JPH0930901A - 抗菌性吸水剤 - Google Patents
抗菌性吸水剤Info
- Publication number
- JPH0930901A JPH0930901A JP20532495A JP20532495A JPH0930901A JP H0930901 A JPH0930901 A JP H0930901A JP 20532495 A JP20532495 A JP 20532495A JP 20532495 A JP20532495 A JP 20532495A JP H0930901 A JPH0930901 A JP H0930901A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- water
- absorbing agent
- agent
- water absorbent
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- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水、水溶液或いは懸濁液を吸水固化し、その
結果生成された固形物の腐敗、黴の発生及び臭気の発生
を防止し得る抗菌性吸水剤を提供する。 【構成】 デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、安
息香酸ナトリウム及び無機銀粉末からなる抗菌剤グルー
プの内から、少なくとも一種の抗菌剤を、重量比０．１
乃至２０パーセントの割合で、高吸水性樹脂粉末に混入
させる。
結果生成された固形物の腐敗、黴の発生及び臭気の発生
を防止し得る抗菌性吸水剤を提供する。 【構成】 デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、安
息香酸ナトリウム及び無機銀粉末からなる抗菌剤グルー
プの内から、少なくとも一種の抗菌剤を、重量比０．１
乃至２０パーセントの割合で、高吸水性樹脂粉末に混入
させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、水分を吸水して
固化する吸水剤に係り、特に、抗菌性薬剤を混入した抗
菌性吸水剤に関する。
固化する吸水剤に係り、特に、抗菌性薬剤を混入した抗
菌性吸水剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】澱粉系、セルロース系、或いは合成ポリ
マー系等の高分子電解質を原料とする樹脂は高い吸水力
を示し、特に、アクリル酸ソーダ系、澱粉／アクリル酸
系の高吸水樹脂の中には、吸水量が樹脂の乾燥重量１グ
ラムあたり約１，０００グラムと非常に大きな値を示す
ものがある。
マー系等の高分子電解質を原料とする樹脂は高い吸水力
を示し、特に、アクリル酸ソーダ系、澱粉／アクリル酸
系の高吸水樹脂の中には、吸水量が樹脂の乾燥重量１グ
ラムあたり約１，０００グラムと非常に大きな値を示す
ものがある。
【０００３】しかして、ゼリー状に固化したヒドロゲル
は圧力が掛かっても、一旦吸収した水の大部分を保持で
きるので、土木建築関係業界においては結露防止剤、泥
土固化剤或いはシーリング剤として、また、衛生関係業
界においては、生理用ナプキン、紙おむつ、廃液固化
剤、或いは糞尿処理剤として広く使用されている。
は圧力が掛かっても、一旦吸収した水の大部分を保持で
きるので、土木建築関係業界においては結露防止剤、泥
土固化剤或いはシーリング剤として、また、衛生関係業
界においては、生理用ナプキン、紙おむつ、廃液固化
剤、或いは糞尿処理剤として広く使用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た吸水剤は、それ自体化学的に安定しており、毒性は無
いものの、微生物に対する抗菌力を有していないため、
吸水固化されたものは、大気中に浮遊している微生物の
付着や処理対象液体にもともと含まれていた微生物が繁
殖して腐敗し易かったり、黴が発生しやすく、従って臭
気を発生し易い。
た吸水剤は、それ自体化学的に安定しており、毒性は無
いものの、微生物に対する抗菌力を有していないため、
吸水固化されたものは、大気中に浮遊している微生物の
付着や処理対象液体にもともと含まれていた微生物が繁
殖して腐敗し易かったり、黴が発生しやすく、従って臭
気を発生し易い。
【０００５】特に、衛生用品に使用されたものは、吸水
固化後不浄なものとして屋外等特に風通しの悪く環境の
悪い場所に放置される場合が多く、上記した腐敗や臭気
発生が著しいという問題がある。
固化後不浄なものとして屋外等特に風通しの悪く環境の
悪い場所に放置される場合が多く、上記した腐敗や臭気
発生が著しいという問題がある。
【０００６】この発明は、上記した不都合を解消し、衛
生的かつ快適な生活環境を維持する為に、吸水固化した
ものの腐敗の防止、或いは黴や臭気の発生を防止できる
吸水剤を提供することを目的としている。
生的かつ快適な生活環境を維持する為に、吸水固化した
ものの腐敗の防止、或いは黴や臭気の発生を防止できる
吸水剤を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１に記載の発明は、デヒドロ酢酸、デヒドロ
酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム及び無機銀粉末か
らなる抗菌剤グループの内から、少なくとも一種の抗菌
剤を、重量比０．１乃至２０パーセントの割合で、高吸
水性樹脂粉末に混入させたことを特徴としている。
め、請求項１に記載の発明は、デヒドロ酢酸、デヒドロ
酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム及び無機銀粉末か
らなる抗菌剤グループの内から、少なくとも一種の抗菌
剤を、重量比０．１乃至２０パーセントの割合で、高吸
水性樹脂粉末に混入させたことを特徴としている。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明による抗菌性吸水剤は、
デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナト
リウム及び無機銀粉末からなる抗菌剤グループの内か
ら、１種類或いは２種類以上の抗菌剤を、重量比０．１
乃至２０パーセントの割合で、例えばポリアクリル酸ソ
ーダ等の粉末状の吸水剤に混入してなる。
デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナト
リウム及び無機銀粉末からなる抗菌剤グループの内か
ら、１種類或いは２種類以上の抗菌剤を、重量比０．１
乃至２０パーセントの割合で、例えばポリアクリル酸ソ
ーダ等の粉末状の吸水剤に混入してなる。
【０００９】ここで、抗菌剤の混入比率を重量比０．１
パーセント以上としたのは、重量比が０．１パーセント
以下だと抗菌力が弱く、処理対象液中の微生物の初期量
が多い場合には抗菌効果が期待できないためである。
パーセント以上としたのは、重量比が０．１パーセント
以下だと抗菌力が弱く、処理対象液中の微生物の初期量
が多い場合には抗菌効果が期待できないためである。
【００１０】また、重量比が０．１パーセントよりも小
さいと、高吸水性樹脂粉末に混入したときに、抗菌剤が
高吸水性樹脂粉末の各所に満遍なく散在させることが困
難となる恐れが生じるためである。
さいと、高吸水性樹脂粉末に混入したときに、抗菌剤が
高吸水性樹脂粉末の各所に満遍なく散在させることが困
難となる恐れが生じるためである。
【００１１】一方、抗菌剤の重量比が２０パーセントよ
りも大きいと、抗菌効果は充分期待できるが、抗菌剤が
高価なため、この発明による抗菌性吸水剤が高価なもの
になる。
りも大きいと、抗菌効果は充分期待できるが、抗菌剤が
高価なため、この発明による抗菌性吸水剤が高価なもの
になる。
【００１２】そして、通常の組成におけるこの発明によ
る抗菌性吸水剤は、白色の粉末体である。
る抗菌性吸水剤は、白色の粉末体である。
【００１３】この発明による抗菌性吸水剤は、特に衛生
関係の処理剤として使用することにより、その効果を発
揮する。
関係の処理剤として使用することにより、その効果を発
揮する。
【００１４】例えば、自動販売機により販売され、中身
を飲用した後の飲料缶を収納する廃棄缶容器、或いは廃
棄缶袋中に、予め、或いは収納途中において、この抗菌
性吸水剤を数グラム投入する。
を飲用した後の飲料缶を収納する廃棄缶容器、或いは廃
棄缶袋中に、予め、或いは収納途中において、この抗菌
性吸水剤を数グラム投入する。
【００１５】通常、飲料缶の廃棄缶容器中の底部には、
飲料缶内の飲み残しの飲料が缶から洩れ出て溜まるが、
この発明による抗菌性吸水剤が存在していると、その第
１成分である高吸水性樹脂粉末が、先ず処理対象となる
水、水溶液或いは懸濁液中の水分と接触して水分を吸収
し、これをヒドロゲルとしてゼリー状に固化させる。
飲料缶内の飲み残しの飲料が缶から洩れ出て溜まるが、
この発明による抗菌性吸水剤が存在していると、その第
１成分である高吸水性樹脂粉末が、先ず処理対象となる
水、水溶液或いは懸濁液中の水分と接触して水分を吸収
し、これをヒドロゲルとしてゼリー状に固化させる。
【００１６】生成されたヒドロゲルの中には、抗菌性吸
水剤中の第２成分である抗菌剤が有効な状態のまま散在
しており、この抗菌剤が、大気中に浮遊していて後にヒ
ドロゲルに付着した微生物や、処理対象液がもともと含
んでいた微生物の繁殖を押えると共に、臭気の発生をも
抑制する。
水剤中の第２成分である抗菌剤が有効な状態のまま散在
しており、この抗菌剤が、大気中に浮遊していて後にヒ
ドロゲルに付着した微生物や、処理対象液がもともと含
んでいた微生物の繁殖を押えると共に、臭気の発生をも
抑制する。
【００１７】上記したように、廃棄缶の容器或いは袋の
内に生成されたヒドロゲルはほぼ個体として扱うことが
できるので、廃却の為の輸送の際液が洩れること無く、
取り扱い易いという利点もある。
内に生成されたヒドロゲルはほぼ個体として扱うことが
できるので、廃却の為の輸送の際液が洩れること無く、
取り扱い易いという利点もある。
【００１８】また、この発明による抗菌性吸水剤を簡易
トイレや携帯トイレに使用前、或いは使用後に投入する
ことにより、排便後の糞尿が固化し、その表面がヒドロ
ゲルによって覆われると共に、悪臭を放つ物質を生成す
る細菌類が死滅する為、悪臭の発生を防止できて快適な
環境を維持することができる。
トイレや携帯トイレに使用前、或いは使用後に投入する
ことにより、排便後の糞尿が固化し、その表面がヒドロ
ゲルによって覆われると共に、悪臭を放つ物質を生成す
る細菌類が死滅する為、悪臭の発生を防止できて快適な
環境を維持することができる。
【００１９】また、便器中に蓄積された糞尿は通常の無
臭の個体と同様に取り扱えるので、便器の運搬や清掃作
業が非常に容易になる。
臭の個体と同様に取り扱えるので、便器の運搬や清掃作
業が非常に容易になる。
【００２０】
【実施例】次に、この発明による抗菌性吸水剤の抗菌効
果試験の結果を表１に示す。
果試験の結果を表１に示す。
【００２１】
【表１】
【００２２】この抗菌効果試験は、業務用のプラスチッ
ク製のゴミ袋中に３グラムの抗菌性吸水剤を入れ、大腸
菌を１ｍｌ（ミリリットル）あたり４×１０5 個を有す
る液体（４×１０5 個／ｍｌ）１００ｍｌを添加して行
った。
ク製のゴミ袋中に３グラムの抗菌性吸水剤を入れ、大腸
菌を１ｍｌ（ミリリットル）あたり４×１０5 個を有す
る液体（４×１０5 個／ｍｌ）１００ｍｌを添加して行
った。
【００２３】吸水固化後、ヒドロゲルからサンプル３個
を採取し、これらをそれぞれ摂氏３７度の孵卵器中で２
４時間から７２時間培養後、ヒドロゲルを寒天平板に塗
布し、更に培養してそのコロニーの数から菌数を測定し
た。表１から明らかなように、コロニーの発生は認めら
れなかった。
を採取し、これらをそれぞれ摂氏３７度の孵卵器中で２
４時間から７２時間培養後、ヒドロゲルを寒天平板に塗
布し、更に培養してそのコロニーの数から菌数を測定し
た。表１から明らかなように、コロニーの発生は認めら
れなかった。
【００２４】尚、この実験に用いた抗菌性吸水剤の組成
は、デヒドロ酢酸が重量比で５パーセント、デヒドロ酢
酸ナトリウムが同５パーセント、残部（重量比で９０パ
ーセント）がポリアクリル酸ソーダであった。
は、デヒドロ酢酸が重量比で５パーセント、デヒドロ酢
酸ナトリウムが同５パーセント、残部（重量比で９０パ
ーセント）がポリアクリル酸ソーダであった。
【００２５】この発明による抗菌性吸水剤は、顕著な消
臭機能を有し、その一実験結果を表２に示す。
臭機能を有し、その一実験結果を表２に示す。
【００２６】
【表２】
【００２７】この消臭効果試験は、業務用のプラスチッ
ク製のゴミ袋中に３グラムの抗菌性吸水剤を入れ、初期
濃度１００ｐｐｍ（１０-6）の臭気物質（アンモニア、
硫化水素及びトリメチルアミン）の水溶液１００ｍｌづ
つ（合計３００ｍｌ）を投入し、固化後のヒドロゲルの
臭気濃度を一定時間経過後検知管で測定した。
ク製のゴミ袋中に３グラムの抗菌性吸水剤を入れ、初期
濃度１００ｐｐｍ（１０-6）の臭気物質（アンモニア、
硫化水素及びトリメチルアミン）の水溶液１００ｍｌづ
つ（合計３００ｍｌ）を投入し、固化後のヒドロゲルの
臭気濃度を一定時間経過後検知管で測定した。
【００２８】表２から明らかなように、１０分経過後に
は臭気濃度は初期濃度の１／１５〜１／２０程度に下が
り、３０分経過後では完全に臭気が消失した。
は臭気濃度は初期濃度の１／１５〜１／２０程度に下が
り、３０分経過後では完全に臭気が消失した。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、高吸水性樹脂粉末中に抗菌剤を混入させたので、
従来の高吸水性樹脂には存在しなかった腐敗防止効果や
脱臭効果を付加することができ、吸水剤の新たな用途を
開発できる、という優れた効果を奏する。
明は、高吸水性樹脂粉末中に抗菌剤を混入させたので、
従来の高吸水性樹脂には存在しなかった腐敗防止効果や
脱臭効果を付加することができ、吸水剤の新たな用途を
開発できる、という優れた効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０８Ｋ 5/098 Ｃ０８Ｋ 5/098 Ｃ０８Ｌ 101/14 ＬＴＢ Ｃ０８Ｌ 101/14 ＬＴＢ
Claims (1)
- 【請求項１】 デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウ
ム、安息香酸ナトリウム及び無機銀粉末からなる抗菌剤
グループの内から、少なくとも一種の抗菌剤を、重量比
０．１乃至２０パーセントの割合で、高吸水性樹脂粉末
に混入させたことを特徴とする抗菌性吸水剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532495A JPH0930901A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 抗菌性吸水剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532495A JPH0930901A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 抗菌性吸水剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930901A true JPH0930901A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16505057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20532495A Pending JPH0930901A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 抗菌性吸水剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930901A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7312268B2 (en) * | 2001-06-29 | 2007-12-25 | Stockhausen Gmbh | Water-absorbent carboxyl-containing polymers with low monomer content |
| CN111117127A (zh) * | 2019-09-10 | 2020-05-08 | 北京乾源风电科技有限公司 | 一种无源除湿器及吸水片的制作方法 |
| KR20210038314A (ko) * | 2019-09-30 | 2021-04-07 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 및 이의 제조 방법 |
| WO2021066338A1 (ko) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 및 이의 제조 방법 |
| CN114080426A (zh) * | 2019-07-05 | 2022-02-22 | 住友精化株式会社 | 颗粒状吸水性树脂组合物 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP20532495A patent/JPH0930901A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7312268B2 (en) * | 2001-06-29 | 2007-12-25 | Stockhausen Gmbh | Water-absorbent carboxyl-containing polymers with low monomer content |
| CN114080426A (zh) * | 2019-07-05 | 2022-02-22 | 住友精化株式会社 | 颗粒状吸水性树脂组合物 |
| CN111117127A (zh) * | 2019-09-10 | 2020-05-08 | 北京乾源风电科技有限公司 | 一种无源除湿器及吸水片的制作方法 |
| KR20210038314A (ko) * | 2019-09-30 | 2021-04-07 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 및 이의 제조 방법 |
| WO2021066338A1 (ko) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 주식회사 엘지화학 | 고흡수성 수지 및 이의 제조 방법 |
| CN113544196A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-10-22 | 株式会社Lg化学 | 超吸收性聚合物及其制备方法 |
| JP2022509877A (ja) * | 2019-09-30 | 2022-01-24 | エルジー・ケム・リミテッド | 高吸水性樹脂およびその製造方法 |
| EP3919551A4 (en) * | 2019-09-30 | 2022-06-01 | Lg Chem, Ltd. | SUPERABSORBENT POLYMER AND METHOD FOR PREPARING IT |
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