JPH09307770A - カラー画像データの高能率圧縮復号出力方式 - Google Patents

カラー画像データの高能率圧縮復号出力方式

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JPH09307770A
JPH09307770A JP8120241A JP12024196A JPH09307770A JP H09307770 A JPH09307770 A JP H09307770A JP 8120241 A JP8120241 A JP 8120241A JP 12024196 A JP12024196 A JP 12024196A JP H09307770 A JPH09307770 A JP H09307770A
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JP
Japan
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color image
color
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Application number
JP8120241A
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English (en)
Inventor
Koichi Honda
浩一 本田
Nobuo Ikeshoji
伸夫 池庄司
Tatsuya Yamamoto
達也 山本
Toshiro Jinnai
俊郎 神内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像データを符号化し、カラー画像対
応出力装置の色再現能力に拘わらず高速に出力するこ
と。 【解決手段】 カラー画像データを画像圧縮した圧縮カ
ラー画像データと、このカラー画像に対応した1つ以上
のインデックスカラーテーブルとを複合し、1つのデー
タに符号化した符号化カラー画像データを蓄積あるいは
伝送し、また、カラー画像出力装置の色再現能力を識別
するカラー画像出力装置識別処理部を設けて、カラー画
像出力装置の色再現能力に最適なカラー画像データを出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像データ
の高能率圧縮復号出力方式に係り、特に、入力されたカ
ラー画像データを符号化して蓄積し、この蓄積されたカ
ラー画像データをカラー画像出力装置の色再現能力に応
じて復元し、出力することが可能なカラー画像データの
符号化/復号化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラーディスプレイ装置で用い
るカラー画像データは、赤,緑,青(R,G,B)の各
色成分(輝度値)で表わされ、それぞれの色成分に8ビ
ットのメモリが割り当てられてディジタル化される。従
って、上記ディジタル化されたカラー画像データを表示
するフルカラー対応ディスプレイ装置では、各画素に対
して約1,600万色を同時表示可能であり、自然画を
違和感なく表示することが可能である。
【0003】一方、CD−ROM,CAD(Computer A
ided Design )やグラフィックの世界では、カラールッ
クアップテーブルを用い上記約1,600万色のうちよ
り限定された色数を同時表示する、インデックスカラー
対応ディスプレイ装置を用いる場合が多い。このような
場合、画像メモリの画素あたりの容量が8ビット以下に
されることが多く、同時表示できる色数は256色以下
となる。また、インデックスカラーテーブルの決定方法
は出力装置により異なるため、出力装置毎に出力結果が
異なり、意図しない出力結果となることがある。
【0004】しかし、上記した色再現能力の異なるフル
カラー対応ディスプレイ装置およびインデックスカラー
対応ディスプレイ装置の両者に対し、違和感のないカラ
ー画像を高速に表示したいという要求は多い。
【0005】このためカラー画像データの蓄積出力方式
には、以下のような方式がある。 カラー画像データをJPEGなどの画像圧縮手法によ
り圧縮して、圧縮カラー画像データとして蓄積し、この
圧縮カラー画像データを伸長したフルカラー画像データ
(伸長カラー画像データ)を出力する方法。
【0006】カラー画像データ毎に、最適なインデッ
クスカラーテーブルおよびインデックスカラー画像デー
タへの変換を行い、これらインデックスカラーテーブル
およびインデックスカラー画像データを蓄積し、出力す
る方法。このインデックスカラーテーブルの選出方法も
多数研究されている(例えば、特開平2−170192
号公報)。
【0007】カラー画像データ毎に対応したインデッ
クスカラーテーブル,インデックスカラー画像データ、
およびJPEGなどの画像圧縮手法により圧縮した圧縮
カラー画像データを蓄積し、カラー画像出力装置に応じ
インデックスカラー画像データあるいは伸長カラー画像
データを出力する方法。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカラー
画像の蓄積出力方式は、の方式の場合には、圧縮カラ
ー画像データの容量は、JPEGなどの圧縮手法を用い
れば、通常原画像であるカラー画像データの1/10〜
1/30程度にしても画質劣化がほとんどない。しか
し、伸長したフルカラー画像データを用い出力を行うた
め、インデックスカラー画像対応出力装置に対しては、
画像出力装置においてインデックスカラーテーブルの生
成、およびインデックスカラー画像データへの変換処理
が必要となり、予めインデックスカラー画像データを蓄
積し出力する,の方式に比べ、高速な出力処理が行
えない。また、画像出力装置毎にインデックスカラーテ
ーブルの生成方式が異なることより、用いられるインデ
ックスカラーテーブルが異なる。このため、カラー画像
データの出力結果が異なるという問題点がある。
【0009】の方式の場合には、インデックスカラー
画像データを用い出力を行うため、フルカラー画像対応
出力装置に対しては、同時に出力できる色数はインデッ
クスカラー画像データの画素あたりの容量により制限を
受ける。例えば画素あたりの容量が8ビットの場合、約
1,600万色中の256色のみを用い出力を行うこと
となるので、フルカラー画像対応出力装置においては、
の方式に比べて画質が劣化する。また、蓄積されるイ
ンデックスカラー画像データの容量は、インデックスカ
ラー画像データの画素あたりの容量により制限されるた
め、例えば画素あたりの容量が8ビットの場合、フルカ
ラー画像データ(画素あたりの容量が24ビット)の1
/3となり、の方式に比べ容量が大きくなるという問
題点がある。
【0010】の方式の場合には、フルカラー画像対応
出力装置およびインデックスカラー画像対応出力装置の
両者に対し良好な出力結果が得られ、高速な出力処理が
行えるが、圧縮カラー画像データとインデックスカラー
画像データ,インデックスカラーテーブルとを蓄積する
必要があり、蓄積するカラー画像データの容量はおよ
びの方式に比べ大きくなるという問題点がある。
【0011】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、カラー画像データを高能率に圧縮して蓄積
することによりカラー画像データの容量を削減するとと
もに、インデックスカラーテーブルを予め生成し圧縮カ
ラー画像データとともに蓄積することにより、インデッ
クスカラー画像データ出力時の出力処理速度を高速に
し、カラー画像出力装置の色再現能力に拘わらず良好な
出力画像が得られるようにした、カラー画像データの高
能率圧縮復号出力方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像の高
能率圧縮復号出力方式は、カラー画像データ(原画像)
をJPEGなどの画像圧縮手法により圧縮した圧縮カラ
ー画像データに変換する圧縮処理部と、カラー画像デー
タ(原画像)よりこのカラー画像データに最適なインデ
ックスカラーテーブルを生成するインデックスカラーテ
ーブル生成部と、圧縮カラー画像データとインデックス
カラーテーブルとを1つにまとめ符号化した、符号化カ
ラー画像データを生成する符号化処理部と、符号化カラ
ー画像データを蓄積する画像蓄積装置と、カラー画像対
応出力装置の色再現能力を識別し、この色再現能力を示
す表現色識別信号を出力するカラー画像出力装置識別処
理部と、表現色識別信号をもとに符号化カラー画像デー
タより、圧縮カラー画像データとインデックスカラーテ
ーブルとを出力する復号化処理部と、圧縮カラー画像デ
ータを圧縮処理部の画像圧縮手法に対応した画像伸長手
法により伸長した伸長カラー画像データに変換する伸長
処理部と、表現色識別信号をもとに、インデックスカラ
ーテーブルと伸長カラー画像データとよりインデックス
カラー画像データを生成するインデックスカラー画像変
換部と、表現色識別信号をもとに、伸長カラー画像デー
タとインデックスカラー画像データとのどちらかを選択
した出力用カラー画像データを切り換えて出力する出力
カラー画像選択処理部と、を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
形態に係るカラー画像データの高能率圧縮復号出力方式
の構成を示すブロック図である。本第1実施形態では、
R,G,B各色成分をそれぞれ8ビットで表現したカラ
ー画像データを、フルカラー画像対応出力装置あるいは
N色(Nは自然数、例えばN=256)出力可能なイン
デックスカラー画像対応出力装置に出力する場合につい
て説明する。
【0014】本第1実施形態の構成は、圧縮処理部1
と、インデックスカラーテーブル生成部2と、符号化処
理部3と、復号化処理部4と、伸長処理部5と、インデ
ックスカラー画像変換部6と、カラー画像出力装置識別
処理部7と、出力カラー画像選択処理部8と、画像蓄積
装置9と、フルカラー画像あるいはインデックスカラー
画像のカラー画像対応出力装置10と、カラー画像デー
タ(原画像)20と、圧縮カラー画像データ21と、イ
ンデックスカラーテーブル22と、符号化カラー画像デ
ータ23と、伸長カラー画像データ24と、インデック
スカラー画像データ25と、出力用カラー画像データ2
6と、表現色識別信号30とからなっている。
【0015】圧縮処理部1は、カラー画像データ20を
画像圧縮した圧縮カラー画像データ21を生成する。
【0016】インデックスカラーテーブル生成部2は、
カラー画像データ20よりN色対応のインデックスカラ
ーテーブル22を生成する。
【0017】符号化処理部3は、圧縮カラー画像データ
21とインデックスカラーテーブル22とを1つにまと
め符号化した符号化カラー画像データ23を生成し、画
像蓄積装置9に書き込む。
【0018】カラー画像出力装置識別処理部7は、カラ
ー画像対応出力装置10の色再現能力を識別し、この色
再現能力を示す表現色識別信号30を出力する。本第1
実施形態では、フルカラー画像出力用あるいはインデッ
クスカラー画像出力用のいずれかを示す信号を出力す
る。
【0019】復号化処理部4は、画像蓄積装置9に蓄積
された符号化カラー画像データ23を読み出し、圧縮カ
ラー画像データ21を出力する。また、表現色識別信号
30がインデックスカラー画像用を示している場合、イ
ンデックスカラーテーブル22も出力する。
【0020】伸長処理部5は、圧縮カラー画像データ2
1を圧縮処理部1の画像圧縮手法に対応した画像伸長手
法により伸長した伸長カラー画像データ24を生成す
る。
【0021】インデックスカラー画像変換部6は、表現
色識別信号30がインデックスカラー画像用を示してい
る場合、インデックスカラーテーブル22と伸長カラー
画像データ24とよりインデックスカラー画像データ2
5を生成する。また、表現色識別信号30がフルカラー
画像用を示している場合は、上記インデックスカラー画
像データの変換処理は行わない。
【0022】出力カラー画像選択処理部8は、表現色識
別信号30がフルカラー画像用を示している場合は、伸
長カラー画像データ24を出力用カラー画像データ26
としてカラー画像対応出力装置10に出力し、表現色識
別信号30がインデックスカラー画像用を示している場
合は、インデックスカラー画像データ25とインデック
スカラーテーブル22とを出力用カラー画像データ26
としてカラー画像対応出力装置10に出力する。
【0023】カラー画像対応出力装置10は、入力され
た出力用カラー画像データ26を用い、カラー画像デー
タを出力する。
【0024】ここで、上記した圧縮処理部1の画像圧縮
手法および伸長処理部5の画像伸長手法は従来から知ら
れており(例えばJPEG)、任意の従来技術を取捨選
択して用いることができるので、その詳細な説明は省略
する。
【0025】図2は、本第1実施形態におけるインデッ
クスカラーテーブル生成部2の処理を説明するための図
である。
【0026】カラー画像データ20は、R,G,B各色
成分が8ビットで構成されており、R,G,B各色毎に
256階調を表現可能であるので、このカラー画像デー
タ20は約1,600万色の表示色を持つ。
【0027】インデックスカラーテーブル生成部2は、
カラー画像データ20を違和感なく再現できるようなN
個の代表色を求め、各代表色に対応するR,G,Bの輝
度値(rk,gk,bk:kは0〜N−1の整数)をイ
ンデックスカラーテーブル22とする。このインデック
スカラーテーブル22の生成方法は従来から知られてお
り(例えば、特開平2−170192号公報参照)、任
意の従来技術を取捨選択して用いることができるので、
その詳細な説明は省略する。
【0028】図3は、本第1実施形態におけるインデッ
クスカラー画像変換部6の処理を説明するための図であ
る。
【0029】伸長処理部5により画像伸長された伸長カ
ラー画像データ24の各画素のR,G,B成分と、イン
デックスカラーテーブル22のR,G,B成分とを比較
し、最も近いインデックスをインデックスカラー画像デ
ータ25とする。さらにこのインデックスカラー画像デ
ータ25の生成手法として、誤差拡散手法を用いてより
自然なカラー画像を得る方法もあるが、本発明の本質的
な部分ではないので詳細な説明は省略する。
【0030】図4は、本発明の第2実施形態に係るカラ
ー画像データの高能率圧縮復号出力方式の構成を示すブ
ロック図である。本第2実施形態では、R,G,B各色
成分をそれぞれ8ビットで表現したカラー画像データ
を、フルカラー画像対応出力装置、あるいはNa色(N
aは自然数、例えばNa=256)あるいはNb色(N
bは自然数、例えばNa=16)出力可能なインデック
スカラー画像対応出力装置に出力する場合について説明
する。
【0031】本第2実施形態の構成は、圧縮処理部1
と、Na色対応インデックスカラーテーブル生成部2a
と、Nb色対応インデックスカラーテーブル生成部2b
と、符号化処理部3と、復号化処理部4と、伸長処理部
5と、インデックスカラー画像変換部6と、カラー画像
出力装置識別処理部7と、出力カラー画像選択処理部8
と、画像蓄積装置9と、フルカラー画像あるいはインデ
ックスカラー画像のカラー画像対応出力装置10と、カ
ラー画像データ(原画像)20と、圧縮カラー画像デー
タ21と、Na色対応インデックスカラーテーブル22
aと、Nb色対応インデックスカラーテーブル22b
と、符号化カラー画像データ23と、伸長カラー画像デ
ータ24と、出力用インデックスカラーテーブル22c
と、インデックスカラー画像データ25と、出力用カラ
ー画像データ26と、表現色識別信号30とからなって
いる。
【0032】インデックスカラーテーブル生成部2a
は、カラー画像データ20よりNa色対応のインデック
スカラーテーブル22aを生成する。
【0033】インデックスカラーテーブル生成部2b
は、カラー画像データ20よりNb色対応のインデック
スカラーテーブル22bを生成する。
【0034】符号化処理部3は、圧縮カラー画像データ
21と、Na色対応のインデックスカラーテーブル22
aと、Nb色対応のインデックスカラーテーブル22b
とを、1つにまとめ符号化した符号化カラー画像データ
23を生成し、画像蓄積装置9に書き込む。
【0035】カラー画像出力装置識別処理部7は、カラ
ー画像対応出力装置10の色再現能力を識別し、この色
再現能力を示す表現色識別信号30を出力する。本第2
実施形態では、フルカラー画像出力用あるいはNa色対
応インデックスカラー画像出力用あるいはNb色対応イ
ンデックスカラー画像出力用のいずれかを示す信号を出
力する。
【0036】復号化処理部4は、画像蓄積装置9に蓄積
された符号化カラー画像データ23を読み出し、圧縮カ
ラー画像データ21を出力する。また、表現色識別信号
30がインデックスカラー画像用を示している場合、イ
ンデックスカラー画像対応出力装置の色再現能力に対応
した出力用インデックスカラーテーブル22cも出力す
る。本第2実施形態では、表現色識別信号30がNa色
対応インデックスカラー画像出力用を示している場合、
Na色対応のインデックスカラーテーブル22aが、表
現色識別信号30がNb色対応インデックスカラー画像
出力用を示している場合、Nb色対応のインデックスカ
ラーテーブル22bが、出力用インデックスカラーテー
ブル22cとして出力される。
【0037】インデックスカラー画像変換部6は、表現
色識別信号30がインデックスカラー画像用を示してい
る場合、出力用インデックスカラーテーブル22cと伸
長カラー画像データ24とよりインデックスカラー画像
データ25を生成する。また、表現色識別信号30がフ
ルカラー画像用を示している場合は、上記インデックス
カラー画像データ25の変換処理は行わない。他の処理
は、前記第1実施形態と同様である。
【0038】図5は、本第2実施形態に係るNa色対応
インデックスカラーテーブル生成部2aおよびNb色対
応インデックスカラーテーブル生成部2bの処理を説明
するための図である。
【0039】原画像であるカラー画像データ20は、
R,G,B各色成分が8ビットで構成されており、R,
G,B各色毎に256階調を表現可能であるので、この
カラー画像20は約1,600万色の表示色を持つ。
【0040】Na色対応インデックスカラーテーブル生
成部2aは、カラー画像20を違和感なく再現できるよ
うなNa個の代表色を求め、各代表色に対応するR,
G,Bの輝度値(rak,gak,bak:kは0〜N
a−1の整数)をNa色対応インデックスカラーテーブ
ル22aとする。
【0041】同様に、Nb色対応インデックスカラーテ
ーブル生成部2bは、カラー画像データ20よりNb個
の代表色を求め、各色に対応するR,G,Bの輝度値
(rbl,gbl,bbl:lは0〜Nb−1の整数)
をNb色対応インデックスカラーテーブル22bとす
る。
【0042】これらインデックスカラーテーブルの生成
方法は従来から知られており(例えば、特開平2−17
0192号公報参照)、任意の従来技術を取捨選択して
用いることができるので、その詳細な説明は省略する。
【0043】符号化処理部3は、上記のように作成した
Na色対応インデックスカラーテーブル22aおよびN
b色対応インデックスカラーテーブル22bと、圧縮カ
ラー画像データ21とを、1つにまとめ符号化した符号
化カラー画像データ23を生成する。
【0044】この符号化カラー画像データ23の構成例
を図6に示す。符号化カラー画像データ23は、データ
の先頭よりインデックスカラーテーブルの個数は2、2
組のインデックスカラーテーブル、第1のインデックス
の個数はNa、Na色対応インデックスカラーテーブル
22a、第2のインデックスの個数はNb、Nb色対応
インデックスカラーテーブル22b、最後にJPEGな
どの画像圧縮手法により画像圧縮された圧縮カラー画像
データ21が、順に記録される。
【0045】復号化処理部4は、表現色識別信号30を
もとに出力用インデックスカラーテーブル22cを選択
し、表現色識別信号30がNa色のインデックスカラー
画像用を示している場合は、Na色対応インデックスカ
ラーテーブル22aを、表現色識別信号30がNb色の
インデックスカラー画像用を示している場合は、Nb色
対応インデックスカラーテーブル22bを、出力用イン
デックスカラーテーブル22cとしてインデックスカラ
ー画像変換部6に出力する。
【0046】インデックスカラー画像変換部6は、表現
色識別信号30をもとに、伸長処理部4により伸長され
た伸長カラー画像24の各画素のR,G,B成分と、出
力用インデックスカラーテーブル22cのR,G,B成
分とを比較し、最も近いインデックスをインデックスカ
ラー画像データ25とする。さらにこのインデックスカ
ラー画像データ25の生成手法として、誤差拡散手法を
用いてより自然なカラー画像を得る方法もあるが、本発
明の本質的な部分ではないので詳細な説明は省略する。
【0047】また、本第2実施形態では、2組のインデ
ックスカラーテーブル22(22a,22b)を含んだ
符号化カラー画像データ23を用いたが、同様に3組以
上のインデックスカラーテーブル22を含む符号化カラ
ー画像データ23を用いることも可能である。
【0048】さらに、第1および第2実施形態では述べ
なかったが、符号化カラー画像データ23は、画像蓄積
装置9に蓄積して用いるのみでなく、通信回線などを用
い伝送する場合にも同様に使用可能である。この場合、
伝送するカラー画像データの容量を削減できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カラー画
像データを画像圧縮した圧縮カラー画像データと、この
カラー画像に対応した1つ以上のインデックスカラーテ
ーブルとを複合し、1つのデータに符号化した符号化カ
ラー画像データを蓄積あるいは伝送し、また、カラー画
像出力装置の色再現能力を識別するカラー画像出力装置
識別処理部を設けることにより、カラー画像出力装置の
色再現能力に拘わらずカラー画像出力装置の色再現能力
に最適なカラー画像データを出力することができるとい
う効果がある。
【0050】また、インデックスカラーテーブルを予め
作成し符号化カラー画像データとして蓄積あるいは伝送
することにより、カラー画像出力時にカラー画像出力装
置においてインデックスカラーテーブルの作成を行う必
要がなく、インデックスカラー画像データの生成のみで
インデックスカラー画像データの出力が行えるので、符
号化カラー画像データを読み出しあるいは受信してから
カラー画像出力装置に出力するまでの時間を短縮できる
という効果がある。
【0051】さらには、圧縮/伸長処理部では、従来技
術である画像圧縮/伸長手法より高能率な画像圧縮処理
が取捨選択可能であることより、カラー画像データに適
した画像圧縮手法を用いることにより、蓄積するカラー
画像データの容量を削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1中のインデックスカラーテーブル生成部の
処理を示す説明図である。
【図3】図1中のインデックスカラー画像変換部の処理
を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図5】図4中のインデックスカラーテーブル生成部の
処理を説明する図である。
【図6】本発明の第2実施形態における、符号化カラー
画像データの構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 圧縮処理部 2 インデックスカラーテーブル生成部 3 符号化処理部 4 復号化処理部 5 伸長処理部 6 インデックスカラー画像変換部 7 カラー画像出力装置識別処理部 8 出力カラー画像選択処理部 9 画像蓄積装置 10 カラー画像対応出力装置 20 カラー画像データ 21 圧縮カラー画像データ 22 インデックスカラーテーブル 23 符号化カラー画像データ 24 伸長カラー画像データ 25 インデックスカラー画像データ 26 出力用カラー画像データ 30 表現色識別信号 2a Na色対応インデックスカラーテーブル生成部 2b Nb色対応インデックスカラーテーブル生成部 22a Na色対応インデックスカラーテーブル 22b Nb色対応インデックスカラーテーブル 22c 出力用インデックスカラーテーブル
フロントページの続き (72)発明者 山本 達也 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 神内 俊郎 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを画像圧縮し、圧縮カ
    ラー画像データに変換する圧縮処理部と、 前記カラー画像データよりこのカラー画像データを表現
    するN個(Nは自然数)の代表色を選出し、インデック
    スカラーテーブルを生成するインデックスカラーテーブ
    ル生成部と、 前記圧縮カラー画像データと前記インデックスカラーテ
    ーブルとを1つにまとめ符号化した符号化カラー画像デ
    ータに変換する符号化処理部と、 カラー画像対応出力装置の色再現能力を識別し、この色
    再現能力を示す表現色識別信号を出力するカラー画像出
    力装置識別処理部と、 前記符号化カラー画像データを前記圧縮カラー画像デー
    タと前記インデックスカラーテーブルとに変換する復号
    化処理部と、 前記圧縮カラー画像データを画像伸長し、伸長カラー画
    像データに変換する伸長処理部と、 前記伸長カラー画像データと前記インデックスカラーテ
    ーブルとより、インデックスカラー画像データを生成す
    るインデックスカラー画像変換部と、 前記表現色識別信号をもとに前記伸長カラー画像データ
    と前記インデックスカラー画像データとを切り換え出力
    する出力カラー画像選択処理部と、を備えたことを特徴
    とするカラー画像データの高能率圧縮復号出力方式。
  2. 【請求項2】 カラー画像データを画像圧縮し、圧縮カ
    ラー画像データに変換する圧縮処理部と、 前記カラー画像データよりこのカラー画像データを表現
    するM種類(Mは自然数)のインデックスカラーテーブ
    ルをそれぞれ生成するM個のインデックスカラーテーブ
    ル生成部と、 前記圧縮カラー画像データとM個の前記インデックスカ
    ラーテーブルとを1つにまとめ符号化した符号化カラー
    画像データに変換する符号化処理部と、 カラー画像対応出力装置の色再現能力を識別し、この色
    再現能力を示す表現色識別信号を出力するカラー画像出
    力装置識別処理部と、 前記符号化カラー画像データを、前記圧縮カラー画像デ
    ータと、前記表現色識別信号をもとにM種類の前記イン
    デックスカラーテーブルより選択した出力用インデック
    スカラーテーブルとに変換する復号化処理部と、 前記圧縮カラー画像データを画像伸長し、伸長カラー画
    像データに変換する伸長処理部と、 前記伸長カラー画像データと前記出力用インデックスカ
    ラーテーブルとより、前記カラー画像対応出力装置に対
    応するインデックスカラー画像データを生成するインデ
    ックスカラー画像変換部と、 前記表現色識別信号をもとに前記伸長カラー画像データ
    と前記インデックスカラー画像データの出力とを切り換
    え出力する出力カラー画像選択処理部と、を備えたこと
    を特徴とするカラー画像データの高能率圧縮復号出力方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011244481A (ja) * 2002-04-25 2011-12-01 Sharp Corp 画像データ復号装置および画像データ復号方法

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