JPH09308423A - 害虫用トラップ - Google Patents

害虫用トラップ

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JPH09308423A
JPH09308423A JP10912496A JP10912496A JPH09308423A JP H09308423 A JPH09308423 A JP H09308423A JP 10912496 A JP10912496 A JP 10912496A JP 10912496 A JP10912496 A JP 10912496A JP H09308423 A JPH09308423 A JP H09308423A
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JP
Japan
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cover
base member
trap
electrodes
cockroaches
Prior art date
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Pending
Application number
JP10912496A
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English (en)
Inventor
Sharbi Ram
シャルビ ラム
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Solar Wide Industrial Ltd
Original Assignee
Solar Wide Industrial Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】死骸を腐敗させず繁殖を防止することが可能な
ゴキブリ等の根絶のための害虫用トラップを提供する。 【解決手段】本願発明に基づく害虫用トラップは、基底
部材(10)及びカバー(11)を含む囲壁と、1つ以
上の開口とを有している。当該開口はゴキブリを侵入さ
せるためのものであって、前記基底部材(10)の上面
と前記カバー(11)の下面との間に設けられている。
別個の電極(15、16)が前記基底部材(10)と前
記カバー(11)とをそれぞれ延びており、前記トラッ
プ内にいるゴキブリを乾燥して殺すべく、互いに充分に
離間した期間において前記電極(15、16)に高電圧
を印加するように構成された電気駆動回路(18)が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は害虫用トラップに
関する。
【0002】本願発明は特にゴキブリ等に対して使用す
る害虫用トラップに関する。
【0003】
【従来の技術】害虫が中に入ることはできるが外には出
られない隔室を含んだトラップはすでに知られている。
この場合には死骸は腐敗してゆき、悪臭を放つようにな
る。また害虫用の毒を置いておくことも周知である。こ
の際、広い範囲にわたる汚染が生じないようにするた
め、あるいは他の生物にとって害とならないようにする
ために、トラップ内あるいは孤立した隔室内に前記毒を
設けることが好ましい。しかしながら、毒を用いる方法
は時には逆効果となることも立証されている。つまり、
害虫の中には毒によって刺激され、死んでしまう前に素
早く繁殖するものがあるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明はこのような
問題を解決又は低減することをその課題としている。
【0005】
【発明の開示】本願発明に基づき提供されるゴキブリ等
を根絶するための害虫用トラップは、略平坦な基底部材
及びカバーを含む囲壁と、前記基底部材の上面と前記カ
バーの下面との間をゴキブリが侵入するようにすべく前
記基底部材と前記カバーとの間に形成された1つ以上の
開口と、前記基底部材の前記上面及び前記カバーの前記
下面をそれぞれ延びる別個の電極と、前記トラップの中
のゴキブリを殺すべく互いに充分に離間した通電期間に
おいて前記電極の間に高電圧を印加し且つ非通電期間に
おいて前記電極を放電させるための電気駆動回路とを具
備している。
【0006】好ましくは、前記駆動回路は前記電極間に
永久的に接続された第2巻線を有する変圧器を含んでお
り、前記高電圧は前記電極を介して通電期間において印
加され、前記電極は非通電期間には放電する。
【0007】好ましくは、少なくとも10KHzの周波
数を有するオシレータ回路により制御されるトランジス
タに前記変圧器の一次巻線が接続されている。
【0008】前記トランジスタには前記カバーの近傍に
位置する放熱部材を設けるようにしてもよく、これによ
り前記放熱部材からの熱が前記基底部材と前記カバーと
の間の領域を暖めるようにできる。
【0009】前記トランジスタは電界効果トランジスタ
であってもよい。
【0010】前記カバーは前記基底部材に対して開閉可
能であるようにヒンジを介して前記基底部材に取付ける
ようにしてもよく、前記カバーが完全に閉じられていな
い時には前記駆動回路と電源との電気的接続を切るよう
に構成されたマイクロスイッチを設けることも可能であ
る。
【0011】本願発明に基づく害虫用トラップについ
て、以下において添付の図を参照しつつ実施例に基づき
説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1及び2に示す害虫用トラップ
は、平坦な基底部材10と、A点においてヒンジで取り
付けられたカバー11とを有している。把手12により
トラップ全体を容易に持ち上げることができる。また、
一体的に形成されたクリップ13を係止部14からはず
し、前記把手により前記カバーをヒンジを中心にして持
ち上げることにより前記トラップを開けることができ
る。平坦な電極15及び16はそれぞれ基底部材10の
上面及びカバー11の下面を延びており、以下に説明す
るように前記各電極に電力が供給される。この供給電力
が前記トラップ内部に入り込んだゴキブリ等を殺す。マ
イクロスイッチ17はカバー11に取り付けられてお
り、電気回路18もカバー11に設けられている。
【0013】図1から明らかなように、前記カバーを完
全に閉じたとき、基底部材10とカバー11とは離間し
た状態であってゴキブリ等が前記トラップ内に入れるよ
うになっている。使用の際には、中央に設けられた底の
浅い凹部19に円筒状の餌の粒(図示せず)あるいは適
切な匂いのする物質を置いておき、ゴキブリを前記トラ
ップ内に誘い込む。高電圧を時折印加することにより、
前記トラップに入り込んだゴキブリを殺す。適切な時間
間隔でカバー11を開けて死骸を取り除き、前記トラッ
プの清掃をし、再び餌の粒を必要に応じて置いておく。
【0014】図3から分かるように、図2で示した電気
回路装置18は、電極15及び16の間に接続された二
次巻線を有する変圧器20を備えている。この変圧器の
一次巻線は、放熱部材(図示せず)を有する電界効果ト
ランジスタ21に接続されている。この回路は12ボル
トの交流電圧を供給され、前記回路の直流電力供給部2
3には全波整流器22が組み込まれている。電力が供給
されているかどうかを目視により確認できるようにすべ
く、発光ダイオード24が設けられている。12V用電
力レギュレータ回路25は、直流電力供給部23から送
られる電力を受け、これをオシレータ回路26及び27
に供給している。これら2つのオシレータ回路はブロッ
キングダイオード28により分離されている。バッファ
回路29はオシレータ回路26の出力側とトランジスタ
21との間に接続されている。
【0015】動作時にはオシレータ回路26は14KH
zの周波数を有しており、電源を入れるとトランジスタ
21を駆動して、6KVの交流電圧が前記二次巻線、及
び電極15、16間に発生する。この電圧は前記トラッ
プ内のゴキブリを殺すには充分であり、実際、電源が入
ったときゴキブリは電界により方向づけられて電極15
及び16のあいだに橋をかけたような状態となる。オシ
レータ回路27は4分ごとに電源が入り、15秒間の通
電状態を保つような構成になっている。すなわち、変圧
器20に対する電力供給時間は、全体の時間に比較する
とわずかなものであるということである。また、電力は
電力供給回路23から直接に供給されているという点も
重要であって、このために、前記レギュレータ回路25
からの出力電圧は、通電中の電力サージによってほとん
ど、あるいは全く乱されない。
【0016】また、電極15及び16は互いに電気的に
接続されているので、非通電時においてこれら電極が静
電気を帯びたままであるということがない。すなわち、
これら電極は常に完全に放電するのである。この点は実
際上重要である。それは、ゴキブリや他の害虫は電界に
対して敏感である場合が多く、もし電場が存在したまま
であるとトラップ内になかなか入ってこないということ
が分かっているからである。したがって、本願発明の実
施例によると、互いに充分に離間した時間間隔において
のみ高電圧を供給することで電力の節約が図れるという
だけでなく、非通電時に、ゴキブリのトラップへの侵入
を妨げるような電界が残っていないようにすることが確
実にできるのである。
【0017】電極15及び16に印加する高電圧の周波
数は少なくとも10KHzであるように選択する。10
KHz以上ならば、いわゆる表皮効果により通常、電波
は人間の体内には入り込まない。したがって、たとえ通
電中に人が指を前記トラップの中に誤って入れたとして
も、前記高電圧が生涯にわたる障害を引き起こすことは
ない。一般的には、前記トラップ周りの前記基底部材と
前記カバーとの間に設けられた開口は非常に狭いもので
あって、しかもこれらには隙間をより狭くすべく突出す
る保護部あるいは張出部が形成されている。さらに特別
の危険防止策として、カバー11が完全に閉まっていな
いときには電力が供給されないようにしている。これ
は、マイクロスイッチ17の作用により、変圧器20に
電力が印加されないようになっているからである。
【0018】前記トランジスタ21には一般的な放熱部
材が設けられている。前記トランジスタ21の取付け位
置は、カバー11内部であってトラップの囲壁の分離部
分近傍であるため、使用の際には前記囲壁の内部の温度
は幾分高めになる。このようにして、一般的には放熱部
材により廃棄又は放出される熱を利用し、前記トラップ
の内部を、暖かで害虫が誘いこまれるような環境にして
いる。
【0019】上述したような高電圧を害虫、特に、通常
は非常に水分の多いゴキブリに適用する際の効果は、害
虫を乾燥させることにある。このようにすると、前記ト
ラップ内部に残る死骸はほとんど水分を含まずに長い時
間をかけて分解するので、害虫が死んだあとでも悪臭は
ほとんどあるいは全く発生しない。
【0020】オシレータ回路26、27及びバッファ回
路29は、シュミットトリガーの形態の同じインバータ
素子を用いて構成されている。実際、このような素子は
一袋6個入りで市販されており、このような回路設計は
非常に実用向きである。このような回路設計にすること
により、これらの素子は一括購入及び備蓄が可能とな
る。従って、この様な設計を採らない場合に比較して、
製造コストや製造工程の組織化又は上述した様な回路の
製造の面において非常に効率を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の害虫用トラップの正面図である。
【図2】図1の害虫用トラップの側面断面図である。
【図3】本願発明の害虫用トラップに用いる回路の回路
図である。
【符号の説明】
10 基底部材 11 カバー 15、16 電極 17 マイクロスイッチ 18 電気駆動回路 20 変圧器 21 トランジスタ 26、27 オシレータ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴキブリ等を根絶するための害虫用トラ
    ップであって、略平坦な基底部材及びカバーを含む囲壁
    と、前記基底部材の上面と前記カバーの下面との間をゴ
    キブリが侵入するようにすべく前記基底部材と前記カバ
    ーとの間に形成された1つ以上の開口と、前記基底部材
    の前記上面及び前記カバーの前記下面をそれぞれ延びる
    別個の電極と、前記トラップの中のゴキブリを殺すべく
    互いに充分に離間した通電期間において前記電極の間に
    高電圧を印加し且つ非通電期間において前記電極を放電
    させるための電気駆動回路とを具備する、害虫用トラッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記駆動回路は前記電極間に永久的に接
    続された第2巻線を有する変圧器を含んでおり、前記高
    電圧は前記電極を介して通電期間において印加され、前
    記電極は非通電期間には放電する、請求項1に記載の害
    虫用トラップ。
  3. 【請求項3】 少なくとも10KHzの周波数を有する
    オシレータ回路により制御されるトランジスタに前記変
    圧器の一次巻線が接続されている、請求項2に記載の害
    虫用トラップ。
  4. 【請求項4】 前記トランジスタには前記カバーの近傍
    に位置する放熱部材が設けられており、前記放熱部材か
    らの熱が前記基底部材と前記カバーとの間の領域を暖め
    る、請求項3に記載の害虫用トラップ。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタは電界効果トランジス
    タである請求項3又は4に記載の害虫用トラップ。
  6. 【請求項6】 前記カバーは前記基底部材に対して開閉
    可能であるようにヒンジを介して前記基底部材に取付け
    られており、前記カバーが完全に閉じられていない時に
    は前記駆動回路と電源との電気的接続を切るように構成
    されたマイクロスイッチが設けられている、請求項1〜
    5のいずれか1つに記載の害虫用トラップ。
JP10912496A 1996-04-30 1996-04-30 害虫用トラップ Pending JPH09308423A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534327A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 ポールマン, ヴァルター 動物撃退装置
CN104322471A (zh) * 2014-09-19 2015-02-04 张振华 一种电子灭蟑器
CN111226883A (zh) * 2020-02-27 2020-06-05 上海伽盾环境管理有限公司 一种方便携带的新型电子灭蟑器

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JP2007534327A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 ポールマン, ヴァルター 動物撃退装置
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