JPH0930364A - 加速度センサの強制作動装置 - Google Patents

加速度センサの強制作動装置

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JPH0930364A
JPH0930364A JP7185921A JP18592195A JPH0930364A JP H0930364 A JPH0930364 A JP H0930364A JP 7185921 A JP7185921 A JP 7185921A JP 18592195 A JP18592195 A JP 18592195A JP H0930364 A JPH0930364 A JP H0930364A
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JP
Japan
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acceleration sensor
cover
sensor
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JP7185921A
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English (en)
Inventor
Naoki Oe
直己 大江
Teruhiko Koide
輝彦 小出
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃車時等に車両への取付状態のままで簡単に
強制作動させることができ安全でかつ作業性が向上する
のみならず、不用意な操作による強制着火を防止するこ
とができる機械着火式加速度センサ強制作動装置を得
る。 【解決手段】 カバー部材本体70の少なくとも一部を
移動させ、このカバー部材本体70の移動部分の所定部
分を加速度センサ10における、操作レバー45の操作
板11とカバー18との間位置に挿入し、操作板11を
カバー18から引き離すようにして、加速度センサ10
を強制作動状態へ移行操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ装置や
プリテンショナー装置等の乗員保護装置に用いられる機
械着火式加速度センサの強制作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の乗員保護装置としてエアバッグ装
置が一般に知られている。このようなエアバッグ装置
は、車両急減速時に乗員を保護する為、車両の急減速を
加速度センサで検出して袋体が膨張するようになってい
る。
【0003】つまり、車両急減速時には、エアバッグ装
置に内蔵されたインフレータの加速度センサがこの急減
速を検出し、加速度センサが雷管を着火することによっ
て、インフレータよりガスを袋体内に供給して袋体が膨
張されるようになっている。
【0004】一方、このようなエアバッグ装置が設置さ
れた車両の廃車時やステアリングホイールの交換時にお
いて、エアバッグ装置を廃棄する際には、安全性を考慮
してエアバッグ装置におけるインフレータの加速度セン
サ装置を強制的に着火させ、使用済状態にしておく必要
がある。
【0005】そこで、タイヤを積み重ねた中空内部でエ
アバッグ装置をロープによって吊るした状態から落下さ
せて、エアバッグ装置内のインフレータの加速度センサ
を作動させることにより、インフレータを強制的に着火
するようにしている。このようにすると、タイヤを積み
重ねるため等の労力と時間が必要であった。
【0006】この他に、エアバッグ装置が廃棄以外の目
的で故意に取り外されたり、あるいは振動等で緩んだり
することがないように、エアバッグ装置は厳重に車体側
に固定されていることが多く、エアバッグ装置の車体よ
りの取り外しにも、非常に多くの労力と時間を要してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑み、車両への取り付け時における安全性を向上しつ
つ、車両に取り付けたまま簡単な操作で安全且つ簡易に
エアバッグ装置等を廃棄できる加速度センサの強制作動
装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本体のガバー外部に配置
された操作板を設けた操作レバーを移動操作することに
より、少なくとも作動可能状態と強制作動状態に操作さ
れ得る加速度センサと、加速度センサの操作板上方を覆
うように配置され、少なくとも一部を動かし得るように
構成し、この可動な所定部分を加速度センサにおける操
作板とカバーとの間位置に挿入し、操作板をカバーから
引き離すようにして、加速度センサを強制作動状態へ移
行操作可能なカバー部材とを有することを特徴とする。
【0009】このように構成することにより加速度セン
サをカバーし保護しているカバー部材の所要一部、又は
全体を動かすことにより、このカバー部材の可動な所定
部分を操作板とカバーとの間に挿入して、操作板と一体
の操作レバーを引き出す操作を実行し、加速度センサを
強制作動状態に移行操作をする。
【0010】また、このようにして加速度センサに所定
の慣性力を作用させることなく、操作レバーによって強
制的に着火させるため、車両の廃棄処分等の際に加速度
センサを用いた例えばエアバッグ装置をステアリングホ
イールに載置したまま処分でき、安全性及び作業性を向
上できる。さらに、強制的に作動させる場合以外には、
カバー部材が加速度センサの操作板部分を覆っているの
で、不用意に操作レバーを操作して強制作動されること
を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施の形態の構成の説明)図1〜図4には、本発
明が適用された加速度センサの強制作動装置の第1実施
の形態が示されている。
【0012】本第1実施の形態の機械着火式加速度セン
サの強制作動装置は、ステアリングホイール用エアバッ
グ装置に装着されるもので、ガス発生剤を収容したイン
フレータとその中央部に一体的に装着した加速度センサ
10との要部をカバーするカバー部材に強制作動装置の
構成が付加されたものである。
【0013】この強制作動装置兼用カバー部材本体70
は合成樹脂等の変形可能な材料で形成され、図1及び図
2に示すように全体が略、有底長円筒の約3分の1程度
の部分を切除した形状を成し、その平面部71の切欠円
中心点部位に略一部切欠円錐台形状をなす部分が一体的
に設けられて成るセンサカバー部72が形成されてい
る。このセンサカバー部72における、平面部71の3
分の1切欠側とは反対側の所定部を切除して、強制操作
用開口部74が形成されている。
【0014】この強制操作用開口部74における平面部
71側の周部には、図に上り匂配で示す挿入用斜面部7
6が形成されるとともに、逃げ凹部78が設けられてい
る。
【0015】また、カバー部材本体70の平面部71か
ら折曲して周面部73へ連続する周角部80は図示する
ように周面部73の外側に突出するよう形成されてい
る。
【0016】カバー部材本体70の平面部71における
センサーカバー部72の両横位置には、それぞれ切除端
辺部82から周角部80へかけて、裏まで通して切り明
けられた長溝84が設けられている。さらに、各長溝8
4の開放端辺部82近くは、それぞれ一部切り残され
て、破断支持部86が形成されている。
【0017】また、周面部73の所定2個所には、それ
ぞれ突片状の足部88が一体的に突設され、この各足部
88の自由端部分には締結用螺子を通すための透孔90
が穿設されている。
【0018】上述ように構成されたカバー部材本体70
は、図示しないエアーバッグ装置の構造部に、2つの足
部88部分をねじ等で締結して、図2に示す如く加速度
センサ10の操作板11部分を覆うように設置されて用
いられる。
【0019】次に本実施の形態で用いる加速度センサの
構造について、図2〜図4によって説明する。
【0020】この加速度センサ10は、その操作レバー
の軸部自由端に固着した操作板11の高さを変えて引き
出すことによって3段階の制御操作が行われる。すなわ
ち、図2に示す操作板11が加速度センサ10の端面1
0Aに当接している第1状態では作動不能状態とされ、
図3に示す操作板11が加速度センサ端面10Aから中
間所定高さ位置まで引き出されているときには作動可能
状態とされ、図4に示す操作板11が加速度センサ端面
10Aから上限位置まで引き出されたときには、強制着
火操作されるように構成されている。
【0021】この機械着火式加速度センサ10は、図示
するようにセンサ本体部分を構成するケース12を備え
ている。ケース12は、一端に底壁14を有する円筒形
に形成されており、開口側には同様にセンサ本体部分を
構成するプレート16がカバー18によって固定されて
封印されている。ケース12の底壁14には軸線上に透
孔20が形成されており、また、ケース12には円筒形
状のガイド孔22が形成されている。
【0022】このケース12の内部には着火ピン24が
配置されている。着火ピン24は、略円筒形に形成され
た本体26と、この本体26の底壁26Aから一体的に
突出形成された凸部28とから構成されており、軸線に
沿ってケース12内をスライド移動することにより凸部
28は底壁14に形成された透孔20内に入り込み可能
である。この凸部28は、着火ピン24(本体26)が
最もケース12の底壁14の側へ移動した状態におい
て、透孔20から外部へ突出する。
【0023】ケース12の開口側に固定されたプレート
16と着火ピン24との間にはファイアリングスプリン
グ30が配置されており、常に着火ピン24を透孔20
の方向へ付勢している。
【0024】また、ケース12のガイド孔22には、慣
性質量体32が配置されている。慣性質量体32は、略
円筒形に形成されており、ガイド孔22内に軸線方向に
沿って移動可能に収容されている。慣性質量体32とプ
レート16との間にはバイアススプリング34が配置さ
れており、常に慣性質量体32を底壁14の方向へ付勢
している。
【0025】慣性質量体32と着火ピン24との間に
は、トリガレバー36が配置されている。トリガレバー
36は、長手方向一端部が軸38によって回動可能に支
持されている。また、トリガレバー36の先端は、着火
ピン24へ向けて屈曲されて係合部40となっており、
着火ピン24に係合可能である。すなわち、トリガレバ
ー36が軸38周りに回動することにより、係合部40
は着火ピン24に接近または離間できる。このトリガレ
バー36の係合部40が着火ピン24の本体26に係合
した状態では、ファイアリングスプリング30により付
勢された着火ピン24をその凸部28が透孔20から抜
き出た位置で保持している。
【0026】また、トリガレバー36の先端部近傍の着
火ピン24と反対側には、慣性質量体32へ向けてスラ
イド保持部42が突出形成されている。スライド保持部
42は、慣性質量体32に形成された解除孔44に対応
しており、慣性質量体32の移動時に解除孔44内に入
り込むことができるように構成されている。すなわち、
通常は、慣性質量体32はバイアススプリング34によ
って最もケース12の底壁14に接近した位置にあり、
この状態では、慣性質量体32がトリガレバー36のス
ライド保持部42に当接しており、トリガレバー36の
係合部40は着火ピン24の本体26に係合して、着火
ピン24をその凸部28が透孔20から抜き出た位置で
保持した状態となっている。さらに、慣性質量体32が
底壁14から離間する方向へ移動する際には、慣性質量
体32はトリガレバー36のスライド保持部42と線状
に接触しながら相対移動し、スライド保持部42が解除
孔44に入り込む構成である。
【0027】一方、プレート16の中央部分(着火ピン
24とカバー18との間)には、操作レバー45が配置
されている。操作レバー45は、円盤状の本体部46、
及び本体部46に一体的に固着された軸部47を備えて
おり、プレート16とカバー18とによって軸線に沿っ
て移動可能に支持されている。また、操作レバー45に
は腕部48が形成されている。腕部48は、プレート1
6を貫通して慣性質量体32へ向けて延出しており、さ
らに先端には係止部50が形成されている。この係止部
50は、慣性質量体32の端部に軸線方向に沿って形成
された係合溝52に入り込んでいる。これにより、係止
部50が係合溝52の一端部52Aに接近した状態(図
2に示す状態)では、慣性質量体32が操作レバー45
(腕部48)に保持されてその軸線方向移動が阻止さ
れ、係止部50が係合溝52の一端部52Aから離間し
た状態(図3に示す状態)では、慣性質量体32の軸線
方向移動が可能となる構成である。
【0028】さらに、図3に示す如く操作レバー45の
係止部50が係合溝52の一端部52Aから離間した状
態(係合溝52の他端部52Bに接近した状態)におい
て、さらに操作レバー45が軸線方向に移動した場合に
は、係止部50が係合溝52の他端部52Bに係合して
慣性質量体32が操作レバー45と共に強制的に移動さ
れ図4の状態に至る構成である。
【0029】操作レバー45とカバー18との間には圧
縮コイルスプリング54が配置されており、係止部50
が係合溝52の一端部52Aに接近する方向へ常に操作
レバー45を付勢している。
【0030】操作レバー45の軸部47はカバー18に
形成された透孔19から外部に突出されており、操作板
11が取り付けられている。操作板11は、センサ操作
機構によって外部から操作される。センサ操作機構は、
操作板11に対応して配置されている。このセンサ操作
機構のセンサ操作部材110を図2乃至図4に示すよう
にの矢印A方向へ押し込み操作することにより、センサ
操作部材110が操作板11とカバー18との間に嵌入
可能となっている。すなわち、センサ操作部材110が
操作板11とカバー18との間に嵌入することによって
操作板11をカバー18から引き離すようになってお
り、通常の操作で圧縮コイルスプリング54の付勢力に
よって係止部50が係合溝52の一端部52Aに接近状
態の操作レバー45を、所定量軸線方向に移動させて係
止部50が係合溝52の一端部52Aから離間した状態
とすることができる構成である。
【0031】以上の構成による機械着火式加速度センサ
10は、図示しないエアバッグ装置におけるインフレー
タのプレート56に組み付けられている。プレート56
にはインフレータ内のガス発生剤を着火燃焼させる雷管
60が配置されている。雷管60は、機械着火式加速度
センサ10が組み付けられた状態において機械着火式加
速度センサ10の軸線上に位置している。したがってこ
の組付状態では、ケース12の透孔20は雷管60に対
向しており、この透孔20から突出可能な着火ピン24
の凸部28は、雷管60に衝突可能となっている。 (第1実施の形態の作用の説明)上記のように構成され
る機械着火式加速度センサ10では、通常は、図2に示
す如く、着火ピン24はファイアリングスプリング30
の付勢力に抗して雷管60から離間した位置(ケース1
2の透孔20から抜き出た位置)にあり、トリガレバー
36は係合部40が着火ピン24の本体26に係合し
て、着火ピン24を保持している。さらに、慣性質量体
32はバイアススプリング34によって最も底壁14に
接近した位置すなわちトリガレバー36の回動軌跡に侵
入しており、内周壁がトリガレバー36のスライド保持
部42に当接しトリガレバー36の回動を阻止し着火ピ
ン保持状態を維持している。
【0032】さらにここで、図2に示す加速度センサ作
動不能状態では、操作レバー45の係止部50が慣性質
量体32の係合溝52の一端部52Aに接近すると共に
この状態が圧縮コイルスプリング54の付勢力によって
維持されている。したがってこの状態においては、仮に
機械着火式加速度センサ10に大きな加速度が作用して
も、慣性質量体32は係合溝52の一端部52Aが操作
レバー45の係止部50に係合することにより移動する
ことがなく(トリガレバー36のスライド保持部42が
解除孔44内に入り込むことがなく)、したがって、ト
リガレバー36が回動することがなく、着火ピン保持状
態が解除されることはない。
【0033】次に、加速度センサを作動可能状態にする
場合には、センサ操作部材110を矢印A方向へ押し操
作する。これによって、挿入傾斜部112の先端が操作
板11とカバー18との間に嵌入し、解除板部114が
操作板11に係合する。そして、圧縮コイルスプリング
54の付勢力に抗して操作レバー45が軸線方向に移動
され、図3に示す如く、係止部50が係合溝52の一端
部52Aから離間した状態となって慣性質量体32の軸
線方向移動が可能となり、加速度センサ作動可能状態と
なる。
【0034】ここで、機械着火式加速度センサ10に大
きな加速度が作用すると、慣性質量体32がプレート1
6の方向へ慣性移動し、トリガレバー36の回動軌跡に
解除孔44が対応する。トリガレバー36のスライド保
持部42が慣性質量体32の解除孔44に対向してその
保持が解除されると、ファイアリングスプリング30に
より付勢された着火ピン24によってこの着火ピン24
から離間する方向へ押圧されたトリガレバー36が、着
火ピン24から離間する方向へ回動される。これによ
り、トリガレバー36の係合部40が着火ピン24の本
体26から離間して着火ピン24の保持を解除し、この
ため、着火ピン24がファイアリングスプリング30の
付勢力によって軸線方向に移動し、凸部28が透孔20
から外方へ突出し、後述する図4に例示するような着火
状態となる。
【0035】これにより、着火ピン24の凸部28が雷
管60に衝突して雷管60が着火される。雷管60が着
火されると、インフレータのガス発生剤が着火燃焼さ
れ、エアバッグ装置が作動される。
【0036】また、上述した図2、及び図3に示す状態
では、加速度センサ10の操作板11の図で上方位置を
カバー部材本体70のセンサカバー部72が覆っている
ので、不用意に操作板11が後述する図4の強制作動位
置まで引き出されるように動かされることを防止でき
る。特に図3に示す作動可能状態では、操作板11の図
で上方近接位置にセンサカバー部72が位置し、操作板
11をこれ以上図の上方側へ引き出されないようにカバ
ーするので、操作板11がこれ以上引き出され強制作動
状態とされることを防止できる。
【0037】次に、車両の廃棄処分等の際に機械着火式
加速度センサ10を強制的に作動させる場合について説
明する。この場合には、車体に取り付けた状態のままで
強制的に作動させることができる。
【0038】このため、図3に示す加速度センサ作動可
能状態において、カバー部材本体70の2つの破断支持
部86を破断し、周角部80を矢印B方向に強く押し、
周角部80を押し延ばすようにして平面部71を矢印B
方向へ移動する。そして、挿入用斜面部76を先端側か
ら、操作板11とセンサ操作部材110との間位置へ挿
入する。このとき、平面部71は挿入用斜面部76と挿
入傾斜部112との斜面に案内され、スムーズに操作板
11とセンサ操作部材110との間位置へ挿入される。
そして、平面部71の図4に二点鎖線で示す状態から実
線で示す状態への挿入動作に従って操作板11が除々に
引き出されるとともに、開口部74が操作板11を内部
に通すようにして、操作板11の上部にあったセンサカ
バー部72を移動離脱させ、軸部47が逃げ凹部78に
入った図4に示す強制作動状態に至る。
【0039】この強制作動状態では、センサ操作部材1
10の解除板部114の上に、カバー部材本体70の平
面部71が載置され、操作板11がカバー18から所定
高さ引き出されることになる。これにより、機械着火式
加速度センサ10では、圧縮コイルスプリング54の付
勢力に抗してレバー45が軸線方向に更に移動される。
このため、図4に示す如く、係止部50が係合溝52の
他端部52Bに係合して慣性質量体32が強制的に軸線
方向に移動され、トリガレバー36のスライド保持部4
2が慣性質量体32の解除孔44に対向してその保持が
解除される。以後は、前述の大きな加速度作用時と同様
に、着火ピン24がファイアリングスプリング30の付
勢力によって移動し、凸部28が雷管60に衝突して雷
管60が着火され、インフレータのガス発生剤が着火燃
焼される。
【0040】このように、機械着火式加速度センサ10
では、センサに所定の慣性力を作用させることなく、操
作レバー45の操作によって慣性質量体32を強制的に
軸線方向に移動させて雷管60を着火させるため、車両
の廃棄処分等の際に機械着火式加速度センサ10を用い
たエアバッグ装置を作動不能状態にさせた上でステアリ
ングホイールから取り外して処分する必要がなくなり、
作業性が向上する。
【0041】また、機械着火式加速度センサ10を作動
不能状態と作動可能状態との間で移行操作するときに
は、センサ操作部材110を用いて行い、作動可能状態
から強制作動状態へ移行操作する場合は、カバー部材本
体70を用いて行う。よって、センサ操作部材110の
操作中に不用意に強制作動操作されることを防止でき
る。
【0042】さらに、カバー部材本体70は、通常破断
支持部86が平面部71及びセンサカバー部72に加わ
る荷重の一部を受けて、加速度センサ10の操作板11
部分を保護する。そして、強制作動させたい場合には、
カバー部材本体70の破断支持部86を破断し、その平
面部71を用いて行うので、作業者が強制作動操作をし
ていることを十分に認識して作業できるから、作業者の
不注意等による強制作動操作を防止できる。 (第2実施の形態の構成の説明)次に、本発明の第2実
施の形態を図5によって説明する。なお、図1〜図4に
示す第1実施の形態と同一部材には同一符号を付すこと
により説明の便に供する。
【0043】本第2実施の形態は、カバー部材本体70
に長溝を設けない構造である。このカバー部材本体70
は、有底長円筒の一方の半円部分を切除した形状を成
し、その平面部71の切欠円中心点部分が略一部切欠円
錐台形状に突出され、センサカバー部72が形成されて
いる。
【0044】また、平面部71のセンサカバー部72の
横部には、図に下り匂配で示す挿入用斜面部76が形成
されるとともに、逃げ凹部78が設けられている。
【0045】カバー部材本体70における周面部73の
所定2箇所には、それぞれ通常より長い突片状の長足部
92が一体的に突設される。
【0046】各長足部92には、その基端部側に円形透
孔状の締結部材通し孔部94が形成され、この通し孔部
94に連通し、長足部92の自由端側へ向かって延びる
長貫通溝96が形成されている。
【0047】長貫通溝96の横幅は、通し孔部94に通
される締結部材98の軸径より所定量幅狭に形成され
る。
【0048】上述のように形成されたカバー部材本体7
0は、通常の使用状態では各通し孔部94にそれぞれ締
結部材98を通し、図示しないエアーバッグ装置の構造
部に締結されて用いられる。 (第2実施の形態の作用の説明)前述のように構成され
配置されたカバー部材本体70は、通常の使用状態にお
いて、そのセンサカバー部72が加速度センサの操作板
11部分をカバーし、保護する。
【0049】また、機械着火式加速度センサ10を強制
的に着火操作する場合には、まず必要に応じ締結部材9
8を緩め、この後カバー部材本体70を矢印B方向へ所
定荷重以上の力で強く押して移動させる。このとき、カ
バー部材本体70の各長足部92では、その通し孔部9
4に挿通された締結部材98により長貫通溝96が押し
広げられながら、締結部材98に対し、長貫通溝96が
摺接しながら移動し、長貫通溝96内の長足部92の自
由端側端部に締結部材98が当たったところで停止す
る。
【0050】この動作に従って、カバー部材本体70の
挿入用斜面部76を先端側から、作動可能状態にある加
速度センサ10の操作板11とセンサ操作部材110と
の間位置へ挿入し、これらの間へ平面部71を挟み込む
ことによって、強制作動状態に移行する。
【0051】このように、カバー部材本体70を強制作
動位置まで移動させるには、狭い長貫通溝96に締結部
材98を通すための大きな操作力を必要とする。よっ
て、通常の使用状態において、カバー部材本体70が何
らかの外力で簡単に動いたり、作業中に動かされて、不
用意に強制作動されることを防止できる。
【0052】なお、本第2実施の形態における以上説明
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態と同等であるので、その説明を省略する。 (第3実施の形態の構成の説明)次に、本発明の第3実
施の形態を図6、及び図7によって説明する。なお、図
1〜図4に示す第1実施の形態と同一部材には同一符号
を付すことにより説明の便に供する。
【0053】本第3実施の形態は、機械着火式加速度セ
ンサ10のカバー18とセンサ操作部材110との間
に、カバー部材本体70の一部を挿入し、機械着火式加
速度センサ10を強制着火操作する構成である。
【0054】このカバー部材本体70は、ほぼ有底長円
筒の一方の半円部分を切除した形状に形成されている。
その平面部71のほぼ中央部には、円形の一部に矩形が
一体に連続した形状の開口部100が穿設されている。
【0055】この開口部100の矩形開口部の両横部に
は、それぞれ図示するように円形開口部の円周に向けて
先細となるようカバー部材本体70の内側に挿入用斜面
部76が形成されている。
【0056】この各挿入用斜面部76に連続して、所定
肉厚に形成された作動台部102が平面部71に設けら
れている。
【0057】また、平面部71には開口部100の円形
状開口部を覆うように、センサカバー部72が一体に形
成されている。このセンサカバー部72部分は、小形の
有底長円筒の一方の半円部分を切除した形状に形成され
ており、図示するように横に向いた矩形開口部が開口部
100の矩形開口部分に向くように構成されている。
【0058】また、平面部71におけるセンサカバー部
72の両横位置には、それぞれ切除端辺部82から、平
面部71と周面部73の角部にかけて、貫通長溝84が
設けられている。さらに、各長溝84の開放端辺部82
近くはそれぞれ一部切り残されて、破断支持部86が形
成されている。
【0059】上述のように構成されたカバー部材本体7
0は、機械着火式加速度センサ10に対し、図7に示す
如く装着される。すなわち、カバー部材本体70はその
平面部71の外側平面位置が作動不能状態における加速
度センサ10のカバー18と操作板11との間位置に一
致されるとともに、センサカバー部72が図7に示す作
動可能状態の操作板11の直上に隣接した部所に位置す
るように設置されている。 (第3実施の形態の作用の説明)上述のように構成され
配置されたカバー部材本体70は、機械着火式加速度セ
ンサの作動不能状態、及び作動可能状態において、その
センサカバー部72が加速度センサの操作板11部分を
カバーし、保護する。さらに、作動可能状態において
は、カバー部材本体70を動かすことなく、操作レバー
45を強制作動させる方向へ引き出す外力が加わって
も、センサカバー部72が操作板11に当たって制動す
るので、このままでは強制作動状態に移行することが阻
止される。
【0060】次に図7に示す作動可能状態から強制作動
状態に移行する場合について説明する。この場合には、
図6に示す破断支持部86を破断する。そしてカバー部
材本体70の開放端辺部82を矢印C方向に強く押し、
平面部71を矢印C方向へ移動する。すると図7に示す
カバー18とセンサ操作部材110との間に、挿入用斜
面部76が挿入され、これらの間に作動台部102が挟
み込まれる。このとき、カバー18と操作板11との間
には、センサ操作部材110と作動台部102とが同時
に挟み込まれ、操作レバー45が強制作動状態(図4の
加速度センサ参照)とされる。このとき、平面部71の
挿入用斜面部76と作動台部102との部分は図7で上
側をセンサ操作部材110で押さえられて案内され、挿
入用斜面部76の斜面がカバー18に押さえられて案内
されるので、確実かつ容易にカバー18とセンサ操作部
材110との間に挿入できる。また、平面部71の移動
に伴って、センサカバー部72も図の矢印C方向へ移動
し、センサカバー部72が操作板11の上方から離脱す
るので、操作レバー45は障害なく引き出され、強制作
動状態に移行できる。
【0061】なお、本第3実施の形態における以上説明
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態と同等であるので、その説明を省略する。 (第4実施の形態の構成の説明)次に、本発明の第4実
施の形態を図8、及び図9によって説明する。なお、図
1〜図4に示す第1の実施の形態と図6、及び図7に示
す第3実施の形態との同一部材には同一符号を付すこと
により説明の便に供する。
【0062】本第4実施の形態は、機械着火式加速度セ
ンサ10のカバー18とセンサ操作部材110(図7参
照)との間に、カバー部材本体70の一部を挿入し、機
械着火式加速度センサ10を強制着火操作する構成であ
る。
【0063】このカバー部材本体70は、主に加速度セ
ンサ10の操作板11のある部分を覆うためのもので、
図示するようにカバー部120と支持延出部122と固
定部124とを有する。
【0064】カバー部120は、有底半円筒状頭部12
6から短く延出した上段矩形開口ハウジング部128
と、長く延出した下段矩形開口ハウジング部130とが
一体的に形成されている。上段矩形開口ハウジング部1
28は、操作板11の上方に配置され加速度センサ10
の操作板11部分の横側面に向けて矩形に開口し、この
開口からセンサ操作部材を挿入できるようにされてい
る。
【0065】また、下段矩形開口ハウジング部130
は、図でその上平面部の頭部126側に円形の開口10
0Aを設け、この円形開口に矩形状の開口100Bを連
続一体に形成した開口部100が設けられている。
【0066】図8に示すように、開口部100はその上
段矩形開口ハウジング部128より外方に対応する開口
周部に、頭部126側に向けて先細となるようカバー部
120の内周側に挿入用斜面部76が形成されている。
【0067】また、下段矩形開ハウジング部130の図
で下方の両自由側端部には、それぞれ図示するように矩
形開口に向かって両側からL字形と逆L字形に開口内側
に向かって突出する突縁部132が設けられている。こ
の両側の突縁部132は加速度センサ10のカバー18
の図で下方側丸角部18Aに摺動自在に引っ掛かった状
態で、カバー部120が加速度センサ10に対して横方
向に移動する動作を案内し、この動作中カバー部120
が加速度センサ10から外れないようにする。
【0068】カバー部120には、頭部126から前方
へ突出するよう一体的に支持延出部122が設けられて
いる。この支持延出部122は、図の横方向に平面を向
けた略台形状の平板122Aと、この平板122Aに直
角に交わる縦方向に平面を向けた三角形状の縦板122
Bとが一体的に形成された強化構造に形成されている。
【0069】支持延出部122の自由端部には、T字状
のひもを引掛けるための係留部134が形成されてい
る。さらに支持延出部122の自由端近くには、図の下
方に示した固定部124に一体的に連結する結合部13
6が設けられている。固定部124はリングの一部を形
成する湾曲した帯状の部材で、その両端部にはそれぞれ
透孔138が穿設されている。
【0070】この固定部124は、加速度センサ10を
装着した図示しないインフレータ又はステアリグン装置
側に、その各透孔138にボルト等を通して締結され
る。 (第4実施の形態の作用の説明)上述のように構成され
配置されたカバー部材本体70は、機械着火式加速度セ
ンサの作動不能状態、及び作動可能状態において、その
カバー部120が加速度センサの操作板11部分をカバ
ーし、保護する。さらに、作動可能状態においては、カ
バー部材本体70を動かすことなく、操作レバー45を
強制作動させる方向へ引き出す外力が加わっても、カバ
ー部120が操作板11に当たって制動するので、この
ままでは強制作動状態に移行することが阻止される。
【0071】なお、この状態ではカバー部120は支持
延出部122と、突縁部132とが支持することになる
のでぐらつくことなく安定して保持されている。
【0072】次に作動可能状態から強制作動状態に移行
する場合について説明する。この場合には、図8に示す
ようにインフレータの外周側に位置し、手が入り易い結
合部をニッパ等を用い破断する。そして係留部134に
図示しないひもを掛け、このひもを引いてカバー部12
0を加速度センサ10に対し横方向へ移動する。する
と、加速度センサ10のセンサ操作部材で操作板11が
持ち上げられた作動可能状態から、その操作板11とカ
バー18との間に挿入用斜面部76が挿入され、操作板
11とカバー18との間に操作板11と下段矩形開口ハ
ウジング部130とが同時に挟み込まれ、操作レバー4
5が強制作動状態(図4の加速度センサ参照)とされ
る。このとき、挿入用斜面部76の部分は図8、9で上
側をセンサ操作部材110で押さえられて案内され(図
7参照)、挿入用斜面部76の斜面がカバー18に押さ
えられて案内されるので、確実かつ容易にカバー18と
センサ操作部材110との間に挿入できる。また、カバ
ー部120の移動に伴って、上段矩形開口ハウジング部
128も移動し、操作板11の上方から離脱するので、
操作レバー45は障害なく引き出され、強制作動状態に
移行できる。
【0073】また、カバー部120の移動は、カバー1
8に摺動可能に支持された突縁部132によって案内さ
れ、スムーズに行われる。
【0074】なお、本第4実施の形態における以上説明
した以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施の
形態又は第3実施の形態と同等であるので、その説明を
省略する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る機械着
火式加速度センサの強制作動装置は、車両への取り付け
時には誤って、強制作動されないようにして安全性を向
上し、廃車時等に車両への取付状態のままで簡単に機械
着火式加速度センサを強制作動させることができ、安全
にかつ作業性を向上するのみならず、不用意なセンサ操
作部材の操作による強制着火を防止することができると
いう優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1実施の形態に係る機械
着火式加速度センサを強制作動可能なカバー部材本体部
分を示す斜視図である。
【図2】本発明が適用された第1実施の形態に係る作動
不能状態の機械着火式加速度センサとカバー部材の関係
を示す縦断面図である。
【図3】本発明が適用された第1実施の形態に係る作動
可能状態の機械着火式加速度センサとカバー部材の関係
を示す縦断面図である。
【図4】本発明が適用された第1実施の形態に係る強制
作動状態の機械着火式加速度センサとカバー部材の関係
を示す縦断面図である。
【図5】本発明が適用された第2実施の形態に係る機械
着火式加速度センサを強制作動可能なカバー部材本体部
分を示す斜視図である。
【図6】本発明が適用された第3実施の形態に係る機械
着火式加速度センサを強制作動可能なカバー部材本体部
分を示す斜視図である。
【図7】本発明が適用された第3実施の形態に係る作動
可能状態の機械着火式加速度センサとカバー部材の関係
を示す縦断面図である。
【図8】本発明が適用された第4実施の形態に係る機械
着火式加速度センサを強制作動可能なカバー部材本体部
分を示す斜視図である。
【図9】本発明が適用された第4実施の形態に係る機械
着火式加速度センサと、これに装着された強制作動可能
なカバー部材本体との要部を示す正面図である。
【符号の説明】
10 機械着火式加速度センサ 11 操作板 45 操作レバー 70 カバー部材本体 71 平面部 72 センサカバー部 73 周面部 74 開口部 76 挿入用斜面部 80 周角部 86 破断支持部 92 長足部 94 通し孔部 96 長貫通溝 100 開口部 102 作動台部 110 センサ操作部材 120 カバー部 122 支持延出部 124 固定部 132 突縁部 134 係留部 136 結合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体のカバー外部に配置された操作板を
    設けた操作レバーを移動操作することにより、少なくと
    も作動可能状態と強制作動状態に操作され得る加速度セ
    ンサと、 前記加速度センサの操作板上方を覆うように配置され、
    少なくとも一部を動かし得るように構成し、この可動な
    所定部分を前記加速度センサにおける前記操作板と前記
    カバーとの間位置に挿入し、前記操作板を前記カバーか
    ら引き離すようにして、前記加速度センサを強制作動状
    態へ移行操作可能なカバー部材と、 を有することを特徴とする加速度センサの強制作動装
    置。
JP7185921A 1995-07-21 1995-07-21 加速度センサの強制作動装置 Pending JPH0930364A (ja)

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