JPH09305000A - 2色電子写真装置 - Google Patents

2色電子写真装置

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JPH09305000A
JPH09305000A JP8116403A JP11640396A JPH09305000A JP H09305000 A JPH09305000 A JP H09305000A JP 8116403 A JP8116403 A JP 8116403A JP 11640396 A JP11640396 A JP 11640396A JP H09305000 A JPH09305000 A JP H09305000A
Authority
JP
Japan
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potential
photoconductor
developing device
toner
developing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8116403A
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English (en)
Inventor
Koji Kato
孝二 加藤
Koichi Takahashi
康一 高橋
Hisayoshi Kato
久佳 加藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷濃度を確保しつつ周端部現像とキャリア付
着を防止し高印刷品質を実現する。 【解決手段】3値露光方式は高電位部、中間電位部、低
電位部の3段階の電位レベルを形成し、第1現像装置4
により高電位部に感光体1と逆極性のトナーを正規現像
し、第2現像装置5により低電位部に感光体1と同極性
のトナーを反転現像する。第1現像部では低電位部の影
響により周端部現像とキャリア付着が発生する。これを
防止するために、感光体1が低電位部まで電位が低下す
るのに時間(光応答時間)がかかるのを利用し、光応答
時間内に高電位部を現像してしまうことにより周端部現
像とキャリア付着を防止し高印刷品質を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3値露光方式を用い
る2色電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】正、負の異なる極性に帯電したトナーを
用いて、2色印刷を実現する方式の1つとして3値露光
方式が知られている。この方式は均一に帯電された感光
体上にレーザ光が照射されない高電位部VH、感光体の
半減露光量程度のレーザ光量PMを照射される中間電位
部VM、半減露光量の3〜4倍程度のレーザ光量PHを
照射される低電位部VLの3段階の電位を形成する。次
に第1現像装置により高電位部VHに感光体と逆極性に
帯電したトナーが正規現像され、第2現像装置により低
電位部VLに感光体と同極性に帯電したトナーが反転現
像され、中間電位部VMはトナーが現像されず背景部
(白紙部)となる。この時、正規現像を行う第1現像装
置には高電位部VHと中間電位部VMとの間のバイアス
電圧VBHが印加され、反転現像を行う第2現像装置に
は低電位部VLと中間電位部VMとの間のバイアス電圧
VBLが印加されている。現像後、感光体上の異なる極
性を持つトナーは転写前帯電装置により極性を揃えられ
転写装置により帯電された用紙に電気的に吸引されるこ
とにより転写され、その後定着装置により加圧加熱され
ることによりトナーを用紙に定着させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】3値露光方式は、高電
位部と低電位部の2つの電位コントラストを順番に片方
ずつ現像するため、1方の電位コントラストを現像する
時に現像されない電位コントラストにより引き起こされ
る周端部現像とキャリア付着の防止が最大の技術的課題
である。この技術的課題について説明する。第1現像部
では、第1色目静電潜像の電位コントラストは高電位部
VH(−900V)と中間電位部VM(−450V)の
電位差(450V)となり、第1現像装置にはバイアス
電圧VBH(−600V)を印加し300Vの現像電位
を作る。この時、第2色目静電潜像の低電位部VL(−
50V)が存在するため中間電位部VMに対して400
Vの電位差が発生している。この電位差により電界が発
生し第2色目静電潜像周端部に感光体と逆極性に帯電し
たトナーが現像されてしまう。これを防止するために
は、バイアス電圧VBHと中間電位部VMとの電位差を
大きくするか現像剤抵抗を下げて現像電界を強くする方
法が考えられる。しかし、バイアス電圧VBHと中間電
位部VMとの電位差を大きくすると現像電位が確保でき
ず印刷濃度を確保できない。また、現像電界を強くする
とバイアス電圧VBHと低電位部VLの電位差が550
Vと大きいためトナーと逆極性に帯電しているキャリア
を第2色目静電潜像部に現像してしまい脱字の原因とな
る。次に第2現像部では、第1色目静電潜像上に現像電
位分のトナーが現像されているため第1現像部で発生し
た電位差がなくなり、周端部現像とキャリア付着は発生
しにくい。このように3値露光方式の場合には、第1現
像部で印刷濃度を確保しつつ周端部現像とキャリア付着
を防止するのが困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は、第1現像部で印刷濃度を確保し
つつ周端部現像とキャリア付着を防止し高印刷品質を実
現することを目的としている。
【0005】
【発明が解決するための手段】上記目的は、帯電装置に
より均一に帯電された感光体上に、レーザ露光により高
電位部、中間電位部、低電位部の3段階の電位レベルを
形成し、高電位部に感光体と逆極性のトナーを正規現像
する第1現像装置と低電位部に感光体と同極性に帯電し
たトナーを反転現像する第2現像装置とで構成される電
子写真装置において、レーザ露光点から前記第1現像装
置に到達する時間を感光体電位が中間電位に減衰する時
間とほぼ同じ時間となる位置に前記第1現像装置を設置
することにより達成される。
【0006】また、上記第1現像装置の現像剤が感光体
と接触する時間を感光体の光応答時間の1/2以下とす
ることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の概略を
示す構成図である。感光体1は矢印の方向に一定の速度
で回転可能なように配置され、その周囲に帯電装置2、
光学装置3、第1現像装置4、第2現像装置5、転写前
帯電装置6、転写装置7、清掃装置8が配置され、帯電
装置2、転写前帯電装置6、転写装置7のコロトロンワ
イヤに高圧を印加しコロナ放電を発生させるための帯電
装置用高圧電源9、転写前帯電装置用高圧電源10、転
写装置用高圧電源11、第1現像装置4及び第2現像装
置5にバイアス電圧を印加するバイアス電圧用高圧電源
12、13で構成される。次に本装置の動作仕様につい
て説明する。
【0008】感光体1は帯電装置2により均一に帯電さ
れ光学装置3により照射されるレーザ光により3段階の
電位を形成する。高電位部VH(−900V)は第1現
像装置4により感光体と逆極性の正帯電トナーが正規現
像される。この時、第1現像装置4の現像ロールにはバ
イアス電圧VBH(−600V)が印加されており中間
電位部VM、低電位部VLにはトナーが現像されない。
次に、低電位部VL(−50V)は第2現像装置5によ
り感光体1と同極性の負帯電トナーが反転現像される。
この時、第2現像装置5の現像ロールにはバイアス電圧
VBL(−300V)が印加されており中間電位部V
M、高電位部VHにはトナーが現像されない。
【0009】次に、転写前帯電装置6によりトナーの電
荷を揃え、用紙14の裏面より転写装置7によりトナー
と逆極性の電荷を用紙16に与えて感光体1上のトナー
を用紙14に転写させる。感光体1上に残る未転写トナ
ーは清掃装置8により清掃される。このプロセスを繰り
返すことにより連続的に印刷を行う。また、用紙14上
に転写されたトナーは図示されていない定着装置により
加熱加圧され用紙14上に定着される。
【0010】次に、本発明となる感光体上のレーザ露光
点が第1現像装置に到達する時間と感光体の光応答時間
の関係について説明する。図3にOPC(有機感光体)
の高電位部VH、中間電位部VM、低電位部VLのレー
ザ露光点からの電位変化を示す。ここで、高電位部VH
にはレーザは照射されておらず、中間電位部VM及び低
電位部VLにはレーザが照射されている。この図より、
感光体電位はレーザ露光により指数関数的に電位が低下
し低電位部VLまで電位が落ちきるまでにはある時間が
必要であるとともに、中間電位部VMまでは低電位部V
Lも中間電位部VMと同じ時間が必要である。したがっ
て、低電位部VLが中間電位部VMから低電位部VLま
で電位が落ちきる時間以内に高電位部VHを現像すれ
ば、バイアス電圧VBHと低電位部VLとの電位差を小
さくすることができ上記の周端部現像とキャリア付着の
発生を防止することができる。
【0011】次に、第1現像装置で高電位部VHを現像
するときに第1現像装置の現像剤が感光体に接触できる
時間は、低電位部VLが中間電位部VMから低電位部V
Lまで電位が落ちきるまでの時間以内にしなければ上記
の周端部現像とキャリア付着が発生してしまうことにな
る。したがって、第1現像装置の現像剤が感光体に接触
できる時間は感光体の光応答時間の1/2以下でなけれ
ばならない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、第1現像部で印刷濃度
を確保しつつ周端部現像とキャリア付着を防止すること
ができ高印刷品質を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電子写真装置の概略図である。
【図2】3値露光方式の電位分布図である。
【図3】レーザ露光点からの感光体の電位変化を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…感光体、2…帯電装置、3…光学装置、4…第1現
像装置、5…第2現像装置、6…転写前帯電装置、7…
転写装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電装置により均一に帯電された感光体上
    に、レーザ露光により高電位部、中間電位部、低電位部
    の3段階の電位レベルを形成し、トナーとキャリアとで
    構成される2成分現像剤を用いて、高電位部に感光体と
    逆極性のトナーを正規現像する第1現像装置と低電位部
    に感光体と同極性に帯電したトナーを反転現像する第2
    現像装置とで構成される2色電子写真装置において、 レーザ露光点から前記第1現像装置に到達する時間を感
    光体電位が中間電位に減衰する時間とほぼ同じ時間とな
    る位置に前記第1現像装置を設置することを特徴とする
    2色電子写真装置。
  2. 【請求項2】上記第1現像装置の現像剤が感光体と接触
    する時間を感光体の光応答時間の1/2以下となること
    を特徴とする請求項1記載の2色電子写真装置。
JP8116403A 1996-05-10 1996-05-10 2色電子写真装置 Withdrawn JPH09305000A (ja)

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JP8116403A JPH09305000A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 2色電子写真装置

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JPH09305000A true JPH09305000A (ja) 1997-11-28

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JP8116403A Withdrawn JPH09305000A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 2色電子写真装置

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