JPH09310515A - 視聴覚ブース - Google Patents

視聴覚ブース

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JPH09310515A
JPH09310515A JP12565596A JP12565596A JPH09310515A JP H09310515 A JPH09310515 A JP H09310515A JP 12565596 A JP12565596 A JP 12565596A JP 12565596 A JP12565596 A JP 12565596A JP H09310515 A JPH09310515 A JP H09310515A
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JP
Japan
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booth
audiovisual
sound
panel
ceiling plate
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JP12565596A
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Yuji Yoshida
裕司 吉田
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に圧迫感を与えることがなく、しかも
音声がブース外に洩れるのを効果的に防止することがで
き、さらに視聴覚機器のレイアウト変更等に伴って、天
井板の配置を容易に変更しうるようにする。 【解決手段】 出入口2を残して四周をパネル1により
囲繞した視聴覚空間A内の一部に視聴覚機器を配設し、
前記空間A内においてオーディオビジュアル鑑賞を行な
うようにした視聴覚ブースにおいて、パネル囲繞体Bの
上端開口部に、一部を残して、他部を遮音性の天井板1
2で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視聴覚ブースの特
に天井部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図書館等において、図3に示すよ
うな視聴覚ブースを設けることが多くなっている。この
視聴覚ブースは、出入口(2)を残して四周を遮音性のパ
ネル(1)により囲繞した視聴覚空間(A)内の一側部に椅
子(4)を、また他側部に視聴覚機器(5)をそれぞれ配設
し、この視聴覚空間(A)内において、他人に邪魔される
ことなく、オーディオビジュアル鑑賞を行うことができ
るようになっている。
【0003】(3)は四隅の支柱、(6)は、任意のパネル
(1)の内面に設けた視聴覚機器(5)の操作盤である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の視聴覚ブース
においては、視聴覚空間(A)を囲むパネル囲繞体(B)の
上端開口部を開放しておくと、視聴覚機器(5)の音声が
ブース外にもれ、視聴覚効果が低下するとともに、ブー
ス外の人にとっては騒音となる。
【0005】また、パネル囲繞体(B)の上端を天井板に
より完全に覆うと、使用者に圧迫感を与えるとともに、
万一の火災時に、スプリンクラーの消火水がブース内に
届かなくなり、好ましくない等の問題点がある。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、使用者に圧迫感を与えることがなく、
しかも音声がブース外に洩れるのを効果的に防止するこ
とができ、さらに視聴覚機器のレイアウト変更等に伴っ
て、天井板の配置を容易に変更しうるとともに、天井部
分の組立ての容易な視聴覚ブースを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。
【0008】(1) 出入口を残して四周をパネルにより
囲繞した視聴覚空間内の一部に視聴覚機器を配設し、前
記空間内においてオーディオビジュアル鑑賞を行なうよ
うにした視聴覚ブースにおいて、パネル囲繞体の上端開
口部に、一部を残して、他部を遮音性の天井板で覆う。
【0009】(2) 上記(1)項において、パネル囲繞体
の上端開口部における中央部を除く両側部のみを、遮音
性の天井板で覆う。
【0010】(3) 上記(1)または(2)項において、パ
ネル囲繞体の上端に枠材を設け、該枠材内に任意の数の
桁材を架設し、該桁材により仕切られた枠材内の複数の
空間の一部をそのままとして、他部に天井体を嵌設す
る。
【0011】(4) 上記(3)項において、枠材及び桁材
を上向きコ字形材により形成し、その側面に、内部に遮
音材を充填した天井板をなす中空箱体の側面を当接させ
て、適所をねじ止めする。
【0012】(5) 上記(3)または(4)項において、桁
材により仕切られた枠材内の複数の空間の形状及び寸法
を同一とし、そのいずれかに、天井板を選択的に取付け
する。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施例を略示
するもので、(1)は上記同様の遮音性(または吸音性)の
パネル、(2)は出入口、(7)は、上記支柱(3)と同構成
でそれより若干長寸とした支柱で、上端はパネル(1)よ
り若干上方に突出している。なお本図においては、椅子
と視聴覚器具と操作器は図示を省略した。
【0014】図1に示すように、各パネル(1)の上端面
における四隅の支柱(7)の上端部間には、上向きコ字形
材よりなる枠材(8)の下面がねじ止めされ、開口する上
面には、帯板状のカバー(9)がねじ止めされて閉塞され
ている。
【0015】前後の枠材(8)の対向面中間部要所には、
前後方向を向く2本の桁材(10)が、両端に設けた閉塞片
(10a)をねじ止めすることにより架設され、上面は枠材
(8)と同様にカバー(11)により閉塞されている。
【0016】前後の枠材(8)の間における、左方の枠材
(8)と左方の桁材(10)との間、および右方の枠材(8)と
右方の桁材(10)との間には、パネル(1)に類似する天井
板(12)が嵌合され、周面が各枠材(8)及び桁材(10)の側
面にねじ止めされ、天井板(12)は、角皿状のパネル本体
(13)にガラスクロス等の遮音材(または吸音材)(図示
略)を充填して、上面に上板(14)をねじ止めして形成さ
れ、両桁材(10)間には開口部(15)が形成されている。
【0017】枠材(8)及び桁材(10)、並びに天井板(12)
は、いずれも本体を所定の個所に取り付けた後、それぞ
れの上面にカバー(9)(11)及び上板(14)をねじ止めす
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1〜5記載の発明によると、天井の一部が
開口しているので、換気は良好で、視聴者は圧迫感を感
じることはなく、また開口部以外の天井は閉塞されてい
るので、騒音の出入れは著しく低下し、十分な音響効
果、及びブース外への防音効果が得られる。
【0019】また、スプリンクラーの直下にブースの天
井板の開口が位置するようにすれば、万一に火災時に、
スプリンクラーの消火水がブース内に届くので、防火上
の安全性が高い。
【0020】(b) 請求項2の発明のような構成とすれ
ば、パネル囲繞体の上端開口部の両側部が閉塞されるの
で、ブース外への騒音防止効果が最も大である。
【0021】(c) 請求項3〜5記載のような構成とす
れば、桁材により仕切られた空間内に天井板を嵌合し
て、天井板を簡単に組み付けることができる。
【0022】(d) 請求項4載の発明のような構成とす
れば、枠材及び桁材により、天井板の下面をパネルの上
端に一致させることができるので、天井板の内部に遮音
材(または吸音材)を充填することにより、天井板の厚さ
が大となったとしても、圧迫感が増すことはない。すな
わち、パネルの上部内面に天井板の端面を直接固着する
場合には、天井板の下面が天井板の厚さ分だけ下がる
が、本発明のような構成とすれば、そのようなことはな
い。
【0023】(e) 請求項5記載のような構成とすれ
ば、室内におけるブース自体のレイアウト変更、特にス
プリンクラーに対する位置の変更や、ブース内における
視聴覚機器のレイアウト変更等に伴って、天井における
天井板により閉塞する部分を容易に変更することがで
き、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブースの要部の拡大分解斜視
図である。
【図2】本発明を適用したブースの一部省略斜視図であ
る。
【図3】従来のブースの平面図である。
【符号の説明】
(A)視聴覚空間 (B)パネル囲繞体 (1)パネル (2)出入口 (3)支柱 (4)椅子 (5)視聴覚機器 (6)操作盤 (7)支柱 (8)枠材 (9)カバー (10)桁材 (10a)閉塞板 (11)カバー (12)天井板 (13)パネル本体 (14)上板 (15)開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入口を残して四周をパネルにより囲繞
    した視聴覚空間内の一部に視聴覚機器を配設し、前記空
    間内においてオーディオビジュアル鑑賞を行なうように
    した視聴覚ブースにおいて、 パネル囲繞体の上端開口部に、一部を残して、他部を遮
    音性の天井板で覆ったことを特徴とする視聴覚ブース。
  2. 【請求項2】 パネル囲繞体の上端開口部における中央
    部を除く両側部のみを、遮音性の天井板で覆った請求項
    1記載の視聴覚ブース。
  3. 【請求項3】 パネル囲繞体の上端に枠材を設け、該枠
    材内に任意の数の桁材を架設し、該桁材により仕切られ
    た枠材内の複数の空間の一部をそのままとして、他部に
    天井体を嵌設した請求項1または2記載の視聴覚ブー
    ス。
  4. 【請求項4】 枠材及び桁材を上向きコ字形材により形
    成し、その側面に、内部に遮音材を充填した天井板をな
    す中空箱体の側面を当接させて、適所をねじ止めした請
    求項3記載の視聴覚ブース。
  5. 【請求項5】 桁材により仕切られた枠材内の複数の空
    間の形状及び寸法を同一とし、そのいずれかに、天井板
    を選択的に取付けうるようにした請求項3または4記載
    の視聴覚ブース。
JP8125655A 1996-05-21 1996-05-21 視聴覚ブース Expired - Lifetime JP2789451B2 (ja)

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