値デ
ータを効率良く生成する。 【解決手段】 まず、網掛け処理されていない第1の多
階調画像データを網掛け処理することによって第1の2
値ビットマップデータを生成する。そして、この第1の
2値ビットマップデータと、予め網掛け処理されている
第2の2値ビットマップデータを合成することによって
記録用2値ビットマップデータを生成する。合成処理
は、例えばORゲートで実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2値画像を記録
するために使用される記録用2値ビットマップデータを
生成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置の1種として、網掛け処理
装置またはRIP(ラスタ・イメージ・プロセッサ)と
呼ばれる装置が用いられている。通常の網掛け処理装置
は、絵柄や線画等の多階調画像を表す多階調画像データ
から、網掛け画像を記録するために使用される記録用2
値ビットマップデータ(網掛けデータ)を生成する。網
掛け画像は、各記録画素が黒(オン)または白(オフ)
のいずれかを取る2値画像であり、「ハーフトーン画
像」とも呼ばれている。網掛け処理の方法としては、通
常の網点を用いる方法や、FMスクリーニング、ディザ
法等の種々のものが利用される。なお、FMスクリーニ
ングは「FM網点」と呼ばれることがあり、これに対し
て通常の網点は「AM網点」と呼ばれることがある。こ
の明細書においては、「網掛け処理」と言う用語は、こ
れらの種々の処理を含む広い意味を有しており、「ハー
フトーン化処理」と同義語である。
【0003】画像出力機(画像記録装置)は、記録用2
値データに従って網掛け画像を画像記録媒体上に記録す
る。例えばCMYKの4色印刷を行う際には、4つの色
版用の網掛け画像が感光フィルム上にそれぞれ記録され
る。
【0004】近年では、一旦記録された網掛け画像をス
キャナで走査することによって2値ビットマップデータ
を読取ったり、あるいは、記録時に用いられる2値ビッ
トマップデータをデータ用記録媒体(例えばハードディ
スク)に格納したりすることによって、2値ビットマッ
プデータを保存しておく場合がある。このような2値デ
ータを用いると、その画像については網掛け処理を再度
行わないで済むという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保存してお
いた2値ビットマップデータで表される網掛け画像を、
1ページ分の画像(「1ページ画像」または「編集ペー
ジ」と呼ぶ)の中の1つの画像部品として使用したい場
合がある。この場合に、1ページ画像の中の他の画像部
品は、通常の多階調画像なので網掛け処理を行う必要が
ある。一方、網掛け画像である画像部品に対して網掛け
処理を再度行うのは無駄である。
【0006】従来は、このように1ページ画像の中に網
掛け処理済みの画像部品と、網掛け処理されていない画
像部品とが混在しているときに、網掛け処理済みの画像
部品の2値ビットマップデータを効率良く利用して、1
ページ画像の記録用2値ビットマップデータを生成する
ことが困難であるという問題があった。
【0007】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、1ページ画像の
中に網掛け処理済みの画像部品と、網掛け処理されてい
ない画像部品とが混在しているときに、1ページ分の画
像の記録用2値データを効率良く生成することのできる
技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の網
掛け処理装置は、網掛け処理されていない第1の多階調
画像データと、網掛け処理されている第2の2値ビット
マップデータとに基づいて、2値画像を記録するための
記録用2値ビットマップデータを生成する装置であっ
て、前記第1の多階調画像データを網掛け処理すること
によって第1の2値ビットマップデータを生成する網掛
け処理部と、前記第1と第2の2値ビットマップデータ
を合成することによって前記記録用2値ビットマップデ
ータを生成する合成部と、を備える。
【0009】上記装置では、網掛け処理されていない第
1の多階調画像データを網掛け処理した後に網掛け処理
済みの第2の2値ビットマップデータと合成するので、
1ページ画像の記録用2値ビットマップデータを効率良
く生成することができる。
【0010】前記合成部は、前記第1と第2の2値ビッ
トマップデータの論理和を取るORゲートを備えること
が好ましい。
【0011】こうすれば、単純な構成で2つの2値ビッ
トマップデータを合成することができる。
【0012】上記装置は、さらに、少なくとも1走査ラ
イン分の前記第1の2値ビットマップデータを格納する
第1のラインバッファと、少なくとも1走査ライン分の
前記第2の2値ビットマップデータを格納する第2のラ
インバッファと、を備え、前記第1と第2のラインバッ
ファから前記第1と第2の2値ビットマップデータを同
期して読み出して前記合成部に供給する同期読出部と、
を備えるようにしてもよい。
【0013】こうすれば、1ライン分の2つの2値ビッ
トマップデータをそれぞれのラインバッファに格納した
後に合成部で合成すればよいので、合成処理の全体を簡
単な構成で効率良く行うことができる。
【0014】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、網掛け処理されていない
第1の多階調画像データと、網掛け処理されている第2
の2値ビットマップデータとに基づいて、2値画像を記
録するための記録用2値ビットマップデータを生成する
方法であって、(a)前記第1の多階調画像データを網
掛け処理することによって第1の2値ビットマップデー
タを生成する工程と、(b)前記第1と第2の2値ビッ
トマップデータを合成することによって前記記録用2値
ビットマップデータを生成する工程と、を備える。
【0015】第2の態様は、網掛け処理されていない第
1の多階調画像データと、網掛け処理されている第2の
2値ビットマップデータとに基づいて、2値画像を記録
するための記録用2値ビットマップデータを生成するた
めのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、前記第1の多階調画像
データを網掛け処理することによって第1の2値ビット
マップデータを生成する網掛け処理機能と、前記第1と
第2の2値ビットマップデータを合成することによって
前記記録用2値ビットマップデータを生成する合成機能
と、をコンピュータに実現させるためのコンピュータプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0016】第3の態様は、コンピュータに上記の発明
の各工程または各手段の機能を実現させるコンピュータ
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置としての態様である。こうした態様では、プログラ
ムをネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介
して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロード
し、これを実行することで、上記の方法や装置を実現す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例と
しての画像処理システムの構成を示すブロック図であ
る。この画像処理システムは、ホストコンピュータ10
0と、合成網掛け装置200と、出力機300とを備え
ている。
【0018】図2(a)〜(c)は、実施例の処理対象
となる編集ページ(1ページ画像)の構成を示す説明図
である。図2(a)に示すように、この編集ページは、
線画部品LDと、絵柄部品PCと、網掛け処理済みの画
像部品TFと、の3つの画像部品を含んでいる。線画部
品LDを表す線画データは、線画の外形(輪郭)を表す
ベクトル情報と、内部を塗りつぶす色を表す色情報とを
含んでいる。絵柄部品PCを表す絵柄データは、各絵柄
画素毎に多色の(例えばCMYKの)色分解データを含
んでいる。なお、「絵柄」とは、例えば写真画像のよう
に、画素毎に色が異なる画像を意味している。「絵柄画
素」とは、絵柄における画素の単位を意味しており、通
常は、出力機300における画素の単位である「記録画
素」とは異なる解像度を有する。図2(a)のように線
画LDや絵柄PCが互いに重なり合っている場合には、
編集ページを表すページデータには、画像部品の重なり
の順番を示す情報(優先度情報)も含まれている。
【0019】なお、線画データと絵柄データは、「網掛
け処理されていない多階調画像データ」であり、1ビッ
トTIFFデータは、「網掛け処理されている2値ビッ
トマップデータ」である。
【0020】網掛け処理済みの画像部品TFを表す画像
データは、出力機300の記録画素単位でオン/オフを
表す2値ビットマップデータである。この実施例では、
網掛け処理済みの2値ビットマップデータは、1ビット
のTIFFデータの形式で構成されている。TIFFデ
ータは、標準的なビットマップデータであり、1ビット
(モノクロ)の他に、16ビットグレースケール、48
ビットRGB、64ビットCMYK等の種々のビット形
式を取ることができる。また、TIFFデータでは、R
LE圧縮(ランレングス圧縮)やJPEG圧縮等のいく
つかのデータ圧縮モードが許容されている。ビット形式
やデータ圧縮モードは、TIFFデータのヘッダ部に登
録されている。
【0021】なお、線画データと絵柄データと1ビット
TIFFデータとは、1つのファイルにまとめられてい
てもよい。この場合には、編集ページ全体が、1つのフ
ァイル形式のページデータによって表される。このよう
なファイルでは、画像部品の重なりの順番を示す情報
(優先度情報)は、例えば各画像部品を記述するプログ
ラム部分の配列の順番によって規定するのが望ましい。
【0022】ホストコンピュータ100は、この編集ペ
ージの全体を表すページデータを、図2(b)に示す網
掛け処理されていない画像データ(線画データおよび絵
柄データを含む多階調画像データ)と、図2(c)に示
す網掛け処理されている2値ビットマップデータ(1ビ
ットTIFFデータ)とに分解する画像データ分解部1
10としての機能を有する。画像データ分解部110
は、さらに、画像部品の重なり情報に従って、重なり合
う画像部品の切換点(変化点)を示す変化点データを生
成する機能も有する。例えば、図2(b)の走査ライン
L上における変化点データは、走査方向座標の0〜22
の範囲は背景(白地)が現れ、22〜100の範囲は線
画部品LDが、100〜150の範囲は絵柄部品PC
が、また、150〜300の範囲は背景が現れることを
示す。背景が現れる範囲は、絵柄部品PCと線画部品L
Dのうちのどちらかが現れていると考えることも可能で
ある。合成網掛け装置200は、この変化点データに従
って、上側に重ねられている画像部品が選択的に再現さ
れるように線画部品LDと絵柄部品PCの合成を実行す
る。なお、変化点データは、線画部品LDと絵柄部品P
Cのいずれを選択するかを示す選択情報であると考える
ことも可能である。
【0023】画像データ分解部110は、走査方向に沿
った1ライン毎に多階調画像データと変化点データと1
ビットTIFFデータとを生成して、合成網掛け装置2
00に供給する。
【0024】なお、画像データ分解部110の機能を実
現するコンピュータプログラムは、フレキシブルディス
クやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に記録された形態で提供される。コンピュータ
は、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取
って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。ある
いは、通信経路を介してコンピュータにコンピュータプ
ログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプ
ログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納
されたコンピュータプログラムがコンピュータのマイク
ロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記
録されたコンピュータプログラムをコンピュータが読み
取って直接実行するようにしてもよい。
【0025】この明細書において、コンピュータとは、
ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概
念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作す
るハードウェア装置を意味している。また、オペレーシ
ョンシステムが不要でアプリケーションプログラム単独
でハードウェア装置を動作させるような場合には、その
ハードウェア装置自体がコンピュータに相当する。ハー
ドウェア装置は、CPU等のマイクロプロセッサと、記
録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取る
ための手段とを少なくとも備えている。コンピュータプ
ログラムは、このようなコンピュータに、上述の各手段
の機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。な
お、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラム
でなく、オペレーションシステムによって実現されてい
ても良い。
【0026】なお、この発明における「記録媒体」とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気デ
ィスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカー
ド、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピ
ュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)
および外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な
種々の媒体を利用できる。
【0027】図3は、合成網掛け装置200の内部構成
を示すブロック図である。合成網掛け装置200は、画
像バッファ202と、変化点データバッファ204と、
1ラインビットマップデータ生成回路206と、第1の
合成回路208と、網掛け回路210と、2つのライン
バッファ212,214と、クロック生成回路216
と、同期読出回路218と、第2の合成回路220と、
レジスタ222とを備えている。合成網掛け装置200
内の各回路は、クロック生成回路216から供給される
クロック信号CLKに同期してそれぞれの処理を実行す
る。なお、図3においては、図示の便宜上、いくつかの
回路のみにクロック信号CLKが供給されることが示さ
れている。
【0028】図4は、画像処理システムによる合成網掛
け処理の動作を示すフローチャートである。ステップS
1では、画像データ分解部110が、1走査ライン毎に
編集ページのページデータを1ビットTIFFデータ
と、絵柄データと、線画データとに分離して合成網掛け
装置200に転送する。このとき、重なり合う画像部品
が存在する時には、画像データ分解部110は、前述の
変化点データも生成して合成網掛け装置200に転送す
る。
【0029】1ライン分の多階調画像データ(線画デー
タと絵柄データ)は、図3に示す画像バッファ202に
格納され、1ライン分の変換点データは変化点データバ
ッファ204に格納される。また、1ライン分の1ビッ
トTIFFデータは、1ラインビットマップデータ生成
回路206内の図示しないバッファ内に格納される。
【0030】ステップS2では、画像データの種類によ
ってステップS3,S4の処理と、ステップS5の処理
とのうちの一方が実行される。ステップS3では、第1
の合成回路208が1ライン分の線画データと絵柄デー
タとを合成して合成多階調画像データを生成する。ステ
ップS4では、網掛け回路210がその合成多階調画像
データに網掛け処理を行って1ライン分の第1の2値ビ
ットマップデータD1を生成して、第1のラインライン
バッファ212に格納する。なお、第1の合成回路20
8と網掛け回路210の構成と動作については、例えば
本出願人により開示された特開昭6−86044号公報
の図8およびそれに関連した明細書の説明箇所に詳述さ
れている。
【0031】一方、1ライン分の1ビットTIFFデー
タについては、ステップS5において、1ラインビット
マップデータ生成回路206が、1ビットTIFFデー
タのヘッダ部と実データ部とに基づいて、1ライン分の
第2の2値ビットマップデータD2を生成する。すなわ
ち、TIFFデータが圧縮されている場合にはその伸長
処理が実行されて第2の2値ビットマップデータD2が
生成され、一方、圧縮されていない場合には実データ部
がそのまま第2の2値ビットマップデータD2として利
用される。1ライン分の第2の2値ビットマップデータ
D2は、第2のラインバッファ214に格納される。な
お、第1と第2のラインバッファ212、214は、そ
れぞれ少なくとも1ライン分の2値ビットマップデータ
を格納する容量を有していればよい。
【0032】ステップS6では、同期読出回路218
が、第1と第2のラインバッファから第1と第2の2値
ビットマップデータD1,D2を同期して読み出して第
2の合成回路220に供給する。ここで、「同期して読
み出す」とは、同じライン上の同じ画素位置のビットマ
ップデータを同時に読み出すことを意味する。読み出さ
れた2つの2値ビットマップデータD1,D2は、第2
の合成回路220で合成される。この第2の合成回路2
20は、OR回路を備えており、2つの2値ビットマッ
プデータD1,D2の論理和を取ることによって合成を
実行する。第2の合成回路220で生成された記録用2
値ビットマップデータDrec は、レジスタ222に格納
される。
【0033】ステップS7では、出力機300における
画像出力処理に同期して、レジスタ222内に格納され
ている記録用網掛けデータDrec が出力される。この結
果、出力機300は、記録用2値ビットマップデータD
rec に応じて図2(a)に示す編集ページの網掛け画像
を画像記録媒体(例えば感光フィルム)上に記録するこ
とができる。
【0034】このように、上記実施例では、線画データ
や絵柄データなどの網掛け処理されていない多階調画像
データを網掛け処理した後に、網掛け処理済みの2値ビ
ットマップデータ(1ビットTIFFデータ)と合成し
ているので、網掛け処理済みの2値ビットマップデータ
に関して不要な網掛け処理を行なうこと無く、効率良く
利用することができる。
【0035】なお、図3に示す合成網掛け装置200の
構成は、従来の網掛け装置の構成に、1ラインビットマ
ップ生成回路206と、第2のラインバッファ214
と、同期読出回路218と、第2の合成回路220と、
レジスタ222とを追加したものである。追加された構
成による機能は、線画部品LDと絵柄部品PCに関する
網掛け処理の後に、その網掛け処理後の2値ビットマッ
プデータと1ビットTIFFの実データ部との論理和を
取る、というものである。従って、上記実施例では、従
来の網掛け装置に簡単な構成を追加することによって、
予め網掛け処理されている1ビットTIFF(2値ビッ
トマップデータ)をほぼそのまま利用して編集ページ全
体の2値ビットマップデータを得ることができるという
利点がある。
【0036】なお、合成処理としては、OR演算以外の
種々の論理演算を用いて実行することができる。例え
ば、OR回路の代わりに、セレクタを用いて第2合成回
路220を実現することも可能である。また、ソフトウ
ェア(プログラム)によって合成処理を実現することも
可能である。但し、OR回路(論理和演算)を用いれ
ば、2つの2値ビットマップデータの合成処理を簡単な
演算で高速に実現できるという利点がある。
【0037】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0038】(1)上記実施例において、ハードウェア
によって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置
き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによっ
て実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換え
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての画像処理システム
の構成を示すブロック図。
【図2】実施例の処理対象となる編集ページ(1ページ
画像)の構成を示す説明図。
【図3】合成網掛け装置200の内部構成を示すブロッ
ク図。
【図4】画像処理システムによる合成網掛け処理の動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
100…ホストコンピュータ 110…画像データ分解部 200…合成網掛け装置(網掛け処理装置) 202…画像バッファ 204…変化点データバッファ 208…第1の合成回路 210…網掛け回路 212,214…ラインバッファ 216…クロック生成回路 218…同期読出回路 220…第2の合成回路 222…レジスタ 300…出力機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網掛け処理されていない第1の多階調画
    像データと、網掛け処理されている第2の2値ビットマ
    ップデータとに基づいて、2値画像を記録するための記
    録用2値ビットマップデータを生成する装置であって、 前記第1の多階調画像データを網掛け処理することによ
    って第1の2値ビットマップデータを生成する網掛け処
    理部と、 前記第1と第2の2値ビットマップデータを合成するこ
    とによって前記記録用2値ビットマップデータを生成す
    る合成部と、を備える網掛け処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の網掛け処理装置であっ
    て、 前記合成部は、前記第1と第2の2値ビットマップデー
    タの論理和を取るORゲートを備える、網掛け処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の網掛け処理装置であっ
    て、さらに、 少なくとも1走査ライン分の前記第1の2値ビットマッ
    プデータを格納する第1のラインバッファと、 少なくとも1走査ライン分の前記第2の2値ビットマッ
    プデータを格納する第2のラインバッファと、を備え、 前記第1と第2のラインバッファから前記第1と第2の
    2値ビットマップデータを同期して読み出して前記合成
    部に供給する同期読出部と、を備える網掛け処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238109A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Girard J. Moravcik ドライ・オフセット印刷プロセス用の改良型の網掛け法
US10755150B2 (en) 2016-08-22 2020-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus that performs pixel synthesis processing and image processing method

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JP2011238109A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Girard J. Moravcik ドライ・オフセット印刷プロセス用の改良型の網掛け法
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