JPH09311563A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09311563A
JPH09311563A JP8127103A JP12710396A JPH09311563A JP H09311563 A JPH09311563 A JP H09311563A JP 8127103 A JP8127103 A JP 8127103A JP 12710396 A JP12710396 A JP 12710396A JP H09311563 A JPH09311563 A JP H09311563A
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image
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image forming
image carrier
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JP8127103A
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English (en)
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Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写材の搬送力を有しない転写手段を備えた
画像形成装置において、搬送不良や転写ハジキの発生が
なく、転写画像の欠陥発生の少ない高画質の転写画像を
長期間安定して維持する。特に、カラー画像形成装置に
適用して、非接触二成分反転現像による像担持体上に形
成されたトナー画像を転写分離するとき、転写不良や転
写材搬送不良のない良好なカラー画像を得る。 【解決手段】 像担持体10上に形成された静電潜像
を、現像手段14の帯電トナーにより現像してトナー像
を形成し、トナー像を給紙部から給送されて像担持体1
0と転写手段21の間を通過する転写材Pに静電転写
し、更に搬送下流側の分離手段22より転写材Pを像担
持体10から分離する画像形成装置において、転写手段
21の転写材搬送方向上流側に、像担持体10に圧接し
て転写材Pを搬送する搬送ローラ20を設け、搬送ロー
ラ20を転写手段21の上流側に5〜45°の範囲内に
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に電子写真方
式或いは静電記録方式の画像形成装置に関し、特に像担
持体上或いは中間転写体上に形成された可視像(トナー
像)を、転写紙等の転写材上に重ね転写して、カラー画
像を得る多色電子写真複写機や、カラープリンタ等のカ
ラー画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を用いた静電複写機や静電
プリンタにおいて、帯電・転写・分離装置には、コロナ
放電器が従来広く用いられてきた。しかしながら、コロ
ナ放電器は、5〜10kVの高電圧印加を必要とし、放
電によるオゾン発生をともなう等の問題点がある。その
ため近年になって代替技術として低電圧化とオゾンレス
を目的とした接触帯電方式や転写ローラ方式や非コロナ
転写方式等が注目されている。
【0003】転写ローラ方式の非コロナ転写方式は、従
来のコロナ放電による転写に比べてオゾン発生量が少な
いこと、放電ワイヤ汚れ等に起因する転写ムラがないこ
と、低コストであることという長所があるため、近年実
用化されるようになった。
【0004】転写ローラ方式の転写手段では、高電圧を
印加した転写ローラが転写材を挟持して像担持体に所定
の押圧力で圧接し、像担持体の駆動回転に従動して回転
し、非転写時には離間するものであるから、転写ローラ
を繰り返し長期間使用すると、その表面層が剥がれた
り、欠落したり、ちぎれたり、変形したりする。転写ロ
ーラにこのような劣化、変形が進行すると、転写時に画
像ハジキや黒ポチや白ポチやスジ等の画像欠陥を生じ、
転写材上の画質が低下する。
【0005】上記転写材としては、普通紙等の転写紙や
OHPシート等の紙質の異なるもの、転写材のサイズの
異なるものが画像形成装置に使用される。また、上記転
写部におけるトナー画像の欠陥発生は、像担持体上或い
は中間転写体上に単色のトナー像を少なくとも2色以上
重ね合わせることによってカラーのトナー像を形成して
転写材に一括して転写するカラー画像形成装置において
特に顕著に認められる。また、感光体ドラム上で各色の
トナー像を重ね合わせるカラー画像形成装置にあって
は、画像1枚分のトナー像を像担持体上に形成しなけれ
ばならず、像担持体の一周長さは画像長さよりも長くな
ければならない。そのため、感光体ドラムの直径が必然
的に大径化する。このようなカラー画像形成装置では、
大径の像担持体上に重ね合わされた多色のトナー像を確
実に転写させないと、転写材上の多色トナー画像の色調
や色濃度に変化を生じ多色のトナー画像を重ね合わせて
転写ローラにより転写材上に一括転写する方式のカラー
画像形成装置においても、転写ローラの劣化、変形が転
写画像の画質に大きく影響する。
【0006】接触方式で最も一般的なものでは前記ロー
ラ転写方式があるが、オゾン発生が前記ローラ転写方式
と同等で、これより更に製造原価が安価なブラシ転写方
式も最近注目されている。但し、ブラシ転写方式では、
転写材を搬送することが難しいから、転写材搬送手段を
別途に設けることが必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な課題を解決するためになされたものであって、上記の
問題点を解消し、下記の目的を達成して、画像欠陥がな
く、安定して良好な転写性が得られる高画質の画像形成
装置を提供するものである。
【0008】(1)転写材搬送力を有しない転写ブラシ
の上流側及び/又は下流側の適正な位置に、搬送ローラ
を配置することにより、転写時に画像ハジキや黒ポチや
白ポチやスジ等の画像欠陥の発生を防止して高画質の転
写画像を得る。特に、カラー画像形成装置において、像
担持体或いは中間転写体から転写材に一括転写するとき
に、転写不良のない高画質のカラー転写画像を得る。
【0009】(2) 高圧放電に基づくオゾンの発生や、
窒化物の生成もなく、これらによる感光体劣化や画質低
下などの少ないプロセスを提供すること。
【0010】(3) 直径80mm以上のドラム状、又は
少なくとも転写部位又は分離部位で曲率半径40mm以
上のベルト状の像担持体を用いた画像形成装置における
転写と分離の両立をはかること。
【0011】(4) 転写安定性を確保し、単色と重ね合
わせ色の双方の良好な転写性を確保する。
【0012】(5) 紙質の異なる各種転写材、例えば普
通紙とOHPシート等に対して常に転写安定性を確保
し、高画質の転写画像を得る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の請求項1の画像形成装置は、像担持体上に形成さ
れた静電潜像を、現像手段の帯電トナーにより現像して
トナー像を形成し、該トナー像を給紙部から給送されて
前記像担持体と転写手段との間を通過する転写材に静電
転写し、更に搬送下流側の分離手段により該転写材を前
記像担持体から分離する画像形成装置において、前記転
写手段の転写材搬送方向上流側に、前記像担持体に圧接
して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該搬送ロー
ラを前記転写手段の上流側に5〜45°の範囲内に配置
したことを特徴とするものである。
【0014】また、この発明の請求項2の画像形成装置
は、前記転写手段の転写材搬送方向下流側に、前記像担
持体に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、
該搬送ローラを前記転写手段の下流側に5〜45°の範
囲内に配置したことを特徴とするものである。
【0015】更に、この発明の請求項3の画像形成装置
は、像担持体上に形成された静電潜像を、現像手段の帯
電トナーにより現像してトナー像を形成し、該トナー像
を中間転写体上に転写したのち、給紙部から給送されて
前記中間転写体と転写手段との間を通過する転写材に静
電転写し、更に搬送下流側の分離手段により該転写材を
前記像担持体から分離する画像形成装置において、前記
転写手段の転写材搬送方向上流側に、前記中間転写体に
圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該搬送
ローラを前記転写手段の上流側に5〜45°の範囲内に
配置したことを特徴とするものである。
【0016】更にまた、この発明の請求項4の画像形成
装置は、前記転写手段の転写材搬送方向下流側に、前記
中間転写体に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを
設け、該搬送ローラを前記転写手段の下流側に5〜45
°の範囲内に配置したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明に先立
って、本発明の現像装置を複数組搭載した画像形成装置
の一例であるカラープリンタの構成とその作用を図1の
断面構成図によって説明する。
【0018】このカラープリンタは、像形成体上に順次
形成される各色トナー像を重ね合わせたのち、転写部で
記録紙上に1回で転写してカラー画像を形成し、その
後、分離手段により像形成体面から剥離する方式のカラ
ー画像形成装置である。
【0019】図1において、10は像形成体である感光
体ドラムで、OPC感光体(有機感光体)をドラム基体
上に塗布形成したもので、接地されて図示の時計方向に
駆動回転される。12はスコロトロン帯電器で、感光体
ドラム10周面に対し高電位VHの一様な帯電をグリッ
ド電位VGに電位保持されたグリッドとコロナ放電ワイ
ヤによるコロナ放電によって与えられる。このスコロト
ロン帯電器12による帯電に先だって、前プリントまで
の感光体の履歴をなくすために発光ダイオード等を用い
たPCL(帯電前除電器)11による露光を行って感光
体周面の除電をしておく。
【0020】感光体ドラム10への一様帯電ののち、像
露光手段13により画像信号に基づいた像露光が行われ
る。像露光手段13は図示しないレーザーダイオードを
発光光源とし回転するポリゴンミラー131,fθレン
ズ132,シリンドリカルレンズ133を経て反射ミラ
ー134により光路を曲げられ主走査がなされるもの
で、感光体ドラム10の回転(副走査)によって潜像が
形成される。本実施例では文字部に対して露光を行い、
文字部の方が低電位VLとなるような反転潜像を形成す
る。
【0021】感光体ドラム10の周縁には、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る二成分現像剤をそれぞれ
内蔵した現像器14Y,14M,14C,14Kから成
る現像装置14が設けられている。先ず1色目のイエロ
ーの現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転す
る現像剤担持体(現像スリーブ)141によって行われ
る。現像剤はフェライトをコアとしてそのまわりに絶縁
性樹脂をコーティングしたキャリアと、ポリエステルを
主材料として色に応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸
化チタン等を加えたトナーとからなるもので、現像剤は
層形成手段によって現像スリーブ141上に100〜6
00μmの層厚(現像剤)に規制されて現像域へと搬送
される。
【0022】現像域における現像スリーブ141と感光
体ドラム10との間隙は現像剤層厚よりも大きい0.2
〜1.0mmとして、この間にVACのACバイアスとV
DCのDCバイアスが重畳して印加される。VDCとVH
トナーの帯電は同極性であるため、VACによってキャリ
アから離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより
電位の高いVHの部分には付着せず、VDCより電位の低
いVL部分に付着し顕像化(反転現像)が行われる。
【0023】1色目の顕像化が終った後2色目のマゼン
タの画像形成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器1
2による一様帯電が行われ、2色目の画像データによる
潜像が像露光手段13によって形成される。このとき1
色目の画像形成行程で行われたPCL11による除電
は、1色目の画像部に付着したトナーがまわりの電位の
急激な低下により飛び散るため行わない。
【0024】再び感光体ドラム10周面の全面に亘って
Hの電位となった感光体のうち、1色目の画像のない
部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行
われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行
う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナ
ー自身のもつ電荷によってVM′の潜像が形成され、V
DCとVM′の電位差に応じた現像が行われる。この1色
目と2色目の画像の重なりの部分では1色目の現像をV
Lの潜像をつくって行うと、1色目と2色目とのバラン
スが崩れるため、1色目の露光量を減らしてVH>VM
Lとなる中間電位とすることもある。
【0025】3色目のシアン、4色目の黒色についても
2色目のマゼンタと同様の画像形成行程が行われ、感光
体ドラム10周面上には4色の顕像が形成される。
【0026】上記各現像器14Y,14M,14C,1
4Kに新規の各色トナーを制御して補給するトナー供給
装置は、着脱可能な複数のトナーカートリッジ15
(Y,M,C,K)、トナー収容手段16(Y,M,
C,K)、トナー搬送手段17(Y,M,C,K)から
構成されている。
【0027】一方、給紙カセット18より半月ローラ1
81を介して搬出された一枚の転写材(転写紙等)Pは
一旦停止し、転写のタイミングの整った時点で給紙部の
レジストローラ対182の回転作動により転写域へと給
紙される。前記レジストローラ対182から送り出され
た転写材Pは、転写ブラシ(転写手段)21の上流側の
所定位置に回転可能に設置された搬送ローラ20と像担
持体10との圧接回転により転写域へ搬送される。
【0028】転写域においては、転写のタイミングに同
期して、前記転写ブラシ21が感光体ドラム10の周面
に圧接され、電源E1による高圧電圧の印加により、給
紙された転写材Pを挟着して多色像が一括して転写され
る。
【0029】次いで、転写材Pは分離手段22によって
電源E2の印加電圧により除電されたのち、転写ブラシ
21の下流側の所定位置に回転可能に設置された搬送ロ
ーラ23と像担持体10との圧接回転により搬送され、
感光体ドラム10の周面より分離され、定着装置25に
搬送され、熱ローラ(上ローラ)251と圧着ローラ
(下ローラ)252の加熱,加圧によってトナーを溶着
したのち、排紙ローラ対26を介して装置外部の排紙ト
レイ27上に排出される。前記の転写ブラシ21は転写
材Pの通過後、感光体ドラム10の周面より退避離間し
て、次なるトナー像の形成に備える。
【0030】なお、上述の実施の形態では、前記転写ブ
ラシ21の上流側に搬送ローラ20、下流側に搬送ロー
ラ23とを設けたが、上流側の搬送ローラ20のみでも
良い。
【0031】一方、転写材Pを分離した感光体ドラム1
0は、クリーニング装置28のブレード281の圧接に
より残留トナーを除去・清掃され、再び前記PCL11
による除電とスコロトロン帯電器12による帯電を受け
て次なる画像形成のプロセスに入る。なお、前記のブレ
ード281は感光体面のクリーニング後、直ちに移動し
て感光体ドラム10の周面より退避する。ブレード28
1によってクリーニング装置28内に掻き落された廃棄
トナーは、スクリュー282により排出されたのち、図
示しない廃トナー回収容器内へ貯留される。
【0032】図2は、本発明による画像形成装置要部の
中央断面図であり、転写状態を示す。
【0033】前記現像器14Kの下流側で転写ブラシ2
1との間には、前記レジストローラ対182から給送さ
れた転写材を感光体ドラム10の周面に案内する転写材
進入ガイド部材183が固設されている。該転写材進入
ガイド部材183は、転写材を感光体ドラム10に所定
の進入角度で進入される案内面を有し、その先端部の近
傍には、感光体ドラム10に当接して回転可能な搬送ロ
ーラ20が後述の所定位置に保持されている。また、転
写ブラシ21及び分離手段22の下流側には、除電され
て前記像担持体から分離可能な転写材を搬送する回転可
能な搬送ローラ23が、後述の所定位置に保持されてい
る。
【0034】前記転写ブラシ21と分離手段22とをユ
ニット化した転写分離ユニット29は、像担持体10の
周面に接離可能である。図2は上記ユニット29が像担
持体10の周面に圧着した状態を示す断面図である。
【0035】前記転写ブラシ21は、第1の可動保持部
材291の両側板に揺動自在に保持されている。該第1
の可動保持部材291は、支軸292を中心にして揺動
可能に支持されていて、コイルばね293により上方の
像担持体10側に付勢されている。294は画像形成装
置本体に固設された固定底板である。
【0036】上記支軸292の同軸上には、第2の可動
保持部材295が揺動自在に保持され、図示しない連係
部材によって前記第1の可動保持部材291と応動して
一体となって揺動する。該第2の可動保持部材295の
底面側はコイルばね296によって転写ブラシ21と同
様に上方に付勢されている。
【0037】転写ブラシ21の接触位置から搬出された
転写材は、分離手段22の尖突型電極板の先端部上方を
通過していく。
【0038】前記転写分離ユニット29は、転写時に
は、前述のように支軸292を中心にして揺動可能に支
持され、コイルばね293,296により上方に付勢さ
れて、転写ブラシ21は転写材を介して像担持体10の
周面に軽く当接されている。
【0039】画像転写以外の状態では、即ち像担持体1
0上に異なる色のトナー像(Y,M,C,K)を形成す
る過程では、上記転写分離ユニット29は、像担持体1
0の周面から強制的に離間されている。
【0040】図3は転写分離ユニット29の離間状態を
示す断面図である。前記第1の可動保持部材291の両
側面には、固定軸297は水平に植設されていて、該固
定軸297にローラ(カムフォロワ)298が回転自在
に嵌合している。
【0041】一方、上記転写分離ユニット29の上方に
は、画像形成装置の駆動源に接続して回転可能なカム軸
30が支持されていて、該カム軸30にカム31が固定
されている。該カム31の周面は、前記転写分離ユニッ
ト29のローラ298に圧接している。上記カム31の
回転により、その最大半径周面がローラ298に圧接す
ると、転写分離ユニット29は支軸292を中心にして
下方に揺動され、転写ブラシ21および尖突型電極板2
21は像担持体10の周面から離間する。
【0042】前記カム31の回転によりその最小半径周
面がローラ298に圧接する状態では、転写分離ユニッ
ト29は上方にばね付勢されて、転写ブラシ21は像担
持体10の周面に所定圧で圧接して、電源E1による高
圧電圧印加と転写材の通紙によりトナー像の転写が可能
となる。
【0043】また、転写分離ユニット29の上昇停止位
置では、ローラ298が像担持体10の周面に圧接し
て、尖突型電極板221は像担持体10の周面と所定の
間隙を維持し、転写材の通紙時に像担持体10に周面か
らの分離を可能にする。
【0044】図4(a)〜(d)は、本発明の画像形成
装置に備えられる転写手段の各種実施の形態を示す斜視
図及び正面図である。
【0045】図4(a)は、転写手段21の一実施の形
態である転写ブラシ21を示す。該転写ブラシ21は、
導電性細線211を保持部材210に1列又は複数列配
置して形成したものである。導電性細線211として、
ノンスパーク4Sタイプ(アキレス(株)製)、または
カーボンブラック3C(アキレス(株)製)を使用し、
直径0.01〜0.1mm、保持部材210からの突出
高さ(a)=2〜10mm、ピッチ(b)=0.5〜6
mmに設定した。また、導電性細線211として、ステ
ンレス鋼線、アルミニウム線等の金属細線(フィラメン
ト)、他の導電性繊維を使用することも可能である。
【0046】図4(b)は、転写ブラシ21の他の実施
の形態として、疎ら配列型転写ブラシ21を示す。上記
導電性細線211の直径は0.01〜0.1mm、保持
部材210からの導電性細線211の突出長さは2〜2
0mm、各導電性細線211の各束毎に間隔を0.5〜
5mmに配列したものが好ましい結果が得られた。
【0047】図4(c)は、転写手段21のさらに他の
実施の形態である転写ブラシ21を示す。導電体213
の素材として導電性繊維を用い、例えば、銅アクリル繊
維(アキレス株式会社製、NAM002、NEA00
3、NET0006)や、カーボンなどの無機導電性材
料又は有機導電性材料を含有させたレーヨン、ナイロ
ン、ポリエステル等の樹脂(プラスチック)等が用いら
れる。
【0048】図4(d)は、転写手段21のさらに他の
実施の形態である転写ブラシ21を示す斜視図及び導電
体の正面図である。導電体214として、メタリアン導
電テープ(シャイン通商(株)製)、厚さ0.15mm
を使用し、ピッチ(b)3mm、山の高さ(a)5m
m、幅(W)5mmにより設定した。また、導電性導電
テープとしては、テイジンメタリアン導電テープ(帝人
(株)製)やシントロン9212(Shintron
Fabric社製)等がある。
【0049】図5は、前記転写ブラシ21の上流側に設
けた搬送ローラ20の配置位置を示す模式図であり、図
5(a)は、前記搬送ローラ20が転写ブラシ21の像
担持体10に接触する位置(0°)から上流側に5°以
内の範囲に配置された状態を示す。搬送ローラ20がこ
の範囲内(0〜5°)に配置されると、像担持体10の
表面と転写領域に搬送される転写材Pとの間で放電が発
生し、画像に転写ハジキが生じ、画質不良となる。図5
(b)は、前記搬送ローラ20が転写ブラシ21の像担
持体10に接触する位置(0°)から上流側に45°以
上の範囲に配置された状態を示す。搬送ローラ20がこ
の範囲内(45°<)に配置されると、該搬送ローラ2
0から像担持体10の表面に搬送された転写材Pが転写
領域に搬送される途中で離間、落下して搬送不良(ジャ
ム)となる。
【0050】図6は、前記転写ブラシ21の下流側に設
けた搬送ローラ23の配置位置を示す模式図であり、図
6(a)は、前記搬送ローラ23が転写ブラシ21の像
担持体10に接触する位置(0°)から下流側に5°以
内の範囲に配置された状態を示す。搬送ローラ23がこ
の範囲内(0〜5°)に配置されると、像担持体10の
表面と転写領域から搬送された転写材Pとの間で放電が
発生し、画像に転写ハジキが生じ、画質不良となる。図
6(b)は、前記搬送ローラ23が転写ブラシ21の像
担持体10に接触する位置(0°)から下流側に45°
以上の範囲に配置された状態を示す。搬送ローラ23が
この範囲内(45°<)に配置されると、転写領域で転
写済みの転写材Pの先端部が、搬送ローラ23に到達す
る前に像担持体10の表面から離間、落下して搬送不良
(ジャム)となる。
【0051】なお、図5において、平行斜線を施した5
〜45°の部分は、前記上流側の搬送ローラ20の適正
配置範囲G1を示す。また、図6において、平行斜線を
施した5〜45°の部分は、前記下流側の搬送ローラ2
3の適正設置範囲G2を示す。図7は、前記転写ブラシ
21の上流側の搬送ローラ20の適正配置範囲G1と、
前記下流側の搬送ローラ23の適正設置範囲G2とを示
す模式図である。この適正配置範囲G1,G2以内に搬
送ローラ20,23を配置すれば、転写材の搬送不良
(ジャム)発生がなく、画像ハジキもない良好な転写画
像が得られる。なお、前記搬送ローラ20,23は、回
転軸の周囲にゴムを被覆して形成したものである。
【0052】図8(a)は、前記転写ブラシ21の上流
側に配置される搬送ローラ20の配置位置を説明する模
式図である。前記転写ブラシ21が像担持体10に接触
する位置K0を基準にして、上流側の搬送ローラ20が
像担持体10に接触する位置K1となす角度αは、前記
適正配置範囲G1内にあることが好ましい。
【0053】
【表1】
【0054】表1は、前記転写ブラシ21の基準位置K
0と、上流側の搬送ローラ20の配置位置K1とのなす
角度αに対する搬送不良発生率を示す実施例である。こ
の実施例は、20℃、50%RHの常温、常湿の環境条
件下で行い、転写紙としてXerox#4024、20
lb紙を使用した。表1において、nは、転写紙100
0枚当たりのジャム発生枚数を示す。表1に示すよう
に、搬送ローラ20の配置角度αが45°を越えると、
ジャム発生枚数nが増大する。特に、配置角度αが55
°を越えるとジャム発生枚数nが急激に増大する。
【0055】
【表2】
【0056】表2は、前記転写ブラシ21の上流側の搬
送ローラ20の配置角度と転写画像評価との関係を示す
実施例である。この実施例は、20℃、50%RHの常
温、常湿の環境条件下(NN)、10℃、20%RHの
低温、低湿の環境条件下(LL)、30℃、80%RH
の高温、高湿の環境条件下(HH)でそれぞれ行った結
果である。また、転写用電源E1として定電流電源を使
用したが、定電圧電源使用時も同様な傾向にある。表2
に示す適正転写領域とは、適正な画像濃度が得られる転
写電流値をいう。
【0057】表2において、上流側の搬送ローラ20の
配置角度αが5°未満であると、像担持体10と転写材
Pとの間での転写バイアスによる放電により画像ハジキ
が生じて、適正転写領域が著しく狭くなるという欠点が
ある。
【0058】図9は該適正転写領域を説明する特性図で
ある。図において、適正転写領域を越えた転写電流では
画像ハジキを生じ、適正転写領域以下の転写電流では濃
度不足となる。
【0059】図8(b)は、前記転写ブラシ21の下流
側に配置される搬送ローラ23の配置位置を説明する模
式図である。前記転写ブラシ21が像担持体10に接触
する位置K0を基準にして、下流側の搬送ローラ23が
像担持体10に接触する位置K2となす角度βは、前記
適正設置範囲G2内にあることが好ましい。
【0060】
【表3】
【0061】表3は、前記転写ブラシ21の基準位置K
0と、下流側の搬送ローラ23の配置位置K2とのなす
角度βに対する搬送不良発生率を示す実施例である。こ
の実施例は、20℃、50%RHの常温、常湿の環境条
件下で行い、転写紙としてXerox#4024、20
lb紙を使用した。表3において、nは、転写紙100
0枚当たりのジャム発生枚数を示す。表3に示すよう
に、搬送ローラ23の配置角度βが45°を越えると、
ジャム発生枚数nが増大する。特に、配置角度βが55
°を越えるとジャム発生枚数nが急激に増大する。
【0062】
【表4】
【0063】表4は、前記転写ブラシ21の下流側の搬
送ローラ23の配置角度と転写画像評価との関係を示す
実施例である。この実施例は、20℃、50%RHの常
温、常湿の環境条件下(NN)、10℃、20%RHの
低温、低湿の環境条件下(LL)、30℃、80%RH
の高温、高湿の環境条件下(HH)でそれぞれ行った結
果である。
【0064】表4において、下流側の搬送ローラ23の
配置角度αが5°未満であると、像担持体10と転写材
Pとの間での転写バイアスによる放電により画像ハジキ
が生じて、適正転写領域が著しく狭くなるという欠点が
ある。
【0065】また、転写用電源E1として定電流電源を
使用したが、定電圧電源使用時も同様な傾向にある。
【0066】図10は中間転写ドラムを備えたカラー画
像形成装置の構成図である。なお、図面に使用されてい
る符号について、前記実施の形態の図1と同じ機能を有
する部分には、同符号を付している。また、前記実施の
形態と異なる点を説明する。
【0067】このカラー画像形成装置は、回動する感光
体ドラム10と、記録すべき画像データにより変調され
た光で前記感光体ドラム10表面をその回動方向と交差
する方向に繰り返し露光して潜像を形成する像露光手段
13と、前記潜像を現像してトナー像を形成する現像手
段14Y,14M,14C,14Kと、前記感光体ドラ
ム10表面に接触しながら回動してその外周面に前記ト
ナー像が転写される中間転写体100と、この中間転写
体100に転写されたトナー像を転写材に転写する転写
手段21と、分離手段22及び、上流側の搬送ローラ2
0、下流側の搬送ローラ23とから構成されている。前
記感光体ドラム10表面に形成された異色の複数のトナ
ー像は、前記中間転写体100の外周面に順次重ねて転
写されることにより、中間転写体100にカラートナー
像が形成され、該カラートナー像は転写手段21により
転写材上に転写される。
【0068】このようなカラー画像形成装置において
も、前記実施例と同様に、上流側の搬送ローラ20と像
担持体10とが接触する位置K1が、前記転写ブラシ2
1が像担持体10に接触する基準位置K0となす角度α
は、前記適正配置範囲G1内、すなわち5〜45°にあ
ることが好ましい。また、下流側の搬送ローラ23と像
担持体10とが接触する位置K2が、前記転写ブラシ2
1の基準位置K0となす角度αは、前記適正配置範囲G
2内、すなわち5〜45°にあることが好ましい。
【0069】特に、直径が80mm以上の大径の像担持
体10又は中間転写体100を備えた画像形成装置、あ
るいは転写領域での曲率半径が40mm以上の像担持体
又は中間転写体を備えた画像形成装置においては、転写
分離性に問題が生じるので、前記上流側の搬送ローラ2
0を適正配置範囲G1内に、及び/又は前記下流側の搬
送ローラ23を適正配置範囲G2内に配置することによ
り、搬送不良や転写ハジキの発生がなく、長期間の安定
した転写画質維持が達成される。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、転写材の搬送力を有
しない転写ブラシ等の転写手段を備えた本発明の画像形
成装置において、転写手段の上流側の搬送ローラ及び/
又は下流側の搬送ローラを適正配置範囲内に配置するこ
とにより、搬送不良や転写ハジキの発生がなく、転写画
像の欠陥発生の少ない高画質の転写画像を長期間安定し
て維持することが達成される。また、オゾン発生のない
環境衛生対策の向上と、ジャムや画像転写むらのない転
写画像を得られる。特に、像担持体上で各色トナー像を
重ね合わせるカラー画像形成装置に適用して非接触二成
分反転現像による像担持体上に形成されたトナー画像を
転写分離するとき、多数枚プリントしても転写不良や転
写材搬送不良のない良好なカラー画像が長期にわたって
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例であるカラープリ
ンタの断面構成図。
【図2】本発明による画像形成装置要部の中央断面図。
【図3】転写分離ユニットの離間状態を示す断面図。
【図4】本発明の画像形成装置に備えられる転写手段の
各種実施の形態を示す斜視図。
【図5】転写ブラシの上流側に設けた搬送ローラの配置
位置を示す模式図。
【図6】転写ブラシの下流側に設けた搬送ローラの配置
位置を示す模式図。
【図7】転写ブラシの上流側の搬送ローラ及び下流側の
搬送ローラの適正設置範囲を示す模式図。
【図8】転写ブラシの上流側及び下流側に配置される搬
送ローラの配置位置を説明する模式図。
【図9】適正転写領域を説明する特性図。
【図10】中間転写ドラムを備えたカラー画像形成装置
の構成図。
【符号の説明】
10 像担持体(感光体ドラム) 14Y,14M,14C,14K 現像器 182 レジストローラ対 20,23 搬送ローラ 21 転写ブラシ(転写手段) 22 分離手段 29 転写分離ユニット G1,G2 適正配置範囲 K1,K2 搬送ローラの接触位置 P 転写材(転写紙等) α,β 搬送ローラの配置角度

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された静電潜像を、現
    像手段の帯電トナーにより現像してトナー像を形成し、
    該トナー像を給紙部から給送されて前記像担持体と転写
    手段との間を通過する転写材に静電転写し、更に搬送下
    流側の分離手段により該転写材を前記像担持体から分離
    する画像形成装置において、 前記転写手段の転写材搬送方向上流側に、前記像担持体
    に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該搬
    送ローラを前記転写手段の上流側に5〜45°の範囲内
    に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成された静電潜像を、現
    像手段の帯電トナーにより現像してトナー像を形成し、
    該トナー像を給紙部から給送されて前記像担持体と転写
    手段との間を通過する転写材に静電転写し、更に搬送下
    流側の分離手段により該転写材を前記像担持体から分離
    する画像形成装置において、 前記転写手段の転写材搬送方向下流側に、前記像担持体
    に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該搬
    送ローラを前記転写手段の下流側に5〜45°の範囲内
    に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に形成された静電潜像を、現
    像手段の帯電トナーにより現像してトナー像を形成し、
    該トナー像を中間転写体上に転写したのち、給紙部から
    給送されて前記中間転写体と転写手段との間を通過する
    転写材に静電転写し、更に搬送下流側の分離手段により
    該転写材を前記像担持体から分離する画像形成装置にお
    いて、 前記転写手段の転写材搬送方向上流側に、前記中間転写
    体に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該
    搬送ローラを前記転写手段の上流側に5〜45°の範囲
    内に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体上に形成された静電潜像を、現
    像手段の帯電トナーにより現像してトナー像を形成し、
    該トナー像を中間転写体上に転写したのち、給紙部から
    給送されて前記中間転写体と転写手段との間を通過する
    転写材に静電転写し、更に搬送下流側の分離手段により
    該転写材を前記像担持体から分離する画像形成装置にお
    いて、 前記転写手段の転写材搬送方向下流側に、前記中間転写
    体に圧接して該転写材を搬送する搬送ローラを設け、該
    搬送ローラを前記転写手段の下流側に5〜45°の範囲
    内に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記転写手段として転写ブラシを備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写手段が前記像担持体の表面に対
    して圧着、離間することを特徴とする請求項1または2
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写手段が前記中間転写体の表面に
    対して圧着、離間することを特徴とする請求項3または
    4に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記像担持体上に、複数の前記現像手段
    により複数色の重ね合わせトナー像を形成し、該重ね合
    わせトナー像を前記転写手段により転写材上に一括転写
    することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 前記中間転写体上に、複数色の重ね合わ
    せトナー像を形成し、該重ね合わせトナー像を前記転写
    手段により転写材上に一括転写することを特徴とする請
    求項3または4に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像手段が、前記静電潜像を担持
    する像担持体と、現像剤を担持する前記現像手段とが対
    峙する現像領域に、直流成分に交流成分を重畳させるバ
    イアス電界による非接触現像手段であることを特徴とす
    る請求項1ないし4の何れか1項に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記現像手段が、二成分現像剤による
    非接触現像により行われることを特徴とする請求項1な
    いし4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像手段が、光ビームによる静電
    潜像を反転現像する手段であることを特徴とする請求項
    1ないし4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記像担持体が、直径80mm以上の
    ドラム状の像担持体、又は少なくとも転写部位もしくは
    分離部位で曲率半径40mm以上のベルト状の像担持体
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 前記中間転写体が、直径80mm以上
    のドラム状の像担持体、又は少なくとも転写部位もしく
    は分離部位で曲率半径40mm以上のベルト状の像担持
    体であることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像
    形成装置。
JP8127103A 1996-05-22 1996-05-22 画像形成装置 Pending JPH09311563A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813471B2 (en) * 1999-10-29 2004-11-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813471B2 (en) * 1999-10-29 2004-11-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method
US6983121B2 (en) 1999-10-29 2006-01-03 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, image transferring device and recording medium conveying method

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