JPH09301537A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JPH09301537A JPH09301537A JP8113431A JP11343196A JPH09301537A JP H09301537 A JPH09301537 A JP H09301537A JP 8113431 A JP8113431 A JP 8113431A JP 11343196 A JP11343196 A JP 11343196A JP H09301537 A JPH09301537 A JP H09301537A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- drive
- transported
- driving part
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フリーフローパレット搬送用コンベアとして
利用される搬送装置において、安価で高精度な搬送装置
を提供する。 【解決手段】 リニアモーターの可動子でパレット１１
１を構成し、パレット１１１の搬送方向に複数個のリニ
アモーターの固定子で構成された駆動部１１２を等間隔
に配設し、パレット１１１は、駆動部１１２ａにより右
方向に送られ、先端が駆動部１１２ｂに到達すると駆動
部１１２ａ，１１２ｂによる同期駆動制御により更に右
方向に送られ、後端が駆動部１１２ａを外れると駆動部
１１２ｂにより更に右方向に送られ順次このような駆動
制御を繰り返す。また、パレット１１１に最も近い駆動
部によりパレット１１１は任意の位置に位置決め制御さ
れる。パレットの搬送機能と任意位置決め機能を兼ね備
えることにより、パレットの簡易位置決め機能と作業ユ
ニット側の任意位置決め機能が簡略化され、全体として
安価で高精度な効果が得られる。
利用される搬送装置において、安価で高精度な搬送装置
を提供する。 【解決手段】 リニアモーターの可動子でパレット１１
１を構成し、パレット１１１の搬送方向に複数個のリニ
アモーターの固定子で構成された駆動部１１２を等間隔
に配設し、パレット１１１は、駆動部１１２ａにより右
方向に送られ、先端が駆動部１１２ｂに到達すると駆動
部１１２ａ，１１２ｂによる同期駆動制御により更に右
方向に送られ、後端が駆動部１１２ａを外れると駆動部
１１２ｂにより更に右方向に送られ順次このような駆動
制御を繰り返す。また、パレット１１１に最も近い駆動
部によりパレット１１１は任意の位置に位置決め制御さ
れる。パレットの搬送機能と任意位置決め機能を兼ね備
えることにより、パレットの簡易位置決め機能と作業ユ
ニット側の任意位置決め機能が簡略化され、全体として
安価で高精度な効果が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてフリーフ
ローパレット搬送用コンベアとして利用される搬送装置
に関するものである。
ローパレット搬送用コンベアとして利用される搬送装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】フリーフローパレット搬送用コンベアと
しては、特公昭５２−４５５６８号公報などに開示され
る搬送装置が広く用いられている。この種の搬送装置は
図１に示すように、パレット（被搬送体本体）１ａの下
面に支持角度を可変に設定できる駆動ローラ２が駆動軸
３に圧接するように構成されている。そして、駆動ロー
ラ２を支持する支持軸１８をその軸心のまわりに何らか
の方法で回転させ、駆動ローラ２の軸心Ｒが駆動軸３の
軸心Ｄに対し斜めに立体交叉するように設定したとき、
駆動軸３の回転方向と駆動ローラ２の回転方向とが斜交
するようになって、駆動軸３の回転力の一部が駆動ロー
ラ２を介してパレット１ａの推進力に変換される。他
方、前記支持軸１８を所定角度回転させ、前記両軸心
Ｒ，Ｄが平行になるように設定すると、駆動軸３の回転
方向と駆動ローラ２の回転方向は対称方向になり、駆動
ローラ２は空転するのみでパレット１ａには推進力が与
えられないことになる。
しては、特公昭５２−４５５６８号公報などに開示され
る搬送装置が広く用いられている。この種の搬送装置は
図１に示すように、パレット（被搬送体本体）１ａの下
面に支持角度を可変に設定できる駆動ローラ２が駆動軸
３に圧接するように構成されている。そして、駆動ロー
ラ２を支持する支持軸１８をその軸心のまわりに何らか
の方法で回転させ、駆動ローラ２の軸心Ｒが駆動軸３の
軸心Ｄに対し斜めに立体交叉するように設定したとき、
駆動軸３の回転方向と駆動ローラ２の回転方向とが斜交
するようになって、駆動軸３の回転力の一部が駆動ロー
ラ２を介してパレット１ａの推進力に変換される。他
方、前記支持軸１８を所定角度回転させ、前記両軸心
Ｒ，Ｄが平行になるように設定すると、駆動軸３の回転
方向と駆動ローラ２の回転方向は対称方向になり、駆動
ローラ２は空転するのみでパレット１ａには推進力が与
えられないことになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、パレットの搬送および位置決めは安価で
容易にできるが、パレットを任意の位置に位置決めした
り、微小間隔でステップ送りしたりすることができず、
パレットが停止した作業位置では作業ユニット側にパレ
ットの搬送方向に任意の位置決め機能をもつＸＹロボッ
トのようなものを設置することとなり、全体でみるとか
えって高価で複雑なものとなっている。
来の構成では、パレットの搬送および位置決めは安価で
容易にできるが、パレットを任意の位置に位置決めした
り、微小間隔でステップ送りしたりすることができず、
パレットが停止した作業位置では作業ユニット側にパレ
ットの搬送方向に任意の位置決め機能をもつＸＹロボッ
トのようなものを設置することとなり、全体でみるとか
えって高価で複雑なものとなっている。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、パレット側にパレットの搬送機能と搬送方向に任意
の位置決め機能を持たせることにより作業ユニットも含
め安価で高精度な搬送装置を提供することを目的とす
る。
で、パレット側にパレットの搬送機能と搬送方向に任意
の位置決め機能を持たせることにより作業ユニットも含
め安価で高精度な搬送装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送装置におい
ては、パレットの搬送機能と位置決め機能を兼ね備える
こととしたものである。
ては、パレットの搬送機能と位置決め機能を兼ね備える
こととしたものである。
【０００６】この本発明によれば、作業ユニット側の位
置決め機能が簡略化され、全体として安価で高精度な搬
送装置が得られる。
置決め機能が簡略化され、全体として安価で高精度な搬
送装置が得られる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、リニアモーターの可動子を被搬送体本体の下面に形
成した被搬送体と、被搬送体を案内支持するガイドフレ
ームと、ガイドフレームに沿って等間隔に配設された複
数個のリニアモーターの固定子からなる駆動部を有し、
固定子と可動子の間に発生する相対力により被搬送体が
ガイドフレームに沿って搬送されるように構成された搬
送装置において、被搬送体に隣接する少なくとも２つ以
上の駆動部による同期駆動制御と被搬送体に最も近い駆
動部による駆動制御を繰り返すことにより被搬送体を順
次搬送すると共に、被搬送体に最も近い駆動部により被
搬送体の任意の位置決め制御をするように構成したこと
としたものであり、被搬送体の搬送機能と任意位置決め
機能を兼ね備えることにより、作業ユニット側の位置決
め機能が簡略化されると共に、搬送方向への位置決めが
被搬送体のみとなり全体として位置決めが高精度になる
という作用を有する。
は、リニアモーターの可動子を被搬送体本体の下面に形
成した被搬送体と、被搬送体を案内支持するガイドフレ
ームと、ガイドフレームに沿って等間隔に配設された複
数個のリニアモーターの固定子からなる駆動部を有し、
固定子と可動子の間に発生する相対力により被搬送体が
ガイドフレームに沿って搬送されるように構成された搬
送装置において、被搬送体に隣接する少なくとも２つ以
上の駆動部による同期駆動制御と被搬送体に最も近い駆
動部による駆動制御を繰り返すことにより被搬送体を順
次搬送すると共に、被搬送体に最も近い駆動部により被
搬送体の任意の位置決め制御をするように構成したこと
としたものであり、被搬送体の搬送機能と任意位置決め
機能を兼ね備えることにより、作業ユニット側の位置決
め機能が簡略化されると共に、搬送方向への位置決めが
被搬送体のみとなり全体として位置決めが高精度になる
という作用を有する。
【０００８】以下本発明の実施の形態について、図面を
参照しながら説明する。 （実施の形態１）図２は搬送装置の構成図を示し、図２
において１１１はリニアモーターの可動子でパレットを
構成し、パレット１１１の搬送方向に複数個のリニアモ
ーターの固定子で構成された駆動部１１２ａ，１１２
ｂ，１１２ｃと、パレット１１１を搬送方向に規制する
と共にパレット１１１と駆動部１１２のギャップを一定
に保持するローラガイド部１１４ａ，１１４ｂ，１１４
ｃを、ガイドフレーム１１３上に等間隔に配設してい
る。
参照しながら説明する。 （実施の形態１）図２は搬送装置の構成図を示し、図２
において１１１はリニアモーターの可動子でパレットを
構成し、パレット１１１の搬送方向に複数個のリニアモ
ーターの固定子で構成された駆動部１１２ａ，１１２
ｂ，１１２ｃと、パレット１１１を搬送方向に規制する
と共にパレット１１１と駆動部１１２のギャップを一定
に保持するローラガイド部１１４ａ，１１４ｂ，１１４
ｃを、ガイドフレーム１１３上に等間隔に配設してい
る。
【０００９】図３は駆動制御装置のブロック図を示し、
図３において１１５ａ，１１５ｂ，１１５ｃは駆動部１
１２ａ，１１２ｂ，１１２ｃを各々駆動するためのドラ
イバー部で、ドライバー部に駆動信号を送り出す制御部
１１６で駆動制御装置１１７は構成されている。
図３において１１５ａ，１１５ｂ，１１５ｃは駆動部１
１２ａ，１１２ｂ，１１２ｃを各々駆動するためのドラ
イバー部で、ドライバー部に駆動信号を送り出す制御部
１１６で駆動制御装置１１７は構成されている。
【００１０】制御部１１６よりドライバー部１１５ａ，
１１５ｂ，１１５ｃには制御信号が送られ、パレット１
１１は、図４（ａ）に示すように、まずパレット１１１
に最も近い駆動部１１２ａにより右方向に送られ、パレ
ット１１１の先端が駆動部１１２ｂに到達すると、図４
（ｂ）に示すようにパレット１１１に隣接する２つの駆
動部１１２ａ，１１２ｂによる同期駆動制御により更に
右方向に送られる。次に、図４（ｃ）に示すようにパレ
ット１１１の後端が駆動部１１２ａを外れるとパレット
１１１に最も近い駆動部１１２ｂにより更に右方向に送
られ順次このような駆動制御を繰り返すことによりパレ
ットは順次搬送される。また、パレット１１１に最も近
い駆動部によりパレット１１１は任意の位置に位置決め
制御される。
１１５ｂ，１１５ｃには制御信号が送られ、パレット１
１１は、図４（ａ）に示すように、まずパレット１１１
に最も近い駆動部１１２ａにより右方向に送られ、パレ
ット１１１の先端が駆動部１１２ｂに到達すると、図４
（ｂ）に示すようにパレット１１１に隣接する２つの駆
動部１１２ａ，１１２ｂによる同期駆動制御により更に
右方向に送られる。次に、図４（ｃ）に示すようにパレ
ット１１１の後端が駆動部１１２ａを外れるとパレット
１１１に最も近い駆動部１１２ｂにより更に右方向に送
られ順次このような駆動制御を繰り返すことによりパレ
ットは順次搬送される。また、パレット１１１に最も近
い駆動部によりパレット１１１は任意の位置に位置決め
制御される。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パレット
の搬送機能と任意位置決め機能を兼ね備えることによ
り、パレットの簡易位置決め機能と作業ユニット側の任
意位置決め機能が簡略化され、全体として安価で高精度
という有利な効果が得られる。
の搬送機能と任意位置決め機能を兼ね備えることによ
り、パレットの簡易位置決め機能と作業ユニット側の任
意位置決め機能が簡略化され、全体として安価で高精度
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の搬送装置の構成図
【図２】本発明の搬送装置の構成図
【図３】本発明の駆動制御装置のブロック図
【図４】本発明の搬送装置の動作説明図
１１１ パレット １１２ 駆動部 １１３ ガイドフレーム １１４ ローラガイド １１５ ドライバー部 １１６ 制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 リニアモーターの可動子を被搬送体本体
の下面に形成した被搬送体と、被搬送体を案内支持する
ガイドフレームと、ガイドフレームに沿って等間隔に配
設された複数個のリニアモーターの固定子からなる駆動
部を有し、固定子と可動子の間に発生する相対力により
被搬送体がガイドフレームに沿って搬送されるように構
成された搬送装置において、被搬送体に隣接する少なく
とも２つ以上の駆動部による同期駆動制御と被搬送体に
最も近い駆動部による駆動制御を繰り返すことにより被
搬送体を順次搬送すると共に、被搬送体に最も近い駆動
部により被搬送体の任意の位置決め制御をするように構
成したことを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113431A JPH09301537A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113431A JPH09301537A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301537A true JPH09301537A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14612058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113431A Pending JPH09301537A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010024234A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | Thk株式会社 | 分散配置リニアモータおよび分散配置リニアモータの駆動システム |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113431A patent/JPH09301537A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010024234A1 (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-04 | Thk株式会社 | 分散配置リニアモータおよび分散配置リニアモータの駆動システム |
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