JPH09303418A - 摩擦クラッチ - Google Patents

摩擦クラッチ

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JPH09303418A
JPH09303418A JP9008841A JP884197A JPH09303418A JP H09303418 A JPH09303418 A JP H09303418A JP 9008841 A JP9008841 A JP 9008841A JP 884197 A JP884197 A JP 884197A JP H09303418 A JPH09303418 A JP H09303418A
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ミヒャエル・ヴァイス
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/583Diaphragm-springs, e.g. Belleville
    • F16D13/585Arrangements or details relating to the mounting or support of the diaphragm on the clutch on the clutch cover or the pressure plate

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤフラムあるいは皿ばね部材に過大な負
担をかけずに、強化された押付け力によって、上昇した
トルクを伝達可能な摩擦クラッチを提供する。 【解決手段】 本発明の摩擦クラッチ1は、一方のプレ
ッシャプレート2と、クラッチカバー3と、ダイアフラ
ムばねあるいは皿ばね5の力によって一方のプレッシャ
プレート2の方向に付勢可能な他方のプレッシャプレー
ト4と、ばねの効いた摩擦被膜7を有するクラッチディ
スク6と、から成る自動車用の摩擦クラッチにおいて、
トルクを伝達する押付け力Aの一部がダイアフラムばね
あるいは皿ばね5から、更に押付け力Aの残部が少なく
とも一個の別のばね9あるいは10から印加され、別のば
ね9あるいは10がダイアフラムばねあるいは皿ばね5に
並行し且つ同一方向に作用するので、別のばね9あるい
は10が押付け力Aの付加的分力がトルク伝達能力の上昇
を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方のプレッシャ
プレート、該一方のプレッシャプレートに固定されたク
ラッチカバー、該クラッチカバー内で相対回転不能に案
内されダイアフラムばねあるいは皿ばねの力によって前
記一方のプレッシャプレートの方向に付勢可能な他方の
プレッシャプレート、ばねの効いた摩擦被膜を有して前
記両プレッシャプレート間に固定可能で且つ摩擦密着に
よって前記両プレッシャプレートから変速装置軸にトル
クを伝達するクラッチディスクから成る自動車用の摩擦
クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許第 44 36 111号明細書により
公知の摩擦クラッチでは、クラッチディスクを固定する
押付け力を皿ばねが付与し、該皿ばねの押付け力とは逆
向きのばね作用を有するクラッチレリーズ要素が設けら
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来公
知の摩擦クラッチは、トルクの伝達能力を上昇させるた
めに前記ダイヤフラムあるいは皿ばねに過大な押付け力
を付与する場合、それらの材料の機械的強度限界によっ
て所期の目的が充分に達成できない欠点があった。
【0004】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、前記ダイヤフラムあるいは皿ばねに過大な負担を
かけることなく、強化された押付け力によって、上昇し
たトルクを伝達することのできる前記ダイヤフラムある
いは皿ばねを有する摩擦クラッチを提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
一方のプレッシャプレート、該一方のプレッシャプレー
トに固定されたクラッチカバー、該クラッチカバー内で
相対回転不能に案内されダイアフラムばねあるいは皿ば
ねの力によって前記一方のプレッシャプレートの方向に
付勢可能な他方のプレッシャプレート、ばねの効いた摩
擦被膜を有して前記両プレッシャプレート間に固定可能
で且つ摩擦密着によって前記両プレッシャプレートから
変速装置軸にトルクを伝達するクラッチディスクから成
る自動車用の摩擦クラッチであって、前記トルクを伝達
するために付与される押付け力の一部が前記ダイアフラ
ムばねあるいは皿ばねから、更に該押付け力の残部が少
なくとも一個の別のばねから印加され、前記別のばねが
前記ダイアフラムばねあるいは皿ばねに並行し且つ同一
方向に作用することを特徴とする摩擦クラッチによって
達成される。
【0006】更に、本発明のかかる目的は、前記ダイア
フラムばねあるいは皿ばねが前記押し付け力の少なくと
も半分を有するようにその分力の分配がなされることを
特徴とする摩擦クラッチによって達成される。
【0007】更に、本発明のかかる目的は、前記分力の
分配が60:40%〜80:20%の範囲内に設定されることを
特徴とする摩擦クラッチによって達成される。
【0008】更に、本発明のかかる目的は、クラッチ密
着状態下の前記各ばねがクラッチレリーズ方向に低減す
るばね特性を有することを特徴とする摩擦クラッチによ
って達成される。
【0009】更に、本発明のかかる目的は、前記別のば
ねのばね特性がクラッチレリーズ変位の終端領域で少な
くとも零点に向けた付勢力を有することを特徴とする摩
擦クラッチによって達成される。
【0010】更に、本発明のかかる目的は、前記別のば
ねがクラッチレリーズ変位の終端領域で零点を通過する
ばね特性を有することを特徴とする摩擦クラッチによっ
て達成される。
【0011】更に、本発明のかかる目的は、前記別のば
ねが枢軸によって零点通過後の離脱を阻止されることを
特徴とする摩擦クラッチによって達成される。
【0012】更に、本発明のかかる目的は、前記別のば
ねがダイアフラムばねあるいは皿ばねから成ることを特
徴とする摩擦クラッチによって達成される。
【0013】更に、本発明のかかる目的は、前記他方の
プレッシャプレートあるいは前記クラッチカバーに対し
て少なくとも前記ダイアフラムばねあるいは皿ばねの取
付け位置を維持するため、摩擦被膜に発生した被膜摩耗
を補償する装置を具備して成ることを特徴とする摩擦ク
ラッチによって達成される。
【0014】更に、本発明のかかる目的は、前記別のば
ねがその一方端を前記クラッチカバーに、他方端を前記
ダイアフラムばねに支持されることを特徴とする摩擦ク
ラッチによって達成される。
【0015】更に、本発明のかかる目的は、前記ダイア
フラムばねが距離調節ピンを介して前記クラッチカバー
に支持され、前記別のばねがその一方端を前記距離調節
ピンの領域で、他方端を半径方向に間隔を置いて前記ダ
イアフラムばねに直接支持されることを特徴とする摩擦
クラッチによって達成される。
【0016】更に、本発明のかかる目的は、前記ダイア
フラムばねがその中央直径を前記距離調節ピンを介して
前記クラッチカバーに支持され、その広範な直径を前記
被膜摩耗補償装置の各要素の介入によって前記他方のプ
レッシャプレートに作用させ、前記別のばねが前記ダイ
アフラムばねに作用する領域で枢軸の軸上に該ダイアフ
ラムばねと係合形状に基づき結合されることを特徴とす
る摩擦クラッチによって達成される。
【0017】本発明の摩擦クラッチは、前記ダイアフラ
ムばねあるいは皿ばねに平行に且つ同一方向に作用する
少なくとも一つの別のばねによって、現用のダイアフラ
ムばねがその材料強度限界に達した場合、トルク伝達能
力の上昇を達成することが可能となる。この解決策は前
記ダイアフラムばね自体の増強を図るよりも本質的に簡
単であることが判明した。その主たる理由は、一方で大
きなばねの使用がその直径比からもはや不可能な場合が
多く、また内部応力のため材料の強化をこれ以上進める
ことができないからである。他方、前記別のばねは当然
に複数個のばねから構成せしめることができ、押付け力
の付加的分力を引き受けることができ、この付加的分力
は前記ダイアフラムばねあるいは皿ばねの分力と同じ程
度となることがある。
【0018】前記分力の分配は、好ましくは60:40%〜
80:20%の範囲内とすることができる。即ち、前記ダイ
アフラムばねあるいは皿ばねは全押付け力の約60〜80%
を加える。好ましくは、前記各ばねが、クラッチ密着状
態のとき、クラッチレリーズ方向に低減するばね特性を
有する。こうして、摩擦クラッチを解放するに必要な力
を低いレベルに保つことが保証されている。従って、こ
のようなクラッチで達成可能な高い押付け力は、強めら
れた力を単に僅かな割合で作用させることができる。
【0019】前記別のばねは、クラッチレリーズ変位の
終端領域に、少なくとも零点に向かう付勢力を有するこ
とができる。このような構造でもって、弱いクラッチレ
リーズ力を特に簡単に実現することができる。しかし、
前記別のばねが前記クラッチレリーズ変位の終端領域で
零点を通過することも可能である。このような調整でも
ってクラッチレリーズ力は更に低減可能である。しかし
ながら、零点通過後に前記別のばねが離脱して他の安定
位置に遷移するのでなく、この遷移作用が阻止されねば
ならない。前記別のばねが適当な枢軸によって、零点通
過後の離脱が阻止されるように提案されている。これ
は、例えば、単純な結合ピンを配置することによって可
能である。
【0020】好ましくは、前記別のばねがダイアフラム
ばねあるいは皿ばねから構成される。このようなばねに
よって、前記クラッチレリーズ変位量の増加に伴い低減
するばね特性を付与することが容易になる。前記各ばね
の調整を容易にし且つ常に同じ押付け力を付与すること
ができるようにするため、本発明の摩擦クラッチは発生
した被膜摩耗を補償する装置を設けて、前記プレッシャ
プレートあるいはクラッチカバーに対し、少なくとも前
記ダイアフラムばねあるいは皿ばねの取付位置が実質的
に一定に保たれる。
【0021】本発明によれば、前記別のばねが好ましく
はその一端を前記クラッチカバーに、他端を前記ダイア
フラムばねに支持され、その結果、前記別のばねを簡単
且つコンパクトに配設することが可能になる。更に、本
発明では、前記ダイアフラムばねが前記保持要素を介し
て前記クラッチカバーに支持され、前記別のばねがその
一端を前記保持要素の領域で、他端をそれから半径方向
に距離を置いて前記ダイアフラムばねに直接支持されて
いる。このような構成により、前記ダイアフラムばね用
の保持要素は同時に前記別のばねを支持し、これによ
り、摩擦クラッチの部品点数を限界内に保つことができ
る。他方、前記別のばねは、煩雑な伝達要素を必要とせ
ず、前記保持要素から半径方向に距離を置いて前記ダイ
アフラムばねに直接支持される。
【0022】更に、本発明は、前記ダイアフラムばねが
その中央直径を前記距離調節ピンを介して前記クラッチ
カバーに支持され、その広範な直径を前記被膜摩耗補償
装置の各要素の介入によって前記他方のプレッシャプレ
ートに作用させ、前記別のばねが前記ダイアフラムばね
に作用する領域で枢軸の軸上に該ダイアフラムばねと係
合形状に基づき結合されるので、前記クラッチディスク
の摩擦被膜の摩耗時にも前記ダイアフラムばねが常にそ
の相対位置を維持し、それによって生成される押付け力
を摩擦クラッチの耐用期間中一定に保つことができ、従
って前記別のばねが一端を前記保持要素に、他端を前記
ダイアフラムばねに支持されることによってやはりその
相対位置が維持され、それにより付加的に生じる押付け
力がやはり一定に維持、保証される。前記ダイアフラム
ばねと前記別のばねとの間の係合形状に基づく結合によ
って、前記別のばねのばね特性が零点を通過することが
可能となり、前記別のばねは、そのばね特性が急激に低
下する結果、操作系統にとってきわめて好ましい負荷変
動がもたらされる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の摩擦クラッチの一実施態
様について、添付した図面に基づき以下に詳述する。図
1における本発明の摩擦クラッチ1はプレッシャプレー
トから成り、該プレッシャプレートは内燃機関のフライ
ホイールの形の一方のプレッシャプレート2に結合さ
れ、該プレッシャプレートは前記一方のプレッシャプレ
ート2に固定されたクラッチカバー3及び他方のプレッ
シャプレート4を含む。該他方のプレッシャプレート4
は前記クラッチカバー3に対し相対回転不能に但し軸方
向に沿って変位可能に配設されている。
【0024】前記各プレッシャプレート2及び4間で、
図示しない変速装置軸にトルクを伝達するため、摩擦被
膜7を有するクラッチディスク6を固定することができ
る。前記摩擦被膜7は、好ましくは、軸線方向に沿った
ばね力を加える被膜ばね8を有する。前記摩擦クラッチ
1の部品は全て同一軸芯上にあり、回転軸芯21の周りを
回転可能に配設されている。前記他方のプレッシャプレ
ート4に対して矢印Aの方向に沿って押付け力を発生す
るために、揺動可能に前記クラッチカバー3に支持され
た前記ダイアフラムばね5は一旦引っ張られて前記他方
のプレッシャプレート4に作用し、その際、前記ダイア
フラムばね5と他方のプレッシャプレート4間に、前記
摩擦被膜7の摩耗を補償する前記装置12が設けられてい
る。
【0025】前記摩耗補償機構12は就中二個の調整リン
グ16を含み、該調整リング16は円周方向にばね17によっ
て付勢され、前記摩擦被膜7の摩耗に応じて、相対回転
して前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね5と前記他方
のプレッシャプレート4との間の距離を摩耗量だけ増大
させる。前記摩耗補償装置12に更に少なくとも一個の隙
間指示器15が含まれ、該隙間指示器15は前記他方のプレ
ッシャプレート4において軸線方向に沿った締付力に抗
して摺動可能であり、摩耗時に前記他方のプレッシャプ
レート4に対して相対的に前記一方のプレッシャプレー
ト2から離れる方向に摩耗に応じて摺動し、前記調整リ
ング16の調整限界を表示する。
【0026】この場合、前記ダイアフラムばね5は中央
直径部が、周面に配設される複数の距離調節ピン13を介
して、揺動可能に前記クラッチカバー3で支持され、外
方直径部の領域が前記調整リング16を介して前記他方の
プレッシャプレート4に作用する。前記ダイアフラムば
ね5は内方直径部に複数のばね舌片14を具備し、該ばね
舌片14は図示されていないレリーズ装置によって操作さ
れる。前記距離調節ピン13の頭部19と前記クラッチカバ
ー3との間に二個のワイヤリング18が設けられ、該ワイ
ヤリング18は大きな損失なしに前記ダイアフラムばね5
の揺動運動を可能にする。一個の別のバネ9あるいは10
が設けられ、該別のばね9あるいは10はその一端が前記
クラッチカバー3に、他端が前記ダイアフラムばね5に
支持される。クラッチ密着状態のとき、前記別のばね9
あるいは10は矢印Aの方向に沿った押付け力を増強する
ためにその付勢力が前記ダイアフラムばね5の付勢力と
ともに前記他方のプレッシャプレート4に作用するよう
に配設されている。
【0027】前記別のばね9に対する配置では、該別の
ばね9は前記外方直径部の領域が前記距離調節ピン13の
凹部20に支持され、前記内方直径部の領域が前記ダイあ
フラムばね5の前記ばね舌片14に直接支持されている。
しかし、前記別のばねを他のばね10とする別の実施態様
において、その内方直径部領域が前記距離調節ピン13の
外側に、その外方直径部領域が前記ダイアフラムばね5
に載置され、前記内方直径部領域では前記クラッチカバ
ー3の内面に当接する。この場合にもその付勢力は、前
記ダイアフラムばね5の押付け力を補強するように向け
られる。前記別のばね9あるいは10の特定の設計で、例
えばクラッチレリーズ状態のとき前記別のばね9あるい
は10が第2静止位置へ離脱することのないように配慮す
る必要がある。この目的のために、前記別のばね9が使
用されることを考慮して、複数の枢軸11がその周面に配
設されて前記ばね舌片14に固定されている。
【0028】以上のように構成される本発明の摩擦クラ
ッチ1の作用について、図2及び図3を参照して詳しく
説明する。図2はクラッチレリーズ変位全域にわたる各
ばね力の勾配が示され、EBは前記摩擦クラッチ1の密着
状態における各ばねの取付位置を示す。各ばね特性ある
いはばね力曲線は以下の如く特徴付けられる。ばね力曲
線Bは前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね5、ばね力
曲線Cは前記別のばね9あるいは10、ばね力曲線Dは前
記ばね力曲線Bとばね力曲線Cを加えて得られたばね力
曲線である。ここで認められるように、前記ダイアフラ
ムばね5はそのばね力だけでは摩擦クラッチに必要なト
ルク伝達力を単独で加えることができない。前記別の付
加的ばね9と合わせて初めて、希望するトルクを伝達可
能な前記他方のプレッシャプレート4のための押付け力
が矢印Aの方向に沿って達成される。
【0029】これにより、前記ダイアフラムばね5は材
料特性に関して、一層確実に設計することができる。前
記別の付加的ばね9は前記クラッチレリーズ変位全域に
わたって、前記クラッチ密着状態下の取付位置EBから出
発して強く低減するばね特性を有し、その結果、前記ば
ね力曲線Dも強く低減するばね特性となる。このこと
は、クラッチレリーズ力が弱い点で有利である。このク
ラッチレリーズ力について述べれば、前記被膜ばね8の
ばね特性Eを有するばねの効いた摩擦被膜7を使用する
とクラッチレリーズ力曲線Fが達成される。前記曲線E
に応じた前記被膜ばね8のばね力は前記各ばね5及び9
のばね力に抗して前記ばね力曲線Dに従って働くので、
前記被膜ばね8の作用範囲内ではクラッチレリーズ装置
によって前記ばね力曲線Dの全力を加える必要がない。
即ち、前記曲線Eによる前記被膜ばね8の力は共通の前
記ばね力曲線Dから差し引くことができる。
【0030】これにより、前記他方のプレッシャプレー
ト4でのクラッチレリーズ力を示す前記クラッチレリー
ズ力曲線Fが得られる。この点について更に付言するな
らば、前記ばね舌片14の末端におけるクラッチレリーズ
力は基本的に同じ勾配を有しているが、しかしレバー
比、即ち前記ダイアフラムばね5の揺動受け部と前記他
方のプレッシャプレート4の受け部との間の前記ダイア
フラムばね5の半径方向長さに対する前記ばね舌片14の
長さの比に応じて著しく低い値に低下する。図3による
ばね力勾配は、クラッチレリーズ変位領域内で零点通過
が起きるように前記別の付加的ばね9、10のばね力曲線
Cが調整されている点で、図2の前記ばね力曲線Cと相
違しているに過ぎない。この零点通過は、ダイヤフラム
状あるいは皿状の前記別の付加的ばね9、10が一方の安
定位置から他方の安定位置へと遷移し得ることで説明す
ることができるが、しかし、図1に示すように前記別の
付加的ばね9が例えばリベットから成る前記枢軸11によ
り前記ばね舌片14と係合形状に基づき結合されることに
よって、前記別の付加的ばね9の前述した安定位置遷移
に伴う離脱が阻止される。このようなばね特性を選択す
ることによって、クラッチレリーズ力曲線Fによる所望
のクラッチレリーズ力を図2に示した前記クラッチレリ
ーズ力曲線Fに比べて著しく低減することが可能になる
一方、取付点EBにおいて前記別の付加的ばね9、10によ
り十分に大きな押付け力をばね力曲線Dに従って矢印A
の方向に付与することが保証される。
【0031】
【発明の効果】以上、記述した本発明の摩擦クラッチ1
は、次に記すような新規な効果を奏するものである。即
ち、本発明の摩擦クラッチ1は、前記一方のプレッシャ
プレート2、該一方のプレッシャプレート2に固定され
た前記クラッチカバー3、該クラッチカバー3内で相対
回転不能に案内され前記ダイアフラムばねあるいは皿ば
ね5の力によって前記一方のプレッシャプレート2の方
向に付勢可能な前記他方のプレッシャプレート4、前記
ばねの効いた摩擦被膜7を有して前記両プレッシャプレ
ート2,4 間に固定可能で且つ摩擦密着によって前記両プ
レッシャプレート2,4 から変速装置軸にトルクを伝達す
る前記クラッチディスク6から成る自動車用の摩擦クラ
ッチであって、前記トルクを伝達するために付与される
前記押付け力Aの一部が前記ダイアフラムばねあるいは
皿ばね5から、更に該押付け力Aの残部が少なくとも一
個の別のばね9あるいは10から印加され、前記別のばね
9あるいは10が前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね5
に並行し且つ同一方向に作用するので、前記ダイアフラ
ムばねあるいは皿ばね5がその材料強度限界に達して
も、前記別のばね9あるいは10が前記押付け力Aの付加
的分力を引き受けることができ、この付加的分力は前記
ダイアフラムばねあるいは皿ばね5の分力と同じ程度に
なり、トルク伝達能力の上昇を達成することが可能にな
った。
【0032】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記ダ
イアフラムばねあるいは皿ばね5が前記押付け力Aの少
なくとも半分、即ち全押付け力の約60〜80%を加えるよ
うな分力の分配がなされ、更にクラッチ密着状態下の前
記各ばね5,9,10がクラッチレリーズ方向に低減するばね
特性を有するので、前記摩擦クラッチ1を解放するに必
要な力を低いレベルに保つことが可能になり、従って、
このようなクラッチで達成可能な高い押付け力Aは、強
められた力を単に僅かな割合で作用させることが可能に
なった。
【0033】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記別
のばね9あるいは10のばね特性が前記クラッチレリーズ
変位の終端領域で少なくとも零点に向けた付勢力を有す
るので、弱いクラッチレリーズ力を簡単に実現すること
が可能になった。
【0034】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記別
のばね9あるいは10が前記クラッチレリーズ変位の終端
領域で零点を通過するばね特性を有するので、前記クラ
ッチレリーズ力を更に低減することが可能になった。
【0035】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記別
のばね9あるいは10が前記枢軸11によって零点通過後の
離脱を阻止されるので、例えば、単純なリベットのよう
な前記枢軸11を配置することによって前記別のばね9あ
るいは10の他の安定位置に向けた遷移作用を阻止するこ
とが可能になった。
【0036】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記別
のばね9あるいは10がダイアフラムばねあるいは皿ばね
から成るので、前記クラッチレリーズ変位量の増加に伴
い低減するばね特性を付与することが容易になった。
【0037】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記他
方のプレッシャプレート4あるいは前記クラッチカバー
3に対して少なくとも前記ダイアフラムばねあるいは皿
ばね5の取付け位置を維持するため、前記摩擦被膜7に
発生した被膜摩耗を補償する装置12を具備して成るの
で、前記各ばね5,9,10の調整が容易になり且つ前記他方
のプレッシャプレート4あるいはクラッチカバー3に対
し、少なくとも前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね5
の取付位置が実質的に一定に保たれて常に同じ押付け力
Aを付与することが可能になった。
【0038】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記別
のばね9あるいは10がその一方端を前記クラッチカバー
3に、他方端を前記ダイアフラムばね5に支持されるの
で、前記別のばね9あるいは10を簡単且つコンパクトに
配設することが可能になった。
【0039】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記ダ
イアフラムばね5が前記距離調節ピン13を介して前記ク
ラッチカバー3に支持され、前記別のばね9あるいは10
がその一方端を前記距離調節ピン13の領域で、他方端を
半径方向に間隔を置いて前記ダイアフラムばね5に直接
支持されるので、前記距離調節ピン13は同時に前記別の
ばね9あるいは10を支持し、これにより、前記摩擦クラ
ッチ1の部品点数を限界内に保つことが可能になった。
【0040】更に、本発明の摩擦クラッチ1は、前記ダ
イアフラムばね5がその中央直径を前記距離調節ピン13
を介して前記クラッチカバー3に支持され、その広範な
直径を前記被膜摩耗補償装置12の各要素の介入によって
前記他方のプレッシャプレート4に作用させ、前記別の
ばね9が前記ダイアフラムばね5に作用する領域で前記
枢軸11の軸上に該ダイアフラムばね5と係合形状に基づ
き結合されるので、前記別のばね9のばね特性が零点を
通過することが可能となり、前記別のばね9は、そのば
ね特性が急激に低下する結果、操作系統にとって極めて
好ましい負荷変動をもたらすことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦クラッチの上方要部を示す縦断面
図である。
【図2】本発明の摩擦クラッチに使用される各ばねのば
ね力曲線及びクラッチレリーズ力曲線を示すグラフであ
る。
【図3】本発明の摩擦クラッチに使用される別の各ばね
のばね力曲線及びクラッチレリーズ力曲線を示すグラフ
である。リングを使用時のばね力分布を示す。
【符号の説明】
1 本発明の摩擦クラッチ 2 一方のプレッシャプレート 3 クラッチカバー 4 他方のプレッシャプレート 5 ダイアフラムばねあるいは皿ばね 6 クラッチディスク 7 摩擦被膜 8 被膜ばね 9,10 別のばね 11 枢軸 12 被膜摩耗補償装置 13 距離調節ピン 14 ばね舌片 15 隙間指示器 16 調整リング 17 ばね 18 ワイヤリング 19 頭部 20 凹部 21 回転軸芯 A 押付け力の方向 EB クラッチ密着状態の各ばね取付位置 B ダイアフラムばねあるいは皿ばねのばね力曲線 C 別のばねのばね力曲線 D ダイアフラムばねあるいは皿ばねと別のばねの合
計ばね力曲線 E 被膜ばねのばね力曲線 F クラッチレリーズ力曲線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のプレッシャプレートと、該一方の
    プレッシャプレートに固定されたクラッチカバーと、該
    クラッチカバー内で密着回転可能に案内されダイアフラ
    ムあるいは皿ばねの力によって前記一方のプレッシャプ
    レートの方向に付勢可能な他方のプレッシャプレート
    と、ばねの効いた摩擦被膜を有して前記両プレッシャプ
    レート間に配設可能で且つ摩擦密着によって前記両プレ
    ッシャプレートから変速装置軸にトルクを伝達するクラ
    ッチディスクと、から成る自動車用の摩擦クラッチにお
    いて、 前記トルクを伝達するために付与される押付け力(A)
    の一部が前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね(5)か
    ら、更に該押付け力(A)の残部が少なくとも一個の別
    のばね(9あるいは10)から印加され、前記別のばね
    (9あるいは10)が前記ダイアフラムばねあるいは皿ば
    ね(5)に並行し且つ同一方向に作用することを特徴と
    する摩擦クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記ダイアフラムばねあるいは皿ばね
    (5)が前記押し付け力(A)の少なくとも半分を有す
    るようにその分力の分配がなされることを特徴とする請
    求項1に記載の摩擦クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記分力の分配が60:40%〜80:20%の
    範囲内に設定されることを特徴とする請求項2に記載の
    摩擦クラッチ。
  4. 【請求項4】 クラッチ密着状態下の前記各ばね(5,9,
    10)がクラッチレリーズ方向に低減するばね特性を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の摩擦クラッチ。
  5. 【請求項5】 前記別のばね(9あるいは10)のばね特
    性がクラッチレリーズ変位の終端領域で少なくとも零点
    に向けた付勢力を有することを特徴とする請求項4に記
    載の摩擦クラッチ。
  6. 【請求項6】 前記別のばね(9あるいは10)がクラッ
    チレリーズ変位の終端領域で零点を通過するばね特性を
    有することを特徴とする請求項5に記載の摩擦クラッ
    チ。
  7. 【請求項7】 前記別のばね(9あるいは10)が枢軸
    (11)によって零点通過後の離脱を阻止されることを特
    徴とする請求項6に記載の摩擦クラッチ。
  8. 【請求項8】 前記別のばね(9あるいは10)がダイア
    フラムばねあるいは皿ばね(5)から成ることを特徴と
    する請求項7に記載の摩擦クラッチ。
  9. 【請求項9】 前記他方のプレッシャプレート(4)あ
    るいは前記クラッチカバー(3)に対して少なくとも前
    記ダイアフラムばねあるいは皿ばね(5)の取付け位置
    を維持するため、摩擦被膜(7)に発生した被膜摩耗を
    補償する装置(12)を具備して成ることを特徴とする請
    求項1に記載の摩擦クラッチ。
  10. 【請求項10】 前記別のばね(9あるいは10)がその
    一方端を前記クラッチカバー(3)に、他方端を前記ダ
    イアフラムばね(5)に支持されることを特徴とする請
    求項8に記載の摩擦クラッチ。
  11. 【請求項11】 前記ダイアフラムばね(5)が距離調
    節ピン(13)を介して前記クラッチカバー(3)に支持
    され、前記別のばね(9あるいは10)がその一方端を前
    記距離調節ピン(13)の領域で、他方端を半径方向に間
    隔を置いて前記ダイアフラムばね(5)に直接支持され
    ることを特徴とする請求項10に記載の摩擦クラッチ。
  12. 【請求項12】 前記ダイアフラムばね(5)がその中
    央直径を前記距離調節ピン(13)を介して前記クラッチ
    カバー(3)に支持され、その広範な直径を前記被膜摩
    耗補償装置(12)の各要素の介入によって前記他方のプ
    レッシャプレート(4)に作用させ、前記別のばね
    (9)が前記ダイアフラムばね(5)に作用する領域で
    枢軸(11)の軸上に該ダイアフラムばね(5)と係合形
    状に基づき結合されることを特徴とする請求項11に記載
    の摩擦クラッチ。
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