JPH0719264Y2 - 電撃殺虫器 - Google Patents

電撃殺虫器

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JPH0719264Y2
JPH0719264Y2 JP13963688U JP13963688U JPH0719264Y2 JP H0719264 Y2 JPH0719264 Y2 JP H0719264Y2 JP 13963688 U JP13963688 U JP 13963688U JP 13963688 U JP13963688 U JP 13963688U JP H0719264 Y2 JPH0719264 Y2 JP H0719264Y2
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JP
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electric shock
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JP13963688U
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貢造 北川
和文 田中
裕文 絵馬
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Kyocera Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は害虫を電撃により殺虫する電撃殺虫器に関する
ものであり、具体的には、電撃格子への通電状態を周期
的に制御することによって効率よく害虫を殺虫できるよ
うにした電撃殺虫器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の電撃殺虫器Cは第3図(a)(b)に示すよう
に、異種電極となる電撃格子1、2を所定間隔をあけて
交互に配列し、害虫3が電撃格子1、2間を通りあるい
は電撃格子1または2に触れたときに、放電を生じさせ
て害虫3を感電死させる。
また、害虫3が電撃格子1、2間に跨がった場合には害
虫3の体内に通電させて感電死させる。このような電撃
格子1(2)としては丸棒状或いは板状の電撃格子があ
る。ところが、いずれの電撃格子も、その幅寸法Xが約
3mm程度と害虫3の大きさに比べると小さいため、害虫
3は電撃格子1、2を抱え込むようにして止まり、その
状態で電撃を受けると体液の粘着力等により電撃格子
1、2に付着したまま下に落ちず、その害虫3と隣りの
電撃格子1との間で放電が続いたり、短絡したりして、
消費電力が増大するにも拘わらず、害虫3の固融抵抗に
より電撃格子1、2間の電圧が降下し、電撃能力が低下
するという事態が生じる。
このような問題を解決するために、実開昭59−133073号
公報では、第4図に示すように、異種電極となる電撃格
子4、5を所定間隔をあけて交互に配列し、各電撃格子
4、5の幅寸法Xを、殺虫しようとする害虫3が脚を拡
げたときの幅寸法の0.6倍以上に設定して、害虫3が電
撃を受けた場合、必ず落下させようとする電撃殺虫器が
提案されている。
しかし乍ら、この電撃殺虫器でも、電撃格子4、5への
害虫3の付着をまだ十分に防止できない上、電極の表面
積が大きくなるので、消費電力も増大するという欠点を
有している。
特に、近時はこの種の電撃殺虫器の電源として、太陽電
池と蓄電池を用いることが試みられているが、電源とし
て太陽電池と蓄電池を用いる場合、このような消費電力
の増大は必ず回避されなければならない。
〔考案の目的〕
本考案はこのような従来技術の欠点に鑑み案出されたも
のであり、その目的は電撃格子へ一定周期で大電流を流
して害虫を焼き落とすことによって電撃格子への害虫の
長期間の付着を防止し、もって電撃格子間の放電の持続
や短絡による電撃格子1、2間の電圧の低下を防ぎ消費
電流の増大を抑え、特に電源として太陽電池と蓄電池を
有効に用いることができる電撃殺虫器を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するため、電源から電撃格
子に通電して電撃により害虫を殺虫する電撃殺虫器にお
いて、前記電撃格子への通電を害虫を電撃殺虫する高電
圧出力モードと付着した害虫を焼き落とす大電流出力モ
ードとで周期的に出力制御する制御部を設けるようにし
たものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図は、本考案に係る電撃殺虫器の概略構成図であ
り、6は全体として電撃殺虫器を示す。この電撃殺虫器
8は、地上に立設された支柱7上に設けた太陽電池8
と、フレーム12に垂設された電撃格子10及び誘引燈11
と、電撃格子の下方に設けられた捕虫受13と制御部14と
バッテリー15を収納したバッテリーボックス16とで主と
して構成されている。
前記太陽電池8は、周囲の樹木の影響を受けず太陽光が
受光できるように架台11を介して支柱7の頂部に取り付
けられている。
前記電撃格子10及び誘引燈11も広範囲に渡り害虫を誘引
・殺虫するためにフレーム12を介して支柱7の比較的高
所に取り付けられている。
前記電撃格子10は異種電極となる2個の電撃格子を所定
間隔あけて交互に配列している。前記誘引燈11としてブ
ラックライト、蛍光灯等が用いられているが、特に紫外
線を多く含んだ青白い光を放ち害虫を効率よく誘引でき
るブラックライトが一般に用いられる。
前記捕虫受13は、耐食性、耐薬品等の耐候性に優れた亜
鉛メッキ鋼板、塗装鋼板等からなり、下面の開孔がパイ
プ17に接続され地面付近にまで延びている。このパイプ
17の下部は取外し可能に設けたビニール等の捕虫袋18が
取り付けられるようるなっている。
第2図は本考案に係る電撃殺虫器の電気的構成を示すブ
ロック回路図である。
太陽電池8は逆流防止ダイオードDを介してバッテリー
15に接続され、さらに制御部14を介して電撃格子10及び
誘引燈11に接続されている。
これにより、太陽電池8の起電力がバッテリー15に浮動
充電され、制御部14の動作により電撃格子10及び融点燈
11が動作する。
前記制御部14はスイッチング回路19と、A−Bモード切
換回路20と、高電圧発生回路21と、DC−ACインバータ22
で構成されている。
前記スイッチング回路19は太陽電池8の出力状態を検出
し、日没信号を出力する日没センサー回路23と、前記日
没信号の入力時から一定時間、例えば8時間カウント
し、カウント後、停止信号を出力するタイマー回路24と
前記日没信号の入力時から停止信号の入力時まで動作
し、電撃格子10及び誘引燈11に電力を供給する電力供給
回路25とを備えている。これにより太陽電池8の出力が
一定レベル以下となる日没時から害虫の活動が活発な時
間帯(一般に日没後2.0〜3.0時間後)を含む一定時間だ
け電撃格子10及び誘引燈11が動作する。尚、日の出によ
り太陽電池8の出力が一定以上になると、タイマー回路
24はカウント待機状態にリセットされ電撃格子10及び誘
引燈11の動作が停止する。
前記A−Bモード切換回路20は高電圧発生回路21から出
力される害虫を電撃捕殺する高電圧出力モードAと付着
した害虫を焼き落とす大電流出力モードBを時間制御す
るためのものである。
例えば出力モードBで10分間、出力モードAで150分間
の出力を繰返すように設定する。即ち、日没後、例えば
出力電圧2000〜5000V、短絡電流15〜30mA、周波数100〜
300Hzの正弦波出力である出力モードBでまず10分間、
前日までに電撃格子10に付着した害虫を焼き払い、その
後、出力電圧10000〜20000V、短絡電流5〜10mA、周波
数10〜25KHzの方形波パルスである出力モードAで150分
間、害虫を電撃殺虫する。その後、出力モードBで10分
間の出力と出力モードAで150分間の出力を2度繰返
し、合計8時間出力動作させる。
前記高電圧発生回路21は、前記A−Bモード切換回路20
からの出力信号により出力モードA或いは出力モードB
を所定時間出力させるものである。出力モードA、Bの
切換えは、電撃格子10に高電圧を供給するトランスの巻
数比を変えることにより行う。即ち、出力モードAの場
合は巻数比が大きく、出力モードBの場合は巻数比が小
さくなるように、一次側の巻線をA−Bモード切換回路
20によって選択することにより行う。
前記CD−ACインバータ22はスイッチング回路19からの直
流電流を交流電流に交換して誘引燈11へ出力するもので
ある。
誘引燈11の点灯制御としては、日没後、誘引燈11を自動
点灯させ、8時間後に自動消灯させる等の制御であれば
よい。
次に本考案に係る電撃殺虫器の動作を説明する。
昼間は、太陽電池8によって太陽光を直接電気エネルギ
ーに変換し、バッテリー15に電力を蓄え、日没後、制御
部14によって誘引燈11が害虫の活発な時間帯を含む一定
時間のみ点灯し、その間、電撃格子10が出力モードAと
出力モードBを所定時間間隔で周期的に繰返す。
誘引燈11の点灯によって吸蛾類、カメ虫等の害虫が飛来
してくるが、誘引燈11の前面に平行に設けられた電撃格
子10に害虫が衝突し、電撃により捕虫受13内に墜落す
る。もし、害虫が電撃格子10をかかえこむようにして止
まり、その状態で電撃を受けても、出力モードBで焼き
払われ、電撃格子10への害虫の付着を防止できる。
捕虫受13内に墜落した虫は、パイプ17を伝わって落ち、
捕虫袋18に収納される。捕虫袋18内に落下した虫は、た
とえ生きていてもパイプ17内面が垂直で平滑であるため
パイプ17内を上昇することが困難なため捕虫袋18内で死
に至る。これは、一般に虫は鉛直方向の飛来が困難であ
るため、本考案のように長さのある捕虫パイプ17を落下
した虫が上昇することは実質的に不可能であるためであ
る。このようにして捕虫された虫は、地面付近で保持さ
れた捕虫袋18をパイプ17から取り外すことによって処分
され、新たな捕虫袋18をパイプ17に取り付けることによ
って害虫の捕殺を続けることができる。
尚、上記実施例では、電源として太陽電池と蓄電池を用
いることについて述べたが、電源として商用電源を用い
てもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の電撃殺虫器によれば、電撃格子へ
一定周期で大電流を流して害虫を焼き落とすことによっ
て、電撃格子への害虫の付着を防止し、もって電撃格子
間の放電の持続を抑えると共に、短絡による消費電流の
増大を抑し、電撃格子間の電圧の低下を防ぎ、電源とし
て太陽電池と蓄電池を有効に用いることができる実用的
価値大なる電撃殺虫器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電撃殺虫器の正面図、
第2図は同電撃殺虫器の回路図、第3図(a)(b)は
従来の電撃殺虫器の構成図、第4図は従来の電撃格子の
外観図である。 10……電撃格子 11……誘引燈 14……制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源から電撃格子に通電して電撃により害
    虫を殺虫する電撃殺虫器において、前記電撃格子への通
    電を害虫を電撃殺虫する高電圧出力モードと殺虫した害
    虫を焼き落とす大電流出力モードとで周期的に出力制御
    する制御部を設けたことを特徴とする電撃殺虫器。
JP13963688U 1988-10-26 1988-10-26 電撃殺虫器 Expired - Lifetime JPH0719264Y2 (ja)

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