JPH1130978A - カラー画像の符号化方法およびその符号装置ならびにカラー画像の復号化方法およびその復号化装置 - Google Patents

カラー画像の符号化方法およびその符号装置ならびにカラー画像の復号化方法およびその復号化装置

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JPH1130978A
JPH1130978A JP9184127A JP18412797A JPH1130978A JP H1130978 A JPH1130978 A JP H1130978A JP 9184127 A JP9184127 A JP 9184127A JP 18412797 A JP18412797 A JP 18412797A JP H1130978 A JPH1130978 A JP H1130978A
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colors
palette
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color
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JP9184127A
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Masaki Ishikawa
真己 石川
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を再生する際、その再生速度を速
くし表示用メモリを小さくする。 【解決手段】 カラー画像符号化装置1は、カラー画像
データ2の使用色数をカウントし、その色数が所定値以
下の時各色に対応するインデックスを記載したグローバ
ルパレット5を作成するグローバルパレット作成手段6
と、カラー画像データ2を複数のブロックに分割するブ
ロック分割手段7と、ブロック内の色数がグローバルパ
レット5の中の色数より少ない時、グローバルパレット
5中のインデックスを記載したローカルパレット8を作
成するローカルパレット作成手段9と、ブロック内の色
数がグローバルパレット5の中の色数と同じ時、グロー
バルパレット5中のインデックスを入力された画素に付
与し、それ以外の時、ローカルパレット8内のインデッ
クスを入力された画素に付与するカラーインデックス付
与手段10と、カラーインデックスを符号化する符号化
手段13とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像をパソ
コンや携帯端末等に表示するためのカラー画像の符号化
方法およびその符号化装置ならびにカラー画像の復号化
方法およびその復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像を符号化したり復号化
する際は、所定数の色数からなるパレットを設け、各画
素に対しそのパレット中のインデックスを付与し、その
インデックスを符号化したり復号化することによりカラ
ー画像を符号化し、復号化している。
【0003】例えば、パソコンやゲーム機器等では、マ
ルチカラー画像と呼ばれる画像が使用されている。この
マルチカラー画像とは、代表色画像とか限定色画像等と
も呼ばれているもので、図15に示すように、特定の
色、すなわち特定のR(赤)、G(緑)、B(青)の値
を持つ色に対してインデックスを付与し、そのインデッ
クスのデータを利用して、16色や256色等の限定さ
れた代表色で表現するようにした画像のことである。
【0004】このようなマルチカラー画像のデータは、
仮にR、G、Bの各色が8ビット(256種)で表され
るとしたら、合計24ビット必要になるのであるが、イ
ンデックスそのものも例えば8ビットで表示するように
しているので、相当な圧縮率となっている。しかし、圧
縮はされているが、それでも情報量が多いため、何の工
夫もせず、そのままの形で処理すると、メモリ容量が大
きくなり、また通信速度も遅くなり実用的でない。した
がって、マルチカラー画像も他の画像データと同様にそ
の圧縮技術は極めて重要なものとなる。特に、マルチカ
ラー画像は、その色の数が限定されていることから、ロ
スレスでの符号化および復号化、すなわち可逆的な圧縮
技術が必要とされている。
【0005】一方、近年、データ圧縮の手法の一つとし
て、エントロピー符号器および復号器を用いた技術が注
目されている。このエントロピー符号化および復号化技
術の一つとして、例えば、算術符号化および復号化の技
術を用いたものがある。この技術の概要は、例えば、特
開昭62−185413号公報、特開昭63−7432
4号公報、特開昭63−76525号公報等に記載され
ている。
【0006】図16に、このような技術を用いた従来の
マルチカラー画像の符号化システム50および復号化シ
ステム60を示す。この符号化システム50は、ライン
バッファ51と、エントロピー符号器52とを含むもの
である。入力されるインデックスのデータ、すなわちカ
ラー画素データ100Aは、ラインバッファ51および
エントロピー符号器52へ入力される。このカラー画素
データ100Aは、図17に示すように、いずれもラス
タースキャンされ水平走査順に順次画素データとして入
力される。
【0007】なお、このインデックスのデータ、すなわ
ちカラー画素データ100Aを作成する方法としては、
入力する色の順番にインデックスを付与する方法が一般
的であり、図15に示すように、インデックスの番号が
近いもの、例えば「1」と「2」でもその色が大きく異
なったり、インデックスの番号が遠いもの、例えば「1
00」と「200」でもその色は近似している現象が生
じている。このような現象を避けるため、特開平5−3
28142に示されるように、色の近いものに連続番号
を付与するようにしたものも現れている。
【0008】符号化システム50中のラインバッファ5
1は、参照画素生成手段として、既に入力されたカラー
画素データ100Aから、符号化対象画素Xに対する参
照画素データA,B,C,Dを作成する。すなわち、ラ
インバッファ51は、画像をスキャンするときにnライ
ン(1〜5ライン程度が多い)分の履歴を記憶してお
く。そして、符号化対象画素Xのカラー画素データ10
0Aが入力されるごとに、この直前の画素Aと、周辺の
画素B,C,Dとからなる一連の画素データを参照画素
データ110としてエントロピー符号器52へ向けて出
力する。
【0009】このエントロピー符号器52は、例えば、
算術符号化またはハフマン符号化などの手法を用いて形
成される。そして、参照画素データ110を状態信号と
して用い、対象カラー画素データ100Aを符号化デー
タ200に変換出力する。
【0010】一方、復号化システム60は、ラインバッ
ファ61とエントロピー復号器62を含んで構成され
る。ここにおいて、ラインバッファ61とエントロピー
復号器62は、入力される符号化データ200を符号化
システム50のラインバッファ51、エントロピー符号
器52とは全く逆の手順で復号化出力するように形成さ
れている。
【0011】このようにして、符号化システム50と、
復号化システム60とは、互いに全く逆のアルゴリズム
を用いて、カラー画素データ100Aを符号化データ2
00に符号化し、さらにこの符号化データ200をカラ
ー画素データ100Bに復号化して出力することができ
る。したがって、このシステムは、各種用途に幅広く用
いることができる。
【0012】ここで図16に用いられる算術符号型のエ
ントロピー符号器52の一例を図18に示す。なお、算
術復号型のエントロピー復号器62の構成は、エントロ
ピー符号器52の構成と実質的に同一であるので、ここ
ではその説明は省略する。
【0013】このエントロピー符号器52は、算術演算
部55と、状態記憶器として機能する発生確率生成手段
56とを含んで構成される。この発生確率生成手段56
内には、符号化に必要なシンボル発数確率を決定するた
めに必要な状態パラメータテーブルが書き込まれてい
る。上記の状態パラメータは、入力される状態信号によ
って特定される。そして、この状態信号によって特定さ
れた状態パラメータのテーブルに対し、発生確率生成手
段56の発生確率演算パラメータが算術演算部55へ向
けて出力される。
【0014】算術演算部55は、このようにして入力さ
れる発生確率に基づき、エントロピー符号化を行い、入
力されるカラー画素データ100Aを符号化データ20
0に変換出力する。そして、符号化したカラー画素デー
タ100Aの値により、状態信号に対する発生確率を再
計算し、演算パラメータ更新値として、発生確率生成手
段56へ入力する。この更新結果が次データの発生確率
としてテーブルに記憶されることで、エントロピー符号
器52の圧縮効率が向上することとなる。
【0015】このようなマルチカラー画像の符号化とは
異なり、自然画像をスキャナ装置で取り込み符号化し、
マルチカラー画像化することも行われている。このよう
な場合において、カラー画像を効率良く符号化するた
め、各種の方法や装置が案出されている。例えば、特開
平6−178122号公報では、読み込まれた画像をブ
ロック単位で2値領域か多値領域かを識別し、2値画
像、多値画像(=自然画像)、領域情報の各符号化デー
タを作成している。
【0016】また、特開平8−9163号公報では、入
力カラー画像データを16×16画素のブロックに分割
し、各ブロックがカラー領域であるかあるいは白黒領域
であるかどうかを調べ、カラー領域のブロックについて
は所定のサブサンプリング比でサンプリングを行った
後、DCT変換、線形量子化、エントロピー符号化を行
っている。一方、白黒領域のブロックについては、カラ
ー画像データを構成する各色成分YCrCbのY成分の
みをDCT変換、線形量子化、エントロピー符号化して
いる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的なマルチカラー画像や自然画像の符号化や復号化
装置では、各種の圧縮技術が採用され、符号化や復号化
されたデータ量は大幅に削減されているが、パレットの
ためのデータ容量に関しての対応はほとんどなされてい
ない。すなわち、従来のカラー画像の符号化や復号化装
置は、使用色が増えると、その画像用のデータ容量が大
きくなると共に、画像表示のための再生速度が遅くなり
がちとなっている。例えば、256色で256×256
ピクセルのカラー画像を符号化あるいは復号化するとき
は66,304バイトである。すなわち、各色がRGB
で計3バイトを要するとき、256×3バイト+256
×256×1バイト(256色)=66,304バイト
となる。このように256×256ピクセルの画面の場
合、256色でさえ約70Kバイトと大容量となり、各
種の複雑な圧縮手段を利用してもかなりのデータ量とな
る。このため、再生時の速度が遅くなると共に、表示用
のメモリが大きくなってしまう。
【0018】なお、特開平6−178122号公報や特
開平8−9163号公報の技術は、カラー画像をブロッ
ク分割し、白黒領域とカラー領域に区分し、その領域に
合わせた符号化を行うようにしているので、符号化効率
が良くなるものの、ほとんどがカラー領域である場合
は、符号化効率が向上しない。しかも、画像を表示する
ために保有する色数は、従来どおりであり、大容量のデ
ータとなっている。
【0019】本発明は、カラー画像を再生する際、その
再生速度を速くでき、しかも表示用メモリを小さくでき
るカラー画像の符号化方法およびその符号化装置ならび
にカラー画像の復号化方法および復号化装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、カラー画像データを入力
し符号化するカラー画像の符号化方法において、入力さ
れるカラー画像データの使用色数をカウントする使用色
数カウント工程と、使用色数が所定値以下のときその各
色に対応するインデックスを記載したグローバルパレッ
トを作成するグローバルパレット作成工程と、入力され
たカラー画像データを複数のブロックに分割するブロッ
ク分割工程と、ブロック内の色数がグローバルパレット
の中の色数より少ないとき、グローバルパレット中のイ
ンデックスを記載したローカルパレットを作成するロー
カルパレット作成工程と、ブロック内の色数がグローバ
ルパレットの中の色数と同じとき、グローバルパレット
中のインデックスを入力された画素に付与し、それ以外
のとき、ローカルパレット内のインデックスを入力され
た画素に付与するカラーインデックス付与工程と、カラ
ーインデックスを符号化する符号化工程とを有してい
る。
【0021】このため、このカラー画像の符号化方法を
使用すると、符号化の対象となるデータが大幅に減少
し、データ容量を小さくできる。このため、シンプルな
圧縮方式を採用でき、再生速度を速くすることが可能と
なる。また、画像表示に当たり、表示に必要なブロック
のみのデコードを行うことが可能となり、表示用メモリ
を小さくすることができる。
【0022】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のカラー画像の符号化方法において、所定値を2n
(nはxを0以上の整数としたときの2x)としたと
き、グローバルパレットの中のインデックスをnビット
で現し、ブロック内の色数を2m(mはxを0以上の整
数としたときの2x)としたとき、ローカルパレットの
中のインデックスをmビットで現し、n=mのときロー
カルパレットを作成せず、n>mのときローカルパレッ
トを作成している。
【0023】この結果、グローバルパレットやローカル
パレットの中の色数を1,2,4,8,16,32等の
各ビット数で表示でき、CPUで符号化処理を行う場
合、その処理効率を高めることができる。
【0024】さらに、請求項3記載の発明では、請求項
1または2記載のカラー画像の符号化方法において、所
定値を256色とし、1つのブロックの大きさを32×
32ピクセルとし、符号化工程でランレングス符号化を
行うようにしている。
【0025】このようにブロックサイズを32×32ピ
クセルとすると、最大1,024色となり、ほとんどの
画像は256色以内に納まることとなる。よって、所定
値を256色とすることによりほとんどの画像に本発明
を適用して、メモリの削減や再生速度の高速化を図るこ
とが可能となる。しかも、ランレングス符号化に当た
り、最大ラン数として16を採用でき、そのときは4ビ
ットで対応できることとなる。
【0026】また、請求項4記載の発明では、カラー画
像データを入力し符号化するカラー画像の符号化装置に
おいて、入力されるカラー画像データの使用色数をカウ
ントし、その使用色数が所定値以下のときその各色に対
応するインデックスを記載したグローバルパレットを作
成するグローバルパレット作成手段と、入力されたカラ
ー画像データを複数のブロックに分割するブロック分割
手段と、ブロック内の色数がグローバルパレットの中の
色数より少ないとき、グローバルパレット中のインデッ
クスを記載したローカルパレットを作成するローカルパ
レット作成手段と、ブロック内の色数がグローバルパレ
ットの中の色数と同じとき、グローバルパレット中のイ
ンデックスを入力された画素に付与し、それ以外のと
き、ローカルパレット内のインデックスを入力された画
素に付与するカラーインデックス付与手段と、カラーイ
ンデックスを符号化する符号化手段とを有している。
【0027】このため、このカラー画像の符号化装置を
使用すると、符号化の対象となるデータが大幅に減少
し、データ容量を小さくできる。このため、シンプルな
圧縮方式を採用でき、再生速度を速くすることが可能と
なる。また、画像表示に当たり、表示に必要なブロック
のみのデコードを行うことが可能となり、表示用メモリ
を小さくすることができる。
【0028】さらに、請求項5記載の発明では、請求項
4記載のカラー画像の符号化装置において、所定値を2
n(nはxを0以上の整数としたときの2x)としたと
き、グローバルパレットの中のインデックスをnビット
で現し、ブロック内の色数を2m(mはxを0以上の整
数としたときの2x)としたとき、ローカルパレットの
中のインデックスをmビットで現し、n=mのときロー
カルパレットを作成せず、n>mのときローカルパレッ
トを作成している。
【0029】この結果、グローバルパレットやローカル
パレットの中の色数を1,2,4,8,16,32等の
各ビット数で表示でき、CPUで符号化処理を行う場
合、その処理効率を高めることができる。
【0030】加えて、請求項6記載の発明では、請求項
4または5記載のカラー画像の符号化装置において、所
定値を256色とし、1つのブロックの大きさを32×
32ピクセルとし、符号化手段ではランレングス符号化
を行うようにしている。
【0031】このようにブロックサイズを32×32ピ
クセルとすると、最大1,024色となり、ほとんどの
画像は256色以内に納まることとなる。よって、所定
値を256色とすることによりほとんどの画像に本発明
を適用して、メモリの削減や再生速度の高速化を図るこ
とが可能となる。しかも、ランレングス符号化に当た
り、最大ラン数として16を採用でき、そのときは4ビ
ットで対応できることとなる。
【0032】また、請求項7記載の発明は、符号化され
たカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化方
法において、復号化するカラー画像データ全体の使用色
数を識別する使用色数識別工程と、使用色数が所定値以
下のときその各色に対応するインデックスを記載したグ
ローバルパレットを呼び出すグローバルパレット呼び出
し工程と、カラー画像データを複数のブロックに分割し
て符号化したデータをそのブロック毎に復号化するブロ
ック復号化工程を備え、このブロック復号化工程は、分
割されたブロック内の色数を識別するブロック内色数識
別工程と、このブロック内色数識別工程によって識別さ
れた色数がグローバルパレットの中の色数より少ないと
き、復号したカラーインデックスの値からグローバルパ
レット中のインデックスを記載したローカルパレットの
対応する欄を呼び出しそのローカルパレットに記載して
あるグローバルパレットの色を復号化し、ブロック内色
数識別工程によって識別された色数がグローバルパレッ
トの中の色数と同一のとき復号したカラーインデックス
の値から直接グローバルパレット中の色を復号化する条
件別復号化工程とを有している。
【0033】このため、このカラー画像の復号化方法を
使用すると、復号化の際に使用する色のデータ量を大幅
に削減でき、シンプルな復号方法を採用できる。このた
め、再生速度を速くすることが可能となる。また、画像
全体をデコードする必要がなく、表示に必要なブロック
のみの再生をすれば良くなる。この結果、表示用メモリ
を小さくすることができ、この復号化方法を採用した装
置を小型化および低価格化できる。
【0034】さらに、請求項8記載の発明は、請求項7
記載のカラー画像の復号化方法において、所定値を2n
(nはxを0以上の整数としたときの2x)としたと
き、グローバルパレットの中のインデックスをnビット
で現し、ブロック内の色数を2m(mはxを0以上の整
数としたときの2x)としたとき、ローカルパレットの
中のインデックスをmビットで現し、n=mのときロー
カルパレットを備えず、n>mのときローカルパレット
を備えている。
【0035】この結果、グローバルパレットやローカル
パレットの中の色数を1,2,4,8,16,32等の
各ビット数で表示でき、CPUで復号化処理を行う場
合、その処理効率を高めることができる。
【0036】加えて、請求項9記載の発明は、請求項7
または8記載のカラー画像の復号化方法において、所定
値を256色とし、1つのブロックの大きさを32×3
2ピクセルとし、ブロック復号化工程でランレングス復
号化を行うようにしている。
【0037】このようにブロックサイズを32×32ピ
クセルとすると、最大1,024色となり、ほとんどの
画像は256色以内に納まることとなる。よって、所定
値を256色とすることによりほとんどの画像に本発明
を適用して、メモリの削減や再生速度の高速化を図るこ
とが可能となる。しかも、ランレングス復号化に当た
り、最大ラン数として16を採用でき、そのときは4ビ
ットで対応できることとなる。
【0038】また、請求項10記載の発明は、符号化さ
れたカラー画像データを復号化するカラー画像の復号化
装置において、符号化するカラー画像データ全体の使用
色数を識別する使用色数識別手段と、使用色数が所定値
以下のときにその各色に対応するインデックスが記載さ
れたグローバルパレットを保存しておくグローバルパレ
ット保存手段と、カラー画像データを複数のブロックに
分割して符号化したデータをそのブロック毎に復号化す
るブロック復号化手段を備え、このブロック復号化手段
は、分割されたブロック内の色数を識別するブロック内
色数識別手段と、グローバルパレット中のインデックス
が記載されたローカルパレットを保存しておくローカル
パレット保存手段と、ブロック内色数識別手段によって
識別された色数がグローバルパレットの中の色数より少
ないとき、復号したカラーインデックスの値からグロー
バルパレット中のインデックスを記載したローカルパレ
ットの対応する欄を呼び出しそのローカルパレットに記
載してある上記グローバルパレットの色を復号化し、ブ
ロック内色数識別手段によって識別された色数がグロー
バルパレットの中の色数と同一のとき、復号したカラー
インデックスの値から直接グローバルパレット中の色を
復号化する条件別復号化手段とを有している。
【0039】このため、このカラー画像の復号化装置を
使用すると、復号化の際に使用する色のデータ量を大幅
に削減でき、シンプルな復号方法を採用できる。このた
め、再生速度を速くすることが可能となる。また、画像
全体をデコードする必要がなく、表示に必要なブロック
のみの再生をすれば良くなる。この結果、表示用メモリ
を小さくすることができ、小型化および低価格化が可能
となる。
【0040】さらに、請求項11記載の発明は、請求項
10記載のカラー画像の復号化装置において、所定値を
n(nはxを0以上の整数としたときの2x)としたと
き、グローバルパレットの中のインデックスをnビット
で現し、ブロック内の色数を2m(mはxを0以上の整
数としたときの2x)としたとき、ローカルパレットの
中のインデックスをmビットで現し、n=mのときロー
カルパレットを備えず、n>mのときローカルパレット
を備えている。
【0041】この結果、グローバルパレットやローカル
パレットの中の色数を1,2,4,8,16,32等の
各ビット数で表示でき、CPUで復号化処理を行う場
合、その処理効率を高めることができる。
【0042】加えて、請求項12記載の発明は、請求項
10または11記載のカラー画像の復号化装置におい
て、所定値を256色とし、1つのブロックの大きさを
32×32ピクセルとし、ブロック復号化工程でランレ
ングス復号化を行うようにしている。
【0043】このようにブロックサイズを32×32ピ
クセルとすると、最大1,024色となり、ほとんどの
画像は256色以内に納まることとなる。よって、所定
値を256色とすることによりほとんどの画像に本発明
を適用して、メモリの削減や再生速度の高速化を図るこ
とが可能となる。しかも、ランレングス復号化に当た
り、最大ラン数として16を採用でき、そのときは4ビ
ットで対応できることとなる。
【0044】本出願の各発明では、画像を分割して符号
化や復号化するに当たり、パレットデータの持ち方に工
夫をこらしている。すなわち、画像全体で見たときの色
数に比べ、ブロックに分割したときの各ブロックの色数
は少なくなることに着目し、その少ない色数のパレット
を色数のレベルに応じて少なくとも2つ設けている。こ
の2つのパレットをブロックの色数に応じて適宜組み合
わせて使い分けて符号化や復号化のデータ量を少なく
し、符号化効率を上げ、復号化速度を上げている。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図14に基づき説明する。なお、最初に、カラ
ー画像の符号化装置およびその符号化方法について説明
する。
【0046】この実施の形態のカラー画像の符号化装置
1は、マルチカラーのカラー画像データ2を符号化デー
タ3に符号化するものとなっている。そして、このカラ
ー画像の符号化装置1は、図1に示すように、全体のカ
ラー画像データ2を一旦ストアするバッファレジスタ4
と、入力されるカラー画像データ2の使用色数をカウン
トし、その使用色数が所定値以下のときその各色に対応
するインデックスを記載したグローバルパレット5を作
成するグローバルパレット作成手段6と、入力されたカ
ラー画像データ2を複数のブロックに分割するブロック
分割手段7と、ブロック内の色数がグローバルパレット
5の中の色数より少ないとき、グローバルパレット5中
のインデックスを記載したローカルパレット8を作成す
るローカルパレット作成手段9と、ブロック内の色数が
グローバルパレット5の中の色数と同じとき、グローバ
ルパレット5中のインデックスを入力された画素に付与
し、それ以外のとき、ローカルパレット8内のインデッ
クスを入力された画素に付与するカラーインデックス付
与手段10と、カラーインデックスを符号化する符号化
手段となるランレングスモデル化手段11と、図18に
示すようなエントロピー符号化手段12とを有してい
る。
【0047】グローバルパレット作成手段6は、カラー
画像データ2の使用色数、すなわちバッファレジスタ4
にストアされたカラー画像データ2の使用色数をカウン
トする使用色数カウント手段15を有している。また、
ローカルパレット作成手段9は、ブロック内の色数をカ
ウントするブロック内色数カウント手段16と、ブロッ
ク内の色数とグローバルパレット5を作成する際の基準
となる所定値とを比較する色数比較手段17を有してい
る。なお、ランレングスモデル化手段11とエントロピ
ー符号化手段12とで符号化手段13を構成している。
【0048】この実施の形態では、所定値として256
色を採用している。すなわち、バッファレジスタ4に蓄
えられた全体画像が256色以下の場合、グローバルパ
レット5を書き出すようにしている。グローバルパレッ
ト5は、図2に示すように、RGBの各値が特定された
色が順に並んでいるもので、そのグローバルパレット5
の上から順に番号化されているものである。そして、使
用色数の値(以下gcountという)が2色以下のと
き、そのgcountと共に使用色数モード(以下gm
odeという)として「1」を使用色数カウント手段1
5が出力する。同様にgcountが4以下のときgm
ode=2を、gcountが16以下のときgmod
e=4を、gcountが256以下のときgmode
=8をそれぞれ出力する。
【0049】なお、gcountが256を超えた場
合、グローバルパレット5は使用せず、ブロック単位で
使用している色数を数え、256色以下であれば、パレ
ットインデックス化するようにしている。ただし、何も
処理しないようにしたり、一旦画像全体で色数を間引
き、上述の処理(ブロック単位の処理または何も処理し
ない方法)をするようにしても良い。
【0050】また、この実施の形態では、ブロック分割
手段7は、32×32ピクセルの単位でブロックを形成
し、処理している。そして、そのブロック内の色数をブ
ロック内色数カウント手段16がカウントしている。そ
して、全体画像が256色以下で、グローバルパレット
5が書き出されたときには以下の処理を行っている。す
なわち、ブロック内の色数の値(以下scountとい
う)と使用色数モード(以下smodeという)を出力
している。具体的には、scount≦2のときsmo
de=1、scount≦4のときsmode=2、s
count≦16のときsmode=4、scount
≦256のときsmode=8を、色数カウント手段1
6がそれぞれ出力する。
【0051】そして、smode≠gmodeのとき
に、グローバルパレット5内の位置番号を示すパレット
インデックスであるローカルパレット8を書き出してい
る。このローカルパレット8は、図3に示すように、グ
ローバルパレット5中の番号が順に並んでいるもので、
このローカルパレット8の上から順に番号化されている
ものである。このため、smode≠gmodeのとき
の画素C1,C2,…のカラーインデックスは、図4
(A)に示すように、ローカルパレット8の番号を示す
ものとなる。このローカルパレット8は、間接的にグロ
ーバルパレット5を指すものとなっている。そして、1
色当たりに必要なビット数は、smodeの値と等しく
なっている。
【0052】一方、smode=gmodeのときは、
ローカルパレット8を作成せず、カラーインデックスC
1、C2、…は、図4(B)に示すように、直接グロー
バルパレット5の番号を指すこととなる。なお、1色当
たりに必要なビット数は、gmodeの値と等しくな
る。
【0053】次に、このカラー画像の符号化装置1によ
る具体的な符号化の処理手順を、図1、図5および図6
に基づいて説明する。
【0054】カラー画像データ2がバッファレジスタ4
に入力すると(ステップS1)、その画像全体の使用色
数を使用色数カウント手段15によってカウントする
(ステップS2)。そして、その値が所定値、この実施
の形態では256色以下か否か判断する(ステップS
3)。256色以下であると、ステップS4によってグ
ローバルデータを作成する。グローバルデータは、gm
odeと、gcountと、グローバルパレット5から
なる。
【0055】画像全体の使用色数が256色以下である
と、その後、ブロック分割手段7によって32×32ピ
クセルのブロックに分割し(ステップS5)、処理して
いく。次に、最初のブロックの使用色数をブロック内色
数カウント手段16によってカウントする(ステップS
6)。このステップS6では、scountとsmod
eを生成している。生成されたsmodeと先のgmo
deを色数比較手段17によって比較する(ステップS
7)。
【0056】smodeとgmodeが異なるとき、す
なわちsmode<gmodeのとき、ローカルパレッ
ト8を作成する(ステップS8)。そして、各画素にロ
ーカルパレット8内のインデックスをカラーインデック
ス付与手段10にて付与し、ランレングスモデル化手段
11にてランレングスモデル化し、その後エントロピー
符号化手段12にて符号化する(ステップS9)。これ
により、そのブロックの符号化が終了し、次のブロック
の処理のためステップS6に戻る。ステップS7にて、
smodeとgmodeが一致するときは、各画素にグ
ローバルパレット5内のインデックスを付与して同様に
ランレングスモデル化後、符号化する(ステップS1
0)。
【0057】ステップS3で、画像全体の使用色数が2
56色を超える場合は、図6に示す処理手順となり、以
下にその内容を説明する。
【0058】この場合、グローバルパレット5は作成さ
れず、バッファレジスタ4内のカラー画像データ2は、
直接、ブロック分割手段7によって32×32ピクセル
のブロックに分割される(ステップS11)。そして、
ブロックの使用色数をブロック内色数カウント手段16
によってカウントする(ステップS12)。そのカウン
ト値が256色以下か否か判断し(ステップS13)、
256色以下であると、先に示したグローバルパレット
5に相当するパレットデータをローカルパレット8に相
当する場所に生成する(ステップS14)。その後、各
画素にそのパレットデータ内のインデックスをカラーイ
ンデックス付与手段10にて付与し、ランレングスモデ
ル化手段11にてランレングスモデル化し、その後エン
トロピー符号化手段12にて符号化する(ステップS1
5)。ステップS13のとき、256色を超えるとき
は、新たなパレットデータも作成されず、各画素に対応
する原画素の原パレットのインデックスがランレングス
モデル化後、符号化される(ステップS16)。
【0059】このようにして符号化されていくが、その
データ構成は、図7に示すとおりとなる。すなわち、最
初にgmode、gcount、グローバルパレットデ
ータからなるグローバルデータがきて、次に、smod
e、scount、ローカルパレットデータからなるロ
ーカルデータがくる。そして、次に、ブロック1のカラ
ーインデックスを示すコードデータがくる。なお、sm
ode=gmodeのときはローカルパレットデータは
生成されない。ブロック1の後には、ブロック1と同様
の構成のブロック2のデータがくる。その後、順にブロ
ック3、4・・・というように各ブロックのデータが配
置される。
【0060】なお、各データは、ランレングス符号化さ
れているので、各データの終部を示すキーデータKが、
各データの最終尾に付加されている。
【0061】コードデータは、図8(A)に示すよう
に、smode=1のときは、各カラーインデックスで
あるC1,C2・・・は、それぞれ1ビットとなり、1
バイトで8画素(ピクセル)分表示可能となっている。
また、smode=2のときは、各カラーインデックス
C1,C2・・・は、2ビットとなり、1バイトで4画
素分の表示が可能となっている。同様にsmode=4
のときは、1画素4ビット表示となり1バイトで2画素
表示となる。また、smode=8のときは、1画素8
ビット表示となり1バイトで1画素のみの表示となる。
【0062】コードデータを含め、各データはランレン
グスモデル化手段11によってランレングスされるが、
その際の最大ラン数を、この実施の形態では16個とし
ている。このため、ランレングスデータは、図9に示す
ように、4ビットで1つのランを示すことが可能とな
る。なお、このラン数は、任意として良いが、1ブロッ
クの横サイズが32ピクセルの場合、16程度が好まし
い。
【0063】なお、符号化に当たり、特定の色が継続す
る場合、次に示すような特殊な処理を付加するとデータ
量が圧縮され好ましいものとなる。例えば、図10
(A)に示すような背景が白となる全体画像の場合、そ
の右下のブロックを処理するとき、各ラインの白が始ま
る位置に、この部分以降そのラインすべてが白であるこ
とを意味するC=0のコードを割り当てる。また、ある
1つのラインを含めその後のすべてが白のときは、ライ
ン先頭に同様にC=1のコードを割り当てる。これらの
コードを割り当てることにより、使用できる色数は2つ
減少するが、データ圧縮の面では極めて有利となる。こ
のような処理は、背景が白だけではなく、他の色の場合
にも適用できる。
【0064】また、特定のブロックが図11に示すよう
に、白が継続した後で、ある画像が生じている場合は、
ダミーの白として各ラインの先頭に白を意味するC=0
のコードを割り当て、各ラインがすべて白であることを
指すようにすることもできる。
【0065】次に、カラー画像の復号化装置およびその
復号化方法を図12等に基づいて説明する。
【0066】この実施の形態のカラー画像の復号化装置
21は、符号ビット3を入力し、ランレングス復号化す
ると共にデータを切り分けるデータ復号化手段22と、
符号化するカラー画像データ全体の使用色数を識別する
使用色数識別手段23と、使用色数が所定値以下のとき
のその各色に対応するインデックスが記載されたグロー
バルパレット24を保存しておくグローバルパレット保
存手段25と、カラー画像データを複数のブロックに分
割して符号化したデータとなる符号ビット3をそのブロ
ック毎に復号化するブロック復号化手段26を備えてい
る。なを、グローバルパレット24は、図2に示すロー
カルパレット5と同様となっている。
【0067】そして、ブロック復号化手段26は、分割
されたブロック内の色数を識別するブロック内色数識別
手段27と、グローバルパレット24中のインデックス
が記載されたローカルパレット28を保存しておくロー
カルパレット保存手段29と、ブロック内色数識別手段
27によって識別された色数がグローバルパレット24
の中の色数より少ないとき、復号したカラーインデック
スの値からグローバルパレット24中のインデックスを
記載したローカルパレット28の対応する欄を呼び出し
そのローカルパレット28に記載してあるグローバルパ
レット24の色を復号し、ブロック内色数識別手段27
によって識別された色数がグローバルパレット24の色
数と同一のとき、復号したカラーインデックスの値から
直接グローバルパレット24中の色を復号化する条件別
復号化手段30とを有している。なお、データ復号化手
段22は、図16に示すようなエントロピー復号化手段
ともなっている。また、ローカルパレット28は、図3
に示すローカルパレット8と同様となっている。
【0068】ここで、使用色数識別手段23は、gmo
deを識別するgmode識別手段31と、gcoun
tを識別するgcount識別手段32とを有してい
る。また、ブロック内色数識別手段27は、smode
を識別するsmode識別手段33と、scountを
識別するscount識別手段34とを有している。さ
らに、条件別復号化手段30は、gmodeとsmod
eを比較する色数比較手段35と、復号化されたコード
データの値とローカルパレット28およびグローバルパ
レット24を利用して対応する色のインデックスを復号
化してマルチカラー画像のカラー画像データ2を出力す
るコードデータ復号化手段36とを有している。なお、
復号化されたカラー画像データ2は、図15に示すパレ
ット表に相当するパレット(図示省略)に基づいて実質
的な色が復号されることとなる。
【0069】この実施の形態のカラー画像の復号化装置
21では、その表示色のためのデータ量は約35Kバイ
トとなり、先に示した従来のもののデータ量である約7
0Kバイトの半分となっている。すなわち、仮に画像全
体では256色でブロック内の色数が16色であるとす
ると、そのデータ量は、256×3バイト(=RGBで
計3バイト)+8×8×(16+32×32×1/2)
=34、560バイトとなる。ここで、8×8は計64
ブロック形成されることを指し、16は各ブロック16
色(16バイト)必要になることを示し、32×32×
1/2は、各画素が4ビットで現されることを示してい
る。
【0070】また、カラー画像データ2の復号は、先に
示した符号化方法と逆のアルゴリズムによって復号され
る。すなわち、復号化するカラー画像データ全体の使用
色数を識別する使用色数別工程と、使用色数が所定値以
下のときその各色に対応するインデックスを記載したグ
ローバルパレット24を呼び出すグローバルパレット呼
び出し工程と、カラー画像データを複数のブロックに分
割して符号化したデータとなる符号ビット3をそのブロ
ック毎に復号化するブロック復号化工程を備えている。
【0071】そして、ブロック復号化工程は、分割され
たブロック内の色数を識別するブロック内色数識別工程
と、このブロック内色数識別工程によって識別された色
数がグローバルパレット24の中の色数より少ないと
き、復号したカラーインデックスの値からグローバルパ
レット24中のインデックスを記載したローカルパレッ
ト28の対応する欄を呼び出しそのローカルパレット2
8に記載してあるグローバルパレット24の色を復号化
し、ブロック内色数識別工程によって識別された色数が
グローバルパレット24の中の色数と同一のとき、復号
したカラーインデックスの値から直接グローバルパレッ
ト24中の色を復号化する条件別復号化工程とを有して
いる。
【0072】そして、この実施の形態では、所定値を2
56色とし、1つのブロックの大きさを32×32ピク
セルとしている。このように、符号化の際のアルゴリズ
ムと同様の規則のもとに、復号化のためのアルゴリズム
を使用して、符号ビット3からカラー画像データ2を得
ている。
【0073】このようなカラー画像の復号化装置21が
組み込まれた表示装置の1例を図13および図14に示
す。この表示装置は携帯端末表示装置40となってお
り、中央の液晶からなる表示部41と、表示部41の周
辺に配置される操作部42と、音を出力するスピーカ部
43と特定のウエブページにアクセスできる磁気カード
が挿入されそのアドレスを読み取ったり、その他の磁気
カードを読み取る磁気カードリーダ部44と、電源ライ
ンやホストとなるパソコン46に接続される接続部45
とから主に構成されている。
【0074】表示部41の左右の操作部42は、1〜0
の10種類のメニュー釦42aがあり、この各釦42a
に近接した表示部41に、対応する操作メニューの表示
がなされる。例えば、パソコン46内に保管されている
各種のアニメーションをその番号によって選択するよう
にする。すなわち、1番のメニュー釦42aを押すと、
1番のアニメーションが再生されるようにする。また、
表示部41の下側には、インターネット上のウエブペー
ジにアクセスしたときの各種の操作釦部42bが配置さ
れている。また、磁気カードリーダ部44の近傍に、画
面の操作矢印を上下左右に動かすための指示操作部42
cが設けられている。
【0075】このような携帯端末表示装置40の使い方
の1例を図14に示す。1台のパソコン46に複数の携
帯端末表示装置40が接続されている。パソコン46で
は画面一杯に画像表示がなされているが、各携帯端末表
示装置40には、その画像の一部のみが表示されるよう
になっている。ただし、各携帯端末装置40では、スク
ロール機能により、パソコン46上の画面の一部をスク
ロールさせることにより画面全体の内容を把握できる。
【0076】携帯端末表示装置40内の色に対してのデ
ータ容量は、パソコン46内のデータ容量に比べ、先に
述べたように約半分となる。圧縮方式は、シンプルであ
り、再生速度が速い。しかも、ソフトウエアのみで再生
が可能であり、専用のハードウエアを不要とでき、小型
化および低価格化に有利なものとなる。
【0077】さらに、パソコン46の画像全体ではな
く、図14に示すように、その一部分のみを表示するの
で、画像全体をデコードする必要がなくなり、表示用メ
モリを小さくできる。なお、各携帯端末表示装置40に
よって、その表示用メモリと表示用パネルの大きさを変
えるようにしても良い。例えば、ある携帯端末表示装置
40は、「ABCD」を表示できるようにし、他の携帯
端末表示装置40は、「AB」を表示できるようにし、
さらに他の携帯端末表示装置40は、「A」のみを表示
できるような大きさとしても良い。このカラー画像の復
号化装置21および携帯端末表示装置40は、シンプル
で小型化された構造となり、しかも、ロスレスでの復号
となっている。
【0078】以上のような実施の形態では、復号化に当
たりその再生スピードが速くなる。しかも、画像全体を
デコードにする必要がなく、表示に必要なブロックのみ
で良くなる。加えて、シンプルでかつロスレスな復号が
可能となる。また、ブロックサイズは任意で良いが、3
2×32ビクセルとすると最大値で1.024色とな
り、通常では256色に納まることとなる。しかも、ラ
ンレングス符号化の際のラン数も4ビットとすることが
でき、符号化効率と復号化効率が良いものとなる。
【0079】なお、上述の各実施の形態は、本発明の好
適な実施の形態の例であるが、これに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
変形実施可能である。例えば、ブロックサイズは、32
×32ピクセルの他、16×16ピクセルや64×64
ピクセル等他の正方形のブロックとしたり、ラン数を大
きくするようなときは横に長いブロックとしたり、各種
の大きさ、形状のブロックとすることができる。
【0080】また、カラー画像復号化装置21中のロー
カルパレット28がグローバルパレット24より下のモ
ードになるのが望ましいので、ブロックサイズは、大き
すぎないようにするのが好ましい。すなわち、16×1
6ピクセルから64×64ピクセル程度が好ましい。
【0081】また、上述の実施の形態では、所定値とし
て、256色を採用しているが、その原画像の使用色数
等に応じてその値を適宜変更することができる。さら
に、マルチカラー画像ではなく、自然画像の符号化や復
号化にも本発明を適用できる。加えて、上述の実施の形
態では、gcountが256色を超える場合は、何も
処理しないようにしたり、グローバルパレット5,24
を作成しないようにすることにより、一部の全体画像に
ついては本発明が適用されないようにしている。しか
し、マルチカラー化された画像の最大使用色数を所定値
として選択することにより、すべての画像の処理に当た
りグローバルパレット5,24を作成するようにしても
良い。
【0082】また、上述の実施の形態のように、所定値
を256色としたときにgcountが256色を超え
るものが出たときは、その画像の色数を一定間引き25
6色以下にして、本発明を適用するようにしても良い。
この場合、ロスレスではなく、非可逆な処理となる。
【0083】さらに、上述の実施の形態では、グローバ
ルパレット5,24とローカルパレット8,28を有す
るものとなっているが、グローバルパレット5,24の
みを有するものやローカルパレット8,28のみを有す
るものも所定の効果を保有するものとなり、従来のもの
に比べ好ましいものとなる。
【0084】なお、上述の実施の形態では、ラングレス
モデル化を採用しているが、マルコフモデル、予測符号
化、DCT(離散コサイン変換)、サブバンド符号化等
の他の符号化モデルを採用するようにしても良い。ま
た、エントロピー符号化手段12やエントロピー復号化
手段としては、算術符号化やハフマン符号等の各種の符
号が適宜採用される。
【0085】また、本発明のカラー画像の復号化装置や
その復号化方法は、レストランやフードチェーンでの端
末表示装置に適用されたり、インターネットでのウエブ
ページへのアクセス時の端末表示装置等各種の携帯端末
表示装置やその他の表示装置に適用される。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1から6記
載のカラー画像の符号化方法や符号化装置では、符号化
の対象となるデータが大幅に減少し、データ容量を小さ
くできる。このため、シンプルな圧縮方式を採用でき、
再生速度を速くすることが可能となる。また、画像表示
に当たり、表示に必要なブロックのみのデコードを行う
ことが可能となり、表示用メモリを小さくすることがで
きる。
【0087】また、請求項7から12記載のカラー画像
の復号化方法や復号化装置では、復号化の際に使用する
色のデータ量を大幅に削減でき、シンプルな復号方法を
採用できる。このため、再生速度を速くすることが可能
となる。また、画像全体をデコードする必要がなく、表
示に必要なブロックのみの再生をすれば良くなる。この
結果、表示用メモリを小さくすることができ、この復号
化方法を採用した復号化装置を小型化および低価格化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカラー画像の符号化装置
の機能ブロック構成図である。
【図2】図1のカラー画像の符号化装置のグローバルパ
レットを説明するための図である。
【図3】図1のカラー画像の符号化装置のローカルパレ
ットを説明するための図である。
【図4】ブロック内のカラーインデックスの内容を示す
図で、(A)はgmodeとsmodeが一致しないと
きの図で、(B)はgmodeとsmodeが一致する
ときの図である。
【図5】図1のカラー画像の符号化装置を使用しての符
号化の処理手段を示すフローチャートの基本ルーチン部
分を示す図である。
【図6】図1のカラー画像の符号化装置を使用しての符
号化の処理手段を示すフローチャートの分枝部分を示す
図である。
【図7】図1のカラー画像の符号化装置により生成され
るデータの構造を示す図である。
【図8】図1のカラー画像の符号化装置により生成され
るコードデータの内容を示す図で、(A)はsmode
が「1」のとき、(B)はsmodeが「2」のとき、
(C)はsmodeが「4」のとき、(D)はsmod
eが「8」のときをそれぞれ示している図である。
【図9】図1のカラー画像の符号化装置により生成され
るランレングスデータの構成を示す図である。
【図10】図1のカラーの画像の符号化装置で特殊な画
像を処理する際の処理方法を説明するための図で、
(A)はその画像全体を示し、(B)は分割した一部の
ブロックを示す図である。
【図11】図1のカラーの画像の符号化装置で特殊な画
像を処理する際の処理方法を説明するための図で、他の
種類のブロックを処理する例を説明するための図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態のカラー画像の復号化装
置の機能ブロック構成図である。
【図13】図12のカラー画像の復号化装置が組み込ま
れた携帯端末表示装置の例を示す斜視図である。
【図14】図13の携帯端末表示装置が使用されるシス
テムの例を説明するための図である。
【図15】従来および本発明に使用されるマルチカラー
画像の性質およびバレット表を説明するための図であ
る。
【図16】従来の符号化および復号化システムを示す図
で、(A)は従来のマルチカラー画像の符号化システム
を示す図で、(B)は従来のマルチカラー画像の復号化
システムを示す図である。
【図17】図16のマルチカラー画像の符号システムに
おいて、画像がラスタースキャンされる状態を説明する
ための図である。
【図18】従来および本発明で用いられる算術符号型の
エントロピー符号器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カラー画像の符号化装置 2 カラー画像データ 3 符号ビット 5 グローバルパレット 6 グローバルパレット作成手段 7 ブロック分割手段 8 ローカルパレット 9 ローカルパレット作成手段 10 カラーインデックス付与手段 11 ランレングスモデル化手段 12 エントロピー符号化手段 13 符号化手段 21 カラー画像の復号化装置 22 データ復号化手段 23 使用色数識別手段 24 グローバルパレット 25 ブローバルパレット保存手段 26 ブロック復号化手段 27 ブロック内色数識別手段 28 ローカルパレット 29 ローカルパレット保存手段 30 条件別復号化手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを入力し符号化するカ
    ラー画像の符号化方法において、入力されるカラー画像
    データの使用色数をカウントする使用色数カウント工程
    と、上記使用色数が所定値以下のときその各色に対応す
    るインデックスを記載したグローバルパレットを作成す
    るグローバルパレット作成工程と、上記入力されたカラ
    ー画像データを複数のブロックに分割するブロック分割
    工程と、上記ブロック内の色数が上記グローバルパレッ
    トの中の色数より少ないとき、上記グローバルパレット
    中のインデックスを記載したローカルパレットを作成す
    るローカルパレット作成工程と、上記ブロック内の色数
    が上記グローバルパレットの中の色数と同じとき、上記
    グローバルパレット中のインデックスを入力された画素
    に付与し、それ以外のとき、上記ローカルパレット内の
    インデックスを入力された画素に付与するカラーインデ
    ックス付与工程と、上記カラーインデックスを符号化す
    る符号化工程とを有することを特徴とするカラー画像の
    符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記所定値を2n(nはxを0以上の整
    数としたときの2x)としたとき、前記グローバルパレ
    ットの中のインデックスをnビットで現し、前記ブロッ
    ク内の色数を2m(mはxを0以上の整数としたときの
    x)としたとき、前記ローカルパレットの中のインデ
    ックスをmビットで現し、n=mのとき前記ローカルパ
    レットを作成せず、n>mのとき前記ローカルパレット
    を作成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像の符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記所定値を256色とし、前記1つの
    ブロックの大きさを32×32ピクセルとし、前記符号
    化工程でランレングス符号化を行うようにしたことを特
    徴とする請求項1または2記載のカラー画像の符号化方
    法。
  4. 【請求項4】 カラー画像データを入力し符号化するカ
    ラー画像の符号化装置において、入力されるカラー画像
    データの使用色数をカウントし、その使用色数が所定値
    以下のときその各色に対応するインデックスを記載した
    グローバルパレットを作成するグローバルパレット作成
    手段と、上記入力されたカラー画像データを複数のブロ
    ックに分割するブロック分割手段と、上記ブロック内の
    色数が上記グローバルパレットの中の色数より少ないと
    き、上記グローバルパレット中のインデックスを記載し
    たローカルパレットを作成するローカルパレット作成手
    段と、上記ブロック内の色数が上記グローバルパレット
    の中の色数と同じとき、上記グローバルパレット中のイ
    ンデックスを入力された画素に付与し、それ以外のと
    き、上記ローカルパレット内のインデックスを入力され
    た画素に付与するカラーインデックス付与手段と、上記
    カラーインデックスを符号化する符号化手段とを有する
    ことを特徴とするカラー画像の符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記所定値を2n(nはxを0以上の整
    数としたときの2x)としたとき、前記グローバルパレ
    ットの中のインデックスをnビットで現し、前記ブロッ
    ク内の色数を2m(mはxを0以上の整数としたときの
    x)としたとき、前記ローカルパレットの中のインデ
    ックスをmビットで現し、n=mのとき前記ローカルパ
    レットを作成せず、n>mのとき前記ローカルパレット
    を作成するようにしたことを特徴とする請求項4記載の
    カラー画像の符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記所定値を256色とし、前記1つの
    ブロックの大きさを32×32ピクセルとし、前記符号
    化手段ではランレングス符号化を行うようにしたことを
    特徴とする請求項4または5記載のカラー画像の符号化
    装置。
  7. 【請求項7】 符号化されたカラー画像データを復号化
    するカラー画像の復号化方法において、復号化するカラ
    ー画像データ全体の使用色数を識別する使用色数識別工
    程と、上記使用色数が所定値以下のときその各色に対応
    するインデックスを記載したグローバルパレットを呼び
    出すグローバルパレット呼び出し工程と、カラー画像デ
    ータを複数のブロックに分割して符号化したデータをそ
    のブロック毎に復号化するブロック復号化工程を備え、
    このブロック復号化工程は、分割されたブロック内の色
    数を識別するブロック内色数識別工程と、このブロック
    内色数識別工程によって識別された色数が上記グローバ
    ルパレットの中の色数より少ないとき、復号したカラー
    インデックスの値から上記グローバルパレット中のイン
    デックスを記載したローカルパレットの対応する欄を呼
    び出しそのローカルパレットに記載してある上記グロー
    バルパレットの色を復号化し、ブロック内色数識別工程
    によって識別された色数が上記グローバルパレットの中
    の色数と同一のとき、復号したカラーインデックスの値
    から直接上記グローバルパレット中の色を復号化する条
    件別復号化工程とを有することを特徴とするカラー画像
    の復号化方法。
  8. 【請求項8】 前記所定値を2n(nはxを0以上の整
    数としたときの2x)としたとき、前記グローバルパレ
    ットの中のインデックスをnビットで現し、前記ブロッ
    ク内の色数を2m(mはxを0以上の整数としたときの
    x)としたとき、前記ローカルパレットの中のインデ
    ックスをmビットで現し、n=mのとき前記ローカルパ
    レットを備えず、n>mのとき前記ローカルパレットを
    備えるようにしたことを特徴とする請求項7記載のカラ
    ー画像の復号化方法。
  9. 【請求項9】 前記所定値を256色とし、前記1つの
    ブロックの大きさを32×32ピクセルとし、前記ブロ
    ック復号化工程でランレングス復号化を行うようにした
    ことを特徴とする請求項7または8記載のカラー画像の
    復号化方法。
  10. 【請求項10】 符号化されたカラー画像データを復号
    化するカラー画像の復号化装置において、符号化するカ
    ラー画像データ全体の使用色数を識別する使用色数識別
    手段と、上記使用色数が所定値以下のときにその各色に
    対応するインデックスが記載されたグローバルパレット
    を保存しておくグローバルパレット保存手段と、カラー
    画像データを複数のブロックに分割して符号化したデー
    タをそのブロック毎に復号化するブロック復号化手段を
    備え、このブロック復号化手段は、分割されたブロック
    内の色数を識別するブロック内色数識別手段と、上記グ
    ローバルパレット中のインデックスが記載されたローカ
    ルパレットを保存しておくローカルパレット保存手段
    と、上記ブロック内色数識別手段によって識別された色
    数が上記グローバルパレットの中の色数より少ないと
    き、復号したカラーインデックスの値から上記グローバ
    ルパレット中のインデックスを記載した上記ローカルパ
    レットの対応する欄を呼び出しそのローカルパレットに
    記載してある上記グローバルパレットの色を復号化し、
    ブロック内色数識別手段によって識別された色数が上記
    グローバルパレットの中の色数と同一のとき、復号した
    カラーインデックスの値から直接上記グローバルパレッ
    ト中の色を復号化する条件別復号化手段とを有すること
    を特徴とするカラー画像の復号化装置。
  11. 【請求項11】 前記所定値を2n(nはxを0以上の
    整数としたときの2x)としたとき、前記グローバルパ
    レットの中のインデックスをnビットで現し、前記ブロ
    ック内の色数を2m(mはxを0以上の整数としたとき
    の2x)としたとき、前記ローカルパレットの中のイン
    デックスをmビットで現し、n=mのとき前記ローカル
    パレットを備えず、n>mのとき前記ローカルパレット
    を備えるようにしたことを特徴とする請求項10記載の
    カラー画像の復号化装置。
  12. 【請求項12】 前記所定値を256色とし、前記1つ
    のブロックの大きさを32×32ピクセルとし、前記ブ
    ロック復号化手段ではランレングス復号化を行うように
    したことを特徴とする請求項10または11記載のカラ
    ー画像の復号化装置。
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