JPH09301397A - 蓋付容器の蓋ロック機構 - Google Patents

蓋付容器の蓋ロック機構

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Publication number
JPH09301397A
JPH09301397A JP8114800A JP11480096A JPH09301397A JP H09301397 A JPH09301397 A JP H09301397A JP 8114800 A JP8114800 A JP 8114800A JP 11480096 A JP11480096 A JP 11480096A JP H09301397 A JPH09301397 A JP H09301397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
lock member
container body
container
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP8114800A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Nonaka
重信 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP8114800A priority Critical patent/JPH09301397A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋を容器本体に確実に固定して上部開口部を
閉じることが出来ると共に、閉じた蓋が簡単にロック解
除されることのないようにすることにある。 【解決手段】 蓋4に枢着したロック部材5を介してこ
の蓋を容器本体2に着脱できる蓋付容器において、ロッ
ク部材に係合軸部12と係合突起13を形成し、このロ
ック部材の係合軸部と係合突起を蓋の支持部7に形成し
た穴8に遊嵌してヒンジ接合でき、且つこのロック部材
のロックを解除する時には、ヒンジ接合した蓋の穴から
ロック部材の係合突起を支持部の内面に乗り上げさせな
いとロック解除出来ないようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓋付きのごみ容器を
はじめ各種の蓋付容器の蓋ロック機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のごみ容器等の蓋付容器における蓋
ロック機構は、図6に示すように蓋101の所定の外周
縁に、ロック部材102の一端103がヒンジ接合して
あり、このロック部材102の先端よりの内側には爪1
04が形成してあった。そして、この蓋101を容器本
体105の上部開口部106に被せ、ロック部材102
の先端の爪104を 容器本体105の上部外周に形成
したフランジ部106に引っ掛けて上記蓋101を容器
本体105にロック(固定)していた(実開平3ー93
451号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蓋付容器の蓋ロック機構では、容器本体105のフラン
ジ部106が変形していた場合など、ロック部材102
の爪104がフランジ部106に引っ掛かりにくくなっ
たり、浅く引っ掛かったりする場合があり、ちょっとし
た衝撃等によって簡単に爪104がフランジ部106か
ら外れてしまうといった問題があった。
【0004】また、蓋101と容器本体105の位置決
めを正確に行わないと、ロック部材102の爪104が
フランジ部106に引っ掛かりが不十分になったり、か
たくなったりする場合があった。
【0005】本発明は上記のような問題点に鑑みて開発
されたものであり、その目的とするところは、蓋を容器
本体に確実に固定して上部開口部を閉じることが出来る
と共に、閉じた蓋が簡単にロック解除されることのない
ようにした蓋付容器の蓋ロック機構を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、上部を開口してなる容器本体と、この容
器本体の上部開口を開閉できるように形成した蓋と、こ
の蓋を容器本体に固定するロック部材とからなり、ロッ
ク部材の基端部を蓋の外周縁部の所定箇所にヒンジ接合
し、蓋を容器本体の上部開口に被せてロック部材の先端
部に形成した係止爪を容器本体の上部に形成した係止部
に係止することによって、上記蓋を容器本体に固定でき
るようにした蓋付容器において、上記ロック部材の基端
部の左右両側部に係合軸部とこの係合軸部より高さの低
い係合突起とを形成し、且つロック部材をヒンジ接合す
る蓋にはロック部材の上記係合軸部および係合突起を遊
嵌する穴を有する支持部を形成し、上記ロック部材の係
止爪を容器本体の係止部に係止して蓋を閉じたとき、こ
のロック部材を上方に上げて蓋の上記穴に遊嵌している
ロック部材の係合突起を、蓋の支持部または/およびロ
ック部材を弾性変形させて支持部の内面に乗り上げさせ
ないと、上記蓋のロックを解除できないようにした構成
にしてある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1〜図5を基に説明する。本発明に係る蓋付容器の
蓋ロック機構1は、上部を開口してなる容器本体2と、
この容器本体2の上部開口3を開閉できるように形成し
た蓋4と、この蓋4を容器本体2に固定するロック部材
5とによって構成されている。
【0008】すなわち、容器本体2は、合成樹脂(金属
材や木材、紙等であってもよい。)によって形成された
上部を開口してなる有底の円筒状(多角形状であっても
よい。)のものであり、上部外周縁にはフランジ部(係
止部)6が形成してある。
【0009】また、蓋4は上記容器本体2と同様の部材
によって、上記容器本体2の上部開口3より少し大き
く、外周縁4aが容器本体2のフランジ部6に載置でき
る大きさに形成されたものであり、容器本体2の上部開
口3を開閉できるようにしてある。この蓋4の外周縁4
a寄りの対向する2か所(2か所以上でもよい)には、
後述するロック部材5の幅より少し広い間隔を以て対峙
するように例えば凸状の支持部7が立設するように形成
されている。この支持部7の対峙する内面7a側(図
3、図4参照)には上下方向に長穴8が夫々形成されて
いる。この長穴8によってロック部材5はヒンジ接合さ
れる。
【0010】上記のロック部材5(図3〜図5参照)
は、平面略矩形状であり,先端部9に比べ基端部11は
肉厚で全体が短辺方向に少し彎曲形成されている。ま
た、先端部9の内側には係止爪10が形成され、基端部
11の左右両側部には両側方向に突出するようにして係
合軸部12とこの係合軸部12より高さの低い係合突起
13とが隣接形成されている。係合突起13の上端13
aは丸く形成してある。
【0011】ロック部材5の基端部11は、前記蓋4の
所定間隔を以て対峙する支持部7の間に配され、左右両
側部の係合軸部12と係合突起13は、上記各支持部7
の長穴8に遊嵌してヒンジ接合されている。
【0012】図2、図4に示すように上記のロック部材
5の先端部9を上方向に少し力を入れて上げることによ
り、蓋4の支持部7または/およびロック部材5を弾性
変形し、支持部7の長穴8に係合している係合突起13
は長穴8から外に出て支持部7の内面7aに乗り上げた
状態となる。この状態で図1、図3に示すように蓋4を
上記容器本体2の上部開口3に被せてロック部材5を下
方向に下げるせることにより、支持部7の内面7aに乗
り上げた状態の係合突起13は支持部7の長穴8に再び
遊嵌すると共に、ロック部材5の先端部9の係止爪10
は容器本体2のフランジ部6に係止する。このことによ
り容器本体2の上部開口3は、ロック部材5を介して蓋
4で確実に閉じられる。
【0013】この時に、前記のようにロック部材5の係
合突起13が蓋4の支持部7の長穴8に嵌まり込んだ状
態であるので、ロック部材5の先端部9を弱い力で上方
に引き上げようとしても、或いは容器本体2のフランジ
部6に対するロック部材5の係止爪10の係止状態が不
十分であっても、前期のように蓋4の支持部7または/
およびロック部材5を弾性変形させないと長穴8に嵌ま
り込んだ係合突起13は簡単には支持部7の内面7aに
乗り上げさせることができないので、ロック部材5によ
る容器本体2と蓋4とのロックは簡単には解除しない。
したがって、一旦閉じた蓋5は簡単に開いてしまうとい
ったことがない。
【0014】尚、蓋4の一部を容器本体3にヒンジ接合
し、このヒンジ接合部分の反対位置にロック部材5を設
けて蓋4をロックできるようにした蓋付容器であっても
よい。また、容器本体3の係止部は、上記のようにフラ
ンジ部6でなく、別に形成した係止片部(図示せず)で
あってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上、上記説明でも明らかなように本発
明の蓋付容器の蓋ロック機構では、ロック部材に形成し
た係合突起と、蓋側に形成した穴との遊嵌関係を解除さ
せないと、閉じた蓋のロックを解除させる事が出来ない
ので、蓋が簡単に開いてしまうといったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蓋付容器の蓋ロック機構を示す断
面図である。
【図2】本発明に係るロック部材を上方に上げた状態を
示す断面図である。
【図3】本発明に係るロック部材を下げた状態を示す上
方から見た説明図である。
【図4】本発明に係るロック部材を上げた状態を示す上
方から見た説明図である。
【図5】本発明に係るロック部材の側面図である。
【図6】従来の蓋付容器の蓋ロック機構を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 蓋ロック機構 2 容器本体 3 上部開口 4 蓋 4a 外周縁 5 ロック部材 6 フランジ部 7 支持部 7a 内面 8 長穴 9 先端部 10 係止爪 11 基端部 12 係合軸部 13 係合突起 13a 上端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口してなる容器本体と、この容
    器本体の上部開口を開閉できるように形成した蓋と、こ
    の蓋を容器本体に固定するロック部材とからなり、ロッ
    ク部材の基端部を蓋の外周縁部の所定箇所にヒンジ接合
    し、蓋を容器本体の上部開口に被せてロック部材の先端
    部に形成した係止爪を容器本体の上部に形成した係止部
    に係止することによって、上記蓋を容器本体に固定でき
    るようにした蓋付容器において、 上記ロック部材の基端部の左右両側部に係合軸部とこの
    係合軸部より高さの低い係合突起とを形成し、且つロッ
    ク部材をヒンジ接合する蓋にはロック部材の上記係合軸
    部および係合突起を遊嵌する穴を有する支持部を形成
    し、上記ロック部材の係止爪を容器本体の係止部に係止
    して蓋を閉じたとき、このロック部材を上方に上げて蓋
    の上記穴に遊嵌しているロック部材の係合突起を、蓋の
    支持部または/およびロック部材を弾性変形させて支持
    部の内面に乗り上げさせないと、上記蓋のロックを解除
    できないようにしたことを特徴とする蓋付容器の蓋ロッ
    ク機構。
JP8114800A 1996-05-09 1996-05-09 蓋付容器の蓋ロック機構 Pending JPH09301397A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8114800A JPH09301397A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 蓋付容器の蓋ロック機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8114800A JPH09301397A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 蓋付容器の蓋ロック機構

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Publication Number Publication Date
JPH09301397A true JPH09301397A (ja) 1997-11-25

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ID=14647012

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8114800A Pending JPH09301397A (ja) 1996-05-09 1996-05-09 蓋付容器の蓋ロック機構

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