JPH09301125A - 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト - Google Patents

自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト

Info

Publication number
JPH09301125A
JPH09301125A JP8147913A JP14791396A JPH09301125A JP H09301125 A JPH09301125 A JP H09301125A JP 8147913 A JP8147913 A JP 8147913A JP 14791396 A JP14791396 A JP 14791396A JP H09301125 A JPH09301125 A JP H09301125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
seat
seat belt
wake
generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8147913A
Other languages
English (en)
Inventor
Kakusou Hasegawa
鶴相 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONGO RAITO KOGYO KK
Original Assignee
KONGO RAITO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KONGO RAITO KOGYO KK filed Critical KONGO RAITO KOGYO KK
Priority to JP8147913A priority Critical patent/JPH09301125A/ja
Publication of JPH09301125A publication Critical patent/JPH09301125A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車運転者の居眠り運転を効果的に防止する
ため、振動、音声、香料の臭気、薬剤のガス等の1以上
を発生する目覚し手段を運転席のシートベルトに備えた
ことを特徴とする、自動車の運転席の目覚し手段付シー
トベルトを提供する。 【構成】振動、音声、香料の臭気、薬剤のガス等のうち
の1以上を発生して運転者の眠気を覚ますようにした目
覚し手段2を、自動車の運転席3のシートベルト1の一
部に予じめ一体的に備えたシートベルト1を設けるか、
若しくは、シートベルト1に対して事後的に着脱自在に
取付けるように備えたものである、自動車の運転席の目
覚し手段付シートベルト。 【効果】運転時に必ず装着することを法律で義務付けら
れている運転席のシートベルトに目覚し手段を備えたも
のであり、そして該シートベルトは装着時に必ず運転者
の身体に密着するものであるため、目覚し手段の作動に
よる振動、音声、香料の香気、薬剤ガス等が直に運転者
に伝達し作用して、極めて効果的に運転者を眠気から覚
醒せしめ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車運転者の居眠り
運転を効果的に防止するため、振動、音声、香料の臭
気、薬剤のガス等の1以上を発生する目覚し手段を運転
席のシートベルトに備えたことを特徴とするものであ
り、運転時の装着が法的に義務付けられているシートベ
ルトに目覚し手段を備えたため、またシートベルトは身
体に密着しているため、眠気を覚えたときに該目覚し手
段を作動することによって、運転者を極めて短時間内に
確実に覚醒し得て、もって、居眠りによる自動車事故の
防止、即ち交通安全に大きく貢献せんとするものであ
る。
【0002】
【従来の課題】現在、自動車事故の発生原因の最大多数
を占めるのは居眠り運転によるものであると言われてい
る。そして、自動車を運転するのが生身の人間である以
上は、各運転者が運転中に注意力を集中し、また日頃の
体調維持その他に充分に気を配っているつもりでも、種
々の要因から運転中に偶々居眠りしてしまった経験は全
ての運転者にあり、その中の幾例かが事故、大事故の原
因となって、自分ばかりでなく全く責任の無い他人にま
で怪我を負わせたり、生命を奪ってしまったりすること
になるのである。
【0003】従って、居眠り運転の防止乃至予防は、即
座に交通安全に連らなり、有効な防止手段があれば、多
数の生命を救い、また自動車破損を少なくするなど、そ
れによる人的及び経済的な利益は莫大なものがある。
【0004】従来も種々の居眠り運転手段が考えられて
きたが、いまだに有効なものは提供されておらず、よっ
て、運転中に眠気を覚えると、ラジオ、CD等をかけ、
音楽を聞き、大声で歌ったり、ガムを噛んだり、または
一旦車を停めて休む、等をする位であった。
【0005】
【本発明の前提発明】そこで、本願出願人は先に特願平
5−352167号、発明の名称「自動車の居眠り運転
防止装置及び方法」、及び、特願平6−275581
号、発明の名称「自動車の居眠り運転防止装置及び方
法」を発明し、その装置及び方法を提供してきたもので
あるが、特に運転席においける装置の設置につき多少の
課題が残ることから、研究を進めた結果、
【0006】今回、自動車の運転者が運転時に必ず装着
することを法律で義務付けられている運転席のシートベ
ルトに着目し、該シートベルトに目覚し手段を備えるこ
とを発明し、該目覚し手段の作動で確実に運転者の眠気
を覚醒できるようにしたものである。
【0007】
【課題の解決手段】即ち、本発明は、振動、音声、香料
の臭気、薬剤のガス等のうちの1以上を発生して運転者
の眠気を覚ますようにした目覚し手段をシートベルトの
一部に備えたものである、自動車の運転席の目覚し手段
付シートベルトによって課題を解決したものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例につき説明する(図1
参照)。振動、音声、香料の臭気、薬剤のガス等のうち
の1以上を発生して運転者の眠気を覚ますようにした目
覚し手段2を自動車の運転席(シート)3のシートベル
ト1の一部に備えたものである、自動車の運転席の目覚
し手段付シートベルトである。
【0009】上記の目覚し手段2は、自動車の運転席3
のシートベルト1の一部に予じめ一体的に備えたシート
ベルト1を設けるか、若しくは、シートベルト1に対し
て事後的に着脱自在に取付けるようにする。
【0010】目覚し手段2は、(1)電磁バイブレータ
ーその他の振動発生手段、(2)警報音、音楽、人声そ
の他の音声を発する音声発生手段、(3)覚醒作用のあ
る香料の臭気、若しくは、薬剤その他のガスの発生、噴
霧等を行う手段、(4)上記の各手段をマイコン等で制
御するコントローラー2a、等からなり、該コントロー
ラー2aにより各手段の1以上を同時若しくは順番に、
または、設定時間間隔で繰り返して作動するように備え
る。
【0011】目覚し手段2の、振動発生手段は、例え
ば、通常の電磁バイブレーターや、モーターの回転軸に
取付けた偏心板を高速回転する振動発生手段など任意で
ある。
【0012】音声発生手段は、ピー、ピー、ピッ、ピ
ッ、ブー、ブー、キューン、キューン等の警報音や、ク
ラシックその他の音楽、起きろ、起きろ等の人の声、等
の眠気を覚ます音声を発する装置であり、それらの音声
は主に電子合成音、録音、受信音等である。
【0013】香料の臭気、若しくは、薬剤のガスを発
生、噴霧する手段は、眠気を覚ます作用のある香料、薬
剤を加熱昇華、圧力ガスの放射、または液の噴霧(スプ
レー)などして、その匂いや薬効で眠気を覚ますように
したものである。
【0014】目覚し手段2の振動、音声、香料の臭気、
薬剤のガス等の発生手段、及び、これらの手段を制御す
るコントローラー2aの両方を小形ケース2bに内装し
てこれをシートベルト1に備えてもよいが、コントロー
ラー2aを別設して運転席3の背もたれその他に設置す
るのも任意である。また、運転者4がシートベルト1を
装着したとき、小形ケース2bが胸若しくは肩先付近に
位置することが望ましい。但し、振動の場合は腹部でも
良い。
【0015】目覚し手段2はコントローラー2aのプロ
グラムに従って行うようにし、振動、音声、香気ガス等
は一種宛単独に、若しくは2種以上を同時に、または順
番に、若しくはランダムに発生するようにプログラム
し、より効果的には、上記作用を30秒毎に数回、3分
間毎に数回、5分間毎に数回など、設定間隔で繰り返す
ようにセットする。
【0016】目覚し手段2の電源は電池若しくは自動車
電源を使用する。
【0017】コントローラー2aはマイコン、リモコン
スイッチ、タイマー、録音再生機、その他からなり、例
えば、ダイヤル、押ボタン等で操作する。
【0018】目覚し手段を作動する契機は、運転者が眠
気を自覚したとき自らスイッチONするか、予約タイマ
ー等で設定時刻に自動的にスイッチONするか、また
は、人の眠気を検知する電子装置等で行うなど任意であ
る。
【0019】
【作用】運転者自ら、予約タイマー、または、眠気を検
知する電子装置等でスイッチONすると、シートベルト
1に備えた目覚し手段2が作動して振動、音声を発し、
或は香気を発し、薬剤を噴霧するなどし、それらを各単
独にまたは何れかを同時に、または順番に、或いは30
秒毎、1分毎など設定時間間隔で複数回繰り返すなど、
コントローラーに予じめプログラムしておくことによ
り、目的通りに行って、運転者の眠気を覚ますものであ
る。
【0020】
【効果】運転時に必ず装着することを法律で義務付けら
れている運転席のシートベルトに目覚し手段を備えたも
のであり、そして該シートベルトは装着時に必ず運転者
の身体に密着するものであるため、目覚し手段の作動に
よる振動、音声、香料の香気、薬剤ガス等が直に運転者
に伝達し作用して、極めて効果的に運転者を眠気から覚
醒せしめ得る。
【0021】特に、目覚し手段をシートベルト装着時に
運転者の胸若しくは背先付近に位置するように備えれ
ば、目覚し効果を充分に発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の運転席の運転者が本発明目覚し手段付
シートベルトを装着した状態の正面図。
【符号の説明】
1 シートベルト 2 目覚し手段 2a コントローラー 2b 小形ケース 3 運転席(シート) 4 運転者

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動、音声、香料の臭気、薬剤のガス等の
    うちの1以上を発生して運転者の眠気を覚ますようにし
    た目覚し手段をシートベルトの一部に備えたものであ
    る、 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト。
  2. 【請求項2】目覚し手段を、自動車の運転席のシートベ
    ルトの一部に予じめ一体的に備えたシートベルトを設け
    るか、若しくは、シートベルトに対して事後的に着脱自
    在に取付けるようにしたものである、 請求項1の自動車の運転席の目覚し手段付シートベル
    ト。
  3. 【請求項3】目覚し手段は、電磁バイブレーターその他
    の振動発生手段、警報音、音楽、人声その他の音声を発
    する音声発生手段、覚醒作用のある香料による臭気、薬
    剤のガスの発生、噴霧等を行う手段、及びそれらの手段
    をマイコン等で制御するコントローラー等からなり、該
    コントローラーにより各手段の1以上を同時若しくは順
    番に、または、設定時間間隔で繰り返して作動するよう
    に備えたものである、 請求項1の自動車の運転席の目覚し手段付シートベル
    ト。
JP8147913A 1996-05-17 1996-05-17 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト Pending JPH09301125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147913A JPH09301125A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147913A JPH09301125A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09301125A true JPH09301125A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15440942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8147913A Pending JPH09301125A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09301125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370540A (en) * 1997-12-16 2002-07-03 Nsk Ltd A seat belt system with indication when a driver dozes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2370540A (en) * 1997-12-16 2002-07-03 Nsk Ltd A seat belt system with indication when a driver dozes
GB2370540B (en) * 1997-12-16 2002-08-14 Nsk Ltd Automotive passenger restraint and protection apparatus and seatbelt protraction and retraction amount-detecting device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6712287B1 (en) Programmable device for diffusing olfactory peaks
CN103476622B (zh) 用于监测车辆的驾驶员的警觉性且刺激其脑电波的方法和装置
US6337629B1 (en) Method and a system for monitoring a person
JP2009031840A (ja) 居眠り運転防止装置
JPH09301125A (ja) 自動車の運転席の目覚し手段付シートベルト
JPH058656A (ja) 車両の居眠り運転防止装置
JP3763668B2 (ja) 車両用覚醒維持装置
US5508685A (en) Vehicle and device adapted to revive a fatigued driver
Corfitsen ‘Fatigue’among young male night-time car drivers: is there a risk-taking group?
JP3103288B2 (ja) 覚醒維持装置及び覚醒維持用記録媒体
RU83968U1 (ru) Устройство контроля состояния водителя
JP2003237490A (ja) 車両用コミュニケーション装置
JPH10226314A (ja) シートベルト着用促進装置
JPH08115481A (ja) 自動車の居眠り運転防止装置及び方法
JPH1178591A (ja) 居眠り防止装置
EP0276462B1 (en) Acoustic sleep inhibiting device
JPS63270240A (ja) 居眠り状態検出装置
JPS6225387Y2 (ja)
JPH11189066A (ja) 車両用警報装置
JPH07195957A (ja) 自動車の居眠り運転防止装置及び方法
Fahey Advisory and alarm stimuli optimization for a drowsy driver detection system
Kimura et al. Research on Attention Keeping Technology to Reduce Careless Driving Accidents
JPH03247343A (ja) 芳香装置
KR200174919Y1 (ko) 졸음운전 방지장치
JPH01233695A (ja) 目覚まし装置