JPH09304543A - 地震放送装置 - Google Patents
地震放送装置Info
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- JPH09304543A JPH09304543A JP8116695A JP11669596A JPH09304543A JP H09304543 A JPH09304543 A JP H09304543A JP 8116695 A JP8116695 A JP 8116695A JP 11669596 A JP11669596 A JP 11669596A JP H09304543 A JPH09304543 A JP H09304543A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 7
- 208000032041 Hearing impaired Diseases 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Audible And Visible Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 確度の高い地震検知を行い、それに合せて放
送を行う。 【解決手段】 三つの地震検知器による検知信号を多数
決論理によって処理するとともに、その多数決論理処理
信号と解析された震度階とを関連づけて、各震度階に対
応する避難誘導などの放送を行うように構成。
送を行う。 【解決手段】 三つの地震検知器による検知信号を多数
決論理によって処理するとともに、その多数決論理処理
信号と解析された震度階とを関連づけて、各震度階に対
応する避難誘導などの放送を行うように構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工場、学校、ホ
テルなどで放送設備の設置が義務づけられている場所の
地震放送装置に関する。
テルなどで放送設備の設置が義務づけられている場所の
地震放送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の放送装置としては、例えば、特
公昭55−5901号「地震動放送制御装置」が知られ
ている。この特許公報に記載されている装置の要点は、
検知震度に対応する複数の感震素子と、各感震素子に対
応し、それぞれが放送内容の異なる磁気テープを設け、
地震を検知した際には、検知した地震の震度に対応した
内容の放送を行うようにしたものである。
公昭55−5901号「地震動放送制御装置」が知られ
ている。この特許公報に記載されている装置の要点は、
検知震度に対応する複数の感震素子と、各感震素子に対
応し、それぞれが放送内容の異なる磁気テープを設け、
地震を検知した際には、検知した地震の震度に対応した
内容の放送を行うようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感震素子
(いわゆる地震計)を設置するときは十分地盤などを調
査して設置するが、付近を大型車が通行したり、あるい
は土木工事などで地震とまぎらわしい振動が生じ、それ
によって感震素子が作動し、放送が行われてしまうとい
う欠点があった。また、多くの場合感震素子1個を設置
し、その感震内容によって放送するようになっていたた
め、放送機器などの誤動作によって放送が流れた場合、
それが感震素子によるものか、放送機器の誤動作による
ものかすぐには判断できなかった。
(いわゆる地震計)を設置するときは十分地盤などを調
査して設置するが、付近を大型車が通行したり、あるい
は土木工事などで地震とまぎらわしい振動が生じ、それ
によって感震素子が作動し、放送が行われてしまうとい
う欠点があった。また、多くの場合感震素子1個を設置
し、その感震内容によって放送するようになっていたた
め、放送機器などの誤動作によって放送が流れた場合、
それが感震素子によるものか、放送機器の誤動作による
ものかすぐには判断できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば第1
の地震動検出器(以下第1の検出器という)と、この第
1の検出器から離れた第1の建物に設けた第2の地震動
検出器または歪み計(以下第2の検出器という)と、第
1の建物から離れた第2の建物に設けた第3の地震動検
出器または歪み計(以下第3の検出器という)を設け、
これら三つの検出器の出力を多数決論理で処理して、確
度の高い検出信号を得て、それをもとにして放送を行
う。
の地震動検出器(以下第1の検出器という)と、この第
1の検出器から離れた第1の建物に設けた第2の地震動
検出器または歪み計(以下第2の検出器という)と、第
1の建物から離れた第2の建物に設けた第3の地震動検
出器または歪み計(以下第3の検出器という)を設け、
これら三つの検出器の出力を多数決論理で処理して、確
度の高い検出信号を得て、それをもとにして放送を行
う。
【0005】また、第2の発明においては、時計回路を
付加し、震度に対応した放送内容とともに地震検出時刻
も放送するように構成。
付加し、震度に対応した放送内容とともに地震検出時刻
も放送するように構成。
【0006】また、第3の発明においては、放送開始と
同時に避難誘導灯をフリッカ動作させて避難する人に誘
導路を指示するように構成。
同時に避難誘導灯をフリッカ動作させて避難する人に誘
導路を指示するように構成。
【0007】また、第4の発明においては、建物の適所
にディスプレイを設け、聴覚障害者に放送内容を的確に
かつ迅速に伝えることにより手話(例えばアニメーショ
ンによる)で表示するように構成。
にディスプレイを設け、聴覚障害者に放送内容を的確に
かつ迅速に伝えることにより手話(例えばアニメーショ
ンによる)で表示するように構成。
【0008】また、第5の発明においては、火災または
煙感知の信号も取り込み、火災または煙が感知された側
の誘導灯を消灯し、避難する者が火災現場へ踏み込まな
いように構成。
煙感知の信号も取り込み、火災または煙が感知された側
の誘導灯を消灯し、避難する者が火災現場へ踏み込まな
いように構成。
【0009】
実施の形態1.図1において、1は第1の検出器であ
り、一般的には地盤調査などを十分に行った適当な地面
上に設置されていて、地震動を検出する。2は、上記第
1の検出器から離れた場所の第1の建物であって、例え
ば、そのなかには設計室や事務所が設けられている。3
は上記第1の建物の適所にとりつけられている第2の検
出器、4は上記第1の建物から離れた位置の第2の建物
であって、この建物にも第3の検出器5が設けられてい
る。
り、一般的には地盤調査などを十分に行った適当な地面
上に設置されていて、地震動を検出する。2は、上記第
1の検出器から離れた場所の第1の建物であって、例え
ば、そのなかには設計室や事務所が設けられている。3
は上記第1の建物の適所にとりつけられている第2の検
出器、4は上記第1の建物から離れた位置の第2の建物
であって、この建物にも第3の検出器5が設けられてい
る。
【0010】ところで、地震が発生した場合、場所によ
ってその感じ方が違う場合が往々にしてある。すなわ
ち、第1の検出器1がある強度の地震を検出したとして
も、第2、第3の検出器が同じように地震を検出すると
は限らない。その理由は、建物が建っている地盤や、建
物の構造による。従って、建物2あるいは4の中で作業
をしている者があまり地震を感じない場合もある。ここ
でもし、第1の検出器1の検出信号によってのみ放送し
たとした場合、建物2,4の中で作業をしている者にと
っては、違和感を感じるような放送になる場合もある。
また、第2、第3の検出器が作動しているにも関わら
ず、第1の検出器が地震動を検出していなければ、本当
に必要な地震の正確な関知がなされていないことにな
る。そこで、この発明においては、上記第1、第2及び
第3の検出器の信号を多数決論理で処理して、正確な地
震動の検出を行い、それをもとにして、実際の状況に対
応した放送を行うようにしたものである。
ってその感じ方が違う場合が往々にしてある。すなわ
ち、第1の検出器1がある強度の地震を検出したとして
も、第2、第3の検出器が同じように地震を検出すると
は限らない。その理由は、建物が建っている地盤や、建
物の構造による。従って、建物2あるいは4の中で作業
をしている者があまり地震を感じない場合もある。ここ
でもし、第1の検出器1の検出信号によってのみ放送し
たとした場合、建物2,4の中で作業をしている者にと
っては、違和感を感じるような放送になる場合もある。
また、第2、第3の検出器が作動しているにも関わら
ず、第1の検出器が地震動を検出していなければ、本当
に必要な地震の正確な関知がなされていないことにな
る。そこで、この発明においては、上記第1、第2及び
第3の検出器の信号を多数決論理で処理して、正確な地
震動の検出を行い、それをもとにして、実際の状況に対
応した放送を行うようにしたものである。
【0011】図2では、上記第1〜第3の検出器1,
3,5と多数決論理回路6との接続を示している。な
お、多数決論理回路については、例えば、三菱電機技報
VOL38.NO3.1964のP19〜P25に記載
の「東海道新幹線ATC装置」あるいはNIKKEI
ELECTRONICS 1982.3.1のP152
〜P175に記載の「鉄道信号制御装置に見るフォール
ト・トレラント・システム設計」など多数の論文に記載
されている。図2のような構成において、三つの検出器
のうち、いづれか二つが同じであれば、それにしたがっ
た出力を生じる。
3,5と多数決論理回路6との接続を示している。な
お、多数決論理回路については、例えば、三菱電機技報
VOL38.NO3.1964のP19〜P25に記載
の「東海道新幹線ATC装置」あるいはNIKKEI
ELECTRONICS 1982.3.1のP152
〜P175に記載の「鉄道信号制御装置に見るフォール
ト・トレラント・システム設計」など多数の論文に記載
されている。図2のような構成において、三つの検出器
のうち、いづれか二つが同じであれば、それにしたがっ
た出力を生じる。
【0012】ここで、気象庁が先に配布した地震の階級
と、放送内容との関係について説明する。図3は、気象
庁の「震度問題検討会」が見直しを進めてきた震度情報
の見直しの第5回検討会において、最終報告書としてま
とめられたもので、新聞等によって公表されたものであ
る。この“新震度”表示は47年ぶりに改訂されたもの
で1996年4月1日からそれに基づいて観測が行われ
ている。
と、放送内容との関係について説明する。図3は、気象
庁の「震度問題検討会」が見直しを進めてきた震度情報
の見直しの第5回検討会において、最終報告書としてま
とめられたもので、新聞等によって公表されたものであ
る。この“新震度”表示は47年ぶりに改訂されたもの
で1996年4月1日からそれに基づいて観測が行われ
ている。
【0013】ところで、工場等で地震放送をする場合、
例えば階級1から7までの各震度階に対応した放送も技
術的には可能であるかもしれないが、少しの揺れに対し
てその都度放送していたのでは、放送を聞く者が危機感
を感じなくなる恐れがある。従って、ある程度以上の揺
れに対してそれぞれの震度階に対応した放送をすること
が望ましいと考えられる。ここでは、例えば図3に示す
階級3〜5(強)の避難の指示や誘導が可能と思われる
各階級に対応した放送をすることとして説明する。
例えば階級1から7までの各震度階に対応した放送も技
術的には可能であるかもしれないが、少しの揺れに対し
てその都度放送していたのでは、放送を聞く者が危機感
を感じなくなる恐れがある。従って、ある程度以上の揺
れに対してそれぞれの震度階に対応した放送をすること
が望ましいと考えられる。ここでは、例えば図3に示す
階級3〜5(強)の避難の指示や誘導が可能と思われる
各階級に対応した放送をすることとして説明する。
【0014】図4は、この発明の実施の形態1における
接続図であって、1,3,5,6,7は図2に示すもの
と同じである。8は検知器の中心となる第1の検出器1
の信号を解析し、震度階を求める震度解析器あって、そ
の出力は、出力端T1〜T4に生ずる。すなわち、出力
端T1は図3の階級3に対応し、T2は階級4に対応し
て、T3は階級5(弱)に対応し、そしてT4は階級5
(強)に対応する。9は信号回路であり、上記端子T1
〜T4の出力及び多数決論理回路6の出力7を入力とし
て、後述する放送用記録媒体の選択信号10を得る。1
1は上記信号10を入力とする放送装置であって、この
放送装置11は主として各震度階に対応する放送内容が
記憶されている記録媒体群12と、それら記録媒体に記
憶されている内容を放送する送信機13と、送信機13
につながるスピーカ14とから構成されている。なお、
ここでは説明の便宜上、記録媒体が各震度階に対応して
いる場合を説明するが、一つのCDのトラックに各震度
階に対応する放送内容が分割して記録してあってもよい
ことは、言うまでもない。
接続図であって、1,3,5,6,7は図2に示すもの
と同じである。8は検知器の中心となる第1の検出器1
の信号を解析し、震度階を求める震度解析器あって、そ
の出力は、出力端T1〜T4に生ずる。すなわち、出力
端T1は図3の階級3に対応し、T2は階級4に対応し
て、T3は階級5(弱)に対応し、そしてT4は階級5
(強)に対応する。9は信号回路であり、上記端子T1
〜T4の出力及び多数決論理回路6の出力7を入力とし
て、後述する放送用記録媒体の選択信号10を得る。1
1は上記信号10を入力とする放送装置であって、この
放送装置11は主として各震度階に対応する放送内容が
記憶されている記録媒体群12と、それら記録媒体に記
憶されている内容を放送する送信機13と、送信機13
につながるスピーカ14とから構成されている。なお、
ここでは説明の便宜上、記録媒体が各震度階に対応して
いる場合を説明するが、一つのCDのトラックに各震度
階に対応する放送内容が分割して記録してあってもよい
ことは、言うまでもない。
【0015】図5は、信号処理回路9の具体例を示すも
ので、T1〜T4,7,9,11及び12は、図4に示
すものと同じである。G1〜G4は上記端子T1〜T4
にそれぞれ対応する論理積ゲートであって、それぞれの
第一の入力端GT1−1,GT2−1,GT3−1及び
GT4−1には対応する端子T1〜T4の出力が入力さ
れ、第二の入力端GT1−2,GT2−2,GT3−2
及びGT4−2には、上記多数決論理回路6の出力7が
共通に与えられる。したがって、T1〜T4のいずれか
に信号が入力されれば、ゲートG1〜G4のいずれかが
ゲートを開き、その出力10−1〜10−4のうちのい
ずれかが、記録媒体群12の中の対応する記録媒体D1
〜D4に与えられる。すなわち、いまゲートG2が開い
たとすればその出力10−2は記録媒体D2に与えら
れ、その出力は、ORゲート15を介して、送信機13
に与えられ、記録媒体D2の内容、すなわち、震度階4
に対応する放送内容が放送される。また、ゲートG4が
開いたとすれば、震度階5(強)に対応する放送内容が
放送される。
ので、T1〜T4,7,9,11及び12は、図4に示
すものと同じである。G1〜G4は上記端子T1〜T4
にそれぞれ対応する論理積ゲートであって、それぞれの
第一の入力端GT1−1,GT2−1,GT3−1及び
GT4−1には対応する端子T1〜T4の出力が入力さ
れ、第二の入力端GT1−2,GT2−2,GT3−2
及びGT4−2には、上記多数決論理回路6の出力7が
共通に与えられる。したがって、T1〜T4のいずれか
に信号が入力されれば、ゲートG1〜G4のいずれかが
ゲートを開き、その出力10−1〜10−4のうちのい
ずれかが、記録媒体群12の中の対応する記録媒体D1
〜D4に与えられる。すなわち、いまゲートG2が開い
たとすればその出力10−2は記録媒体D2に与えら
れ、その出力は、ORゲート15を介して、送信機13
に与えられ、記録媒体D2の内容、すなわち、震度階4
に対応する放送内容が放送される。また、ゲートG4が
開いたとすれば、震度階5(強)に対応する放送内容が
放送される。
【0016】ここで、いくつかの放送内容について例を
あげる。震度3が検知された場合は、「ただいま、地震
がありました。落ちついて行動してください。」と放送
する。また、震度4ではかなりの揺れが感じられるはず
であるから、「ただいま、地震がありました。机の下な
どに避難してください。」と放送する。さらに震度5
(弱)では、「ただいま、地震がありました。ドアなど
の避難通路を開放してください。」と放送する。すなわ
ち、このような地震に対する指示を放送すれば、各人が
常日頃の訓練などで体得している行動を行えると考え
る。
あげる。震度3が検知された場合は、「ただいま、地震
がありました。落ちついて行動してください。」と放送
する。また、震度4ではかなりの揺れが感じられるはず
であるから、「ただいま、地震がありました。机の下な
どに避難してください。」と放送する。さらに震度5
(弱)では、「ただいま、地震がありました。ドアなど
の避難通路を開放してください。」と放送する。すなわ
ち、このような地震に対する指示を放送すれば、各人が
常日頃の訓練などで体得している行動を行えると考え
る。
【0017】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2を示すものであり、図において15は図5と同じで
ある。16は時計回路であって、その時刻信号17は上
述した信号7と共にゲート18に入力され、地震発生時
の信号19として上記ORゲートを通る放送内容20と
共に送信機13に与えられる。したがって、地震発生時
には検知時刻も合わせて放送される。
態2を示すものであり、図において15は図5と同じで
ある。16は時計回路であって、その時刻信号17は上
述した信号7と共にゲート18に入力され、地震発生時
の信号19として上記ORゲートを通る放送内容20と
共に送信機13に与えられる。したがって、地震発生時
には検知時刻も合わせて放送される。
【0018】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示すもので、上記信号7が生じたとき、その信号
7は、反転ゲートN1,N2を交差接続した周知の1ビ
ットメモリMに与えられ、記憶される。メモリMの出力
22は1Hzの信号発生器23の出力、すなわち、1H
zのクロックパルス24の出力と共にゲート25に与え
られ、ゲート25からは、1Hzの信号26が生ずる。
この信号26は、エミッタ27を介してコンダクタ28
に与えられる。29は避難誘導灯21と、その電源30
との間に介在する常開接点であり、上記コンダクタ27
の1Hzの信号によるON,OFFによって、開閉を繰
り返す。したがって、避難誘導灯はフリッカー動作を
し、避難しようとする人たちを効果的に誘導することが
できる。
態3を示すもので、上記信号7が生じたとき、その信号
7は、反転ゲートN1,N2を交差接続した周知の1ビ
ットメモリMに与えられ、記憶される。メモリMの出力
22は1Hzの信号発生器23の出力、すなわち、1H
zのクロックパルス24の出力と共にゲート25に与え
られ、ゲート25からは、1Hzの信号26が生ずる。
この信号26は、エミッタ27を介してコンダクタ28
に与えられる。29は避難誘導灯21と、その電源30
との間に介在する常開接点であり、上記コンダクタ27
の1Hzの信号によるON,OFFによって、開閉を繰
り返す。したがって、避難誘導灯はフリッカー動作を
し、避難しようとする人たちを効果的に誘導することが
できる。
【0019】実施の形態4.図8(a)は、この発明の
実施の形態4を示すもので、31は例えば設計フロアー
等の壁面に設けた表示装置であって、この表示装置31
には放送内容がアニメの手話32で表示される。図8
(b)は、それを具現化するための手段であって、OR
ゲート15の出力20を送信機13に与えると共に分岐
して、日本語をアニメの手話に変化するアニメ手話生成
手段33に与えて放送内容を手話で表現し、その出力を
送信機に与えて出力する。したがって、放送内容が手話
によっても表示されるので、聴覚障害者に極めて都合が
よい。
実施の形態4を示すもので、31は例えば設計フロアー
等の壁面に設けた表示装置であって、この表示装置31
には放送内容がアニメの手話32で表示される。図8
(b)は、それを具現化するための手段であって、OR
ゲート15の出力20を送信機13に与えると共に分岐
して、日本語をアニメの手話に変化するアニメ手話生成
手段33に与えて放送内容を手話で表現し、その出力を
送信機に与えて出力する。したがって、放送内容が手話
によっても表示されるので、聴覚障害者に極めて都合が
よい。
【0020】実施の形態5.図8(a)及び(b)は、
この発明の実施の形態5を示すもので、34a及び34
bは通知35の図示していない出入口の内または外側に
設けてある火災又は煙感知器(以下単に感知器とい
う。)である。
この発明の実施の形態5を示すもので、34a及び34
bは通知35の図示していない出入口の内または外側に
設けてある火災又は煙感知器(以下単に感知器とい
う。)である。
【0021】次に、これら感知器の接続例を説明する。
34a及び34bは感知器、36a及び34bは感知器
34a及び34bにそれぞれ対応するインバータ、37
a及び37bは3入力のANDゲートであって、その一
つの入力端に上記インバータ36a及び36bの出力が
入力される。また二つ目の入力端子には上述した信号7
が入力される。三つ目の入力端子には、信号発生器23
の出力24が共通に与えられる。38a及び38bは、
二入力の反転ゲートであって、それぞれゲート37と、
感知器34a及び34bの出力を入力とするORゲート
39の出力とが入力される。40a及び40bは反転ゲ
ートにそれぞれ対応するインバータ、41a及び41b
はインバータ40a及び40bにそれぞれ対応するコン
ダクタ、30は電源、21a及び21bは避難誘導灯、
42a及び42bはコンダクタに対応する常閉接点であ
る。
34a及び34bは感知器、36a及び34bは感知器
34a及び34bにそれぞれ対応するインバータ、37
a及び37bは3入力のANDゲートであって、その一
つの入力端に上記インバータ36a及び36bの出力が
入力される。また二つ目の入力端子には上述した信号7
が入力される。三つ目の入力端子には、信号発生器23
の出力24が共通に与えられる。38a及び38bは、
二入力の反転ゲートであって、それぞれゲート37と、
感知器34a及び34bの出力を入力とするORゲート
39の出力とが入力される。40a及び40bは反転ゲ
ートにそれぞれ対応するインバータ、41a及び41b
はインバータ40a及び40bにそれぞれ対応するコン
ダクタ、30は電源、21a及び21bは避難誘導灯、
42a及び42bはコンダクタに対応する常閉接点であ
る。
【0022】このような構成において、いま感知器34
a側で火災が発生し、一方感知器34bで火災が発生し
ていないとすれば、ORゲート39の出力は“1”、イ
ンバータ36aの出力は“0”、ANDゲート37aの
出力も“0”、反転ゲート38aの出力は“0”、した
がってインバータの出力は“1”となり、コンダクタは
付勢されて常閉接点42aを開放し、誘導灯は消灯す
る。一方、34bは火災を感知しないから、インバータ
36bの出力は“1”となり、ANDゲート37bの出
力はクロック信号の出力となる。したがって、インバー
タ40bの出力はON,OFFを繰り返し、避難するも
のに対して注意を喚起しながら誘導する。
a側で火災が発生し、一方感知器34bで火災が発生し
ていないとすれば、ORゲート39の出力は“1”、イ
ンバータ36aの出力は“0”、ANDゲート37aの
出力も“0”、反転ゲート38aの出力は“0”、した
がってインバータの出力は“1”となり、コンダクタは
付勢されて常閉接点42aを開放し、誘導灯は消灯す
る。一方、34bは火災を感知しないから、インバータ
36bの出力は“1”となり、ANDゲート37bの出
力はクロック信号の出力となる。したがって、インバー
タ40bの出力はON,OFFを繰り返し、避難するも
のに対して注意を喚起しながら誘導する。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1、第2及び第
3の検出器の信号を多数決論理で処理して、正確な地震
動の検出を行い、それをもとにして、地震を検知した際
には、検知した地震の震度に対応した内容の放送を行う
ようにしたものである。
3の検出器の信号を多数決論理で処理して、正確な地震
動の検出を行い、それをもとにして、地震を検知した際
には、検知した地震の震度に対応した内容の放送を行う
ようにしたものである。
【0024】また、第2の発明によれば、地震発生時に
検知時刻も合わせて放送される。
検知時刻も合わせて放送される。
【0025】また、第3の発明によれば、避難誘導灯は
フリッカー動作をし、避難しようとする人たちを効果的
に誘導することができる。
フリッカー動作をし、避難しようとする人たちを効果的
に誘導することができる。
【0026】また、第4の発明によれば、地震発生時の
放送が手話によっても表示されるので、聴覚障害者に極
めて都合がよい。
放送が手話によっても表示されるので、聴覚障害者に極
めて都合がよい。
【0027】また、第5の発明によれば、地震発生に伴
う火災や煙の発生による二次災害を防ぐことに役立つ。
う火災や煙の発生による二次災害を防ぐことに役立つ。
【図1】 この発明の概念を説明するための図である。
【図2】 この発明の要旨を説明する図である。
【図3】 “新震度”表示を示す図である。
【図4】 この発明による実施の形態1を示す図であ
る。
る。
【図5】 図4に示す構成の部分詳細図である。
【図6】 この発明による実施の形態2を説明するため
の図である。
の図である。
【図7】 この発明による実施の形態3を説明するため
の図である。
の図である。
【図8】 この発明による実施の形態4を説明するため
の図である。
の図である。
【図9】 この発明による実施の形態5を説明するため
の図である。
の図である。
1 第1の検出器、2 第1の建物、3 第2の検出
器、4 第2の建物、5第3の検出器、6 多数決論理
回路、8 震度解析器、9 信号回路、11放送装置、
12 記録媒体群、13 送信機、14 スピーカ、1
5 ORゲート、16 時計回路、18 ゲート、21
避難誘導灯、23 信号発生器、25 ゲート、27
エミッタ、28 コンダクタ、29 常開接点、30
電源、31 表示装置、32 アニメの手話、33
アニメ手話生成手段、34 感知器、36 インバー
タ、37 ANDゲート、38 反転ゲート、39 O
Rゲート、40 インバータ、41 コンダクタ、42
常閉接点。
器、4 第2の建物、5第3の検出器、6 多数決論理
回路、8 震度解析器、9 信号回路、11放送装置、
12 記録媒体群、13 送信機、14 スピーカ、1
5 ORゲート、16 時計回路、18 ゲート、21
避難誘導灯、23 信号発生器、25 ゲート、27
エミッタ、28 コンダクタ、29 常開接点、30
電源、31 表示装置、32 アニメの手話、33
アニメ手話生成手段、34 感知器、36 インバー
タ、37 ANDゲート、38 反転ゲート、39 O
Rゲート、40 インバータ、41 コンダクタ、42
常閉接点。
Claims (5)
- 【請求項1】 地震動を検出する第1の地震動検出器
と、この地震動検出器から離れた第1の建物の所定位置
にとりつけられた第2の地震動検出器又は歪み計と、上
記第1の建物から離れた第2の建物の所定位置にとりつ
けられた第3の地震動検出器又は歪み計と、上記第1の
地震動検出器、第2及び第3の地震動検出器又は歪み計
の検出信号を導入し、それを多数決論理によって処理す
る多数決論理回路と、上記第1の地震動検出器によって
検出した地震の震度を震度階に関連づけて出力する手段
と、この手段の震度階に対応する複数の出力それぞれと
上記多数決処理回路の出力との論理積をとり、震度階に
それぞれ対応する信号を出力する信号処理回路と、この
信号処理回路の震度階に対応する出力を受けて作動し、
各震度階に対応した放送内容が記憶されている記憶媒体
群と、上記記憶媒体に記憶されている内容を放送する手
段とで構成したことを特徴とする地震放送装置。 - 【請求項2】 上記放送手段に時計回路を接続し、避難
指示などと共に地震検出時刻も放送するようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の地震放送装置。 - 【請求項3】 上記多数決論理回路の出力を基にして、
避難誘導灯を点滅させて放送で指示した避難を誘導を行
うようにしたことを特徴とする請求項1記載の地震放送
装置。 - 【請求項4】 建物内の適所にディスプレイを設け、上
記放送の内容を手話によって表示することを特徴とした
請求項1記載の地震放送装置。 - 【請求項5】 地震放送の開始にあわせて、複数の避難
口の火災又は煙発生状況を検知し、火災又は煙が発生し
ている側の避難誘導灯は消灯するようにし、一方火災又
は煙が発生していない側の避難誘導灯は点滅しないよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の地震放送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8116695A JPH09304543A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 地震放送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8116695A JPH09304543A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 地震放送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09304543A true JPH09304543A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14693572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8116695A Pending JPH09304543A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 地震放送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09304543A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023956B2 (en) * | 2002-11-11 | 2006-04-04 | Lockheed Martin Corporaiton | Detection methods and system using sequenced technologies |
JP2008191109A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 地震報知システム |
US7461032B2 (en) | 2002-11-11 | 2008-12-02 | Lockheed Martin Corporation | Detection methods and systems using sequenced technologies |
KR20140127151A (ko) * | 2013-04-22 | 2014-11-03 | 한국전자통신연구원 | 디지털 사이니지 시스템 및 이를 이용한 재난 경보 방법 |
JP2017129445A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 戸田建設株式会社 | 被災情報管理システム |
JP2021156722A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 大和ハウス工業株式会社 | 地震判定システム |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP8116695A patent/JPH09304543A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023956B2 (en) * | 2002-11-11 | 2006-04-04 | Lockheed Martin Corporaiton | Detection methods and system using sequenced technologies |
US7461032B2 (en) | 2002-11-11 | 2008-12-02 | Lockheed Martin Corporation | Detection methods and systems using sequenced technologies |
JP2008191109A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 地震報知システム |
KR20140127151A (ko) * | 2013-04-22 | 2014-11-03 | 한국전자통신연구원 | 디지털 사이니지 시스템 및 이를 이용한 재난 경보 방법 |
JP2017129445A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 戸田建設株式会社 | 被災情報管理システム |
JP2021156722A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 大和ハウス工業株式会社 | 地震判定システム |
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