JPH09310528A - 車両定位置案内装置 - Google Patents

車両定位置案内装置

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JPH09310528A
JPH09310528A JP12586296A JP12586296A JPH09310528A JP H09310528 A JPH09310528 A JP H09310528A JP 12586296 A JP12586296 A JP 12586296A JP 12586296 A JP12586296 A JP 12586296A JP H09310528 A JPH09310528 A JP H09310528A
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JP
Japan
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vehicle
entry
fixed position
approaching
car
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JP12586296A
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English (en)
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Hiroyuki Tominaga
浩之 冨永
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備のタイプの相違や規模の大小に関わりな
く車両を乗入れ領域の定位置に正確に案内停止する。 【解決手段】 昇降口6の車両進入限度位置6a手前に
設けた光電スイッチ21で進入車両Cの前端を検知す
る。昇降口6の車両進入限度位置6a前方に設けた表示
パネル10から光電スイッチ21の検知信号に基づき進
入車両Cの運転者Mに停止指示を出す。昇降口6の車両
進入限度位置6a前方の車両進入方向と直交する幅方向
中央に設けた上下方向に延びるポール19を運転者Mが
視認し、進入車両Cを昇降口6の幅方向中央に誘導する
とともに進入方向の距離を把握する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両を駐車
場に入庫する際、入庫車両を車両乗入れ部の乗入れ領域
の定位置に案内して停止させる車両定位置案内装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、機械式駐車設備において車両を
入庫する場合、建物内部の車両乗入れ部で待機中のケー
ジやパレットに対し運転者が車両を運転して乗り入れて
いる。この場合、駐車装置を駆動させて車両を格納する
際に、進入車両が建物内部の構築物等に干渉しないよう
に該進入車両を車両乗入れ部の乗入れ領域(ケージやパ
レット)の正規の位置(定位置)に乗り入れる必要があ
る。
【0003】この車両乗入れ部に対し車両を乗り入れる
やり方としては、車両乗入れ部の乗入れ領域前方にミラ
ーを配置し、運転者が該ミラーに写った進入車両を見な
がら該進入車両を運転して乗入れ領域に乗り入れること
が通常よく行われている。
【0004】しかし、このやり方では、運転者は乗入れ
領域の車両進入方向と直交する幅方向の位置をミラーに
よって正確に視認することができるものの、車両進入方
向の位置はミラー越しに視認するため距離感を掴み難く
正確には視認し辛い。
【0005】このようなことは、何も大規模な駐車設備
に限らず、一般家庭の駐車場の場合であっても同じこと
であり、さらには、車体重量、車高及び車幅寸法等を計
測する場合にも同じことが言える。
【0006】そこで、車両乗入れ部の乗入れ領域上方に
テレビカメラを、車両進入方向前方にモニターテレビを
それぞれ設置し、該モニターテレビにより上記乗入れ領
域と共に進入車両の画像を表示することにより、運転者
がモニターテレビに表示された自分の進入車両の画像を
平面視しながら運転し、進入車両を乗入れ領域の定位置
に正確に案内して停止させるようにした車両定位置案内
装置を本出願人は先に出願している(特開平6−193
305号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の先願
に係る車両定位置案内装置は、テレビカメラが車両乗入
れ部の乗入れ領域上方に設置されているため、乗入れ領
域上方が昇降路や装置類の駆動領域である場合にはテレ
ビカメラが邪魔になるので採用できない。
【0008】また、テレビカメラやモニターテレビを必
要とするため、設備費用が嵩み、大規模な設備でないと
採算が合わない。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、設備のタイプの相違や
規模の大小に関わりなく車両を乗入れ領域の定位置に正
確に案内停止できる車両定位置案内装置を安価に提供し
ようとすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、車両誘導目印兼障害物を車両乗入れ領域
前方に設けたことを特徴とする。
【0011】具体的には、本発明は、車両を乗入れ領域
の定位置に案内して停止させる車両定位置案内装置を対
象とし、次のような解決手段を講じた。
【0012】すなわち、本発明の第1の解決手段は、進
入車両の前端を検知する車両前端検知手段を上記乗入れ
領域の車両進入限度位置手前に該車両進入限度位置に接
近して設ける。さらに、停止指示手段を上記乗入れ領域
の車両進入限度位置前方に設け、該停止指示手段によ
り、上記車両前端検知手段の検知信号に基づき進入車両
の運転者に停止指示を出す。また、上下方向に延びる視
覚誘導手段を上記乗入れ領域の車両進入限度位置前方の
車両進入方向と直交する幅方向中央に設け、該視覚誘導
手段により、進入車両を上記乗入れ領域の幅方向中央に
誘導するとともに、車両進入方向の距離を把握すべく運
転者が視認するようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、視覚誘導手段として、上方から垂れ下がっ
たポールを採用したことを特徴とする。
【0014】本発明の第3の解決手段は、第1の解決手
段において、視覚誘導手段として、床面に立設されたポ
ールを採用したことを特徴とする。
【0015】本発明の第4の解決手段は、第2又は第3
の解決手段において、ポールを車両進入限度位置に接近
して設ける。この際、該ポールを進入車両の接触により
車両進入方向に傾倒可能にしたことを特徴とする。
【0016】上記の構成により、本発明の第1〜4の解
決手段では、運転者は視覚誘導手段(ポール)を視認し
ながら車両を運転して乗入れ領域に進入する。この際、
上記視覚誘導手段が車両誘導目印となり、該視覚誘導手
段に車両の車幅方向中心を合わせて進入しようとする心
理が運転者に働き、その結果、進入車両が乗入れ領域に
対し車両進入方向と直交する幅方向中央に誘導されて乗
入れ領域に正確に位置付けられる。
【0017】さらに、進入車両が視覚誘導手段に近づく
に従い、該視覚誘導手段が運転者の目前に立ちはだかっ
て障害物となり、車両進入方向の距離把握目印となって
視覚誘導手段と車両前端との距離が実際にはかなり余裕
があっても、運転者には視覚誘導手段があたかも目前に
迫ったかのように見えるため、車速を減速しようとする
心理が運転者に働き、進入車両は微速前進となる。この
微速前進状態において、車両前端検知手段が進入車両の
前端を検知すると、この検知信号が停止指示手段に出力
され、該停止指示手段が運転者に停止指示を出し、運転
者は進入車両を完全に停止する。このように、微速前進
状態で進入車両を停止するため、上記停止指示手段の停
止指示が出てから進入車両が停止するまでの間に進入車
両が移動する距離が極めて短くなり、進入車両が乗入れ
領域から前方にはみ出すことなく乗入れ領域に正確に位
置付けられる。
【0018】また、視覚誘導手段、車両前端検知手段及
び停止指示手段は、乗入れ領域の車両進入方向前方に設
けられて乗入れ領域上方にはないことから、乗入れ領域
上方が昇降路や装置類の駆動領域である場合においても
邪魔にならず、何等差し支えなく採用できる。
【0019】さらに、視覚誘導手段は、運転者が車両誘
導目印兼障害物として視認できるものであればよく、高
価なテレビカメラやモニターテレビが不要で設備費用が
それほど掛からず、設備が小規模であっても採算が合
い、乗入れ領域前方のミラーを省略することも可能とな
る。
【0020】特に、第4の解決手段では、進入車両が前
進し過ぎて乗入れ領域の車両進入限度位置を越え視覚誘
導手段としてのポールに接触すると、該ポールは車両進
入方向に押されて傾倒するので、進入車両は衝撃が緩和
されて損傷しない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1〜3は、車両Cをパ
レットPごと地下の車両駐車部に格納する大規模の地下
立体駐車設備の車両乗入れ部2を示し、該車両乗入れ部
2には入庫口と出庫口とを兼ねる入出庫口3が形成さ
れ、該入出庫口3には扉4が上下方向に開閉可能に設け
られている。上記入出庫口3のフロア5には、上記車両
駐車部と車両乗入れ部2とを連絡する矩形の昇降口6が
形成され、該昇降口6には、入庫に備えて空パレットP
が図示しないリフトによって上昇待機しており、入庫車
両Cはこの上昇待機中のパレットPに乗り入れるように
なっている。つまり、上記昇降口6は、入庫車両(進入
車両)Cを乗り入れる乗入れ領域を構成している。
【0023】上記車両乗入れ部2の昇降口6(乗入れ領
域)の車両進入限度位置6a(昇降口6の前側開口辺)
前方には、門形の枠体7が上記車両進入限度位置6aに
接近して立設され、該枠体7は左右両側の縦枠8,8
と、該両縦枠8,8の上端を橋絡する横枠9とで構成さ
れている。
【0024】図4〜7に示すように、上記枠体7の横枠
9の前面は、停止指示手段としてのアクリル板からなる
表示パネル10で構成され、該表示パネル10には、
「もう少し前へ」、「停止」、「もう少し後へ」、「も
う少し右へ」、「もう少し左へ」、「ブレーキを引きド
アを閉めて降りて下さい」等のメッセージが表示されて
いる。また、上記表示パネル10の背面側つまり横枠9
内部には、複数個(図6に2個表れる)の電球11,1
1,…が配置され、該各電球11を後述する光電スイッ
チ21の検知信号に基づき点滅させて進入車両Cの運転
者Mに停止指示を出し、進入車両Cを昇降口6で上昇待
機中の空パレットPの定位置に案内するようになってい
る。
【0025】上記枠体7の各縦枠8は、支持装置12に
よってフロア5に鉛直に支持されている。該支持装置1
2は、固定プレート13と、該固定プレート13にヒン
ジ14によって起伏可能に連結された可動プレート15
とを備えてなり、上記固定プレート13には4個の取付
孔13a,13a,…が形成され、該各取付孔13aに
ボルト16を挿入して締め付けることにより、固定プレ
ート13をフロア5に固定するようになっている。
【0026】上記可動プレート15は、2つの鉛直プレ
ート部15a,15aと、該両鉛直プレート部15a,
15aの上端に連結された水平プレート部15bとから
なり、上記2つの鉛直プレート部15a,15aには取
付孔15cが4個ずつ形成されている。
【0027】また、上記固定プレート13にはコイルス
プリング17の下端が連結されているとともに、上記可
動プレート15の水平プレート部15bには上記コイル
スプリング17の上端が連結され、上記可動プレート1
5は、常時はコイルスプリング17のばね力によって図
7実線のように起立する一方、外力が作用するとコイル
スプリング17のばね力に抗して図7仮想線のように傾
倒するようになっている。
【0028】さらに、上記可動プレート15には、上記
各縦枠8の下端が上方から外嵌めされ、両鉛直プレート
部15a,15aの各取付孔15cと各縦枠8の下端に
形成された取付孔8aにボルト18を挿入して締め付け
ることにより、上記各縦枠8が各可動プレート15にボ
ルト18によって連結されている。したがって、枠体7
は、両側の支持装置12,12の各コイルスプリング1
7のばね力によって図6実線のように鉛直姿勢が保持さ
れている一方、運転者Mのハンドル操作ミスによって進
入車両Cが各縦枠8に接触すると、各コイルスプリング
17のばね力に抗してヒンジ14を支点として図6仮想
線のように車両進入方向に傾倒するようになっている。
【0029】本発明の特徴として、上記枠体7の横枠9
には、上下方向に延びる視覚誘導手段としてのポール1
9が上方から垂れ下がって車両進入限度位置6aに接近
して取り付けられている。その取付け位置は、上記昇降
口6の車両進入限度位置6a前方の車両進入方向と直交
する幅方向中央であり、上記ポール19の上端が横枠9
下面の取付片9aに軸20によって揺動自在に取り付け
られている。このポール19は、進入車両Cを上記昇降
口6で上昇待機中の空パレットPの幅方向中央に誘導す
べく運転者が視認するためのものであり、常時は図6実
線のように自重によって鉛直に垂れ下がっているが、運
転者Mのハンドル操作ミスによって進入車両Cが接触す
ると、軸20を支点として揺動して図6仮想線のように
車両進入方向に傾倒するようになっている。また、この
ポール19が傾倒したことを図示しないマイクロスイッ
チ等の検知センサーで検知し、この検知信号を図示しな
い制御装置に入力して上記各電球11を点滅させ、上記
表示パネル10に「停止」のメッセージを点灯させた
後、「もう少し後へ」のメッセージを点灯させ、これに
より、進入車両Cを車両進入限度内に戻すべく運転者M
に後退指示を出すようになっている。
【0030】上記昇降口6の車両進入限度位置6a手前
には、車両前端検知手段としての光電スイッチ21が上
記車両進入限度位置6aに接近して設置され、その光軸
21aを進入車両Cの前端が遮ることにより進入車両C
の前端を検知し、この検知信号を図示しない制御装置に
入力して上記各電球11を点滅させ、表示パネル10の
「停止」を点灯させて進入車両Cがそれ以上進入しない
ように運転者Mに停止指示を出すようになっている。
【0031】また、上記光電スイッチ21の前方には、
オーバーラン表示用の光電スイッチ22が設置され、そ
の光軸22aを進入車両Cの前端が遮ることにより進入
車両Cの前端を検知し、この検知信号を制御装置に入力
して上記各電球11を点滅させ、表示パネル10に「停
止」のメッセージを点灯させた後、「もう少し後へ」の
メッセージを点灯させ、これにより、進入車両Cを車両
進入限度内に戻すべく運転者Mに後退指示を出すように
なっている。
【0032】したがって、上記表示パネル10、ポール
19及び光電スイッチ21,22により、進入車両Cを
昇降口6で昇降待機中の空パレットPの定位置に案内し
て停止させる本発明の実施の形態1に係る車両定位置案
内装置23が構成されている。
【0033】このように、本例では、車両乗入れ部2に
車両定位置案内装置23を設置していることから、車両
Cを運転して車両乗入れ部2に入った運転者Mは、ポー
ル19が真正面に目に入り、乗入れ領域である昇降口6
で昇降待機中の空パレットPに進入する際、このポール
19を視認しながらつまり車両誘導目印として進入車両
Cを運転することができる。したがって、運転者Mには
ポール19に進入車両Cの車幅方向中心を合わせて進入
しようとする心理が働くので、進入車両Cを昇降口6で
昇降待機中の空パレットPに対し車両進入方向と直交す
る幅方向中央に誘導できて上記空パレットPに正確に位
置付けることができる。
【0034】さらに、上記進入車両Cがポール19に近
づくに従い、該ポール19が運転者Mの目前に立ちはだ
かって障害物となることから、ポール19が車両進入方
向の距離把握目印となり、運転者Mには、ポール19と
進入車両C前端との距離が実際にはかなり余裕があって
も、ポール19があたかも目前に迫ったかのように見
え、よって危機感を持った運転者Mの減速運転により進
入車両Cを微速前進させることができる。また、この微
速前進する進入車両Cの前端を光電スイッチ21で検知
し、この検知信号に基づき表示パネル10から出された
停止指示に運転者Mが従うことにより、進入車両Cを完
全に停止することができる。したがって、微速前進状態
から停止するまでの間の進入車両Cの移動距離を極めて
短くすることができ、進入車両Cを車両進入限度位置6
aから前方にはみ出すことなく昇降口6で上昇待機中の
空パレットPに正確に位置付けることができる。
【0035】また、上記車両定位置案内装置23を昇降
口6の車両進入方向前方に設置していることから、乗入
れ領域上方が昇降路や装置類の駆動領域である場合にお
いても邪魔することがなく、車両定位置案内装置23を
何等差し支えなく採用することができる。
【0036】さらに、ポール19を枠体7に垂れ下がら
せるだけなので、高価なテレビカメラやモニターテレビ
を用いずに済み設備費用がそれほど掛からず、小規模の
設備でも採用することができ、また、乗入れ領域前方の
ミラーを省略することも可能である。
【0037】加えて、進入車両Cが前進し過ぎて昇降口
6の車両進入限度位置6aを越えポール19に接触して
も、該ポール19が進入車両C前端で車両進入方向に押
されて傾倒するので、進入車両Cの衝撃を緩和してその
損傷を回避することができる。
【0038】(実施の形態2)図8及び図9は本発明の
実施の形態2に係る車両定位置案内装置23が適用され
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部2を示す。本例で
は、実施の形態1とは逆に、昇降口6の車両進入限度位
置6a前方の車両進入方向と直交する幅方向中央に、視
覚誘導手段としてのポール24を支持機能を損なわない
程度に適度に弾性を有する支持部材25を介してフロア
5に上記車両進入限度位置6aに接近して立設したもの
である。
【0039】また、表示パネル10は上記ポール24の
上端に取り付けてあり、進入車両Cの進入状態に応じた
メッセージを表示するようになっている。そのほかは、
実施の形態1と同一に構成されているので、同一の構成
部分については同一の符号を付してその詳細な説明は省
略する。
【0040】したがって、本例では、実施の形態1と同
様の作用効果を奏することができるものである。加え
て、本例では、実施の形態1の如き枠体7を設置せずに
ポール24を配置できるので、構造がシンプルで安価に
製作することができる。
【0041】なお、上記各実施の形態では、パレットP
の形状として車両の進入を案内する凹凸を有するものを
図示したが、本発明の視覚誘導手段によれば、このよう
な凹凸のない平面形状の単純なパレットであっても容易
に乗入れ領域の定位置に正確に案内停止できるものであ
る。
【0042】また、上記の各実施の形態では、車両定位
置案内装置23を大規模の地下立体駐車設備に適用した
場合を示したが、これに限らず、一般家庭用の小規模の
駐車装置、あるいは車体重量、車高及び車幅寸法等を計
測する計測装置に適用することもできるものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両乗入れ部の車両進入方向前方に視覚誘導手段を設
け、運転者の心理を利用することにより、つまり進入初
期は視覚誘導手段を車両誘導目印として利用するととも
に、視覚誘導手段に近づくに従いそれを障害物として、
すなわち車両進入方向の距離把握目印として利用するこ
とにより、車両を乗入れ領域の定位置に精度良く案内し
て停止させることができる。また、車両定位置案内装置
を乗入れ領域の車両進入方向前方に設けて乗入れ領域上
方を空けたので、乗入れ領域上方が昇降路や装置類の駆
動領域である場合においても何等差し支えなく採用でき
る。さらに、視覚誘導手段は、運転者が車両誘導目印兼
障害物として視認できるものであればよく、高価なテレ
ビカメラやモニターテレビが不要で設備費用がそれほど
掛からず、また乗入れ領域前方のミラーの省略も可能と
なる等、設備が小規模であっても十分に採算が合うもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る車両定位置案内装置を備え
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部の斜視図である。
【図2】実施の形態1に係る車両定位置案内装置を備え
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部の側面図である。
【図3】実施の形態1に係る車両定位置案内装置を備え
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部の平面図である。
【図4】実施の形態1に係る車両定位置案内装置の正面
図である。
【図5】実施の形態1に係る車両定位置案内装置の平面
図である。
【図6】実施の形態1に係る車両定位置案内装置の側面
図である。
【図7】図4のA部を拡大して示す分解斜視図である。
【図8】実施の形態2に係る車両定位置案内装置を備え
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部の斜視図である。
【図9】実施の形態2に係る車両定位置案内装置を備え
た地下立体駐車設備の車両乗入れ部の平面図である。
【符号の説明】
6 昇降口(乗入れ領域) 6a 車両進入限度位置 10 案内板(停止指示手段) 19 ポール(視覚誘導手段) 21 光電スイッチ(車両前端検知手段) 23 車両定位置案内装置 24 ポール(視覚誘導手段) C 進入車両 M 運転者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を乗入れ領域の定位置に案内して停
    止させる車両定位置案内装置であって、 上記乗入れ領域の車両進入限度位置手前に該車両進入限
    度位置に接近して設けられ、進入車両の前端を検知する
    車両前端検知手段と、 上記乗入れ領域の車両進入限度位置前方に設けられ、上
    記車両前端検知手段の検知信号に基づき進入車両の運転
    者に停止指示を出す停止指示手段と、 上記乗入れ領域の車両進入限度位置前方の車両進入方向
    と直交する幅方向中央に設けられ、進入車両を上記乗入
    れ領域の幅方向中央に誘導するとともに、車両進入方向
    の距離を把握すべく運転者が視認する上下方向に延びる
    視覚誘導手段とを備えたことを特徴とする車両定位置案
    内装置。
  2. 【請求項2】 視覚誘導手段は、上方から垂れ下がった
    ポールからなることを特徴とする請求項1記載の車両定
    位置案内装置。
  3. 【請求項3】 視覚誘導手段は、床面に立設されたポー
    ルからなることを特徴とする請求項1記載の車両定位置
    案内装置。
  4. 【請求項4】 ポールは、車両進入限度位置に接近して
    設けられ、進入車両の接触により車両進入方向に傾倒可
    能になっていることを特徴とする請求項2又は3記載の
    車両定位置案内装置。
JP12586296A 1996-05-21 1996-05-21 車両定位置案内装置 Withdrawn JPH09310528A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105370077A (zh) * 2015-11-30 2016-03-02 安徽鸿杰威尔停车设备有限公司 语音引导停车\报警\报故障装置
CN109751954A (zh) * 2018-12-18 2019-05-14 涟源钢铁集团有限公司 铁水罐计量定位系统及铁水输运生产线

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