JPH09303966A - 逆転ロータリーキルン - Google Patents
逆転ロータリーキルンInfo
- Publication number
- JPH09303966A JPH09303966A JP14970196A JP14970196A JPH09303966A JP H09303966 A JPH09303966 A JP H09303966A JP 14970196 A JP14970196 A JP 14970196A JP 14970196 A JP14970196 A JP 14970196A JP H09303966 A JPH09303966 A JP H09303966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- revolutions
- rotation
- reverse
- rotary kiln
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続ロータリーキルンにおいて、直径に比し
適切なピッチに内接フィンを取り付け、中の粉体十分な
運動量を与え、キルン内滞留時間を長くとれ、設備費を
安価にすることを目的とする。 【構成】 加熱炉７の中に周知の内接フィン付きロータ
リーキルン１を構成し、タイヤ２に反射板１５を取り付
け、その正面に光電スイッチ１４を設置する。このキル
ンの動力制御盤に正転用と逆転用カウンターを設け、そ
れぞれの設定回転数で正転、逆転を繰り返す。
適切なピッチに内接フィンを取り付け、中の粉体十分な
運動量を与え、キルン内滞留時間を長くとれ、設備費を
安価にすることを目的とする。 【構成】 加熱炉７の中に周知の内接フィン付きロータ
リーキルン１を構成し、タイヤ２に反射板１５を取り付
け、その正面に光電スイッチ１４を設置する。このキル
ンの動力制御盤に正転用と逆転用カウンターを設け、そ
れぞれの設定回転数で正転、逆転を繰り返す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続ロータリーキルン
において、中の粉体の移送方法に関するものである。
において、中の粉体の移送方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の連続ロータリーキルンは、中の粉
体の移送については、正転だけである。
体の移送については、正転だけである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】粉体のキルン内滞留時
間が長くなければならない場合、内接フィンの取り付け
ピッチを小さくするか、回転数を遅くしなければならな
い。しかしあまり取り付けピッチを小さくすると粉体が
途中で詰まったりするし、フィンの溶接が困難でもあ
る。回転数をあまり遅くすると、中の粉体の撹拌が足り
なくなる。
間が長くなければならない場合、内接フィンの取り付け
ピッチを小さくするか、回転数を遅くしなければならな
い。しかしあまり取り付けピッチを小さくすると粉体が
途中で詰まったりするし、フィンの溶接が困難でもあ
る。回転数をあまり遅くすると、中の粉体の撹拌が足り
なくなる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、架台
の上に４個のローラーを設置し、その上にスプロケット
と２個のタイヤのついた内接フィンのあるロータリーキ
ルンを乗せ、そのロタリーキルンの外周にヒーターのあ
る加熱炉を構築し、その上にスプロケットをセットした
モーターのついた減速機を固定し、ロータリーキルンの
スプロケットとローラーチエンにて連結する。タイヤに
反射板を取り付け、その正面に光電スイッチを設置す
る。光電スイッチからの信号を、正転で受けるカウンタ
ー及び逆転で受けるカウンターと２個のカウンターを制
御盤に設置し、減速機はそれぞれのカウンターの設定回
転数で止まり、交互に正転、逆転を繰り返すように電気
回路を組んでおく。又は減速機の出軸に回転スイッチを
セットし、その信号を上記のように回路を組んだ制御装
置の２個のカウンターにおくるようにしたもの。但しこ
の場合には、ロータリーキルンと減速機のスプロケット
との有効径の比で、各カウンターの設定を変えなければ
ならない。そのほか、ロータリーキルンより突起物を出
しておき、近接スイッチ又はリミットスイッチ等で回転
信号を発することもできる。
の上に４個のローラーを設置し、その上にスプロケット
と２個のタイヤのついた内接フィンのあるロータリーキ
ルンを乗せ、そのロタリーキルンの外周にヒーターのあ
る加熱炉を構築し、その上にスプロケットをセットした
モーターのついた減速機を固定し、ロータリーキルンの
スプロケットとローラーチエンにて連結する。タイヤに
反射板を取り付け、その正面に光電スイッチを設置す
る。光電スイッチからの信号を、正転で受けるカウンタ
ー及び逆転で受けるカウンターと２個のカウンターを制
御盤に設置し、減速機はそれぞれのカウンターの設定回
転数で止まり、交互に正転、逆転を繰り返すように電気
回路を組んでおく。又は減速機の出軸に回転スイッチを
セットし、その信号を上記のように回路を組んだ制御装
置の２個のカウンターにおくるようにしたもの。但しこ
の場合には、ロータリーキルンと減速機のスプロケット
との有効径の比で、各カウンターの設定を変えなければ
ならない。そのほか、ロータリーキルンより突起物を出
しておき、近接スイッチ又はリミットスイッチ等で回転
信号を発することもできる。
【０００５】
【作用】制御盤に電源を入れ、減速機を作動させると、
まず正転カウンターの設定回転数で停止し、次に逆転カ
ウンターの設定回転数で停止する。これが交互に繰り返
される。尚モーターに無理をかけないために、停止時間
はタイマーで数秒又は数１０秒もうける必要がある。
まず正転カウンターの設定回転数で停止し、次に逆転カ
ウンターの設定回転数で停止する。これが交互に繰り返
される。尚モーターに無理をかけないために、停止時間
はタイマーで数秒又は数１０秒もうける必要がある。
【０００６】
【実施例】実施例について、図面に基づいて説明する
と、図１において架台９の上に、ローラー４個を固定
し、その上に内接フィン１２、スプロケット３、２個の
タイヤ２を取り付けたロータリーキルン１を乗せる。そ
のロータリーキルンの外側にヒーター８を装着した電気
炉７を構築し、その上にスプロケット３をセットしたモ
ーター付きの減速機６を設置する。ロータリーキルン１
と減速機６のスプロケット３をローラーチエン１１で連
結する。次にタイヤ２に反射板１５を取り付け、その正
面に光電スイッチ１４を架台９に取り付けたＬ型台にて
設置する。動力制御盤には正転用カウンターと逆転用カ
ウンターを設けておき、光電スイッチ１４からの回転数
信号を受け、それぞれのカウンターの設定回転数だけ回
転すると停止し、反対の回転をするように電気回路を組
み、各停止時間を数秒から数１０秒とるようにタイマー
を組んでおく。尚中の粉体を前進させるには正転で前進
するものとすると、正転用カウンターの回転数を逆転用
カウンターの回転数より大きく設定する。
と、図１において架台９の上に、ローラー４個を固定
し、その上に内接フィン１２、スプロケット３、２個の
タイヤ２を取り付けたロータリーキルン１を乗せる。そ
のロータリーキルンの外側にヒーター８を装着した電気
炉７を構築し、その上にスプロケット３をセットしたモ
ーター付きの減速機６を設置する。ロータリーキルン１
と減速機６のスプロケット３をローラーチエン１１で連
結する。次にタイヤ２に反射板１５を取り付け、その正
面に光電スイッチ１４を架台９に取り付けたＬ型台にて
設置する。動力制御盤には正転用カウンターと逆転用カ
ウンターを設けておき、光電スイッチ１４からの回転数
信号を受け、それぞれのカウンターの設定回転数だけ回
転すると停止し、反対の回転をするように電気回路を組
み、各停止時間を数秒から数１０秒とるようにタイマー
を組んでおく。尚中の粉体を前進させるには正転で前進
するものとすると、正転用カウンターの回転数を逆転用
カウンターの回転数より大きく設定する。
【０００７】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、下記の効果がある。
るので、下記の効果がある。
【０００８】仮に正転用カウンターの設定を５回転、逆
転用を４回転に設定し、ロータリーキルンの入り口側よ
り定量的に粉体を投入すると、内接フィン１ピッチ分進
むのに９回転したことになり、粉体のロータリーキルン
内の滞留時間を長くしてもフィンピッチを小さくした
り、回転数を遅くする必要が無くなる。
転用を４回転に設定し、ロータリーキルンの入り口側よ
り定量的に粉体を投入すると、内接フィン１ピッチ分進
むのに９回転したことになり、粉体のロータリーキルン
内の滞留時間を長くしてもフィンピッチを小さくした
り、回転数を遅くする必要が無くなる。
【０００９】ロータリーキルン径に対し適正な内接フィ
ンピッチで、ロータリーキルン長さを短くできる。
ンピッチで、ロータリーキルン長さを短くできる。
【００１０】以上のように構成されているので、粉体を
十分に撹拌出来、なおかつ設備規模が小さく、そのため
に投資金額も少なくてすむ。
十分に撹拌出来、なおかつ設備規模が小さく、そのため
に投資金額も少なくてすむ。
【図１】本逆転ロータリーキルンの側面断面図である。
【図２】Ａ−Ａを表す正面図である
１ ロータリーキルン ２ タイヤ ３ スプロケット ４ 軸受け ５ ローラー ６ 減速機 ７ 加熱炉 ８ ヒーター ９ 架台 １０ 粉体 １１ ローラーチエン １２ 内接フィン １３ ボルト、ナット １４ 光電スイッチ １５ 反射板
Claims (1)
- 【請求項１】 周知の内接フィン付き連続ロータリーキ
ルンにおいて、正転で中の粉体が進行するものとする
と、正転が逆転より回転数が多く、交互に回転するよう
にしたるもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14970196A JPH09303966A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 逆転ロータリーキルン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14970196A JPH09303966A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 逆転ロータリーキルン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303966A true JPH09303966A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15480936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14970196A Pending JPH09303966A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | 逆転ロータリーキルン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303966A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089664A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Takuma Co Ltd | 熱分解ドラム装置 |
| JP2006343041A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 流動物の熱処理方法及び流動物の熱処理装置 |
| EP2831153A1 (de) | 2012-03-30 | 2015-02-04 | Basf Se | Verfahren zur thermischen oberflächennachvernetzung in einem trommelwärmetauscher mit inverser schneckenwendel |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP14970196A patent/JPH09303966A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005089664A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Takuma Co Ltd | 熱分解ドラム装置 |
| JP2006343041A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 流動物の熱処理方法及び流動物の熱処理装置 |
| JP4674803B2 (ja) * | 2005-06-09 | 2011-04-20 | 月島機械株式会社 | 流動物の熱処理方法及び流動物の熱処理装置 |
| EP2831153A1 (de) | 2012-03-30 | 2015-02-04 | Basf Se | Verfahren zur thermischen oberflächennachvernetzung in einem trommelwärmetauscher mit inverser schneckenwendel |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040630 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061114 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070313 |