JPH09303570A - リップシール - Google Patents
リップシールInfo
- Publication number
- JPH09303570A JPH09303570A JP8121793A JP12179396A JPH09303570A JP H09303570 A JPH09303570 A JP H09303570A JP 8121793 A JP8121793 A JP 8121793A JP 12179396 A JP12179396 A JP 12179396A JP H09303570 A JPH09303570 A JP H09303570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- pressurized fluid
- lip seal
- lip
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧流体のシャフト周りを経た非加圧流体側
への漏出は勿論のこと、加圧流体のボディ外及びボディ
・フランジ間を経た非加圧流体側への漏出を防止できる
リップシールを提供する点にある。 【解決手段】 フランジ２をボルト３によりボディ１に
締め付けて、ボディ１とフランジ２との間に介装したリ
ップシール本体５をボディ１に固定するとともに、リッ
プシール本体５の内径側リップ部５ａをシャフト４の外
周面に接触させたリップシールにおいて、リップシール
本体５に外径側リップ部５ｂを設け、この外径側リップ
部５ｂに接触する接触面１ａをボディ１に設けている。
への漏出は勿論のこと、加圧流体のボディ外及びボディ
・フランジ間を経た非加圧流体側への漏出を防止できる
リップシールを提供する点にある。 【解決手段】 フランジ２をボルト３によりボディ１に
締め付けて、ボディ１とフランジ２との間に介装したリ
ップシール本体５をボディ１に固定するとともに、リッ
プシール本体５の内径側リップ部５ａをシャフト４の外
周面に接触させたリップシールにおいて、リップシール
本体５に外径側リップ部５ｂを設け、この外径側リップ
部５ｂに接触する接触面１ａをボディ１に設けている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロケット等の宇宙
機器や各種プラントの極低温バルブに適用するリップシ
ールに関するものである。
機器や各種プラントの極低温バルブに適用するリップシ
ールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のリップシールを図２により説明す
ると、６がボディ、７がフランジ、８がボルト、９がシ
ャフト、１０がリップシール本体、１０ａがリップシー
ル本体１０の内径側リップ部で、フランジ７をボルト８
によりボディ６に締め付けて、ボディ６とフランジ７と
の間に介装したリップシール本体１０をボディ６に固定
し、リップシール本体１０の内径側リップ部１０ａをシ
ャフト９の外周面に接触させて、加圧流体の非加圧流体
側への漏出を防止するようにしている。
ると、６がボディ、７がフランジ、８がボルト、９がシ
ャフト、１０がリップシール本体、１０ａがリップシー
ル本体１０の内径側リップ部で、フランジ７をボルト８
によりボディ６に締め付けて、ボディ６とフランジ７と
の間に介装したリップシール本体１０をボディ６に固定
し、リップシール本体１０の内径側リップ部１０ａをシ
ャフト９の外周面に接触させて、加圧流体の非加圧流体
側への漏出を防止するようにしている。
【０００３】その際、ボディ６とフランジ７との間は、
リップシール本体１０の外径側によりシールしている。
リップシール本体１０の外径側によりシールしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記図２に示す従来の
リップシールでは、フランジ７が撓んだり、温度変化に
よる熱収縮が発生したりすると、ボディ６とフランジ７
とによるリップシール本体１０の締付力が低下して、加
圧流体がボディ６外及び非加圧流体側へ漏出する（矢印
参照）という問題があった。
リップシールでは、フランジ７が撓んだり、温度変化に
よる熱収縮が発生したりすると、ボディ６とフランジ７
とによるリップシール本体１０の締付力が低下して、加
圧流体がボディ６外及び非加圧流体側へ漏出する（矢印
参照）という問題があった。
【０００５】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、加圧流体のシャフト周り
を経た非加圧流体側への漏出は勿論のこと、加圧流体の
ボディ外及びボディ・フランジ間を経た非加圧流体側へ
の漏出を防止できるリップシールを提供しようとする点
にある。
であり、その目的とする処は、加圧流体のシャフト周り
を経た非加圧流体側への漏出は勿論のこと、加圧流体の
ボディ外及びボディ・フランジ間を経た非加圧流体側へ
の漏出を防止できるリップシールを提供しようとする点
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、フランジをボルトによりボディに締め
付けて、ボディとフランジとの間に介装したリップシー
ル本体をボディに固定するとともに、リップシール本体
の内径側リップ部をシャフトの外周面に接触させたリッ
プシールにおいて、前記リップシール本体に外径側リッ
プ部を設け、この外径側リップ部に接触する接触面を前
記ボディに設けている。
めに、本発明は、フランジをボルトによりボディに締め
付けて、ボディとフランジとの間に介装したリップシー
ル本体をボディに固定するとともに、リップシール本体
の内径側リップ部をシャフトの外周面に接触させたリッ
プシールにおいて、前記リップシール本体に外径側リッ
プ部を設け、この外径側リップ部に接触する接触面を前
記ボディに設けている。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に本発明のリップシールを図１
に示す一実施形態により説明すると、１がボディ、２が
フランジ、３がボルト、４がシャフト、５がリップシー
ル本体、５ａがリップシール本体５の内径側リップ部、
５ｂがリップシール本体５の外径側リップ部で、フラン
ジ２をボルト３によりボディ１に締め付けて、ボディ１
とフランジ２との間に介装したリップシール本体５をボ
ディ１に固定し、リップシール本体５の内径側リップ部
５ａをシャフト４の外周面に接触させるとともに、リッ
プシール本体５の外径側リップ部５ｂをボディ１に設け
た環状凹溝の接触面１ａに接触させている。
に示す一実施形態により説明すると、１がボディ、２が
フランジ、３がボルト、４がシャフト、５がリップシー
ル本体、５ａがリップシール本体５の内径側リップ部、
５ｂがリップシール本体５の外径側リップ部で、フラン
ジ２をボルト３によりボディ１に締め付けて、ボディ１
とフランジ２との間に介装したリップシール本体５をボ
ディ１に固定し、リップシール本体５の内径側リップ部
５ａをシャフト４の外周面に接触させるとともに、リッ
プシール本体５の外径側リップ部５ｂをボディ１に設け
た環状凹溝の接触面１ａに接触させている。
【０００８】次に前記図１に示すリップシールの作用を
具体的に説明する。フランジ２をボルト３によりボディ
１に締め付けて、ボディ１とフランジ２との間に介装し
たリップシール本体５をボディ１に固定し、リップシー
ル本体５の内径側リップ部５ａをシャフト４の外周面に
接触させて、加圧流体のシャフト４周りを経た非加圧流
体側への漏出を防止する。
具体的に説明する。フランジ２をボルト３によりボディ
１に締め付けて、ボディ１とフランジ２との間に介装し
たリップシール本体５をボディ１に固定し、リップシー
ル本体５の内径側リップ部５ａをシャフト４の外周面に
接触させて、加圧流体のシャフト４周りを経た非加圧流
体側への漏出を防止する。
【０００９】またフランジ２が撓んだり、温度変化によ
る熱収縮が発生したりすると、ボディ１とフランジ２と
によるリップシール本体５の締付力が低下して、加圧流
体がボディ１外及び非加圧流体側へ漏出する恐れがある
が、リップシール本体５の外径側リップ部５ｂをボディ
１に設けた環状凹溝の接触面１ａに接触させており、加
圧流体のボディ１外及びボディ１・フランジ２間を経た
非加圧流体側への漏出を防止する。
る熱収縮が発生したりすると、ボディ１とフランジ２と
によるリップシール本体５の締付力が低下して、加圧流
体がボディ１外及び非加圧流体側へ漏出する恐れがある
が、リップシール本体５の外径側リップ部５ｂをボディ
１に設けた環状凹溝の接触面１ａに接触させており、加
圧流体のボディ１外及びボディ１・フランジ２間を経た
非加圧流体側への漏出を防止する。
【００１０】
【発明の効果】本発明のリップシールは前記のようにフ
ランジをボルトによりボディに締め付け、ボディとフラ
ンジとの間に介装したリップシール本体をボディに固定
して、リップシール本体の内径側リップ部をシャフトの
外周面に接触させる一方、リップシール本体の外径側リ
ップ部をボディに設けた接触面に接触させており、加圧
流体のシャフト周りを経た非加圧流体側への漏出は勿論
のこと、加圧流体のボディ外及びボディ・フランジ間を
経た非加圧流体側への漏出を防止できる。
ランジをボルトによりボディに締め付け、ボディとフラ
ンジとの間に介装したリップシール本体をボディに固定
して、リップシール本体の内径側リップ部をシャフトの
外周面に接触させる一方、リップシール本体の外径側リ
ップ部をボディに設けた接触面に接触させており、加圧
流体のシャフト周りを経た非加圧流体側への漏出は勿論
のこと、加圧流体のボディ外及びボディ・フランジ間を
経た非加圧流体側への漏出を防止できる。
【図１】本発明のリップシールの一実施形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図２】従来のリップシールを示す縦断側面図である。
１ ボディ １ａ ボディ１に設けた接触面 ２ フランジ ３ ボルト ４ シャフト ５ リップシール本体 ５ａ リップシール本体５の内径側リップ部 ５ｂ リップシール本体５の外径側リップ部
Claims (1)
- 【請求項１】 フランジをボルトによりボディに締め付
けて、ボディとフランジとの間に介装したリップシール
本体をボディに固定するとともに、リップシール本体の
内径側リップ部をシャフトの外周面に接触させたリップ
シールにおいて、前記リップシール本体に外径側リップ
部を設け、この外径側リップ部に接触する接触面を前記
ボディに設けたことを特徴とするリップシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121793A JPH09303570A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | リップシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121793A JPH09303570A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | リップシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303570A true JPH09303570A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14820052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8121793A Pending JPH09303570A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | リップシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303570A (ja) |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP8121793A patent/JPH09303570A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030401 |