JPH09307624A - 信号確認装置、電話装置、信号確認方法 - Google Patents

信号確認装置、電話装置、信号確認方法

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JPH09307624A
JPH09307624A JP8139776A JP13977696A JPH09307624A JP H09307624 A JPH09307624 A JP H09307624A JP 8139776 A JP8139776 A JP 8139776A JP 13977696 A JP13977696 A JP 13977696A JP H09307624 A JPH09307624 A JP H09307624A
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signal
level difference
input
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frequency
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JP8139776A
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Kenji Irie
健志 入江
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Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/82Line monitoring circuits for call progress or status discrimination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/57Arrangements for indicating or recording the number of the calling subscriber at the called subscriber's set
    • H04M1/573Line monitoring circuits for detecting caller identification

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CASなどの音声帯域内の特定周波数で形成
される信号検出に際して誤検出を解消する。 【解決手段】 入力信号から特定信号を形成する周波数
成分が検出された場合に、入力された音声帯域信号のエ
ネルギーレベルと、その入力信号から抽出された所定周
波数成分のみでのエネルギーレベルを比較することで、
入力された音声帯域信号において、所定周波数帯域以外
の信号成分が存在するか否かを判断する。そしてエネル
ギーレベル比較結果として所定周波数帯域以外の信号成
分が含まれていたことが判別された場合は、検出目的と
する特定信号(即ち音声信号帯域内の1又は複数の所定
周波数信号から生成されている特定信号)ではないと判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば電話装置など
に適用でき、特に音声帯域内の信号として送信されてく
る特定信号の入力確認に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の電話通信システムでは、各電話装
置が公衆回線を通じて通話音声を送信/受信するように
されているが、近年、各種の付加サービスが開発され、
実用化されている。その1つとして例えば、受信側の電
話装置に対して相手先(つまり電話をかけた側)の電話
番号や名称などのデータ(以下、Caller IDと
いう)を送信し、電話がかかってきたときに、その電話
装置において相手先の電話番号等を確認できるようにす
るサービスがある。
【0003】例えば電話局側は、受信側の電話を発呼し
ているときにCaller IDをその電話装置に送信
する。電話装置ではCaller IDをデコードし、
例えばそのなかに含まれている相手先の電話番号や名称
等を表示部において表示する。すると、電話がかかって
きた側は、電話に出る前に相手先を確認でき、電話に出
るべきか否かの判断に役立てることができ、また、いた
ずら電話の防止にもつながる。
【0004】例えばこのCaller IDの送信サー
ビスでは、局側は受信側電話装置に対して、まずCal
ler IDの送信を行なうことを伝えるCAS(Call
Alert Signal )を送信する。電話装置はCAS信号を
受け取ると、それに応じてCaller IDの待ち受
け状態に入ったことを伝える局側に信号を出力する。局
側は、その信号を受け取ったら実際のCaller I
Dの送信を行なうことになる。
【0005】ところで、このようなCaller ID
の送信は通常の発呼時のみに行なわれるだけでなく、通
話中に行なわれる場合もある。即ち一般にキャッチホン
として知られているコールウエイティングサービスと併
用される場合である。この場合の動作状態を図6に模式
的に示す。
【0006】今、図6に(S1)として示すように、電
話装置Aは電話局を介して公衆回線で他の電話装置Bと
回線接続されており、通話中であるとする。ここで(S
2)として示すように他の電話装置Cから電話装置Aに
対して電話がかけられたとする。この場合、コールウエ
イティングサービスとして、電話局は電話装置Aに対し
て発呼音を送信することで、電話装置Aのユーザーは、
電話装置Bとの通話中であっても他の電話装置から電話
がかかってきたことを知ることができるが、この場合に
電話局は電話装置CのCaller IDを電話装置A
に送ることで、電話装置Aのユーザーは、現在かかって
きている相手先を知ることができる。
【0007】このCaller IDの送信のために、
まず電話局は電話装置Bから電話装置Aに対する送話音
声をミュートし(S3)、CASを送信する(S4)。
電話装置AではCASを検出したら(S5)、現在通話
をしている電話装置Bに対する送信音声をミュートし
(S6)、CAS確認信号を電話局に対して送信する
(S7)。
【0008】電話局はCAS確認信号を受け取ったら、
電話装置CについてのCallerIDを送信する(S
8)。そしてミュートを解除する(S9)。また電話装
置AはCaller IDをうけとったらミュートを解
除し(S10)、これによって、電話装置Aと電話装置
Bの通話状態は通常状態に復帰する(S11)。ミュー
トにより一時的に通話が遮断されるのは、例えば 0.3〜
0.4 秒程度であり、電話装置Aと電話装置Bの通話に関
して大きな支障はない。また電話装置AではCalle
r IDをうけとったら、そのCallerIDをデコ
ードし、電話装置Cの電話番号や名称等を例えば表示部
に表示出力する(S12)。これによって電話装置Aの
ユーザーは、通話中にコールウエイティングがかかった
ときに、その相手先を知ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般の公衆
回線では音声帯域信号の伝送が可能とされている。そし
てダイヤルトーンなどの伝送のためには、いわゆるデュ
アルトーン多周波信号(DTMF信号)が用いられる。
つまり1つの数字や文字について、低群周波数のうちの
1つと高群周波数の内の1つとが選択され、組み合わさ
れたトーン信号(デュアルトーン)として送信される。
【0010】上記のCASや、CAS確認信号について
も、デュアルトーン信号とされ、つまり2つの周波数を
合成した特定の信号とされている。CASは例えば図3
(a)に示すように周波数f1,f2の2つの信号成分
から形成されているものとする。なお、いわゆるCal
ler IDとしてのデータは、FSK信号として伝送
される。
【0011】ここで、上述のように通話中に電話局側か
らCAS送信が行なわれた場合でも、電話装置Aでは、
それを正しく検出しなければならなず、また逆にいえ
ば、CASでないものをCASとして検出してしまって
もいけない。
【0012】図3(a)のような周波数信号成分から成
るCASを検出するために電話装置内に設けられている
CAS検出回路構成を図5に示す。端子L1,L2は公
衆回線と接続されており、公衆回線で伝送される信号は
直流カット用のコンデンサC1,C2及び入力抵抗R
1,R2を介して、図5に示すCAS検出回路の平衡入
力アンプ50に入力される。なお、抵抗R1とコンデン
サC1、及び抵抗R2とコンデンサC2はそれぞれハイ
パスフィルタを構成することになる。
【0013】平衡入力アンプ50の出力はローパスフィ
ルタ51で帯域制限された後、バンドパスフィルタ5
2、53に供給される。バンドパスフィルタ52は図3
(a)に示した周波数f1を中心周波数とする狭帯域の
通過帯域を有し、またバンドパスフィルタ53は周波数
f2を中心周波数とする狭帯域の通過帯域を有してい
る。
【0014】従って、例えば図3(a)のようなCAS
が公衆回線から伝送されてきた場合、バンドパスフィル
タ52、53の両方から或るレベル以上の信号が出力さ
れる。検出判定回路54は、バンドパスフィルタ52、
53の両出力を監視しており、或るレベル以上の両出力
が得られること、つまりこのCAS検出回路に周波数f
1,f2の両方が含まれている信号が入力されることを
検出する。そしてその検出情報を時定数回路55に与え
る。時定数回路では一定時間以上継続して周波数f1及
びf2の両方の信号成分が確認されることにより、CA
Sの入力があったと判別し、CAS検出信号SDET を出
力する。このCAS検出信号SDET は、この電話装置内
の例えばマイクロコンピュータなどで形成される制御部
に供給され、制御部はCAS検出信号SDET に応じて所
要の動作制御を行なう。つまり、図6の(S5)以降の
動作制御を行なうことになる。
【0015】ところが、特に上述したような通話中のC
AS検出について考えると、この図5のような回路では
CASの誤検出を行なう可能性がある。即ち、CASは
音声信号帯域内の2つの周波数成分で形成されているも
のであるが、通話中は公衆回線上は通話音声が伝送され
ており、通話音声としても当該2つの周波数f1,f2
を含む信号は存在する。
【0016】今、仮に、周波数f1,f2の信号成分が
或るレベルで含まれる信号として図7(a)のようなホ
ワイトノイズを考えてみる。このようなホワイトノイズ
が図5のCAS検出回路に入力された場合、ローパスフ
ィルタ51の通過時点で例えば図5(b)のような帯域
を持つ信号となり、さらにバンドパスフィルタ52,5
3を通過した時点では、図7(c)のような周波数成分
の信号となってしまう。つまり、図3(a)に示したC
ASと同一の帯域成分による信号となり、この場合ホワ
イトノイズをCASであると誤検出してしまうことにな
る。
【0017】通常の通話音声(この電話装置からの送話
出力される音声、又は電話装置へ受話入力される音声)
としても周波数f1,f2を含む音声信号が公衆回線上
を伝送される場合も考えられるが、図7の例からわかる
ように、そのような音声が例えば大音量で送信された場
合など、その音声信号から周波数f1,f2の信号を抽
出してCAS入力があったと誤検出してしまうことがあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、CASのような特定の信号検出に際して、
誤検出を解消することを目的とする。
【0019】このために、音声帯域信号のうちから音声
信号帯域内の1又は複数の所定周波数信号から生成され
ている特定信号の入力の有無を確認する信号確認装置と
して、入力される音声帯域信号から所定周波数信号を抽
出するフィルタ手段と、フィルタ手段の出力から特定信
号を形成する周波数成分の有無を検出し、周波数成分検
出情報を出力する特定信号周波数検出手段と、フィルタ
手段の出力と、入力された音声帯域信号とについてのレ
ベル差を検出し、そのレベル差情報を出力するレベル差
検出手段と、周波数成分検出情報とレベル差情報の両方
に基づいて、特定信号の入力の有無を判定する判定手段
とを設ける。
【0020】つまり、入力信号から特定信号を形成する
周波数成分が検出された場合に、入力された音声帯域信
号のエネルギーレベルと、その入力信号から抽出された
所定周波数成分のみでのエネルギーレベルを比較するこ
とで、入力された音声帯域信号において、所定周波数帯
域以外の信号成分が存在するか否かを判断できるため、
所定周波数帯域以外の信号成分が含まれていた場合は、
検出目的とする特定信号(即ち音声信号帯域内の1又は
複数の所定周波数信号から生成されている特定信号)で
はないと判断できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4で説明する。この例はCASを良好に検出できる
CAS確認装置を備えた電話装置とする。図1は電話装
置のブロック図である。
【0022】電話装置には、ユーザーが通話に用いるハ
ンドセット7や、液晶パネルによる表示部13が設けら
れている。またダイヤル操作やワンタッチダイヤル登
録、短縮ダイヤル登録など、電話装置を使用する際の各
種操作のために操作キーが配されたキーボード14が設
けられる。
【0023】端子L1 ,L2 は公衆回線に接続される。
電話回線との送信/受信信号は、全波整流ダイオードブ
リッジDB2、フックスイッチ3、2線4線変換部4を
介して行なわれる。フックスイッチ3は、ハンドセット
7の持ち上げやハンズフリー操作により閉じられ、通話
可能状態とされる。
【0024】また端子L1 ,L2 は抵抗R3,コンデン
サC3の直列接続を介してダイオードブリッジDB1に
接続され、その全波整流出力はリング回路1に供給され
る。着信時には、リング回路1が着信信号を検出し、ス
ピーカ26から着信音を発生させる。電話回線から送ら
れてくる受信音声信号は2線4線変換部4から増幅部5
を介してハンドセット7内のスピーカ8に送られ、音声
出力される。
【0025】ハンドセット7の使用時においてユーザー
の発した音声は、ハンドセット7内のマイクロホン9に
よって音声信号とされ、増幅部6を介して2線4線変換
部4に送られ、電話回線に出力される。
【0026】制御部11はマイクロコンピュータによっ
て構成され、電話装置の全体の動作を制御する。電話装
置のキーボード14に形成された各種操作キーからの操
作情報は制御部11に供給され、制御部11は操作情報
に基づいて、ダイヤル発信や登録動作(例えばワンタッ
チダイヤルナンバの登録等)などの制御を行なう。ダイ
ヤル発信の場合は、制御部11はキーボード14におい
て押された数字に応じて、ダイヤラ10を制御し、その
ダイヤル番号に応じたダイヤルトーンを発生させる。発
生されたダイヤルトーンは増幅部6を介して2線4線変
換部4に送られ、電話回線に出力される。
【0027】また、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル
などの機能として、特定のダイヤル番号を登録しておく
ことができるが、それらの登録されたダイヤル番号はメ
モリ16に記憶される。キーボード14によりワンタッ
チダイヤルや短縮ダイヤルの操作が行なわれた場合は、
制御部11はその操作により指定されたダイヤル番号を
メモリ16から読み出し、ダイヤラ10にダイヤルトー
ンを発生させることになる。
【0028】また制御部11は各種動作時において、L
CDドライバ12を制御し、表示部13に所要の表示動
作を実行させる。例えばダイヤル時に番号を表示する。
さらに本例の場合、後述するCaller IDの受信
に応じて、そのCaller IDによるデータ、つま
り電話をかけてきた相手の電話番号や名称等の文字/数
字情報が表示部13に表示されるようにLCDドライバ
12を制御することもできる。
【0029】電話局からCAS及びCaller ID
の送信があった場合に対応する部位として、信号検出部
15が設けられている。信号検出部15はコンデンサC
1,抵抗R1及びコンデンサC2,抵抗R2を介して端
子L1,L2と接続されている。つまり、送話音声、受
話音声を含めた、公衆回線で伝送される音声帯域の信号
が全て信号検出部15に入力されることになる。
【0030】本例では、この信号検出部15及び制御部
11によって、CAS入力を正確に検出できる信号確認
装置が構成されることになる。図2に信号検出部15の
回路構成を示す。図1にも示したが、端子L1,L2、
つまり公衆回線上の音声帯域信号は、直流カット用のコ
ンデンサC1,C2及び入力抵抗R1,R2を介して信
号検出部15に入力されるが、信号検出部15では図2
に示すように入力された音声帯域信号はまず平衡入力ア
ンプ20に供給される。なお、抵抗R1とコンデンサC
1、及び抵抗R2とコンデンサC2はそれぞれハイパス
フィルタを構成することになる。
【0031】平衡入力アンプ20の出力はローパスフィ
ルタ21で帯域制限された後、バンドパスフィルタ2
2、23に供給される。なお、この信号検出部15が検
出すべきCASは、上述した図3(a)のように周波数
f1,f2の信号成分を合成したデュアルトーン信号と
されているものとする。
【0032】バンドパスフィルタ22は図3(a)に示
した周波数f1を中心周波数とする狭帯域の通過帯域を
有し、またバンドパスフィルタ23は周波数f2を中心
周波数とする狭帯域の通過帯域を有している。検出感度
を高めるために、バンドパスフィルタ22,23として
はQ値を高くすることが好適であり、このためデジタル
フィルタを使用するとよい。
【0033】バンドパスフィルタ22,23の出力は検
出判定回路24及び加算器27に供給される。検出判定
回路24は、例えばゼロクロスタイマにより信号のゼロ
クロスポイント間の期間を計測するなどの手段で、バン
ドパスフィルタ22,23から入力された信号が目的の
周波数の信号であるか否かを判定する。目的の周波数と
は、バンドパスフィルタ22の出力に関しては周波数f
1であり、またバンドパスフィルタ23の出力に関して
は周波数f2である。検出判定回路24は目的の周波数
f1,f2の入力が確認されたら、周波数f1,f2の
検出情報を時定数回路25に出力する。時定数回路25
は周波数f1,f2の信号入力が継続している期間をカ
ウントし、所定時間以上連続して周波数f1,f2の信
号入力が観測された場合に、CAS検出信号SDET を出
力する。
【0034】例えば図3(a)のようなCASが公衆回
線から伝送されてきた場合、バンドパスフィルタ22、
23の両方から或るレベル以上の周波数f1,f2の信
号が出力される。検出判定回路24は、バンドパスフィ
ルタ22、23の両出力として周波数f1,f2の信号
の存在を検出し、その検出期間を時定数回路25が観測
することで、CAS入力を示すCAS検出信号SDET
出力されることになる。このCAS検出信号SDET は、
図1に示した制御部11に供給される。
【0035】ただし上述したように、このCAS検出信
号SDET は、例えば図7に示したホワイトノイズが入力
された場合にも発生されてしまう。例えば通話中であれ
ば送話音声を誤検出してCAS検出信号SDET が発生さ
れる場合もある。このため制御部11は、CAS検出信
号SDET のみによってはCASの入力があったとは判断
せず、図2のレベル比較/判定回路30からのレベル比
較判定結果信号SLCもあわせて確認するようにしてい
る。
【0036】レベル比較判定結果信号SLCは、加算器2
7、レベル判定部28、29、レベル比較/判定回路3
0の動作により生成される。バンドパスフィルタ22,
23の出力は加算器27で加算され、レベル判定部28
に供給される。また公衆回線から入力された信号、具体
的にはローパスフィルタ21の出力は、レベル判定部2
9に供給される。
【0037】レベル判定部28,29はそれぞれ入力さ
れた信号のエネルギーレベルを計る回路であり、具体的
にはピークホールド回路として形成すればよい。そして
レベル判定部28は加算器27の出力についてのピーク
ホールド信号をレベル比較/判定回路30に出力し、ま
たレベル判定部29はローパスフィルタ21の出力につ
いてのピークホールド信号をレベル比較/判定回路30
に出力する。
【0038】レベル比較/判定回路30は、レベル判定
部28,29のそれぞれの出力を比較し、レベル差を検
出する減算回路を有しており、さらにそのレベル差を所
定値と比較するコンパレータを有している。そしてコン
パレータの出力は、レベル差が所定値以上であったか否
かを判別した信号となり、これがレベル比較判定結果信
号SLCとして制御部11に供給されるものである。
【0039】もし図3(a)のようなCASが送信され
てきていた場合を考えると、CASとしての信号の周波
数成分はほぼ周波数f1,f2の帯域に集中しているた
め、ローパスフィルタ21の出力時点でもエネルギー分
布は図3(a)のようになり、また、バンドパスフィル
タ22,23の出力を加算した加算器27の出力時点で
も、エネルギー分布は図3(a)のようになる。つまり
バンドパスフィルタ22,23の特性にもよるが、CA
S入力の場合は、バンドパスフィルタ22,23による
エネルギーロスは殆ど無いことになる。従って、レベル
判定部28とレベル判定部29の出力は概略的にみて同
値となる。ただし、採用するバンドパスフィルタ22,
23の特性を考慮する必要があり、例えば正規のCAS
が供給された場合でもバンドパスフィルタ22,23を
通過することで2〜3dB程度のエネルギーロスがある
とした場合、レベル判定部28とレベル判定部29の出
力には差が生じるが、その差が例えば9dB以内であれ
ば同値とみなすようにすればよい。
【0040】従って上述したようにレベル比較/判定回
路30では、レベル判定部28,29のそれぞれのレベ
ル差を検出する減算回路の出力を、コンパレータで所定
値と比較するわけであるが、このコンパレータの比較基
準となる所定値を例えば9dBとすればよい。このよう
にすることで、CASが入力された場合は、レベル比較
/判定回路30から出力されるレベル比較判定結果信号
LCは、レベル差なしを示す信号となる。
【0041】一方、例えば通話者の送信音声などであっ
て、図3(b)のように周波数f1,f2を含む音声信
号が入力された場合を考える。この図3(b)に示すエ
ネルギー分布はローパスフィルタ21の出力時点である
とする。この場合、バンドパスフィルタ22,23で周
波数f1,f2を中心とする帯域が抽出されることで、
その出力を加算した加算器27の出力時点では、例えば
エネルギーレベルは図3(b)の斜線部の面積に相当す
るレベルとなる。
【0042】従って、レベル判定部28とレベル判定部
29の出力には大きな差(9d以上)が生じることにな
り、レベル比較/判定回路30におけるコンパレータ出
力としてのレベル比較判定結果信号SLCは、レベル差有
り、つまりバンドパスフィルタ22,23によって大き
なレベル劣化が生じたことを示す信号となる。
【0043】このように生成されるレベル比較/判定回
路30は、上述したCAS検出信号SDET とともに制御
部11に供給されるが、制御部11は、例えば図4の処
理によりCAS信号の確認を行なう。
【0044】制御部11はCAS検出処理としてステッ
プF101でCAS検出信号SDET の入力を監視している。
信号検出部15からのCAS検出信号SDET の入力があ
った場合は、ステップF102として、CAS検出信号S
DET が例えば30msec継続して入力されるか否かの
チェックを開始する。
【0045】なお、前述したように時定数回路25は、
検出判定回路24によって周波数f1,f2の信号入力
が所定期間以上継続していることを確認してCAS検出
信号SDET を出力するものとしたが、この場合に時定数
回路25が例えば30msec以上の継続検出に応じて
CAS検出信号SDET を発生させるものとした場合は、
制御部11側でステップF102の処理は必要ない。また制
御部11側で30msec継続入力をチェックする場合
は、時定数回路25を不要とし、検出判定回路24の出
力をそのままCAS検出信号SDET としてもよい。
【0046】続いて制御部11はステップF103で送話音
声のミュートを行なう。これは増幅部6に対してミュー
ト制御信号SMUTEを出力し、増幅部6の出力をゼロとす
る。つまりマイクロホン9からの音声が公衆回線に送信
されないようにする。さらにステップF104でレベル比較
判定結果信号SLCのチェックを開始する。例えばこのチ
ェックでは、ミュート処理後10msecたった時点以
降で、レベル比較判定結果信号SLCがレベル差無しを示
す信号となっているかをチェックする処理となる。
【0047】そしてステップF102,F104 で開始されたチ
ェックの結果として、ステップF105及びF106の両方で肯
定結果が得られた場合に、ステップF107でCAS検出を
確認する。一方、どちらか一方でも肯定結果が得られな
かった場合は、ステップF108で、そのときにはCASの
入力はなかったと判定する。即ちステップF101で検出さ
れたCAS検出信号SDET は周波数f1,f2を含む通
話音声等によって誤検出されたものであると判定するこ
とになる。つまりこの判定処理は、CAS検出信号S
DET が所定時間以上継続すること、及び、その際にレベ
ル比較判定結果信号SLCがレベル差有りを示す信号とな
らないこと、の2つを要件として、CASの入力を確認
する処理となる。
【0048】これは次のような根拠に基づくものであ
る。図6で説明したようにCASは電話局側から送信さ
れてくるものである。従って、本来のCAS入力であっ
たのなら、ステップF103で増幅部6のミュートを行なっ
ても、その検出は継続されるはずである。ところが通話
中の、この電話装置からの送信音声に周波数f1,f2
があるレベル以上で含まれており、CAS検出信号S
DET がオンとされたような場合を考えると、送話ミュー
トにより検出判定回路24に入力される周波数f1,f
2のレベルもゼロとなる。
【0049】このため本例の処理においてCAS検出信
号SDET がミュート期間を含めて30msec以上継続
することを入力確認の要件の1つとすることで、送話音
声をCASと誤検出する可能性を無くすことができる。
【0050】また、電話局からの信号は25dB以上の
S/N比が保証されているため、送話音声をミュートし
た後においては、バンドパスフィルタ22,23を通過
することによるエネルギーレベルの劣化は少ない。つま
り上述したレベル比較/判定部30内のコンパレータに
よってレベル差が9dB以内と検出されることが保証で
きる。ところが、通話中の相手先電話装置からの通話音
声に周波数f1,f2があるレベル以上で含まれてお
り、CAS検出信号SDET がオンとされたような場合を
考えると、この場合は通常、周波数f1,f2以外の成
分も多く含まれているため、レベル比較判定結果信号S
LCがレベル差有りを示す信号となる。
【0051】従って、本例の処理においてCAS検出信
号SDET がオンとされている期間に、レベル比較判定結
果信号SLCがレベル差有りを示す信号とならないことを
入力確認の要件の1つとすることで、相手先側からの受
話音声をCASと誤検出する可能性を無くすことができ
る。
【0052】以上のように本例では、送話音声/受話音
声のいづれかをCASであると誤検出することはなくな
り、電話局からCASが実際に送信された場合のみ、正
しくCAS入力が確認され、それに応じた必要処理が行
なわれることになる。必要処理とは、図6に示した(S
5)(S6)(S7)(S10)のような処理や、Ca
ller IDの受信に伴って、(S12)として示し
たCaller IDのデコード及び表示出力等の処理
を行なう。Caller IDはFSK信号として送信
されてくるが、FSK方式に対応するCaller I
Dのデコード処理は図2に示すデコーダ31によって行
なわれる。デコーダ31はデコードしたCaller
IDデータを制御部11に供給し、制御部11はそのデ
コードデータに基づいて相手先の電話番号や名称等の表
示を、表示部13において実行させることになる。
【0053】以上実施の形態としての例を説明してきた
が、本発明としては各種変形例が考えられる。例えば、
上記例の送話音声をCASと誤検出することを解消する
ために、図4に示すように送話ミュートを行なうように
したが、送話音声についてもf1,f2以外の周波数成
分は多く含まれている場合が多いため、送話音声を誤検
出する場合には、レベル比較判定結果信号SLCがレベル
差有りとなり、これによってCAS入力ではないと判別
できる。つまり送話ミュートを伴わない簡易な確認方式
とすることができる。またCASを特定信号とする例で
説明したが、本発明は他の特定の周波数成分で形成され
る信号の入力確認にも良好に用いることができることは
いうまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、入力さ
れた音声帯域信号からCASなどの特定信号を形成する
周波数成分が検出された場合に、入力された音声帯域信
号のエネルギーレベルと、その入力信号から抽出された
所定周波数成分のみでのエネルギーレベルを比較するこ
とで、入力された音声帯域信号において、所定周波数帯
域以外の信号成分が存在するか否かを判断でき、所定周
波数帯域以外の信号成分が含まれていた場合は、検出目
的とする特定信号(即ち音声信号帯域内の1又は複数の
所定周波数信号から生成されている特定信号)ではない
と判断できる。このため、特定信号以外の信号を特定信
号と誤検出してしまう可能性を実用上十分な程度に小さ
くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電話装置のブロック図で
ある。
【図2】実施の形態の電話装置の信号検出部のブロック
図である。
【図3】実施の形態で検出すべきCAS及び誤検出可能
性の有る信号の説明図である。
【図4】実施の形態のCAS信号入力の確認処理のフロ
ーチャートである。
【図5】従来のCAD検出回路のブロック図である。
【図6】Caller IDサービスに関する動作の説
明図である。
【図7】CASと誤検出する信号の説明図である。
【符号の説明】
5,6 増幅部、7 ハンドセット、11 制御部、1
3 表示部、15 信号検出部、20 平衡入力アン
プ、21 ローパスフィルタ、22,23 バンドパス
フィルタ、24 検出判定回路、26 時定数回路、2
7 加算器、28,29 レベル判定部、30 レベル
比較/判定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される音声帯域信号のうちから、音
    声信号帯域内の1又は複数の所定周波数信号から生成さ
    れている特定信号の入力の有無を確認する信号確認装置
    として、 前記入力される音声帯域信号に対して、前記所定周波数
    信号を抽出するフィルタ手段と、 前記フィルタ手段の出力から、前記特定信号を形成する
    周波数成分の有無を検出し、周波数成分検出情報を出力
    する特定信号周波数検出手段と、 前記フィルタ手段の出力と、前記入力される音声帯域信
    号とについてのレベル差を検出し、そのレベル差情報を
    出力するレベル差検出手段と、 前記周波数成分検出情報と前記レベル差情報の両方に基
    づいて、前記特定信号の入力の有無を判定する判定手段
    と、 から構成されることを特徴とする信号確認装置。
  2. 【請求項2】 前記特定信号とは、音声信号帯域内の第
    1及び第2の周波数信号から生成されているデュアルト
    ーン信号とされ、 前記フィルタ手段は、前記第1の周波数を抽出する第1
    のフィルタと、前記第2の周波数を抽出する第2のフィ
    ルタとから構成され、 前記特定信号周波数検出手段は、前記第1のフィルタと
    前記第2のフィルタの出力がそれぞれ所定レベル以上と
    なっているときに、前記周波数成分検出情報として、前
    記特定信号を形成する周波数成分の存在を示す情報を出
    力し、 前記レベル差検出手段は、前記第1及び第2のフィルタ
    の出力の加算信号と、前記入力される音声帯域信号とに
    ついてのレベル差を検出し、そのレベル差が所定値以内
    であれば、前記レベル差情報としてレベル差無しを示す
    情報を出力し、 前記判定手段は、前記周波数成分検出情報として前記特
    定信号を形成する周波数成分の存在を示す情報が得ら
    れ、かつ前記レベル差情報としてレベル差無しを示す情
    報が得られた場合に、デュアルトーン信号による前記特
    定信号の入力があったと判定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号確認装置。
  3. 【請求項3】 電話回線により送信される音声帯域信号
    のうちから音声信号帯域内の1又は複数の所定周波数信
    号から生成されている特定信号の入力の有無を確認する
    信号確認装置部を備え、この信号確認装置によって特定
    信号の入力が確認されたことに応じて所定動作を実行す
    る電話装置として、 前記信号確認装置部は、 前記入力される音声帯域信号に対して、前記所定周波数
    信号を抽出するフィルタ手段と、 前記フィルタ手段の出力から、前記特定信号を形成する
    周波数成分の有無を検出し、周波数成分検出情報を出力
    する特定信号周波数検出手段と、 前記フィルタ手段の出力と、前記入力される音声帯域信
    号とについてのレベル差を検出し、そのレベル差情報を
    出力するレベル差検出手段と、 前記周波数成分検出情報と前記レベル差情報の両方に基
    づいて、前記特定信号の入力の有無を判定する判定手段
    と、 から構成されていることを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 入力される音声帯域信号のうちから、音
    声信号帯域内の1又は複数の所定周波数信号から生成さ
    れている特定信号の入力の有無を確認する信号確認方法
    として、 前記入力される音声帯域信号から前記所定周波数信号を
    抽出し、前記特定信号を形成する周波数成分の有無の検
    出結果を得るとともに、 前記入力される音声帯域信号と前記抽出した所定周波数
    信号のレベル差の検出結果を得、 前記両検出結果に基づいて、前記特定信号の入力の有無
    を判定する信号確認方法。
  5. 【請求項5】 前記特定信号を形成する周波数成分の有
    無の検出結果は、入力される音声帯域信号に対して前記
    所定周波数を抽出するフィルタ処理を行ない、そのフィ
    ルタ処理で抽出された信号のレベルから得るようにする
    とともに、 前記レベル差の検出結果は、前記フィルタ処理後の信号
    と、前記入力される音声帯域信号とについてのレベル差
    を検出し、そのレベル差が所定値以内であるか否かによ
    り得るようにし、 前記特定信号を形成する周波数成分の有無の検出結果と
    して当該周波数成分の存在が検出され、かつ前記レベル
    差の検出結果としてレベル差が所定値以内であると検出
    されることにより、前記特定信号の入力があったと判定
    することを特徴とする請求項4に記載の信号確認方法。
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