JPH09308762A - 遊技機のコネクタ接続機構 - Google Patents

遊技機のコネクタ接続機構

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JPH09308762A
JPH09308762A JP12988296A JP12988296A JPH09308762A JP H09308762 A JPH09308762 A JP H09308762A JP 12988296 A JP12988296 A JP 12988296A JP 12988296 A JP12988296 A JP 12988296A JP H09308762 A JPH09308762 A JP H09308762A
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弘一 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機本体側のコネクタと上皿ユニット側の
コネクタを容易に接続でき、しかも開閉しても接続状態
が維持され、更に容易に接続を解除できる遊技機のコネ
クタ接続機構を提供すること。 【解決手段】 遊技機貸出装置から延び出したケーブル
16の先端に取り付けられた基板16aを基板挟持部1
7に挟持させ、雄型コネクタ18とする。続いて、上皿
装着部材12のガイドレール13、13に上皿ユニット
本体20の差込みレール24、24をスライドさせて差
し込む。すると、上皿ユニット本体20の雌型コネクタ
23に上皿装着部材12の雄型コネクタ18が差し込ま
れて接続状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機本体側に設
けた第1情報機器の第1コネクタと上皿ユニット側に設
けた第2情報機器の第2コネクタとを接続するための遊
技機のコネクタ接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパチンコ機等の遊技機とし
て、遊技機本体側に遊技球貸出装置を設け、上皿ユニッ
ト側にこの遊技球貸出装置の操作パネルを設けたものが
知られている。
【0003】例えば、特開平7−8622号には、図7
に示すような遊技機が開示されている。この遊技機にお
いて、遊技者は、有価データが記録されたカード(例え
ばプリペイドカード)を遊技球貸出装置111のカード
出入口111cに挿入する。すると、遊技球貸出装置1
11は、挿入されたカードの有価データを読み取り、読
み取ったデータをケーブルを介して上皿ユニット107
に設けた操作パネルの表示装置129に送信する。する
と、操作パネルの表示装置129はその有価データを表
示する。
【0004】かかる特開平7−8622号の遊技機で
は、遊技球貸出装置111から延び出したケーブルの先
端に設けた第1コネクタ118を遊技機本体102に固
定し、操作パネルから延び出したケーブルの先端に設け
た第2コネクタ123を上皿ユニット107に固定し
て、上皿ユニット107を開放したときには両コネクタ
118、123の接続が解除され、上皿ユニット107
を閉じたときには両コネクタ118、123が接続され
るように構成されている。また、上皿ユニット107を
開放したときに両コネクタ118、123の接続が解除
されると操作パネルの表示装置129の表示が消えてし
まうことに鑑み、上皿ユニット107を開放したときに
は太陽電池により操作パネルに電力を供給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−8622号の遊技機では、上皿ユニット107を閉
じたときに上皿ユニット107側の第2コネクタ123
が遊技機本体2側の第1コネクタ118に差し込まれて
接続されるため、接続作業が簡易であるという利点はあ
るものの、操作パネルに電力を供給する太陽電池を設け
る必要があるため、その分コストや組付けの手間がかか
るという問題があった。
【0006】また、遊技機本体102の第1コネクタ1
18と上皿ユニット107の第2コネクタ123との位
置関係は精度よく定められているものではない。例え
ば、金枠が外枠である木製枠に歪んでビス止めされてい
たり、上皿ユニット107の開閉支軸に余裕が大きくと
ってあったりしたときには、上皿ユニット107が所定
位置よりもずれて取り付けられているため、上皿ユニッ
ト107を閉じただけでは、第2コネクタ123が遊技
機本体102の第1コネクタ118に差し込まれないこ
とがあった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、遊技機本体側のコネクタと上皿ユニット側のコネク
タを容易に接続でき、しかも開閉しても接続状態が維持
され、更に容易に接続を解除できる遊技機のコネクタ接
続機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、請求項1記載の遊技機のコネクタ接続
機構は、遊技機本体に揺動可能に取り付けられた上皿装
着部材と、前記遊技機本体側に設けられた第1情報機器
と、前記第1情報機器から延びる第1ケーブルの先端に
設けられ、前記上皿装着部材に支持された第1コネクタ
と、前記上皿装着部材に装着されることにより前記遊技
機本体に開閉可能となる上皿ユニット本体と、前記上皿
ユニット本体に設けられた第2情報機器と前記第2情報
機器から延びる第2ケーブルの先端に設けられ、前記上
皿ユニット本体に支持された第2コネクタとを備え、前
記上皿ユニット本体を前記上皿装着部材に装着すると、
前記第1コネクタと前記第2コネクタが接続状態になる
ことを特徴とする。
【0009】請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構
では、上皿装着部材は、例えばヒンジ又は蝶番を介して
遊技機本体に揺動可能に取り付けられている。ここで、
遊技機本体とは、遊技機のうちガラス枠や上皿ユニット
等の開閉可能な部材を除いた部分、即ち遊技機設置島に
固定されている部分をいう。遊技機本体に設けられた第
1情報機器は、例えば遊技球貸出装置等であり、信号の
送受信を行うための第1ケーブルを備えている。この第
1ケーブルの先端に設けた第1コネクタは、上皿装着部
材に支持されている。
【0010】一方、上皿ユニット本体は、それ自身の部
品によっては遊技機本体に取り付けられているのではな
く、上皿装着部材に装着されることにより上皿装着部材
を介して遊技機本体に開閉可能に取り付けられるもので
ある。この上皿ユニット本体に設けられた第2情報機器
は、例えばLCDを備えた表示装置等であり、信号の送
受信を行うための第2ケーブルを備えている。この第2
ケーブルの先端に設けた第2コネクタは、上皿ユニット
本体に支持されている。
【0011】そして、上皿ユニット本体を上皿装着部材
に装着すると、上皿ユニット本体は上皿装着部材を介し
て遊技機本体に対して開閉可能な状態に取り付けられ、
且つ、第1コネクタと第2コネクタが接続状態になる。
かかる請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構によれ
ば、上皿ユニット本体を上皿装着部材に装着するだけで
両コネクタを接続できるため、両コネクタの接続作業が
容易である。また、この状態で上皿ユニット本体を開閉
しても、上皿装着部材に装着されている以上、両コネク
タの接続状態は維持される。更に、上皿ユニット本体と
上皿装着部材との装着を解除すれば、両コネクタの接続
を容易に解除できる。
【0012】ここで、上記遊技機の接続機構において、
請求項2に記載したように、上皿ユニット本体は、両コ
ネクタの差し込み方向に沿ってスライドさせることによ
り上皿装着部材に装着されるように構成してもよい。こ
の場合、両コネクタの差し込み方向と上皿ユニット本体
を上皿装着部材に装着する方向が一致しているため、両
コネクタの接続が一層容易となり、また、両コネクタの
接続解除も一層容易になる。
【0013】一方、請求項3記載の遊技機のコネクタ接
続機構は、遊技機本体に揺動可能に取り付けられ、その
揺動可能な範囲が規制された揺動体と、前記遊技機本体
側に設けられた第1情報機器と、前記第1情報機器から
延びる第1ケーブルの先端に設けられ、前記揺動体に支
持された第1コネクタと、前記遊技機本体に開閉可能に
取り付けられた上皿ユニットと、前記上皿ユニットに設
けられた第2情報機器と前記第2情報機器から延びる第
2ケーブルの先端に設けられ、前記上皿ユニットに支持
された第2コネクタとを備え、前記揺動体は、前記遊技
機本体と前記上皿ユニットとの間に配置されると共に前
記上皿ユニットとは独立して揺動可能であり、前記第1
コネクタと前記第2コネクタは、前記上皿ユニットを閉
じることにより接続され、前記上皿ユニットを閉じた位
置から所定角度開いた位置まで接続状態が維持され、前
記上皿ユニットを所定角度以上開くと接続状態が解除さ
れることを特徴とする。
【0014】かかる請求項2記載の遊技機のコネクタ接
続機構によれば、上皿ユニットを閉じるだけで両コネク
タを接続できるため、両コネクタの接続作業が容易であ
る。また、上皿ユニットを所定角度開いた位置まで接続
状態が維持されるため、第1情報機器と第2情報機器の
電気的な接続は維持される。更に、上皿ユニットを所定
角度以上開くだけで、両コネクタの接続を容易に解除で
きる。
【0015】かかる遊技機のコネクタ接続機構におい
て、請求項4に記載したように、前記第1コネクタと前
記第2コネクタとを接続又は接続解除する際、前記第1
コネクタは前記揺動体に対して変位可能であるか又は前
記第2コネクタは前記上皿ユニットに対して変位可能と
することが好ましい。ここで、第1コネクタと第2コネ
クタを接続するときの差込み方向や接続解除するときの
引抜き方向は直線状であるのに対して、第1コネクタを
支持する揺動体や第2コネクタを支持する上皿ユニット
が揺動するときの軌道は円弧状である。このため、この
ままでは上皿ユニットの開閉操作によって第1コネクタ
と第2コネクタの接続や接続解除を行うことが困難であ
る。従って、請求項4ではこの点に鑑み、第1コネクタ
と第2コネクタを接続又は接続解除する際に、第1コネ
クタは揺動体に対して変位可能であるか又は第2コネク
タは上皿ユニットに対して変位可能であるとし、これに
より、揺動体や上皿ユニットの揺動にかかわらず、第1
コネクタと第2コネクタは直線状に差込みや引き抜きが
可能となるようにしたのである。この結果、上皿ユニッ
トの開閉操作によって両コネクタの接続や接続解除を容
易に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、
下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の
技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはい
うまでもない。 [第1実施例]図1は第1実施例の遊技機の外観斜視
図、図2は電気的接続を表す概略ブロック図、図3は上
皿ユニットの組立斜視図、図4は上皿ユニットの斜視図
である。
【0017】本実施例の遊技機1は、図1に示すよう
に、遊技盤(図示略)を有する前枠4を備えた遊技機本
体2と、この前枠4に開閉可能に取り付けられたガラス
枠5と、ガラス枠5の下方において前枠4に開閉可能に
取り付けられた上皿ユニット7と、この上皿ユニット7
の下方において前枠4に取り付けられ、上皿21から溢
れた遊技球が集合させられる受け皿8と、この受け皿8
の側部に設けられ、遊技球の発射の勢いを調整する操作
ダイヤル10と、遊技機本体2の側部に併設され、プリ
ペイドカードにより遊技球の貸し出しを行う遊技球貸出
装置11(第1発明の第1情報機器)とによって概略構
成されている。
【0018】遊技球貸出装置11は、カードリーダ・ラ
イタ11aやカード排出機構11bなどを備えている
(図2参照)。遊技球貸出装置11の前面にはカード出
入口11cが形成され、このカード出入口11cから挿
入されたプリペイドカードは遊技球貸出装置11の内部
に設けられているカードリーダ・ライタ11aへ送り込
まれる。カードリーダ・ライタ11aはプリペイドカー
ドに書き込まれた有価データを読み出したり、プリペイ
ドカードに書き込まれた有価データを変更したりするも
のである。また、カードリーダ・ライタ11aに送り込
まれたプリペイドカードは、カード排出機構11bによ
ってカード出入口11cから排出される。
【0019】本発明の特徴の1つである上皿ユニット7
は、図3及び図4に示すように、上皿装着部材12と上
皿ユニット本体20から構成される。上皿装着部材12
は、略コ字状であり、そのうち上辺と下辺にはガイドレ
ール13、13が形成され、このガイドレール13、1
3の先端側には突片14、14が形成されている。ま
た、垂直方向に延びる垂辺には、遊技機本体2の前枠4
に回動可能に取り付けるためのヒンジ15が設けられて
いる。更に、この垂辺には、遊技球貸出装置11から延
びるケーブル16(第1発明の第1ケーブル)の先端に
設けた基板16aを挟み込むための基板挟持部17が設
けられている。そして、基板挟持部17は基板16aを
挟み込むことにより雄型コネクタ18(第1発明の第1
コネクタ)を形成している。
【0020】上皿ユニット本体20は、上皿21、操作
パネル22、雌型コネクタ23、差込みレール24、遊
技球案内部25などを備えている。上皿21は、図1に
示すように、上皿ユニット本体20の表側に設けられて
いる。この上皿21は、遊技球を発射装置(図示せず)
へ供給するためのものである。
【0021】操作パネル22は、図1に示すように、上
皿ユニット本体20の表側に設けられている。この操作
パネル22は、遊技球貸出装置11を操作するためのも
のであり、遊技球の貸し出しを受けるための玉貸ボタン
26と、遊技を終えて遊技球貸出装置11のカード出入
口11cからプリペイドカードを排出させるための清算
ボタン27と、貸し出し可能な状態を表示するための表
示ランプ28と、プリペイドカードの有価データの情報
を表示するためのLCDを有する表示装置29(第1発
明の第2情報機器)とを備えている。
【0022】雌型コネクタ23(第1発明の第2コネク
タ)は、図2に示すように、操作パネル22の玉貸ボタ
ン26に連結された玉貸スイッチ26a、清算ボタン2
7に連結された清算スイッチ27a、表示ランプ28、
表示装置29からそれぞれ延び出したケーブル30(第
1発明の第2ケーブル)の先端に取り付けられている。
この雌型コネクタ23は、図3に示すように、上皿ユニ
ット本体20に設けた開口31を通じて、上皿ユニット
本体20の裏側に固定されている。
【0023】差込みレール24、24は、図3に示すよ
うに、上皿ユニット本体20の裏側の上辺及び下辺に設
けられ、上皿装着部材12に設けたガイドレール13、
13に対してスライド操作により差し込まれるように形
成されている。この差込みレール24、24の基端側に
は、ガイドレール13、13に設けた突片14、14と
係止可能な係止孔32a、32aを備えた爪部32、3
2が設けられている。爪部32、32は、板バネ状に形
成され、常には差込みレール24、24に接触する方向
に付勢されている。
【0024】遊技球案内部25は、図3に示すように、
上皿ユニット本体20の裏側に設けられ、上皿21へ遊
技球を導くためのものである。尚、雄型コネクタ18を
雌型コネクタ23に差込む(又は引抜く)方向は、ガイ
ドレール13、13が延びる方向、即ちスライド方向と
一致している。
【0025】このように上皿ユニット本体20と上皿装
着部材12より構成される上皿ユニット7を遊技機本体
2の前枠4に取り付ける手順について図3及び図4に基
づいて説明する。まず、遊技機本体2の前枠4に、ヒン
ジ15を介して上皿装着部材12を揺動可能に取り付け
る。そして、遊技球貸出装置11から延び出したケーブ
ル16の先端に取り付けられた基板16aを基板挟持部
17に挟持させ、雄型コネクタ18とする。ここで、上
皿装着部材12は略コ字状に形成され、且つ、横方向の
長さが上皿ユニット本体20よりも短く構成されている
ため、上皿装着部材12の基板挟持部17に基板16a
を挟持する際の作業が容易となる。
【0026】続いて、上皿装着部材12のガイドレール
13、13に上皿ユニット本体20の差込みレール2
4、24をスライドさせて差し込む。この差込み操作の
途中、ガイドレール13、13の突片14、14は差込
みレール24、24の爪部32、32を一旦押し上げ、
その後、突片14、14は係止孔32a、32aが設け
られた位置に至ると爪部32、32の付勢によって係止
孔32a、32aに係止される。この係止位置におい
て、上皿ユニット本体20の雌型コネクタ23に上皿装
着部材12の雄型コネクタ18が差し込まれて接続状態
となる。このようにして上皿ユニット7は、遊技機本体
2の前枠4にヒンジ15を介して開閉可能に取り付けら
れる。
【0027】このように上皿ユニット本体20の雌型コ
ネクタ23と上皿装着部材12の雄型コネクタ18とが
接続された状態で、遊技球貸出装置11のカード出入口
11cにプリペイドカードを挿入すると、カードリーダ
・ライタ11a(図2参照)がそのプリペイドカードの
情報を読み出す。すると、読み出された情報は、遊技球
貸出装置11から延びるケーブル16、雄型コネクタ1
8、雌型コネクタ23、操作パネル22から延びるケー
ブル30を介して表示装置29に送られる。すると、表
示装置29によってその情報がLCDに表示される。ま
た、操作パネル22の玉貸ボタン26によってプリペイ
ドカードの有価データの範囲内(残高の範囲内)で遊技
球の貸出を受けることにより有価データが変更されたと
き、その情報はケーブル16、30及びコネクタ18、
23を介して遊技球貸出装置11のカードリーダ・ライ
タ11aに送られる。すると、カードリーダ・ライタ1
1aはその情報をプリペイドカードに書き込む。更に、
清算ボタン27が押されたとき、その情報はケーブル1
6、30及びコネクタ18、23を介してカード排出機
構11bに送られる。すると、カード排出機構11bが
作動してプリペイドカードをカード出入口11cから排
出する。
【0028】かかる遊技機1によれば、遊技者が遊技機
1を使用中に故障が発生して上皿ユニット7を開放する
必要が生じた場合、上皿ユニット7を開放したとしても
両コネクタ18、23は接続状態が維持されるため、操
作パネル22の表示装置29の表示が消えたりするおそ
れがない。また、例えば、上皿ユニット本体20を交換
する必要が生じた場合には、上皿ユニット7を開放し、
上皿ユニット本体20の差込みレール24、24の基端
側に設けた爪部32、32を指で起こし、係止孔32
a,32aとガイドレール13、13の突片14、14
との係止を解除した状態で上皿ユニット本体20を上皿
装着部材12から引き抜く。このとき、上皿ユニット本
体20は、両コネクタ18、23の差し込み方向に沿っ
てスライドされるため、両コネクタ18、23の接続は
容易に解除される。
【0029】尚、上記実施例では上皿装着部材12に雄
型コネクタ18、上皿ユニット本体20に雌型コネクタ
23を取り付けたが、上皿装着部材12に雌型コネク
タ、上皿ユニット本体20に雄型コネクタを取り付けて
もよい。 [第2実施例]第2実施例の遊技機1は、上皿ユニット
の構成が異なること、及び、揺動体を備えていることを
除き、上記第1実施例とほぼ同様の構成であるため、同
一の構成要素については同一の符号を付しその説明を省
略する。尚、第2実施例の遊技機1の外観斜視図は第1
実施例と同様(図1参照)である。
【0030】図5は第2実施例の上皿ユニット及び揺動
体の平面図である。第2実施例の上皿ユニット57は、
遊技機本体2の前枠4に設けた支持ピン3を介して開閉
可能に取り付けられている。この上皿ユニット57は、
上皿21、操作パネル22、雌型コネクタ53、遊技球
案内部25などを備えている。ここで、上皿21、操作
パネル22、遊技球案内部25については、第1実施例
と同様であるため、その説明は省略する。
【0031】雌型コネクタ53(第2発明の第2コネク
タ)は、操作パネル22から延び出した図示しないケー
ブル(第2発明の第2ケーブル)の先端に取り付けられ
ている。この雌型コネクタ53は、上皿ユニット57の
裏面に設けた揺動軸54に揺動可能に支持され、図6
(a)に示すように、常には上皿ユニット57の裏面に
設けたストッパ55に当接するようにコイルバネ(図示
せず)により付勢されている。
【0032】揺動体50は、遊技機本体2の前枠4に
て、上皿ユニット57の支持ピン3と同軸に取り付けら
れ、上皿ユニット57とは独立して揺動可能となるよう
に取り付けられている。この揺動体50は、遊技機本体
2と上皿ユニット57の間に配置されている。また、こ
の揺動体50は、第1規制部51及び第2規制部52を
備えている。第1規制部51は、揺動体50の反時計方
向(図6参照)への回転を規制するものであり、前枠の
横壁4aに当接して揺動体50をそれ以上反時計方向に
回転させない。第2規制部52は、揺動体50の時計方
向(図6参照)への回転を規制するものであり、前枠の
前壁4bに当接して揺動体50をそれ以上時計方向に回
転させない。従って、揺動体50は第1停止位置P1と
第2停止位置P2の間でのみ揺動可能である。
【0033】この揺動体50の表側には、遊技球貸出装
置11から延びる図示しないケーブル(第2発明の第1
ケーブル)の先端に設けた雄型コネクタ58(第2発明
の第1コネクタ)が、上皿ユニット57に支持された雌
型コネクタ53と接続可能な位置に固定されている。
【0034】次に、雄型コネクタ58と雌型コネクタ5
3を接続する手順について図6に基づいて説明する。図
6は、第2実施例のコネクタの接続状態を表す説明図で
ある。図6(a)に示すように、上皿ユニット57が完
全に開かれた状態では、両コネクタ53、58は非接続
状態である。この状態から、上皿ユニット57を閉じる
方向(反時計方向)に回転させると、上皿ユニット57
に設けた雌型コネクタ53は、揺動体50に設けた雄型
コネクタ58を押圧しつつ同方向に回動させる。そし
て、図6(b)に示すように、揺動体50の第1規制部
51が前枠4の横壁4aに当接して第1停止位置P1に
至ったとき、雄型コネクタ58の向きは雌型コネクタ5
3の係合溝の向きと一致するため、雄型コネクタ58は
雌型コネクタ53に挿入可能な状態となる。そして、上
皿ユニット57を更に閉じる方向に回転させると、雌型
コネクタ53は上皿ユニット57の裏面に対して垂直に
なるまで変位し、図6(c)に示すように上皿ユニット
57が完全に閉じた状態になったとき、雄型コネクタ5
8は雌型コネクタ53に完全に差し込まれ、両者は接続
状態となる。
【0035】次に、修理のとき等のように、上皿ユニッ
ト57を開く必要がある場合について説明する。上皿ユ
ニット57が閉じた状態から所定角度θまで開く間(図
6(d)にて1点鎖線で表示)、つまり揺動体50が第
1停止位置P1から第2停止位置P2に至るまでの間、
揺動体50は支持ピン3周りに揺動可能であるため上皿
ユニット57と共に揺動する。このため、雄型コネクタ
58と雌型コネクタ53は接続状態が維持されている。
従って、上皿ユニット57を所定角度θ以内で開いた状
態で修理等を行えば、操作パネル22の表示装置29の
表示が消えたりするおそれがない。
【0036】次に、雄型コネクタ58と雌型コネクタ5
3の接続を解除する手順について基づいて説明する。上
皿ユニット57を所定角度θ開いた状態(揺動体50が
第2停止位置P2に至った状態)から、更に上皿ユニッ
ト57を開くと、揺動体50は第2停止位置P2に停止
したまま状態で、上皿ユニット57だけが開く。即ち、
図6(d)の1点鎖線で示すように、雄型コネクタ58
は雌型コネクタ53に対して垂直な状態を保ちつつ、実
線で示す位置まで移動する間に雌型コネクタ53から直
線状に引き抜かれる。この実線で示す位置において、雌
型コネクタ53はストッパ55に当接する。この実線で
示す位置から更に上皿ユニット57を開くと、図6
(a)に示すように、雄型コネクタ58は雌型コネクタ
53から完全に離脱する。これにより、両コネクタ5
3、58の接続は容易に解除される。
【0037】尚、第2実施例では、雌型コネクタ53が
上皿ユニット57に対して変位可能としたが、その代わ
りに雄型コネクタ58を揺動体50に対して変位可能
(揺動可能)としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の遊技機の外観斜視図である。
【図2】 第1実施例の電気的接続を表す概略ブロック
図である。
【図3】 第1実施例の上皿ユニットの組立斜視図であ
る。
【図4】 第1実施例の上皿ユニットの斜視図である。
【図5】 第2実施例の上皿ユニット及び揺動体の平面
図である。
【図6】 第2実施例のコネクタの接続状態を表す説明
図である。
【図7】 従来の遊技機の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・遊技機、 2・・・遊技機本
体、7・・・上皿ユニット、 11・・・遊
技球貸出装置、11a・・・カードリーダ・ライタ、1
1b・・・カード排出機構、12・・・上皿装着部材、
13・・・ガイドレール、16、30・・・
ケーブル、 18・・・雄型コネクタ、20・・
・上皿ユニット本体、 21・・・上皿、22・・
・操作パネル、 23・・・雌型コネクタ、
24・・・差込みレール、 25・・・遊技球
案内部、26・・・玉貸ボタン、 27・・
・清算ボタン、28・・・表示ランプ、 2
9・・・表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体に揺動可能に取り付けられた
    上皿装着部材と、 前記遊技機本体側に設けられた第1情報機器と、 前記第1情報機器から延びる第1ケーブルの先端に設け
    られ、前記上皿装着部材に支持された第1コネクタと、 前記上皿装着部材に装着されることにより前記遊技機本
    体に開閉可能となる上皿ユニット本体と、 前記上皿ユニット本体に設けられた第2情報機器と前記
    第2情報機器から延びる第2ケーブルの先端に設けら
    れ、前記上皿ユニット本体に支持された第2コネクタと
    を備え、 前記上皿ユニット本体を前記上皿装着部材に装着する
    と、前記第1コネクタと前記第2コネクタが接続状態に
    なることを特徴とする遊技機のコネクタ接続機構。
  2. 【請求項2】 前記上皿ユニット本体は、両コネクタの
    差し込み方向に沿ってスライドさせることにより前記上
    皿装着部材に装着されることを特徴とする請求項1記載
    の遊技機のコネクタ接続機構。
  3. 【請求項3】 遊技機本体に揺動可能に取り付けられ、
    その揺動可能な範囲が規制された揺動体と、 前記遊技機本体側に設けられた第1情報機器と、 前記第1情報機器から延びる第1ケーブルの先端に設け
    られ、前記揺動体に支持された第1コネクタと、 前記遊技機本体に開閉可能に取り付けられた上皿ユニッ
    トと、 前記上皿ユニットに設けられた第2情報機器と前記第2
    情報機器から延びる第2ケーブルの先端に設けられ、前
    記上皿ユニットに支持された第2コネクタとを備え、 前記揺動体は、前記遊技機本体と前記上皿ユニットとの
    間に配置されると共に前記上皿ユニットとは独立して揺
    動可能であり、 前記第1コネクタと前記第2コネクタは、前記上皿ユニ
    ットを閉じることにより接続され、前記上皿ユニットを
    閉じた位置から所定角度開いた位置まで接続状態が維持
    され、前記上皿ユニットを所定角度以上開くと接続状態
    が解除されることを特徴とする遊技機のコネクタ接続機
    構。
  4. 【請求項4】 前記第1コネクタと前記第2コネクタと
    を接続又は接続解除する際、前記第1コネクタは前記揺
    動体に対して変位可能であるか又は前記第2コネクタは
    前記上皿ユニットに対して変位可能であることを特徴と
    する請求項3記載の遊技機のコネクタ接続機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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