JPH09306259A - ワイヤハーネスの製造装置 - Google Patents

ワイヤハーネスの製造装置

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JPH09306259A
JPH09306259A JP8114747A JP11474796A JPH09306259A JP H09306259 A JPH09306259 A JP H09306259A JP 8114747 A JP8114747 A JP 8114747A JP 11474796 A JP11474796 A JP 11474796A JP H09306259 A JPH09306259 A JP H09306259A
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electric wire
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篤 中村
Masashi Sato
正史 佐藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げを有するワイヤハーネスの製造において
設計の自由度を高める。 【解決手段】 載置台28、フィルム貼着台27及びコ
ネクタ接続台24をそれぞれ別個独立に形成し、これら
を任意の配索経路に応じて並び替えて配置する。載置台
28上に複数の電線11を直線状に且つ平行に載置し、
所定の勾配で段差が形成された加工具を電線11を当接
させつつ押し下げ、各電線11毎に異なった寸法の弛み
を設定し、フィルムを貼着して設定された弛みの寸法偏
差を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、OA機器、家電
製品または自動車の内部配線等に使用されるワイヤハー
ネスの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】OA機
器、家電製品または自動車の内部に設置される電気配線
用ワイヤハーネスは、従来、例えば図14のように、C
PU、表示装置及び各種のスイッチ部品等の間を接続す
るための複数の電線1を略円筒状に束ね、コネクタ3及
び電線1をそれぞれ保持するための治具(図示せず)等
を、実際の配索に応じて平板状に配置し、これに沿って
電線1を設置した後、この電線1の周囲に保護用の粘着
テープ2を巻き付け、さらに図示しない樹脂成型品のケ
ースを外装して一定の形状を保持させた後、取り付け対
象となるOA機器、家電製品または自動車等の内部の配
索形態に対応するように取り付けていた(第1従来
例)。しかしながら、この第1従来例では、製造時に、
かかる治具に電線1を手作業で這わせた後に粘着テープ
2を電線1の周囲に巻回していたため、電線1を這わせ
た後の粘着テープ2の巻回しに多大な時間を要し、作業
効率が悪かった。
【0003】そこで、例えば図15及び図16のよう
に、柔軟性のあるベースフィルム5上に導電路4をパタ
ーン状に印刷してその上からカバーフィルム6をラミネ
ートしたフレキシブルプリント配線(FPC)等の多極
・平面配線(第2従来例)が多用されている。しかしな
がら、導電路4に曲がり部分を有するような複雑なワイ
ヤハーネスの場合、図16のように、製造工程において
パターン毎にエッチングマスクを行い、また大面積のベ
ースフィルムDkにパターンを形成した後に打ち抜き型
でカッティングしていたため、エッチング装置やカッテ
ィング装置等の大がかりな装置を必要とする。また、大
面積のベースフィルムDkを使用するため、多大な作業
空間を必要とし、スペース効率が悪いものとなってい
た。
【0004】さらに、図17のように、複数の帯状導体
1を直線状に平行に配置してその上下両側をフィルム
5,6でラミネートした後、配索経路に応じて折曲する
方法(第3従来例)もあった。この方法であれば、第2
従来例のような必要な各種装置を省略できる。しかしな
がら、第3従来例のワイヤハーネスは折曲部7が損傷し
たり、あるいは図18のように折曲部7の弾性復元によ
ってラミネートされた部分が離れるように変形してしま
い、配索経路に対してワイヤハーネスの形状が安定しな
い等の問題が生じていた。
【0005】なお、各帯状導体1を配索経路に沿ってこ
れに対応する形状で且つ一定の間隔で精度良く載置して
もよいが、この場合は帯状導体1の形状を整えるための
時間が多大となり、時間効率が悪かった。また、配索経
路に応じた大面積のフィルムが必要となる点で、第2従
来例の問題点が解決されないままとなっている。
【0006】また、以上の課題を解決しつつも、ワイヤ
ハーネスの設計変更当に容易に対応する必要もある。特
に、第2従来例の場合、ワイヤハーネスの設計変更に伴
って大がかりな装置の変更を強いられるため、そのため
のコストは膨大なものとなっていた。
【0007】そこで、この発明の課題は、製造が容易
で、しかも、曲げ部分を有する配索経路において一部を
折曲することなく設置し得、しかも設計変更が容易でか
つ構造が簡単なワイヤハーネスの製造装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、複数の電線を供給する電線供
給手段と、前記電線供給手段から供給された複数の前記
電線を平行に揃える線揃え手段と、前記線揃え手段で平
行に揃えられた複数の前記電線を直線状に載置するため
の載置台と、前記載置台上の前記電線に押し当てて前記
各電線毎に異なった寸法の弛みを設定するための段差が
所定の勾配で形成されてなる弛み寸法調整手段と、前記
線揃え手段で平行に揃えられた複数の電線を直線状に載
置するとともに、前記弛み寸法調整手段により弛みが設
定された後の複数の前記電線にフィルムを貼着するため
のフィルム貼着台と、前記線揃え手段で平行に揃えられ
た複数の電線を直線状に載置するとともに前記弛み寸法
調整手段により弛みが設定された後の複数の前記電線に
コネクタを接続するためのコネクタ接続台とを備え、前
記載置台、前記フィルム貼着台及び前記コネクタ接続台
は、その組み合わせを任意の配索経路に応じて様々に変
更できるよう離接自在に別個独立に形成されたものであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記載置台の天
面の一部に、前記加工具を前記電線に当接させつつ押し
下げて前記弛みを設定するための開口を形成すること
で、複数の電線を前記載置台の前記開口に架かるように
直線状に且つ平行に載置し、前記開口内で前記加工具を
前記電線に当接させつつ押し下げて前記弛みを設定すれ
ば、極めて容易な動作だけで各電線について所望の配索
経路に対応した曲げ部分を形成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一の実施形態に
係るワイヤハーネスを示す図である。このワイヤハーネ
スは、複数の電線11を同一平面上に等間隔で平行に配
置し、これらの一部をフィルム12に貼着固定したもの
であって、特に曲げ部分を要する複雑な配索経路に対応
すべく、局部(以下「湾曲部」と称す)13について、
全電線11が互いにほぼ一定の間隙を有して略同心円弧
状に湾曲されている。この湾曲部13は、図1のように
湾曲部13でのフィルムの貼付を省略している。このた
め、各電線11はそれぞれ絶縁性被膜で被覆されたもの
を使用する。なお、この実施形態では、4本の電線11
が設置された例を示すが、電線11が同一平面上に等間
隔で平行に配置される限り、その数量は4本に限るもの
ではない。
【0011】図2は、湾曲部13において各電線11の
軸方向が90゜の曲がり角度で変更された状態を示した
図である。このワイヤハーネスの湾曲部13において
は、各電線11(11a〜11d)が一定間隔wだけ離
間して配置されているため、これらの長さは全て異なっ
て設定される必要がある。
【0012】ここで、各電線11a〜11dの離間幅を
wとし、曲率半径を、それぞれ、 w,2w,3w,4w とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の四分の一の長さになる。このため、そ
れぞれ、 L1=(2π・w)/4=πw/2 L2=(2π・2w)/4=πw L3=(2π・3w)/4=3πw/2 L4=(2π・4w)/4=2πw となる。そして、互いに隣合う電線11の長さの偏差
は、 L2−L1=(πw)−(πw/2)=πw/2 L3−L2=(3πw/2)−(πw)=πw/2 L4−L3=(2πw)−(3πw/2)=πw/2 となる。このように、隣合う電線11同士について長さ
の偏差(πw/2)を設定しなければならず、その方法
としては、配線経路に応じて電線11を手作業で並べた
り金型等の治具を用いて電線11の形状を整える方法も
考えられるが、作業効率が悪く且つスペース効率も良く
ない。そこで、この実施形態では、図3中の破線のよう
に電線11を直線状に且つ平行に設置した後、図4及び
図5のように、電線11a〜11dの一定幅(w)毎に
一定の高さ(ΔL=πw/2)の段差15が形成された
加工具14(弛み寸法調整手段)を使用し、この加工具
14の段差15を電線11に押し下げてこれを所定の寸
法だけ弛ませることで、図3中の実線のように各電線1
1a〜11dを湾曲部13に適した適正な長さに調整す
る。この加工具14の各段差15は、各電線11a〜1
1dの外れを防止できるように略円弧状の凹形状に形成
されている。
【0013】また、製造装置としては、図6のような装
置を使用する。この製造装置は、複数の電線供給ドラム
20を有してそれぞれ電線11を同時に供給する電線供
給部21(電線供給手段)と、供給された複数の電線1
1の離間幅(w)を揃えるための溝22aが形成された
線揃え治具22(線揃え手段)と、所定のコネクタ23
を圧接する一般的なコネクタ圧接部24(コネクタ接続
台)と、前述した加工具14を用いて各電線11(11
a〜11d)の長さを調整する回路長調整部25と、コ
ネクタ圧接部24と回路長調整部25との間及び回路長
調整部25同士の間で電線11にフィルム12を貼着
(布線)するための布線台27(フィルム貼着台)とを
備えている。ここで、回路長調整部25は、図5のよう
に、載置台28の天面の中央部に、電線11に対して加
工具14を押し下げて電線11を弛ませるための開口2
9が形成されたものである。これら線揃え治具22、コ
ネクタ圧接部24、回路長調整部25の載置台28及び
布線台27は同じ高さに設定されている。またこれら
は、配索経路に応じてその組み合わせを容易に変更でき
るよう、それぞれ独立したユニットとして引き離し可能
とされている。
【0014】次に、上述した加工具14及び製造装置を
使用してワイヤハーネスを製造する方法を説明する。
【0015】まず、電線供給部21の複数の電線供給ド
ラム20から電線11をそれぞれ供給し、線揃え治具2
2の溝22aを通過させて電線11の所定の離間幅wを
設定しつつ、電線11を、コネクタ圧接部24、回路長
調整部25の載置台28及び布線台27の上面に、直線
状に且つ互いに平行に載置する。
【0016】次に、図5の如く、載置台28の中央の開
口29に架かる電線11(11a〜11d)に対して、
加工具14の段差15を当接させ、そのまま所定寸法だ
け押し下げて、各電線11a〜11dを段差15に応じ
た寸法だけ弛ませる。このとき、弛ませた寸法だけ各電
線供給ドラム20からの電線11の供給を行う。なお、
加工具14は、電気的に制御される昇降装置を用いて自
動的に押し下げても良いし、あるいは作業者によって手
作業で押し下げても良い。
【0017】しかる後、布線台27において所定のフィ
ルム12を電線11にその上方より貼着して固定すると
ともに、コネクタ圧接部24において所定のコネクタ2
3を圧接し、図1に示したワイヤハーネスを完成させ
る。
【0018】なお、湾曲部13において、例えば図7及
び図8のように、各電線11の軸方向を例えば45゜の
曲がり角度で変更したい場合、各電線11a〜11dの
離間幅をwとし、曲率半径をそれぞれ w,2w,3w,4w とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の八分の一の長さになるため、それぞ
れ、 L1=(2π・ w)/8=πw/4 L2=(2π・2w)/8=πw/2 L3=(2π・3w)/8=3πw/4 L4=(2π・4w)/8=πw となり、互いに隣合う電線11の長さの偏差は、 L2−L1=(πw/2)−(πw/4)=πw/4 L3−L2=(3πw/4)−(πw/2)=πw/4 L4−L3=(πw)−(3πw/4)=πw/4 となるため、かかる偏差に対応して加工具14の段差1
5の高さ(ΔL)を設定すればよい。具体的には、湾曲
部13での各電線11の曲がり角度εが90゜の場合の
加工具14の段差15の勾配をθ(図4)とすると、図
8のように各電線11の曲がり角度εが45゜の場合に
は加工具14の段差15の勾配を図9のようにθ/2に
設定する。このように、電線11の曲がり角度εに対
し、加工具14の段差15の勾配は(θ×ε/90゜)
に設定すればよい。
【0019】以上のように、電線11a〜11dを直線
状に載置した後に段差15を有する加工具14を電線1
1に対して押し下げるといった極めて容易な動作だけ
で、各電線11a〜11dを、湾曲部13に適した適正
な長さに弛ませて調整することができるので、短い時間
で、作業空間を要さずに、しかも第3従来例のように折
曲することなく設置することができる。
【0020】また、線揃え治具22、コネクタ圧接部2
4、回路長調整部25の載置台28及び布線台27は、
それぞれ独立したユニットとして引き離し自在とされて
いるので、その組み合わせを様々に変更すれば、様々な
配索経路に対応するワイヤハーネスを形成できる。例え
ば、図10のようにワイヤハーネスのフィルム12が貼
付された布線部の一部12aを長く形成したい場合、図
11中の符号Ar1のように複数の布線台27を並置し
たり、あるいは長さ寸法の異なる別仕様の布線台(図示
せず)を設置すればよい。また、図12のように複数の
電線11のうちの一部をまとめて分岐させ、分岐側の電
線11のみについて曲げ部分を有せしめたい場合等、図
13のように、その配索経路の設計に応じてコネクタ圧
接部24、回路長調整部25及び布線台27等を並び変
えればよい。このように、各ユニットとして引き離し自
在とされているので、その組み合わせを様々に変更する
ことで、設計の自由度を高めることができる。
【0021】なお、湾曲部13が3個以上あるような複
雑な場合、その湾曲部13の数量に応じて回路長調整部
25を増設すればよい。また、湾曲部13が複数ある場
合に、湾曲部13同士の間の距離を変更する場合、コネ
クタ圧接部24や回路長調整部25の間隔を変更して設
計すればよい。
【0022】また、図1では、弛みが設定された電線1
1を同一平面上に配置するようにした例であるが、三次
元的に曲げを加えて配索してもよいことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、載置
台、フィルム貼着台及びコネクタ接続台を、別個独立に
形成しているので、離接自在となることでその組み合わ
せを様々に変更することができ、ワイヤハーネスの設計
の自由度を高めることができる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、載置台の
天面の一部に、加工具を電線に当接させつつ押し下げて
弛みを設定するための開口を形成しているので、複数の
電線を載置台の開口に架かるように直線状に且つ平行に
載置して、開口内で加工具を電線に当接させつつ押し下
げて弛みを設定することができ、極めて容易な動作だけ
で各電線について所望の配索経路に対応した曲げ部分を
形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施形態の製造装置によって製
造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
【図2】図1のワイヤハーネスの湾曲部において各電線
の曲がり角度が90゜に設定された状態を示す図であ
る。
【図3】加工具によって長さが調整された電線を示す図
である。
【図4】図1及び図2のワイヤハーネスを製造するため
の加工具を示す正面図である。
【図5】図3の加工具を用いて電線の湾曲部の長さ調整
動作を示す斜視図である。
【図6】この発明の一の実施形態の製造装置を示す平面
図である。
【図7】この発明の他の実施形態の製造装置によって製
造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
【図8】図7のワイヤハーネスの湾曲部において各電線
の曲がり角度が45゜に設定された状態を示す図であ
る。
【図9】図7及び図8のワイヤハーネスを製造するため
の加工具を示す正面図である。
【図10】この発明の他の実施形態の製造装置によって
製造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
【図11】この発明の他の実施形態の製造装置を示す平
面図である。
【図12】この発明のさらに他の実施形態の製造装置に
よって製造されたワイヤハーネスを示す平面図である。
【図13】この発明のさらに他の実施形態の製造装置を
示す平面図である。
【図14】第1従来例の電気配線用ワイヤハーネスを示
す斜視図である。
【図15】第2従来例の電気配線用ワイヤハーネスを示
す一部破断斜視図である。
【図16】第2従来例の電気配線用ワイヤハーネスの製
造工程を示す平面図である。
【図17】第3従来例のワイヤハーネスを折曲した状態
を示す図である。
【図18】図18のワイヤハーネスの折曲部が弾性復元
した状態を示す図である。
【符号の説明】
11(11a〜11d) 電線 12 フィルム 13 湾曲部 14 加工具 15 段差 20 電線供給ドラム 21 電線供給部 22 線揃え治具 22a 溝 23 コネクタ 24 コネクタ圧接部 25 回路長調整部 27 布線台 28 載置台 29 開口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】ここで、各電線11a〜11dの離間幅を
wとし、曲率半径を、それぞれ、 w,2w,3w,4w とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の四分の一の長さになる。このため、そ
れぞれ、 L1=(2π・w)/4=πw/2 L2=(2π・2w)/4=πw L3=(2π・3w)/4=3πw/2 L4=(2π・4w)/4=2πw となる。そして、互いに隣合う電線11の長さの偏差
は、 L2−L1=(πw)−(πw/2)=πw/2 L3−L2=(3πw/2)−(πw)=πw/2 L4−L3=(2πw)−(3πw/2)=πw/2 となる。このように、隣合う電線11同士について長さ
の偏差(πw/2)を設定しなければならず、その方法
としては、配線経路に応じて電線11を手作業で並べた
り金型等の治具を用いて電線11の形状を整える方法も
考えられるが、作業効率が悪く且つスペース効率も良く
ない。そこで、この実施形態では、図3中の破線のよう
に電線11を直線状に且つ平行に設置した後、図4及び
図5のように、電線11a〜11dの一定幅(w)毎に
一定の高さ(=πw/)の段差15が形成された加
工具14(弛み寸法調整手段)を使用し、この加工具1
4の段差15を電線11に押し下げてこれを所定の寸法
だけ弛ませることで、図3中の実線のように各電線11
a〜11dを湾曲部13に適した適正な長さに調整す
る。この加工具14の各段差15は、各電線11a〜1
1dの外れを防止できるように略円弧状の凹形状に形成
されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】なお、湾曲部13において、例えば図7及
び図8のように、各電線11の軸方向を例えば45゜の
曲がり角度で変更したい場合、各電線11a〜11dの
離間幅をwとし、曲率半径をそれぞれ w,2w,3w,4w とした場合、湾曲部13における各電線11a〜11d
の長さL1,L2,L3,L4は、それぞれの曲率半径
についての円周の八分の一の長さになるため、それぞ
れ、 L1=(2π・ w)/8=πw/4 L2=(2π・2w)/8=πw/2 L3=(2π・3w)/8=3πw/4 L4=(2π・4w)/8=πw となり、互いに隣合う電線11の長さの偏差は、 L2−L1=(πw/2)−(πw/4)=πw/4 L3−L2=(3πw/4)−(πw/2)=πw/4 L4−L3=(πw)−(3πw/4)=πw/4 となるため、かかる偏差に対応して加工具14の段差1
5の高さ()を設定すればよい。具体的には、湾曲部
13での各電線11の曲がり角度εが90゜の場合の加
工具14の段差15の勾配をθ(図4)とすると、図8
のように各電線11の曲がり角度εが45゜の場合には
加工具14の段差15の勾配を図9のようにθ/2に設
定する。このように、電線11の曲がり角度εに対し、
加工具14の段差15の勾配は(θ×ε/90゜)に設
定すればよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線を供給する電線供給手段と、 前記電線供給手段から供給された複数の前記電線を平行
    に揃える線揃え手段と、 前記線揃え手段で平行に揃えられた複数の前記電線を直
    線状に載置するための載置台と、 前記載置台上の前記電線に押し当てて前記各電線毎に異
    なった寸法の弛みを設定するための段差が所定の勾配で
    形成されてなる弛み寸法調整手段と、 前記線揃え手段で平行に揃えられた複数の電線を直線状
    に載置するとともに、前記弛み寸法調整手段により弛み
    が設定された後の複数の前記電線にフィルムを貼着する
    ためのフィルム貼着台と、 前記線揃え手段で平行に揃えられた複数の電線を直線状
    に載置するとともに前記弛み寸法調整手段により弛みが
    設定された後の複数の前記電線にコネクタを接続するた
    めのコネクタ接続台とを備え、 前記載置台、前記フィルム貼着台及び前記コネクタ接続
    台は、離接自在となるよう別個独立に形成されたことを
    特徴とするワイヤハーネスの製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤハーネスの製造
    装置であって、前記載置台の天面の一部に、前記加工具
    を前記電線に当接させつつ押し下げて前記弛みを設定す
    るための開口が形成されたことを特徴とするワイヤハー
    ネスの製造装置。
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