JPH09311302A - 眼鏡フレーム保持装置およびレンズ枠形状測定装置 - Google Patents

眼鏡フレーム保持装置およびレンズ枠形状測定装置

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JPH09311302A
JPH09311302A JP12312196A JP12312196A JPH09311302A JP H09311302 A JPH09311302 A JP H09311302A JP 12312196 A JP12312196 A JP 12312196A JP 12312196 A JP12312196 A JP 12312196A JP H09311302 A JPH09311302 A JP H09311302A
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宏彰 渡辺
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尚 五十嵐
Yoshihiro Makino
芳弘 牧野
Shuichi Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡フレームを正確に保持してレンズ枠形状
測定が行えるようにする。 【解決手段】 後側保持装置5の上面には、ランプ31
およびランプ32が設けられている。ランプ31は、補
助当接部材13が所定の圧力で眼鏡フレームに当接した
ときのみ点灯する。一方、ランプ32は、補助当接部材
14が所定の圧力で眼鏡フレームに当接したときのみ点
灯する。また、保持フレーム15の上面には、ランプ3
3およびランプ34が設けられている。ランプ33は、
補助当接部材20が所定の圧力で眼鏡フレームに当接し
たときのみ点灯する。一方、ランプ34は、補助当接部
材21が所定の圧力で眼鏡フレームに当接したときのみ
点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼鏡フレームのレン
ズ枠をほぼ水平にした状態で保持する眼鏡フレーム保持
装置およびレンズ枠形状測定装置に関し、特に眼鏡フレ
ームを上側フレーム部および下側フレーム部をそれぞれ
保持する保持部材を備えた眼鏡フレーム保持装置および
レンズ枠形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レンズ枠形状測定装置には、レ
ンズ枠をほぼ水平にした状態で眼鏡フレームを保持する
眼鏡フレーム保持装置が設けられている。この眼鏡フレ
ーム保持装置としては、本願出願人が既に出願している
実開平6−68032号公報等によって開示されるもの
がある。すなわち、この眼鏡フレーム保持装置は、レン
ズ枠の側面に眉側および頬側からそれぞれ当接して眼鏡
フレームを保持する2つの保持部材を設け、また、これ
ら2つの保持部材に、眼鏡フレームの左右の側面からレ
ンズ枠に当接する補助当接部材を設けたものである。
【0003】そして、保持部材により眼鏡フレームを装
置の前後方向から挟持した後に、補助当接部材をレンズ
枠の左右方向からスライド接近させ、レンズ枠に当接さ
せた状態でネジ止めすることにより、眼鏡フレームの左
右方向の位置を固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この眼鏡フレ
ーム保持装置では、補助当接部材がレンズ枠に確実に当
接したか否かの判断を、作業者の感覚に頼っていた。こ
のため、補助部材が十分にレンズ枠に当接していない状
態で、誤って形状測定を実行してしまうことがあった。
この場合、測定中、測定子がレンズ枠から外れたり、眼
鏡フレームの位置が動いてずれることがあり、正確な形
状測定ができないことがあった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、眼鏡フレームのレンズ枠をより確実に保持し
て、正確なレンズ枠形状測定を行うことのできる眼鏡フ
レーム保持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、眼鏡フレームのレンズ枠をほぼ水平にし
た状態で保持する眼鏡フレーム保持装置において、前記
眼鏡フレームの上側フレーム部および下側フレーム部を
それぞれ保持する2つの保持部材と、前記各保持部材に
設けられ、前記保持された眼鏡フレームの左右の側面か
らそれぞれ当接する補助当接部材と、前記各補助当接部
材に設けられ、前記各補助当接部材が前記眼鏡フレーム
の側面に所定の圧力で圧接したことを検知する圧接検知
機構部と、前記各保持部材に前記各圧接検知機構部に対
応して設けられる報知素子と、前記回動検知機構部が検
知状態になったときに前記対応する報知素子を駆動させ
て報知する報知手段と、を有することを特徴とする眼鏡
フレーム保持装置が提供される。
【0007】このような眼鏡レンズ保持装置では、2つ
の保持部材によって、眼鏡フレームの上側フレーム部お
よび下側フレーム部をそれぞれ保持する。この状態で、
各補助当接部材を眼鏡フレームの左右の側面からそれぞ
れレンズ枠に当接させる。各補助当接部材が所定の圧力
でレンズ枠に当接すると、各補助当接部材に対応する圧
接検知機構部がこのことを検知する。報知手段は、圧接
検知機構部が検知状態になったときにそれぞれ対応する
報知素子を駆動させる。
【0008】これにより、作業者は、各補助当接部材が
眼鏡フレームのレンズ枠に確実に当接しているか否かを
容易に判断できる。そして、全ての報知素子が駆動して
いれば、眼鏡フレームのレンズ枠が正確に保持されてい
ることが確認できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面に基
づいて説明する。図2は本形態の眼鏡フレーム保持装置
を含むレンズ枠形状測定装置の外観構成を示す斜視図で
ある。レンズ枠形状測定装置1は、概ねケース2によっ
て覆われており、その内部には、レンズ枠測定用の機構
部や、装置全体を制御する制御装置等が設けられてい
る。ケース2の上部には、四角形の枠状のケース3が取
り付けられている。このケース3の内側には、眼鏡フレ
ーム保持装置4が設けられている。眼鏡フレーム保持装
置4は、主に、保持部材としての後側保持装置5および
前側保持装置6から構成されている。後側保持装置5お
よび前側保持装置6は、装置の前後方向に同時に、かつ
互いに相反する向きにスライド可能となっている。
【0010】後側保持装置5の前面部には、保持板7が
設けられている。この保持板7の中央部付近には、開口
部7aおよび開口部7bが形成されている。開口部7a
および開口部7bからは、それぞれ上下挟持部8および
上下挟持部9が装置の内側から突き出ている。これら上
下挟持部8および上下挟持部9は、ボタン10を押すこ
とにより、眼鏡フレームの左右のレンズ枠の下側フレー
ム部を、図面上下方向から所定の圧力で挟持することが
でき、かつ眼鏡フレームの厚み中心位置を所定の挟持中
心位置に合致させることができる。
【0011】保持板7には、左右方向に延びるレール1
1およびレール12が設けられている。これらレール1
1およびレール12には、それぞれ補助当接部材13お
よび補助当接部材14がスライド可能に取り付けられて
いる。補助当接部材13および補助当接部材14は、そ
れぞれ眼鏡フレームの下側フレーム部の左右の側面に当
接して、眼鏡フレームの位置決めを行う部材である。
【0012】後側保持装置5の上面には、報知素子とし
てのランプ31およびランプ32が設けられている。ラ
ンプ31およびランプ32は、LEDなどで構成されて
いる。ランプ31は、補助当接部材13が所定の圧力で
眼鏡フレームに当接したときのみ点灯する。一方、ラン
プ32は、補助当接部材14が所定の圧力で眼鏡フレー
ムに当接したときのみ点灯する。
【0013】前側保持装置6は、主に、保持フレーム1
5と、それを支持する支持台16とから構成されてい
る。保持フレーム15は、取り付け部17を中心に平面
方向にある程度の範囲だけ回動可能となっている。保持
フレーム15は、後側面がほぼ平面状に形成されてお
り、眼鏡フレームの上側フレーム部の側面と当接する。
【0014】また、保持フレーム15には、左右方向に
延びるレール18およびレール19が設けられている。
このレール18およびレール19には、それぞれ補助当
接部材20および補助当接部材21がスライド可能に取
り付けられている。補助当接部材20および補助当接部
材21は、それぞれ眼鏡フレームの上側フレーム部の左
右の側面に当接して、眼鏡フレームの位置決めを行う部
材である。
【0015】保持フレーム15の上面には、報知素子と
してのランプ33およびランプ34が設けられている。
ランプ33およびランプ34は、LEDなどで構成され
ている。ランプ33は、補助当接部材20が所定の圧力
で眼鏡フレームに当接したときのみ点灯する。一方、ラ
ンプ34は、補助当接部材21が所定の圧力で眼鏡フレ
ームに当接したときのみ点灯する。
【0016】後側保持装置5および前側保持装置6によ
って眼鏡フレームの保持を完了すると、スタイラス22
による眼鏡フレームのレンズ枠形状の自動測定を行うこ
とができる。この自動測定操作は、ケース2の前面に設
けられたパネル23からの指令によって行われる。この
パネル23には、主に、スタートボタン23a、ストッ
プボタン23b、クランプボタン23c、および前後動
指令ボタン23dが設けられている。
【0017】スタートボタン23aは、自動測定の開始
を指令するボタンである。ストップボタン23bは、自
動測定を途中で中止させたい場合に使用するボタンであ
る。クランプボタン23cは、上下挟持部8,9を微小
距離だけ後方に移動させるボタンである。また、このク
ランプボタン23cが押されると、保持フレーム15が
現在の回動位置に自動的に固定される。前後動指令ボタ
ン23dは、手動で形状測定を行う場合のスタイラス2
2の前後動を制御するボタンである。
【0018】なお、レンズ枠形状測定装置1の内部の機
械的な構成については、実開平6−68032号公報に
開示されるものとほぼ同じなので、ここでは説明を省略
する。
【0019】次に、眼鏡フレーム保持装置4による眼鏡
フレームの具体的な保持操作について説明する。図1は
眼鏡フレームを眼鏡フレーム保持装置4に保持した状態
を示す平面図である。眼鏡フレーム70を保持する場合
には、まずボタン10を押す。これによって、上下挟持
部8の上側の挟持部材8a,8bと下側の挟持部材8
c,8d、また上下挟持部9の上側の挟持部材9a,9
bと下側の挟持部材9c,9dがそれぞれ上下に広が
る。そこへ、右レンズ枠71および左レンズ枠72の各
下側フレーム部71a,72aを挿入して、ボタン10
を放すことにより、上下挟持部8により右レンズ枠71
の下側フレーム部71aを、上下挟持部9により左レン
ズ枠72の下側フレーム部72aを、それぞれ挟持する
ことができる。
【0020】次いで、後側保持装置5と前側保持装置6
とを手動で接近させ、保持フレーム15を右レンズ枠7
1および左レンズ枠72の各上側フレーム部71b,7
2bに当接させる。このとき、眼鏡フレーム70の左右
のレンズ枠の大きさが異なる場合には、保持フレーム1
5が取り付け部17を中心に回動する。例えば左レンズ
枠72より右レンズ枠71がやや小さいとすると、保持
フレーム15は、当接面7と平行な軸に対して水平に微
小角度θだけ時計回りに回動する。これにより、保持フ
レーム15を右レンズ枠71および左レンズ枠72に確
実に当接させることができる。
【0021】こうして、上下挟持部8,9と、保持フレ
ーム15とによって眼鏡フレーム70を保持すると、作
業者は、パネル23のクランプボタン23cを押す。す
ると、上下挟持部8,9の各挟持部材8a〜8d,9a
〜9dが微小距離だけ後退する。これにより、形状測定
中に、図2で示したスタイラス22が挟持部材8a〜8
d,9a〜9dに接触することが防止される。
【0022】また、挟持部材8a〜8d,9a〜9dが
後退すると、図示されていないブレーキ機構部が働い
て、後側保持装置5および前側保持装置6がその位置で
固定される。さらに、図示されていない突き上げモータ
が駆動し、保持フレーム15の回動位置も固定される。
【0023】このような作業が完了すると、作業者は、
補助当接部材13,14,20,21を内側に寄せて右
レンズ枠71および左レンズ枠72の各側面に当接さ
せ、各ツマミ13a,14a,20a,21aを締め付
けて、眼鏡フレーム70の左右方向の位置決めを行う。
このとき、各補助当接部材13,14,20,21が所
定の圧力で眼鏡フレーム70側に押し当てられていれ
ば、それぞれに対応するランプ31,32,33,34
が点灯する。作業者は、これらのランプ31,32,3
3,34が点灯していることを確認することにより、レ
ンズ枠形状の測定開始が可能なことを知る。このように
ランプ31,32,33,34が全て点灯した状態であ
れば、パネル23のスタートボタン23aを押すことに
より、スタイラス22が移動を開始して、レンズ枠形状
の測定が開始される。一方、ランプ31,32,33,
34の何れか一つでも点灯していない場合には、スター
トボタン23aを押しても、レンズ枠形状の測定は実行
されない。
【0024】図3は保持フレーム15の補助当接部材2
0の概略構成を示す平面図である。補助当接部材20
は、主に、スライド部41と当接部42とから構成され
ている。スライド部41は、後述する構成によりレール
18上をスライド可能に取り付けられている。このスラ
イド部41は、ツマミ20aが本体部にネジ止めされて
おり、このツマミ20aを締めることにより、補助当接
部材20全体をレール18上の所望の位置に固定でき
る。
【0025】当接部42には、眼鏡フレーム70の右レ
ンズ枠71の側面と当接する当接片42aが形成されて
いる。当接部42全体は、軸44を中心に回動自在に取
り付けられている。ただし、図面右回りの回動は、スラ
イド部41側に設けられたストッパ41aによって制限
されている。また、当接部42は、スライド部41側に
設けられたバネ41bによって、右回りに付勢されてい
る。これにより、当接部42は、定常時はストッパ41
aと当接している。
【0026】スライド部41と当接部42との間には、
微小の隙間D1 が設けられている。これにより、当接部
41は、隙間D1 の範囲だけ左回りに回動可能となって
いる。当接部41が、バネ41bの力に抗して隙間D1
の範囲内で所定角度回動すると、内部に設けられたスイ
ッチ43がオンとなり、前述のランプ33が点灯する。
【0027】図4は補助当接部材20の内部の具体的な
構成を示す図であり、(A)は図1のX−X線に沿う断
面図、(B)は図3のY−Y線に沿う断面図である。補
助当接部材20のスライド部411は、図(A)に示す
ように、金属の基体411で概ね構成されている。この
基体411は、保持フレーム15の凹部15aに緩やか
に嵌合可能な形状に形成されている。基体411には、
貫通穴411aが形成されており、この貫通穴411a
には、図示されていないベアリングを介してレール18
が挿入されている。
【0028】また、基体411には、上面から貫通穴4
11aに連通するネジ穴411bが形成されている。こ
のネジ穴411bには、ツマミ20aのネジ部20bが
螺合する。このネジ部20bの先端がレール18に圧接
するようにツマミ20aを締めることにより、スライド
部41、すなわち補助当接部材20をレール18上に固
定することができる。
【0029】一方、当接部42は、図(B)に示すよう
に、軸44を介して基体411に回動自在に取り付けら
れている。軸44は、ベアリング45を介して当接部4
2に取り付けられており、その先端のネジ部44aが基
体411のネジ穴411cに締結されている。
【0030】また、図(B)に示すように、補助当接部
材20には、スイッチ43が取り付けられている。スイ
ッチ43は、2つの端子431,432から構成されて
いる。一方の端子431は、ナット431aによって当
接部42に取り付けられている。もう一方の端子432
は、下端のネジ部432aが基体411のネジ穴411
dに締結されている。端子431は、接点部分431b
が円筒状に形成されている。これに対し、端子432
は、その接点部分432bが、端子431よりも径の小
さい円柱状に形成されている。
【0031】端子431および端子432は、各接点部
分431bおよび接点部分432bの軸芯が互いに同一
直線上に位置するように取り付けられている。また、こ
れら接点部分431bおよび接点部分432bの間の隙
間D2 は、隙間D1 よりもやや小さくなるように設定さ
れている。このように設けられた端子431および端子
432は、それぞれ図示されていない配線コードを介し
て、後述の制御装置に電気的に接続されている。
【0032】上記のような構成の補助当接部材20は、
図1に示すように、眼鏡フレーム70が上下挟持部8,
9、保持フレーム15によって保持された後で、右レン
ズ枠71の側面に当接される。このとき、当接する圧力
が所定の圧力以上であれば、図3に示したように、当接
部42が図面左回りに回動して、スイッチ43がオンに
なる。これによって、補助当接部材20が確実に右レン
ズ枠71の側面に当接したことが検知される。
【0033】なお、ここでは、補助当接部材20の構成
について説明したが、他の補助当接部材13,14,2
1についてもほぼ同じ構成なので、これらについては説
明を省略する。
【0034】図5は眼鏡フレーム保持を行うための制御
機構の構成を示すブロック図である。制御装置80は、
補助当接部材13,14,20,21のスイッチ13
b,14b,43,21bに信号電圧を印加する。そし
て、各スイッチ13b,14b,43,21bがオンに
なると、信号電流を感知して、それぞれ対応するランプ
31,32,33,34にドライブ信号を送って点灯さ
せる。これにより、作業者は、各補助当接部材13,1
4,20,21が確実に眼鏡フレーム70の側面に当接
しているか否かを確認することができる。よって、正確
な形状測定が行える。
【0035】また、全てのスイッチ13b,14b,4
3,21bがオンになった状態で、パネル23のスター
トボタン23aが押されれば、制御装置80は、図示さ
れていないスタイラス機構部へ指令を送り、スタイラス
22による眼鏡フレーム70の形状測定動作を開始す
る。
【0036】一方、スイッチ13b,14b,43,2
1bのうち一つでもオフの状態であれば、制御装置80
は、スタートボタン23aが押されても、眼鏡フレーム
70の形状測定動作は行わない。また、これと同時に、
パネル23上でエラー表示を行う。これにより、不十分
な保持状態で眼鏡フレームの形状測定が実行されてしま
うことが、確実に防止される。
【0037】さらに、形状測定の実行中、制御装置80
は、常時スイッチ13b,14b,43,21bの状態
を検知し、これらのうち一つでもオフになれば、直ちに
エラー表示を行い、形状測定動作を終了する。
【0038】図6は制御装置80によるフレーム保持状
態の監視制御の手順を示すフローチャートである。 〔S1〕スタートボタン23aが押されたか否かを判断
し、押されればステップS2に進み、押されなければス
テップS1を繰り返す。 〔S2〕補助当接部材13,14,20,21の全ての
スイッチ13b,14b,43,21bがオンになって
いるか否かを判断し、なっていればステップS4に進
み、なっていなければステップS3に進む。 〔S3〕エラー表示を行う。 〔S4〕スタイラス22によるフレーム形状測定を実行
する。 〔S5〕スイッチ13b,14b,43,21bの何れ
かがオフになったか否かを判断し、なればステップS6
に進み、ならなければステップS7に進む。 〔S6〕エラー表示を行って、フレーム形状測定を中止
する。 〔S7〕フレーム形状測定の全工程が終了になったか否
かを判断し、なれば本フローチャートを終了し、ならな
ければステップS4に戻る。
【0039】なお、本形態では、報知素子として、ラン
プ31,32,33,34を設ける例を示したが、この
他に、ブザーやスピーカ等を使用して、音声によって報
知を行うようにしてもよい。
【0040】さらに、本形態では、補助当接部材13,
14,20,21がレンズ枠に確実に眼鏡フレーム70
の側面に当接したことを検知する圧接検知機構部とし
て、スイッチ13b,14b,43,21bを設けるよ
うにしたが、これに代えて、各補助当接部材13,1
4,20,21の眼鏡フローチャート70との接触面に
それぞれ圧力センサ等を取り付けて、これら圧力センサ
の検知信号に基づいて当接を検知するようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では眼鏡フレ
ームを保持する2つの保持部材に、補助当接部材を設
け、各補助当接部材が所定の圧力でレンズ枠に圧接した
ことを、それぞれに対応する圧接検知機構部により検知
し、圧接検知機構部が検知状態になったときにそれぞれ
対応する報知素子を駆動させるようにしたので、作業者
は、各補助当接部材がレンズ枠に確実に当接しているか
否かを容易に判断でき、全ての報知素子が駆動するよう
に各補助当接部材を操作すれば、眼鏡フレームのレンズ
枠を正確に保持させることができる。よって、正確なレ
ンズ枠形状の測定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼鏡フレームを眼鏡フレーム保持装置に保持し
た状態を示す平面図である。
【図2】本形態の眼鏡フレーム保持装置を含むレンズ枠
形状測定装置の外観構成を示す斜視図である。
【図3】保持フレームの補助当接部材の概略構成を示す
平面図である。
【図4】補助当接部材の内部の具体的な構成を示す図で
あり、(A)は図1のX−X線に沿う断面図、(B)は
図3のY−Y線に沿う断面図である。
【図5】眼鏡フレーム保持を行うための制御機構の構成
を示すブロック図である。
【図6】制御装置によるフレーム保持状態の監視制御の
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ枠形状測定装置 2 ケース 3 ケース 4 眼鏡フレーム保持装置 5 後側保持装置 6 前側保持装置 7 保持板 8,9 上下挟持部 11,12,18,19 レール 13,14,20,21 補助当接部材 13a,14a,20a,21a ツマミ 13b,14b,21a,43 スイッチ 15 保持フレーム 31,32,33,34 ランプ 41 スライド部 42 当接部 70 眼鏡フレーム 71 右レンズ枠 72 左レンズ枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 修一 東京都新宿区中落合2丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フレームのレンズ枠をほぼ水平にし
    た状態で保持する眼鏡フレーム保持装置において、 前記眼鏡フレームの上側フレーム部および下側フレーム
    部をそれぞれ保持する2つの保持部材と、 前記各保持部材に設けられ、前記保持された眼鏡フレー
    ムの左右の側面からそれぞれ当接する補助当接部材と、 前記各補助当接部材に設けられ、前記各補助当接部材が
    前記眼鏡フレームの側面に所定の圧力で圧接したことを
    検知する圧接検知機構部と、 前記各保持部材に前記各圧接検知機構部に対応して設け
    られる報知素子と、 前記回動検知機構部が検知状態になったときに前記対応
    する報知素子を駆動させて報知する報知手段と、 を有することを特徴とする眼鏡フレーム保持装置。
  2. 【請求項2】 前記圧接検知機構部は、前記各補助当接
    部材が前記眼鏡フレームの側面に所定の圧力で当接した
    ときに前記各補助当接部材の当接部を所定角度回動する
    回動機構部と、前記当接部が前記所定角度回動したこと
    を検知する回動検知素子と、を有する一方、前記報知素
    子は、発光素子であることを特徴とする請求項1記載の
    眼鏡フレーム保持装置。
  3. 【請求項3】 眼鏡フレームのレンズ枠をほぼ水平にし
    た状態でレンズ枠の形状を測定するレンズ枠形状測定装
    置において、 前記眼鏡フレームの上側フレーム部および下側フレーム
    部をそれぞれ保持する2つの保持部材と、 前記各保持部材に設けられ、前記保持された眼鏡フレー
    ムの左右の側面からそれぞれ当接する補助当接部材と、 前記各補助当接部材に設けられ、前記各補助当接部材が
    前記眼鏡フレームの側面に所定の圧力で圧接したことを
    検知する圧接検知機構部と、 前記各保持部材に前記各圧接検知機構部に対応して設け
    られる報知素子と、 前記回動検知機構部が検知状態になったときに前記対応
    する報知素子を駆動させて報知する報知手段と、 前記眼鏡フレームの測定動作を実行指令する実行指令手
    段と、 全ての前記報知素子が駆動中に前記実行指令がなされた
    ときのみ、前記眼鏡フレームの測定動作を実行する測定
    実行制御手段と、 を有することを特徴とするレンズ枠形状測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008232786A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Topcon Corp レンズ枠形状測定装置
CN109613722A (zh) * 2019-01-29 2019-04-12 刘湘军 一种镜框夹力检测装置

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