JPH09308301A - 耕耘機 - Google Patents
耕耘機Info
- Publication number
- JPH09308301A JPH09308301A JP12979496A JP12979496A JPH09308301A JP H09308301 A JPH09308301 A JP H09308301A JP 12979496 A JP12979496 A JP 12979496A JP 12979496 A JP12979496 A JP 12979496A JP H09308301 A JPH09308301 A JP H09308301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance rods
- ridge
- resistance
- pair
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 239000002689 soil Substances 0.000 abstract description 7
- 239000000470 constituent Substances 0.000 abstract description 2
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜地においても、所望の畦立てをしつつ安
定走行する耕耘機を提供することを目的とする。 【解決手段】 駆動回転して起耕するローター部と畦立
整形手段とを備えた耕耘機において、高さ調節手段を備
えた一対の抵抗棒を、畦立整形手段の幅方向両外側に配
設する。
定走行する耕耘機を提供することを目的とする。 【解決手段】 駆動回転して起耕するローター部と畦立
整形手段とを備えた耕耘機において、高さ調節手段を備
えた一対の抵抗棒を、畦立整形手段の幅方向両外側に配
設する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗棒を備えた耕
耘機に関する。
耘機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来公知の耕耘機の場合、下り傾斜での
畦立て作業は、ダッシングにより所望の畦立てが困難で
ある。また、傾斜地における等高線方向の畦立て作業で
は、作業機が谷側に流され易く、この場合も所望の畦立
てが困難である。実開昭５９−３８７０１号公報「管理
機」は、一対の抵抗棒を機体の幅方向に所定間隔をおい
て設置するものを開示している。しかし、この場合の抵
抗棒は高さが一定のものであり、高さを調節する手段は
備わっていない。従って、傾斜地での作業時に機体の傾
きを防止する効果は希薄である。
畦立て作業は、ダッシングにより所望の畦立てが困難で
ある。また、傾斜地における等高線方向の畦立て作業で
は、作業機が谷側に流され易く、この場合も所望の畦立
てが困難である。実開昭５９−３８７０１号公報「管理
機」は、一対の抵抗棒を機体の幅方向に所定間隔をおい
て設置するものを開示している。しかし、この場合の抵
抗棒は高さが一定のものであり、高さを調節する手段は
備わっていない。従って、傾斜地での作業時に機体の傾
きを防止する効果は希薄である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は上記問
題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、傾斜
地においても、所望の畦立てをしつつ安定走行する耕耘
機を提供することである。
題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、傾斜
地においても、所望の畦立てをしつつ安定走行する耕耘
機を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の耕耘機は、駆動回転して耕起するローター
部と畦立整形手段とを備えた耕耘機において、高さ調節
手段を備えた一対の抵抗棒が、畦立整形手段の幅方向両
外側に配設されるものである。
に、本発明の耕耘機は、駆動回転して耕起するローター
部と畦立整形手段とを備えた耕耘機において、高さ調節
手段を備えた一対の抵抗棒が、畦立整形手段の幅方向両
外側に配設されるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面の例に
基づいて説明する。図１は、本発明耕耘機を備えた作業
機全体の側面図である。この作業機は、管理機（１０）
とロータリー部（３０）とに大別される。管理機（１
０）の概略は、エンジン（１４）を搭載する機体フレー
ム（１３）の後端に走行駆動ケース（１７）が一体に連
設され、この駆動ケース（１７）の下部に車軸（１５）
を介して走行輪（１６）が軸支されると共に、駆動ケー
ス（１７）の上側にはハンドルベース（１２）を介して
操向ハンドル（１１）の基部が前後振り替え自在に取り
付けられるものである。
基づいて説明する。図１は、本発明耕耘機を備えた作業
機全体の側面図である。この作業機は、管理機（１０）
とロータリー部（３０）とに大別される。管理機（１
０）の概略は、エンジン（１４）を搭載する機体フレー
ム（１３）の後端に走行駆動ケース（１７）が一体に連
設され、この駆動ケース（１７）の下部に車軸（１５）
を介して走行輪（１６）が軸支されると共に、駆動ケー
ス（１７）の上側にはハンドルベース（１２）を介して
操向ハンドル（１１）の基部が前後振り替え自在に取り
付けられるものである。
【０００６】そして、駆動ケース（１７）の後端にヒッ
チ（２０）を介してロータリー部（３０）が装着され
る。ロータリー部（３０）は、ロータリー軸（３３）
と、ロータリー爪（３４）、並びに、ロータリー爪（３
４）の上側を覆うロータリーカバー（３５）を備え、Ｐ
ＴＯケース（３１）及び伝動ケース（３２）を介して走
行駆動ケース（１７）からのエンジン出力をロータリー
軸（３３）に伝達させ、ロータリー爪（３４）によって
土を耕起するように構成されている。
チ（２０）を介してロータリー部（３０）が装着され
る。ロータリー部（３０）は、ロータリー軸（３３）
と、ロータリー爪（３４）、並びに、ロータリー爪（３
４）の上側を覆うロータリーカバー（３５）を備え、Ｐ
ＴＯケース（３１）及び伝動ケース（３２）を介して走
行駆動ケース（１７）からのエンジン出力をロータリー
軸（３３）に伝達させ、ロータリー爪（３４）によって
土を耕起するように構成されている。
【０００７】図２及び３は、ロータリー部（３０）の斜
視図及び背面図である。ロータリーフレーム（３６）の
後部に、排土板（４２）と整形板（４４）とを主構成要
素とする畦立て整形器（４０）が設けられる。略三角形
状をした一対の排土板（４２）は、側面視では前進方向
に向かって湾曲していて、畦の傾斜面を形成するように
なっている。この排土板（４２）の下部に、畦の上面に
添う整形板（４４）が連設される。整形板（４４）の内
側には、樹脂板（４５）が添設されていて、これら整形
板（４４）と樹脂板（４５）との間に、畦の頂部を整形
する天板（４６）が設けられる。天板（４６）は、天板
支持フレーム（４７）を介してナット（４８）によって
上下調節自在にロータリーフレーム（３７）に取り付け
られている。このため、天板（４６）を、整形板（４
４）と樹脂板（４５）との間で摺動自在に上下調節でき
るので、天板（４６）と整形板（４４）とが連続した一
体的な形態になり、上端まで形の整った畦を形成するこ
とができる。
視図及び背面図である。ロータリーフレーム（３６）の
後部に、排土板（４２）と整形板（４４）とを主構成要
素とする畦立て整形器（４０）が設けられる。略三角形
状をした一対の排土板（４２）は、側面視では前進方向
に向かって湾曲していて、畦の傾斜面を形成するように
なっている。この排土板（４２）の下部に、畦の上面に
添う整形板（４４）が連設される。整形板（４４）の内
側には、樹脂板（４５）が添設されていて、これら整形
板（４４）と樹脂板（４５）との間に、畦の頂部を整形
する天板（４６）が設けられる。天板（４６）は、天板
支持フレーム（４７）を介してナット（４８）によって
上下調節自在にロータリーフレーム（３７）に取り付け
られている。このため、天板（４６）を、整形板（４
４）と樹脂板（４５）との間で摺動自在に上下調節でき
るので、天板（４６）と整形板（４４）とが連続した一
体的な形態になり、上端まで形の整った畦を形成するこ
とができる。
【０００８】ロータリーフレーム（３６）に連設する整
形器支持フレーム（４１）には、排土板（４２）の他
に、抵抗棒支持部（６１）を介して一対の抵抗棒（６
０）が畦立て整形器（４０）の幅方向両外側に一基づつ
立設される。この抵抗棒（６０）は、進行方向とは逆向
きに屈曲した脚部（６０ｂ）を備えた棒状をしている。
抵抗棒（６０）は、その凹部（６０ａ）を位置決めスト
ッパー（６２）によりピン止めされるが、凹部（６０
ａ）が複数あるので、その高さを適宜調節することが可
能である。この抵抗棒（６０）の高さ調節により、溝床
の土から受ける抵抗を調整することができる。脚部（６
０ｂ）が溝床に深く進入するように抵抗棒（６０）の高
さを調節すれば、下り傾斜での畦立て作業でも、ダッシ
ングを防止して所望の畦立てを安全に行うことができ
る。また、左右の抵抗棒（６０）の高さに差を適宜設け
れば、傾斜地における等高線方向の畦立て作業でも、作
業機が谷側に流されることを防止して所望の畦立てを安
全に行うことができる。なお、抵抗の不要な場合は、抵
抗棒（６０）を上げて設定することで脚部（６０ｂ）が
畦溝床に接触しないようにすればよい。本例の抵抗棒
（６０）は、畦立て整形器（４０）の幅方向両外側に一
基づつ立設されているが、この数は任意である。更に、
同時マルチ作業を行う場合は、この抵抗棒（６０）の脚
部（６０ｂ）が覆土輪の作用位置に先行するので、そこ
の土を予め破砕することになり、覆土輪が浮くことを防
止できる効果もある。なお、本発明の構成は、本発明の
主旨から逸脱しない限り適宜設計変更可能なものであ
る。
形器支持フレーム（４１）には、排土板（４２）の他
に、抵抗棒支持部（６１）を介して一対の抵抗棒（６
０）が畦立て整形器（４０）の幅方向両外側に一基づつ
立設される。この抵抗棒（６０）は、進行方向とは逆向
きに屈曲した脚部（６０ｂ）を備えた棒状をしている。
抵抗棒（６０）は、その凹部（６０ａ）を位置決めスト
ッパー（６２）によりピン止めされるが、凹部（６０
ａ）が複数あるので、その高さを適宜調節することが可
能である。この抵抗棒（６０）の高さ調節により、溝床
の土から受ける抵抗を調整することができる。脚部（６
０ｂ）が溝床に深く進入するように抵抗棒（６０）の高
さを調節すれば、下り傾斜での畦立て作業でも、ダッシ
ングを防止して所望の畦立てを安全に行うことができ
る。また、左右の抵抗棒（６０）の高さに差を適宜設け
れば、傾斜地における等高線方向の畦立て作業でも、作
業機が谷側に流されることを防止して所望の畦立てを安
全に行うことができる。なお、抵抗の不要な場合は、抵
抗棒（６０）を上げて設定することで脚部（６０ｂ）が
畦溝床に接触しないようにすればよい。本例の抵抗棒
（６０）は、畦立て整形器（４０）の幅方向両外側に一
基づつ立設されているが、この数は任意である。更に、
同時マルチ作業を行う場合は、この抵抗棒（６０）の脚
部（６０ｂ）が覆土輪の作用位置に先行するので、そこ
の土を予め破砕することになり、覆土輪が浮くことを防
止できる効果もある。なお、本発明の構成は、本発明の
主旨から逸脱しない限り適宜設計変更可能なものであ
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明の耕耘機は、上述の構成をしてい
るために以下の効果を奏する。すなわち、畦立て整形部
の幅方向両外側に立設される一対の抵抗棒の高さ調節に
より、畦溝床の土から受ける抵抗を自在に調整すること
が可能である。これにより、下り傾斜での畦立て作業で
も、ダッシングを防止して所望の畦立てを安全に行うこ
とができ、また、傾斜地における等高線方向の畦立て作
業でも、作業機が谷側に流されることを防止して所望の
畦立てを安全に行うことができる。
るために以下の効果を奏する。すなわち、畦立て整形部
の幅方向両外側に立設される一対の抵抗棒の高さ調節に
より、畦溝床の土から受ける抵抗を自在に調整すること
が可能である。これにより、下り傾斜での畦立て作業で
も、ダッシングを防止して所望の畦立てを安全に行うこ
とができ、また、傾斜地における等高線方向の畦立て作
業でも、作業機が谷側に流されることを防止して所望の
畦立てを安全に行うことができる。
【図１】作業機全体の側面図
【図２】耕耘機の斜視図
【図３】耕耘機の背面図
１０ 管理機 １１ 操向ハンドル １２ ハンドルベース １３ 機体フレーム １４ エンジン １５ 車軸 １６ 走行輪 １７ 走行駆動ケース ２０ ヒッチ ３０ ロータリー部 ３１ ＰＴＯケース ３２ 伝動ケース ３３ ロータリー軸 ３４ ロータリー爪 ３５ ロータリーカバー ３６ ロータリーフレーム ４０ 畦立て整形器 ４１ 整形器支持フレーム ４２ 排土板 ４３ 排土板固定具 ４４ 整形板 ４５ 樹脂板 ４６ 天板 ４７ 天板支持フレーム ４８ ナット ６０ 抵抗棒 ６０ａ 凹部 ６０ｂ 脚部 ６１ 抵抗棒支持部 ６２ 位置決めストッパー Ｕ 畦面
Claims (1)
- 【請求項１】 駆動回転して耕起するローター部と畦立
整形手段とを備えた耕耘機において、高さ調節手段を備
えた一対の抵抗棒を、畦立整形手段の幅方向両外側に配
設したことを特徴とする耕耘機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12979496A JPH09308301A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 耕耘機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12979496A JPH09308301A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 耕耘機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308301A true JPH09308301A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15018401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12979496A Withdrawn JPH09308301A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 耕耘機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308301A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019103476A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | 歩行型作業機 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12979496A patent/JPH09308301A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019103476A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 株式会社クボタ | 歩行型作業機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |