JP3965509B2 - 遊技機のコネクタ接続機構 - Google Patents

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敏博 内ケ島
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株式会社高尾
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機本体側に設けた第1情報機器の第1コネクタと上皿ユニット側に設けた第2情報機器の第2コネクタとを接続するための遊技機のコネクタ接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパチンコ機等の遊技機として、遊技機本体側に遊技球貸出装置を設け、上皿ユニット側にこの遊技球貸出装置の操作パネルを設けたものが知られている。
【0003】
例えば、特開平7−8622号には、図7に示すような遊技機が開示されている。この遊技機において、遊技者は、有価データが記録されたカード(例えばプリペイドカード)を遊技球貸出装置111のカード出入口111cに挿入する。すると、遊技球貸出装置111は、挿入されたカードの有価データを読み取り、読み取ったデータをケーブルを介して上皿ユニット107に設けた操作パネルの表示装置129に送信する。すると、操作パネルの表示装置129はその有価データを表示する。
【0004】
かかる特開平7−8622号の遊技機では、遊技球貸出装置111から延び出したケーブルの先端に設けた第1コネクタ118を遊技機本体102に固定し、操作パネルから延び出したケーブルの先端に設けた第2コネクタ123を上皿ユニット107に固定して、上皿ユニット107を開放したときには両コネクタ118、123の接続が解除され、上皿ユニット107を閉じたときには両コネクタ118、123が接続されるように構成されている。また、上皿ユニット107を開放したときに両コネクタ118、123の接続が解除されると操作パネルの表示装置129の表示が消えてしまうことに鑑み、上皿ユニット107を開放したときには太陽電池により操作パネルに電力を供給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−8622号の遊技機では、上皿ユニット107を閉じたときに上皿ユニット107側の第2コネクタ123が遊技機本体2側の第1コネクタ118に差し込まれて接続されるため、接続作業が簡易であるという利点はあるものの、操作パネルに電力を供給する太陽電池を設ける必要があるため、その分コストや組付けの手間がかかるという問題があった。
【0006】
また、遊技機本体102の第1コネクタ118と上皿ユニット107の第2コネクタ123との位置関係は精度よく定められているものではない。例えば、金枠が外枠である木製枠に歪んでビス止めされていたり、上皿ユニット107の開閉支軸に余裕が大きくとってあったりしたときには、上皿ユニット107が所定位置よりもずれて取り付けられているため、上皿ユニット107を閉じただけでは、第2コネクタ123が遊技機本体102の第1コネクタ118に差し込まれないことがあった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、遊技機本体側のコネクタと上皿ユニット側のコネクタを容易に接続でき、しかも開閉しても接続状態が維持され、更に容易に接続を解除できる遊技機のコネクタ接続機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するため、請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構は、
遊技機本体側に設けられた第1情報機器と、前記第1情報機器から延びる第1ケーブルの先端に設けられた第1コネクタと、支持ピンを介して前記遊技機本体に開閉可能に取り付けられた上皿ユニットと、前記上皿ユニットに設けられた第2情報機器と、前記第2情報機器から延びる第2ケーブルの先端に設けられ、前記支持ピンと平行に前記上皿ユニットの裏面に設けた揺動軸にて揺動可能に支持され、常には前記上皿ユニットの裏面に設けたストッパに当接するように上から見て反時計方向へバネにより付勢されている第2コネクタと、前記支持ピンを介して遊技機本体に揺動可能に取り付けられて前記遊技機本体と前記上皿ユニットとの間に配置され、前記上皿ユニットとは独立して第1停止位置(P1)と第2停止位置(P2)の間でのみ揺動可能であり、前記第1コネクタを支持する揺動体とを備え、
前記上皿ユニットが開かれて前記第1コネクタと前記第2コネクタとが非接続の状態から、前記上皿ユニットを閉じる方向に回転させると、前記第2コネクタが前記第1コネクタを押圧し該第1コネクタと共に前記揺動体を前記上皿ユニットと同方向に回動させ、この回動により前記揺動体が前記第1停止位置(P1)に至ると前記第1コネクタと前記第2コネクタとが対面状態となり、更に前記上皿ユニットを閉じる方向に回転させると前記第1コネクタと前記第2コネクタが接続され、前記上皿ユニットが閉じられて前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続されている状態から前記上皿ユニットを開いても、前記揺動体が第1停止位置(P1)〜第2停止位置(P2)の範囲にあるときは、前記揺動体が前記上皿ユニットと共に揺動するために前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続状態が維持され、前記揺動体が第2停止位置(P2)に至った状態から更に前記上皿ユニットを開けば、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続状態が解除されることを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構では、上皿ユニットは支持ピンを介して遊技機本体に開閉可能に取り付けられている。ここで、遊技機本体とは、遊技機のうちガラス枠や上皿ユニット等の開閉可能な部材を除いた部分、即ち遊技機設置島に固定されている部分をいう。遊技機本体に設けられた第1情報機器は、例えば遊技球貸出装置等であり、信号の送受信を行うための第1ケーブルを備えている。この第1ケーブルの先端には第1コネクタが設けられており、第1コネクタは揺動体に支持される。
【0010】
一方、上皿ユニットに設けられた第2情報機器は、例えばLCDを備えた表示装置等であり、信号の送受信を行うための第2ケーブルを備えている。この第2ケーブルの先端に設けた第2コネクタは、支持ピンと平行に上皿ユニットの裏面に設けた揺動軸にて揺動可能に支持され、常には上皿ユニットの裏面に設けたストッパに当接するように上から見て反時計方向へバネにより付勢されている。
第1コネクタを支持する揺動体は、支持ピンを介して遊技機本体に揺動可能に取り付けられて遊技機本体と上皿ユニットとの間に配置され、上皿ユニットとは独立して第1停止位置(P1)と第2停止位置(P2)の間でのみ揺動可能である。
【0011】
そして、上皿ユニットが開かれて第1コネクタと第2コネクタとが非接続の状態から、上皿ユニットを閉じる方向に回転させると、第2コネクタが第1コネクタを押圧し第1コネクタと共に揺動体を上皿ユニットと同方向に回動させ、この回動により揺動体が第1停止位置(P1)に至ると第1コネクタと第2コネクタとが対面状態となり、更に上皿ユニットを閉じる方向に回転させると第1コネクタと第2コネクタが接続される。このように上皿ユニットが閉じられて第1コネクタと第2コネクタとが接続されている状態から上皿ユニットを開いても、揺動体が第1停止位置(P1)〜第2停止位置(P2)の範囲にあるときは、揺動体が上皿ユニットと共に揺動するために第1コネクタと第2コネクタとの接続状態が維持され、揺動体が第2停止位置(P2)に至った状態から更に上皿ユニットを開けば、第1コネクタと第2コネクタとの接続状態が解除される。
【0014】
かかる請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構によれば、上皿ユニットを閉じるだけで両コネクタを接続できるため、両コネクタの接続作業が容易である。また、上皿ユニットを開いても、揺動体が第1停止位置(P1)〜第2停止位置(P2)の範囲にある間は接続状態が維持されるため、第1情報機器と第2情報機器の電気的な接続は維持される。そして、上皿ユニットをそれよりも大きく開くだけで、両コネクタの接続を容易に解除できる。
【0015】
かかる遊技機のコネクタ接続機構においては、請求項2に記載したように、前記第1コネクタは雄型コネクタ、前記第2コネクタは雌型コネクタであるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
[第1実施例]
図1は第1実施例の遊技機の外観斜視図、図2は電気的接続を表す概略ブロック図、図3は上皿ユニットの組立斜視図、図4は上皿ユニットの斜視図である。
【0017】
本実施例の遊技機1は、図1に示すように、遊技盤(図示略)を有する前枠4を備えた遊技機本体2と、この前枠4に開閉可能に取り付けられたガラス枠5と、ガラス枠5の下方において前枠4に開閉可能に取り付けられた上皿ユニット7と、この上皿ユニット7の下方において前枠4に取り付けられ、上皿21から溢れた遊技球が集合させられる受け皿8と、この受け皿8の側部に設けられ、遊技球の発射の勢いを調整する操作ダイヤル10と、遊技機本体2の側部に併設され、プリペイドカードにより遊技球の貸し出しを行う遊技球貸出装置11(第1発明の第1情報機器)とによって概略構成されている。
【0018】
遊技球貸出装置11は、カードリーダ・ライタ11aやカード排出機構11bなどを備えている(図2参照)。遊技球貸出装置11の前面にはカード出入口11cが形成され、このカード出入口11cから挿入されたプリペイドカードは遊技球貸出装置11の内部に設けられているカードリーダ・ライタ11aへ送り込まれる。カードリーダ・ライタ11aはプリペイドカードに書き込まれた有価データを読み出したり、プリペイドカードに書き込まれた有価データを変更したりするものである。また、カードリーダ・ライタ11aに送り込まれたプリペイドカードは、カード排出機構11bによってカード出入口11cから排出される。
【0019】
本発明の特徴の1つである上皿ユニット7は、図3及び図4に示すように、上皿装着部材12と上皿ユニット本体20から構成される。
上皿装着部材12は、略コ字状であり、そのうち上辺と下辺にはガイドレール13、13が形成され、このガイドレール13、13の先端側には突片14、14が形成されている。また、垂直方向に延びる垂辺には、遊技機本体2の前枠4に回動可能に取り付けるためのヒンジ15が設けられている。更に、この垂辺には、遊技球貸出装置11から延びるケーブル16(第1発明の第1ケーブル)の先端に設けた基板16aを挟み込むための基板挟持部17が設けられている。そして、基板挟持部17は基板16aを挟み込むことにより雄型コネクタ18(第1発明の第1コネクタ)を形成している。
【0020】
上皿ユニット本体20は、上皿21、操作パネル22、雌型コネクタ23、差込みレール24、遊技球案内部25などを備えている。
上皿21は、図1に示すように、上皿ユニット本体20の表側に設けられている。この上皿21は、遊技球を発射装置(図示せず)へ供給するためのものである。
【0021】
操作パネル22は、図1に示すように、上皿ユニット本体20の表側に設けられている。この操作パネル22は、遊技球貸出装置11を操作するためのものであり、遊技球の貸し出しを受けるための玉貸ボタン26と、遊技を終えて遊技球貸出装置11のカード出入口11cからプリペイドカードを排出させるための清算ボタン27と、貸し出し可能な状態を表示するための表示ランプ28と、プリペイドカードの有価データの情報を表示するためのLCDを有する表示装置29(第1発明の第2情報機器)とを備えている。
【0022】
雌型コネクタ23(第1発明の第2コネクタ)は、図2に示すように、操作パネル22の玉貸ボタン26に連結された玉貸スイッチ26a、清算ボタン27に連結された清算スイッチ27a、表示ランプ28、表示装置29からそれぞれ延び出したケーブル30(第1発明の第2ケーブル)の先端に取り付けられている。この雌型コネクタ23は、図3に示すように、上皿ユニット本体20に設けた開口31を通じて、上皿ユニット本体20の裏側に固定されている。
【0023】
差込みレール24、24は、図3に示すように、上皿ユニット本体20の裏側の上辺及び下辺に設けられ、上皿装着部材12に設けたガイドレール13、13に対してスライド操作により差し込まれるように形成されている。この差込みレール24、24の基端側には、ガイドレール13、13に設けた突片14、14と係止可能な係止孔32a、32aを備えた爪部32、32が設けられている。爪部32、32は、板バネ状に形成され、常には差込みレール24、24に接触する方向に付勢されている。
【0024】
遊技球案内部25は、図3に示すように、上皿ユニット本体20の裏側に設けられ、上皿21へ遊技球を導くためのものである。
尚、雄型コネクタ18を雌型コネクタ23に差込む(又は引抜く)方向は、ガイドレール13、13が延びる方向、即ちスライド方向と一致している。
【0025】
このように上皿ユニット本体20と上皿装着部材12より構成される上皿ユニット7を遊技機本体2の前枠4に取り付ける手順について図3及び図4に基づいて説明する。
まず、遊技機本体2の前枠4に、ヒンジ15を介して上皿装着部材12を揺動可能に取り付ける。そして、遊技球貸出装置11から延び出したケーブル16の先端に取り付けられた基板16aを基板挟持部17に挟持させ、雄型コネクタ18とする。ここで、上皿装着部材12は略コ字状に形成され、且つ、横方向の長さが上皿ユニット本体20よりも短く構成されているため、上皿装着部材12の基板挟持部17に基板16aを挟持する際の作業が容易となる。
【0026】
続いて、上皿装着部材12のガイドレール13、13に上皿ユニット本体20の差込みレール24、24をスライドさせて差し込む。この差込み操作の途中、ガイドレール13、13の突片14、14は差込みレール24、24の爪部32、32を一旦押し上げ、その後、突片14、14は係止孔32a、32aが設けられた位置に至ると爪部32、32の付勢によって係止孔32a、32aに係止される。この係止位置において、上皿ユニット本体20の雌型コネクタ23に上皿装着部材12の雄型コネクタ18が差し込まれて接続状態となる。このようにして上皿ユニット7は、遊技機本体2の前枠4にヒンジ15を介して開閉可能に取り付けられる。
【0027】
このように上皿ユニット本体20の雌型コネクタ23と上皿装着部材12の雄型コネクタ18とが接続された状態で、遊技球貸出装置11のカード出入口11cにプリペイドカードを挿入すると、カードリーダ・ライタ11a(図2参照)がそのプリペイドカードの情報を読み出す。すると、読み出された情報は、遊技球貸出装置11から延びるケーブル16、雄型コネクタ18、雌型コネクタ23、操作パネル22から延びるケーブル30を介して表示装置29に送られる。すると、表示装置29によってその情報がLCDに表示される。また、操作パネル22の玉貸ボタン26によってプリペイドカードの有価データの範囲内(残高の範囲内)で遊技球の貸出を受けることにより有価データが変更されたとき、その情報はケーブル16、30及びコネクタ18、23を介して遊技球貸出装置11のカードリーダ・ライタ11aに送られる。すると、カードリーダ・ライタ11aはその情報をプリペイドカードに書き込む。更に、清算ボタン27が押されたとき、その情報はケーブル16、30及びコネクタ18、23を介してカード排出機構11bに送られる。すると、カード排出機構11bが作動してプリペイドカードをカード出入口11cから排出する。
【0028】
かかる遊技機1によれば、遊技者が遊技機1を使用中に故障が発生して上皿ユニット7を開放する必要が生じた場合、上皿ユニット7を開放したとしても両コネクタ18、23は接続状態が維持されるため、操作パネル22の表示装置29の表示が消えたりするおそれがない。また、例えば、上皿ユニット本体20を交換する必要が生じた場合には、上皿ユニット7を開放し、上皿ユニット本体20の差込みレール24、24の基端側に設けた爪部32、32を指で起こし、係止孔32a,32aとガイドレール13、13の突片14、14との係止を解除した状態で上皿ユニット本体20を上皿装着部材12から引き抜く。このとき、上皿ユニット本体20は、両コネクタ18、23の差し込み方向に沿ってスライドされるため、両コネクタ18、23の接続は容易に解除される。
【0029】
尚、上記実施例では上皿装着部材12に雄型コネクタ18、上皿ユニット本体20に雌型コネクタ23を取り付けたが、上皿装着部材12に雌型コネクタ、上皿ユニット本体20に雄型コネクタを取り付けてもよい。
[第2実施例]
第2実施例の遊技機1は、上皿ユニットの構成が異なること、及び、揺動体を備えていることを除き、上記第1実施例とほぼ同様の構成であるため、同一の構成要素については同一の符号を付しその説明を省略する。尚、第2実施例の遊技機1の外観斜視図は第1実施例と同様(図1参照)である。
【0030】
図5は第2実施例の上皿ユニット及び揺動体の平面図である。
第2実施例の上皿ユニット57は、遊技機本体2の前枠4に設けた支持ピン3を介して開閉可能に取り付けられている。この上皿ユニット57は、上皿21、操作パネル22、雌型コネクタ53、遊技球案内部25などを備えている。ここで、上皿21、操作パネル22、遊技球案内部25については、第1実施例と同様であるため、その説明は省略する。
【0031】
雌型コネクタ53(第2発明の第2コネクタ)は、操作パネル22から延び出した図示しないケーブル(第2発明の第2ケーブル)の先端に取り付けられている。この雌型コネクタ53は、上皿ユニット57の裏面に設けた揺動軸54に揺動可能に支持され、図6(a)に示すように、常には上皿ユニット57の裏面に設けたストッパ55に当接するようにコイルバネ(図示せず)により付勢されている。
【0032】
揺動体50は、遊技機本体2の前枠4にて、上皿ユニット57の支持ピン3と同軸に取り付けられ、上皿ユニット57とは独立して揺動可能となるように取り付けられている。この揺動体50は、遊技機本体2と上皿ユニット57の間に配置されている。また、この揺動体50は、第1規制部51及び第2規制部52を備えている。第1規制部51は、揺動体50の反時計方向(図6参照)への回転を規制するものであり、前枠の横壁4aに当接して揺動体50をそれ以上反時計方向に回転させない。第2規制部52は、揺動体50の時計方向(図6参照)への回転を規制するものであり、前枠の前壁4bに当接して揺動体50をそれ以上時計方向に回転させない。従って、揺動体50は第1停止位置P1と第2停止位置P2の間でのみ揺動可能である。
【0033】
この揺動体50の表側には、遊技球貸出装置11から延びる図示しないケーブル(第2発明の第1ケーブル)の先端に設けた雄型コネクタ58(第2発明の第1コネクタ)が、上皿ユニット57に支持された雌型コネクタ53と接続可能な位置に固定されている。
【0034】
次に、雄型コネクタ58と雌型コネクタ53を接続する手順について図6に基づいて説明する。図6は、第2実施例のコネクタの接続状態を表す説明図である。
図6(a)に示すように、上皿ユニット57が完全に開かれた状態では、両コネクタ53、58は非接続状態である。この状態から、上皿ユニット57を閉じる方向(反時計方向)に回転させると、上皿ユニット57に設けた雌型コネクタ53は、揺動体50に設けた雄型コネクタ58を押圧しつつ同方向に回動させる。そして、図6(b)に示すように、揺動体50の第1規制部51が前枠4の横壁4aに当接して第1停止位置P1に至ったとき、雄型コネクタ58の向きは雌型コネクタ53の係合溝の向きと一致するため、雄型コネクタ58は雌型コネクタ53に挿入可能な状態となる。そして、上皿ユニット57を更に閉じる方向に回転させると、雌型コネクタ53は上皿ユニット57の裏面に対して垂直になるまで変位し、図6(c)に示すように上皿ユニット57が完全に閉じた状態になったとき、雄型コネクタ58は雌型コネクタ53に完全に差し込まれ、両者は接続状態となる。
【0035】
次に、修理のとき等のように、上皿ユニット57を開く必要がある場合について説明する。上皿ユニット57が閉じた状態から所定角度θまで開く間(図6(d)にて1点鎖線で表示)、つまり揺動体50が第1停止位置P1から第2停止位置P2に至るまでの間、揺動体50は支持ピン3周りに揺動可能であるため上皿ユニット57と共に揺動する。このため、雄型コネクタ58と雌型コネクタ53は接続状態が維持されている。従って、上皿ユニット57を所定角度θ以内で開いた状態で修理等を行えば、操作パネル22の表示装置29の表示が消えたりするおそれがない。
【0036】
次に、雄型コネクタ58と雌型コネクタ53の接続を解除する手順について基づいて説明する。上皿ユニット57を所定角度θ開いた状態(揺動体50が第2停止位置P2に至った状態)から、更に上皿ユニット57を開くと、揺動体50は第2停止位置P2に停止したまま状態で、上皿ユニット57だけが開く。即ち、図6(d)の1点鎖線で示すように、雄型コネクタ58は雌型コネクタ53に対して垂直な状態を保ちつつ、実線で示す位置まで移動する間に雌型コネクタ53から直線状に引き抜かれる。この実線で示す位置において、雌型コネクタ53はストッパ55に当接する。この実線で示す位置から更に上皿ユニット57を開くと、図6(a)に示すように、雄型コネクタ58は雌型コネクタ53から完全に離脱する。これにより、両コネクタ53、58の接続は容易に解除される。
【0037】
尚、第2実施例では、雌型コネクタ53が上皿ユニット57に対して変位可能としたが、その代わりに雄型コネクタ58を揺動体50に対して変位可能(揺動可能)としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の遊技機の外観斜視図である。
【図2】 第1実施例の電気的接続を表す概略ブロック図である。
【図3】 第1実施例の上皿ユニットの組立斜視図である。
【図4】 第1実施例の上皿ユニットの斜視図である。
【図5】 第2実施例の上皿ユニット及び揺動体の平面図である。
【図6】 第2実施例のコネクタの接続状態を表す説明図である。
【図7】 従来の遊技機の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・遊技機、 2・・・遊技機本体、
7・・・上皿ユニット、 11・・・遊技球貸出装置、
11a・・・カードリーダ・ライタ、11b・・・カード排出機構、
12・・・上皿装着部材、 13・・・ガイドレール、
16、30・・・ケーブル、 18・・・雄型コネクタ、
20・・・上皿ユニット本体、 21・・・上皿、
22・・・操作パネル、 23・・・雌型コネクタ、
24・・・差込みレール、 25・・・遊技球案内部、
26・・・玉貸ボタン、 27・・・清算ボタン、
28・・・表示ランプ、 29・・・表示装置

Claims (2)

  1. 遊技機本体側に設けられた第1情報機器と、
    前記第1情報機器から延びる第1ケーブルの先端に設けられた第1コネクタと、
    支持ピンを介して前記遊技機本体に開閉可能に取り付けられた上皿ユニットと、
    前記上皿ユニットに設けられた第2情報機器と、
    前記第2情報機器から延びる第2ケーブルの先端に設けられ、前記支持ピンと平行に前記上皿ユニットの裏面に設けた揺動軸にて揺動可能に支持され、常には前記上皿ユニットの裏面に設けたストッパに当接するように上から見て反時計方向へバネにより付勢されている第2コネクタと、
    前記支持ピンを介して遊技機本体に揺動可能に取り付けられて前記遊技機本体と前記上皿ユニットとの間に配置され、前記上皿ユニットとは独立して第1停止位置(P1)と第2停止位置(P2)の間でのみ揺動可能であり、前記第1コネクタを支持する揺動体とを備え、
    前記上皿ユニットが開かれていて前記第1コネクタと前記第2コネクタとが非接続の状態から、前記上皿ユニットを閉じる方向に回転させると、前記第2コネクタが前記第1コネクタを押圧し該第1コネクタと共に前記揺動体を前記上皿ユニットと同方向に回動させ、この回動により前記揺動体が前記第1停止位置(P1)に至ると前記第1コネクタと前記第2コネクタとが対面状態となり、更に前記上皿ユニットを閉じる方向に回転させると前記第1コネクタと前記第2コネクタが接続され、
    前記上皿ユニットが閉じられて前記第1コネクタと前記第2コネクタとが接続されている状態から前記上皿ユニットを開いても、前記揺動体が第1停止位置(P1)〜第2停止位置(P2)の範囲にあるときは、前記揺動体が前記上皿ユニットと共に揺動するために前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続状態が維持され、
    前記揺動体が第2停止位置(P2)に至った状態から更に前記上皿ユニットを開けば、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続状態が解除される
    ことを特徴とする遊技機のコネクタ接続機構。
  2. 前記第1コネクタは雄型コネクタ、前記第2コネクタは雌型コネクタであることを特徴とする請求項1記載の遊技機のコネクタ接続機構。
JP12988296A 1996-05-24 1996-05-24 遊技機のコネクタ接続機構 Expired - Lifetime JP3965509B2 (ja)

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