JPH09305012A - 画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成中に感光体上に発生する非画像領域
内へのトナーの付着を防ぐために非画像領域を露光する
ヒューズランプの移動時における振動による早期の断線
を防止すること。 【解決手段】 ヒューズランプ１、２が移動を開始する
タイミング以前から、ヒューズランプを予熱し、発熱に
よってヒューズランプのフィラメントが移動時の振動に
対して機械的強度が向上した後に、そのヒューズランプ
の移動を開始する。制御部９は、変倍率が変化していれ
ば（Ｓ１）、ヒューズランプを移動させる必要があるの
で、ヒューズランプ点灯部８にヒューズランプを予熱す
る命令を出し（Ｓ２）、発熱によりヒューズランプのフ
ィラメントが移動時の振動に対して機械的強度が向上し
た後（Ｓ３）に、ヒューズランプ移動部７にヒューズラ
ンプ移動の命令を出す（Ｓ４）。ヒューズランプが所定
の位置に移動された後に、ヒューズランプを点灯する
（Ｓ５）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、帯電像用いる電子
写真法の複写機等の画像形成装置に関し、特に画像編集
等のため非記録域（非画像区域）の放電用として装置内
に光源としてのヒューズランプと、そのヒューズランプ
の位置を所定の位置に移動する機構とを有する画像形成
装置、画像形成方法および記憶媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、装置内に光源としてのヒューズラ
ンプと、そのヒューズランプの位置を所定の位置に移動
する機構とを有する複写機においては、そのヒューズラ
ンプを移動する際にそのヒューズランプを非点灯状態で
移動させていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にヒューズランプの発光部分であるフィラメントは低温
時において、振動により断線してしまう可能性があった
ので、上記のような従来技術では、低温時におけるヒュ
ーズランプの位置の移動による振動等の物理的な力によ
り、ヒューズランプのフィラメントが早期に断線すると
いう点があった。

【０００４】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は上記ヒューズランプの移動時における振
動による早期の断線を防止できるようにすることにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ヒューズランプが位置の移動を開始する
タイミング以前から、そのヒューズランプを予熱するこ
とにより、ヒューズランプのフィラメントを温めるよう
に制御を行う。

【０００６】これにより、本発明によれば、ヒューズラ
ンプの移動時における振動による早期の断線を防止でき
る。

【０００７】さらに詳細には、本発明は、装置内に光源
としてのヒューズランプと、該ヒューズランプの位置を
所定の位置に移動する機構とを有する画像形成装置にお
いて、 前記ヒューズランプが移動を開始するタイミン
グ以前から、前記ヒューズランプを予熱することを特徴
とする。そして、前記ヒューズランプが、感光体上の非
画像領域を露光するヒューズランプであることを特徴と
することができる。また、発熱によって前記ヒューズラ
ンプのフィラメントが移動時の振動に対して機械的強度
が向上する所定時間後に、該ヒューズランプの移動を開
始することを特徴とすることができる。

【０００８】本発明は、実施形態として、装置内に光源
としてのヒューズランプと、該ヒューズランプの位置を
所定の位置に移動する機構とを有する画像形成装置にお
いて、変倍率が変化したか否かを判断する判断手段と、
該判断手段による前記変倍率が変化しているとの判断に
応じて、前記ヒューズランプを予熱するヒューズランプ
予熱手段と、前記ヒューズランプの前記予熱の開始から
所定の時間が経過したか否かを判断する時間管理手段
と、該時間管理手段による前記所定の時間が経過したと
の判断に応じて、前記ヒューズランプを前記変倍率に対
応した感光体上の非画像領域の露光位置まで移動させる
ヒューズランプ移動手段と、該ヒューズランプ移動手段
により前記ヒューズランプが前記変倍率に対応した非画
像領域の露光位置に移動した後に、該ヒューズランプを
点灯するヒューズランプ点灯手段とを具備する。前記判
断手段による前記変倍率が変化していないとの判断に応
じて、前記ヒューズランプを点灯する第２のヒューズラ
ンプ点灯手段を有する。

【０００９】本発明は、さらに他の形態として、装置内
に光源としてのヒューズランプと、該ヒューズランプの
位置を所定の位置に移動する機構とを有する画像形成装
置において、制御部と、該制御部の命令に応じて前記ヒ
ューズランプを予熱、あるいは点灯するヒューズランプ
点灯部と、前記制御部の命令に応じて前記ヒューズラン
プを移動するヒューズランプ移動部とを有し、前記制御
部は、変倍率の変化を判断し、該変倍率が変化していれ
ば、前記ヒューズランプ点灯部に前記ヒューズランプを
予熱する命令を出し、発熱により該ヒューズランプのフ
ィラメントが移動時の振動に対して機械的強度が向上す
る所定時間後に、前記ヒューズランプ移動部にヒューズ
ランプ移動の命令を出し、該ヒューズランプが所定の位
置に移動された後に、前記ヒューズランプ点灯部に該ヒ
ューズランプを点灯する命令を出して該ヒューズランプ
を点灯させる。

【００１０】また、本発明の画像形成方法は、ヒューズ
ランプが移動を開始するタイミング以前から、前記ヒュ
ーズランプを予熱することを特徴とする。さらに実施形
態として、変倍率が変化したか否かを判断する判断ステ
ップと、該判断ステップでの前記変倍率が変化している
との判断に応じて、前記ヒューズランプを予熱するヒュ
ーズランプ予熱ステップと、前記ヒューズランプの前記
予熱の開始から所定の時間が経過したか否かを判断する
時間管理ステップと、該時間管理ステップでの前記所定
の時間が経過したとの判断に応じて、前記ヒューズラン
プを前記変倍率に対応した感光体上の非画像領域の露光
位置まで移動させるヒューズランプ移動ステップと、前
記ヒューズランプが前記変倍率に対応した非画像領域の
露光位置に移動した後に、該ヒューズランプを点灯する
ヒューズランプ点灯ステップとを有する。前記判断ステ
ップでの前記変倍率が変化していないとの判断に応じ
て、前記ヒューズランプを点灯する第２のヒューズラン
プ点灯ステップを有する。

【００１１】本発明の画像形成方法の他の形態として
は、装置内に光源としてのヒューズランプと、制御命令
に応じて該ヒューズランプを予熱、あるいは点灯するヒ
ューズランプ点灯部と、制御命令に応じて該ヒューズラ
ンプの位置を所定の位置に移動するヒューズランプ移動
部とを有する画像形成装置の画像形成方法において、変
倍率の変化を判断し、該変倍率が変化していれば、前記
ヒューズランプ点灯部に前記ヒューズランプを予熱する
制御命令を出すステップと、発熱により前記ヒューズラ
ンプのフィラメントが移動時の振動に対して機械的強度
が向上する所定時間後に、前記ヒューズランプ移動部に
ヒューズランプ移動の制御命令を出すステップと、前記
ヒューズランプが所定の位置に移動された後に、前記ヒ
ューズランプ点灯部に該ヒューズランプを点灯する制御
命令を出すステップとを有する。

【００１２】本発明の方法の上記各ステップの制御手順
を記憶した記憶媒体も本発明に含まれる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。

【００１４】図１は、この発明の第１の実施形態におけ
る画像形成装置の概略構成を示す。ここで、１００は複
写機，プリンタ，ファクシミリ等に共通の電子写真技術
を使用したデジタル潜像方式の画像形成装置本体であ
る。この画像形成装置本体１００の内部において、感光
ドラム５に帯電を与える一次帯電器１４、感光ドラム上
の帯電部（潜像）にトナー（現像材）を付与する現像器
１５、転写紙にトナー像を移し転写紙をはがす転写分離
帯電器１６、感光ドラム上の余分な残余トナーを除去す
るクリーナ１７、除電をする前露光ランプ１３が、図中
矢印方向に回転する感光ドラム５の周りに順に配置され
ている。この感光ドラム５上に帯電して現像されたトナ
ー像を、転写紙デッキ１９から搬入された転写紙上に転
写分離帯電器１６により転写させ、トナー像を転写され
た転写紙を搬送ベルト２０により定着器１８を通して熱
定着させ、装置外部の排紙トレイ１１上に排紙する。

【００１５】一方、入力する電気的画像信号を光信号に
変換する半導体レーザ２１から発射されたレーザ光は、
ポリゴンモータ２２に直結されて回転するポリゴンミラ
ー２３により走査され、結像レンズ２４により光線が等
間隔になるように補正された後、反射ミラー２５により
その画像情報が感光ドラム５上に照射され、感光ドラム
５上に潜像が形成される。半導体レーザ２１へ供給され
る画像信号は、スキャナー（図示しない；原稿読取装
置、あるいはリーダーとも称する。）により原稿を読み
取ることにより得られ、またプリンタ、ファクシミリ等
の場合には電気信号としてインターフェース（図示しな
い）を通じて送信されてくる。また、アナログ複写機の
場合は、上記２１〜２５が光学的な原稿走査系（アナロ
グスキャナー）に置き換えられる。

【００１６】１０は本発明に関わる図２に示すヒューズ
ランプ等からなるヒューズランプユニットあって、一般
に感光ドラム５上のレーザ光照射位置と現像器１５のト
ナー付与位置の間に配置されている。

【００１７】図２，図３，図４は本発明の第１の実施形
態であるヒューズランプユニット１０の構成と動作態様
の一例を示す。ここで、１及び２はヒューズランプ、３
及び４はヒューズランプ１、２の光を反射する反射板で
ある。６は非画像領域であって感光ドラム５上で画像の
形成されない領域である。

【００１８】図５は本発明の第１の実施形態であるヒュ
ーズランプユニット１０を駆動する制御系の構成を示
す。ここで、７はヒューズランプ１、２を感光ドラム５
の長手方向（回転軸方向）の指定された位置に移動させ
るヒューズランプ移動部、８はヒューズランプ１、２の
予熱と点灯／消灯をする通電の切り替えスイッチングを
行うヒューズランプ点灯部である。ヒューズランプ移動
部７は螺旋棒とナット、あるいはガイドバーとワイヤ等
の公知の移動機構および駆動モータとで実現できる。ま
た、ヒューズランプ点灯部８は光源の予熱と点灯制御に
適したスイッチング回路（タイマー回路を含んでいても
構わない）と電源回路とで実現できる。予熱と点灯の違
いは、ヒューズランプ１、２に通電する電圧（または電
流）の値の違いであり、予熱の場合はヒューズランプの
フイラメントが発熱するが発光しない程度の比較的低い
電圧値（または電流値）に設定してある。

【００１９】９は制御部であって、ヒューズランプ移動
部７とヒューズランプ点灯部８を駆動制御し、また他の
画像形成動作も制御する。制御部９は、例えば装置全体
の制御を司るマイクロコンピュータのような中央演算処
理装置（ＣＰＵ）、このＣＰＵが実行する後述の図６の
制御手順を格納するリードオンリメモリ（ＲＯＭ）、Ｃ
ＰＵの作業域等に用いられるランダムアクセスメモリ
（ＲＡＭ）等から構成される。図６は本発明の第１の実
施形態の動作手順を示すフローチャートである。

【００２０】以上のように構成された画像形成装置（例
えば、複写機）において、画像形成動作中に感光ドラム
５上に発生する非画像領域６内へのトナーの付着を防ぐ
ために、ヒューズランプ１及び２でその非画像領域６を
露光する。

【００２１】しかしながら、変倍複写動作を行なう時に
感光ドラム５上に発生する非画像領域６の広さは、図
２，図３，図４の動作態様から明らかなように、その変
倍率に従って変化するので、その変倍率に応じて、非画
像領域６の広さの変化に合わせて上記ヒューズランプ１
及び２をヒューズランプ移動部７によって移動させる必
要がある。

【００２２】この時の制御部９の処理を、図６のフロー
チャートを用いて、以下に説明する。

【００２３】ヒューズランプ１及び２は前回の複写動作
時から変倍率が変化したときにのみ移動が必要となる。
このため、まず変倍率が変化したか否かを判断する（Ｓ
１）。変倍率が変化していれば、ヒューズランプ１及び
２を移動させる必要があるので、制御部９はヒューズラ
ンプ点灯部８にヒューズランプ１及び２を予熱する命令
を出し（Ｓ２）、発熱によりヒューズランプ１及び２の
フィラメントが移動時の振動に対して機械的強度が向上
した後（Ｓ３）に、ヒューズランプ移動部７にヒューズ
ランプ移動の命令を出す（Ｓ４）。

【００２４】ヒューズランプ１及び２が所定の位置に移
動された後に、ヒューズランプ点灯部８を介してヒュー
ズランプ１及び２を点灯する（Ｓ５）。

【００２５】一方、変倍率が変化していないときには、
ヒューズランプ１及び２を移動する必要がないので、Ｓ
１からＳ５に飛んでヒューズランプ１及び２を点灯す
る。

【００２６】本発明は上記のような構成であるので、ヒ
ューズランプの移動時における振動等の物理的な力によ
るフィラメントの早期断線の防止でき、ヒューズランプ
の寿命を向上させることができる。

【００２７】（他の実施形態）本発明の画像形成装置は
アナログ複写機、デジタル複写機、およびレーザービー
ムプリンタ等のプリンタに限らず、プリント機構を内蔵
したファクシミリ装置や発券機等の各種機器を含み、ま
た電子写真法によるトナー画像をディスプレイ画面に表
示する表示装置も含まれる。

【００２８】さらに、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、１つの機器からなる装置に
適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプ
ログラムを供給することによって達成する場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成
するためのソフトウエアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を該システム或は装置に読み出すこと
によって、そのシステム或は装置が、本発明の効果を享
受することが可能となる。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒューズランプが移動を開始するタイミング以前から、
そのヒューズランプを予熱し、発熱によってそのヒュー
ズランプのフィラメントが移動時の振動に対して機械的
強度が向上した後に、そのヒューズランプの移動を開始
するようにしたので、移動時の振動等の物理的な力によ
るフィラメントの早期断線を防止することができ、ヒュ
ーズランプの寿命を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態の画像形成装置の構成
例を示す断面図である。

【図２】本発明の第１の実施形態の画像形成装置の等倍
複写動作時の状態を示す模式図である。

【図３】本発明の第１の実施形態の画像形成装置の縮小
複写動作時の状態を示す模式図である。

【図４】本発明の第１の実施形態の画像形成装置の拡大
複写動作時の状態を示す模式図である。

【図５】本発明の第１の実施形態の画像形成装置の制御
系の構成を示すブロック図である。

【図６】図５の制御部の制御手順を示すフローチャート
である。

【符号の説明】

１ ヒューズランプ ２ ヒューズランプ ３ 反射板 ４ 反射板 ５ 感光ドラム ６ 非画像領域 ７ ヒューズランプ移動部 ８ ヒューズランプ点灯部 ９ 制御部 １０ ヒューズランプユニット

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 装置内に光源としてのヒューズランプ
   と、該ヒューズランプの位置を所定の位置に移動する機
   構とを有する画像形成装置において、 前記ヒューズランプが移動を開始するタイミング以前か
   ら、前記ヒューズランプを予熱することを特徴とする画
   像形成装置。
2. 【請求項２】 請求項１の記載において、前記ヒューズ
   ランプが、感光体上の非画像領域を露光するヒューズラ
   ンプであることを特徴とする画像形成装置。
3. 【請求項３】 請求項１の記載において、発熱によって
   前記ヒューズランプのフィラメントが移動時の振動に対
   して機械的強度が向上する所定時間後に、該ヒューズラ
   ンプの移動を開始することを特徴とする画像形成装置。
4. 【請求項４】 装置内に光源としてのヒューズランプ
   と、該ヒューズランプの位置を所定の位置に移動する機
   構とを有する画像形成装置において、 変倍率が変化したか否かを判断する判断手段と、 該判断手段による前記変倍率が変化しているとの判断に
   応じて、前記ヒューズランプを予熱するヒューズランプ
   予熱手段と、 前記ヒューズランプの前記予熱の開始から所定の時間が
   経過したか否かを判断する時間管理手段と、 該時間管理手段による前記所定の時間が経過したとの判
   断に応じて、前記ヒューズランプを前記変倍率に対応し
   た感光体上の非画像領域の露光位置まで移動させるヒュ
   ーズランプ移動手段と、 該ヒューズランプ移動手段により前記ヒューズランプが
   前記変倍率に対応した非画像領域の露光位置に移動した
   後に、該ヒューズランプを点灯するヒューズランプ点灯
   手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
5. 【請求項５】 請求項４の記載において、前記判断手段
   による前記変倍率が変化していないとの判断に応じて、
   前記ヒューズランプを点灯する第２のヒューズランプ点
   灯手段を有することを特徴とする画像形成装置。
6. 【請求項６】 装置内に光源としてのヒューズランプ
   と、該ヒューズランプの位置を所定の位置に移動する機
   構とを有する画像形成装置において、 制御部と、 該制御部の命令に応じて前記ヒューズランプを予熱、あ
   るいは点灯するヒューズランプ点灯部と、 前記制御部の命令に応じて前記ヒューズランプを移動す
   るヒューズランプ移動部とを有し、 前記制御部は、変倍率の変化を判断し、該変倍率が変化
   していれば、前記ヒューズランプ点灯部に前記ヒューズ
   ランプを予熱する命令を出し、発熱により該ヒューズラ
   ンプのフィラメントが移動時の振動に対して機械的強度
   が向上する所定時間後に、前記ヒューズランプ移動部に
   ヒューズランプ移動の命令を出し、該ヒューズランプが
   所定の位置に移動された後に、前記ヒューズランプ点灯
   部に該ヒューズランプを点灯する命令を出して該ヒュー
   ズランプを点灯させることを特徴とする画像形成装置。
7. 【請求項７】 装置内に光源としてのヒューズランプ
   と、該ヒューズランプの位置を所定の位置に移動する機
   構とを有する画像形成装置の画像形成方法において、 前記ヒューズランプが移動を開始するタイミング以前か
   ら、前記ヒューズランプを予熱することを特徴とする画
   像形成方法。
8. 【請求項８】 請求項７の記載において、 変倍率が変化したか否かを判断する判断ステップと、 該判断ステップでの前記変倍率が変化しているとの判断
   に応じて、前記ヒューズランプを予熱するヒューズラン
   プ予熱ステップと、 前記ヒューズランプの前記予熱の開始から所定の時間が
   経過したか否かを判断する時間管理ステップと、 該時間管理ステップでの前記所定の時間が経過したとの
   判断に応じて、前記ヒューズランプを前記変倍率に対応
   した感光体上の非画像領域の露光位置まで移動させるヒ
   ューズランプ移動ステップと、 前記ヒューズランプが前記変倍率に対応した非画像領域
   の露光位置に移動した後に、該ヒューズランプを点灯す
   るヒューズランプ点灯ステップとを有することを特徴と
   する画像形成方法。
9. 【請求項９】 請求項８の記載において、前記判断ステ
   ップでの前記変倍率が変化していないとの判断に応じ
   て、前記ヒューズランプを点灯する第２のヒューズラン
   プ点灯ステップを有することを特徴とする画像形成方
   法。
10. 【請求項１０】 装置内に光源としてのヒューズランプ
    と、制御命令に応じて該ヒューズランプを予熱、あるい
    は点灯するヒューズランプ点灯部と、制御命令に応じて
    該ヒューズランプの位置を所定の位置に移動するヒュー
    ズランプ移動部とを有する画像形成装置の画像形成方法
    において、 変倍率の変化を判断し、該変倍率が変化していれば、前
    記ヒューズランプ点灯部に前記ヒューズランプを予熱す
    る制御命令を出すステップと、 発熱により前記ヒューズランプのフィラメントが移動時
    の振動に対して機械的強度が向上する所定時間後に、前
    記ヒューズランプ移動部にヒューズランプ移動の制御命
    令を出すステップと、 前記ヒューズランプが所定の位置に移動された後に、前
    記ヒューズランプ点灯部に該ヒューズランプを点灯する
    制御命令を出すステップとを有することを特徴とする画
    像形成方法。
11. 【請求項１１】 請求項８に記載の各ステップの制御手
    順を記憶したことを特徴とする記憶媒体。
12. 【請求項１２】 請求項１０に記載の各ステップの制御
    手順を記憶したことを特徴とする記憶媒体。