JPH09311226A - 光ファイバ切断方法及び切断装置 - Google Patents

光ファイバ切断方法及び切断装置

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JPH09311226A
JPH09311226A JP8151676A JP15167696A JPH09311226A JP H09311226 A JPH09311226 A JP H09311226A JP 8151676 A JP8151676 A JP 8151676A JP 15167696 A JP15167696 A JP 15167696A JP H09311226 A JPH09311226 A JP H09311226A
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cutting
holder
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバの軸心に対して垂直にかつ平滑に
切断できる光ファイバ切断方法及び切断装置を提供す
る。 【解決手段】 切断装置11の本体12に対して傾動可
能に支持したホルダ14にフェルール21を保持させ、
フェルール21の端面から突出した光ファイバ20の端
部をクランプ16に保持させて引張り力を付与する。ホ
ルダ14を傾斜させて光ファイバ20を屈曲させ、光フ
ァイバ20の屈曲部の内側の基部外周に沿って切断刃2
8を当接させながら円弧状に移動させて、円弧状の切り
込み20aを形成した後、ホルダ14を上記とは逆方向
に傾斜させて光ファイバ20を上記と逆方向に屈曲させ
ることにより、光ファイバ20を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの端部
をフェルールに保持させた後、光ファイバのフェルール
の端面から突出した部分を、フェルールの端面に沿って
平滑面となるように切断するための切断方法及び切断装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信等に用いられる光ファイバどう
し、あるいは光ファイバと発光、受光素子等との結合
は、光ファイバの端面どうしを突き合わせて、あるいは
光ファイバの端面と発光、受光素子等とを突き合わせて
行う必要がある。
【0003】このため、光ファイバの端部には、フェル
ールと呼ばれる円筒状のホルダを装着し、このホルダを
光コネクタ等に差し込んで結合を行っている。この場
合、光ファイバのフェルールの端面から突出する部分
を、フェルールの端面に沿って平滑面となるように切断
する必要がある。
【0004】この切断方法としては、従来から各種の方
法が提案されているが、切断後に光ファイバの端面を研
摩する必要がないように、切断面が平滑になるように切
断できる技術が望まれている。
【0005】このような技術の一つとして、特開昭63
−168603号には、光ファイバ素線に張力を加えた
状態で、光ファイバ素線の周囲に切り込みを形成し、光
ファイバを切断する方法が提案されている。
【0006】また、特開平6−148436号には、フ
ェルールを挿入して保持すると共に傾斜角が変更可能に
なっているフェルール保持手段と、前記フェルールから
突出した光ファイバの先端部をチャッキングするチャッ
ク手段と、前記フェルールから突出した光ファイバをフ
ェルールの端面に沿って切断するカッタ手段と、前記フ
ェルール保持手段の傾斜角を微調整する傾斜角微調整手
段とを備え、光ファイバの種類や径などによって前記傾
斜角微調整手段により前記フェルール保持手段の傾斜角
を微調整して、フェルールの端面付近で光ファイバを屈
曲させ、その屈曲部を前記カッタ手段で切断するように
構成された光ファイバの切断装置が開示されている。な
お、前記カッタ手段は、前記光ファイバの屈曲部の伸び
側から切断するように構成されている。
【0007】更に、特開平4−123009号には、光
ファイバをその先端部が若干突出するようにフェルール
に装着し、光ファイバの先端部を挟持手段によって引張
り力を付与した状態で挟持させ、その状態で光ファイバ
をフェルールの先端面に対応する部位からフェルールの
中心軸に対して相対的に傾斜させ、フェルールの先端面
に沿って光ファイバの傾斜した内側から切り込みを入
れ、その後、光ファイバの先端部を引張り力を付与した
状態で反対側に傾斜させることにより、光ファイバの先
端部を切断する方法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−168603号に示される切断方法では、光ファ
イバを単に真直ぐに引張りながら、光ファイバの周囲に
切り込みを形成して切断する方法であるため、引張り
力、切り込み深さ等のばらつきによって、切断長さや切
断面の平滑性が不安定となりやすいという問題点があっ
た。
【0009】また、特開平6−148436号に示され
る切断装置は、光ファイバを曲げてその屈曲部の外側か
ら切り込みを入れて切断するようにしているが、曲げた
状態で切り込みを入れて同時に切断することになるた
め、切断面が光ファイバの軸心に対して垂直になりにく
い、すなわち斜めに切断されてしまうことが多く、それ
によって光損失が生じやすくなるという問題点があっ
た。
【0010】更に、特開平4−123009号に示され
る切断方法は、光ファイバに張力を付与しながら所定の
方向に曲げ、その屈曲部の内側に切り込みを入れた後、
光ファイバを反対方向に曲げて切断する方法であるが、
光ファイバにカッタを押し付けて単に一箇所に傷をつけ
る程度の切り込みを入れるようにしているため、反対方
向に曲げて切断したときに、上記従来例と同じく、切断
面が光ファイバの軸心に対して垂直になりにくい、すな
わち斜めに切断されてしまうことが多いという問題点が
あった。また、カッタの光ファイバへの接触ポイントが
1点に限定されてしまうので、カッタの耐久性が十分に
得られないという問題点もあった。
【0011】したがって、本発明の目的は、光ファイバ
のフェルールから突出する部分を、光ファイバの軸心に
対して垂直にかつ平滑に切断できるようにした光ファイ
バの切断方法及び切断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、光ファイバをフェルールに挿通保
持させ、フェルールの端面から所定長さ突出した状態に
した後、光ファイバの突出部をフェルールの端面に沿っ
て切断する方法において、前記フェルールと前記光ファ
イバの突出部とをそれぞれ保持して前記光ファイバに引
張り力を付与し、前記光ファイバの引張り方向に対して
前記フェルールの軸心を傾斜させることにより、前記光
ファイバの突出部を前記フェルールの軸心に対して屈曲
させ、この屈曲部の内側方向から前記光ファイバの突出
部の基部外周に沿って円弧状の切り込みを入れ、その
後、前記光ファイバの引張り方向に対して前記フェルー
ルの軸心を前記とは逆方向に傾斜させて、前記光ファイ
バの突出部を前記フェルールの軸心に対して前記とは逆
方向に屈曲させることにより、光ファイバを前記フェル
ールの端面に沿って切断することを特徴とする光ファイ
バ切断方法を提供するものである。
【0013】また、本発明の第2は、光ファイバをフェ
ルールに挿通保持させ、フェルールの端面から所定長さ
突出した状態にした後、光ファイバの突出部をフェルー
ルの端面に沿って切断する装置において、装置本体に対
して傾動可能に支持されて、前記フェルールを着脱可能
に保持するホルダと、前記フェルールの端面から突出す
る光ファイバの突出部を保持し、光ファイバに引張り力
を付与するクランプと、前記ホルダに取付けられ、前記
光ファイバの突出部の基部外周に沿って、刃を当接させ
ながら円弧状に移動する切断刃とを備えていることを特
徴とする光ファイバ切断装置を提供するものである。
【0014】本発明の第3は、前記ホルダが、前記フェ
ルールを係合させて保持する保持孔を有し、この保持孔
に保持された前記フェルールの軸心に対して直交する支
軸によって前記装置本体に対して傾動可能に支持され、
第1弾性手段によって所定の方向に回動付勢された板状
部材からなり、この板状部材の前記回動付勢方向にカム
部材が当接していて、このカム部材を動かすことによっ
て前記ホルダが傾動動作するようになっている光ファイ
バ切断装置を提供するものである。
【0015】本発明の第4は、前記ホルダに、前記フェ
ルールの軸心と平行な支軸によって枢支され、第2弾性
手段によって所定の方向に回動付勢されたレバーが設け
られ、このレバーの先端に前記切断刃の一側部が枢着さ
れており、かつ、前記切断刃を前記光ファイバの突出部
の基部外周に圧接させる第3弾性手段が設けられてお
り、前記レバーを前記第2弾性手段に抗して回動させる
ことによって、前記切断刃が前記光ファイバの突出部の
基部外周に沿って、刃を当接させながら円弧状に移動す
るようになっている光ファイバ切断装置を提供するもの
である。
【0016】本発明の第5は、前記レバーが前記カム部
材に連動し、前記カム部材を動かすことにより、前記ホ
ルダを所定方向に傾斜させて前記光ファイバの突出部を
所定方向に屈曲させる動作と、前記光ファイバの屈曲部
の内側方向から前記切断刃を当接させながら円弧状に移
動させる動作と、前記ホルダを前記とは反対方向に傾斜
させて前記光ファイバを前記とは反対方向に屈曲させる
動作とを連続して行えるように構成されている光ファイ
バ切断装置を提供するものである。
【0017】本発明の第6は、前記切断刃が、前記レバ
ーに一側部を枢着されたコ字状の枠体と、この枠体内に
配置されて前記フェルールの軸心に対して直角な支軸を
介して枢支された刃本体とを有し、前記ホルダと前記刃
本体との間に弾性押圧手段が介在されていて、刃本体の
刃先が前記フェルールの端面に近接した前記光ファイバ
の突出部外周に当接するように付勢されている光ファイ
バ切断装置を提供するものである。
【0018】更に、本発明の第7は、前記刃本体の刃先
が、前記フェルールの端面と平行な平面に沿って面取り
された形状をなしている光ファイバ切断装置を提供する
ものである。
【0019】本発明の第1の光ファイバ切断方法によれ
ば、光ファイバに引張り力を付与しながら、フェルール
の軸心を傾斜させることによって光ファイバを屈曲さ
せ、その屈曲部の内側から光ファイバの突出部の基部外
周に沿って円弧状の切り込みを入れる。このように屈曲
部の内側に切り込みを入れると、切り込みを開く方向に
力が作用しないので、光ファイバを直ちに切断してしま
うことはない。次に、フェルールの軸心を前記とは反対
方向に傾斜させて、光ファイバを前記とは反対方向に屈
曲させると、上記切り込みが開いて光ファイバが瞬時に
切断される。
【0020】このとき、上記切り込みを光ファイバの突
出部の基部外周に沿って円弧状に入れたので、光ファイ
バの切断面が光ファイバの軸心に対して垂直にかつ良好
な平滑面となるように再現性よく形成される。また、光
ファイバに張力を与えながら切断するため、光ファイバ
が切断後にやや縮んでフェルールの内部に引っ込み、光
ファイバの端面がフェルールの端面から突出することが
ない。このため、切断後に光ファイバの端面研摩をする
必要がなく、光損失の少ない良好な光結合を可能にする
ことができる。
【0021】また、本発明の第2の光ファイバ切断装置
によれば、光ファイバが挿通支持されたフェルールをホ
ルダに保持させ、フェルールから突出する光ファイバの
突出部をクランプに保持させて引張り力を付与し、その
状態でホルダを傾動させることにより光ファイバを所定
方向に屈曲させ、この屈曲方向の内側に切断刃を当接さ
せながら切断刃を円弧状に移動させて、光ファイバの基
部外周に円弧状の切り込みを入れ、その後、ホルダを前
記とは反対方向に傾動させて光ファイバを前記とは反対
方向に屈曲させることにより、光ファイバを切断するこ
とができる。すなわち、本発明の第1の切断方法を作業
性よく実施することができる。
【0022】本発明の第3の光ファイバ切断装置によれ
ば、カム部材を動かすことによってホルダを傾動動作さ
せることができ、ホルダの傾動動作を正確にかつ迅速に
行うことが可能となる。
【0023】本発明の第4の光ファイバ切断装置によれ
ば、レバーを第2弾性手段に抗して回動させると、切断
刃は、レバーに引っ張られて一緒に移動するが、第3弾
性手段によってその刃先を光ファイバに当接するように
付勢されているので、刃先を光ファイバに当接させなが
ら光ファイバの外周に沿って円弧状に移動する。その結
果、光ファイバの外周に沿った円弧状の切り込みを、正
確かつ迅速に形成することができる。
【0024】本発明の第5の光ファイバ切断装置によれ
ば、カム部材を動かすだけで、ホルダを所定方向に傾斜
させて光ファイバの突出部を所定方向に屈曲させる動作
と、光ファイバの屈曲部の内側方向から切断刃を当接さ
せながら円弧状に移動させる動作と、ホルダを前記とは
反対方向に傾斜させて光ファイバを前記とは反対方向に
屈曲させる動作とを連続して行うことができ、光ファイ
バの切断を作業性よく迅速に行うことが可能となる。
【0025】本発明の第6の光ファイバ切断装置によれ
ば、弾性押圧手段によって、切断刃の刃本体の刃先が、
光ファイバのフェルールの端面に近接した部分に圧接さ
れるため、光ファイバをフェルールの端面にできるだけ
近接した位置で切断することができ、切断端部がフェル
ールの端面から突出してしまうということを確実に防止
することができる。
【0026】本発明の第7の光ファイバ切断装置によれ
ば、刃本体の刃先が、フェルールの端面と平行な平面に
沿って面取りされた形状をなすので、刃先がフェルール
の端面に接触してフェルール及び刃先が損傷することを
防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜13には、本発明の光ファ
イバ切断装置の一実施例が示されている。図1は、ホル
ダと切断刃の駆動機構とを示すホルダの裏面側から見た
平面図、図2はホルダと切断刃の駆動機構とを示す側面
断面図、図3は切断刃の刃先形状を拡大して示す説明
図、図4は切断刃による光ファイバの切り込み開始状態
を示す説明図、図5は切断刃による光ファイバの切り込
み途中の状態を示す説明図、図6は切断刃による光ファ
イバの切り込み終了状態を示す説明図、図7は光ファイ
バの切り込み形状を示す断面図、図8は光ファイバ切断
装置全体を示す斜視図、図9は光ファイバ切断装置全体
を示す縦断面図、図10は切断刃により光ファイバに切
り込みを入れるときのホルダの傾斜状態を示す斜視図、
図11は光ファイバを反対方向に屈曲させるときのホル
ダの傾斜状態を示す斜視図、図12は光ファイバに切り
込みを入れるときの光ファイバの屈曲状態を示す部分断
面図、図13は光ファイバを反対方向に屈曲させて光フ
ァイバを切断する状態を示す部分断面図である。
【0028】図8に示すように、この光ファイバ切断装
置11は、全体として角柱状をなす装置本体12と、こ
の装置本体12の一端面に支軸13を介して傾動可能に
取付けられた板状のホルダ14と、装置本体12の長手
方向に形成されたガイド溝15に沿って摺動可能に配置
されたクランプ16とを備えている。
【0029】図1、2を併せて参照しながら、ホルダ1
4について詳しく説明すると、ホルダ14は、光ファイ
バ20を挿通保持するフェルール21が挿入される保持
孔22を有している。保持孔22の奥方端部には、フェ
ルール21の端面に係合する爪部22aが設けられ、フ
ェルール21は、端面外周をこの爪部22aに係合させ
て、保持孔22に挿入保持される。
【0030】更に、図9を併せて参照すると、ホルダ1
4はその一辺両側部を装置本体12から挿入された支軸
13によって回動可能に支持され、その対向する辺部の
一端には、後述するカム部材40のローラカム41が当
接する突起部23を有している。また、ホルダ14は、
装置本体12との間に張設された引張りコイルバネ24
によって、常時は閉じる方向、すなわちカム部材40に
当接する方向に付勢されている。なお、上記引張りコイ
ルバネ24が、本発明における第1弾性手段を構成して
いる。
【0031】再び図1、2を参照すると、ホルダ14の
裏面には、ホルダ14に保持されるフェルール21の軸
心と平行な支軸25を介して、T字形をなすレバー26
の一端26aが回動可能に取付けられている。レバー2
6の別の端部26bに設けたピン36と、ホルダ14と
の間には引張りコイルバネ27が連結され、レバー26
を常時図1における時計回り方向に回動付勢している。
なお、上記引張りコイルバネ27が、本発明における第
2弾性手段を構成している。
【0032】切断刃28は、前記レバー26の更に別の
端部26cに一側部を軸32によって枢支されたコ字状
の枠体29と、この枠体29内に配置されてフェルール
21の軸心に対して直角な支軸31(図2参照)を介し
て枢支された刃本体30とで構成されている。そして、
ホルダ14に内接されたボールプランジャ33が刃本体
30の裏面に当接し、刃本体30の刃先30aが、光フ
ァイバ20のフェルール21の端面に近接した基部に当
接するように付勢している。
【0033】更に、ホルダ14には、支軸34を介し
て、一対のバネ片35a、35bを有する開きバネ35
が取付けられ、一方のバネ片35aは切断刃28の枠体
29の背面に当接し、もう一方のバネ片35bはホルダ
14の段部14aに当接して、切断刃28の刃本体30
の刃先30aが、光ファイバ20に圧接されるようにし
ている。上記開きバネ35が、本発明における第3弾性
手段を構成している。
【0034】なお、図3に示すように、刃本体30の裏
面の刃先30aに近接した部分30bは、フェルール2
1の端面と平行な面Pに沿って面取りされた形状をな
し、刃先30aがフェルール21の端面に接触して、刃
先30aやフェルール21が損傷するのを防止してい
る。
【0035】図8、9に示すように、カム部材40は、
装置本体12との間に介装された圧縮コイルバネ42に
よって、図9中の矢印B方向に付勢されている。また、
カム部材40には、そのスライドをガイドするガイド棒
43が取付けられ、このガイド棒43が装置本体12の
ガイド孔44に挿入されている。更に、カム部材40に
は爪片45が取付けられ、カム部材40を圧縮コイルバ
ネ42に抗して図9中の矢印C方向にスライドさせる
と、この爪片45が図1におけるピン36に係合して、
レバー26を図1中の矢印A方向に回動させるようにな
っている。
【0036】そして、カム部材40を圧縮コイルバネ4
2に抗して図9中の矢印C方向にスライドさせて押し込
み、カム部材40のローラカム41がホルダ14の突起
23を乗り越えた状態にすると、図10に示すように、
ホルダ14の支軸13に対向する方向の辺部が下方に沈
んで、フェルール20がやや矢印D方向に傾いた状態と
なる。なお、図12は、このときの状態を示す断面図で
あり、図10におけるD方向が図12のD方向に一致す
る。
【0037】更に、カム部材40を図9中の矢印C方向
にスライドさせて完全に押し込んだ後、圧縮コイルバネ
42の付勢力によって矢印B方向に戻るようにスライド
させて、カム部材40のローラカム41がホルダ14の
突起23に乗り上げた状態にすると、図11に示すよう
に、ホルダ14の支軸13に対向する方向の辺部が上方
に持ち上がって、フェルール20が上記とは反対の矢印
E方向に傾いた状態となる。なお、図13は、このとき
の状態を示す断面図であり、図11におけるE方向が図
13のE方向に一致する。
【0038】再び図8、9を参照すると、クランプ16
は、ガイド溝15に挿入された基部50と、この基部5
0に支軸52を介して回動可能に取付けられたレバー5
1とを有しており、基部50の先端部50aと、レバー
51の先端部51aとがクランプ部を構成している。ま
た、基部50とレバー51との間に介装された圧縮コイ
ルバネ53によって、レバー51は、上記クランプ部が
常時閉じる方向に付勢されている。
【0039】更に、基部50の後端部には、引張りコイ
ルバネ54の一端54aが挿入固着されており、引張り
コイルバネ54の他端54bは、装置本体12のガイド
溝15内壁に固着されている。その結果、クランプ16
は、引張りコイルバネ54によって、常時後方(図9の
下方)に引張られている。
【0040】上記クランプ16の基部50の下辺と、ガ
イド溝15の底壁との間には、細長い棒状の可動部材6
0が配設され、可動部材60とガイド溝15の底壁との
間に介装された複数の圧縮コイルバネ61によって、常
時クランプ16に当接するように付勢されている。ま
た、可動部材60の後部には、クランプ16のレバー5
1方向に突出する突起62が形成されており、その内部
に形成されたガイド孔63には、ガイド溝15の底壁か
ら突設されたガイド棒64が挿入され、可動部材60を
図9の矢印E、F方向に可動できるように支持してい
る。
【0041】また、可動部材60の先端部近傍の装置本
体12には、支軸71を介して叩き棒70が回動可能に
装着されており、叩き棒70の一端と装置本体12との
間に張設された引張りコイルバネ72によって、叩き棒
70は、図9中の想像線で示すように回動する方向に付
勢されている。この叩き棒70は、引張りコイルバネ7
2に抗して、可動部材60の長手方向に沿って伸びるよ
うに回動させたとき、可動部材60の先端部60aに係
合して、その回動位置に保持されるようになっている。
【0042】この係合は、可動部材60が図9の矢印F
方向に移動するとき解除されて、引張りコイルバネ72
の付勢力で叩き棒70が図9中想像線で示す位置に回動
し、クランプ16の先端部50a、51aに保持されて
いた切断除去された光ファイバを、クランプ16の基部
50に形成された図示しない切りくず収容孔部に叩き落
とすようになっている。
【0043】次に、上記構成からなる光ファイバ切断装
置を用いた本発明の光ファイバ切断方法の一実施例を説
明する。
【0044】まず、光ファイバ20をフェルール21に
挿入して保持させ、光ファイバ20の先端部がフェルー
ル21の端面からやや突出した状態とする。このような
フェルール21としては、公知の各種のものが使用可能
であるが、例えば本出願人による特願平6−32997
9号に記載されたものなどが好ましく採用される。この
フェルールは、断面が半円状をなす一対の中空部材で光
ファイバを挟持させ、これらの中空部材の外周を筒状の
ホルダで押圧して、光ファイバを中空部材を介して挟圧
保持するようにしたものである。
【0045】こうして光ファイバ20をフェルール21
に保持させた後、フェルール21をホルダ14の保持孔
22に挿入し、フェルール21の端面を保持孔22の爪
部22aに係合保持させる。
【0046】次に、クランプ16のレバー51を圧縮コ
イルバネ53に抗して押し下げ、クランプ16の先端部
50a、51aを開かせた後、その状態でクランプ16
を引張りコイルバネ54に抗してガイド溝15に沿って
ホルダ14方向にスライドさせる。すると、図9の想像
線で示す位置にあった叩き棒70は、クランプ16の先
端部に押されて、引張りコイルバネ72に抗して図9の
実線で示す位置に回動する。このとき、レバー51が可
動部材60の突起62を押し下げ、可動部材60の先端
部60aが叩き棒70の基部に干渉しない位置に下げら
れているので、叩き棒70の回動が可能となる。
【0047】この状態で、フェルール21の端面から突
出する光ファイバ20の先端部を上記クランプ16の先
端部50a、50bの間に挿入し、レバー51を解放し
て圧縮コイルバネ53の付勢力によりレバー51を元の
位置に戻すと、光ファイバ20の突出部は、クランプ1
6の先端部50a、51aに挟持される。また、クラン
プ16は、引張りコイルバネ54によって後方に引き戻
され、光ファイバ20を引張って光ファイバ20に張力
を与える。更に、レバー51が元の位置に戻ると、可動
部材61が圧縮コイルバネ61の付勢力によって元の位
置に戻り、叩き棒70の基部が可動部材60の先端部6
0aに係合して、叩き棒70は図9の実線で示される状
態に保持される。
【0048】次に、カム部材40を圧縮コイルバネ42
に抗して図9の矢印C方向に押し込んでいく。カム部材
40のローラカム41がホルダ14の突起23を乗り越
えたところで、ホルダ14は、図10に示すように、支
軸13に対向する辺部が下方に沈んで傾いた状態とな
る。その結果、図12に示すように、フェルール21が
図中D方向に傾くので、一端をフェルール21に保持さ
れ、他端をクランプ16に保持されて引張られた光ファ
イバ20が屈曲し、その屈曲部の内側の基部に切断刃2
8の刃本体30の刃先30aが当接した状態となる。
【0049】上記の状態で、カム部材40を更に押し込
むと、カム部材40に設けられた爪片45(図9参照)
が、レバー26のピン36(図1参照)に係合し、レバ
ー26を図1中の矢印A方向に回動させる。このとき、
切断刃28の刃本体30の刃先30aは、開きバネ35
の付勢力によって、光ファイバ20に圧接される。ま
た、刃本体30の刃先30aは、ボールプランジャ33
によって、光ファイバ20のフェルール21の端面に近
接した位置に圧接されるようになっている。
【0050】レバー26が矢印A方向に回動するに従っ
て、切断刃28の刃本体30の刃先30aは、図4〜6
に示すような態様で光ファイバ20の外周に沿って円弧
状に移動し、光ファイバ20の外周に円弧状の切り込み
を形成する。その結果、光ファイバ20には、図7に示
すように、円弧状の切り込み20aが形成される。この
切り込み20aは、図12における光ファイバ20の屈
曲した内側に形成されるので、この時点で光ファイバ2
0が切断されることはない。
【0051】こうしてカム部材40を押し込んだ後、カ
ム部材40から手を離すと、圧縮コイルバネ42の反発
力によって、カム部材40が図9の矢印B方向に移動し
て元の位置に戻り始める。カム部材40が戻る途中で、
カム部材40のローラカム41がホルダ14の突起23
に乗り上げる(正確にはローラカム41が突起23を押
し上げる)ため、図11に示すように、ホルダ14の支
軸13に対向する辺部が上方に押し上げられて、ホルダ
14は傾斜した状態になる。
【0052】その結果、図13に示すように、フェルー
ル21が図中E方向に傾くので、一端をフェルール21
に保持され、他端をクランプ16に保持されて引張られ
た光ファイバ20が、図12のときとは反対方向に、す
なわち光ファイバ20に形成された円弧状の切り込み2
0aが開く方向に屈曲するので、光ファイバ20の円弧
状の切り込み20aに沿って一気に破断面が走って光フ
ァイバ20が切断(破断)される。
【0053】このように、円弧状の切り込み20aに沿
って光ファイバ20が切断(破断)されるので、その切
断面は、後の研摩を必要としない程度に平滑で、かつ光
ファイバ20の軸心に対して垂直な面となる。その結
果、光ファイバ20どうし、あるいは光ファイバ20と
発光、受光素子等とを光コネクタ等を介して接続すると
きの光損失を少なくすることができる。
【0054】こうして光ファイバを切断すると、クラン
プ16は、引張りコイルバネ54の付勢力で後方に引き
戻される。この状態で、クランプ16のレバー51を圧
縮コイルバネ53に抗して押し下げると、クランプ16
の先端部50a、51aが開き、それと共に、レバー5
1によって突起62が押されて可動部材60が図9の矢
印F方向に移動する。その結果、可動部材60の先端部
60aと叩き棒70の基部との係合が外れ、叩き棒70
が引張りコイルバネ72の付勢力で図9の想像線で示す
位置に回動し、クランプ16の先端部50a、51aに
保持されていた光ファイバ20の切りくずとなる端部
を、クランプ16の図示しない切りくず収容孔部に叩き
落とす。
【0055】以上の操作を繰返すことにより、フェルー
ル21に保持された光ファイバ20の突出端部を簡単な
操作で迅速に切断することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバに引張り力を付与しながらフェルールの軸心
を傾斜させることによって光ファイバを屈曲させ、この
屈曲部の内側方向から光ファイバの突出部の基部外周に
沿って、切断刃を円弧状に移動させることにより円弧状
の切り込みを入れた後、フェルールの軸心を前記とは反
対方向に傾斜させて、光ファイバを前記とは反対方向に
屈曲させることにより、前記切り込みを開くように光フ
ァイバを屈曲させて一気に切断(破断)させるようにし
たので、切断後に研摩の必要がない程度に平滑で、しか
も光ファイバの軸心に対して垂直な切断面となるように
切断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバ切断装置の一実施例に
おけるホルダと切断刃の駆動機構とを示すホルダの裏面
側から見た平面図である。
【図2】同実施例におけるホルダと切断刃の駆動機構と
を示す側面断面図である。
【図3】同実施例における切断刃の刃先形状を拡大して
示す説明図である。
【図4】同実施例における切断刃による光ファイバの切
り込み開始状態を示す説明図である。
【図5】同実施例における切断刃による光ファイバの切
り込み途中の状態を示す説明図である。
【図6】同実施例における切断刃による光ファイバの切
り込み終了状態を示す説明図である。
【図7】同実施例における光ファイバの切り込み形状を
示す断面図である。
【図8】同実施例の光ファイバ切断装置全体を示す斜視
図である。
【図9】同実施例の光ファイバ切断装置全体を示す縦断
面図である。
【図10】同実施例の光ファイバ切断装置により光ファ
イバに切り込みを入れるときのホルダの傾斜状態を示す
斜視図である。
【図11】同実施例の光ファイバ切断装置により光ファ
イバを反対方向に屈曲させるときのホルダの傾斜状態を
示す斜視図である。
【図12】同実施例の光ファイバ切断装置により光ファ
イバに切り込みを入れるときの光ファイバの屈曲状態を
示す部分断面図である。
【図13】同実施例の光ファイバ切断装置により光ファ
イバを反対方向に屈曲させて光ファイバを切断する状態
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
11 光ファイバ切断装置 12 装置本体 13 支軸 14 ホルダ 15 ガイド溝 16 クランプ 20 光ファイバ 21 フェルール 22 保持孔 22a 爪部 23 突起 24 引張りコイルバネ(第1弾性手段) 25 支軸 26 レバー 27 引張りコイルバネ(第2弾性手段) 28 切断刃 29 枠体 30 刃本体 30a 刃先 31 支軸 32 支軸 33 ボールプランジャ 35 開きバネ(第3弾性手段) 36 ピン 40 カム部材 41 ローラカム 42 圧縮コイルバネ 43 ガイド棒 50 基部 51 レバー 52 支軸 53 圧縮コイルバネ 54 引張りコイルバネ 60 可動部材 60a 先端部 61 圧縮コイルバネ 62 突起 70 叩き棒 71 支軸 72 引張りコイルバネ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(20)をフェルール(2
    1)に挿通保持させ、フェルール(21)の端面から所
    定長さ突出した状態にした後、光ファイバ(20)の突
    出部をフェルール(21)の端面に沿って切断する方法
    において、 前記フェルール(21)と前記光ファイバ(20)の突
    出部とをそれぞれ保持して前記光ファイバ(20)に引
    張り力を付与し、 前記光ファイバ(20)の引張り方向に対して前記フェ
    ルール(21)の軸心を傾斜させることにより、前記光
    ファイバ(20)の突出部を前記フェルール(21)の
    軸心に対して屈曲させ、 この屈曲部の内側方向から前記光ファイバ(20)の突
    出部の基部外周に沿って円弧状の切り込み(20a)を
    入れ、 その後、前記光ファイバ(20)の引張り方向に対して
    前記フェルール(21)の軸心を前記とは逆方向に傾斜
    させて、前記光ファイバ(20)の突出部を前記フェル
    ール(21)の軸心に対して前記とは逆方向に屈曲させ
    ることにより、光ファイバ(20)を前記フェルール
    (21)の端面に沿って切断することを特徴とする光フ
    ァイバ切断方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバ(20)をフェルール(2
    1)に挿通保持させ、フェルール(21)の端面から所
    定長さ突出した状態にした後、光ファイバ(20)の突
    出部をフェルール(21)の端面に沿って切断する装置
    において、 装置本体(12)に対して傾動可能に支持されて、前記
    フェルール(21)を着脱可能に保持するホルダ(1
    4)と、 前記フェルール(21)の端面から突出する光ファイバ
    (20)の突出部を保持し、光ファイバ(20)に引張
    り力を付与するクランプ(16)と、 前記ホルダ(14)に取付けられ、前記光ファイバ(2
    0)の突出部の基部外周に沿って、刃(30a)を当接
    させながら円弧状に移動する切断刃(28)とを備えて
    いることを特徴とする光ファイバ切断装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ(14)は、前記フェルール
    (21)を係合させて保持する保持孔(22)を有し、
    この保持孔(22)に保持された前記フェルール(2
    1)の軸心に対して直交する支軸(13)によって前記
    装置本体(12)に対して傾動可能に支持され、第1弾
    性手段(24)によって所定の方向に回動付勢された板
    状部材からなり、この板状部材の前記回動付勢方向にカ
    ム部材(40)が当接していて、このカム部材(40)
    を動かすことによって前記ホルダ(14)が傾動動作す
    るようになっている請求項2記載の光ファイバ切断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ(14)には、前記フェルー
    ル(21)の軸心と平行な支軸(25)によって枢支さ
    れ、第2弾性手段(27)によって所定の方向に回動付
    勢されたレバー(26)が設けられ、このレバー(2
    6)の先端に前記切断刃(28)の一側部が枢着されて
    おり、かつ、前記切断刃(28)を前記光ファイバ(2
    0)の突出部の基部外周に圧接させる第3弾性手段(3
    5)が設けられており、前記レバー(26)を前記第2
    弾性手段(27)に抗して回動させることによって、前
    記切断刃(28)が前記光ファイバ(20)の突出部の
    基部外周に沿って、刃(30a)を当接させながら円弧
    状に移動するようになっている請求項2又は3記載の光
    ファイバ切断装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の前記レバー(26)が、
    請求項3記載の前記カム部材(40)に連動し、前記カ
    ム部材(40)を動かすことによって、前記ホルダ(1
    4)を所定方向に傾斜させて前記光ファイバ(20)の
    突出部を所定方向に屈曲させる動作と、前記光ファイバ
    (20)の屈曲部の内側方向から前記切断刃(28)を
    当接させながら円弧状に移動させる動作と、前記ホルダ
    (14)を前記とは反対方向に傾斜させて前記光ファイ
    バ(20)を前記とは反対方向に屈曲させる動作とを連
    続して行えるように構成されている請求項4記載の光フ
    ァイバ切断装置。
  6. 【請求項6】 前記切断刃(28)は、前記レバー(2
    6)に一側部を枢着されたコ字状の枠体(29)と、こ
    の枠体(29)内に配置されて前記フェルール(21)
    の軸心に対して直角な支軸(31)を介して枢支された
    刃本体(30)とを有し、前記ホルダ(14)と前記刃
    本体(30)との間に弾性押圧手段(33)が介在され
    ていて、刃本体(30)の刃先(30a)が前記フェル
    ール(21)の端面に近接した前記光ファイバ(20)
    の突出部外周に当接するように付勢されている請求項3
    〜5のいずれか1つに記載の光ファイバ切断装置。
  7. 【請求項7】 前記刃本体(30)の刃先(30a)
    が、前記フェルール(21)の端面と平行な平面に沿っ
    て面取りされた形状をなしている請求項6記載の光ファ
    イバ切断装置。
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