JPH09302963A - 浴室用出窓ユニット - Google Patents
浴室用出窓ユニットInfo
- Publication number
- JPH09302963A JPH09302963A JP12172696A JP12172696A JPH09302963A JP H09302963 A JPH09302963 A JP H09302963A JP 12172696 A JP12172696 A JP 12172696A JP 12172696 A JP12172696 A JP 12172696A JP H09302963 A JPH09302963 A JP H09302963A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- height
- bay window
- bay
- bath room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗い場をむやみに広げることなく、浴室内で
休息できる場所を確保できるようにした浴室用出窓ユニ
ットを提供する。 【解決手段】 本発明の浴室用出窓ユニット４は、浴室
の洗い場１の側に設けられた出窓５´と、この出窓５´
と一体に構成された腰掛け用の座台７とを有する。
休息できる場所を確保できるようにした浴室用出窓ユニ
ットを提供する。 【解決手段】 本発明の浴室用出窓ユニット４は、浴室
の洗い場１の側に設けられた出窓５´と、この出窓５´
と一体に構成された腰掛け用の座台７とを有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室に取り付けられる
浴室用出窓ユニットの改良に関する。
浴室用出窓ユニットの改良に関する。
【０００２】
【従来技術】浴室はプライバシー保護の観点から他の部
屋と隔絶されていることが多いため、その物理的空間に
較べて心理的に狭く感じられる。そこで、浴室に出窓を
設けて浴室の物理的空間を拡大し、浴室内での開放感を
与えるために、浴室用出窓ユニットが提案されている
（例えば、実開昭５６−１５５０８５号公報参照）。こ
の実開昭５６−１５５０８５号公報に開示の浴室用出窓
ユニットは、浴槽の洗い場に臨む側の浴壁から遠い側の
浴壁に隣接して出窓が設けられている。
屋と隔絶されていることが多いため、その物理的空間に
較べて心理的に狭く感じられる。そこで、浴室に出窓を
設けて浴室の物理的空間を拡大し、浴室内での開放感を
与えるために、浴室用出窓ユニットが提案されている
（例えば、実開昭５６−１５５０８５号公報参照）。こ
の実開昭５６−１５５０８５号公報に開示の浴室用出窓
ユニットは、浴槽の洗い場に臨む側の浴壁から遠い側の
浴壁に隣接して出窓が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高齢化が進
む今日では、洗い場には、高齢者が入浴する際に手軽に
座って姿勢を整える場所がなく、不自由な姿勢で浴槽に
出入りせざるを得ないことが多い。また、洗い場には、
足、腰の弱い肢体不自由な人にとっても手軽に座って身
体を休める場所がない。更に、長く風呂に入っていたい
場合等には、一旦、浴槽から出て浴室内でくつろげる場
所があると便利でもある。そこで、洗い場そのものの物
理的空間を拡大して、その一部にベンチ等の腰掛け用の
座台を設けることが考えられるが、浴室に割り当てられ
る物理的空間には限度があり、洗い場をむやみに広げる
のは難しい。
む今日では、洗い場には、高齢者が入浴する際に手軽に
座って姿勢を整える場所がなく、不自由な姿勢で浴槽に
出入りせざるを得ないことが多い。また、洗い場には、
足、腰の弱い肢体不自由な人にとっても手軽に座って身
体を休める場所がない。更に、長く風呂に入っていたい
場合等には、一旦、浴槽から出て浴室内でくつろげる場
所があると便利でもある。そこで、洗い場そのものの物
理的空間を拡大して、その一部にベンチ等の腰掛け用の
座台を設けることが考えられるが、浴室に割り当てられ
る物理的空間には限度があり、洗い場をむやみに広げる
のは難しい。
【０００４】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、洗い場をむやみに広げることなく、浴室内で休息
できる場所を確保できるようにした浴室用出窓ユニット
を提供することにある。
ので、洗い場をむやみに広げることなく、浴室内で休息
できる場所を確保できるようにした浴室用出窓ユニット
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明に
係わる浴室用出窓ユニットは、上記の課題を解決するた
め、浴室の洗い場側に設けられた出窓と、この出窓と一
体に構成された腰掛け用の座台とを有している。
係わる浴室用出窓ユニットは、上記の課題を解決するた
め、浴室の洗い場側に設けられた出窓と、この出窓と一
体に構成された腰掛け用の座台とを有している。
【０００６】請求項２に記載の発明に係わる浴室用出窓
ユニットは、腰掛け用の座台の出窓側に沿って背もたれ
部が設けられている。
ユニットは、腰掛け用の座台の出窓側に沿って背もたれ
部が設けられている。
【０００７】請求項３に記載の発明に係わる浴室用出窓
ユニットは、腰掛け用の座台の洗い場のフロアからの高
さがカウンタのフロアからの高さと略同一である。
ユニットは、腰掛け用の座台の洗い場のフロアからの高
さがカウンタのフロアからの高さと略同一である。
【０００８】請求項４に記載の発明に係わる浴室用出窓
ユニットは、腰掛け用の座台の高さが浴槽のかまちの高
さと同じ高さである。
ユニットは、腰掛け用の座台の高さが浴槽のかまちの高
さと同じ高さである。
【０００９】
【作用】請求項１に記載の発明によれば、洗い場の側に
腰掛け用の座台が設けられているので、入浴者は洗い場
でくつろげることになり、特に、高齢者、肢体不自由な
ものは座台に腰掛け、姿勢を整えてから浴槽に出入りす
ることができる。また、座台が出窓と一体に設けられて
いるので、洗い場をむやみに広げることなく座台を設け
ることができる。更に、座台から窓までが外側に向かっ
て広がるので、浴室の物理的空間も拡大される。
腰掛け用の座台が設けられているので、入浴者は洗い場
でくつろげることになり、特に、高齢者、肢体不自由な
ものは座台に腰掛け、姿勢を整えてから浴槽に出入りす
ることができる。また、座台が出窓と一体に設けられて
いるので、洗い場をむやみに広げることなく座台を設け
ることができる。更に、座台から窓までが外側に向かっ
て広がるので、浴室の物理的空間も拡大される。
【００１０】請求項２に記載の発明によれば、背もたれ
部に身体を寄り沿わせることによりゆったりと腰掛ける
ことができる。
部に身体を寄り沿わせることによりゆったりと腰掛ける
ことができる。
【００１１】請求項３に記載の発明によれば、腰掛け用
の座台の洗い場のフロアからの高さとカウンタのフロア
からの高さとが略同一であるので、また、請求項４に記
載の発明によれば、腰掛け用の座台の高さが浴槽のかま
ちの高さと同じ高さであるので、統一感があり、浴室内
の調和が保たれる。
の座台の洗い場のフロアからの高さとカウンタのフロア
からの高さとが略同一であるので、また、請求項４に記
載の発明によれば、腰掛け用の座台の高さが浴槽のかま
ちの高さと同じ高さであるので、統一感があり、浴室内
の調和が保たれる。
【００１２】本発明に係わる浴室用出窓ユニットを、ユ
ニット建物に適用すれば、施工が容易でかつ高さを揃え
る場合には高精度に製造できる。
ニット建物に適用すれば、施工が容易でかつ高さを揃え
る場合には高精度に製造できる。
【００１３】
【００１４】
【発明の実施の形態１】図１は発明の実施の形態１に係
わる浴室の斜視図を示し、この図１において、１は洗い
場、２は浴槽、３は内壁、４は浴室用出窓ユニットであ
る。洗い場１は図示を略す出入口に通じており、浴室内
には矢印Ａ−Ａ方向の浴槽２の側面から出入りするもの
である。内壁３の一部には鏡５が嵌め込まれている。鏡
５の下部には、洗い場１に臨んでカウンター６が設けら
れている。浴室用出窓ユニット４は洗い場１を挟んで浴
槽２とは反対側に設けられている。浴室用出窓ユニット
４は出窓としてのガラス窓５´を有している。この浴室
用出窓ユニット４には、ガラス窓５´と共に、図示を略
す天井、壁等のユニット構成部材、腰掛け用の座台７が
一体に形成されている。この座台７は洗い場１に臨んで
いる。その座台７の洗い場１のフロア１ａからの高さは
カウンター６の洗い場１のフロア１ａからの高さとほぼ
同じである。浴槽２のかまちの高さと座台７の高さとを
同じとしても良い。浴槽２のかまちの高さと座台７の高
さとカウンター６の高さとを同じ高さとすれば、統一感
がより一層増すことになり、浴室内の調和がより一層保
たれる。その浴室用出窓ユニット４には、ガラス窓５の
側に背もたれ部８が座台７の延びる方向に沿って設けら
れている。ガラス窓５、座台７は外側に向かって広がっ
ている。その座台７は置物用棚と兼用することができ、
例えば、高温多湿を好む植物９を植えた植木鉢１０を載
せて置くこともできる。
わる浴室の斜視図を示し、この図１において、１は洗い
場、２は浴槽、３は内壁、４は浴室用出窓ユニットであ
る。洗い場１は図示を略す出入口に通じており、浴室内
には矢印Ａ−Ａ方向の浴槽２の側面から出入りするもの
である。内壁３の一部には鏡５が嵌め込まれている。鏡
５の下部には、洗い場１に臨んでカウンター６が設けら
れている。浴室用出窓ユニット４は洗い場１を挟んで浴
槽２とは反対側に設けられている。浴室用出窓ユニット
４は出窓としてのガラス窓５´を有している。この浴室
用出窓ユニット４には、ガラス窓５´と共に、図示を略
す天井、壁等のユニット構成部材、腰掛け用の座台７が
一体に形成されている。この座台７は洗い場１に臨んで
いる。その座台７の洗い場１のフロア１ａからの高さは
カウンター６の洗い場１のフロア１ａからの高さとほぼ
同じである。浴槽２のかまちの高さと座台７の高さとを
同じとしても良い。浴槽２のかまちの高さと座台７の高
さとカウンター６の高さとを同じ高さとすれば、統一感
がより一層増すことになり、浴室内の調和がより一層保
たれる。その浴室用出窓ユニット４には、ガラス窓５の
側に背もたれ部８が座台７の延びる方向に沿って設けら
れている。ガラス窓５、座台７は外側に向かって広がっ
ている。その座台７は置物用棚と兼用することができ、
例えば、高温多湿を好む植物９を植えた植木鉢１０を載
せて置くこともできる。
【００１５】本発明によれば、入浴者は、適宜、座台７
に腰掛けて洗い場１でくつろぐことができ、高齢者、肢
体不自由なものは座台７に腰掛け、姿勢を整えてから浴
槽２に出入りすることができる。
に腰掛けて洗い場１でくつろぐことができ、高齢者、肢
体不自由なものは座台７に腰掛け、姿勢を整えてから浴
槽２に出入りすることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態２】図２は発明の実施の形態２に係
わる浴室の斜視図を示し、発明の実施の形態２では、浴
槽２を図示を略す出入口の正面に設け、浴室用出窓ユニ
ット４を洗い場１を挟んでカウンター６から遠い側に配
置して矢印Ｂ−Ｂ方向から浴室に出入りする構成とした
ものであり、残余の構成は発明の実施の形態１と大略同
一であるので、同一構成要素に同一符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
わる浴室の斜視図を示し、発明の実施の形態２では、浴
槽２を図示を略す出入口の正面に設け、浴室用出窓ユニ
ット４を洗い場１を挟んでカウンター６から遠い側に配
置して矢印Ｂ−Ｂ方向から浴室に出入りする構成とした
ものであり、残余の構成は発明の実施の形態１と大略同
一であるので、同一構成要素に同一符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
【００１７】以上、発明の実施の形態１、２について説
明したが、本発明は、これに限らず以下のものを含むも
のである。
明したが、本発明は、これに限らず以下のものを含むも
のである。
【００１８】（１）背もたれ部８の高さを適宜調節すれ
ば、建物の外側から浴室用出窓ユニット４を目視した場
合に、他の出窓ユニットとの高さ関係をバランス良く合
わせることができる。
ば、建物の外側から浴室用出窓ユニット４を目視した場
合に、他の出窓ユニットとの高さ関係をバランス良く合
わせることができる。
【００１９】（２）浴室用出窓ユニット４をプライバシ
ーを重要視した構造とする場合には、出窓として、ガラ
ス窓５の代わりに盲窓を設け、その盲窓のサイドに採光
用のスリット状開口を設ける構成としても良い。
ーを重要視した構造とする場合には、出窓として、ガラ
ス窓５の代わりに盲窓を設け、その盲窓のサイドに採光
用のスリット状開口を設ける構成としても良い。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係わる浴室用出窓ユニットは、
以上説明したように構成したので、洗い場をむやみに広
げることなく、浴室内で休息できる場所を確保できる。
以上説明したように構成したので、洗い場をむやみに広
げることなく、浴室内で休息できる場所を確保できる。
【図１】 本発明に係わる浴室の発明の実施の形態１の
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
【図２】 本発明に係わる浴室の発明の実施の形態２の
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
１…洗い場 ４…浴室用出窓ユニット ５´…ガラス窓（出窓） ７…座台
Claims (4)
- 【請求項１】 浴室の洗い場側に設けられた出窓と、該
出窓と一体に構成された腰掛け用の座台とを有する浴室
用出窓ユニット。 - 【請求項２】 前記腰掛け用の座台の出窓側に沿って背
もたれ部が設けられていることを特徴とする請求項１に
記載の浴室用出窓ユニット。 - 【請求項３】 前記腰掛け用の座台の洗い場のフロアか
らの高さがカウンタのフロアからの高さと略同一である
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の浴室用
出窓ユニット。 - 【請求項４】 前記腰掛け用の座台の高さが前記浴槽の
かまちと同じ高さであることを特徴とする請求項１ない
し請求項３のいずれか１項に記載の浴室用出窓ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12172696A JPH09302963A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 浴室用出窓ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12172696A JPH09302963A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 浴室用出窓ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302963A true JPH09302963A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14818366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12172696A Pending JPH09302963A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 浴室用出窓ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302963A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11190137A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Noritz Corp | 出窓付き浴室並びにこの浴室用のカウンターパネル |
| JP2002186566A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-02 | Noritz Corp | 半身浴機能付き浴槽及び出窓パネル |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP12172696A patent/JPH09302963A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11190137A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Noritz Corp | 出窓付き浴室並びにこの浴室用のカウンターパネル |
| JP2002186566A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-02 | Noritz Corp | 半身浴機能付き浴槽及び出窓パネル |
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