JPH09305335A - プリンタ制御装置 - Google Patents

プリンタ制御装置

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JPH09305335A
JPH09305335A JP8121603A JP12160396A JPH09305335A JP H09305335 A JPH09305335 A JP H09305335A JP 8121603 A JP8121603 A JP 8121603A JP 12160396 A JP12160396 A JP 12160396A JP H09305335 A JPH09305335 A JP H09305335A
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JP8121603A
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English (en)
Inventor
Takami Kitabayashi
孝美 北林
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブの必要属性に応じてプリンタを選
択し、処理が中断した場合は別のプリンタで中途再開す
る。 【解決手段】 プリンタ制御装置10において、仕様属
性判断手段11が印刷ジョブの必要属性に適したプリン
タを探索する。探索したプリンタを出力先候補として出
力先候補リスト作成手段12がリストを作成する。使用
可能属性判断手段13は出力先候補リストを基に現在使
用可能なプリンタを選択する。選択したプリンタを実行
プリンタとして印刷ジョブ制御手段14から印刷ジョブ
を送信する。実行中に障害が発生した場合は、印刷ジョ
ブ制御手段14に記憶している印字経過情報を基に、別
の出力先候補を新たな実行プリンタとして処理を中途再
開する。全ての情報は結果通知手段15を介してクライ
アントに通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ制御装置に
関し、特に複数のプリンタの制御を行うプリンタ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク技術の発達により、
複数のプリンタをネットワークに接続する例が増えてき
た。ユーザはネットワークに接続されている任意のプリ
ンタを用いて印刷を行えるようになり、資源の有効利用
が進んでいる。
【0003】一方、印刷中にプリンタに障害が発生する
事例も多くなっている。このような障害を解決する従来
例として、特開平6ー259342号公報のようにジョ
ブを中断しプリンタが復旧するまで待つというものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来例では、指定したプリンタに必要なサイズの用紙が
セットされていなかったり、フォントが用意されていな
かったりした場合、処理が停止してもユーザにはその原
因が判らないという問題点があった。
【0005】また、印刷ジョブの実行中に紙詰まりや用
紙切れ等、何らかのトラブルが生じると、送信された印
刷ジョブは完了せず処理が中断してしまう。発生したト
ラブルを解決できない場合は中断した印刷ジョブを別の
プリンタで再度実行させる以外に方法がなく、中断まで
に出力されていた印刷物が再び出力されるという無駄が
生じてしまう。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、印刷ジョブをその必要属性に応じてプリンタ
に割り当てる、プリント制御装置を提供することを第1
の目的とする。
【0007】更に本発明の第2の目的は、プリンタの処
理が中断した場合に、必要属性に応じて代替可能な別の
プリンタを選択し、残った処理のみを続行させる機能を
持つプリント制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、複数のプリンタの制御を行うプリンタ
制御装置において、前記プリンタがクライアントから入
力された印刷ジョブに適した属性を、前記プリンタの仕
様上利用可能な機能に関する仕様属性として持っている
か否か判断する仕様属性判断手段と、前記印刷ジョブに
適していると判断された前記プリンタを出力先候補とし
て、出力先候補リストを作成する出力先候補リスト作成
手段と、前記出力先候補の現在の使用可能属性が前記印
刷ジョブの必要とする必要属性と合致するか否か判断す
る使用可能属性判断手段と、合致すると判断された前記
プリンタを実行プリンタとし、対象印刷ジョブを前記実
行プリンタに出力する印刷ジョブ出力制御手段と、前記
実行プリンタに関する情報、もしくは前記印刷ジョブが
実行できなかった場合はその原因を、前記クライアント
に通知する結果通知手段と、を有することを特徴とする
プリンタ制御装置が提供される。
【0009】ここで、仕様属性判断手段は、プリンタが
クライアントから入力された印刷ジョブに適した印刷機
能に関する仕様属性を持っているか否か判断する。出力
先候補リスト作成手段は、印刷ジョブに適していると判
断されたプリンタを出力先候補として、出力先候補リス
トを作成する。使用可能属性判断手段は、出力先候補の
現在の使用可能属性が印刷ジョブの必要とする必要属性
と合致するか否か判断する。印刷ジョブ出力制御手段
は、合致すると判断されたプリンタを実行プリンタと
し、印刷ジョブを実行プリンタに出力する。結果通知手
段は、実行プリンタに関する情報、もしくは印刷ジョブ
が実行できなかった場合はその原因をクライアントに通
知する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のプリンタ制御装置
の原理図である。プリンタ制御装置10は、クライアン
ト2及び複数のプリンタ3a,3b,3cと接続されて
いる。
【0011】プリンタ制御装置10は、仕様属性判断手
段11と、出力先候補リスト作成手段12と、使用可能
属性判断手段13と、印刷ジョブ出力制御手段14と、
結果通知手段15と、から構成されている。
【0012】仕様属性判断手段11は、印刷ジョブの必
要属性を抽出し、このプリンタ制御装置10が制御して
いる各物理プリンタがこの印刷ジョブの実行に適した仕
様属性を持っているか否かを判断する。
【0013】ここで言う仕様属性とはプリンタの製品仕
様そのものであり、セット可能な用紙のサイズ、内蔵フ
ォントの種類、PDL(ページ記述言語)、ホッチキス
留め等のフィニッシング、両面印刷の可不可、解像度等
のことである。実行に適していると判断されたプリンタ
は、出力先候補として出力先候補リスト作成手段12に
入力される。また、抽出した印刷ジョブの必要属性を使
用可能属性判断手段13へ入力しておく。
【0014】出力先候補リスト作成手段12は、入力さ
れた出力先候補を基に出力先候補リストを作成する。使
用可能属性判断手段13は、出力先候補リストを参照
し、各出力先候補の現在の使用可能属性が、仕様属性判
断手段11から入力された印刷ジョブの必要属性と、合
致しているか否かの判断を行う。
【0015】ここで言う現在の使用可能属性とは、この
時点で出力先候補に装備されている用紙トレイのサイズ
や用紙の有無、ホッチキス針の補充必要性の有無等であ
る。合致していると判断された出力先候補の識別名が印
刷ジョブ出力制御手段14に入力される。
【0016】印刷ジョブ出力制御手段14は、入力され
た物理プリンタの識別名から、実行プリンタを選択し、
印刷ジョブを送信する。結果通知手段15は、仕様属性
判断手段11において印刷ジョブに適したプリンタが存
在しなかった場合、その旨をクライアント2に通知す
る。また同様に、使用可能属性判断手段13において印
刷ジョブの必要属性と合致する現在の使用可能属性を持
つプリンタが存在しなかった場合には、出力先候補の現
在の使用可能属性のうち、どの属性が合致しなかったの
かに関する情報を通知する。印刷が正常に終了した場合
には、実行プリンタが印刷物を何処に出力したかを、ク
ライアント2に通知する。
【0017】このような構成のプリンタ制御装置を用い
ることで、クライアントは、個々のプリンタの仕様属性
及び現在の使用可能属性を知らないままでも、必要な印
刷ジョブに適したプリンタに実行をさせることができ
る。
【0018】このプリンタ制御装置を用いることによっ
て、複数の物理プリンタをまとめて論理プリンタとして
扱うことができる。論理プリンタとは、複数の物理プリ
ンタをグループ化したもので、複数のプリンタの機能を
併せ持つプリンタとしてネットワーク上に仮想的に配置
される。クライアントは物理プリンタで印刷する場合同
様、論理プリンタへ印刷ジョブを送信すれば良い。各物
理プリンタの状況に応じた実行プリンタの決定や、決定
された実行プリンタへの印刷ジョブの送信は、プリンタ
制御装置から改めて行われる。
【0019】次に論理プリンタの概念を説明する。図2
は、論理プリンタの概念を示す図である。ネットワーク
4には、プリンタ制御装置10a,10bと、物理プリ
ンタ3a,3b,3c,3d,3eと、クライアント2
a,2b,・・・,と、が接続されている。
【0020】ここで、プリンタ制御装置10aが物理プ
リンタ3a,3b,3c,3dをグループ化して論理プ
リンタAを、プリンタ制御装置10bが物理プリンタ3
d,3eをグループ化して論理プリンタBを、それぞれ
構成しているとする。
【0021】図に示すように、物理プリンタ3aは、用
紙サイズ:A4,内蔵フォント:明朝/ゴシック12
p、という仕様属性を持つ。物理プリンタ3bは、用紙
サイズ:B4,内蔵フォント:明朝12p、という仕様
属性を持つ。物理プリンタ3cは、用紙サイズ:A3/
A4、内蔵フォント:明朝14p、という仕様属性を持
つ。物理プリンタ3dは、用紙サイズ:A4、内蔵フォ
ント:明朝12p/14p、という仕様属性を持つ。物
理プリンタ3eは、用紙サイズ:A5/B5、内蔵フォ
ント:明朝12pという仕様属性を持つ。
【0022】クライアント2aが、用紙サイズ:A4、
使用フォント:明朝12p、という必要属性を持つ印刷
ジョブを実行させたいとする。論理プリンタAに印刷ジ
ョブを送信すると、物理プリンタ3a,3b,3c,3
dのうち仕様属性の合致する3a,3dが出力先候補と
なる。ここで、3bは用紙サイズが、3cは内蔵フォン
トが、印刷ジョブの必要属性と合致していない。
【0023】まず物理プリンタ3aを実行プリンタとし
て選択し、印刷ジョブの実行中、用紙が途中で切れて印
刷が中断したとする。プリンタ制御装置10aはクライ
アント2aに,実行プリンタとして物理プリンタ3aを
使用したが、用紙切れで中断した、との通知を行う。通
知を見たユーザが用紙を補充すれば、物理プリンタ3a
は印刷を中断した箇所から再開する。
【0024】物理プリンタ3aに用紙の補充のない場
合、プリンタ制御装置10aは物理プリンタ3dを新た
な実行プリンタとして選択する。印刷再開の指示と印刷
ジョブとをプリンタ制御装置10aから送信された物理
プリンタ3dは、印刷の中断した箇所からのみ、印刷を
再開する。物理プリンタ3dで印刷処理が全て終了すれ
ば、プリンタ制御装置10aは、物理プリンタ3a、3
dの印刷物の出力場所や印刷範囲等の付帯情報をクライ
アント2aに通知して処理を終了する。
【0025】このように、数台の物理プリンタをまとめ
て論理プリンタとして、クライアントに提示し、印刷ジ
ョブ送信時の選択肢とすることで、ユーザは個々の物理
プリンタの属性を記憶しておく必要がなくなる。
【0026】ここで本発明のプリンタ制御装置に関して
更に詳しい説明を行う。図3は、本発明のプリンタ制御
装置の全体を示すブロック図である。プリンタ制御装置
10には、クライアント2と、複数の物理プリンタ3
a,3b,3cと、が接続されている。このプリンタ制
御装置10は、仕様属性判断手段11と、出力先候補リ
スト作成手段12と、使用可能属性判断手段13と、印
刷ジョブ出力制御手段14と、結果通知手段15と、か
ら構成されている。
【0027】仕様属性判断手段11は、仕様属性記憶手
段11aと、必要属性抽出手段11bと、仕様判断手段
11cと、から構成されている。印刷ジョブ出力制御手
段14は、プリンタ監視手段14aと、障害検知手段1
4bと、印字経過情報記憶手段14cと、印刷再開手段
14dと、を有している。 図において、仕様属性記憶
手段11aは、このプリンタ制御装置10の制御下にあ
る物理プリンタの仕様属性を全て記憶しており、この仕
様属性を次々に仕様判断手段11cに入力する。必要属
性抽出手段11bは、クライアントから送信された印刷
ジョブの必要属性を抽出し、抽出した必要属性を仕様判
断手段11c及び使用可能属性判断手段13に入力す
る。
【0028】仕様判断手段11cは、入力された2種類
の属性から、個々の物理プリンタについて印刷ジョブの
実行に適しているか否か判断する。実行に適していると
判断された物理プリンタを出力先候補として出力先候補
リスト作成手段12に入力する。
【0029】出力先候補リスト作成手段12は、前記仕
様判断手段11cから入力された出力先候補を基に、出
力先候補リストを作成する。使用可能属性判断手段13
は、出力先候補リストを参照し、各出力先候補の現在の
使用可能属性が印刷ジョブの必要属性と合致するか否か
判断する。合致すると判断されたプリンタの識別名を印
刷ジョブ出力制御手段14に入力する。
【0030】印刷ジョブ出力制御手段14は、入力され
た識別名を持つ物理プリンタを実行プリンタとし、印刷
ジョブを送信する。プリンタ監視手段14aは、印刷ジ
ョブが実行プリンタへ正常に入力されたか、確認する。
正常に入力されたことが確認できた場合、このプリンタ
を別の印刷ジョブの出力先候補リスト作成時に外すよう
出力先候補リスト作成手段12へ要請を行う。また、正
常に入力されたことが確認できた場合、印刷ジョブの実
行状況を一定のタイミング、例えば1ページ毎に監視す
る。監視の結果は印字経過情報として印字経過情報記憶
手段14cに記憶される。
【0031】印刷ジョブの実行が正常に終了した場合、
プリンタ監視手段14aは終了を検知し、このプリンタ
を別の印刷ジョブの出力先候補としても良い、との通知
を出力先候補リスト作成手段12へ行う。
【0032】また、印刷ジョブ出力制御手段14は、結
果通知手段15を介して、クライアント2へ、印刷ジョ
ブの終了報告及び実行プリンタに関する情報、即ち実行
プリンタの配置場所等の情報を与える。
【0033】障害検知手段14bは、実行プリンタを逐
次監視しており、印刷ジョブの実行中に何らかの障害が
発生して印刷ジョブが中断された場合に、その中断及び
障害内容を検知し、障害検知信号を発する。検知された
中断及び障害の内容は、結果通知手段15を介してクラ
イアント2にもたらされる。ここで障害の原因が取り除
かれれば、中断された印刷ジョブは、中断された箇所か
ら再開される。
【0034】印刷再開手段14dは、障害検知信号を受
け、属性の合致している別の物理プリンタを、新たな実
行プリンタとする。これは、前記使用可能属性判断手段
13から入力される物理プリンタの識別名に基づいてい
る。前記印字経過情報記憶手段14cの記憶を基に、印
刷ジョブを中断した箇所から印刷を再開させる指示と、
印刷ジョブと、を新たな実行プリンタに送信する。
【0035】仕様判断手段11cで印刷ジョブに適した
プリンタの存在が確認できなかった場合、或は使用可能
属性判断手段13で印刷ジョブの必要属性と現在の使用
可能属性とが合致するプリンタの存在が確認できなかっ
た場合、いずれの場合も、どの必要属性について合致す
るプリンタが存在しなかったのか等の情報が、結果通知
手段15を介して、クライアント2に与えられる。
【0036】また、印刷ジョブが数台のプリンタを用い
て実行された場合は、どのページからどのページまでが
どこのプリンタに、という情報が印刷ジョブ制御手段1
4から結果通知手段15を介して与えられる。
【0037】このような構成とすることで、ユーザは、
どの物理プリンタが印刷ジョブに適しているかを知らず
に実行が可能である。また、何らかの原因で印刷ジョブ
の実行が中断しても、代替可能な別のプリンタで、重複
なく、印刷の再開がなされるので、無駄な出力は生じな
い。
【0038】次に、本発明のプリンタ制御装置が印刷ジ
ョブの送信を受けた場合の、動作の流れを説明する。図
4は本発明のプリンタ制御装置を用いて印刷ジョブを実
行した場合の流れを示すフローチャートである。 [S1]必要属性抽出手段11bで印刷ジョブの必要属
性が抽出される。 [S2]仕様判断手段11cで印刷ジョブに適した物理
プリンタの有無が判断され、出力先候補リスト作成手段
12で、出力先候補リストが作成される。 [S3]出力先候補リストが空か否か判断する。リスト
が空であったらステップS4へ、空でなかったらステッ
プS5へ進む。 [S4]出力先候補リストが空であった場合、対象印刷
ジョブの必要条件を満たすプリンタが、このプリンタ制
御装置10の制御を受ける物理プリンタの中には存在し
ないことになる。結果通知手段15を介して、クライア
ントに、別の論理プリンタに印刷ジョブを送信するか、
もしくは印刷ジョブの必要属性の変更を行うか、等の提
案を行い、処理を終了する。 [S5]使用可能属性判断手段13で、出力先候補リス
トにある物理プリンタの現在の使用可能属性が印刷ジョ
ブの必要属性に合致するか否か判断を行う。合致した物
理プリンタの識別名を、印刷ジョブ出力制御手段14へ
入力する。 [S6]印刷ジョブ出力制御手段14で、実行プリンタ
を選択する。 [S7]実行プリンタの選択ができていればステップS
10へ、選択できていなければステップS8へ、進む。 [S8]出力先候補リストが空でないにも拘わらず実行
プリンタが選択できないということは、仕様属性は合致
するが現在の使用可能属性が合致しない、物理プリンタ
が存在するということである。印刷ジョブ出力制御手段
14は、合致していない属性に関する情報をクライアン
トに与えて、原因の解消にあたるか否か(用紙切れで印
刷不可能であるならば、用紙を補充するかどうか等)判
断を求める。原因の解消を行わないならば、印刷ジョブ
がどこまで実行されているかをクライアントに報告し
て、処理を終了する。クライアントから原因の解消にあ
たるとの通知があれば、ステップS9へ進む。 [S9]原因の解消がなされたか否か判断を行う。解消
されていればステップS10へ、解消されていなければ
再度ステップS8へ進む。 [S10]印刷ジョブ出力制御手段14は、保存されて
いれば印字経過情報を参照し、印刷ジョブを実行プリン
タへ送信する。 [S11]プリンタ監視手段14aで、実行プリンタが
印刷ジョブを正常に受信したことを確認し、この実行プ
リンタの占有通知を出力先候補リスト作成手段12へ入
力する。 [S12]障害検知手段14bで実行中断が検知された
か否か判断する。検知されればステップS6へ進み、別
の実行プリンタを選択するよう指示を行う。検知されな
ければ、ステップS13へ進む。 [S13]プリンタ監視手段14aで実行プリンタを監
視し、印字経過情報を得る。得られた印字経過情報は印
字経過情報記憶手段14cに記憶する。 [S14]プリンタ監視手段14aで正常終了が検知さ
れたか否か判断する。検知されれば、対象印刷ジョブの
実行は正常に終了したことになる。実行プリンタの情報
をクライアントに与え、印刷物をどこへ取りに行けば良
いか提示する。実行プリンタが複数存在する場合も全て
提示する。正常終了が通知されていなければ印刷ジョブ
はまだ実行中である。再度ステップS12へ進み、処理
を続行する。
【0039】このように処理を進めていくことで、クラ
イアントは自分の印刷ジョブを、どのプリンタに送信す
れば良いかを考える必要が無くなり、また、印刷物をど
こへ取りに行けば良いか知ることができる。
【0040】次に、ステップS2の出力先候補リスト作
成について更に詳しく説明する。図5は、出力先候補リ
スト作成の手順を示すフローチャートである。 [S21]定数Nとしてこのプリンタ制御装置10の制
御を受ける物理プリンタの総数を記憶する。 [S22]変数iに1をいれておく。 [S23]これからi番目の物理プリンタについて対象
印刷ジョブに適した仕様属性を持っているかの判断を行
う。iがN以下であればステップS24へ進み、処理を
続行する。iがNよりも大きい場合、判断を行っていな
い物理プリンタは存在しないので、このフローチャート
を終了する。 [S24]i番目の物理プリンタの仕様属性と、対象印
刷ジョブの必要属性と、が等しいか否か判断を行う。等
しければステップS25へ、等しくなければステップS
26へ進む。 [S25]i番目の物理プリンタを、出力先候補として
出力先候補リストに加える。 [S26]i番目の物理プリンタについて判断が終了し
たので、次の物理プリンタの判断に処理を移す。変数i
に1を加えて新しいiとし、ステップS23へ進む。
【0041】このような手順で、新しい印刷ジョブが受
信される度に出力先候補リストを作成するので、対象印
刷ジョブに対応できる物理プリンタを逐次求めることが
できる。
【0042】また、ステップS6の実行プリンタの選択
について説明を加える。図6は、実行プリンタの選択の
手順を示すフローチャートである。 [S31]定数Kとして出力先候補リストにある物理プ
リンタの台数を記憶する。 [S32]変数jに1をいれておく。 [S33]これからj番目の物理プリンタについて、現
在の使用可能属性と、対象印刷ジョブの必要属性と、が
合致するか否かを判断する。jがK以下であればステッ
プS34へ進み、処理を続行する。jがKよりも大きい
場合、実行プリンタとすることのできる物理プリンタは
存在しないので、このフローチャートを終了する。 [S34]j番目の物理プリンタの現在の使用可能属性
と、対象印刷ジョブの必要属性と、が等しいか否か判断
を行う。等しければステップS35へ、等しくなければ
ステップS36へ進む。 [S35]j番目の物理プリンタの現在の使用可能属性
が、対象印刷ジョブの必要属性と等しいことが判明した
ので、j番目の物理プリンタを実行プリンタとして選択
する。このフローチャートを終了する。 [S36]j番目の物理プリンタの現在の使用可能属性
が、対象印刷ジョブの必要属性と合致しないことが判明
したので、次の物理プリンタを判断することとする。変
数jに1を加えて新しいjとし、ステップS33へ進
む。
【0043】このような手順で実行プリンタを選択する
ことで、出力先候補リストにある物理プリンタの全てに
対して、現在の使用可能属性が印刷ジョブの必要属性に
合致するか否かを判断する事ができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、印刷ジ
ョブの属性によって適切な出力先を決定し、実行できる
構成とした。これによりユーザは個々のプリンタの属性
を知ることなく最適なプリンタを使用することができ
る。
【0045】また、印刷ジョブ処理中のプリンタが何ら
かの原因で実行を中断しても、ユーザの手を煩わすこと
なく別のプリンタに残った処理を続行させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ制御装置の原理図である。
【図2】論理プリンタの概念図である。
【図3】本発明のプリンタ制御装置の全体を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明のプリンタ制御装置を用いて印刷ジョブ
を実行した場合の、流れを示すフローチャートである。
【図5】出力先候補リスト作成の手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】実行プリンタの選択の手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 クライアント 3a,3b,3c プリンタ 10 プリンタ制御装置 11 仕様属性判断手段 12 出力先候補リスト作成手段 13 使用可能属性判断手段 14 印刷ジョブ出力制御手段 15 結果通知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリンタの制御を行うプリンタ制
    御装置において、 前記プリンタがクライアントから入力された印刷ジョブ
    に適した属性を、前記プリンタの仕様上利用可能な機能
    に関する仕様属性として持っているか否か判断する仕様
    属性判断手段と、 前記印刷ジョブに適していると判断された前記プリンタ
    を出力先候補として、出力先候補リストを作成する出力
    先候補リスト作成手段と、 前記出力先候補の現在の使用可能属性が前記印刷ジョブ
    の必要とする必要属性と合致するか否か判断する使用可
    能属性判断手段と、 合致すると判断された前記プリンタを実行プリンタと
    し、前記印刷ジョブを前記実行プリンタに出力する印刷
    ジョブ出力制御手段と、 前記実行プリンタに関する情報、もしくは前記印刷ジョ
    ブが実行できなかった場合はその原因を、前記クライア
    ントに通知する結果通知手段と、 を有することを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷ジョブ出力制御手段は、前記
    実行プリンタを監視して印字経過情報を得るプリンタ監
    視手段と、前記印字経過情報を記憶する印字経過情報記
    憶手段と、前記実行プリンタに発生した障害を検知し、
    障害検知信号を発する障害検知手段と、前記障害検知信
    号を受け、前記実行プリンタとは別の出力先候補を新た
    な実行プリンタとして、印刷ジョブを、前記印字経過情
    報を基に中途再開させる印刷再開手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
JP8121603A 1996-05-16 1996-05-16 プリンタ制御装置 Pending JPH09305335A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6745256B2 (en) 1998-03-13 2004-06-01 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method
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US20120092720A1 (en) * 2010-10-18 2012-04-19 Aventura Hq, Inc. Dynamic print job routing in a distributed printing environment

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