JPH09304670A - 多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線 - Google Patents

多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線

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JPH09304670A
JPH09304670A JP8317185A JP31718596A JPH09304670A JP H09304670 A JPH09304670 A JP H09304670A JP 8317185 A JP8317185 A JP 8317185A JP 31718596 A JP31718596 A JP 31718596A JP H09304670 A JPH09304670 A JP H09304670A
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JP
Japan
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core
optical fiber
tape
wire
shaped
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JP8317185A
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Inventor
Yoshiteru Takeda
義照 武田
Akihiro Otake
明博 大竹
Hideyuki Iwata
秀行 岩田
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Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テープ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ
心線の接続用線を製造が容易な構成にする。 【解決手段】光ファイバ2に断面円形内部被覆層3とそ
の外周の着色被覆層4を設けた断面円形素線5の両側に
該素線5と同形断面のダミー線13を配置してテープ形
状光ファイバ単心線15を構成し、このテープ形状の単
心線15を積層し一括集合した単心線積層集合体16に
より多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線18を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状多心光フ
ァイバ心線と単心光ファイバ心線の接続に用いるテープ
状光ファイバ心線の積層線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の単心光ファイバ心線とテープ状多
心光ファイバ心線を接続する方法は、テープ状の多心光
ファイバ心線を接続線としてその一部を単心線に分離し
コード化した接続心線(Fanーoutコード心線)が
用いられており、これは図8に示したように、分離部3
0に多心のコード心線と単心のコード心線を変換する変
換部補強部品を設け、この分離部30に連なるテープ部
31の多心光ファイバ心線を保護チューブ状の補強コー
ドに通し補強して多心用接続端子32を取り付けるとと
もに、分離部30で分離された単心部33の単心の各光
ファイバ心線もそれぞれ保護チューブ状の補強コードに
通し補強して単心用接続端子34を取り付けている。
【0003】また、多心テープ心線の各心線間のピッチ
と単心コード心線間のピッチとを合わせるためのピッチ
変換接続端子をそれぞれの心線端部に取り付けて各端子
を直接接続する接続方法も検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のテープ状の多心
光ファイバ心線を用いた接続心線によりテープ状多心光
ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続する方法は、
接続心線を製作するには単心線に分離し、分離した単心
部33とテープ部31をそれぞれ補強コードに通し、変
換部補強部品と接続端子32、34等を取り付けなけれ
ばならないので、工程数、補強部品が多くなりコスト高
になる。また、前記のピッチ変換接続端子による方法
は、裸光ファイバを変換接続端子内に用いるために、光
ファイバの許容曲げ半径やその変換長などの点で製作が
容易でない。
【0005】本発明は、前記のような課題を解決し、テ
ープ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続
するための接続心線の製造が容易で、取扱上の強度が大
であり、かつ光ファイバ単心線の分離が容易な多心テー
プ状光ファイバ心線接続用積層線を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明の多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線
は、以下の(1)乃至(6)の構成としたことをことを
特徴とするものである。 (1).光伝送用光ファイバ2の外周に断面円形プラス
チック内部被覆層3を設けその上に着色被覆層4を設け
た断面円形素線5を、薄肉プラスチックのテープ状外部
被覆6の中央に配置してテープ形状光ファイバ単心線1
を構成し、前記テープ形状光ファイバ単心線1の複数枚
を積層し一括集合して単心線積層集合体8を構成したも
のである。
【0007】(2).光伝送用光ファイバ2の外周に断
面円形のプラスチック内部被覆層3を設けその外周に着
色被覆層4を設けた断面円形素線5の両側に、該素線5
と同一外径で断面円形のダミー線13を横一列に配置
し、前記の横一列に配置した素線5とダミー線13に薄
肉プラスチックの外部被覆14を設けてテープ形状光フ
ァイバ単心線15を構成し、前記テープ形状光ファイバ
単心線15の複数枚を積層し一括集合して単心線積層集
合体16を構成したものである。
【0008】(3).前記(1)、(2)のテープ形状
光ファイバ単心線1又は15を積層し一括集合した単心
線積層集合体8又は16の周りに、プラスチック一括被
覆9又は17を設けて多心テープ状光ファイバ心線接続
用積層線10又は18を構成したものである。
【0009】(4).前記(1)、(2)の多心テープ
状光ファイバ心線接続用積層線において、単心線積層集
合体8又は16の各積層隣接面を樹脂12又は19で接
着して多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線11又
は20を構成したものである。
【0010】(5).前記(1)、(2)、(3)、
(4)の多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線にお
ける光ファイバ2の位置を、テープ形状単心線1又は1
5の積層方向の中央線上に一定間隔で整列させて積層し
た構成としたものである。
【0011】(6).前記(3)の多心テープ状光ファ
イバ心線接続用積層線において、単心線積層集合体8又
は16の外周に設けたプラスチック一括被覆9又は17
の厚さt2をテープ形状光ファイバ単心線1又は15の
厚さt1よりも薄い被覆に形成したものである。
【0012】前記のように構成した本発明の多心テープ
状光ファイバ心線接続用積層線は、前記(1)、
(2)、(3)、(4)の構成としたことにより、テー
プ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続す
る接続心線の製作は、多心側は接続用積層線の状態のま
まで、単心線側は接続用積層線からテープ形状光ファイ
バ単心線1又は15を分離することにより、容易に製作
することができる。着色被覆層4により、分離した各テ
ープ形状光ファイバ単心線1又は15が色分けで識別さ
れる。
【0013】前記(2)の構成としたことにより、テー
プ形状光ファイバ単心線15の作製は、断面円形素線5
の両側に同一外径のダミー線13を横一列に配置し集合
して薄肉プラスチックの外部被覆14を被覆すればよ
く、通常のテープ状多心光ファイバ心線の作製と同様の
方法で作製できるので、容易に作製できる。
【0014】テープ状多心光ファイバ心線と単心光ファ
イバ心線を接続する接続心線を構成したときに、その単
心線側は、前記(1)の構成ではテープ状外部被覆6又
は薄肉プラスチックの外部被覆14により保護され、前
記(2)の構成ではダミー線13と外部被覆14により
保護されているので、従来の単心線よりも取扱上の強度
が大であり、従来のように補強コードに通して補強する
必要がない。
【0015】光ファイバ単心線1又は15はテープ形状
であるから、積層することにより容易に一定間隔で整列
させて集合することができ、単心線積層集合体8又は1
6を一体の積層集合体とする際に、プラスチック一括被
覆9又は17により容易に一体構造の積層集合体が構成
される。また、単心線積層隣接面の樹脂12又は19に
よる接着は一体構造の積層集合体の構成が一層容易にな
る。
【0016】前記(5)の構成により、光ファイバ2は
テープ形状単心線1又は15の積層方向に一定間隔で同
一線上に整列するため、テープ状の多心光ファイバ心線
と接続する際に、横一列に並ぶテープ状多心光ファイバ
心線の各光ファイバの間隔と同間隔になり、したがって
ピッチ変換を行うことなく接続することができる。
【0017】前記(6)の構成により、多心テープ状光
ファイバ心線接続用積層線10又は18の各テープ形状
光ファイバ単心線1又は15を個々に分離してその各端
末にそれぞれ単心用の接続端子22を取り付ける際に、
積層した各テープ形状光ファイバ単心線1又は15の分
離が容易となる。また、多心テープ状光ファイバ心線接
続用積層線の端末をテープ状の多心光ファイバ心線およ
び単心線と融着接続する場合にも、積層した各テープ形
状光ファイバ単心線1又は15は容易に分離できるから
通常のテープ心線と同様の被覆除去作業を行えばよく作
業性が良い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
より説明する。図1は本発明の多心テープ状光ファイバ
心線接続用積層線の第1の実施の形態を断面図で示し、
図2はそのテープ形状光ファイバ単心線を断面図で示
す。図2に示したように、本発明の第1の実施の形態の
多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線は、光伝送用
の裸光ファイバ2の外周に断面円形のプラスチック内部
被覆層3を設け、その外周に着色プラスチックの着色被
覆層4を設けて断面円形の素線5を構成し、この断面円
形素線5を中央にして薄肉プラスチックのテープ状の外
部被覆6を設けて、断面円形素線5がテープ状外部被覆
6の中央に配置されたテープ形状光ファイバ単心線1を
構成する。7、7は中央位置の断面円形素線5の両側に
張り出すテープ状外部被覆6のテープ状部分である。
【0019】前記のテープ形状光ファイバ単心線1は、
その複数枚1a、1b、1c、1dを、図1に示したよ
うに、各テープ形状光ファイバ単心線1の光ファイバ2
の位置をテープ形状単心線1の積層方向の中央線上に一
定間隔で整列させて積層し一括集合して、本発明の第1
の実施形態の単心線積層集合体8を構成する。
【0020】前記のようにテープ形状光ファイバ単心線
1を積層し一括集合した単心線積層集合体8の外周に、
図1に示したように、プラスチック一括被覆9を施し
て、本発明の第2の実施形態の多心テープ状光ファイバ
心線接続用積層線10を構成する。
【0021】前記の多心テープ状光ファイバ心線接続用
積層線10は、その単心線積層集合体8の外周に施すプ
ラスチック一括被覆9を、その厚さt2がテープ形状光
ファイバ単心線1の厚さt1よりも薄い被覆に形成し、
これにより積層した各テープ形状光ファイバ単心線1を
分離する際に容易に分離できるようにする。
【0022】図3は、本発明の第3の実施の形態の多心
テープ状光ファイバ心線接続用積層線11を断面で示し
たものであり、これは前記の図1に示した第1の実施形
態の単心線積層集合体8の各テープ形状光ファイバ単心
線1の積層隣接面のみを樹脂12で接着して多心テープ
状光ファイバ心線接続用積層線11を構成したものであ
り、図1と同一符号は同一部分を示す。
【0023】図4は、本発明の第4および第5の実施の
形態の多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線を断面
で示したものであり、裸光ファイバ2の外周に断面円形
のプラスチック内部被覆層3を設けその外周に着色プラ
スチックの着色被覆層4を設けた断面円形素線5を用い
ることは前記第1乃至第3の実施形態と同様である。こ
の第4の実施形態においては、図5に示したように、前
記の断面円形の素線5を中央に配置し、該素線5と同一
外径で断面円形のダミー線13を該素線5の両側に横一
列に配置して集合し、この横一列に配置した断面円形の
素線5とダミー線13に、薄肉プラスチックの外部被覆
14を設けてテープ形状光ファイバ単心線15を構成す
る。前記のダミー線13は、断面円形のプラスチック線
(たとえばナイロン線等)を用い、又は前記の断面円形
素線5と同様の単心線を用いる。ただしこの単心線をダ
ミー線13として用いる場合はそのダミー線13の光伝
送特性は問わない。
【0024】前記のテープ形状光ファイバ単心線15
は、図4に示したように、その複数枚15a、15b、
15c、15dを、各単心線15の光ファイバ2の位置
をテープ形状の単心線15の積層方向の中央線上に一定
間隔で整列して積層し一括集合して単心線積層集合体1
6を形成し本発明の第4の実施形態の単心線積層集合体
16を構成する。
【0025】前記のようにテープ形状光ファイバ単心線
15を積層し一括集合した単心線積層集合体16の外周
に、図4に示したように、プラスチックの一括被覆17
を施して、本発明の第5の実施形態の多心テープ状光フ
ァイバ心線接続用積層線18を構成する。
【0026】前記の多心テープ状光ファイバ心線接続用
積層線18は、その単心線積層集合体16の外周に施す
プラスチック一括被覆17を、その厚さt2がテープ形
状光ファイバ単心線15の厚さt1よりも薄い被覆に形
成し、これにより積層した各テープ形状光ファイバ単心
線15を分離する際に容易に分離できるように構成す
る。
【0027】図6は、本発明の第6の実施の形態の多心
テープ状光ファイバ心線接続用積層線を断面で示したも
のであり、これは前記の図4に示した第4の実施形態の
単心線積層集合体16の各テープ形状光ファイバ単心線
15の積層隣接面のみを樹脂19で接着して多心テープ
状光ファイバ心線接続用積層線20を構成したものであ
り、図4と同一符号は同一部分を示す。
【0028】前記のように構成した本発明の各実施形態
の多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線10、11
又は18、20は、図7に示したように、長さ約150
mmに切り出して一方の端末にテープ形状多心光ファイ
バ心線用の接続端子21を取り付け、その各テープ形状
光ファイバ単心線1a、1b、1c、1d又は15、1
5a、15b、15c、15dを個々に分離してその各
端末にそれぞれ単心用の接続端子22を取り付けて、テ
ープ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続
する接続用線23を構成する。
【0029】
【実施例】前記の各実施形態の多心テープ状光ファイバ
心線接続用積層線10、11又は18、20におけるテ
ープ形状単心線1又は15は、その断面円形内部被覆層
3の外径を240μmとし、着色被覆層4の厚さを5μ
mとする。また、前記第4乃至第6の実施形態における
テープ形状単心線15のダミー線13には、市販の釣り
糸(ナイロン線)の断面円形で直径250μmのもの、
或いは断面円形素線5を用いる。また、前記第1乃至第
3の実施形態のテープ形状単心線1のテープ状の外部被
覆6、及び前記第4乃至第6の実施形態のテープ形状単
心線15の薄肉のプラスチック外部被覆14は、ヤング
率60kgf/mm2 以上の高ヤング率の熱硬化性樹脂、紫
外線硬化性樹脂、熱可塑性樹脂を用いる。また、前記の
各実施形態の多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線
10、11又は18、20の断面における光ファイバ2
の位置を、通常のテープ状多心光ファイバ心線の心線間
隔と同じにするために、前記第1乃至第3の実施形態の
テープ形状光ファイバ単心線1のテープ状外部被覆6、
及び前記第4乃至第6の実施形態のテープ形状単心線1
5の外部被覆14を、ヤング率60kgf/mm2 の紫外線
硬化性ウレタンアクリレート樹脂で厚さ250μm、巾
750μmに形成し、多心テープ状光ファイバ心線接続
用積層線10、11又は18、20の断面において各テ
ープ形状光ファイバ単心線1又は15の光ファイバ2の
位置をテープ形状単心線の積層方向に250μmの一定
間隔で積層方向の中央線上に整列させて積層する。
【0030】
【発明の効果】前記のように本発明は、光ファイバの外
周に断面円形の内部被覆層と着色被覆層を設けた断面円
形素線をテープ状外部被覆の中央に配置してテープ形状
光ファイバ単心線を構成し、このテープ状の単心線を積
層集合して多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線を
構成したので、容易に光ファイバを一定間隔で整列させ
て積層集合することができる。
【0031】また、前記の多心テープ状光ファイバ心線
接続用積層線を用いてテープ状多心光ファイバ心線と単
心光ファイバ心線を接続する接続心線を製作する際に、
積層した各テープ形状光ファイバ単心線の分離作業が容
易になり、かつ接続心線の単心線側はテープ状外部被覆
により保護されているため取扱上の強度が大であり、従
来のように補強コードに通して補強する必要がなく、テ
ープ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続
する接続心線の製作が容易になる。
【0032】また、光ファイバの位置が一定間隔で整列
しているので、テープ状の多心光ファイバ心線と接続す
る際に、横一列に並ぶテープ状多心光ファイバ心線の各
光ファイバの間隔と同間隔になり、したがってピッチ変
換を行うことなく接続することができ、作業性が良好に
なる。
【0033】また、多心テープ状光ファイバ心線接続用
積層線の端末をテープ状の多心光ファイバ心線および単
心線と融着接続する場合にも、積層した各テープ形状光
ファイバ単心線は容易に分離できるから通常のテープ心
線と同様の被覆除去作業を行えばよく作業性が良い。
【0034】また、前記第4乃至第6の実施形態におい
ては、断面円形素線の両側に同一外径で断面円形のダミ
ー線を横一列に配置し集合し、これに薄肉プラスチック
の外部被覆を設けてテープ形状光ファイバ単心線を構成
し、このテープ状の単心線を積層集合して多心テープ状
光ファイバ心線接続用積層線を構成したので、容易に光
ファイバを一定間隔で整列させて積層集合することがで
きる。
【0035】また、断面円形素線の両側に同一外径で断
面円形のダミー線が配置されているので、この多心テー
プ状光ファイバ心線接続用積層線を用いてテープ状多心
光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続する接続心
線を作製する際は、積層した各テープ形状光ファイバ単
心線の分離作業が容易になる。
【0036】また、接続心線の単心線側は、単心線の両
側にダミー線が配置され、かつ外部被覆でテープ形状と
して保護されているので取扱上の強度が大であり、従来
のように補強コードに通して補強する必要がなく、テー
プ状多心光ファイバ心線と単心光ファイバ心線を接続す
る接続心線の作製が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態を示す断面
【図2】本発明の第1、第2、第3の実施形態のテープ
形状光ファイバ単心線の断面図
【図3】本発明の第3の実施形態の断面図
【図4】本発明の第4および第5の実施形態を示す断面
【図5】本発明の第4、第5、第6の実施形態のテープ
形状光ファイバ単心線の断面図
【図6】本発明の第6の実施形態の断面図
【図7】本発明の多心テープ状光ファイバ心線接続用積
層線による接続用線の斜視図
【図8】従来の接続用線の斜視図
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、15、15a、15b、
15c、15d::テープ形状光ファイバ単心線 2:光ファイバ 3:断面円形内部被覆層 4:着色被覆層 5:断面円形素線 6:テープ状外部被覆 8、16:単心線積層集合体 9、17:一括被覆 12、19:接着樹脂部分 13:ダミー線 10、11、18、20:多心テープ状光ファイバ心線
接続用積層線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 秀行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送用光ファイバの外周に断面円形の
    プラスチック内部被覆層を設け、その外周に着色被覆層
    を設けた断面円形の素線を、薄肉プラスチックのテープ
    状外部被覆の中央に配置してテープ形状光ファイバ単心
    線を構成し、前記テープ形状光ファイバ単心線の複数枚
    を積層し一括集合して単心線積層集合体を構成したこと
    を特徴とする多心テープ状光ファイバ心線接続用積層
    線。
  2. 【請求項2】 光伝送用光ファイバの外周に断面円形の
    プラスチック内部被覆層を設けその外周に着色被覆層を
    設けた断面円形の素線の両側に、該素線と同一外径で断
    面円形のダミー線を横一列に配置し、前記横一列の素線
    とダミー線に薄肉プラスチックの外部被覆を設けてテー
    プ形状光ファイバ単心線を構成し、前記テープ形状光フ
    ァイバ単心線の複数枚を積層し一括集合して単心線積層
    集合体を構成したことを特徴とする多心テープ状光ファ
    イバ心線接続用積層線。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の単心線積層集合体の外
    周にプラスチック一括被覆を設けたことを特徴とする多
    心テープ状光ファイバ心線接続用積層線。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2の単心線積層集合体の各
    積層隣接面を樹脂で接着したことを特徴とする多心テー
    プ状光ファイバ心線接続用積層線。
  5. 【請求項5】 単心線積層集合体の各テープ形状光ファ
    イバ単心線の光ファイバの位置を単心線積層方向の中央
    線上に一定間隔で整列させたことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4の多心テープ状光ファイバ心線接続用
    積層線。
  6. 【請求項6】 単心線積層集合体の外周のプラスチック
    一括被覆の厚さをテープ形状光ファイバ単心線の厚さよ
    りも薄くしたことを特徴とする請求項3の多心テープ状
    光ファイバ心線接続用積層線。
JP8317185A 1996-03-15 1996-11-13 多心テープ状光ファイバ心線接続用積層線 Pending JPH09304670A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000033195A (ko) * 1998-11-20 2000-06-15 윤종용 광섬유 케이블 및 그 제작방법
KR20000050474A (ko) * 1999-01-11 2000-08-05 윤종용 다층 리본광섬유 및 그 제작방법

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KR20000033195A (ko) * 1998-11-20 2000-06-15 윤종용 광섬유 케이블 및 그 제작방법
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