JPH0930854A - 透水性組成物及びその硬化体 - Google Patents

透水性組成物及びその硬化体

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JPH0930854A
JPH0930854A JP20765795A JP20765795A JPH0930854A JP H0930854 A JPH0930854 A JP H0930854A JP 20765795 A JP20765795 A JP 20765795A JP 20765795 A JP20765795 A JP 20765795A JP H0930854 A JPH0930854 A JP H0930854A
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water
slag
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permeable
binder
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Shohei Shibuya
庄平 渋谷
Yasumasa Kato
靖正 加藤
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DAIDO TEKUNIKA KK
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    • C04B18/04Waste materials; Refuse
    • C04B18/14Waste materials; Refuse from metallurgical processes
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    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】製鋼に際して生ずるスラグの有用な利用用
途を提供することを目的とする。 【解決手段】製鋼に際して生じたスラグの未焼成塊粒状
物50重量%以上、望ましくは60〜85重量%にバイ
ンダ、例えば熱硬化性樹脂をその硬化剤とともにそれぞ
れ1〜5重量%、0.1〜2重量%の量で含有させて、
スラグを主要素とする透水性組成物を構成する。そして
その組成物を所定形状に成形して硬化反応させ、これを
従来のコンクリート平板等に代わる道路敷設部材等とし
て用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は道路敷設部材用等
として好適な透水性組成物及びその硬化体に関し、より
詳しくは製鋼の過程で生じたスラグを主構成要素として
含んだ透水性組成物及びその硬化体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アーク
炉等の電気炉や転炉,高炉等からは多量のスラグが排出
される。これらのスラグ、とりわけ特殊鋼の精錬過程で
生じたスラグは成分的にばらつきが大きいために特にそ
の利用が困難で、多くはそのまま廃却されているのが実
情である。この場合当然に廃却のための費用を要する。
近時、資源の有効利用が叫ばれる中でかかるスラグにつ
いての有効な利用方法の実現が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
事情を背景としてなされたものである。而して本願の第
一の発明は透水性組成物に係るもので、製鋼に際して排
出された且つその後において焼成処理されていない未焼
成状態のスラグの塊粒状物50重量%以上と、該スラグ
を結合するバインダとを含んでいることを特徴とする
(請求項1)。
【0004】本願の別の発明は、請求項1において、前
記スラグが特殊鋼精錬に際して排出されたスラグである
ことを特徴とする(請求項2)。
【0005】本願の更に別の発明は、請求項1又は2に
おいて、更に着色剤が含有されていることを特徴とする
(請求項3)。
【0006】本願の更に別の発明は、請求項1,2又は
3において、前記バインダとして熱硬化性樹脂が含有さ
れるとともに該熱硬化性樹脂の硬化剤が含有されている
ことを特徴とする(請求項4)。
【0007】本願の更に別の発明は、請求項4におい
て、前記熱硬化性樹脂及び硬化剤が組成物全体に対して
それぞれ1〜5重量%,0.1〜2重量%で含有されて
いることを特徴とする(請求項5)。
【0008】本願の更に別の発明は、請求項3,4,5
の何れかにおいて、前記着色剤が組成物全体に対して
0.1〜2重量%で含有されていることを特徴とする
(請求項6)。
【0009】本願の更に別の発明は、請求項1,2,
3,6の何れかにおいて、前記バインダとしてセメント
が含有されていることを特徴とする(請求項7)。
【0010】本願の更に別の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6,7の何れかにおいて、前記スラグが組
成物全体に対して60〜85重量%の範囲で含有されて
いることを特徴とする(請求項8)。
【0011】本願の更に別の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6,7,8の何れかにおいて、前記スラグ
の最大粒径が30mm以下であることを特徴とする(請
求項9)。
【0012】本願の更に別の発明は透水性硬化体に係る
もので、請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9の
何れかに記載の透水性組成物を前記バインダの作用で固
め、硬化させて成ることを特徴とする(請求項10)。
【0013】本願の更に別の発明は、請求項10におい
て、前記透水性組成物を所定形状に成形した上、硬化さ
せて成ることを特徴とする(請求項11)。
【0014】本願の更に別の発明は、請求項10,11
の何れかにおいて、前記硬化体が道路敷設部材としての
ものであることを特徴とする(請求項12)。
【0015】
【作用及び発明の効果】上記請求項1の組成物は、製鋼
の際に排出され且つ未焼成状態のスラグの塊粒状物にバ
インダを加えて構成したもので、この組成物は建築部材
用,土木部材用,環境部材用等として好適に用いること
が可能である。例えばこの組成物を所定形状に成形して
硬化させたもの、例えば板状に成形して硬化させたもの
は、従来のコンクリート平板や砂利等天然の砕石をセメ
ントで固めた平板等に代わるものとして歩道等の道路用
敷設部材として好適に用いることができる。この場合、
本発明のものは成形硬化体の状態で透水性に優れている
ために、道路用の敷設部材として用いたときに冬季にお
いても凍結を起さない利点を有する。
【0016】また本発明の組成物は着色も容易なもので
任意の色に着色することができ、景観性においても優
れ、加えて道路用敷設部材として用いた場合にも十分な
強度,耐スリップ性を付与することができる。
【0017】本発明において、スラグは50重量%以上
とすることが必要である。その理由は製鋼に際して排出
されたスラグの有効利用を図るという本発明の目的を十
分達成することができないからである。一方スラグの上
限としては、90%とするのが良い。その理由は、90
%よりも多いとその硬化体ないし成形硬化体の強度が却
って弱くなることによる。
【0018】上記スラグは特殊鋼精錬の過程で排出され
たスラグを用いるのが望ましい。前述したように特殊鋼
精錬に際して排出されるスラグは成分的なばらつきが大
きく、その有効利用を図ることが特に困難であるが、本
発明によれば、その成分的なばらつきに関わりなく透水
性組成物用材料として有効に利用できるのである(請求
項2)。
【0019】請求項3の組成物は更に着色剤を含有させ
たもので、これにより任意の色に着色することができ、
意匠性,美観性,景観性を高めることができる。
【0020】請求項4の組成物は上記バインダとしての
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂とその硬化剤とを含むも
ので、この組成物の場合、低い温度で容易に硬化させる
ことができるとともに、硬化体に対して良好な強度を付
与することができる。ここでバインダとしての熱硬化性
樹脂及び硬化剤の比率は、それぞれ組成物全体に対して
1〜5重量%,0.1〜2重量%とするのが良い(請求
項5)。
【0021】熱硬化性樹脂及び硬化剤をそれぞれ1重量
%以上、0.1重量%以上で硬化体に対して必要な強度
を与えることができ、またその強度は熱硬化性樹脂及び
硬化剤を増すにつれて増大するが、これら熱硬化性樹
脂,硬化剤は5重量%,2重量%まで含有させることで
十分な強度を実現することができ、それ以上の添加は強
度的に見て必要でなく、却ってコストを増大させてしま
う。
【0022】一方、着色剤については0.1〜2重量%
で含有させることが望ましく、この範囲で着色剤を含有
させることで組成物全体を均一に且つ求める色に着色す
ることができる(請求項6)。
【0023】請求項7の組成物はバインダとしてセメン
トを用いるもので、このようにバインダとしてセメント
を用いた場合においても組成物を所望形状に良好に成形
することができ且つ必要な強度を付与することができ
る。尚、バインダとしてセメントを用いる場合、水とと
もに混練してその混練物を硬化させることとなる。
【0024】次に請求項8の組成物は上記スラグを組成
物全体に対して60〜85重量%の範囲で含有するもの
で、これにより組成物の硬化体ないし成形硬化体に対し
て十分な強度を付与することができるとともに成形性を
良好となすことができる。ここでスラグが60%未満で
あるとスラグを有効利用するという本発明の目的を十分
に達成することができないとともに硬化体ないし成形硬
化体に対して十分な強度を付与するのが難しく、また一
方85%よりも多く含有させると組成物を硬化させ或い
は成形硬化させるときの成形性,保形性が劣る。尚、ス
ラグの粒径は30mm以下であることが望ましい。
【0025】上記組成物は、これをバインダの作用でそ
のまま粒状等に固め、硬化させてこれを道路敷設部材等
として用いることが可能であり(請求項10)、或いは
またこれを成形型を用いて四角の平板形状等一定形状に
成形したうえ硬化させて道路用敷設部材等として用いる
ことが可能である(請求項11,12)。
【0026】尚請求項1〜12において、上記スラグと
して、酸化精錬に際して生ずる酸化スラグ,還元精錬に
際して生ずる還元スラグの何れも使用可能である。また
必要に応じて炭素短繊維,鋼短繊維,アラミド短繊維,
樹脂短繊維等の補強短繊維を配合して補強することが可
能である。この場合、各短繊維の1種又は2種以上を
0.1〜5重量%の範囲で含有させることが望ましい。
【0027】またバインダとして上記熱硬化性樹脂を用
いる場合において、その熱硬化性樹脂としてエポキシ樹
脂,ウレタン樹脂,フェノール樹脂その他の樹脂を用い
ることが可能である。更にバインダとしてセメントを用
いる場合において、そのセメントとしてポルトランドセ
メント,高炉セメント,ポリマーセメントその他のセメ
ントを用いることが可能である。尚、着色剤を用いる場
合において、その着色剤としては顔料又は染料が望まし
い。
【0028】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図1の
工程図を参照しつつ説明する。 (1)スラグ調整 表1に組成の一例を示す酸化スラグを破砕してこれを水
洗後、篩機によって例えば粒径サイズ5.0〜25mm
と、0.01〜2.5mmとに分級し、これらを重量比
率で85:15の比率で配合して調整スラグを得る。
尚、スラグとして表1に組成の一例を示す還元スラグを
用いることも可能である。 (2)混合 (混合−1)一方、有機バインダとしての熱硬化性樹脂
1〜5重量%に硬化剤0.1〜2.0重量%を加えたも
のを上記調整スラグに配合する。ここで熱硬化性樹脂と
してはエポキシ樹脂,ウレタン樹脂,フェノール樹脂,
ユリア樹脂等を用いることができる。また図1に示して
いるように有機系バインダの代わりにセメントを用いる
こともできる。この場合例えばセメント50重量%と水
20重量%とを調整スラグに加えて混合する。セメント
としてはポルトランドセメント,高炉セメントその他の
セメントを用いることができる。 (混合−2)次に必要に応じて炭素短繊維,鋼短繊維,
アラミド短繊維,樹脂短繊維等の1種又は2種以上から
なる強化繊維を加えて混合した後、着色剤(好ましくは
顔料)を0.1〜2.0重量%加えて混合を行う。ここ
で上記各混合操作は各種のブレンダーを用いて且つ室温
にて行うことができる。 (3)混練 続いて混練機にて配合物を混練する。この混練は例えば
温度30〜110℃,時間0.1〜10時間程度の条件
の下で行うことができる。室温での混練も可能である。
また真空での混練を行うことも可能であって、この場合
20〜50Torrの真空条件を採用することができ
る。 (4)成形 次にプレス成形,押出成形等の方法でこれを所要の形状
に成形する。このとき、例えばプレス成形においては圧
力300〜2500kg/cm2,温度70〜120℃
程度の条件を採用することができる。但し室温での成形
も可能である。 (5)硬化処理 続いて硬化処理を行う。この硬化処理は加熱下において
行うことが望ましい。但し室温での硬化処理も可能であ
る。
【0029】以上のプロセスによって、透水性を有し且
つ軽量で耐凍結性,耐スリップ性,景観性に優れた高強
度の成形硬化体を得ることができる。
【0030】
【実施例】表1に示す組成の電気炉発生の酸化スラグで
あって、以下の特性、即ち 比重(g/cm3) 3.4 エージング処理 大気中 粒径サイズ(mm) 5.0〜25,0.01〜2.5 膨張率(%) ≦1.0 からなるものを、重量比85(粒径5.0〜25m
m):15(粒径0.01〜2.5mm)の比率で混合
して均一化し、調整スラグを得た。
【0031】
【表1】
【0032】一方、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)4.
0重量%と硬化剤0.9重量%とを5分間混合してこれ
を調整スラグに加え、そしてスラグ表面にバインダ樹脂
がコーティングされるようにこれを30分間混合し、そ
の後顔料0.5重量%を加えて全体が均一に着色するよ
うに10分間混合した。その後十分な混練後、これを成
形型に充填してプレス成形を行い、直径100mm、厚
み30mmの成形体を得た。その後この成形体を12時
間かけて硬化処理した。硬化温度は80℃とした(80
〜100℃でも良い)。
【0033】次にこの成形硬化体について各種の試験を
施した。結果が表2〜表4、図2及び図3に示してあ
る。但し図2は熱硬化性樹脂の添加量を種々変化させて
圧縮強度に対する影響を調べたものである。ここで圧縮
強度の測定は、成形体の厚み方向に荷重を加えて破断強
度を求めたものである。
【0034】この結果に見られるように、熱硬化性樹脂
の添加量1%で必要な強度(110kg/cm2)が得
られ、更に熱硬化性樹脂の添加量が増すにつれて成形硬
化体の強度が増大する。そして添加量5%で十二分の強
度に到達する。
【0035】次に表2は透水試験の結果を示したもので
ある。ここで透水試験は、成形硬化体上に過剰の水を載
せ、そして成形体を透過した水を下側の受器で受けるこ
とによって、成形硬化体における水の透過速度を求めた
ものである。尚、比較材とあるのは砂及び砂利等天然砕
石をセメントで固めたものである。
【0036】
【表2】
【0037】この結果から分かるように本発明例品の場
合透過性に優れていることが分かる。
【0038】次に図3は成形硬化体に対して熱を加えて
熱変形ないし崩壊の有無を調べた結果を示したもので、
図示のごとく本発明例品は耐熱変形性(耐熱性)に優れ
ていることが分かる。
【0039】次に表3は成形硬化体を路面に敷設して耐
凍結性を調べた結果で、コンクリート路面の場合、冬季
における外気温度0℃以下の環境下で凍結を起したが、
本発明例品の場合凍結を生じなかった。
【0040】
【表3】
【0041】表4は着色性試験の結果を示したもので、
本発明例品の場合良好な着色性を示した。
【0042】
【表4】
【0043】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、種々変更を加えた態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における透水性成形硬化体の
製造プロセスを示す図である。
【図2】本発明の実施例において得られたバインダ添加
量と成形硬化体の圧縮強度との関係を示す図である。
【図3】本発明の実施例において得られた耐熱性試験の
結果を表す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 111:40

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製鋼に際して排出された且つその後にお
    いて焼成処理されていない未焼成状態のスラグの塊粒状
    物50重量%以上と、該スラグを結合するバインダとを
    含んでいることを特徴とする透水性組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スラグが特殊鋼
    精錬に際して排出されたスラグであることを特徴とする
    透水性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、更に着色剤が
    含有されていることを特徴とする透水性組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、前記バイ
    ンダとして熱硬化性樹脂が含有されるとともに該熱硬化
    性樹脂の硬化剤が含有されていることを特徴とする透水
    性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記熱硬化性樹脂及
    び硬化剤が組成物全体に対してそれぞれ1〜5重量%,
    0.1〜2重量%で含有されていることを特徴とする透
    水性組成物。
  6. 【請求項6】 請求項3,4,5の何れかにおいて、前
    記着色剤が組成物全体に対して0.1〜2重量%で含有
    されていることを特徴とする透水性組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,6の何れかにおい
    て、前記バインダとしてセメントが含有されていること
    を特徴とする透水性組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6,7の何
    れかにおいて、前記スラグが組成物全体に対して60〜
    85重量%の範囲で含有されていることを特徴とする透
    水性組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7,8
    の何れかにおいて、前記スラグの最大粒径が30mm以
    下であることを特徴とする透水性組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9の何れかに記載の透水性組成物を前記バインダの
    作用で固め、硬化させて成る透水性硬化体。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記透水性組成
    物を所定形状に成形した上、硬化させて成る透水性成形
    硬化体。
  12. 【請求項12】 請求項10,11の何れかにおいて、
    前記硬化体が道路敷設部材としてのものであることを特
    徴とする透水性硬化体。
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