JPH08115481A - 自動車の居眠り運転防止装置及び方法 - Google Patents

自動車の居眠り運転防止装置及び方法

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JPH08115481A
JPH08115481A JP27558194A JP27558194A JPH08115481A JP H08115481 A JPH08115481 A JP H08115481A JP 27558194 A JP27558194 A JP 27558194A JP 27558194 A JP27558194 A JP 27558194A JP H08115481 A JPH08115481 A JP H08115481A
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JP
Japan
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vibration
driver
seat
center
generator
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Application number
JP27558194A
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English (en)
Inventor
Tsurusuke Hasegawa
鶴相 長谷川
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KONGO RAITO KOGYO KK
Original Assignee
KONGO RAITO KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】振動若しくは打撃の刺激を伝達せしめて、短時
間内に確実に運転者を眠気から覚醒させる装置を提供す
る。 【構成】自動車の運転席のシート1の座席2中に振動乃
至打撃発生器3を、その振動乃至打撃の発生点Pが、運
転者6が着座したときその尻6aが体重で座席2に圧着
する圧着面7の、中心(肛門)位置7a若しくは該位置
7aを中心とした半径10〜15cmの範囲7b内に位
置するように埋設してなる、自動車の居眠り運転防止装
置、及び、運転者6のスイッチONで、刺激が身体中心
(背柱:脊髄)を通って直ちに脳中枢神経に伝達するよ
うにする。 【効果】運転者を極めて短時間の内に有効確実に覚醒せ
しめ得る。また、1サイクルの刺激で充分に覚醒しない
場合でも、2〜3サイクルの刺激で覚醒させ、更に5分
位間隔をおいて自動的に第2シリーズが開始するので、
また眠気を催すような場合にも有効に対処し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の居眠り運転を
効果的に防止するための、自動車の居眠り運転防止装置
及び方法に係るものであり、運転者が眠気を覚えると同
時にスイッチONすると、座席中の振動乃至打撃発生器
による尻の中心(肛門)若しくはその付近に対する振動
若しくは打撃の強力な刺激が繰り返され、この強力な刺
激が脳中枢神経に伝達されて、運転者を極めて短時間の
内に確実に覚醒し得るようにした装置及び方法を提供
し、もって、居眠りによる自動車事故の防止、即ち交通
安全に大きく貢献せんとするものである。
【0002】
【従来の課題】現在、自動車事故の発生原因の最大多数
を占めるのは居眠り運転によるものであると言われてい
る。そして、自動車を運転するのが生身の人間である以
上は、各運転者が運転中の注意力集中、日頃の体調維持
その他に充分に気を配っていたとしても、種々の要因か
ら運転中に偶々居眠りしてしまった経験は全ての運転者
にあり、その中の幾例かが事故、大事故の原因となっ
て、自分ばかりでなく全く責任の無い他人にまで怪我を
負わせたり、生命を奪ってしまったりすることになるの
である。
【0003】従って、居眠り運転の防止乃至予防は、即
座に交通安全に連らなり、有効な防止手段があれば、多
数の生命を救い、また自動車破損を少なくするなど、そ
れによる人的及び経済的な利益は莫大なものがある。
【0004】従来も種々の居眠り運転手段が考えられて
きたが、いまだに有効なものは提供されておらず、よっ
て、運転中に眠気を覚えると、ラジオ、CD等をかけ、
音楽を聞き、大声で歌ったり、ガムを噛んだり、または
一旦車を停めて休む、等をする位であった。
【0005】また、例えば、近時進歩した各種コンピュ
ーターや電子装置を利用して人の脳波(眠気)を測定キ
ャッチし、それによって自動的に警報を発し、或は停車
することなども理論的には可能と思われるが、電子装置
の性能、個人差、眠気の原因の分析把握不充分、そして
何よりも極めて高価な装置となってしまうなどの問題点
が多く、その実現にはほど遠いものであった。
【0006】
【本発明の目的】そこで、本発明は、上記の理想的な自
動的装置には至らないまでも、半自動的に、つまり、運
転者が眠気を催したと自己判断したときにスイッチON
することによって作動して、身体に対する直接的な振動
若しくは打撃の刺激を脳中枢神経に伝達せしめることに
よって、短時間内に確実に運転者を眠気から覚醒させる
装置及び方法を開発して、もって、居眠り運転を有効に
防止せんとするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、自動車の運転
席のシートの座席中に振動乃至打撃発生器を、その振動
乃至打撃の発生点が、運転者が着座したとき、その尻が
体重で座席に圧着する圧着面の、中心(肛門)位置若し
くは該位置を中心とした半径10〜15cmの範囲内に
位置するように埋設してなり、運転者のスイッチON
で、座席中の振動乃至打撃発生器が作動して座席に密着
した運転者の尻の中心(肛門)若しくはその付近に振動
乃至打撃を与え、その刺激が身体中心(背柱:脊髄)を
通って直ちに脳中枢神経に伝達するようにして、運転者
を短時間内に覚醒するようにしたことを特徴とする、自
動車の居眠り運転防止装置によって、課題を解決したも
のである。
【0008】また、本発明は、上記本発明を使用し、運
転者のスイッチONによって、振動乃至打撃発生器によ
る振動若しくは打撃を設定時間ずつ設定回数繰り返し、
これを1サイクルとして、設定時間毎に設定回数サイク
ル繰り返し、更にこれを1シリーズとして、設定時間毎
に設定回数シリーズ繰り返したのち、自動的にスイッチ
OFFするようにし、この間、上記尻の中心(肛門)若
しくはその付近に対する振動若しくは打撃による刺激を
身体中心(背柱:脊髄)を通して直ちに脳中枢神経に伝
達して、運転者を確実に覚醒するようにした、自動車の
居眠り運転防止方法によって、課題を解決したものであ
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明装置の実施例につき説明する
と、(図1、図2、図3参照) 自動車の運転席のシート1の座席2中に振動乃至打撃発
生器3を、その振動乃至打撃の発生点Pが、運転者6が
着座したときその尻6aが体重で座席2に圧着する圧着
面7の、中心(肛門)位置7a若しくは該位置7aを中
心とした半径10〜15cmの範囲7b内に位置するよ
うに埋設してなり、運転者6のスイッチONで、座席2
中の振動乃至打撃発生器3が作動して座席2に密着した
運転者6の尻6aの中心(肛門)若しくはその付近に振
動乃至打撃を与え、その刺激が身体中心(背柱:脊髄)
を通って直ちに脳中枢神経に伝達するようにして、運転
者6を短時間内に覚醒するようにした自動車の居眠り運
転防止装置を設けたものである。
【0010】上記本発明装置において、振動乃至打撃発
生器3は、モーター8の回転軸に偏心円板9若しくは上
下動棒等を連係設置し、モーター8の回転で該偏心円板
9若しくは上下動棒が運動して振動若しくは打撃を発生
するようにしたもの、または電磁振動発生器、その他、
要するに通常のマッサージ用振動よりは振幅が大きく強
力な振動若しくは打撃を発生するように設けたものであ
れば任意であり、これを自動車のシート1の座席2中、
即ち座席2の肉厚中(クッション中)に埋設し、該座席
2に着座した運転者6の尻6a(必ず座席2に密着して
いる)の中心(肛門)位置若しくはその付近に集中的に
振動若しくは打撃を与えるように備えたものである。
【0011】
【作用(方法の実施例)】自動車のシート1の座席2に
着座した運転者6が運転中に眠気を覚えて装置Aのスイ
ッチをONすると、該スイッチONによって、振動乃至
打撃発生器3による振動若しくは打撃を設定時間(例、
3秒間)ずつ設定回数(例、3回)繰り返し、これを1
サイクルとして、設定時間毎(例、30秒毎)に設定回
数サイクル(例、3回)繰り返し、またこれを1シリー
ズとして、設定時間毎(例、5分毎)に設定回数シリー
ズ(例、3回)繰り返したのち、自動的にスイッチがO
FFする。この間、上記尻中心付近に対する振動若しく
は打撃による刺激を身体中心(背柱:脊髄)を通して直
ちに脳中枢神経に伝達して、運転者を確実に覚醒するも
のである。
【0012】上記作用例を、具体的に説明すると、 ◎スイッチON 3秒間 振動若しくは打撃 3秒間 停止 3秒間 振動若しくは打撃 3秒間 停止 3秒間 振動若しくは打撃 3秒間 停止 ────────────────────────────────── 「第1サイクル」(上記3×6=18秒間を1サイクルとする。) │30秒後 「第2サイクル」 │30秒後 「第3サイクル」 ────────────────────────────────── 「第1シリーズ」(上記第1〜第3サイクルを1シリーズとする。) │5分後 「第2シリーズ」 │5分後 「第3シリーズ」 ◎スイッチOFF(第3シリーズ終了で自動的にOFFする。)
【0013】
【効果】運転者が運転中に眠気を覚えて本発明装置のス
イッチONすると同時に振動乃至打撃発生器による異常
な振動乃至打撃を身体の中心である尻の中心(肛門)若
しくはその付近に受け、その刺激が身体中心(背柱:脊
髄)を通って直ちに脳中枢神経に伝達され、また、その
刺激が繰り返されるようにしたので、運転者を極めて短
時間の内に有効確実に覚醒せしめ得る優れた効果があ
る。
【0014】また、1サイクルの刺激で充分に覚醒しな
い場合でも、2〜3サイクルの刺激では100%覚醒さ
せ得ると共に、更に第1シリーズが終了しても5分位間
隔をおいて自動的に第2シリーズが開始するので、一旦
目覚めてからしばらくしてまた眠気を催すような場合に
も有効に対処し得る利点がなる。以上の如く、本発明は
交通事故の最大原因である居眠り運転を極めて効果的に
防止し得て、もって、交通安全の実現に大きく貢献し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を自動車のシートの座席に実施した
状態を示す図。
【図2】シートの座席に設置した振動乃至打撃発生器と
尻との位置関係を示す背面図。
【図3】シートの座席における、運転者の尻の圧着位
置、中心(肛門)位置、振動乃至打撃発生器の設置位
置、及び、その設置範囲を示す平面図。
【符号の説明】
P 発生点(振動乃至打撃発生器の振動乃至打撃の発
生点) 1 自動車のシート 2 座席 3 振動乃至打撃発生器 4 ヘッドレスト 5 背もたれ 6 運転者 6a 尻 7 圧着面 7a 中心(肛門)位置 7b 設置範囲 8 モーター 9 偏心円板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の運転席のシートの座席中に振動乃
    至打撃発生器を、その振動乃至打撃の発生点が、運転者
    が着座したときその尻が体重で座席に圧着する圧着面
    の、中心(肛門)位置若しくは該位置を中心とした半径
    10〜15cmの範囲内に位置するように埋設してな
    り、 運転者のスイッチONで、座席中の振動乃至打撃発生器
    が作動して座席に密着した運転者の尻の中心(肛門)若
    しくはその付近に振動乃至打撃を与え、その刺激が身体
    中心(背柱:脊髄)を通って直ちに脳中枢神経に伝達す
    るようにして、運転者を短時間内に覚醒するようにした
    ことを特徴とする、 自動車の居眠り運転防止装置。
  2. 【請求項2】振動乃至打撃発生器は、モーターの回転軸
    に偏心円板若しくは上下動棒等を連係設置し、モーター
    の回転で該偏心円板若しくは上下動棒が運動して振動若
    しくは打撃を発生するようにしたもの、または電磁振動
    発生器、その他、要するに通常のマッサージ用振動より
    は振幅が大きく強力な振動若しくは打撃を発生するよう
    に設けたものであれば任意である、 請求項1の自動車の居眠り運転防止装置。
  3. 【請求項3】振動乃至打撃発生器の作動時間の長短及び
    振動若しくは打撃の強弱を調節自在に備えたものであ
    る、 請求項1の自動車の居眠り運転防止装置。
  4. 【請求項4】運転者のスイッチONによって、振動乃至
    打撃発生器による振動若しくは打撃を設定時間ずつ設定
    回数繰り返し、これを1サイクルとして、設定時間毎に
    設定回数サイクル繰り返し、更にこれを1シリーズとし
    て、設定時間毎に設定回数シリーズ繰り返したのち、自
    動的にスイッチOFFするようにし、この間、上記尻の
    中心(肛門)若しくはその付近に対する振動若しくは打
    撃による刺激を身体中心(背柱:脊髄)を通して脳中枢
    神経に伝達して、運転者を確実に覚醒するようにした、 自動車の居眠り運転防止方法。
JP27558194A 1994-10-14 1994-10-14 自動車の居眠り運転防止装置及び方法 Pending JPH08115481A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016193038A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 テイ・エス テック株式会社 椅子
US9815404B2 (en) 2009-10-23 2017-11-14 Harman Becker Automotive Systems Manufacturing Kft System for simulated multi-gear vehicle sound generation
US10486571B2 (en) 2015-03-27 2019-11-26 Ts Tech Co., Ltd. Chair
CN112549959A (zh) * 2020-12-28 2021-03-26 叶喜春 一种汽车上的驾驶员防瞌睡装置

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