JPH0930050A - ドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方法 - Google Patents

ドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方法

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Publication number
JPH0930050A
JPH0930050A JP17859295A JP17859295A JPH0930050A JP H0930050 A JPH0930050 A JP H0930050A JP 17859295 A JP17859295 A JP 17859295A JP 17859295 A JP17859295 A JP 17859295A JP H0930050 A JPH0930050 A JP H0930050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shuttle
reversal
drive current
turned
linear motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17859295A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hosaka
真 保坂
Shingo Nakahara
慎吾 中原
Satoru Hida
悟 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH0930050A publication Critical patent/JPH0930050A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドットラインプリンタのリニアモータシャフト
制御方法に関するものであり、リニアモータを円滑に素
早く停止させることにより、印刷品質の向上、印刷速度
の向上を図ることを課題とする。 【解決手段】リニアモータシャトルを停止させる時、ハ
ンマ機構部のシャトル速度に合わせてリニアモータの反
転駆動時間を可変制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアエンコーダを使
用し、リニアモータによりハンマ機構部をシャトル動作
させて印刷を行うドットラインプリンタのリニアモータ
シャトル制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リニアモータによるハンマ機構部(図3
に示す)は、図2に示すようなシャトル速度カーブで動
作するように制御される。そのシャトル動作は、反転区
間と等速区間とに分けられ、反転区間では、反転コイル
に通電してハンマ機構部を反転させる反転制御を、リニ
アエンコーダ信号(ハンマ機構部がある一定距離を移動
すると出力される信号)毎に行い、等速区間では、等速
コイルに通電してハンマ機構部を一定速度で移動させる
等速制御を、リニアエンコーダ信号毎に行っている。そ
のシャトル動作を停止させるための停止制御は、反転開
始位置から一定時間後に反転コイル駆動電流をオフし、
反転位置付近でシャトルが停止するように制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハンマ機構部のシャト
ル動作を停止させるに際し、シャトル速度が0になる手
前で反転コイル駆動電流をオフするように制御する場
合、リニアモータを使用したシャトル制御では、反転位
置をいつも同じ位置になるように制御することが難し
く、また図1のシャトル速度波形の’・’印(180d
piピッチのリニアエンコーダ信号出力位置)に示すよ
うにシャトル速度が低くなるに従って、リニアエンコー
ダ信号出力間隔が長くなるため、すなわちリニアエンコ
ーダからの情報量が少なくなるため、リニアエンコーダ
信号出力タイミングにより目標反転位置でシャトル速度
が0となるように反転コイル駆動電流をオフとすること
が困難となる。
【0004】そのため従来技術では、反転コイル駆動電
流をオフするかなり前の位置(例えば反転開始位置)か
ら一定時間後に反転コイル駆動電流をオフする方法を用
いてきた。しかし、反転開始から反転コイル駆動電流を
オフするまでの間に、必ずしも一定加速度でシャトル速
度が低下しないため、反転コイル駆動電流をオフしてか
らシャフト速度が0になるまでの時間のバラツキが大き
いという現象が発生する。その結果、図6に示すように
素早く目標反転位置でシャトル速度が0とならないた
め、反転コイル駆動電流をオフした直後にシャトルを再
起動させると印刷品質が低下する場合が発生してしま
い、また印刷品質を低下させないために、一定時間をあ
けてシャトルを起動させるようにすると印刷速度が低下
する問題が発生する。
【0005】一方、シャトル動作を円滑に素早く停止さ
せるため、反転開始位置から反転コイル駆動電流をオフ
するまでの反転区間のシャトル動作を常に同じになるよ
うに制御しようとすると、リニアモータの推力をアップ
し、またはリニアエンコーダの位置検出ピッチを細かく
する必要が生じ、コストアップにつながるという問題が
発生する。
【0006】本発明の目的は、リニアモータの推力をア
ップ、およびリニアエンコーダの位置検出ピッチを細か
くすることなしにハンマ機構部のシャトル動作を円滑に
素早く停止させ、コストアップなしに印刷品質の向上、
印刷速度の向上を図ることのできる、ドットラインプリ
ンタのリニアモータシャトル制御方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、反転開始位置から反転コイル駆動電流
をオフするまでのシャトル動作のバラツキが影響しない
ように、反転コイル駆動電流をオフする直前に近いリニ
アエンコーダ信号出力位置から一定時間後に反転駆動を
オフするように制御する。なお、このリニアエンコーダ
信号出力位置は固定位置ではなく、シャトル速度がある
速度(例えば図1の200mm/s)以下になった最初
の位置を示し、その時のシャトル速度によって反転コイ
ル駆動電流をオフする時間を可変とする制御である。
【0008】また、シャトル速度がある速度以下になっ
た最初のリニアエンコーダ信号出力位置から反転コイル
駆動電流をオフする間の、リニアエンコーダ信号毎に、
上記可変制御を繰返し行うことにより、反転コイル駆動
電流をオフする直前のリニアエンコーダ信号出力位置か
ら一定時間後に反転駆動をオフすることができ、より効
果的となる。
【0009】
【作用】上記制御を行うことにより、反転位置のバラツ
キに関係なく、また図1に示すように従来の反転開始位
置からではなく、シャトル速度に応じて反転コイル駆動
電流をオフするように制御するため、シャトル動作のバ
ラツキによる誤差を減少させることができる。その結
果、常に目標反転位置でシャトル速度が0となるように
反転コイル駆動電流をオフとすることが可能となり、印
刷品質の向上、印刷速度の向上を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下実施例図面を参照して本発明を説明す
る。
【0011】本発明を説明する前に図2〜図5を用いて
シャトル機構部の構成、動作、および制御方法の説明を
簡単に行う。
【0012】シャトル機構部2は、図3に示すようにコ
イル3とマグネット4により構成されたリニアモータ
部、バランサ5、およびタイミングベルト6とプーリ7
とで構成された連結部を有し、上記連結部はリニアモー
タ部とバランサ5とを連結し、バランサ5にはリニアエ
ンコーダ(移動部)8およびハンマ機構部1が取り付け
られている。
【0013】そしてリニアモータを駆動させることによ
り、上記連結部を介してハンマ機構部をシャトル動作さ
せることができ、この時バランサ5に取り付けられたリ
ニアエンコーダ8の信号(180dpiピッチまたは1
60dpiピッチ)をもとに、ハンマ機構部1が図2に
示した速度になるように制御を行う。このリニアモータ
の駆動は、図4、図5に示す駆動回路で行われ、それぞ
れ、図2に示した電流を流すことによりリニアモータが
駆動される。
【0014】そして、反転開始位置から反転コイル駆動
電流をオフするまでのシャトル動作のバラツキが影響し
ないように、反転コイル駆動電流をオフする直前に近い
リニアエンコーダ信号出力位置(例えば図1に示すシャ
トル速度が初めて200mm/s以下の最初の位置)か
ら一定時間(t)後に反転コイル駆動電流をオフする。
なお、このリニアエンコーダ信号出力位置は固定位置で
はなく、シャトル速度が例えば200mm/s以下にな
った最初の位置を示し、その時のシャトル速度(v)に
よって反転駆動をオフする時間(t)を可変とする制御
である(そのデータテーブルの一例を表1に示す)。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】以上本発明によれば、反転位置のバラツ
キに関係なく、また図1に示すように従来の反転開始位
置からではなく、反転コイル駆動電流をオフする直前に
近いリニアエンコーダ信号出力位置から、シャトル速度
に応じて一定時間後に反転コイル駆動電流をオフするよ
うに制御するため、シャトル動作のバラツキによる誤差
を減少させることができる。その結果、常に目標反転位
置でシャトル速度が0となり、印刷品質の向上、印刷速
度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する減速区間シャトル
速度波形、および減速区間反転コイル駆動電流波形図で
ある。
【図2】シャトル速度波形、およびリニアモータ駆動電
流波形図である。
【図3】リニアモータを使用したラインプリンタにおけ
るシャトル機構部の一例を示す図である。
【図4】反転コイル駆動回路図(図3で示した左端のコ
イルの駆動回路図)である。
【図5】等速コイル駆動回路図(図3で示した右端のコ
イルの駆動回路図)である。
【図6】従来例を説明する減速区間シャトル速度波形、
および減速区間反転コイル駆動電流波形図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアエンコーダ、リニアモータを構成
    要素とするシャトル機構部により、複数ハンマを有する
    ハンマ機構部をシャトル動作させながら印刷を行うドッ
    トラインプリンタにおいて、 リニアモータシャトルを停止させる時、上記ハンマ機構
    部のシャトル速度に合わせてリニアモータの反転駆動時
    間を可変制御することを特徴とするドットラインプリン
    タのリニアモータシャトル制御方法。
  2. 【請求項2】 リニアエンコーダ、リニアモータを構成
    要素とするシャトル機構部により、複数ハンマを有する
    ハンマ機構部をシャトル動作させながら印刷を行うドッ
    トラインプリンタにおいて、 リニアモータシャトルを停止させる時、反転コイル駆動
    電流をオフする直前に近いリニアエンコーダ信号出力位
    置から、シャトル速度に応じて一定時間後に反転コイル
    駆動電流をオフする時間を可変制御することを特徴とす
    るドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、シャトル速
    度がある速度以下になった最初のリニアエンコーダ信号
    出力位置から反転コイル駆動電流をオフする間の、リニ
    アエンコーダ信号毎に、上記可変制御を繰返し行うこと
    により、反転コイル駆動電流をオフする直前のリニアエ
    ンコーダ信号出力位置から一定時間後に反転駆動をオフ
    することを特徴とするドットラインプリンタのリニアモ
    ータシャトル制御方法。
JP17859295A 1995-07-14 1995-07-14 ドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方法 Pending JPH0930050A (ja)

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JP17859295A JPH0930050A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 ドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方法

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JP17859295A JPH0930050A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 ドットラインプリンタのリニアモータシャトル制御方法

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JPH0930050A true JPH0930050A (ja) 1997-02-04

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