JPH0929955A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH0929955A JPH0929955A JP18197595A JP18197595A JPH0929955A JP H0929955 A JPH0929955 A JP H0929955A JP 18197595 A JP18197595 A JP 18197595A JP 18197595 A JP18197595 A JP 18197595A JP H0929955 A JPH0929955 A JP H0929955A
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- ink
- head
- recording head
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 記録ヘッド１０１は反応剤用ヘッド１，
２に挟まれる形でヘッドユニット５上で一体化され主走
査方向に移動する。反応剤用ヘッドからは記録ヘッドか
ら吐出されるインクの流動性を抑制する成分を有する液
体を吐出する。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移動
しているときには反応剤用ヘッド２により、矢印Ｂの向
きに移動しているときには反応剤ヘッド１により、記録
媒体８に反応剤を塗布する。 【効果】 主走査方向のどちらの向きに移動する場合で
も、インクより先に流動を抑える物質を先に紙に塗布す
ることができ、高速高品位印刷が可能となる。
２に挟まれる形でヘッドユニット５上で一体化され主走
査方向に移動する。反応剤用ヘッドからは記録ヘッドか
ら吐出されるインクの流動性を抑制する成分を有する液
体を吐出する。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移動
しているときには反応剤用ヘッド２により、矢印Ｂの向
きに移動しているときには反応剤ヘッド１により、記録
媒体８に反応剤を塗布する。 【効果】 主走査方向のどちらの向きに移動する場合で
も、インクより先に流動を抑える物質を先に紙に塗布す
ることができ、高速高品位印刷が可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを飛翔させ
て像形成を行う記録装置、すなわちインクジェットプリ
ンタに関する。また、インクジェットプリンタに限ら
ず、紙などの記録媒体上でインクが流動性を持つ記録装
置にも適用され得る。本発明は、特に再生紙でも高品位
印刷が可能なインクジェット記録装置に関するものであ
る。
て像形成を行う記録装置、すなわちインクジェットプリ
ンタに関する。また、インクジェットプリンタに限ら
ず、紙などの記録媒体上でインクが流動性を持つ記録装
置にも適用され得る。本発明は、特に再生紙でも高品位
印刷が可能なインクジェット記録装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】インクジェットプリンタのように、紙等
の記録媒体にインクを飛翔させて記録し画像を形成する
方式では、あらかじめ記録媒体上に何らかの処理を施
し、得ようとする画像の質を向上させることができる。
特にインクの流動性は、画質に対して深刻である。イン
クは、記録媒体に記録された後に、紙の隙間をインクが
流動し、紙の水平方向に不均一に広がる。そのため、他
の画像形成方法、例えば電子写真方式と比較して、画像
のシャープネスが得られにくく、異なる色のインクドッ
トが隣接する場合に、インクの流動により互いに混ざり
合いカラーブリードが発生しやすい。また、記録媒体の
内部にインクが流動することにより、画像の光学濃度が
低下する。塗布装置により、インクに記録媒体上で作用
を及ぼす液体（以下、反応剤と称する）を塗布すること
により記録媒体上に処理を施した後に、インク滴を記録
媒体に記録させることにより、良好な画質を得ることが
できる。反応剤がインクの流動を抑制する作用を有する
ならば、カラーブリードを防ぎ、画像のシャープネスを
向上させ、光学濃度を上げることができる。
の記録媒体にインクを飛翔させて記録し画像を形成する
方式では、あらかじめ記録媒体上に何らかの処理を施
し、得ようとする画像の質を向上させることができる。
特にインクの流動性は、画質に対して深刻である。イン
クは、記録媒体に記録された後に、紙の隙間をインクが
流動し、紙の水平方向に不均一に広がる。そのため、他
の画像形成方法、例えば電子写真方式と比較して、画像
のシャープネスが得られにくく、異なる色のインクドッ
トが隣接する場合に、インクの流動により互いに混ざり
合いカラーブリードが発生しやすい。また、記録媒体の
内部にインクが流動することにより、画像の光学濃度が
低下する。塗布装置により、インクに記録媒体上で作用
を及ぼす液体（以下、反応剤と称する）を塗布すること
により記録媒体上に処理を施した後に、インク滴を記録
媒体に記録させることにより、良好な画質を得ることが
できる。反応剤がインクの流動を抑制する作用を有する
ならば、カラーブリードを防ぎ、画像のシャープネスを
向上させ、光学濃度を上げることができる。
【０００３】例えば、特開平５−２０２３２８号公報に
開示されているような、あらかじめ記録媒体上に多価金
属塩溶液を適用した後に、少なくとも１つのカルボキシ
ル基を有する少なくとも１つの化学染料剤を含むインク
組成物を適用する印刷画像の作成方法は、カラーブリー
ドのない、耐水性のある画像をもたらす。特開昭６４−
９２７９号のごとき、無色の酸性液体をノズルからのイ
ンクの噴射に先立って適用するインクジェット記録方法
では、高濃度画像が得られる。その他、インクの流動性
を抑える効果を有する組成を含む液体をあらかじめ印刷
媒体に塗布することにより、同様な効果が得られる。
開示されているような、あらかじめ記録媒体上に多価金
属塩溶液を適用した後に、少なくとも１つのカルボキシ
ル基を有する少なくとも１つの化学染料剤を含むインク
組成物を適用する印刷画像の作成方法は、カラーブリー
ドのない、耐水性のある画像をもたらす。特開昭６４−
９２７９号のごとき、無色の酸性液体をノズルからのイ
ンクの噴射に先立って適用するインクジェット記録方法
では、高濃度画像が得られる。その他、インクの流動性
を抑える効果を有する組成を含む液体をあらかじめ印刷
媒体に塗布することにより、同様な効果が得られる。
【０００４】オフィス等で使用されるインクジェットプ
リンタは、ほとんどがシリアルプリンタであり、記録ヘ
ッドが直線方向（主走査方向）に可動となっており、そ
の直線に垂直な方向（副走査方向）に記録媒体が移動す
ることにより、記録媒体のほぼ全面に記録ヘッドが移動
でき、印刷することができる。そのような構成におい
て、インクを記録媒体に記録する前に、塗布装置で反応
剤を塗布するには、記録用のヘッドと同時に塗布装置を
移動させる構成が、インクジェットプリンタの機構を複
雑にしないためには最も好ましい。また、塗布装置は、
記録ヘッドと主走査方向に並んで設置されることが好ま
しい。インクジェットプリンタは、インク滴の飛行曲が
りによるインクドットの位置ずれを防止するため、ま
た、記録ヘッドの表面に記録媒体が接触することによる
ノズルの損傷やノズルへの異物の侵入を防止するため、
記録ヘッドと記録媒体間の距離（ギャップ）を管理する
必要がある。副走査方向に反応剤あるいはインクを適用
する領域を広く取ると、記録媒体の搬送時の湾曲等によ
り、ギャップ管理が困難である。
リンタは、ほとんどがシリアルプリンタであり、記録ヘ
ッドが直線方向（主走査方向）に可動となっており、そ
の直線に垂直な方向（副走査方向）に記録媒体が移動す
ることにより、記録媒体のほぼ全面に記録ヘッドが移動
でき、印刷することができる。そのような構成におい
て、インクを記録媒体に記録する前に、塗布装置で反応
剤を塗布するには、記録用のヘッドと同時に塗布装置を
移動させる構成が、インクジェットプリンタの機構を複
雑にしないためには最も好ましい。また、塗布装置は、
記録ヘッドと主走査方向に並んで設置されることが好ま
しい。インクジェットプリンタは、インク滴の飛行曲が
りによるインクドットの位置ずれを防止するため、ま
た、記録ヘッドの表面に記録媒体が接触することによる
ノズルの損傷やノズルへの異物の侵入を防止するため、
記録ヘッドと記録媒体間の距離（ギャップ）を管理する
必要がある。副走査方向に反応剤あるいはインクを適用
する領域を広く取ると、記録媒体の搬送時の湾曲等によ
り、ギャップ管理が困難である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】シリアルプリンタで
は、ヘッドの主走査方向を往復運動するが、そのどちら
の向きに移動しているときにも、印刷（インクの吐出）
を行うことにより、印刷速度を上げることができる。し
かし、ここで、インク滴を記録媒体に記録する前に反応
剤を塗布しようとすると、記録ヘッドから塗布装置に向
かう向きに移動している場合には、反応剤があらかじめ
塗布されるため問題ないが、反対の向きに移動している
場合には、構造上反応剤を先に打つことができない。す
なわち、主走査の両方の向きで印刷することができず、
高速印刷の弊害となる。
は、ヘッドの主走査方向を往復運動するが、そのどちら
の向きに移動しているときにも、印刷（インクの吐出）
を行うことにより、印刷速度を上げることができる。し
かし、ここで、インク滴を記録媒体に記録する前に反応
剤を塗布しようとすると、記録ヘッドから塗布装置に向
かう向きに移動している場合には、反応剤があらかじめ
塗布されるため問題ないが、反対の向きに移動している
場合には、構造上反応剤を先に打つことができない。す
なわち、主走査の両方の向きで印刷することができず、
高速印刷の弊害となる。
【０００６】また、反応剤塗布装置を設置することによ
り、その分の機構が必要となる。反応剤塗布装置を設置
することによりその分のスペースが必要となるため記録
装置自体が大型になり、記録ヘッドと共に駆動する場合
には、駆動すべき重量が増加するため、印刷速度を落と
さないためには、さらに強力な駆動力を発生させ得る駆
動装置をそなえなければならない。
り、その分の機構が必要となる。反応剤塗布装置を設置
することによりその分のスペースが必要となるため記録
装置自体が大型になり、記録ヘッドと共に駆動する場合
には、駆動すべき重量が増加するため、印刷速度を落と
さないためには、さらに強力な駆動力を発生させ得る駆
動装置をそなえなければならない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、インクを吐出する１つ以上の記録ヘッド
と、前記インクに作用を及ぼす液体を塗布する塗布装置
と、前記記録ヘッドと塗布装置を記録媒体に対して往復
運動し記録媒体に記録するインクジェット記録装置であ
って、前記塗布装置および前記記録ヘッドを前記往復運
動方向に、第１の塗布装置，記録ヘッド，第２の塗布装
置の順に配置したことを特徴とする。
記録装置は、インクを吐出する１つ以上の記録ヘッド
と、前記インクに作用を及ぼす液体を塗布する塗布装置
と、前記記録ヘッドと塗布装置を記録媒体に対して往復
運動し記録媒体に記録するインクジェット記録装置であ
って、前記塗布装置および前記記録ヘッドを前記往復運
動方向に、第１の塗布装置，記録ヘッド，第２の塗布装
置の順に配置したことを特徴とする。
【０００８】また、前記液体が、前記インクに対して流
動性を抑制する作用を有することを特徴とする。
動性を抑制する作用を有することを特徴とする。
【０００９】また、前記記録ヘッドがブラックインクを
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッド
がブラックインクに対して作用を及ぼす第２の塗布装置
であることを特徴とする。
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッド
がブラックインクに対して作用を及ぼす第２の塗布装置
であることを特徴とする。
【００１０】また、前記往復運動における２つの向きの
どちらの向きに前記記録ヘッドが運動している場合でも
前記記録ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第１
の記録方法と、前記往復運動における２つの向きの片方
の向きに前記記録ヘッドが運動している場合にのみ前記
記録ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第２の記
録方法を有し、第２の記録方法における前記記録媒体上
に記録を行う向きが、前記第１の塗布装置がブラックイ
ンクを吐出する前記記録ヘッドに先行する向きであるこ
とを特徴とする。
どちらの向きに前記記録ヘッドが運動している場合でも
前記記録ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第１
の記録方法と、前記往復運動における２つの向きの片方
の向きに前記記録ヘッドが運動している場合にのみ前記
記録ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第２の記
録方法を有し、第２の記録方法における前記記録媒体上
に記録を行う向きが、前記第１の塗布装置がブラックイ
ンクを吐出する前記記録ヘッドに先行する向きであるこ
とを特徴とする。
【００１１】また、前記記録ヘッドがブラックインクを
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッド
がブラックインクに対して作用を及ぼす第１の塗布装置
および第２の塗布装置であることを特徴とする。
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッド
がブラックインクに対して作用を及ぼす第１の塗布装置
および第２の塗布装置であることを特徴とする。
【００１２】また、前記記録ヘッドがブラックインクを
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、複数種類の前記カラーインクがブラック
インクに対して作用を及ぼし、且つ、それぞれのインク
を塗布する量の比が一定であることを特徴とする。
吐出する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッ
ドで構成され、複数種類の前記カラーインクがブラック
インクに対して作用を及ぼし、且つ、それぞれのインク
を塗布する量の比が一定であることを特徴とする。
【００１３】また、前記第１の塗布装置または前記第２
の塗布装置が、カラーインクを吐出する前記記録ヘッド
と交換可能であることを特徴とする。
の塗布装置が、カラーインクを吐出する前記記録ヘッド
と交換可能であることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態を示
す斜視図であり、インクジェットプリンタの主要な機構
も併せて表したものである。塗布装置である反応剤用ヘ
ッド１及び２、記録ヘッド１０１は、ヘッドユニット５
として一つにまとめられている。ヘッドユニット５は、
軸６に沿って、駆動装置である駆動モータ１２により、
主走査方向（矢印Ａ，Ｂで図示）に往復運動をすること
ができる。記録媒体８は、紙送りローラー９（図１では
図示せず）から伝えられる駆動力により、紙送りローラ
ー９と紙押さえ１０（図１では図示せず）の間を副走査
方向（矢印Ｃで図示）に移動する。反応剤用ヘッド１及
び２、記録ヘッド１０１それぞれのノズルは、主走査す
る際に常にプラテン１１と対峙しており、記録媒体８が
プラテン１１上にある場合にノズルからインクを吐出し
記録を行う。記録媒体８は、順次副走査方向に移動し、
記録媒体８への記録が全て終了した後に、図示しない排
紙トレイに排紙される。なお、ここでは、反応剤ヘッド
１及び２により記録媒体８に反応剤を塗布しているが、
その他の塗布装置、例えば、霧吹き等の噴霧装置や塗布
ローラーなどを用いることができる。
す斜視図であり、インクジェットプリンタの主要な機構
も併せて表したものである。塗布装置である反応剤用ヘ
ッド１及び２、記録ヘッド１０１は、ヘッドユニット５
として一つにまとめられている。ヘッドユニット５は、
軸６に沿って、駆動装置である駆動モータ１２により、
主走査方向（矢印Ａ，Ｂで図示）に往復運動をすること
ができる。記録媒体８は、紙送りローラー９（図１では
図示せず）から伝えられる駆動力により、紙送りローラ
ー９と紙押さえ１０（図１では図示せず）の間を副走査
方向（矢印Ｃで図示）に移動する。反応剤用ヘッド１及
び２、記録ヘッド１０１それぞれのノズルは、主走査す
る際に常にプラテン１１と対峙しており、記録媒体８が
プラテン１１上にある場合にノズルからインクを吐出し
記録を行う。記録媒体８は、順次副走査方向に移動し、
記録媒体８への記録が全て終了した後に、図示しない排
紙トレイに排紙される。なお、ここでは、反応剤ヘッド
１及び２により記録媒体８に反応剤を塗布しているが、
その他の塗布装置、例えば、霧吹き等の噴霧装置や塗布
ローラーなどを用いることができる。
【００１５】図２に、本発明の第１実施例の平面概略図
を示す。ヘッドユニット５上の各ヘッドの主走査方向の
配置は、図面の左から順番に、反応剤用ヘッド２，ブラ
ックインク用ヘッド３，反応剤用ヘッド１となってお
り、各反応剤用ヘッドが塗布装置に相当する。すなわ
ち、インク用のヘッドを挟み込むように、反応剤用のヘ
ッドが配置されている。ノズルは副走査方向に１インチ
当たり３６０個が等間隔に並ぶように配置されており、
ブラックインク用ヘッド３が記録媒体８上を１回通過す
ると、副走査方向にノズルが並んでいる幅だけ帯状に、
画像を完成する。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移
動する場合、まず、ブラックインクのインク滴を記録し
ようとする位置に、反応剤用ヘッド２により、反応剤を
塗布する。次に、ブラックインク用ヘッド３がその位置
に来たところで、あらかじめ塗布された反応剤に接する
ようインクを吐出し記録媒体８上に記録する。すなわ
ち、インクが記録媒体８上の反応剤に触れ、反応剤がイ
ンクに作用しうるように、反応剤を塗布し、あるいはイ
ンクを記録する。ヘッドユニット５が左端に到達したと
ころで、記録媒体８は、矢印Ｃの向きに、印刷が終了し
た領域分だけローラー９により移動する。その後、矢印
Ｂの方向にヘッドユニット５が移動し、反応剤用ヘッド
１にて反応剤を所定の位置に塗布し、その後、ブラック
インク用ヘッド３によりインクを吐出し、反応剤に接す
るよう記録していく。このようにして、高速で、光学濃
度が高くエッジのシャープネスが良好な画像を得ること
ができる。この時、塗布装置は、本実施例で示したよう
なヘッドである必要はない。霧吹き等の噴霧装置や、塗
布ローラーなどを用いることができる。
を示す。ヘッドユニット５上の各ヘッドの主走査方向の
配置は、図面の左から順番に、反応剤用ヘッド２，ブラ
ックインク用ヘッド３，反応剤用ヘッド１となってお
り、各反応剤用ヘッドが塗布装置に相当する。すなわ
ち、インク用のヘッドを挟み込むように、反応剤用のヘ
ッドが配置されている。ノズルは副走査方向に１インチ
当たり３６０個が等間隔に並ぶように配置されており、
ブラックインク用ヘッド３が記録媒体８上を１回通過す
ると、副走査方向にノズルが並んでいる幅だけ帯状に、
画像を完成する。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移
動する場合、まず、ブラックインクのインク滴を記録し
ようとする位置に、反応剤用ヘッド２により、反応剤を
塗布する。次に、ブラックインク用ヘッド３がその位置
に来たところで、あらかじめ塗布された反応剤に接する
ようインクを吐出し記録媒体８上に記録する。すなわ
ち、インクが記録媒体８上の反応剤に触れ、反応剤がイ
ンクに作用しうるように、反応剤を塗布し、あるいはイ
ンクを記録する。ヘッドユニット５が左端に到達したと
ころで、記録媒体８は、矢印Ｃの向きに、印刷が終了し
た領域分だけローラー９により移動する。その後、矢印
Ｂの方向にヘッドユニット５が移動し、反応剤用ヘッド
１にて反応剤を所定の位置に塗布し、その後、ブラック
インク用ヘッド３によりインクを吐出し、反応剤に接す
るよう記録していく。このようにして、高速で、光学濃
度が高くエッジのシャープネスが良好な画像を得ること
ができる。この時、塗布装置は、本実施例で示したよう
なヘッドである必要はない。霧吹き等の噴霧装置や、塗
布ローラーなどを用いることができる。
【００１６】図３に、本発明の第２実施例の平面概略図
を示す。塗布装置である反応剤用ヘッド１及び２、記録
ヘッドであるブラックインク用ヘッド３及びカラーイン
ク用ヘッド４が、ヘッドユニット５として一つにまとめ
られている。ヘッドユニット５と記録媒体８の動きは、
第１実施例と同様である。反応剤用ヘッド１及び２、ブ
ラックインク用ヘッド３、カラーインク用ヘッド４それ
ぞれのノズルは、主走査する際に常にプラテン１１と対
峙しており、記録媒体８がプラテン１１上にある場合に
ノズルからインクを吐出し記録を行う。図３において、
ヘッドユニット５上の各ヘッドの主走査方向の配置は、
左から順番に、反応剤用，ブラックインク用，カラー
用，反応剤用となっている。すなわち、インク用のヘッ
ドを挟み込むように、反応剤用のヘッドが配置されてい
る。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移動する場合、
まず、反応剤用ヘッド２が先行してインク滴を記録する
位置に到着する。そこで、カラーあるいはブラックのイ
ンク滴が反応剤と接するように、反応剤用ヘッド２によ
り反応剤の滴を吐出し、塗布する。その後、引き続いて
到着するブラックインク用ヘッド３により、記録媒体上
の反応剤が塗布された領域のうち、黒の画素に対応する
位置にブラックインクのインク滴を記録し、さらに引き
続き到着するカラーインク用ヘッド４により反応剤が塗
布された領域のうち黒の画素以外の箇所にカラーインク
のインク滴を記録する。すなわち、記録媒体８上に記録
される画像を構成するそれぞれの画素には、必ずあらか
じめ塗布された反応剤が接しており、インクを記録しな
い所には、反応剤は塗布されない。ヘッドユニット５が
左端に到達したところで、記録媒体８は、矢印Ｃの向き
に、印刷が終了した領域分だけローラー９により移動す
る。その後、矢印Ｂの方向にヘッドユニット５が移動
し、矢印Ａの向きに移動しているときと同様に、反応剤
用ヘッド１にて反応剤を所定の位置に塗布し、その後、
カラーインク用ヘッド４，ブラックインク用ヘッド３と
順次インクを反応剤に接するよう吐出し、記録してい
く。このようにして、高速で、カラーブリードの少ない
良好な画像を得ることができ、また、光学濃度の高いシ
ャープネスの良好なカラー画像を得ることができる。こ
の実施例でも、塗布装置はヘッドである必要はない。霧
吹き等の噴霧装置や、塗布ローラーなどを用いることが
できる。
を示す。塗布装置である反応剤用ヘッド１及び２、記録
ヘッドであるブラックインク用ヘッド３及びカラーイン
ク用ヘッド４が、ヘッドユニット５として一つにまとめ
られている。ヘッドユニット５と記録媒体８の動きは、
第１実施例と同様である。反応剤用ヘッド１及び２、ブ
ラックインク用ヘッド３、カラーインク用ヘッド４それ
ぞれのノズルは、主走査する際に常にプラテン１１と対
峙しており、記録媒体８がプラテン１１上にある場合に
ノズルからインクを吐出し記録を行う。図３において、
ヘッドユニット５上の各ヘッドの主走査方向の配置は、
左から順番に、反応剤用，ブラックインク用，カラー
用，反応剤用となっている。すなわち、インク用のヘッ
ドを挟み込むように、反応剤用のヘッドが配置されてい
る。ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移動する場合、
まず、反応剤用ヘッド２が先行してインク滴を記録する
位置に到着する。そこで、カラーあるいはブラックのイ
ンク滴が反応剤と接するように、反応剤用ヘッド２によ
り反応剤の滴を吐出し、塗布する。その後、引き続いて
到着するブラックインク用ヘッド３により、記録媒体上
の反応剤が塗布された領域のうち、黒の画素に対応する
位置にブラックインクのインク滴を記録し、さらに引き
続き到着するカラーインク用ヘッド４により反応剤が塗
布された領域のうち黒の画素以外の箇所にカラーインク
のインク滴を記録する。すなわち、記録媒体８上に記録
される画像を構成するそれぞれの画素には、必ずあらか
じめ塗布された反応剤が接しており、インクを記録しな
い所には、反応剤は塗布されない。ヘッドユニット５が
左端に到達したところで、記録媒体８は、矢印Ｃの向き
に、印刷が終了した領域分だけローラー９により移動す
る。その後、矢印Ｂの方向にヘッドユニット５が移動
し、矢印Ａの向きに移動しているときと同様に、反応剤
用ヘッド１にて反応剤を所定の位置に塗布し、その後、
カラーインク用ヘッド４，ブラックインク用ヘッド３と
順次インクを反応剤に接するよう吐出し、記録してい
く。このようにして、高速で、カラーブリードの少ない
良好な画像を得ることができ、また、光学濃度の高いシ
ャープネスの良好なカラー画像を得ることができる。こ
の実施例でも、塗布装置はヘッドである必要はない。霧
吹き等の噴霧装置や、塗布ローラーなどを用いることが
できる。
【００１７】図４に、本発明の第３実施例の平面概略図
を示す。カラーインク用ヘッド４から吐出されるイエロ
ー，マゼンタ，シアンの各インクのうち、イエローにブ
ラックインクの流動を抑える働きを有する反応剤を添加
している。すなわち、カラーインクのヘッド４は、塗布
装置及び記録ヘッドの機能を兼ね備えている。また、ヘ
ッドユニット５と記録媒体８の動きは、第１実施例と同
様である。
を示す。カラーインク用ヘッド４から吐出されるイエロ
ー，マゼンタ，シアンの各インクのうち、イエローにブ
ラックインクの流動を抑える働きを有する反応剤を添加
している。すなわち、カラーインクのヘッド４は、塗布
装置及び記録ヘッドの機能を兼ね備えている。また、ヘ
ッドユニット５と記録媒体８の動きは、第１実施例と同
様である。
【００１８】ヘッドユニット５が矢印Ａの向きに移動し
ている場合には、反応剤用ヘッド２により、ブラックイ
ンク用ヘッド３に先行して記録媒体８上に反応剤がブラ
ックインクに接するように塗布される。ヘッドユニット
５が矢印Ｂの向きに移動している場合には、カラーイン
ク用ヘッド４から吐出されるイエローインクを、ブラッ
クインクのインク滴を記録する箇所にあらかじめ塗布す
る。そうすることにより、ブラックインクによる記録媒
体８上の像が、主走査のどちらの向きで印刷しても高品
位に保たれる。具体的には、エッジのシャープネスが高
く、光学濃度が高い画像が得られる。また、本実施例で
は、カラーインクに反応剤を添加し、カラーインク用ヘ
ッド４に塗布装置と記録ヘッドの両方の機能を１つの装
置に持たせることにより、必要なスペースを小さく記録
装置自体をコンパクトに設計でき、駆動すべき重量が増
加しないため、駆動装置の負担が軽く、必要な機構を極
力減らすことができる。
ている場合には、反応剤用ヘッド２により、ブラックイ
ンク用ヘッド３に先行して記録媒体８上に反応剤がブラ
ックインクに接するように塗布される。ヘッドユニット
５が矢印Ｂの向きに移動している場合には、カラーイン
ク用ヘッド４から吐出されるイエローインクを、ブラッ
クインクのインク滴を記録する箇所にあらかじめ塗布す
る。そうすることにより、ブラックインクによる記録媒
体８上の像が、主走査のどちらの向きで印刷しても高品
位に保たれる。具体的には、エッジのシャープネスが高
く、光学濃度が高い画像が得られる。また、本実施例で
は、カラーインクに反応剤を添加し、カラーインク用ヘ
ッド４に塗布装置と記録ヘッドの両方の機能を１つの装
置に持たせることにより、必要なスペースを小さく記録
装置自体をコンパクトに設計でき、駆動すべき重量が増
加しないため、駆動装置の負担が軽く、必要な機構を極
力減らすことができる。
【００１９】インクジェットプリンタでは、記録媒体に
向かって吐出するインク滴の位置精度を上げるために、
主走査方向の片側の向きだけで印刷を行う場合がある。
その場合には、図４における矢印Ａの方向にヘッドユニ
ット５が移動している場合に印刷する。そうすること
で、反応剤用ヘッド２からの反応剤のみを塗布すること
になり、結果としてイエローインクの消費を抑えること
ができる。
向かって吐出するインク滴の位置精度を上げるために、
主走査方向の片側の向きだけで印刷を行う場合がある。
その場合には、図４における矢印Ａの方向にヘッドユニ
ット５が移動している場合に印刷する。そうすること
で、反応剤用ヘッド２からの反応剤のみを塗布すること
になり、結果としてイエローインクの消費を抑えること
ができる。
【００２０】図５に、本発明の第４実施例の平面概略図
を示す。イエローインク用ヘッド１０２とシアンインク
用ヘッド１０３は、ブラックインクに対して流動性を抑
えうる反応剤が、あらかじめ添加されている。ヘッドユ
ニット５と記録媒体８の動きは、第１実施例と同様であ
る。反応剤を添加したインク用のヘッド（ここではイエ
ローインク用ヘッド１０２とシアンインク用ヘッド１０
３）をブラックインク用ヘッド３の両側に配置すること
により、主走査方向のどちらの向きに移動している場合
でも、ブラックインクに対して、反応剤をあらかじめ塗
布することができ、シャープネスが高く光学濃度の大き
いブラックの画像が得られる。すなわち、イエローイン
ク用ヘッド１０２とシアンインク用ヘッド１０３が塗布
装置と記録ヘッドの機能を兼ね備えている。ここでは、
反応剤を添加するインクをイエローとシアンにすること
に効果があるわけではなく、反応剤を添加するインクを
吐出する装置が、ブラックインク用のヘッドの両側にあ
ることに効果がある。更に、反応剤専用の塗布装置を設
置しないため、その分の機構が不要となる。
を示す。イエローインク用ヘッド１０２とシアンインク
用ヘッド１０３は、ブラックインクに対して流動性を抑
えうる反応剤が、あらかじめ添加されている。ヘッドユ
ニット５と記録媒体８の動きは、第１実施例と同様であ
る。反応剤を添加したインク用のヘッド（ここではイエ
ローインク用ヘッド１０２とシアンインク用ヘッド１０
３）をブラックインク用ヘッド３の両側に配置すること
により、主走査方向のどちらの向きに移動している場合
でも、ブラックインクに対して、反応剤をあらかじめ塗
布することができ、シャープネスが高く光学濃度の大き
いブラックの画像が得られる。すなわち、イエローイン
ク用ヘッド１０２とシアンインク用ヘッド１０３が塗布
装置と記録ヘッドの機能を兼ね備えている。ここでは、
反応剤を添加するインクをイエローとシアンにすること
に効果があるわけではなく、反応剤を添加するインクを
吐出する装置が、ブラックインク用のヘッドの両側にあ
ることに効果がある。更に、反応剤専用の塗布装置を設
置しないため、その分の機構が不要となる。
【００２１】図６に本発明の第５実施例の平面概略図を
示す。カラーインク用ヘッド４は、イエロー，マゼン
タ，シアンの３種類のインクを吐出することができ、そ
の全てに反応剤が添加されている。ヘッドユニット５と
記録媒体８の動きは、第１実施例と同様である。ヘッド
ユニット５が、矢印Ａの向きに移動する場合には、反応
剤用ヘッド２により、ブラックインク用ヘッド３に先行
して記録媒体８上に反応剤が塗布される。ヘッドユニッ
ト５が矢印Ｂの向きに移動している場合には、カラーイ
ンク用ヘッド４から吐出されるイエロー，マゼンタ，シ
アンの各インクを適宜選択し、ブラックインクのインク
滴を記録する箇所にあらかじめブラックインクに接する
ように塗布する。すなわち、カラーインク用ヘッド４
が、塗布装置と記録ヘッドの機能を兼ね備えている。そ
うすることにより、ブラックインクによる記録媒体８上
の像が、主走査のどちらの向きで記録しても、エッジの
シャープネスが高く、光学濃度が高い画像が得られる。
イエロー，マゼンタ，シアンのどのインクを用いても高
品位画像が得られるため、それぞれのインクを同量使用
することにより、あるいは、それぞれのインクの反応剤
としての使用量の比を一定にすることにより、特定のイ
ンクの消費量が増加することを抑えることができる。
示す。カラーインク用ヘッド４は、イエロー，マゼン
タ，シアンの３種類のインクを吐出することができ、そ
の全てに反応剤が添加されている。ヘッドユニット５と
記録媒体８の動きは、第１実施例と同様である。ヘッド
ユニット５が、矢印Ａの向きに移動する場合には、反応
剤用ヘッド２により、ブラックインク用ヘッド３に先行
して記録媒体８上に反応剤が塗布される。ヘッドユニッ
ト５が矢印Ｂの向きに移動している場合には、カラーイ
ンク用ヘッド４から吐出されるイエロー，マゼンタ，シ
アンの各インクを適宜選択し、ブラックインクのインク
滴を記録する箇所にあらかじめブラックインクに接する
ように塗布する。すなわち、カラーインク用ヘッド４
が、塗布装置と記録ヘッドの機能を兼ね備えている。そ
うすることにより、ブラックインクによる記録媒体８上
の像が、主走査のどちらの向きで記録しても、エッジの
シャープネスが高く、光学濃度が高い画像が得られる。
イエロー，マゼンタ，シアンのどのインクを用いても高
品位画像が得られるため、それぞれのインクを同量使用
することにより、あるいは、それぞれのインクの反応剤
としての使用量の比を一定にすることにより、特定のイ
ンクの消費量が増加することを抑えることができる。
【００２２】図７に本発明の第６実施例の平面概略図を
示す。ブラックインク用ヘッド３の両側には、反応剤用
ヘッド１及び２がヘッドユニット５上に設置されてい
る。ヘッドユニット５と記録媒体８の動きは、第１実施
例と同様である。ここで、反応剤用ヘッド１は、カラー
インク用ヘッド４と交換可能である。すなわち、モノク
ロ画像を印刷する場合には、反応剤ヘッド１を装着し、
矢印Ａ，Ｂのどちらの向きに移動している場合にもブラ
ックインクによる印刷の前に、反応剤を塗布することが
できる。カラー画像を印刷する場合には、カラーインク
用ヘッド４を装着し、矢印Ａで示す向きに ヘッドユニ
ット５が移動しているときにのみ、反応剤を塗布し、印
刷をおこなう。そうすることにより、特にモノクロ印刷
を行う場合には、良好な印刷が高速で得られる。
示す。ブラックインク用ヘッド３の両側には、反応剤用
ヘッド１及び２がヘッドユニット５上に設置されてい
る。ヘッドユニット５と記録媒体８の動きは、第１実施
例と同様である。ここで、反応剤用ヘッド１は、カラー
インク用ヘッド４と交換可能である。すなわち、モノク
ロ画像を印刷する場合には、反応剤ヘッド１を装着し、
矢印Ａ，Ｂのどちらの向きに移動している場合にもブラ
ックインクによる印刷の前に、反応剤を塗布することが
できる。カラー画像を印刷する場合には、カラーインク
用ヘッド４を装着し、矢印Ａで示す向きに ヘッドユニ
ット５が移動しているときにのみ、反応剤を塗布し、印
刷をおこなう。そうすることにより、特にモノクロ印刷
を行う場合には、良好な印刷が高速で得られる。
【００２３】以上記述した本発明の実施の形態では、反
応剤は、記録媒体上でのインクの流動を抑制する作用を
有するものである。しかし、反応剤が、インクの流動性
を促進する作用を有することにより、本発明は、記録媒
体上でのインクの他の記録媒体等との接触による像の乱
れやインクの他の記録媒体等への付着を防ぎ、高速で記
録することができる。また、反応剤が、記録媒体上での
インクの発色性を変更する作用を有することにより、本
発明は、色再現性の大きい画像を高速で記録することが
できる。
応剤は、記録媒体上でのインクの流動を抑制する作用を
有するものである。しかし、反応剤が、インクの流動性
を促進する作用を有することにより、本発明は、記録媒
体上でのインクの他の記録媒体等との接触による像の乱
れやインクの他の記録媒体等への付着を防ぎ、高速で記
録することができる。また、反応剤が、記録媒体上での
インクの発色性を変更する作用を有することにより、本
発明は、色再現性の大きい画像を高速で記録することが
できる。
【００２４】
【発明の効果】以上、本発明のインクジェットプリンタ
により、高品位画像が高速で印刷でき、また、反応剤を
塗布する装置を別に設置することによる、機構の増加を
抑えることができる。
により、高品位画像が高速で印刷でき、また、反応剤を
塗布する装置を別に設置することによる、機構の増加を
抑えることができる。
【００２５】さらには、特定のカラーインクの消費量の
増加を抑制することができる。
増加を抑制することができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す斜視図。
【図２】本発明の第１実施例の平面概略図。
【図３】本発明の第２実施例の平面概略図。
【図４】本発明の第３実施例の平面概略図。
【図５】本発明の第４実施例の平面概略図。
【図６】本発明の第５実施例の平面概略図。
【図７】第６実施例の平面概略図。
１ 反応剤用ヘッド ２ 反応剤用ヘッド ３ ブラックインク用ヘッド ４ カラーインク用ヘッド ５ ヘッドユニット ６ 軸 ７ レール ８ 記録媒体 ９ 紙送りローラー １０ 紙押さえ １１ プラテン １０１ 記録ヘッド １０２ イエローインク用ヘッド １０３ シアンインク用ヘッド １０４ マゼンタインク用ヘッド
Claims (7)
- 【請求項１】 インクを吐出する１つ以上の記録ヘッド
と、前記インクに作用を及ぼす液体を塗布する塗布装置
と、前記記録ヘッドと塗布装置を記録媒体に対して往復
運動して記録媒体に記録するインクジェット記録装置で
あって、 前記塗布装置および前記記録ヘッドを前記往復運動方向
に、第１の塗布装置，記録ヘッド，第２の塗布装置の順
に配置したことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項２】 前記液体が、前記インクに対して流動性
を抑制する作用を有することを特徴とする請求項１記載
のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】 前記記録ヘッドがブラックインクを吐出
する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッドで
構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッドがブ
ラックインクに対して作用を及ぼす第２の塗布装置であ
ることを特徴とする請求項１記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項４】 前記往復運動における２つの向きのどち
らの向きに前記記録ヘッドが運動している場合でも前記
記録ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第１の記
録方法と、前記往復運動における２つの向きの片方の向
きに前記記録ヘッドが運動している場合にのみ前記記録
ヘッドにより前記記録媒体上に記録を行う第２の記録方
法を有し、第２の記録方法における前記記録媒体上に記
録を行う向きが、前記第１の塗布装置がブラックインク
を吐出する前記記録ヘッドに先行する向きであることを
特徴とする請求項３記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項５】 前記記録ヘッドがブラックインクを吐出
する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッドで
構成され、前記カラーインクを吐出する記録ヘッドがブ
ラックインクに対して作用を及ぼす第１の塗布装置およ
び第２の塗布装置であることを特徴とする請求項１記載
のインクジェット記録装置。 - 【請求項６】 前記記録ヘッドがブラックインクを吐出
する記録ヘッドとカラーインクを吐出する記録ヘッドで
構成され、複数種類の前記カラーインクがブラックイン
クに対して作用を及ぼし、且つ、それぞれのインクを塗
布する量の比が一定であることを特徴とする請求項３ま
たは５記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項７】 前記第１の塗布装置または前記第２の塗
布装置が、カラーインクを吐出する前記記録ヘッドと交
換可能であることを特徴とする請求項１記載のインクジ
ェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18197595A JPH0929955A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18197595A JPH0929955A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929955A true JPH0929955A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16110146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18197595A Pending JPH0929955A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929955A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6599582B2 (en) | 1998-01-19 | 2003-07-29 | Seiko Epson Corporation | Pattern formation method and substrate manufacturing apparatus |
| CN100333908C (zh) * | 2004-01-19 | 2007-08-29 | 精工爱普生株式会社 | 喷出装置、材料涂覆方法、滤色片基板的制造方法 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18197595A patent/JPH0929955A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6599582B2 (en) | 1998-01-19 | 2003-07-29 | Seiko Epson Corporation | Pattern formation method and substrate manufacturing apparatus |
| US6877853B2 (en) | 1998-01-19 | 2005-04-12 | Seiko Epson Corporation | Pattern formation method and substrate manufacturing apparatus |
| US7114802B2 (en) | 1998-01-19 | 2006-10-03 | Seiko Epson Corporation | Pattern formation method and substrate manufacturing apparatus |
| CN100333908C (zh) * | 2004-01-19 | 2007-08-29 | 精工爱普生株式会社 | 喷出装置、材料涂覆方法、滤色片基板的制造方法 |
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