JPH09312412A - ホトインタラプタ - Google Patents
ホトインタラプタInfo
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- JPH09312412A JPH09312412A JP12818996A JP12818996A JPH09312412A JP H09312412 A JPH09312412 A JP H09312412A JP 12818996 A JP12818996 A JP 12818996A JP 12818996 A JP12818996 A JP 12818996A JP H09312412 A JPH09312412 A JP H09312412A
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Abstract
部に基板装着用の爪55を有するスカート部52が発光
素子および受光素子の遮光部51と共に、モールド樹脂
により一体に成形されたホトインタラプタを提供する。 【解決手段】 発光素子1および受光素子2を対向さ
せ、該発光素子および受光素子の間で光の授受ができる
と共にその間を物体が通過できるように前記両素子を不
透明樹脂で固定する遮光部51と、前記発光素子および
受光素子から延びるリード11、12、21、22を被
覆するスカート部52とが樹脂の一体成形により形成さ
れたモールド部5からなり、前記スカート部の対向する
壁面に該スカート部の前記遮光部と反対側の端部から前
記遮光部側に延びる帯状部54が形成され、該帯状部の
前記端部側の先端部に基板装着用の爪55が形成されて
いる。
Description
とを一定空間を介して対向させ、該空間を通過する物体
の有無の判定などをするホトインタラプタに関する。さ
らに詳しくは、VTR(ビデオテープレコーダ)のリー
ルセンサのように、センサが取り付けられる基板から離
れた位置で検出するため、リードの長さが10mm以上
もあるロングリードのホトインタラプタであって、長い
リード部分もモールド樹脂により一体に成形されたホト
インタラプタに関する。
子とを対向させてその間を通過する物体により光が遮断
されるか透過するかにより物体の状態を検出するもの
で、VTRのリールの回転スピードを検出したりするの
に便利に用いらている。このホトインタラプタで、VT
Rのリールセンサに用いられる場合のように、センサが
取り付けられる基板から離れた位置で検出する場合に
は、図2にホトインタラプタの斜視図が示されるよう
に、発光素子1および受光素子2を、その光を授受する
部分を除いて不透明樹脂で被覆する遮光部3から、その
リード11、12、21、22がたとえば18mm程度
に長く延びたロングリードものが使用される。
タを使用する場合、リード11、12、21、22の先
端で基板に固定しても不安定で、リードの接触トラブル
が発生したり、ホトインタラプタの検出部が動いて正確
に検出することができない場合がある。そのため、セッ
トを組み立てる際に、図3に示されるように、リード1
1、12、21、22側にポリカーボネートなどの弾力
性のある材料からなるケース4を固定してそのケースの
先端に設けられた爪41により基板に固定して使用され
ている。
階でホトインタラプタにケースを挿入して固定してから
組み立てるのでは、ケース挿入の時間がかかると共に、
ホトインタラプタとケースとの嵌合部でガタが発生し、
検出部を正確にセッティングすることができないという
問題がある。
により一体に形成しようとすると、爪を形成するモール
ド金型の製作が複雑であることもさることながら、モー
ルド用樹脂は弾力性が少なく、爪部が破損しやすいとい
う問題がある。
の長いホトインタラプタを出荷などの搬送のためスティ
ックに詰め込むと、爪部で絡み合って、取出しがスムー
スに行われず、時間がかかったり破損するという問題が
ある。
くなるため、スティックに横向きに挿入したホトインタ
ラプタが縦方向に倒れて(こけて)滑り、きちんと整列
して挿入されないという問題がある。
になされたもので、ロングリードのリード部まで被覆さ
れ、先端部に基板装着用の爪を有するスカート部が発光
素子および受光素子の遮光部と共に、モールド樹脂によ
り一体に成形されたホトインタラプタを提供することを
目的とする。
ド部まで被覆され、先端部に基板装着用の爪を有するス
カート部まで樹脂モールドにより一体に成形する場合
に、スティックに挿入してもリードが絡み合ったり、整
列が乱れないホトインタラプタを提供することにある。
ラプタは、発光素子および受光素子を対向させ、該発光
素子および受光素子の間で光の授受ができると共にその
間を物体が通過できるように前記両素子を不透明樹脂で
固定する遮光部と、前記発光素子および受光素子から延
びるリードを被覆するスカート部とが樹脂の一体成形に
より形成されたモールド部からなり、前記スカート部の
対向する壁面に該スカート部の前記遮光部と反対側の端
部から前記遮光部側に延びる帯状部が形成され、該帯状
部の前記端部側の先端部に基板装着用の爪が形成されて
いる。
に凸部が形成されていることが、スティックに詰め込ま
れたときに隣接するホトインタラプタ同志は凸部でぶつ
かり合い、爪の部分が絡み合わないため好ましい。
ィックの突部と滑合し得るガイド溝が形成されているこ
とが、スティックに挿入する場合に倒れなくて整列させ
ることができるため好ましい。
分にフレーム押え穴が形成されることにより、モールド
の際に金型の突起部でリードを押え付けることができ、
ロングリードでも樹脂注入の際にかかる大きな圧力に対
して変形しないで、精度良く一体成形される。
明のホトインタラプタについて説明をする。
(a)が正面図、(b)が側面図、(c)が底面図、
(d)が遮光部で囲まれた部分の等価回路図である。
に対して不透明なエポキシ樹脂などによりモールド成形
されたモールド部で、その先端部である51は光の授受
のための通路部分が形成されるように内部に発光素子1
および受光素子2を包み込んでいる遮光部である。発光
素子1および受光素子2はリードフレームの1つのリー
ド11、21の端部に発光ダイオード(LED)のチッ
プやホトダイオードもしくはホトトランジスタのチップ
がダイボンディングされ、もう一方のリード12、22
の端部とワイヤボンディングをして、チップ部分がLE
Dの発光波長に対して透明な樹脂によりモールド(1次
モールド)されることにより形成されている。このリー
ド11、12、21、22は前述の理由により10mm
以上のロングリードにより形成されている。
ード11、12、21、22部を被覆するスカート部5
2で、その対向する2面にスリット53に挟まれ細長く
形成された帯状部54が設けられ、その帯状部54の先
端部に基板装着用の爪55が形成されている。本発明で
は、このように、薄くて細い帯状部54に爪55が形成
されているため、弾力性のないPPSのような樹脂によ
り形成された爪であっても、先端部の爪55の変位の幅
を大きくすることができ、破損することなく装着用の爪
として利用することができる。たとえば遮光部51の長
さAが3.5mm程度、スカート部52の長さBが15.
8mm程度、厚さCが4.2mm程度、幅Dが12mm
程度のホトインタラプタにおいて、帯状部54の長さE
が12.2mm程度、その幅Fが1.5mm程度、厚さが
1mm程度に形成される。
面と同じ壁面に設けられた凸部で、爪55の出っ張り寸
法Hと同程度の出っ張りに形成されている。この凸部5
6は、スティックにホトインタラプタが挿入されたとき
に、隣り合うホトインタラプタの爪55同志が絡み合わ
ないようにするもので、隣接するホトインタラプタのモ
ールド部5の中心部で凸部56がぶつかり合うため、爪
55部が絡み合うことがなく、スティックから取り出す
ときに容易に1個ずつ取り出すことができる。この凸部
56は、前述のホトインタラプタの大きさで、たとえば
幅が0.4mm程度、長さが2mm程度、高さが0.45
mm程度に形成される。
面に設けられたガイド溝で、スティックに設けられる突
部と滑合させることによりスティック内でホトインタラ
プタがこけることがなく、整列良くスティック内に収容
される。このガイド溝57の深さは、前述の大きさのホ
トインタラプタにおいて、たとえば2.8mm程度、幅
は2mm程度に形成される。
のモールドされる部分の長さが10mm程度以上もある
と、モールド金型により金型の端部で発光素子1や受光
素子2が形成されているリードフレームのリード部分を
押え付けていても樹脂注入時の圧力でリードが曲った
り、動いて発光素子1や受光素子2の発光部や受光部の
位置を正確に配置してモールドすることができなくな
る。そのため、金型に設けられた突起によりリード部分
を押え付けて樹脂を注入することにより生じる穴であ
る。すなわち、金型により押し付けられているため、そ
の部分に樹脂が流れることができず、リード11、21
が露出したリード押え穴58が形成される。このリード
押え穴58は、樹脂に封入されるリードの長さが10m
m以上ある場合に、少なくとも2か所、さらに好ましく
は3〜4か所、1本のリード当たりに設けられることが
望ましい。
め樹脂の肉厚を薄くした凹部、60は発光素子1や受光
素子2を固定するために金型に設けられた突起部により
モールド部5に形成された穴である。
れているため、VTRのリールセンサなどのように、基
板から離れた位置での検出に用いるロングリードで、ロ
ングリード部を被覆するスカート部およびスカート部の
先端部に基板への装着用の爪を有するホトインタラプタ
においても、発光素子および受光素子の周囲の遮光部と
前記スカート部とが樹脂により一体成形されたモールド
部で形成される。
ングリードのスカート部も発光素子および受光素子の遮
光部と共に樹脂により一体成形されているので、使用段
階でケースを挿入する必要がなく、短時間でセットに組
み込むことができる。さらに、発光素子および受光素子
を保持する遮光部が基板に装着する爪部と一体化されて
いるため、基板に対する発光素子および受光素子の位置
関係は常に一定で正しくセッティングされる。その結
果、検出物の状態を正しく検出することができる。
場合にも、爪が設けられている面のモールド部(スカー
ト部)に凸部が設けられることにより、スティック内で
凸部が突き当たり爪部が絡み合うことがない。さらに、
スカート部の中心部にスティックの凸部と滑合し得るガ
イド溝が設けられることにより、スティック内でホトイ
ンタラプタが倒れることがなく、きちんと整列される。
タの説明図である。
の説明図である。
にケースを取り付けた場合の説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 発光素子および受光素子を対向させ、該
発光素子および受光素子の間で光の授受ができると共に
その間を物体が通過できるように前記両素子を不透明樹
脂で固定する遮光部と、前記発光素子および受光素子か
ら延びるリードを被覆するスカート部とが樹脂の一体成
形により形成されたモールド部からなり、前記スカート
部の対向する壁面に該スカート部の前記遮光部と反対側
の端部から前記遮光部側に延びる帯状部が形成され、該
帯状部の前記端部側の先端部に基板装着用の爪が形成さ
れてなるホトインタラプタ。 - 【請求項2】 前記スカート部の帯状部が設けられた壁
面に凸部が形成されてなる請求項1記載のホトインタラ
プタ。 - 【請求項3】 前記スカート部の少なくとも一壁面にス
ティックの突部と滑合し得るガイド溝が形成されてなる
請求項1または2記載のホトインタラプタ。 - 【請求項4】 前記モールド部の前記リードを被覆する
部分にフレーム押え穴が形成されてなる請求項1、2ま
たは3記載のホトインタラプタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12818996A JP3624050B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ホトインタラプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12818996A JP3624050B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ホトインタラプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312412A true JPH09312412A (ja) | 1997-12-02 |
JP3624050B2 JP3624050B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=14978653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12818996A Expired - Fee Related JP3624050B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | ホトインタラプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3624050B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP12818996A patent/JP3624050B2/ja not_active Expired - Fee Related
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