JPH0930611A - 移動ラック装置 - Google Patents

移動ラック装置

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JPH0930611A
JPH0930611A JP17905895A JP17905895A JPH0930611A JP H0930611 A JPH0930611 A JP H0930611A JP 17905895 A JP17905895 A JP 17905895A JP 17905895 A JP17905895 A JP 17905895A JP H0930611 A JPH0930611 A JP H0930611A
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racks
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Yoshihiro Kaneda
善博 兼田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動ラック装置から作業者が離れるときに簡
単なスイッチ操作を行うだけで、固定ラックが地震など
で容易に転倒するのを効果的に防止し得る状態に自動的
に切り換えることのできる移動ラック装置を提供するこ
と。 【構成】 両端に立設された固定ラック1,2と、両固
定ラック1,2間で横動可能に並設された複数の移動ラ
ック3,4と、移動ラック駆動手段5,6と、ホームポ
ジション復帰スイッチ10a〜10cと、制御手段とを
有し、移動ラック3,4の横動により互いに隣り合う任
意のラック間に作業通路A〜Cを形成するようにした移
動ラック装置であって、ホームポジション復帰スイッチ
は、各ラック間通路A〜Cごとに配設され、制御手段
は、何れかのホームポジション復帰スイッチが操作され
たとき、両固定ラック1,2の内側に移動ラック3,4
を寄せる移動ラック間通路形成指令を移動ラック駆動手
段5,6に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端に立設された
固定ラックと、両固定ラック間で横動可能に並設された
複数の移動ラックとを有し、移動ラックの横動により互
いに隣り合う任意のラック間に作業通路を形成するよう
にした移動ラック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】この種の移動ラック装置
における各ラックは、移動ラックの移動方向には転倒し
易い形態である。従って、移動ラックは、停止時に制動
されないように構成するかまたは、地震発生時に制動を
自動解除するように構成しておけば、地震発生時に移動
ラックの移動方向に揺れを受けたとき、移動ラックは地
震の揺れに伴って動くため、転倒する恐れは殆ど解消す
るが、隣り合う移動ラックとの間に作業通路が形成され
ているために単体で自立した状態にある固定ラックは、
転倒してしまう恐れが大きい。
【0003】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、移動ラック装置から作業者が離れるときに簡単なス
イッチ操作を行うだけで、固定ラックが地震などで容易
に転倒するのを効果的に防止し得る状態に自動的に切り
換えることのできる移動ラック装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の移動ラック装置は、後述する実施例の参照符
号を付して示すと、両端に立設された固定ラック1,2
と、両固定ラック1,2間で横動可能に並設された複数
の移動ラック3,4と、移動ラック駆動手段14と、ホ
ームポジション復帰スイッチ10a〜10cと、制御手
段12とを有し、移動ラック3,4の横動により互いに
隣り合う任意のラック間に作業通路A〜Cを形成するよ
うにした移動ラック装置であって、ホームポジション復
帰スイッチ10a〜10cは、各ラック間通路A〜Cご
とに配設され、制御手段12は、何れかのホームポジシ
ョン復帰スイッチ10a〜10cが操作されたとき、両
固定ラック1,2の内側に移動ラック3,4を寄せる移
動ラック間通路形成指令15bを移動ラック駆動手段1
4に与える構成となっている。
【0005】なお、移動ラック装置が、開いたラック間
通路A〜Cをロックするインターロック回路11と、各
ラック間通路A〜Cごとに配設されたインターロック解
除スイッチ9a〜9cとを備え、全てのラック間通路A
〜Cのインターロックが解除されているときのみ、任意
のラック間通路A〜Cを開動させ得るようにしたもので
あるときは、前記制御手段12は、何れかのホームポジ
ション復帰スイッチ10a〜10cが操作されたとき、
全てのラック間通路A〜Cのインターロックが解除され
ているときのみ、前記移動ラック間通路形成指令15b
を移動ラック駆動手段14に与えるように構成すること
ができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施例を添付
図に基づいて説明すると、図1において、1,2は両端
に立設された固定ラック、3,4は両固定ラック1,2
間で横動可能に並設された移動ラックである。この各移
動ラック3,4には、横動のための駆動部5,6が搭載
され、これら駆動部5,6により移動ラック3,4を横
動させることにより、固定ラック1と移動ラック3との
間の第一作業通路A、両移動ラック間の第二作業通路
B、及び移動ラック4と固定ラック2との間の第三作業
通路Cを択一的に開くことができる。
【0007】各移動ラック3,4の作業通路入口側の端
面には、各作業通路A〜Cに対応させて操作盤7a〜7
cが配設されている。この各操作盤7a〜7cには、図
2に示すように、対応する作業通路A〜Cを開くための
通路開き操作スイッチ8a〜8cと、対応する作業通路
A〜Cのインターロック解除用スイッチ9a〜9cと、
ホームポジション復帰スイッチ10a〜10cを備えて
いる。勿論、他の操作スイッチ類なども必要に応じて設
けられる。
【0008】上記移動ラック装置全体の制御系を図3に
基づいて説明すると、開いた作業通路A〜Cをロックす
るインターロック回路11を備えた制御手段12は、各
操作盤7a〜7cからの通路開き操作スイッチ8a〜8
cによる各通路開き指令13a〜13cを受けて、移動
ラック駆動手段14に各通路ごとの開き指令15a〜1
5cを出力する。
【0009】移動ラック駆動手段14は、各移動ラック
3,4の駆動部5,6を含むもので、作業通路A〜Cの
内、通路開き指令15a〜15cに対応する一つの作業
通路を開くように移動ラック3の駆動部5または移動ラ
ック4の駆動部6を稼働させて、移動ラック3または4
若しくは両移動ラック3,4を左右何れかの方向に横動
させる。そして、移動ラック駆動手段14から各作業通
路A〜Cに対応する通路開き完了信号16a〜16cが
制御手段12に与えられ、作業通路開き制御が終了す
る。
【0010】また、制御手段12は、開いた作業通路A
〜Cをインターロック回路11によりロックし、インタ
ーロックされた作業通路A〜Cがある限り、各操作盤7
a〜7cからの通路開き操作スイッチ8a〜8cによる
各通路開き指令13a〜13cを受けても、通路開き指
令15a〜15cは出力しない。従って、各操作盤7a
〜7cの通路開き操作スイッチ8a〜8cを操作する作
業者は、その前に、開いている作業通路A〜Cの操作盤
7a〜7cにあるインターロック解除用スイッチ9a〜
9cを操作し(当該操作に際して、開いている作業通路
A〜Cを見渡して安全を確認することができる)、イン
ターロック解除指令17a〜17cを制御手段12に与
えて、開いている作業通路A〜Cのインターロックを解
除しなければならない。
【0011】各操作盤7a〜7cに設けられたホームポ
ジション復帰スイッチ10a〜10cは、その何れが操
作されても、共通のホームポジション復帰指令18を制
御手段12に与える。制御手段12は、ホームポジショ
ン復帰指令18を受けると、開いている作業通路A〜C
にかかっているインターロックが解除されていることを
条件にして、作業通路Bを開くための通路開き指令15
bを移動ラック駆動手段14に対し出力する。
【0012】即ち、図4のフローチャートに示すよう
に、開いた作業通路A〜C内での物品の出し入れ作業な
どが終了して当該通路内から作業者が離れるとき、その
通路の入口脇の操作盤7a〜7cにあるインターロック
解除用スイッチ9a〜9cを操作して、開いている作業
通路A〜Cにかかっていたインターロックを解除した
後、同操作盤7a〜7cのホームポジション復帰スイッ
チ10a〜10cを操作すると、制御手段12から移動
ラック駆動手段14に対し作業通路Bを開くための通路
開き指令15bが出力され、操作盤7bの通路開き操作
スイッチ8bを操作したときと同様に、移動ラック駆動
手段14により移動ラック3,4が夫々固定ラック1,
2の内側に隣接する位置まで横動し、移動ラック間通路
Bが開かれる。
【0013】従って作業者が、開いている作業通路A〜
Cに対応するインターロック解除用スイッチ9a〜9c
の操作を忘れたままホームポジション復帰スイッチ10
a〜10cを操作しても、移動ラック間通路Bは開かれ
ない。なお、ホームポジション復帰スイッチ10a〜1
0cが操作されたとき、既に移動ラック間通路Bが開か
れているときは、上記制御が行われないことは勿論であ
る。
【0014】各作業通路A〜Cには、安全対策として通
路内作業者検出手段や通路入口の作業者通過検出手段が
併設される場合がある。このような移動ラック装置にお
いては、ホームポジション復帰スイッチ10a〜10c
の操作に基づいて移動ラック間通路Bが開かれるとき
に、閉じてゆく作業通路AまたはCに対応する通路内作
業者検出手段が作業者検出信号を出力したとき、あるい
は当該作業通路AまたはCに対応する作業者通過検出手
段が検出信号を出力した後、一定時間が経過していない
ときは、ホームポジション復帰スイッチ10a〜10c
の操作に基づく移動ラック間通路Bの開動を中止させる
ことができる。
【0015】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
の移動ラック装置によれば、開いた作業通路内での物品
の出し入れ作業などが終了して、作業者が移動ラック装
置から離れるとき、ホームポジション復帰スイッチを操
作するだけで移動ラック間通路が自動的に形成されるの
であるから、移動ラック装置を使用していないときとき
には、自動的に、地震などで転倒し易い状態の両固定ラ
ックを移動ラックで支える状態とし、以て、地震などで
固定ラックが転倒するのを防止することができる。
【0016】また、請求項2に記載の構成によれば、全
てのラック間通路のインターロックが解除されていると
きのみ、任意のラック間通路を開けるようにした移動ラ
ック装置である場合、インターロックが解除されていな
い状態のままでホームポジション復帰スイッチにより移
動ラック間通路を自動形成するようなことがなくなり、
安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動ラック装置の全体を示す正面図である。
【図2】 各作業通路ごとに配設された操作盤の正面図
である。
【図3】 制御系の構成を説明するブロック線図であ
る。
【図4】 制御の手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,2 固定ラック 3,4 移動ラック 5,6 移動ラックの駆動部 7a〜7c 操作盤 8a〜8c 作業通路A〜Cを開くための通路開き
操作スイッチ 9a〜9c インターロック解除用スイッチ 10a〜10c ホームポジション復帰スイッチ 11 インターロック回路 12 制御装置 13a〜13c 各通路開き指令 14 移動ラック駆動手段 15a〜15c 通路開き指令 16a〜16c 通路開き完了信号 17a〜17c インターロック解除指令 18 ホームポジション復帰指令

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に立設された固定ラックと、両固定ラ
    ック間で横動可能に並設された複数の移動ラックと、移
    動ラック駆動手段と、ホームポジション復帰スイッチ
    と、制御手段とを有し、移動ラックの横動により互いに
    隣り合う任意のラック間に作業通路を形成するようにし
    た移動ラック装置であって、 ホームポジション復帰スイッチは、各ラック間通路ごと
    に配設され、 制御手段は、何れかのホームポジション復帰スイッチが
    操作されたとき、両固定ラックの内側に移動ラックを寄
    せる移動ラック間通路形成指令を移動ラック駆動手段に
    与える移動ラック装置。
  2. 【請求項2】開いたラック間通路をロックするインター
    ロック回路と、各ラック間通路ごとに配設されたインタ
    ーロック解除スイッチとを備え、全てのラック間通路の
    インターロックが解除されているときのみ、任意のラッ
    ク間通路を開動させ得るようにした移動ラック装置であ
    って、 前記制御手段は、何れかのホームポジション復帰スイッ
    チが操作されたとき、全てのラック間通路のインターロ
    ックが解除されているときのみ、前記移動ラック間通路
    形成指令を移動ラック駆動手段に与える請求項1に記載
    の移動ラック装置。
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