JPH09301939A - フルオロアルカンカルボン酸アミド類の製造方法 - Google Patents

フルオロアルカンカルボン酸アミド類の製造方法

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JPH09301939A
JPH09301939A JP8140719A JP14071996A JPH09301939A JP H09301939 A JPH09301939 A JP H09301939A JP 8140719 A JP8140719 A JP 8140719A JP 14071996 A JP14071996 A JP 14071996A JP H09301939 A JPH09301939 A JP H09301939A
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fluoroalkanecarboxylic
benzene
acid
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JP8140719A
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Kazuhiko Sunakawa
和彦 砂川
Noriharu Matsuda
紀晴 松田
Shigeru Mizusawa
繁 水澤
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Original Assignee
Kureha Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 フルオロアルカンカルボン酸アミド類を収率
よく製造する方法を提供する。 【解決手段】 次の反応式中一般式IIのフルオロアルカ
ンカルボン酸類と、一般式IIIのアミン類と一般式IVの
無機リン化合物又は無機イオウ化合物とを有機溶媒中で
反応させ、一般式Iのフルオロアルカンカルボン酸アミ
ド類を製造する。(mは1〜10、nは0〜19、qは2〜21の自
然数を示す。NR1R2は一級アミン又は二級アミンを示
す。Z、s、t、vは〜のいずれかを示す。ZがPで、
sが1で、tが0の時、vは3または、5。ZがPで、sが1
で、tが1の時、vは3。ZがPで、sが2で、vが0の時、t
は5。ZがSで、sが1で、vが2の時、tは1または、2。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベンゼン、トルエ
ン、クロロベンゼン等の核塩素化選択性向上用助剤、感
光材料、農薬の中間体及び、医薬の中間体として有用な
フルオロアルカンカルボン酸アミド類の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無機リン化合物と、有機カルボン酸類
と、アミン類とから有機カルボン酸アミド類を製造する
方法を、タイルハイマー(Theilheimer )のSynthetic
method of orgamic chemistry を含めて、現在に至り発
行が継続しているダーウエント(Derwent )社の化学反
応抄録データベース(chemical reaction documentatio
nservice 。以下において、CRDSと記載)から示せば、
次のような報告がある。三塩化リンと、N−置換アニリ
ンと、1−クロロエタンカルボン酸とを、ベンゼン中
で、2時間還流して、N−置換−N−フェニル−1−ク
ロロエタンカルボン酸アミドを製造する方法。(J. Ame
r. Chem. Soc., 73, 1761-1765(1951);CRDS, 06884I/A
N.) 五塩化リンと、N−メチル(置換ベンゼン)アミンと、
1−(エトキシカルボニル)メタンカルボン酸(マロン
酸モノエチルに同じ)とを、ベンゼン中で、室温で3時
間、ついで、70℃で1時間反応させて、N−メチル−
N−(置換ベンゼン)−1−(エトキシカルボニル)メ
タンカルボン酸アミドを製造する方法。(Tetrahedron,
24, 6395-6409(1968);CRDS, 25279I/AN.)
【0003】また、塩化チオニルと、有機カルボン酸類
と、アミン類とから、収率よく有機カルボン酸アミド類
を製造する方法ついては、有機カルボン酸類と塩化チオ
ニルとから、有機カルボン酸クロリドを調製し、つい
で、アミン類と反応させて、有機カルボン酸アミド類に
誘導する逐次的な操作に拠る方法が報告されている。例
えば、1−(2−フェノキシエチル)ブタンカルボン酸
を塩化チオニルで、1−(2−フェノキシエチル)ブタ
ンカルボン酸クロリドにし、ついで、アニリンと反応さ
せて、1−(2−フェノキシエチル)ブタンカルボン酸
アニリドを製造する方法。( Chem. Ber., 52, 1919 (1
927);CRDS, 02122I/AN. ) さらに、N,N−ジメチルホルムアミドと、塩化チオニ
ルと、3,4−ジメトキシケイヒ酸と、アントラニル酸
との混合物から、反応系内でN,N−ジメチルホルムア
ミドと、塩化チオニルとから生ずるイミニウム塩[ヒル
スマイヤー(Vilsmeyer )試薬]を介在させてN−
(3,4−ジメトキシシンナモイル)アントラニル酸の
製造方法が提案されている。(特開平4-224549号公報;C
RDS, 77821H/AN. )
【0004】他方、フルオロアルカンカルボン酸アミド
類の製造方法について、以下の提案がある。パーフルオ
ロヘプタンカルボン酸無水物(パーフルオロオクタン酸
無水物に同じ)とフェノチアジンとを、ベンゼン中、8
0〜90℃で44時間反応させて、10−(パーフルオ
ロヘプチルカルボニル)フェノチアジンを製造する方
法。(特開昭61-171476 号公報) また、バイルシュタイン(Beilstein )のハンドブック
には、次のような報告が抄録されている。トリフルオロ
アセチルクロリドとアニリンとからトリフルオロアセト
アニリドを製造する方法。( J. Chem. Soc. Perkin Tr
ans., 1, 1995, 339 - 344. ) トリフルオロ酢酸無水物とアミン類とからトリフルオロ
アセトアミド類を製造する方法。( J. Chem. Soc., 19
52, 4014 - 4019.J. Org. Chem., 45, 2675 - 2680(198
0).) ここで使用されるトリフルオロアセチルクロリドは、例
えば、トリフルオロ酢酸と五塩化リンとから調製でき
る。( J. Amer. Chem. Soc., 71, 752 (1949).Tetrahe
dron, 42, 547 - 552 (1986).) また、トリフルオロ酢酸と塩化チオニルとジメチルホル
ムアミドとからも調製できる。( J. Amer. Chem. So
c., 107, 1896 - 1899 (1985).) トリフルオロ酢酸無水物は、例えば、トリフルオロ酢酸
と五酸化リンとから調製できる。( J. Chem. Soc., 19
49, 2977. ) これらの報告もバイルシュタイン(Beilstein )のハン
ドブックに抄録されている。
【0005】さらに、脱水のための助剤として、無機リ
ン化合物もしくは、無機イオウ化合物を使用しない方法
について、ダーウエント(Derwent )社のCRDSに抄録さ
れている。0℃のアニリン類のエーテル溶液に、トリフ
ルオロ酢酸のエーテル溶液を加えて、1時間反応させ
て、N−(トリフルオロアセチル)アニリン類を製造す
る方法。( J. Heterocyclic Chem., 26, 409(1989);CR
DS, 76069E/AN.)
【0006】しかしながら、無機リン化合物もしくは、
無機イオウ化合物と、フルオロアルカンカルボン酸類及
び、アミン類との単純な組み合わせで、フルオロアルカ
ンカルボン酸クロリドや、フルオロアルカンカルボン酸
無水物を一旦調製して、アミン類と反応させる逐次的な
操作でなしに、無機リン化合物もしくは、無機イオウ化
合物と、フルオロアルカンカルボン酸類と、アミン類
と、有機溶媒との混合物から、フルオロアルカンカルボ
ン酸アミド類を、簡便な操作で収率よく製造する方法に
ついての提案は見られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記 J. Heterocyclic
Chem., 26, 409(1989).の報告は、カルボン酸そのもの
を使用し、且つ、脱水のための助剤として、無機リン化
合物もしくは、無機イオウ化合物を使用しない点で、こ
れらの助剤を使用する方法に比べて、単純な組み合わせ
の混合物を原料とする報告ではあるが、再現性に乏し
く、工業的に満足すべき方法ではない。さらに、パーフ
ルオロヘプタンカルボン酸(パーフルオロオクタン酸に
同じ)と、フェノチアジンと、無機リン化合物である五
酸化リンとを、ベンゼン中80〜90℃に加熱すること
により、フェノチアジンの2位[フェノチアジンのベン
ゼン環の窒素のメタ位(硫黄のパラ位にあたる)]をパ
ーフルオロヘプチルカルボニル化させることが報告され
ている。(特開昭61-171476 号公報) しかしながら、フルオロアルカンカルボン酸類と、アミ
ン類と、できるだけ少ない種類の助剤を用いる単純な混
合物から、後処理を含めてできるだけ単純な操作で、フ
ルオロアルカンカルボン酸アミド類を収率よく製造した
いという強い要望が存在している。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
フルオロアルカンカルボン酸類と、アミン類とからでき
るだけ少ない種類の助剤を用いて、できるだけ単純な操
作で、フルオロアルカンカルボン酸アミド類を収率よく
製造するために鋭意研究を重ねて本発明を完成するに至
った。すなわち、無機リン化合物もしくは、無機イオウ
化合物と、フルオロアルカンカルボン酸類と、アミン類
と、有機溶媒との混合物を反応させることにより、フル
オロアルカンカルボン酸アミド類を収率よく製造できる
ことを見いだした。本発明はこのようにして完成したも
のである。
【0009】
【発明の構成】本発明は次の構成上の特徴を有する。第
1の発明は、化2の反応式中、式(II)のフルオロアル
カンカルボン酸類と、式(III )のアミン類と式(IV)
の無機リン化合物もしくは、無機イオウ化合物とを、有
機溶媒中で反応させる、式(I )のフルオロアルカンカ
ルボン酸アミド類の製造方法に関する。(式中、m は、
1 〜10の自然数を示す。n は、0 〜19の自然数を示す。
q は、2 〜21の自然数を示す。これらのm 、n 、q にお
いて、(n+q) は、(2m+1)に等しい関係にある。ただし、
水素が1 位や2 位に結合する時には、各々の炭素に対し
て1 個を越えることがない。NR1R2 は、一級アミン類も
しくは、二級アミン類を示す。Z 、s 、t 、v は、次の
〜のいずれかを示す。 Z がP で、s が1 で、t が0 の時、v は3 または、5
。 Z がP で、s が1 で、t が1 の時、v は3 。 Z がP で、s が2 で、v が0 の時、t は5 。 Z がS で、s が1 で、v が2 の時、t は1 または、2
。)
【化2】
【0010】本発明の製造方法において、好ましい定義
は、上記の反応式おける定義の内の次の〜を組み合
わせである。 n が0 であり、m が1 〜4 である。 R1は、置換していてもよいアルキル、置換していても
よいフェニルまたは、置換していてもよい複素環を示
す。R2は、水素、置換していてもよいアルキルまたは、
置換していてもよいフェニルを示す。R1とR2は、結合、
炭素鎖、ヘテロ原子鎖または、炭素とヘテロ原子の混じ
った鎖を介して環を構成していてもよい。 Z がP で、s が1 または、2 である。R1とR2のより好
ましい定義は、R1とR2が置換していてもよいフェニルで
あり、R1とR2が、結合、炭素鎖、ヘテロ原子鎖または、
炭素とヘテロ原子の混じった鎖を介して環を構成してい
る。本発明の製造方法において、好ましい化合物(IV)
は、次の〜のいずれかの無機リン化合物である。 Z がP で、s が1 で、t が0 の時、v は3 または、5
。(各々、三塩化リンまたは、五塩化リンを示す。) Z がP で、s が1 で、t が1 の時、v は3 。(塩化ホ
スホリルを示す。) Z がP で、s が2 で、v が0 の時、t は5 。(五酸化
リンを示す。)
【0011】上記の定義中、置換していてもよいアルキ
ルの置換とは、最も長いアルキルの水素が水素以外の原
子及び/または、基で置換していることを意味し、置換
している数は、置換し得る水素の数まで可能である。こ
こで、最も長いアルキルの炭素数は、通常、1 〜10個、
好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル等の炭素数1 〜6 個のアルキルである。
水素以外の原子としては、フルオロ、クロロ、ブロモ、
ヨード等のハロゲンが含まれている。基としては、アル
キル(炭素数は1〜10個が好ましく、1〜6個が特に
好ましい)、エテニル、エチニル、シクロアルキル(炭
素数は3〜6個が好ましい)、シクロアルケニル(炭素
数は4〜6個が好ましい)、フェニル及び、ナフチルの
ような炭化水素基、シアノ、ニトロ、アシル[(炭素数
1〜6個のアルキル)カルボニル及び、ベンゾイルが好
ましい]、ヒドロキシカルボニル(水酸基の水素は、炭
化水素基で置換していることが好ましく、炭素数1〜6
個のアルキルで置換している、C1〜C6アルコキシカルボ
ニルが特に好ましい)、カルバモイル(アミノの水素の
1 〜2 個は、炭化水素基で置換していてもよく、炭化水
素基が炭素数1〜6個のアルキルであることが好まし
い)、ヒドロキシ、アシルオキシ[(炭素数1〜6個の
アルキル)カルボニルオキシ及び、ベンゾイルオキシが
好ましい]、アルコキシ(炭素数は1〜10個が好まし
く、1〜6個が特に好ましい)及び、アルキルチオ(炭
素数は1〜10個が好ましく、1〜6個が特に好まし
い)が含まれる。R1及び、R2における置換していてもよ
いアルキルに関して、本明細書においては、例えば、1
−メチルエチルは、R1もしくは、R2のアルキルのエチル
の1位に、置換基としてのメチルが結合していることを
示す。2−プロペニルは、R1もしくは、R2のメチルの1
位に、置換基としてのエテニルが結合しているものとす
る。ベンジルは、R1もしくは、R2のメチルの1位に、置
換基としてのフェニルが結合していることを示す。炭化
水素基以外の原子及び、基についても、原子及び、基が
「置換していてもよいアルキル」の明記した位置に置換
基として結合していることを示している。「置換してい
てもよいアルキル」に置換している原子及び/または、
基の個数は、0 (未置換)〜アルキルの置換し得る水素
の数まで可能であるが、通常は、0 〜6 (アルキルの置
換し得る水素の数が6 未満の時には、その数まで)個、
好ましくは、0 〜3 個である。さらに、「置換していて
もよいアルキル」に置換している基もしくは、基の一部
になっているアルキルやフェニルを含む炭化水素基自体
の置換し得る水素内の0 〜6 (アルキルの置換し得る水
素原子の数が6 未満の時には、その数まで)個、好まし
くは、0 〜3 個が、上述のハロゲンや、基によって置換
していてもよい。例えば、1−(4−クロロフェニル)
−1−(メトキシカルボニル)−メチルアミンは、1位
に結合しているフェニル基の4位がクロロで置換してい
ることを示し、上述の定義の例示内容に包含されてい
る。このように、アミノ酸類も本発明の式(III )のア
ミン類に包含されている。置換していてもよいフェニル
とは、フェニルの水素が水素以外の原子及び/または、
基で置換していることを意味する。水素以外の原子及び
/または、基について含まれている定義の例示内容は、
置換していてもよいアルキルの場合の内容と同じであ
る。また、置換していてもよい複素環とは、複素環の水
素が水素以外の原子及び/または、基で置換しているこ
とを意味する。水素以外の原子及び/または、基につい
て含まれている定義の例示内容は、置換していてもよい
アルキルの場合の内容と同じである。
【0012】本発明の製造方法において、好ましい有機
溶媒は、ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン、クロロトルエン、1,2−ジクロロエタ
ン、1,2−ジクロロプロパン、クロロホルム及び、四
塩化炭素からなる群の有機溶媒の少なくとも1種類であ
る。好ましい化合物(IV)及び、好ましい有機溶媒を用
いて行う、本発明の製造方法において、 m が1 、R1
R2が各々、置換していてもよいフェニル基であり、且
つ、ヘテロ原子鎖を介して環を構成し、このヘテロ原子
が硫黄である場合に、本発明の製造方法の特徴が最も顕
著に現れる。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
製造方法で得られる上記式(I )のフルオロアルカンカ
ルボン酸アミド類の置換基として、つぎのような置換基
を例示することができる。CmHnFqとして、CHF2、CF3
CF3CF2、CF3CF2CF2、(CF3)2CF。R1として、フェニル、
シクロヘキシル、ヘキシル、メチル、エチル、ベンジ
ル、4−クロロフェニル、2,4−ジメチルフェニル、
DL−1−(エトキシカルボニル)エチル、L−1,3
−ビス(エトキシカルボニル)プロピル、1−[(1,
1−ジメチルエチル)オキシカルボニル]メチル、L−
1−(メトキシカルボニル)−3−メチルブチル、L−
1−(エトキシカルボニル)−2−フェニルエチル、L
−1−(メトキシカルボニル)−2−メチルプロピル、
1−(メトキシカルボニル)−1−フェニルメチル、1
−フェニル−1−[(フェニルメチル)オキシカルボニ
ル]メチル、1−(4−クロロフェニル)−1−(メト
キシカルボニル)メチル及び、2−チエニル。R2とし
て、水素、メチル、エチル、フェニル。さらに、NR1R2
のR1とR2の両方がアルキル基で、単に結合して環になっ
ているような基、酸素で結合して環になっているような
基及び、硫黄で結合して環になっているような基があげ
られる。また、R1、R2のいずれか一方がフェニルで、こ
のフェニルと結合している窒素のオルソ位が、他方のア
ルキルと、単に結合して環になっているような基、酸素
で結合して環になっているような基及び、硫黄で結合し
て環になっているような基があげられる。さらに、R1
R2の両方がフェニルで、両方のフェニルの窒素(アミド
の窒素である)のオルソ位が、単に結合して環になって
いるような基、酸素で結合して環になっているような基
及び、硫黄で結合して環になっているような基があげら
れる。
【0014】フルオロアルカンカルボン酸アミド類(I
)の内、上に例示した化合物を製造するための出発原
料の内、式(II)のフルオロアルカンカルボン酸類とし
て、次のような化合物を例示することができる。ジフル
オロ酢酸、トリフルオロ酢酸、1,1,2,2,2−ペ
ンタフルオロエタンカルボン酸、1,1,2,2,3,
3,3−ヘプタフルオロプロパンカルボン酸及び、1,
2,2,2−テトラフルオロ−1−(トルフルオロメチ
ル)エタンカルボン酸。式(III )のアミン類のアミン
は遊離アミンもしくは、塩の形態で本発明の出発原料に
使用することができる。塩を形成する酸は、好ましく
は、無機酸であり、特に好ましくは、塩化水素、臭化水
素等のハロゲン化水素である。式(III )のアミン類を
例示すれば、アニリン、4−クロロアニリン、2,4−
ジメチルアニリン、N−メチルアニリン、ジフェニルア
ミン、カルバゾール、フェノキサジン、フェノチアジ
ン、ピペリジン、モルホリン、シクロヘキシルアミン、
ヘキシルアミン、メチルアミン、ジエチルアミン、DL
−アラニン エチルエステル塩酸塩、L−グルタミン酸
ジエチルエステル塩酸塩、グリシン (1,1−ジメ
チルエチル)エステル塩酸塩、L−ロイシン メチルエ
ステル塩酸塩、L−フェニルアラニン エチルエステル
塩酸塩、L−バリン メチルエステル塩酸塩等の必須ア
ミノ酸のエステル類(遊離アミンであっても、塩酸塩で
あってもよい)及び、その光学異性体(遊離アミンであ
っても、塩酸塩であってもよい)、2−フェニルグリシ
ン メチルエステル塩酸塩、2−フェニルグリシン(フ
ェニルメチル)エステル、2−(4−クロロフェニル)
グリシン メチルエステル塩酸塩等のアミノ酸のエステ
ル類(遊離アミンであっても、塩酸塩であってもよ
い)、2−チオフェンアミンなどがあげられる。式(I
V)の無機リン化合物もしくは、無機イオウ化合物とし
て、次にあげる化合物の1種類もしくは、2種類以上を
組み合わせて使用する。三塩化リン、五塩化リン、塩化
ホスホリル、五酸化リン、塩化チオニル及び、塩化スル
フリル。これらの中でも、三塩化リン、五塩化リン、塩
化ホスホリル、五酸化リンが好ましく、三塩化リンが特
に好ましい。有機溶媒として、次にあげる化合物の1種
類もしくは、2種類以上を組み合わせて使用する。ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の炭化水素類。クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン、クロロトルエン、1,2−ジクロロエタ
ン、1,2−ジクロロプロパン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類。アセ
トニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類。エチル
エーテル、プロピルエーテル、ブチルエーテル、ジオキ
サン等のエーテル類。これらの中で、ベンゼン、トルエ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロトルエ
ン、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロプロパ
ン、クロロホルム及び、四塩化炭素からなる有機溶媒の
一種類もしくは、二種類以上の混合溶媒の使用が好まし
い。
【0015】本発明の製造方法における好ましい使用量
は、次のようである。式(III )のアミン類のR1R2NHの
H 1モルあたり、式(II)のフルオロアルカンカルボン
酸類の使用量は、0.8〜2モル、好ましくは、1〜
1.5モル、より好ましくは、1.2〜1.3モルであ
る。ここで、R1及びR2にアシル化される得る置換基が存
在する時には、このような置換基を予め保護してから本
発明によるアシル化を行うか、これらとの当量モルのフ
ルオロアルカンカルボン酸類(II)を余分に追加して使
用することが好ましい。式(IV)の無機リン化合物もし
くは、無機イオウ化合物の使用量は、0.3〜2モル、
好ましくは、0.5〜1.2モルである。有機溶媒の使
用量は、化合物(I )、化合物(II)及び、化合物(II
I )が溶液状態もしくは、分散状態で十分に混じり合う
量を使用すればよいので特に制限はない。特に、不溶分
を含む反応混合物の場合には、有機溶媒の使用量は、攪
拌力と密接に関連する。反応温度の好ましい範囲は、3
5〜80℃、より好ましい範囲は、35〜70℃であ
り、その範囲内でも、40〜60℃が特に好ましい。3
5℃よりも反応温度が低いと変化率を大きくするのに長
時間を要する。他方、80℃よりも反応温度が高いと変
化率に見合うだけの収率を得ることができない。好まし
い反応時間は、20〜30時間程度である。これ以上反
応させても反応時間に見合うだけの変化率を得ることが
できない。他方、原料化合物の回収再使用を念頭におい
て、20時間より短い反応時間の変化率の小さい段階
で、反応生成物を取り出すことは可能である。
【0016】本発明の反応操作は概ね次のようにして行
う。本発明で使用する無機リン化合物及び、無機イオウ
化合物は、水と激しく反応する化合物であるので、出発
原料から余分な水分を予め除いておくこと及び、乾燥状
態で反応を行うことが好ましい。まず、室温下、溶液状
態の有機溶媒を攪拌しているところに、化合物(II)、
化合物(III )及び、無機リン化合物もしくは、無機イ
オウ化合物(IV)を加えて、混合物を調製する。穏やか
に進行する反応であるので、混合物調製時の原料化合物
の添加順序及び、仕込量等の添加方法に特に制限はな
い。この混合物を、上記の反応温度で加熱しながら攪拌
を続けることにより、化合物(I )に誘導することがで
きる。
【0017】以下に本発明を実施例により説明するが、
本発明はこれらによって限定されるものではない。
【実施例】
製造例1 N−(トリフルオロアセチル)フェノチアジンの製造 フェノチアジン10.0g(50.2mmol)をベン
ゼン100mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0g
(61.4mmol)、三塩化リン4.0g(29.1
mmol)を加え、40℃で20時間攪拌した。反応液
を氷水にあけ、ベンゼン層を分液し、水洗した。水洗済
みのベンゼン層を分液し、共沸により水分を除いた。得
られたベンゼン溶液を分析し、N−(トリフルオロアセ
チル)フェノチアジンが12.8g含まれていることを
確認した。 収率:87%(フェノチアジン基準)。 ベンゼン溶液を用いて収率を求めた後、ベンゼン溶液か
らベンゼンを減圧留去して、残渣を水10%とエタノー
ル90%の混合溶媒から再結晶して、固形物11.5g
を得た。 融点:110−111℃。
【0018】製造例2 N−(トリフルオロアセチル)フェノチアジンの製造 三塩化リン6.0g(43.7mmol)を使用する他
は、製造例1と同様に操作した。 収率:88%(フェノチアジン基準)。
【0019】製造例3 N−(トリフルオロアセチル)フェノチアジンの製造 三塩化リン10.0g(72.8mmol)を使用する
他は、製造例1と同様に操作した。 収率:90%(フェノチアジン基準)。
【0020】製造例4 N−(トリフルオロアセチル)フェノチアジンの製造 フェノチアジン10.0g(50.2mmol)をベン
ゼン100mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0g
(61.4mmol)、塩化ホスホリル12.0g(7
8.3mmol)を加え、60℃で20時間攪拌した。
反応液を氷水にあけ、ベンゼン層を分液し、水洗した。
水洗済みのベンゼン層を分液し、共沸により水分を除い
た。得られたベンゼン溶液を分析し、N−(トリフルオ
ロアセチル)フェノチアジンが13.3g含まれている
ことを確認した。 収率:90%(フェノチアジン基準)。
【0021】製造例5 N−(トリフルオロアセチル)フェノチアジンの製造 フェノチアジン10.0g(50.2mmol)をベン
ゼン200mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0g
(61.4mmol)、五酸化リン2.0gを加え、5
0℃に加熱攪拌した。さらに、五酸化リン2.0gを2
時間おきに3回、計6.0gを加えた。[総合計8g
(56.4mmol)を使用した。]添加後、反応混合
物50℃で20時間攪拌した。反応液を氷水にあけ、ベ
ンゼン層を分液し、水洗した。水洗済みのベンゼン層を
分液し、共沸により水分を除いた。得られたベンゼン溶
液を分析し、N−(トリフルオロアセチル)フェノチア
ジンが11.7g含まれていることを確認した。 収率:79%(フェノチアジン基準)。
【0022】製造例6 2,2,2−トリフルオロ−N−フェニル−アセトアミ
ドの製造 アニリン4.6g(49.4mmol)をベンゼン20
0mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0g(61.4
mmol)、五酸化リン2.0gを加え、50℃に加熱
攪拌した。さらに、五酸化リン2.0gを2時間おきに
3回、計6.0gを加えた。[総合計8g(56.4m
mol)を使用した。]添加後、反応混合物50℃で2
0時間攪拌した。反応液を氷水にあけ、ベンゼン層を分
液し、水洗した。水洗済みのベンゼン層を分液し、共沸
により水分を除いた。得られたベンゼン溶液を分析し、
2,2,2−トリフルオロ−N−フェニル−アセトアミ
ドが5.9g含まれていることを確認した。 収率:63%(アニリン基準)。 ベンゼン溶液を用いて収率を求めた後、ベンゼン溶液か
らベンゼンを減圧留去して、残渣を水10%とエタノー
ル90%の混合溶媒から再結晶して、固形物5.0gを
得た。 融点:88−89℃。
【0023】製造例7 2,2,2−トリフルオロ−N,N−ジフェニル−アセ
トアミドの製造 ジフェニルアミン8.5g(50.2mmol)をベン
ゼン100mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0g
(61.4mmol)、三塩化リン6.0g(43.7
mmol)を加え、60℃で20時間攪拌した。反応液
を氷水にあけ、ベンゼン層を分液し、水洗した。水洗済
みのベンゼン層を分液し、共沸により水分を除いた。得
られたベンゼン溶液を分析し、2,2,2−トリフルオ
ロ−N,N−ジフェニル−アセトアミドが8.0g含ま
れていることを確認した。 収率:60%(ジフェニルアミン基準)。 ベンゼン溶液を用いて収率を求めた後、ベンゼン溶液か
らベンゼンを減圧留去して、残渣を水10%とエタノー
ル90%の混合溶媒から再結晶して、固形物6.5gを
得た。 融点:69−70℃
【0024】製造例8 N−[(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)
カルボニル]フェノチアジンの製造 フェノチアジン10g(50.2mmol)をベンゼン
100mlに溶解し、1,1,2,2,2−ペンタフル
オロエタンカルボン酸10g(61.0mmol)、三
塩化リン6.0g(43.7mmol)を加え、60℃
で30時間攪拌した。反応液を氷水にあけ、ベンゼン層
を分液し、水洗した。水洗済みのベンゼン層を分液し、
共沸により水分を除いた。得られたベンゼン溶液を分析
し、N−[(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチ
ル)カルボニル]フェノチアジンが、12.1g含まれ
ていることを確認した。 収率:70%(フェノチアジン基準)。 ベンゼン溶液を用いて収率を求めた後、ベンゼン溶液か
らベンゼンを減圧留去して、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=
1:20)で精製し、固形物11gを得た。 融点:82−83℃。
【0025】製造例9 N−シクロヘキシル−2,2,2−トリフルオロ−アセ
トアミドの製造 シクロヘキシルアミン5.0g(50.4mmol)を
ベンゼン100mlに溶解し、トリフルオロ酢酸7.0
g(61.4mmol)、三塩化リン6.0g(43.
7mmol)を加え、50℃で20時間反応させた。反
応液を氷水にあけ、ベンゼン層を分液し、水洗した。ベ
ンゼン溶液からベンゼンを減圧留去して、N−シクロヘ
キシル−2,2,2−トリフルオロ−アセトアミド6.
0gを得た。 収率:61%(シクロヘキシルアミン基準) 融点:93−94℃。
【0026】製造例10 2−フェニル−N−(トリフルオロアセチル)グリシン
メチルエステルの製造 2−フェニルグリシン メチルエステルの塩酸塩10.
1g(50mmol)、トリフルオロ酢酸7.0g(6
1.4mmol)及び、三塩化リン7.0g(51mm
ol)をベンゼン100mlに加えた。50℃で20時
間反応させた。反応液を水にあけ、有機層を取り、クロ
ロホルムを減圧留去した。残渣は、2−フェニル−N−
(トリフルオロアセチル)グリシン メチルエステルで
あった。 得量:9.8g 収率:75%(2−フェニルグリシン メチルエステル
の塩酸塩基準) 融点:72−73℃
【0027】
【発明の効果】フルオロアルカンカルボン酸類と、アミ
ン類と、無機リン化合物もしくは、無機イオウ化合物
と、有機溶媒との混合物を反応させることにより、フル
オロアルカンカルボン酸アミド類を収率よく製造するこ
とができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 233/07 9547−4H C07C 233/07 233/47 9547−4H 233/47 C07D 279/30 C07D 279/30 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化1の反応式中、式(II)のフルオロア
    ルカンカルボン酸類と、式(III )のアミン類と、式
    (IV)の無機リン化合物もしくは、無機イオウ化合物と
    を、有機溶媒中で反応させる、式(I )のフルオロアル
    カンカルボン酸アミド類の製造方法。(式中、m は、1
    〜10の自然数を示す。n は、0 〜19の自然数を示す。q
    は、2 〜21の自然数を示す。これらのm 、n 、q におい
    て、(n+q) は、(2m+1)に等しい関係にある。ただし、水
    素が1 位や2 位に結合する時には、各々の炭素に対して
    1 個を越えることがない。NR1R2 は、一級アミン類もし
    くは、二級アミン類を示す。Z 、s 、t 、v は、次の
    〜のいずれかを示す。 Z がP で、s が1 で、t が0 の時、v は3 または、5
    。 Z がP で、s が1 で、t が1 の時、v は3 。 Z がP で、s が2 で、v が0 の時、t は5 。 Z がS で、s が1 で、v が2 の時、t は1 または、2
    。) 【化1】
  2. 【請求項2】 次の〜に限定された請求項1記載の
    式(I )のフルオロアルカンカルボン酸アミド類の製造
    方法。 n が0 であり、m が1 〜4 である。 R1は、置換していてもよいアルキルまたは、置換して
    いてもよいフェニル、R2は、水素、置換していてもよい
    アルキルまたは、置換していてもよいフェニルを示す。
    R1とR2は、結合、炭素鎖、ヘテロ原子鎖または、炭素と
    ヘテロ原子の混じった鎖を介して環を構成していてもよ
    い。 Z がP で、s が1 または、2 である。
  3. 【請求項3】 R1とR2が置換していてもよいフェニルで
    あり、R1とR2が、結合、炭素鎖、ヘテロ原子鎖または、
    炭素とヘテロ原子の混じった鎖を介して環を構成してい
    る請求項2記載の式(I )のフルオロアルカンカルボン
    酸アミド類の製造方法。
  4. 【請求項4】 有機溶媒がベンゼン、トルエン、クロロ
    ベンゼン、ジクロロベンゼン、クロロトルエン、1,2
    −ジクロロエタン、1,2−ジクロロプロパン、クロロ
    ホルム及び、四塩化炭素からなる群の有機溶媒の少なく
    とも1種類である請求項3記載の式(I )のフルオロア
    ルカンカルボン酸アミド類の製造方法。
  5. 【請求項5】 m が1 、R1とR2がヘテロ原子鎖を介して
    環を構成し、このヘテロ原子が硫黄である請求項4記載
    の式(I )のフルオロアルカンカルボン酸アミド類の製
    造方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009227643A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsui Chemicals Agro Inc 含フッ素アルキルカルボン酸誘導体を利用した含フッ素ピラゾール誘導体の製造方法
CN104086507A (zh) * 2014-06-26 2014-10-08 陕西科技大学 一种n-甲酰基吩噻嗪的制备方法
CN104109131A (zh) * 2014-06-26 2014-10-22 陕西科技大学 一种制备n-甲酰基吩噻嗪的方法
CN104109130A (zh) * 2014-06-26 2014-10-22 陕西科技大学 一种制备n-乙酰基吩噻嗪的方法
CN104109132A (zh) * 2014-06-26 2014-10-22 陕西科技大学 一种n-乙酰基吩噻嗪的制备方法
CN104109133A (zh) * 2014-06-26 2014-10-22 陕西科技大学 一种制备n-酰基吩噻嗪的方法
CN104109134A (zh) * 2014-06-26 2014-10-22 陕西科技大学 一种n-酰基吩噻嗪及其制备方法

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